インドネシア女子留学生が来日、東和蛍雪校舎や多賀城校舎で学んでいます《11/21更新》
介護福祉士を目指して
授業や実習に励んでいます
6月1日(木)夕方、インドネシアから14名の女子留学生が登米市の迫ホーム(寮)に到着しました。ここから東和蛍雪校舎や多賀城校舎に仙台育英学園の送迎バスで通い、日本語を学び、介護福祉士を目指し、介護士になるために必要な授業や実習に励みます。
宮城野校舎と多賀城校舎の1年生が東和蛍雪舎に来て研修を行う日の昼食は、インドネシア留学生も豚肉、酒、みりんを除いたはっと汁とおにぎりを食べます。
- ▲昼食の様子
- ▲日記より
東和蛍雪校舎インドネシア留学生日記
【2023年11月】
最新の日記(11月14日)
■2023年11月1日
<早くも11月>
カレンダーを11月に変えた時、「もう11月!早い!!」という声が上がりました。6月に来日してからあっという間に5か月が過ぎました。本当に時がたつのは早いです。でも、14人は5か月とは思えないほど日本語が上達していてすばらしいです。
今日は4日に行われるJテストの模擬試験を行いました。マークシートの用紙に書いたのでいつもの練習問題を解くより時間がかかりましたが、本番に向けて時間配分などを考えるよい機会になりました。6月のN4の試験の時には、「どきどきして考えられなかった~」と言っていましたが、4日は落ち着いて力を発揮できるよう願っています。
今日は4日に行われるJテストの模擬試験を行いました。マークシートの用紙に書いたのでいつもの練習問題を解くより時間がかかりましたが、本番に向けて時間配分などを考えるよい機会になりました。6月のN4の試験の時には、「どきどきして考えられなかった~」と言っていましたが、4日は落ち着いて力を発揮できるよう願っています。
<スポーツの秋・落ち葉の秋>
日中の暑さも落ち着いてきたので、休み時間にバドミントンやサッカーをして遊びました。久しぶりに外で運動ができ嬉しそうでした。
学校や周辺の山の紅葉が美しくなってきました。それと同時に学校の落ち葉も増えてきました。お掃除をしている浅田さんを見て、手伝う人たちがたくさんいて感心しました。周りの様子をよく見て、できることを進んで手伝う姿、本当にすばらしいです。
学校や周辺の山の紅葉が美しくなってきました。それと同時に学校の落ち葉も増えてきました。お掃除をしている浅田さんを見て、手伝う人たちがたくさんいて感心しました。周りの様子をよく見て、できることを進んで手伝う姿、本当にすばらしいです。
<浅田さんへのサプライズ>
明日は多賀城校舎にシャトルバスで行くので会えないということで、今日の帰りに、メッセージカードを渡し、ハッピーバースディの歌を歌いお祝いをしました。浅田さんはサプライズにびっくりしてすごく喜んでくださいました。生徒もとても嬉しそうでした。
すてきな企画に美しく紅葉しているユリノキも一層美しく輝いていました。
明日は多賀城校舎にシャトルバスで行くので会えないということで、今日の帰りに、メッセージカードを渡し、ハッピーバースディの歌を歌いお祝いをしました。浅田さんはサプライズにびっくりしてすごく喜んでくださいました。生徒もとても嬉しそうでした。
すてきな企画に美しく紅葉しているユリノキも一層美しく輝いていました。
■2023年11月6日
<社会福祉法人 登米福祉会見学>
11月6日月曜日、登米福祉会様の施設を見学させていただきました。養護老人ホーム「きたかみ園」と特別養護老人ホーム「登米苑」と経費老人ホーム「ケアハウス登米」の3施設を見せていただきました。とても親切に説明していただき、また体験などもたくさんさせていただき、留学生たちはとても喜んでいました。
職員の方に「どうして介護の仕事をしているのですか。」と質問した時「お年寄りの方々との触れ合いが楽しいからです。」と言われ、「私たちと同じだ。」とにこにこしていました。また「大変な事はありませんか。」と聞いた時には「大変なことも多いけれども、それ以上に喜びがたくさんあります。」と言われ、うなずいていました。それから介護福祉士になっている方からは、「とても良い仕事なので、皆さんがんばってください。」と言っていただき、「はいがんばります。」と力強く返事をしていた留学生たちでした。
