重圧を跳ねのけ
20連覇を達成
!
花園の舞台へ
厳しさを乗り越えた
素晴らしい仲間です
朝は授業の前にウエイトトレーニング、放課後はラグビーの練習という毎日で、あっという間の3年間でした。つらかったのは1年生のときです。それなりに自信があって入部したのですが、先輩たちがあまりにもすごすぎて、練習についていくのが大変でした。おまけに1年生は準備と後片付けがあります。冬の寒い日、ボールを1個ずつ洗って空気を抜く作業はきつかったです。そんな厳しい時期を乗り越えた仲間は一生の友達です。
監督からの手紙は
大切なお守りです
自分は走るのが持ち味。ボールを持って突っ走り、体ごとインゴールへ飛び込めたときは最高の気持ちです。20年連続全国大会出場がかかった重圧からか、3年の夏ごろから調子を落とし、自信を失ってしまいました。連覇を達成し、花園に行く25人が発表された日、監督から一人一人に手紙が渡されました。そこには「自信を持って戦え」と書いてあったのです。「監督は自分のことを見ていてくれたのだ」と思ったら涙が出そうになりました。その手紙は今も大切に取っています。
|