SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!

早稲田大学
教育学部社会学科

平成20年3月特別進学コース卒
岐阜 岐北中出身

憧れの早大ラグビー部を目指し、
文武両道で頑張りました


部活が忙しいなかでも
 予習・復習は欠かさずに


 中学生の頃から早稲田大学へ行くことしか考えていませんでした。小さい頃からラグビーをやっていて、憧れであったからです。また、スポーツだけをやっていては意味がないと思い、文武両道を目標にして今までやってきました。
 高校に入学して最初の方は大学のことなど意識せず、ただ普通に生活していました。毎日、部活が忙しく勉強をする時間がなかなか取れませんでした。でも、予習・復習だけは毎日欠かさずにやっていました。
 大学を意識し始めたのは3年生になってからで、自分は自己推薦しかないと考えました。そこで大学の資料を取り寄せて、面接の形を調べたり、小論文のテーマについて調べたりしました。夏には早稲田大学ラグビー部のサマースクールに参加し、より詳しく受験のことについて話を聞いたり、受かるコツを教えてもらいました。これに参加して、よりいっそう受かりたいという気持ちが強まりました。

先生方に小論文や面接を
 指導していただきながら


 それからは小論文を一から勉強し、学校の先生などに添削してもらいました。面接練習も学校の先生に何回かしてもらい、自分でも質問に対する返答をノートに書き出しました。
 そのおかげで、合格することが出来ました。受験で一番大切なのは「受かりたい」という気持ちがどれだけあるかだと思います。勉強も、だらだらやるのではなく集中して効率よくやるのが大切だと思います。私の場合は勉強の合間に早稲田大のラグビーの試合を観たりして、自分自身に「受かりたい」という気持ちを出させていました。自分の目指している大学に受かった自分の姿を想像したりしながら、頑張って勉強に励んでください。


明治大学
政治経済学部地域行政学科

平成20年3月フレックスコース卒
岩手 滝沢南中出身

同じ志を持つ仲間たちと
スポーツクラスで出会えました


本当に学びたいと思う学部を
 しっかり探しましょう


 今の高校生活より勉強と部活動の両立がより一層難しくなる大学生活をしっかりしてみたいと思い、大学進学を目指しました。
 まず明治大学の政治経済学部を選んだ理由としては、3年生の前期まで授業で政治経済の勉強をしていて授業をどんどん重ねていくうちに少しずつ興味を持ったのがきっかけです。政治経済の授業が終わったあともまた大学で政治経済の勉強をしたいと考え、明治大学の政治経済学部を志望大学として選びました。
 大学に進学するなら自分が本当に学びたいと思う学部をしっかり選んだほうがいいと思います。そうしないと自分の本当にやりたいことが見えてこないと思うので自分の進みたい学部をしっかり探してください。

勉強とラグビーの両立を
 大学に入ってからも頑張ります


 高校ではラグビー部に所属し、毎日練習を頑張っていました。大学に入ってももちろんラグビーを続けていくつもりです。大学ラグビーは当然高校ラグビーと違い体の大きさも全然違いますし、接点の強さもスキルのうまさも全然違います。でもやはりラグビーが好きなので、もっとプレーがしたくて大学に進学後も続けていきたいと思いました。明治大学に合格し、本当に勉強と部活の両立が厳しくなると思いますが、途中で投げ出さず大学4年間しっかりと生活していきたいと思います。
 私にとっての高校生活は本当に最高の友達との出会いの場所でした。私はスポーツクラスで、いろいろな部活をしている人たちと一緒のクラスで、本当に楽しいクラスでした。一人一人いろいろな個性を持っていて、みんなと仲良くなることができました。やはりこのような友達と出会えたからこそ、この3年間楽しく笑って過ごしてこられたのではないかと思います。大学に入ってからも仲良くなったみんなを大事にしていきたいと思います。後輩の皆さんも、友達はしっかり大事にしてほしいと思います。



