SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!

宮城教育大学
教育学部初等/理数・生活系

平成20年3月特別進学コース卒
宮教大附属中出身

受験は大変ですが、それを
楽しむぐらいの気持ちも大切です


志望大学選びの決め手は在卒懇での
 先輩たちの楽しそうな姿でした


 高校進学に対してはほとんど興味のなかった私が、大学進学について考え、更には推薦という形で合格することを、3年前の入学当初には想像できませんでした。ただ、興味は無かったにしろ、将来的には大学受験をするだろうという予測から、その時に自分が困らない程度に勉強しておこうと決めていたのが良かったのだろうと思っています。
 私の場合は、興味あることが多すぎて具体的な志望大学は3年生になるまでなかなか決まりませんでした。しかし、興味のあることを潰さずに色々なことの出来る大学を絞り込み、更にそこから自分に合った二次試験の科目で探していくと、宮城教育大学という大学が上がってきました。それまでも散々迷いましたが、実際志望大学が決まってからも意志が揺れる日々が続きました。しかし最終的な決め手となったのは3年生の6月に行われた在卒懇での先輩方の本当に楽しそうな姿でした。

授業をしっかり聞くことは
 受験勉強の基本です


 3年生に上がり2組に配属されると、授業の進度の差に追いつくのに必死で、更に大学受験に必要のない科目も校内推薦を通るためには絶対に疎かにできない上、立命館大学との高大連携プログラムによるレポートの作成と、実を言うと受験勉強どころではありませんでした。また、校内推薦のための推薦文等も大変でしたし、校内を通った後も受験勉強と推薦入試の対策との両立は想像していた以上に疲れるものでした。しかし現役生として大学受験をする、それも限られた人しか経験することのできない公募制推薦ということで、楽しんだ者勝ちだと思い、日々過ごしてきました。その結果、毎年の傾向と異なった実際の試験にも対応すること、そして合格することができました。宮城教育大学は小論文・面接に加え、プレゼンテーションを行った後ディベートも行うという独特な入試ではありましたが、私は特に苦手ではなかったので、そういったことも合格の要因と言えるのではないでしょうか。
 志望大学を決める上で大事なことは、決してネームバリューを優先して考えないことだと思っています。自分のやりたいことができるところ、その上で自分の得意教科で受験できるところを探すべきです。また、受験勉強も夜遅くまでやりすぎれば、次の日に支障が出ることは一目瞭然です。何よりも授業が受験勉強の基礎となりますから、その時間を睡眠時間にあてることは御法度、他の教科の勉強にあてるのもまた効率が良いとは言えないと思います。夜は十分な睡眠をとり、授業はしっかりと聞くことが基本であると、私は思っています。受験というと、辛いとか苦しいとイメージしがちですが、楽しんで向かっていく気持ちを持つことは悪くないでしょう。実際、学んで賢くなることは、楽しいはずです。
 最後になりましたが、ここまで辿りつくのに多くの先生方にお世話になりました。本当にありがとうございました。



宮城大学
事業構想学部デザイン情報学科

平成20年3月特別進学コース卒
中山中出身

努力を重ねていれば必ず
理想の未来に繋がります


部活動と学業の両立を目指し
 生活習慣を変えることからスタート


 あっという間の3年間でしたが、思い返せば私の高校生活はとても充実していたと自信を持って答えることが出来ます。私がなぜ公募制推薦で合格することが出来たか。それは一日一日を確実に積み重ねていけたからだと思っています。
 私は3年間ビームライフル射撃部に所属しており、入学当初からの目標は「学業と部活動の両立」でした。具体的にどのようなことをしたかというと、勉強面では始業時間の1時間以上前に登校して授業の予習復習の時間に当てる。部活動終了後の放課後に自主学習・講習などを工夫して取り込み、閉校時間ぎりぎりまで居残って勉強する等、生活習慣を変えていくことから始めました。一方部活動では、先輩たちからのアドバイスを無駄にしないよう部活ノートを作ったり、朝練習を自主的に始めるなど、地道ながらも意欲的に練習を重ねていきました。この部活動においては、積極的に行動することの意義、自身をより向上させようとする意欲、人間関係における礼儀の気持ちの大切さなど、ここでは書き尽くせないほどたくさんのことを学びました。これらのことは後に面接練習をする際自省する上で大変な支えになりました。

