お知らせ

第1回 メディカル・コ・ラボ

iPS細胞や歯の治療など
専門的な講義を受講

 本校では、医歯薬系大学を志望する生徒に向けて『MAP(Medical Academic Programme)』クラスが設置されています。MAPでは医歯薬系国内大学への進学を目指した指導が行われており、医歯薬系(国公立大学医療・医科学系を含む)の講義だけでなく体験も重視した、特別講座「メディカル・コ・ラボ」を高大連携・医療機関連携で全5回の実施を予定しています。

 第1回のメディカル・コ・ラボは、6月3日(土)に宮城野校舎 南冥1階ミーティングルームで行われました。テーマは「口から始まる再生医療」。東北大学大学院歯学研究科 歯学イノベーションリエゾンセンター長の江草 宏教授が来校され、生徒たちに専門的な講義をしてくださいました。

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“医療はチームで成り立つ”という意識と
患者さんへの気持ちを大切に

 江草先生はお話の中で、現在東北大学病院で働いている方々の職業を挙げられました。そして、将来医歯薬系を目指す生徒たちに向けて「病院では医者・歯医者・看護師など…様々な人が働いています。医歯薬系を目指すといっても、なるべきものは医者だけではないと思います。看護師さんも患者さんに24時間寄り添っています。医療はチームで、皆が医療系職業です。」と、医療系の職を志す上で“患者さんを助けたいという気持ち”を一番大切にしてほしいと話してくださいました。
 また、ご自身が研修されている歯茎の細胞を「iPS細胞」として、全身の治療に使えないかと研究されているお話も飛び出し、生徒は真剣に耳を傾けていました。

 講義の後には生徒が自由に質問する時間も。生徒たちは講義の内容からさらに踏み込んで、「iPS細胞のデメリットはありますか」、「移植した歯には神経が通っているのでしょうか」など、江草先生に質問。どの質問にも親身になって丁寧に答えていただきました。
 また、東北大学の歯学部の紹介も。東北大学の先輩たちの様子や学部での学び・カリキュラムなども説明していただき、医歯薬系への進路を考える生徒たちにとって何よりの情報が得られる時間となりました。

生徒たちのレポート

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  • ▲レポート01
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  • ▲レポート08
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  • ▲レポート09
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