SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!

 

法政大学
人間環境学部経営学科

平成21年3月英進進学コース卒
東華中出身

有意義な学園生活が
合格へと繋がりました


東京勉強合宿では
 苦手な数学を克服


 指定校推薦で第一志望としていた法政大学の人間環境学部に合格しました。それは、この仙台育英で有意義に過ごすことができたからだと思っています。
 仙台育英に入学した当初から大学進学の手段として、第一に指定校推薦を考えていました。そのために私は定期考査に力を入れました。各教科で分からない点は放課後やテスト対策の時間に理解出来るまで先生に教えていただきました。おかげで、苦手教科である数学や化学、生物なども克服することができました。
 また、その努力が利いたのか1年次末には東京勉強合宿のメンバーに選抜されました。そこでは主に有名な講師による英数国の授業、そして朝から晩まで一日中勉強でした。それは正直とても大変でしたが、一生懸命にのぞんだ結果、自分の最も苦手教科である数学の力をのばすことができました。
 さらに合宿中は、都内にある私立大学を見学する機会を設けてくださり、慶應義塾大学や明治大学、法政大学などの大学を見学しました。これは、私にとってとても貴重な体験であり、少しながら大学の概要を知ることができました。そして、2年次にはさらに学業に励み、ほとんどの教科において成績を上げることができました。


成績は上がったが志望大学が未定
 自分は何に興味があるのか?


 しかし、2年次末になっても自分の行きたいと思う大学は決まらず、それは3年次になってもはっきりしませんでした。私は、大学を決める上で自分の趣味や才能に関することか、あるいは興味を持っていることに関することかを重視しました。
 そして、私は幼い頃から環境問題に強く興味を持っていたことから、法政大学のオープンキャンパスにも参加し、その大学に入りたいと思いました。そのため、3年次には、より学業に励み、資格獲得にも挑戦しました。このような自分の努力、そして、先生方の支えのおかげで志望大学に合格することが出来たと思っています。



東京理科大学
経営学部
経営学科
平成21年3月特別進学コース卒
盛岡乙部中出身

部活は仲間と汗を流し
勉強は短時間集中


予習・復習をして授業を受ける
 地道だが、確実に力は付く


 仙台育英に入学してからの目標は「文武両道」でした。1年生の頃から指定校推薦で大学に進学したいと考えており、日々努力していましたが、それと同時に運動系の部活に所属していました。勉強と部活を両立することは、決して楽なことではなかったですが、体を動かし、同じ志を持つ仲間たちと毎日汗を流すことで、勉強にも一生懸命取り組めたと思います。部活をしている分、周りとの勉強時間の差はありましたが、短時間で集中してやれば大丈夫だと思います。その変わり、定期考査前の部活動休止中には、人一倍勉強に励みました。
 指定校推薦では定期考査での結果が大きく関わってくるので、少しでも良い点数を取れるように努力しました。平常授業では、当たり前ですが、きちんとノートをとり、予習してきたことの確認をしました。そして必ず提出物は提出しました。地道なことですが、仙台育英で3年間、予習・復習をし、授業を受けることで確実に力を付けることができます。 
 また、私は資格取得を積極的に行いました。様々な資格を取得することは、必ず自分の役に立ちますし、自分の実力を把握することができ、これからの学習等に活かしていくことができました。


学校行事も魅力的
 長期講習のおかげで有意義な休み


 仙台育英の行事もとても魅力的でした。プラン2000や育英祭等で友達との輪を広げることができ、毎日の学校生活がより楽しいものになりました。
 夏・冬休みなどには、サマースクールやウィンタースクールという講習があり、休みがほとんどなかったですが、その分、学習の手助けになり、有意義な休みでした。
 仙台育英で過ごした3年間、勉強をはじめ、部活動や短期留学などを経験し、自分自身を大きく成長させることができました。仙台育英でしか学び得ることができないものを得て、胸を張って大学へ進学することができます。充実した高校生活を仙台育英で送れたことを、とても嬉しく思っています。ありがとうございました。