頑張ってきたことを生かすため
 公募制推薦を選択


 3年生になり、私は「もしかしたら、今まで頑張ってきたことを評価してもらえるかもしれない」と考え、公募制推薦を受けることを決めました。その際の小論対策や面接練習では、今まで努力してきたこと、学んだことを答えればよいだけだったので、とても落ち着いた気持ちで試験に臨むことが出来ました。
 大学受験において大切だと思うのは、目標を持って日々を過ごすことだと思います。そうすれば一日が充実するし、向上心も湧いてくると思います。大学受験は3年生からがスタートではありません。高校入学時に抱いていた理想の高校生活を目指し、努力を重ねていれば、きっと自分が望む未来へ繋がっていると私は信じています。
 最後になりましたが、担任の石丸先生、部活動顧問の水ノ江先生をはじめ多くの先生方に支えていただいたおかげで、私は志望大学合格を掴むことが出来たのだと思います。本当にありがとうございました。



日本大学
生物資源科学部海洋生物資源科学科

平成20年3月英進進学コース卒
渡波中出身

部活に所属しなかった代わりに
ボランティア活動に参加した


 特別なことは何もしていません。3年間遅刻せずに学校へ行き普通に生活してきました。部活にも所属しませんでした。ただ評定は4以上で、部活の代わりに地元のスポーツ少年団でボランティア活動を行ってきました。
 公募制推薦の内容は小論文と面接でした。面接はどちらかというと得意の方だったので、あまり多くは練習しませんでした。日大では面接よりも小論文が重要ということで、本番で後悔しないように沢山書きました。それが合格できた理由だと思います。



駒澤大学
仏教学部仏教学科

平成20年3月英進進学コース卒
志波姫中出身

日々の行いを大切にしていたから
本番が上手くいかなくても合格できた


テストや提出物、資格取得など
 推薦に有利になるよう取り組んだ


 仙台育英に入学したときから、志望大学をだいたいは決めていました。将来就きたい仕事が決まっていたので、その資格を取るのに必要なことを学べる大学を、数校頭の中で考えていました。そして高校3年の時に、資料を取り寄せてどこが良いかなどを比べてみたりしました。また、オープンキャンパスにも何回か行き、学校の場所や施設などを見たり、授業も実際受けてみました。そのようなことをして行きたい大学が無事決まりました。
 推薦入試対策としては、まずテストで赤点を取らないようにしました。少しでも良い点を取らないと推薦入試では危ないと思ったからです。その結果3年間で赤点はなかったと思います。また、提出物はしっかり出すように心掛けました。先生によっては平常点をいただけます。点数をいただいて損はしません。資格の取得にも積極的に行いました。資格がたくさんあればその分有利になるからです。その他にも部活にも入りました。部活でよい結果を残すことができれば、それもまた有利になるからです。ボランティア活動にも自分から進んで取り組みました。

面接練習では色々な質問を考え
 指導も受けて準備


 入試が近づくにつれて不安がやってきました。私の試験には面接がありました。面接では何が聞かれるか分からないので、色々なことを考えました。また、先生による面接練習なども数回行っていただきながら、面接に慣れるようにしました。
 それなのに、実際の面接では受験前に考えていたことを忘れてしまったのです。考えていたことと違うことを言っていました。そのため、面接の日から合格発表の日まで不合格ではないかと不安でした。
 しかし、無事合格でき、合格するためには日々の行いが大切だと実感しました。


帝京大学
法学部法律学科

平成20年3月英進進学コース卒
角田中出身

色々な受験システムを活用し
志望大学への合格を目指そう


警察官として活躍している
 先輩が多い大学を選んだ


 私の将来の夢は警察官になることです。最初私は高校を卒業したら警察官になろうと思い、公務員試験を受けたのですが不合格でした。大学で勉強してから受けようと思い、進学を希望しました。私が進学しようと思った大学は帝京大学でした。色々な資料を見て、自分の夢に一番近いところはどこなのかを考えて決めました。帝京大学では、毎年数多くの先輩方が警察官として社会に出ていて、自分の夢の近道だと思って決めました。
 私は指定校推薦で最初に入ろうと思っていたのですが、校内選考が不合格だったため、公募制推薦で受けることにしました。また、AO入試もまだ残っていたので受けようと思いました。帝京大学には色々な受験システムがあったので、それらのシステムを活用することにしたのです。

