お知らせ

第3回 メディカル・コ・ラボ

人間の脳について知り
その複雑さ・面白さを再発見します

 本校では医歯薬系大学を志望する仙台育英学園高等学校 特別進学コース・秀光コースを対象にした『MAP(Medical Academic Programme)』クラスが設置されています(両コースの希望生徒は、2学年進級時に選抜を経て所属)。MAPでは医歯薬系国内大学への進学を目指した指導が行われており、医歯薬系(国公立大学医療・医科学系を含む)の講義だけでなく体験も重視した、特別講座「メディカル・コ・ラボ」を高大連携・医療機関連携で実施しています。

 メディカル・コ・ラボ第3回は、10月15日(土)に宮城野校舎 栄光2階大会議室で行われました。テーマは「人工知能時代の学びと脳科学」。東北大学大学院医学研究科 生体システム生理学分野の虫明 元教授に来校していただき、専門的な講義が繰り広げられました。

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コミュニケーション実践では
予想がつかない話の展開に大盛り上がり

 虫明先生の講義は、次回のメディカル・コ・ラボに続く2部構成になっています。今回は脳と人工知能についてを学びます。まず、人間の脳がいかに高度で複雑であるかを確かめ、それを人工知能が再現するためにどうやって進化しているのかを、時代の流れを追いながら説明していただきました。
 生まれたての新生児が周囲の大人の表情をまねる(ミラーリング)など、生まれた時から備わった能力があること。左脳が言語中枢・右脳は空間優位であるのに対して、中心部分は社会脳として表情や相手が何を考えているか、人の気持ちを考える部分であることなども解説していただき、知れば知るほどに不思議な人間の能力に引き込まれていく講義でした。
 講義で脳の仕組みを理解したあとは、2つのグループに分かれてコミュニケーション実践をしました。簡単な質問にはい・いいえで答え、外交性・調和性などの数値を算出し自分のパーソナリティを判断します。その後、当てはまったパーソナリティとは別の人物になりきって、グループごとに旅行の計画を立てました。また、「カタルタ」という接続詞が書かれた54枚のカードを引きながら話をする場面では、思わぬ話の展開となり、生徒同士で大盛り上がり。脳の不思議について学びながら、楽しい時間を過ごしました。
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生徒たちのレポート

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