学習院大学
文学部日本語日本文学科

平成21年3月特別進学コース卒
上杉山中出身

指定校依頼一覧から
見つけた大学に惹かれました


志望大学を決めてからは
 学校を休むことが少なくなりました


 1年生の頃は、まだどこの大学に進みたいだとか、具体的なことは全く考えていませんでした。しかし、大学受験が高校受験よりも厳しく、つらいものであることは、姉がいたので知っていました。そのため、とにかく成績は悪くならないようにしようと思い勉強をすることにしました。
 中学生の時よりも授業時間が長く、授業内容も難しくなっているので、毎日の学習はとてもつらかったです。そのせいか、1年生の時の成績はあまり良いと言えるものではありませんでした。
 2年生になり、少しずつ自分の進路について考えるようになりました。両親と相談もたくさんしました。私は古典が好きだったので、古典を学べる大学に行きたいと、その頃から思うようになっていましたが、自分の思い通りの大学はなかなか見つかりませんでした。
 そんな中、指定校依頼のあった大学の一覧を見ていたら、学習院大学の日本語日本文学科から指定校依頼があるのを見つけました。日文系の学科から指定校がきていることはあまりなく、私は学習院大学に興味を持ち、早速、インターネットを使って調べました。ホームページを見てみると、私の学びたいことができる環境として、とても良い大学であることを知り、私は指定校推薦で学習院大学に進むことを決めました。決めてからは、生活態度や成績など、1年生の時以上に意識するようになりました。学校を休むことも少なくなり、成績もクラスで上位でした。


志望理由の記入に一苦労
 先生方にご指導いただきました


 3年生になってからも気を緩めることなく一生懸命毎日を過ごしました。指定校推薦の志望を出すのに際して一番大変だったのが志望理由でした。私は文章を書くことが得意という訳ではなかったので、両親や先生方にも協力して頂きました。その結果、校内推薦は通りました。両親や先生方には本当に感謝しています。
 学習院大学の日本語日本文学科には、面接や小論文等の試験がありません。しかし、志望理由書を大学に送ってから合格通知が届くまで1カ月あったので、正直、その間はとても長く感じられ、あまり集中して勉強できませんでした。だから、無事合格通知が届いたときはとても安心しました。
 指定校推薦だからといって、合格してからもまだまだ気は抜けません。これからは、大学に入学しても大学の授業についていけるよう、準備していきたいと思います。



東洋大学
経営学部マーケティング学科

平成21年3月特別進学コース卒
富沢中出身

仙台育英の「武器」が強い味方
チャンスはみんなにある


公立高校に不合格
 仙台育英の信念「逆転」を誓った


 中学3年生の時、私は人生で初めての岐路に立たされた。「高校受験」である。それまで小学校、中学校と公立学校に通っていた私にとって、今後の人生を左右しかねないその壁は、予想以上に高いものであった。結果、私は自身の勉強量が足りず、第一志望としていた公立高校に落ちてしまい、それまでで一番の挫折を味わうこととなった。そして、既に合格の決まっていたこの仙台育英学園高校に進学し、この学校の信念でもある「逆転」を心に誓ったのである。
 中学1年生の時から部活動に全力を注ぎ、テストの時は一夜漬け。もちろん浅い記憶なので後には残らない。そして、その生活は高校に入ってからも変わらず、それが悪いということにも気が付いていなかった。
 そんな私が何故、大学に合格出来たのか。その理由は、仙台育英学園高校にある最大の「武器」を上手く使ったからである。そしてその「武器」とは「指定校推薦」のことである。
 「指定校推薦」。この学校で何度か耳にした言葉のはずだ。しかし、「私は成績が悪いから」とか「俺みたいな奴は指定校なんて無理だろう」などと考えている生徒が多いかもしれない。だが、そんな人に対して私は言いたい。「指定校推薦は誰にでも微笑むのだ」と。