テストで赤点を取らないよう
 頑張って勉強した


 私は期末や中間テストで、第一に赤点を取らないよう心掛けていました。第二に65点を目標に点数を取るようにと思いました。私の場合、今まで赤点などを取っていて評定を下げていたからです。3年になってから何とか頑張って評定を上げました。殆どの大学は評定は大きな評価の対象となります。
 受験当日は、緊張しないように自分なりのリラックス方法で緊張をほぐして臨み、合格できました。


国際医療福祉大学
保健医療学部理学療法学科

平成20年3月特別進学コース卒
岩沼西中出身

高校生活の中で目標を掲げ、
真剣に取り組める何かを見つけよう!


仙台育英でなければできない
 たくさんの貴重な経験ができた


 受験を終えた今、3年間を振り返ってみると仙台育英に入学して本当に良かったと思っています。
 甲子園・駅伝の応援をしたり、海外語学研修に行ったりと仙台育英生でなければできない経験がたくさんできたうえに、一緒に頑張ってきた最高の友達も出来ました。勉強面や推薦の作文添削、面接練習などでお世話になった先生方にも心から感謝しています。

大学受験を通して、改めて
 両親や友達の大切さを実感


 公募制推薦の内容は、一般常識試験とディスカッションでした。一般常識試験は早くからの対策が必要です。就職試験用のテキストを買って多くの問題を解くことをお勧めします。ディスカッションはテーマがその場で与えられ、リーダーを決めて行いますが、それほど難しいテーマではないので、あまり心配することはないと思います。また、願書を出す際やディスカッションで自己アピールをすることがあるのですが、これは高校生活をどのように過ごすかにかかっていて、私の場合は生徒会執行部に入って活動したことと、海外語学研修に参加したことを中心に取り上げました。高校生活の中で目標を持って真剣に取り組める何かを見つけることが、その後の人生をも作用することになると思います。
 倍率が高かったのでセンター試験と二次試験の対策も同時に進めていたのですが、試験が近づくにつれて、不安と焦りで両親に当たってしまうこともありました。しかし、たくさんの人に支えられ最後まで頑張ることが出来ました。大学受験を通して、改めて支えてくれる両親や友達の大切さを知り、自分自身も成長できたと思います。後輩の皆さんも最後まで諦めないで頑張って欲しいと思います。
 最後になりましたが、担任の石丸先生をはじめ、お世話になった先生方、本当に有り難うございました。


国際医療福祉大学
保健医療学部放射線・情報科学科

平成20年3月特別進学コース卒
塩竃 第二中出身

部活動を通して学んだ「一枚岩の心」を
診療放射線技師として現場で生かしたい


放射線への興味・関心から
 診療放射線技師を目指すことに


 近年、日本各地での大きな地震に関するニュースをよく聞きます。それと同時に、その地震の影響で原子力施設からもれる放射性物質やそれに於ける報道もよく耳にします。そんな中、「放射線とは何なのか」という疑問が漠然と頭の中に残り始めました。実際、放射線に関する資料や記事を読んで調べるうちに、私達も自然界、宇宙などから、人体に影響を及ぼさない程度の微量の放射線に被曝していることや、医療現場において放射線を用いての診断、治療を行っていることを知り、次第に放射線に興味を抱くようになりました。さらには、このような放射線を用いた医療機器を安全かつ適正に取り扱うと共に、正確な診断や治療のサポートを担う診療放射線技師になりたいという願望に代わり、国際医療福祉大学保健医療学部放射線・情報科学科への公募制推薦受験に繋がりました。

ハンドボールから学んだ
 チームプレーの精神


 高校生活を通して、仙台育英ハンドボール部の一員として約2年間毎日活動していました。ハンドボールとは団体競技であり、チームの一人ひとりが一体にならなければできない競技です。そんな中、当時の顧問の先生は私達部員に「部員一人ひとりが一枚岩の心でいろ」とおっしゃっていました。この言葉の下、部活動をやり遂げ、高校生活で最後の戦いである高校総体では決して高い成績ではないものの、文字通り一枚岩で大会に臨み日々の練習の成果を出し切ることが出来ました。
 診療放射線技師も、他の様々な医療従事者と医療現場でチーム医療の精神の下で密に連絡をとらなければなりません。このチーム医療の精神に他の様々な医療従事者と連携を取る上で、仙台育英での部活動生活を通して学んだ「一枚岩の心」の経験を生かし、―医療従事者、また―仙台育英卒業生として社会に貢献して行きたいと思います。