明治学院大学
法学部消費情報環境法学科

平成20年3月特別進学コース卒
利府西中出身

授業は本当に重要であることを
後輩の皆さんに気づいてほしい


剣道部での日々を
 面接で大いにアピール


 1年生の頃から推薦入試を視野に入れていた私は、剣道部に所属し「文武両道」を目標に掲げ日々を送った。合格後であるから言えることではあるが、やはり推薦入試は特技を持っていれば持っているほど有利であると思う。私の場合はそれが剣道であって、面接の時に大いにアピールできた。

部活を理由に授業をおろそかにし
 3年次にとても苦労した


 夜遅くまで部活をやっていたので、他の生徒に比べて勉強時間がはるかに劣っていた。最初のうちは予習復習などほとんどできずにいた。入学してすぐに先生が、学校の授業は寝ずに集中して受ければ、予備校など必要ないとおっしゃっていた。全くその通りだと思う。しかし、私がそれに気付いたのは3年生の8月頃だった。私は推薦入試を失敗した時に備え、一般入試の勉強をしていた。すると、1・2年次の基礎知識が全く身についていなかったことに気付いたのだ。
 私は2年生の頃に同じ部活の先輩から、今のうちしっかり勉強するよう言われていた。しかし、私はそれを聞き流した。今思うとあの時、素直に先輩のアドバイスを受け入れていたら、こんなに苦労はしなかったと思う。普段の何気ない授業の一コマ一コマを大事にしていけば、評定も良くなり推薦入試も非常に有利になる。
 仙台育英の先輩として授業の重要さを後輩達に伝えることが私達の責務だと思う。この文を読んだ後輩達はぜひ授業の重要さに気付き、今からでもよいのでしっかりと勉強し、志望大学に合格してほしい。


東京電機大学
理工学部生命理工学系

平成20年3月英進進学コース卒
長町中出身

早いうちからAO入試に向けた準備を始め
後から追いつめられないようにしよう


志望分野の関連情報の収集と
 大学選びを1年次から始めていた


 東京電機大学理工学部生命理工学系へ進学をしようと決めた理由は、もともと生命について興味があり、詳しく学びたいと思ったのと、私自身、怪我をして生命の大切さを知り、その専門的知識を学び身に付けたいと考えたからです。AO入試を目指したきっかけは、私のそれを学びたいという熱意を伝えられるのではないかと考えたからAO入試を選びました。
 普段から生命に関係する事柄などの記事を新聞から切り抜いてスクラップなどを作りチェックを入れたり、そのことについて疑問に思ったことについて調べることなどを行っていました。また、進学進路説明会にも1年次から頻繁に参加して各大学の資料を手に入れ、自分に合っている大学を選んだり、大学から来た先生にパンフレットではわからないことを聞き出したり、自分のことを売り込んだりしました。休日中や長期休日中にオープンキャンパスが行われているので、多くの大学に行って先輩や先生の様子などに注目するほか、キャンパスの設備もポイントとしてみるとよいでしょう。

「あの時やっておけばよかった」
 と後悔することの無いように


 この他にも自分達が大切だと考えていることを加えながら、早いうちに準備をして、追いつめられないようにすることが必要です。準備が足りないと時間のない時に仇となりますので、少しでも多くの情報を手に入れ自分の頭に入れて、小論文を書く時に役立たせられるようにしておくべきです。
 自分が今できることを後回しにしないでこなしていきましょう。「あの時やっておけばよかった」とならないように頑張ってほしいと思います。