校内模試が予想外の結果
 進路が180度変わった


 私自身は指定校推薦の締切直前まで、この「武器」を使うつもりがなかった。しかし、そんな私の考えは8月に行われた校内模試により180度変わった。つまり、自分の思った以上に成績が良かったのだ。
 皆さんには普段からしっかりと真面目に勉強してもらいたいと思う。もし、大学進学の夢が途切れそうな時、その時にはもう一度、この言葉を思い出してほしい。「指定校推薦は誰にでも微笑むのだ !!」と。



東洋大学
法学部企業法学科 

平成21年3月特別進学コース卒
館中出身

何度でも挑戦する「勇気」を
持つことが大切です


野球部、捕手の経験から
 目標を設定しました


 仙台育英の入学式で2つの目標を決め、実行しようと心に誓った。まず、1つ目は、クラスをまとめる役目をしてみたいということ。もう1つは、病気や怪我をせず健康に過ごし、無遅刻・無欠席・無欠課で卒業することだ。
 最初の目標を定めた理由は、中学時代、私は野球部で捕手を任されてきた。その中で、ポジションの性質上、他の野手や投手と向き合い、チームをまとめる必要があった。そんな経験から、私は、ジャンルは違うが、クラスという組織をまとめてみたいと思い、室長を引き受け、3年間室長を務めてきた。
 2つ目の目標を定めた理由は、学校を休むと授業についていけなくなるからだ。そして私は3年間皆勤を続けることができた。
 指定校推薦を受けるに当たり、必要だと思うのは、まず第一に評定が足りているかということと、欠席日数が少ないことである。そして、自己推薦文を書くことに関しては、なるべく早く取り掛かり、先生方に添削をしていただくことをオススメする。添削は何度も推敲をするため、本当に早く取り掛かるとよい。


授業中、先生の言葉に
 感銘を受け法学部を志望


 法学部を受けた理由は、3年生になり、政治・経済の授業を受けた時に、先生の「法は人の上にある。誰も逆らうことはできない。」という言葉に感銘を受け、それまでの進路を変更し、法学部への進学を決めた。先生の何気ない言葉が決め手であった。
 そして、大学を探し、第一希望の大学に推薦を出したが、良い返事がもらえず、一度は一般受験で決めてやろうと思ったが、担任の先生や両親からの助言もあり、チャンスはまだあるから、第二希望にダメ元で出してみようという気持ちになり、ここの大学に決めた。
 これから受験をする人たちに伝えたいことは、一日一日を大切にし、元気に学校へ行き、目標を持った生活を心がけ、一度ダメでもまだチャンスがあるなら挑戦する勇気を持つこと。広い視野であらゆる進路を決めておくのも重要である。一途に行くのも良いが、視野を広げることも大切だと感じたので、伝えたい。
 これから受験を迎える人、目標達成のためにひたすら頑張れ!



東洋大学
社会学部メディアコミュニケーション学科

平成21年3月英進進学ココース卒
東華中出身

大学へ進学したい!
部活動も3年間続けたい!


たかが1点されど1点
 定期テストの1点は大きい


 入学前から大学進学を希望していました。そのため部活動を3年間、続けていきたかった私にとって、指定校推薦は大きな目標でした。
 まず指定校推薦に一番重要なものは評定です。いくら成績以外のことが評価されていても、評定が足りなければ何も意味はありません。私は毎日部活動があったため勉強するために多くの時間は取れませんでした。しかし、少ない時間を工夫し、授業で理解出来ることは、その場で理解するように努め、時間がない時は、休み時間も勉強にあてました。たった1点と思う人もいるかと思いますが、たった1点の差が大きく関わります。それくらい定期テストは大事なものです。
 評定と同じ位重要であるのは校内模擬試験の結果です。定期テストとは違い全コースでの実力を見られます。特に3年生の夏の試験が最も重要です。私は、この試験のため春休みから少しずつ勉強を始めていきました。普通のテスト勉強とは違い、1年生からの復習もしなければなりません。特に部活動をしている人は、この時期が一番忙しいのではないかと思います。私も時間を取ることが難しくなり朝方の勉強法に切り替えました。校内模試で良い成績を残していくことは、とても有利となります。毎日の勉強が絶対に必要となってきます。