座ったままや寝たまま入れるお風呂等の体験をさせていただき、びっくりしていました。また電動で動くベッドを見たときには、「インドネシアは手で回して動かしました。見たことがなかったけれども電動で動くのはすごいですね。」と、びっくりしながら体験をしていました。 すばらしい施設を見せていただき、とても勉強になりました。14人は、ますます介護福祉士への夢が広がったようです。
最後に、今日の日直のエルシさんが御礼のあいさつをしました。
職員の方に「どうして介護の仕事をしているのですか。」と質問した時「お年寄りの方々との触れ合いが楽しいからです。」と言われ、「私たちと同じだ。」とにこにこしていました。また「大変な事はありませんか。」と聞いた時には「大変なことも多いけれども、それ以上に喜びがたくさんあります。」と言われ、うなずいていました。それから介護福祉士になっている方からは、「とても良い仕事なので、皆さんがんばってください。」と言っていただき、「はいがんばります。」と力強く返事をしていた留学生たちでした。
座ったままや寝たまま入れるお風呂等の体験をさせていただき、びっくりしていました。また電動で動くベッドを見たときには、「インドネシアは手で回して動かしました。見たことがなかったけれども電動で動くのはすごいですね。」と、びっくりしながら体験をしていました。 すばらしい施設を見せていただき、とても勉強になりました。14人は、ますます介護福祉士への夢が広がったようです。
最後に、今日の日直のエルシさんが御礼のあいさつをしました。
<生徒から>
今日は見学させていただきありがとうございました。この施設はとてもきれいで広かったです。桜の木もいっぱいありました。
養護老人ホームは、自分の好きなことができるので、みなさんとても楽しそうでした。
特別養護老人ホームは、電動のベッドやおふろや大きい洗濯機がすごかったです。おばあちゃんたちがかわいくて元気でした。ケアハウス登米は、お部屋が広くてきれいでした。
私はここで働きたいと思いました。ありがとうございました。
養護老人ホームは、自分の好きなことができるので、みなさんとても楽しそうでした。
特別養護老人ホームは、電動のベッドやおふろや大きい洗濯機がすごかったです。おばあちゃんたちがかわいくて元気でした。ケアハウス登米は、お部屋が広くてきれいでした。
私はここで働きたいと思いました。ありがとうございました。
■2023年11月10日
<N3の試験やそれぞれの受験に向けてがんばろう!>
今週から12月3日のN3の日本語検定に向けて過去問題をやったり、12月・1月の受験に向けて自己紹介をもう一度書き直したりしています。9月に書いた自己紹介をもう一度見直し、自分でわかりやすい言葉に直しながら書きました。「ここをもっと直してもいいですか。」とか「違うことを書き足してもいいですか。」などと言いながら書いていました。2ヶ月の間に日本語の力がさらについていることを感じました。文字もとても上手になっています。
自己紹介や介護福祉士を目指す理由などを何度も書きながら覚え、いろいろな質問に答えながら自信を持って受験できるよう、これからの1ヵ月間がんばってほしいです。
今日の英語の時間には、「行く・来る」の日本語の理解が深まるような授業をしていただきました。ちょうど1時件目の時間のプリントで「往復」という言葉が出てきて説明をしたところだったので、日本語と英語でしっかり理解できたようです。
次回からは、「あげる・もらう」「敬語」「助詞」について、英語でも教えていただきます。
苦手なことを、たくさんの先生方がよく分かるように応援してくださっています。とてもありがたいですね。
自己紹介や介護福祉士を目指す理由などを何度も書きながら覚え、いろいろな質問に答えながら自信を持って受験できるよう、これからの1ヵ月間がんばってほしいです。
今日の英語の時間には、「行く・来る」の日本語の理解が深まるような授業をしていただきました。ちょうど1時件目の時間のプリントで「往復」という言葉が出てきて説明をしたところだったので、日本語と英語でしっかり理解できたようです。