和光大学
現代人間学部身体環境共生学科

平成20年3月英進進学コース卒
中野中出身

受験の前の練習は自信となり
励めば励むほど大きくなる


建学の精神に理想が合致し
 第一志望大学が決まった


 3年前仙台育英学園高等学校に入学し、あっという間に卒業を迎えた。3年間の生活を振り返ると、最初は大学進学なんて考えていなかったが、学年が上がることによって「進路」ということに目を向けるようになっていった。しかし2年の半ばあたりまでは、頭のどこかにはあったものの、部活もあったのでそこまで真剣には考えておらず、何も決まっていなかった。
 高校も最後の年になり、私の周りの人達の会話も「どこの大学を志望しているのか」というような話題に変わってきた。そんな頃にインターネットで和光大学を知ると同時に、幼い頃からダンスをやっていたこともあり、日本大学の芸術学部にも心の中で興味を抱いていた。私は二校の大学の間で迷っていた。高校卒業してからも踊りを続けたいと考えていた私にとって、日本大学の存在は大きかった。しかし、6月に和光大学のオープンキャンパスに行き、大学の「自由」を方針とした建学の精神に私の求めている大学の理想が合致した。その瞬間、和光大学を第一志望にすることを決めた。日本大学はこれからダンスを続けていく中でとても良い大学だが、「踊り」だけに絞られてしまうと、これからの将来が狭くなってしまうことが嫌だった。

自分をアピールできるのは
 AO入試の特長


 AOで和光大学を受験することを決めたのは、一般や公募よりも私自身をアピールできる方法だと考えたからだ。AO入試に向けては、レポートと面接で夏休みに何度も学校に来て、先生にチェックしていただきレポートを完成させた。また、面接の私なりの対策として、面接攻略本を一冊のノートにまとめて、何度も練習した。夏休み明け、先生が面接の練習を何度も行ってくださったあと、受験に臨んだ。結果は合格だった。今考えると、やはり受験の前にどれだけ練習するかだと思った。練習することで自分の自信となり、また受験の直前にその自信は大きなものになったと思うし、これから受験を控える後輩の皆にも同じことが言えるだろう。
 悔いの残らない受験生活を送るためにも、やはり行きたいと強く思い自分と合っているところを志望することが一番なので、大学のことをインターネットやオープンキャンパスに行って調べるということを、前々からやってほしいと、受験を経験して思いました。


和光大学
表現学部総合文化学科

平成20年3月英進進学コース卒
佐沼中出身

定員が受験者数と同じ場合でも
身なりや態度、遅刻で不合格になる


事前レポートで参考にした本や
 自分の作品を面接に持参するとよい


 AO入試なので事前レポートを書きました。ただ、レポートの内容は重要点などをはっきりと書かないと、相手は文章のプロなので通用しません。このレポートについての質問を面接で何回かされるので、しっかりと答えられるよう、内容はきちんとしたものでないといけません。そしてそのレポートの内容を覚えていないと質問されたときに答えられないので、レポートのコピーを取っておきましょう。また、そのレポートを書いたときに使った本などを聞かれることもあるので、その本を持っていくのもよいと思います。また、絵や文章、音楽などの自分の作品を面接で持ち込むことができるので、自分の作品に自信があるのなら、面接で使うのも一手です。レポート用紙はインターネットか、オープンキャンパスで手に入れるしかないので、少し多めにもらっておきましょう。

日々更新される定員や志望者数は
 ウェブサイトでこまめに確認を


 また、定員人数や志望者数はインターネットで毎日更新されるので確認しておきましょう。定員人数より志望者数が少し多いだけなら、定員人数を増やすこともあるが、面接やレポートの内容によっては落とされてしまいます。自分の時は43人の定員の時に45人が応募、定員が45人まで増えたのですが、3人が落とされて42人が合格しました。やはり服装や態度が悪かった人や、時間に遅れてきた人が落とされたようでした。


明海大学
ホスピタリティ・ツーリズム学部ホスピタリティ・ツーリズム学科

平成20年3月外国語コース卒
花泉北中(岩手)出身

色々な刺激を受け、多くを学びながら
高校生活で自分の夢を見つけよう


グランドスタッフという夢への
 熱意を評価してほしかった


 大学進学を希望した理由は、仙台育英を選んだ理由と同じです。私は中学生の頃から空港で働くグランドスタッフになるのが夢だったからです。そのために高校では英語を重点に学びたいと思っていましたし、その後は4年制大学に進みたいとも考えていました。英語はもちろん他の言語も学べる仙台育英の外国語コースに入学したことで、私の夢はより明確でしっかりしたものになりました。
 仙台育英で3年間学んだものを入試に生かそうと思ったとき、私は迷わずAO入試を選びました。自分のやってきたことを自分の言葉で表現することで、目標に対する熱意が伝わると感じたからです。私は「自分がいかに夢に対して真剣で努力しているか」という部分を重要視していました。また、自分の性格の長所・短所が客観的に見れるよう努力しました。AO入試ではいかに自分をアピールできるかが問題なので、しっかり自分と向き合うことが大切だと思います。
 私は高校3年間で英検準2級、漢検準2級、中国語検定準4級、TOEIC445点を取得しました。資格は取っておくべきだと思います。私は英語だけに絞らず、色々な試験に挑戦しました。大学に合格した今も、上の級やスコアを目指し受験しようと考えています。