高校生活で出来ることは
 勉強以外にもいろいろあります


 勉強面以外で大事なことは、高校生活でどんなことをしてきたかです。それが自分の将来につながることであればより良いことだと思います。部活動・ボランティア・資格取得、出来ることは様々です。
 私は、3年間、部活動を続け、学校行事の役員やクラスで副室長をしたりと色々なことに参加してきました。積極的に多くのことにチャレンジしてみることが大事だと思います。無駄なことにはなりません。欠席・遅刻はもちろん少ない方が望ましいです。何十回にもなる遅刻などは、それだけで推薦は厳しくなります。
 指定校推薦のためにはしなければならないことが多くありますが、努力すれば必ず変わることがあります。もう無理だと思っても出来ることはまだまだあります。資格でもボランティアでも今出来ることを考えて、実行していけば少しだけでも近づくことが出来ます。受かることだけではなく、それまでの過程がとても大事だったと私は実感しています。目標を持って自分が出来ることをしていき、諦めないことが合格するために必要なことだと思います。



東洋大学
理工学部生体医工学科

平成21年3月英進進学コース卒
高砂中出身

仙台育英だからこそ
第一志望に合格できました


姉を見て大学受験の大変さを知った
 私は最初から推薦入試狙い


 できるだけ早い時期に自分がどのような学科に進みたいのか、どのような大学に行きたいのかを決めておくことがいいと思います。私の場合は、1年生の時ぐらいから、どのようなことをしたいのかを決めていました。
 仙台会場の大学合同説明会に行き、各大学の資料を集めるだけではなく、担当の方に話を聞くのも一つの手だと思います。私は2年生の時、説明会に行き、情報として担当の方から話を聞き、この大学を目指そうと思いました。
 あと、どのような入試方法があるのかを1年生の時から知っておくことも重要です。私は1年生の時から、姉の大学受験の大変さを見ていましたので、指定校推薦で大学を目指そうと決めていました。学校の勉強に力を入れ、定期考査などを頑張るようにしました。
 そして、できるだけ学校を休まないようにしました。部活動を通しボランティア活動などをやっていたので、それも良い意味での影響があったと思います。早い時期に先生から「自己推薦書」をいただき準備をしていました。


指定校推薦枠の多さにびっくり
 他校では合格できなかったかも


 3年生になり、オープンキャンパスに行って大学の中の様子や教授の話を聞いてきました。そこで私は、名前を覚えてもらうことができました。オープンキャンパスに行き、できれば、見学するだけではなく、教授などと話をしてきた方がいいと私は思います。
 仙台育英の指定校の多さにびっくりし、この高校だからこそ、第一希望の大学に入れたのだと私は思います。他の高校ではなかなか難しかったのではないかと思っています。
 後輩のみなさん、高校生活は、とても早く流れていき、あっというまに3年生になってしまいます。これからの高校生活を悔いのない、充実したものにしてください。



獨協大学
外国語学部英語学科

平成21年3月外国語コース卒
東和中出身

恵まれた環境だからこその
大学合格です


後で困らないよう
 日々の学習に取り組む


 私は指定校推薦を利用しながら、獨協大学の外国語学部英語学科に合格することができました。出願までに受験資格であるTOEIC600点を取れるように参考書を利用したり、TOEICの先生に高得点を取るためのコツを聞いたりしました。
 受験内容として、筆記試験、リスニング、面接がありました。筆記試験の対策には書店にある「赤本」と呼ばれるその大学の過去問題集を解き、出題傾向をある程度、把握しました。リスニングは大学のホームページから過去問題をダウンロードし、何度も解きながら問題に慣れるようにしました。面接はたくさんの先生方に頼んで改善点を教えていただき、自分をどれだけ上手にアピールできるか練習しました。
 入学してすぐの頃から、大学進学や受験方法に対する明確な目標は無いながらも後で困らないように、とにかく日々の勉強に力を入れようと考えるようになりました。
 学校の授業では先生が黒板に書いたものをそのままノートに写すだけではなく、先生の説明や解説の中で大事だと思ったものは常にメモを取るなどのことに注意しました。