関西外国語大学
国際言語学部国際言語コミュニケーション学科

平成20年3月外国語コース卒
蒲町中出身

勉強することで身に付いた自信が
試験の時の緊張感すらなくしてくれた


英語から逃げるのではなく
 英語と向き合い猛勉強


 7月、私は受験と向き合うと決めた。アメリカ留学に行って自分の夢を見つけたからだ。目指している大学は私の学力では無理だと、帰国してすぐに担任の先生から言われた。しかし、これ以上何も諦めたくなかった私はやるだけやってみることにした。そして国際センターの先生に勧められTOEFLの夏期講習を受講することにした。この講習を受けて気付かされたことは、自分の英語力がどれだけないかと言うこと。留学に行ったから英語は大丈夫という幻想から現実に引き戻された。周りは同じ学生とは思えないほどレベルが高く選抜された人達だったので、付いていくのが精一杯だった。毎日6時間のTOEFLの授業を終え、すぐ家に帰って予習と復習をやっても2時前に寝ることはなかった。中途半端にしたくなかったからだ。自分を甘やかすことも、授業を適当に乗り切ることだって出来たかも知れない。でもその日に分からなかったところを分からないままにすることで、次に繋がることは絶対にないことを昔の経験から知っていた私は、英語から逃げるのではなく英語と向き合うことにした。大嫌いだった文法も最初から全部やり直した。夏期講習の終わりのTOEFL模擬テストでは一番伸びたと先生方に褒めていただけた。

仙台育英での3年間で確信
 「逃げずに向き合えば道は開ける」


 夏が過ぎて秋になり、受験まで残り2カ月位になって英語の停滞期に入ってしまった。勉強しても伸びているのか伸びていないのかも分からないうえに、前に解けていた問題を間違えるようになって焦っていた。しかし、国際センターの先生や英語の岡崎先生はそんな私をいつもサポートしてくれていて、私のやる気に再び火を付けてくれた。その日を境に私は、朝は早く学校に行って図書室でホームルームが始まるギリギリまで勉強し、空き時間には課題を終わらせては問題を解いたり、参考書を読み、放課後や休日は昔通っていた塾の自習室を借りてひたすら勉強した。私は今までこんなに英語を勉強したことがなかった。しかし、勉強することで確実に自分の実力や自信に繋がっていった。そしてこの自信は、私がテストの時に感じる極度の緊張感すらなくしてくれた。
 私が大学に合格できたのは、私をいつも支えてくれた家族、友達、先生方、そして自分自身の努力だと思う。大切なことは、誰に何を言われようと絶対に夢は諦めないこと。そして勉強を嫌々やるのではなく、楽しみながらやることだと思います。私は今、仙台育英という素晴らしい環境と先生方がいる中で、3年間学べたことにとても誇りに思います。
 これから受験をする人達に言えることは、「逃げずに向き合えば道は開ける」ということだ。


八戸大学
人間健康学部人間健康学科

平成20年3月通信制課程卒
八戸 下長中(青森)出身

辛くても苦しくても前向きに頑張れば
困難の乗り越え方が分かるはず


目標に向かって頑張ったからこそ
 3年間の学園生活を楽しめた


 まず始めに皆さん、「目標を持って楽しく頑張りましょう!」
 結論から言ってしまいましたが、私の高校生活はさまざまな目標に向かって頑張ったからこそ、楽しめた3年間でした。目標を持つと行っても、大きなことや難しい目標ではなく、どんなに小さくても人に気付かれなくても何でも良いのです。頑張ってそれに向かう自分自身が一番大切なのです。それは目標を達成したとき、どんな形であれ必ずあなたの「こやし」になっています。目に見えるもの、あるいは見えない精神面での強さという形で、必ずあなたの力になっていきます。