高校で磨いた語学力に加え
 大学ではサービスを学びたい


 受験大学を決める際に気を付けたことは「なりたい職業に就きたいとき、企業に何を求められるか」という点です。私はその答えがイコール高校と大学で学ぶべき点だと考えています。それがわかれば、どこの大学を目指すべきかも見えるはずです。私の場合、グランドスタッフはサービス業なので、企業には語学力とおもてなしの心が求められると考えました。高校では語学中心に学んだので、大学では語学力とサービスについて学べるところを探せばいいとわかりました。そうして見つけたのが明海大学のホスピタリティ・ツーリズム学部でした。
 私にとって大学とは夢を実現させる場だと思います。そして私にとっての高校生活も夢を実現させるための場所でした。中学生のときに夢が決まったので、高校3年間を大切に過ごすことができたと思います。
 3年という時間は早いです。私は夢を見つけることが大切だと思います。色々な刺激を受け、色々なことを学びながら、ぜひ自分の夢を見つけてください。そしてそれに向かって頑張ってください。


千葉科学大学
薬学部薬学科

平成20年3月英進進学コース卒
川渡中出身

何でも初めから上手にこなすのは難しい
くり返し練習するのが合格の秘訣


友人に面接官役を務めてもらう
 実践形式の面接練習が効果的


 現役合格できて本当にうれしく思います。合格に達するまでには、色々大変でしたがとてもいい経験になりました。
 一番印象に残ったことは面接です。初めの練習では入り方から注意されたり、自己アピールでも戸惑って話すことができなかったりなどのミスが多かったので、合格できるか不安でした。しかし、学校で面接のビデオを見せていただき、多くの先生方からアドバイスを受け、練習を続けていくうちに自信がついていきました。何でも初めから上手にこなす事は難しいですが、何度もくり返しする事が合格の秘訣だと知りました。
 実際、学校の練習は全部で3回しかできませんでしたが、空き時間にくり返し覚えたり、友人や知り合いの人達に協力してもらい2対1の本当の面接のような感じで練習するなど、いろいろなパターンで練習しました。一人でくり返し覚えるよりも友人達に面接官役になってもらって練習するパターンが一番だと思います。

学校での限られた面接練習は
 真面目に取り組もう


 学校の面接練習時間は、一日一回の一時間という時間であまり回数がないため、その一回ごとに真面目に取り組み、分からないときは先生にきちんと聞く事が大事です。質問の答えにどういう対応をしたらいいのかのアドバイスを教えてくださったり、過去の先輩達の入試で聞かれた内容の資料等を見せてくれます。毎年、質問される内容はほとんど同じなのでそれらを参考にしたり、本屋で面接入試対策の本を買って勉強して、どのようなことを聞かれても対応できるようにしておけば必ず合格できると思います。
 実際の入試では、初めの数秒緊張して内容を思い出せませんでしたが、落ちついて深呼吸をして冷静になった途端、内容が浮かび思った以上に自己アピールが出来、その後もいろいろな質問がありましたが、落ちついて的確に判断し、全部の質問を答えました。自分なりにとても満足でした。ただ質問の内容が思ったより難しかったので焦りました。
 合格発表の時はとても緊張しましたが、合格と聞き本当にうれしかったです。後輩の皆さんも、自分の進路に合う大学に向かって頑張ってください。