次回からは、「あげる・もらう」「敬語」「助詞」について、英語でも教えていただきます。
苦手なことを、たくさんの先生方がよく分かるように応援してくださっています。とてもありがたいですね。
■2023年11月14日
<みぞれ?雪?>
今日はとても寒い日でした。昼頃、みぞれのような雪のようなものがちらちらと降りました。
「雪?みぞれ?」「わあい~。」と言いながら寒さも忘れて外に飛び出していきました。「寒いけど楽しい!」と喜ぶ姿に、この14人は本格的に雪が降っても、大変さを明るく楽しさに変えてくれるたくましさがあると安心しました。日本の寒さにも少しずつ慣れ始めています。
「雪?みぞれ?」「わあい~。」と言いながら寒さも忘れて外に飛び出していきました。「寒いけど楽しい!」と喜ぶ姿に、この14人は本格的に雪が降っても、大変さを明るく楽しさに変えてくれるたくましさがあると安心しました。日本の寒さにも少しずつ慣れ始めています。
- 霙(みぞれ)と雹(ひょう)と霰(あられ)
の違いも話しました。
霙(みぞれ)…雪と雨が同時に降る
雹(ひょう)…直径5mm以上の氷の粒
霰(あられ)…直径5mm以下の氷の粒
<たくさんの励まし>
今日の英語で、「心の愛」と「Hey Jude」の歌を教えていただきました。歌詞の内容が今の留学生を励ます言葉にぴったりでした。たくさんの先生方が日本語検定や短大・専門学校の合格をいろいろな形で応援してくださっています。
何事にも前向きに取り組み、あと2ヵ月頑張ってほしいと思います。
何事にも前向きに取り組み、あと2ヵ月頑張ってほしいと思います。
<次年度に向けて>
八戸と北上のSGグループの方々が、遠路東和蛍雪校舎においでくださって、来年度からの奨学金やアパート等の話をしてくださいましたよ。4人は、新しい生活への期待が膨らみ、12月の入学試験を頑張ろうと言う気持ちがますます高まりました。
通訳なしで会話が弾んだり、メモを日本語で取ったりしていたのでとてもびっくりされ、日本語が上手に話したり書いたりできるようになったことをたくさん褒めていただき喜んでいました。
「欲しいものはありませんか。」と言う質問に「炊飯釜や机」と答えていました。
他には、「2人で住む部屋にトイレは1つですか。」と質問をし、「1つです。」と言われたら「一緒にお腹が痛くなったらどうしよう。」と心配していました。SGグループの方に「その時は隣の先輩の部屋に駆け込むといいね。」などと言われ、大笑いしていました。冗談も通じて楽しく会話ができ、はじめは緊張していた4人でしたが、最後はとても安心した顔になっていました。
会場の机やいすの移動、片づけ方なども、何も言わなくてもすぐ手伝っていました。働き者で明るく、まじめな良さもみていただくことができました。
通訳なしで会話が弾んだり、メモを日本語で取ったりしていたのでとてもびっくりされ、日本語が上手に話したり書いたりできるようになったことをたくさん褒めていただき喜んでいました。
「欲しいものはありませんか。」と言う質問に「炊飯釜や机」と答えていました。
他には、「2人で住む部屋にトイレは1つですか。」と質問をし、「1つです。」と言われたら「一緒にお腹が痛くなったらどうしよう。」と心配していました。SGグループの方に「その時は隣の先輩の部屋に駆け込むといいね。」などと言われ、大笑いしていました。冗談も通じて楽しく会話ができ、はじめは緊張していた4人でしたが、最後はとても安心した顔になっていました。
会場の机やいすの移動、片づけ方なども、何も言わなくてもすぐ手伝っていました。働き者で明るく、まじめな良さもみていただくことができました。
■2023年11月16日
<バドミントン日和>
今日は、暖かく風もなかったので、バトミントン日和でした。佐々木教頭先生にも一緒にやっていただき「楽しかった。」と言っていました。「佐々木先生はとても上手です。」と言っていました。
<今日もたくさんお励ましをいただきました>