しっかり理解して勉強
 テスト後も知識として残る


 家庭学習では、授業の復習を基本に、英語検定や漢字検定を始めとする様々な資格の取得に努めました。また、定期考査が近づくと1カ月位前から大体の予定を立て、ただ暗記するだけでなく、しっかり理解しながら頭に入れていきました。そのおかげで良い点数が取れ、定期考査終了後も習ったことが頭に残り、知識の一つとして色々な場面で役に立っています。
 仙台育英に入って、素晴らしい先生方や友達と出会い、たくさんの時間を共有してきました。この恵まれた環境にいたからこそ、大学に合格でき、無事に卒業することもできたと思っています。
 今まで支えてくれた人たち、特に家族に対して、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。後輩達も卒業までに有意義な時間が送れることを願っています。



獨協大学
法学部総合政策学科

平成21年3月英進進学コース卒
東向陽台中出身

受験で忙しくなる前の
1・2年生でどんどん資格取得


大学では地理・公民の
 教職を取得したい


 私は獨協大学法学部を指定校推薦入試で受験し、合格することができました。この結果は、周囲の先生方のサポートがあってこそだと考えています。
 獨協大学への進学を決めたのは3年生の夏休み期間中で、自分のやりたいことと希望の大学が合致せずに悩んでいた時期でもありました。そんな中、学校で貰える「選べるわかる大学・短大マガジン」という本を読んで獨協大学を知りました。それから、インターネットで調べたり、携帯で資料請求をしたりして、多くの情報を集め受験を決めました。
 受験方法は様々ありましたが、仙台育英が獨協大学の指定校であったので指定校推薦にしました。総合政策学科を選んだ理由は、私の大学での目標が地理・公民の教職を取ることだからです。総合政策学科は、地方の時代に、グローバルな人材を育てることを目標に2008年4月に開設された新しい学科です。そのため高齢化社会論、医療福祉概論、多文化共生論などの多種多様な講義を受けることができることも、総合政策学科を選んだ理由でもあります。


面接練習はあまり話したことのない
 先生にお願いすると良い


 獨協大学の推薦入試には小論文と面接があります。特に法学部の小論文は、現代社会における日本と外国の関係について問う問題が多くて難しいとのことだったので、実際にオープンキャンパスに行って過去問を貰って何回も練習しました。繰り返し練習をすることで、自分の得意なパターンを見つけると本番で自信を持って書くことができます。
 面接は、学校での面接練習の他に、普段あまり話す機会のない先生と練習するのもいいと思います。本番の面接は初対面の人と話をするので、それに慣れておくためです。
 その他にも指定校推薦を使う人は、遅刻や欠席・欠課を少しでも減らしたり、定期テストの成績を0.1でも上げることを目標にして生活していけばいいと思います。
 また、他の推薦を利用する人は、他の人にはない自分の武器を身に付けることも大切です。私は簿記クラスに所属しているので簿記検定を取得しました。他にも英検などもいくつか持っています。ですから、受験で忙しくなる前の1・2年生のうちにどんどん検定に挑戦することも必要です。この文章が少しでも後輩の皆さんの役に立てればと思っています。自分が希望した大学へ合格できるように頑張ってください。