千葉科学大学
薬学部動物生命薬科学科

平成20年3月英進進学コース卒
仙台第二中出身

まだ「1・2年生だから」と思わずに
定期テストで高成績を目指そう


薬剤師になりたい思いと
 将来性からこの学科を選んだ


 私は中学の時から理科の授業が好きで高校になっても理科総合や生物、化学が好きでした。そして中学の友人の将来の夢に影響されて、私も薬剤師になりたいと思い始めました。また、将来性を考え、少子高齢化が進む中でペットを飼う人がまだまだ増えると思ったのでこの大学の学部・学科を選びました。
 まず最初にしたことは、受験する大学のことを徹底して調べました。入試情報とか他の大学と比べてどんな特長のある大学なのか等です。次に私がしたことは小論文対策です。薬学部というのは他の学部と違いとても特殊な学部なので本を読みました。あと、その本を読んで感想文を書きました。最後に面接練習ですが、私の場合面接練習をしはじめたのが本番の一週間前と、大変遅かったのですごく焦りました。私はとりあえず「なぜこの大学を志望するのか?」をくり返し考えて覚えました。志望動機は必ずと言っていいほど、絶対に聞かれる質問なのでじっくり考え、覚えた方が良いと思います。他の質問には臨機応変に対応しようと考え、気楽に練習しました。

後悔しないよう
 早いうちから対策を


 高校生活ですが、私の場合は部活に気合いを入れていて、勉強面が若干おろそかになっていました。もう少ししっかり取り組んでおけば、多少は楽に大学に入れたかもしれません。皆さんも、「1年生だからもういいや!」とか「2年生だからあと1年もあるからいいや!!」なんて言わすに、定期テストだけでも勉強をしっかりして良い点数を目指しましょう。
 あとは、高校時代の思い出を作っておいた方がいいと思います。部活でもバイトでも構いません。高校生活はあっという間に過ぎていくうちに楽しみましょう。


城西国際大学
経営情報学部総合経営学科

平成20年3月フレックスコース卒
大船渡 末崎中出身

仙台育英で大きな財産となるものを得て
「入学してよかった」と共感してほしい


『逆転の仙台育英』の生徒らしく
 逆境に負けない強さを持とう


  高校生活3年間で沢山の事を学びました。部活動では硬式野球部に所属し、春一度、夏二度、甲子園に出場しました。部活中心となった高校生活でしたが、この3年間は今後の人生に生きる3年間だったと思っています。部活動を通 じて教科書では学べない人との信頼関係や一つの目標に向かって仲間と共に汗を流す、すばらしさを体験しました。
 後輩の皆さんに伝えておきたいことがあります。一つは夢を持ち続けてほしいということです。私は夢のない人間は不満を語り努力をしないと思います。夢のある人間は、その目標に向かって努力します。ですから是非後輩の皆さんには夢を持ち続けてほしいと思います。二つ目は逆境に強くなってほしいです。人は上手くいっているときは誰もが成功すると思います。しかし人は自分に不利な状況になるとあきらめたりします。人間の強さは自分に何か大きな問題が降りかかってきたとき、もしくは、自分が不利な状況になったときの根気強さや対処能力が本当の強さだと思います。仙台育英はよく『逆転の仙台育英』といわれますが、本当にその通りになってほしいと思っています。

自分の手でチャンスを掴み
 夢の実現へ向けて頑張ろう


 私は千葉県の城西国際大学に進学しますが、自分の夢を叶えるために目標に向かって努力し、夢を実現させたいと思っています。人生の中でチャンスは数少ないと思います。そのチャンスをものにするという事に関しては何にでも言えると思います。自分に巡ってきたチャンスをプラス思考に考えてチャンスをものにしていきたいと思います。
 私にとって仙台育英で過ごした3年間は大きな財産です。仙台育英に入学して3年間頑張ってきた事が私にとって自信であり、誇りです。今一番感じていることは、仙台育英に入学して良かったと思っています。私は、後輩の皆さんに一つでも多くの知識を身につけ、何より大きな財産を作ってほしいと思っています。そして仙台育英に入学してよかったと共感してほしいです。そうすれば必ず自分の歩んできた道に誇りを持てると思います。自分の夢を叶える為に私も大学で頑張りますので、後輩の皆さんも頑張ってください。そしてお互いの夢を実現させましょう。


