お知らせ

第1回 メディカル・コ・ラボ

医歯薬系大学を目指す
『MAP』クラスを対象にした特別講義

 本校では、2021年度から医歯薬系大学を志望する仙台育英学園高等学校 特別進学コース・秀光コースの生徒に向けて『MAP(Medical Academic Programme)』クラスが設置されています(両コースの希望生徒は、2学年進級時に選抜を経て所属)。MAPでは医歯薬系国内大学への進学を目指した指導が行われており、医歯薬系(国公立大学医療・医科学系を含む)の講義だけでなく体験も重視した、特別講座「メディカル・コ・ラボ」を高大連携・医療機関連携で全5回の実施を予定しています。

 第1回のメディカル・コ・ラボは、2022年6月11日(土)に宮城野校舎 南冥1階ミーティングルームで行われました。テーマは「口から始まる再生医療」。東北大学大学院歯学研究科 歯学イノベーションリエゾンセンター長の江草 宏教授が来校され、生徒たちに専門的な講義をしてくださいました。

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将来、歯茎がiPS細胞として生まれ変わり、
全身の治療に活用される可能性も

 江草先生は、もしも歯や歯茎の骨を失ってしまった場合でも、なるべく人工物を入れずに「自分自身の細胞で体を治療する(=再生)」するというご自身の研究について、丁寧に説明してくださいました。また、歯茎は再生が早いため治療で切り取られ、多くは捨てるだけになっていますが、江草先生は歯茎を「iPS細胞(細胞を初期化し人工的に培養することで、さまざまな組織の細胞に分化させることができる)」として、全身の治療に使えないかと尽力されていることを話していただきました。

 講義の後には生徒が自由に質問する時間も。生徒たちは講義の内容をふまえて、「iPS細胞で作りづらい臓器はあるでしょうか」、「高校生のうちにやっておいた方が良いことはありますか」など、思い思いに江草先生に質問をして答えていただきました。
 また、大学の歯学部に入学した場合どのようなことを学ぶのか、最新の歯科治療についても話していただき、医歯薬系への進路を考える生徒たちにとって大変貴重な時間となりました。

生徒たちのレポート

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  • ▲レポート01
  • ▲レポート02
  • ▲レポート03
  • ▲レポート04
  • ▲レポート05
  • ▲レポート06
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  • ▲レポート07
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