成城大学
法学部法律学科

平成21年3月英進進学コース卒
高森中出身

一つの入試方法にこだわらず
あらゆるチャンスを試みる


毎日のジョギングで体調管理
 皆勤賞をいただきました


 1年生の頃から成城大学に入りたいと思っていました。当初は指定校推薦で入るつもりはなく、一般入試で入ることに決めていました。自分の実力で入りたいと思っていたからです。しかし、両親や先生に勧められ、指定校推薦にチャレンジしてみた所、受かりました。大学に入りたいのなら、一つの入試方法にこだわらず、あらゆる手段を使うべきだと思いました。
 指定校推薦で合格するためには、まず第一に定期テストで良い成績を取っておくことが大事です。また、皆勤賞を取れるように、体調管理をしっかりすることも必要です。私は毎日ジョギングを続け、体調を整えることで、皆勤賞を取ることができました。それから、英検や漢検などの資格はなるべく早いうちに取っておくといいと思います。私は2年次に英検2級に合格しました。そのおかげで、志望理由を書く際に強力な武器になりました。


1年生の頃から思い続けた志望大学
 面接で熱意を伝えました


 オープンキャンパスには何度か参加すべきだと思います。私は2回行きましたが、そのことを面接でアピールすることができたので、かなり好印象だったと思います。面接の練習は充分にしておくといいと思います。特に、「なぜこの大学のこの学部で学びたいのか」といったような志望理由は、かなり細かく質問されます。私は両親と先生に頼んで練習していたので、当日も落ち着いて質問に答えることができました。
 合格した最大の要因は、やはり1年生のころからずっと成城大学に入りたいと思っていたこと、そしてその熱意を志望理由書や面接でアピールすることができたことにあったと思います。皆さんもあきらめずに頑張ってください。



日本女子大学
文学部英文学科

平成21年3月特別進学コース卒
名取二中出身

大学の入学許可書を
手にした時の喜びは何にも代え難い


高校受験の失敗から立ち直り
 大学進学を目指しました


 私は正直、仙台育英に望んで入ったわけではありません。たぶん校内の半分以上の生徒がそうであるように、公立高校受験の失敗によるものでした。入学した当初は「仙台育英で頑張ればきっとイイことが待ってるぞ!」という先生や両親からの励ましも空しく聞こえ、なかなか勉強に身が入りませんでした。
 ところが、最初の懇談会で頂いた資料に日本女子大学が指定校として掲載されていたのを知った両親が、大学のことを教えてくれ、私に目指す指針が見つかりました。ご存じの通り、指定校推薦を受けるための第1条件は、まず3年間の平均評定です。そして、次に大切なのは授業の出席状況です。その時から私は、定期テストを落とさないこと、無遅刻・無欠席・無早退・無欠課で過ごすこと。この2つを目標に掲げ頑張りました。
 定期テストは対策として、授業に欠かさず出席し、習ったことをしっかり覚え、放課後に復習することだと思います。出席日数は、校内推薦の際に「欠席日数15日以内」などと指定されているので、学校を休めば休むほど不利になり、評定が良くても推薦は出せなくなります。


気がつけば、中学時代にはなかった
 自分がいました


 他にも、先生から勧めていただいた講習にも積極的に参加し、少しでも自分の実になるよう努力を惜しみませんでした。気がつけば、中学時代にはなかった自分がそこにありました。一言で無遅刻・無欠席…と言っても容易なものではありません。希望の高校に入り、楽しそうに歩いている中学の同級生を見て羨ましいと思ったこともありました。
 でも、目標のためには、頑張り抜くことを覚え、夏休みにはオープンキャンパスにも参加し、講義を受けました。校内推薦が通ってからは、自己推薦書を国語の先生に何度も添削していただいたり、朝早くから面接練習でご指導をしていただいたりと、先生方には色々な面でご協力いただき、とても感謝しています。
 そして、日本女子大学からの入学許可証を手にした時の喜びは、何にも代え難いものでした。『人間万事塞翁が馬』といいますが、まさにその通り。仙台育英で、身をもって私はそれを学びました。