城西国際大学
経営情報学部総合経営学科

平成20年3月フレックスコース卒
福岡中出身

歴史の浅い大学の野球部の伝統を
仲間と共に築いていきたい


大学の野球部の復活に
 自分の力で貢献したい


 城西国際大学を選んだ理由は、まだ創立してあまり年月が経っていないため、大学そのものが新しいことを取り入れており、その中で勉強していきたいと思ったからです。私が仙台育英の硬式野球部に入部したときも、野球部は再スタートを切ろうとしていました。野球部の復活に向けて毎日練習をしてきました。その道は決して簡単なものではありませんでした。やってもやっても勝てない日々が続いたり、チーム内での衝突など本当にたくさんのことがありました。しかし、その辛い日々があったからこそ、本番の夏で勝つことができたし、勝った瞬間に仲間と本当の意味での喜びを感じることができました。
 城西国際大学も監督が替わり、野球部も新たにスタートを切ろうとしています。もちろん、新しく始めるには昔の考え方、以前の伝統など、全てすぐに変えるということは無理に近いと思います。しかし、私はその変えていく一人として、野球部を作っていきたいと思ったのです。

大学でも今という瞬間を
 大切にしていきたい


 伝統があるところでは、その流れに乗って伝統の舞台に乗るのもよいでしょう。しかし、私は伝統を守るだけではなく、自分達でその野球部の伝統を作っていく方がやりがいがあると思ったのです。これは、高校の時に体験した再スタートとは、全く違う感覚です。その中で野球をやっていきたいと自分の中で強く思いました。
 大学合格のためは特に何もしていません。毎日の練習を必死にやって、学校で普通に勉強していただけです。やるべきことをしっかりやっていれば、結果は自然に付いてきます。なので、一日一日を大切にすれば何の心配もいりません。大学でも、今という瞬間を大切にしてやっていきたいと思います。


東北芸術工科大学
デザイン工学部情報デザイン学科

平成20年3月外国語コース卒
三条中出身

自分に多くのチャンスがあることを
受験に取り組んで再確認できた


作品制作を通して自分の考えを
 深く考察しようと芸術系を選択


 高校生になり、将来に向けて私が考えるようになった事は、自分がどういう人間になりたいかという事でした。普段の生活の中での言動・行動を通して、こんな行動ができるようになりたい、また、その時自分が考えている事をこれからも大事にしたいといった気持ちを将来に活かしたいと思うようになりました。絵を描くことや作品を制作することを通して、いつも考えている事をより深く考察しようと、芸術系の学校を目指すようになりました。そういうわけで、将来の職業などは今も具体的に決めてはいませんが、自分のこのような部分を大事にできる職業を探していこうと思っています。
 もちろん、就きたい職業の通過点となる学校を探し、そのための学習をするのも良いと思いますが、普段の生活のどんなことが自分の気持ちや物の見方を変えてくれるかわかりません。まずは現在の自分の生活を楽しむことが重要だと思います。役に立つかや大変そうなのかに関わらず、機会を得られるものには何でも体験・挑戦してほしいです。その中で本当にやりたい事が見つかるかもしれませんし、やりたい事とは関わりのないように見えるものからも重要な事がたくさん学べ、やがてやりたい事に取り組むときの力となって大いに関連性を持ってきます。

言語という表現手法を学んだ事が
 自分の方向性をつかむきっかけに


 芸術大学を考え始めたのは中学生の頃でしたが、外国語コースを選択して異文化に触れることでどんな作品を作りたいのか、自分の目指す方向をつかむきっかけを得られたとも思います。また、表現手法である言語を学んだ事が作品制作という表現についての新しい考えを与えてくれました。そして、意識的に挑戦した事に限らず、友達とした何気ない会話や遊びに行ったときの出来事も、私を支えてくれた大事な要素です。
 受験に取り組んでみて、自分の前にどれだけ多くのチャンスがあるのかを再確認しました。見方を変えれば、みなさんの前にも想像以上のチャンスが絶対にあります。自分の納得できる高校生活にしてください。

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