特別進学コースMAP生徒を対象に「MAP自衛隊研修」が実施されました
命の最前線を体感
陸上自衛隊仙台駐屯地 MAP自衛隊研修
研修プログラム&生徒たちの様子
1. バイタルサイン測定:
ドックン、ドックン… 命の音と数値を測る
血圧計や聴診器、パルスオキシメーターを手に取り、お互いの脈拍や血圧、体温を測定しました。「緊張していると血圧ってこんなに変わるんだ!」「聴診器から聞こえる心音の力強さに感動した」など、基礎的な計測技術を通して、人間の体の変化を身をもって実感しました。
2.トリアージゲーム:
限られた時間で「命の優先順位」を決める
大規模災害の現場を想定し、多くの負傷者の中から誰を優先的に治療すべきかを判断する「トリアージ」のシミュレーションを行いました。傷病の程度(赤・黄・緑・黒)を瞬時に見極める難しさに苦戦しつつも、「一刻を争う現場での決断がいかに重要か」を深く学ぶ機会となりました。
3.オペ車(野外手術システム)見学:
動く手術室
大型トラックの荷台部分がそのまま手術室に変身する「野外手術システム(オペ車)」の内部を見学させていただきました。限られたスペースの中で清潔な環境を保ち、現場到着後すぐに手術を始められる工夫の数々に、生徒たちからは驚きの声が上がっていました。
4. 手術着・滅菌手袋の装着&器械出し体験:
気分はすっかり外科医!無菌操作に挑戦
医療現場で絶対に欠かせない「清潔(無菌状態)」を保つ技術を学びました。手袋の表面に触れないように着る難しさに苦戦しながらも、手術着を身にまとい、執刀医へ迅速に手術器具を手渡す「器械出し」の動作を体験。本格的な雰囲気に、生徒たちの表情も自然と引き締まっていました。
5. 防衛医科大学校出身幹部との座談会:
未来の自分を重ねて
防衛医科大学校を卒業された現役の幹部自衛官(看護官等)の皆様との座談会を開催。「なぜ防衛医療の道を選んだのか」「高校時代の勉強法や面接対策」「医療従事者としての覚悟」など、生徒からの率直な質問に温かく、そして熱く答えていただきました。
生徒たちの感想(振り返りより一部抜粋)
「『全員を救いたい』けれど、災害現場ではトリアージという厳しい決断が必要になることを知り、医療の現実と責任の重さを実感しました」
「オペ車の中でテキパキと説明してくださる自衛官の方々の姿を見て、どんな場所でも命を繋ぐために全力を尽くすかっこよさに憧れを抱きました」
「座談会で防衛医科大学校の先輩が『夢に向かって今の勉強を妥協しないこと』とおっしゃっていた言葉が胸に刺さりました。毎日の受験勉強に対するモチベーションが一気に高まりました」
担任より
今回の研修を通して、生徒たちは単に知識を得るだけでなく、「命を預かる仕事の重み」と「医療従事者としての情熱」を肌で感じ取ってくれたようです。
実際に現場で活躍される方々の志に触れたことで、各自の目標がより明確になり、表情が一回り引き締まったように感じられます。この貴重な経験と熱い気持ちを胸に、これからの受験勉強・学校生活にもより一層励んでいってほしいと思います。
温かく迎え入れ、熱心にご指導いただきました陸上自衛隊仙台駐屯地の皆様に、心より感謝申し上げます。