やりたいことがあるのなら
 「楽しんで」挑戦してみよう


 何かやりたくても出来ずにいる人、とりあえずやってみたらどうでしょうか。出来ない理由をつけてやらないでいるようでは、はっきり言ってその出来ない「もやもやした気持ち」は消えません。やってみれば結果はどうであれ、あなたの経験値や知識が増えます。辛いことや苦しいことに悩んでいる人、必ず解決する方法があるはずです。負けないで諦めないで前向きに頑張っていれば、忍耐力が養われ、あなたは困難の乗り越え方を覚えます。そしてその事柄の解決口も見つかるはずです。やってみることを重く考えずに「楽しんで」挑戦してみてください。ちょっと遊ぶ、覗いてみる感じで。
 何事も楽しんでやる―これは大事です! 嫌だ、嫌だなんて思ってやれば、何でも嫌になるうえに、つまらない。楽しい日々を過ごせるかどうかは、皆さんの考え方次第です。みんな最初は不安なものです。誰かだけ優れている、なんてことは無いです。あなたが頑張れば、あなたが先に進めます。皆さんも何事も恐れずに、楽しみながら過ごしてください。


岩手医科大学
医学部医学科

平成20年3月特別進学コース卒
双葉中出身

勉強と遊びをきちんと区切る
メリハリのある生活が大切


寮の義務学習時間が身に付き
 メリハリのある生活を送れた


 私は高校3年間を有意義に過ごすことが出来ました。中間テスト及び期末テストの結果を大切にして、3年間勉学に励みました。3年間はあっという間に終わりました・しかし、この3年間で得たことはたくさんありました。
 推薦を受けるにあたって心掛けていたことは、定期考査の対策です。定期考査の評価が最も重要だと思われますので、推薦を考えている人は定期考査の対策をしっかりしていた方が良いと思います。日頃心掛けていたことは勉強時間についてです。私は寮生活をしていたのですが、寮には義務学習時間というのがあり、必ず夜7時から9時までは必ず勉強するという規約があります。私は3年間やってきて最初は慣れないことであったが、今ではもう身に付いて当たり前のように思っています。この義務時間のお陰で勉強するときはきちんとして遊ぶときは遊ぶという、メリハリのついた生活が出来るようになりました。メリハリをつけて生活することは大切だと思っているので、皆さんもメリハリのある生活を送ってください。

諦めずに頑張って
 難関の医学部に合格


 最初は推薦入試を受けたところでまず不合格だろうと思っていました。理系の最難関と言われる医学部に、一般入試でも入れないのに推薦入試を受けるなんて、大胆な行動に出たものです。しかし結果は合格、自分でも予期せぬ出来事にビックリしてしまいました。このことから、何事も決して諦めてはいけないと感じました。最後まで頑張った結果が良い結果に繋がったのです。
 皆さんも最後まで頑張ってください。諦めたらそこで終了です。最後まで頑張ることを心から願っています。


東北公益文科大学
公益学部公益学科

平成20年3月英進進学コース卒
東華中出身

部活が休みの時は県内外関係なく
多くの大学のオープンキャンパスに参加


2年生の段階で準備しておらず
 3年生になってとても苦労した


 大学進学を希望したのは2年生の頃で、最初は理由など良く分かりませんでした。なぜ大学に行くのか? 本当にやりたいことは何なのか? まだ2年だから大丈夫と思っていました。しかし、実際は3年生の夏から早い大学では入試が始まってしまうので、3年生になってから決めるというわけにはいきません。2年生の段階でしっかり準備し、3年生ではもう準備が出来ていて、後は練習するだけでよいという状態でないととても苦労してしまいます。私も大変苦労しました。

部活が大変でも取り組んだのは
 オープンキャンパスと定期考査


 私は3年間ソフトテニス部に所属し、毎日練習していました。テニスがとても楽しく、練習で疲れていて2年生の時は殆ど家で勉強せず、大学にも興味がありませんでした。ただ、どんなに大変でも私は二つのことだけは心掛けていました。一つはオープンキャンパスです。部活が休みの日に県内外関係なく、たくさんの大学のオープンキャンパスに参加しました。インターネットやパンフレットだけからではなく、実際に大学に行き、模擬授業や在校生との会話から大学の雰囲気を味わうことが出来、大学を選ぶ中でとても重要だったと思います。部活などで忙しい人でも、時間があるときはぜひオープンキャンパスに参加してみてください。新しい発見があるかも知れません。
 そしてもう一つは定期考査です。部活をしている人は家で勉強できない状態が続くと思うので、授業に集中し、定期考査だけは点数を下げないでください。3年生になったら、志望した大学について調べ、なぜこの大学に行きたいかを明確にし、最後まであきらめず頑張ってください。

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