自衛隊宮城地方協力本部長の澤村様と登米市連絡所の方々が来校して、授業の様子を見て下さいました。帰るときには、「日本語がとても上手ですね。寒くなってきましたが、体に気をつけて元気にがんばってください。」とお励ましをいただき、14人は「ありがとうございます。がんばります。」元気に返事をしていました。
<美しい夕日と白鳥見学>
帰りに、近くの沼のところを通って白鳥やマガン、オナガガモなどを見ました。
ちょうど日が沈む時で、夕焼けの美しさも感じることができました。また日本での思い出が1つ増えたようです。
ちょうど日が沈む時で、夕焼けの美しさも感じることができました。また日本での思い出が1つ増えたようです。
■2023年11月17日
<多賀城校舎での授業ラスト>
昨日は多賀城校舎での学習が最後になりました。前日から、明日で終わりは寂しいと話していた14人は、昨日の授業が終わってからも友達と会えなくなるのが寂しいと涙を流す人が多かったです。
ファニアさんは「日本人の友達と話すと日本語が上達します。好きな曲や好きな映画、その他のことについていつも刺激的でたくさんの話ができました。日本人の友達と知り合うことができてうれしいです。別れるのはとても悲しいです。またいつか会えるといいです。」と話していました。先生から「すてきなメッセージをいただいてうれしかった。」と言っている人もいました。
ネンさん、インタンさん、シティナズワさん、プトリサビラさんは、授業の終わりに教室で挨拶をしたそうです。「今日はみなさんと勉強するのが最後でした。みなさんがとても優しくて楽しく勉強することができました。ありがとうございました。皆さんと会えなくなることがさびしいですが、がんばります。」といった内容を話したそうです。突然言われても日本語で自分の思いを話すことができるようになったこと本当にすばらしいです。また、「友達や先生から、たくさん励ましの言葉をもらってうれしかった。」と話していました。
小論文をご指導いただいた原田先生とも最後になりました。
SGグループの清水さんと土井さんにもおいでいただきました。小論文を時間内に書き上げ、最後の発表をして質問をし合って学びを深めました。
4か月間、丁寧にご指導いただいた原田先生に感謝の言葉を述べて、最後の授業を終えました。
「先生がとてもやさしく教えてくださったのでとても分かりやすかったです。小論文も立派にできたし、覚えることもできました。はじめは、先生の言葉が速くて分からないこともありましたが、今は慣れたのでよくわかります。とても楽しかったです。ありがとうございました。」と、みんなで言葉をつなげながらお礼の気持ちを伝えました。
ファニアさんは「日本人の友達と話すと日本語が上達します。好きな曲や好きな映画、その他のことについていつも刺激的でたくさんの話ができました。日本人の友達と知り合うことができてうれしいです。別れるのはとても悲しいです。またいつか会えるといいです。」と話していました。先生から「すてきなメッセージをいただいてうれしかった。」と言っている人もいました。
ネンさん、インタンさん、シティナズワさん、プトリサビラさんは、授業の終わりに教室で挨拶をしたそうです。「今日はみなさんと勉強するのが最後でした。みなさんがとても優しくて楽しく勉強することができました。ありがとうございました。皆さんと会えなくなることがさびしいですが、がんばります。」といった内容を話したそうです。突然言われても日本語で自分の思いを話すことができるようになったこと本当にすばらしいです。また、「友達や先生から、たくさん励ましの言葉をもらってうれしかった。」と話していました。
小論文をご指導いただいた原田先生とも最後になりました。
SGグループの清水さんと土井さんにもおいでいただきました。小論文を時間内に書き上げ、最後の発表をして質問をし合って学びを深めました。
4か月間、丁寧にご指導いただいた原田先生に感謝の言葉を述べて、最後の授業を終えました。
「先生がとてもやさしく教えてくださったのでとても分かりやすかったです。小論文も立派にできたし、覚えることもできました。はじめは、先生の言葉が速くて分からないこともありましたが、今は慣れたのでよくわかります。とても楽しかったです。ありがとうございました。」と、みんなで言葉をつなげながらお礼の気持ちを伝えました。