日本女子大学
人間社会学部文化学科
平成21年3月特別進学コース卒
南吉成中出身

意欲的な学校生活と講習参加、
努力が評価されました


長期休暇中の講習は
 自学自習が身につく良い機会


 仙台育英特別進学コースに入学したのは、私立高校のなかでも特に大学進学率が高く、勉学に対する熱意が何処よりも感じられる高校だったからです。仙台育英は指定校推薦で大学を受験でき、依頼している大学も多かったので、指定校推薦も視野にいれながら生活してきました。
 まず、学校を休まないことを心がけ、2年間精勤賞でした。いくら学校の成績が良くても意欲的に学校生活を送らなければ、校内選考で他のコースに負けてしまうと思ったからです。そして、一般受験も考えていたため1年次の放課後のチューター講習や、2年次の先生方の放課後講習に参加していました。定期考査前は放課後や朝、図書室を利用していました。特進では、1年次に年3回、学校に宿泊して自学自習の習慣をつけるPLAN2000という行事があります。私はこの行事で、ただ勉強することだけでなく、友達と協力し励まし合い、仲の良さを深めることができました。今でもその時に仲良くなった友達とPLAN2000のことを思い出して、話しています。春・夏・冬の長期休暇中に行われる講習も、自学自習が身についた良い機会でした。


研修旅行で受験に向けての
 モチベーションがアップ


 2年次の東京・京都への研修旅行も思い出深いです。首都圏のいろんな大学を見学することができ、受験に向けてのモチベーションを上げることができました。2年の冬から少しずつ受験を意識しはじめました。英検や漢検も受験し、資格を取得しようと考えました。
 3年生になってから、私は、一般で志望大学を受験するか、指定校でこの大学を受験するか悩んでいました。しかし、私は2年半努力してきた成果を試そうと校内選考に応募しました。校内選考を通ったと聞いた時は、自分の努力を評価されたように感じ、うれしかったです。
 受験まで先生方に面接や小論文のご指導をたくさんいただき、無事合格することができました。
 仙台育英に入学していなかったら、私はこんなに勉強することなく、向上心を持てなかったと思います。大学進学を目標とし、既に志望大学も決まって、勉学に対して熱意があるのなら、是非、仙台育英特別進学コースに入学することをお勧めします。



明治学院大学
経済学部国際経営学科

平成21年3月外国語コース卒
北信中出身

留学経験が最大の武器!
指定校推薦を活用しました


合格の理由は
 10ヶ月間の海外留学


 合格できた理由は10ヶ月間留学したことだと思います。もちろん、それだけで合格できたわけではありませんが、なにより一番、合格への手助けになったことは間違いありません。そう言いきれるほど、私にとって大きな力になりました。
 しかし、留学中は毎日が楽しかったわけではありません。私はPIEEという留学団体を使って留学をしました。成田空港から1人で飛行機に乗り、1回の乗り継ぎを経て留学先へ到着しました。その乗り継ぎでは、1回飛行機に乗り遅れるというハプニングもありました。
 留学前は、ほとんど勉強をせずに行ってしまったので、英語をろくに話すことができず、始めの頃は毎日不安なことしかありませんでした。留学先では、日本人の子とも英語で話そうという約束をして、できるだけ日本語に触れないことを心がけました。周りは英語を話せる人ばかりで、私1人話せないことに焦り、なぜ留学前にもっと勉強しておかなかったのかと後悔し、言いたいことを言えない自分にいらだつ日々でした。そんな中で周りの人たちの温かさに支えられて、なんとか毎日を送ることができました。授業後は、毎回先生の所へ行き、宿題の確認をして、分からないところはホストファミリーの助けも借りながら、勉強をしました。そうしていくうちに、少しずつ英語が分かるようになり、英語力と比例するように毎日が楽しくなっていきました。それと共に、もっと前から話せていたかったと思うことがあったので、留学するのなら、事前にしっかり勉強していくことをおすすめします。


TOEICなどは受けるごとに
 コツがつかめます


 留学後は英語関係の資格取得を心がけました。留学経験があるので、最初から一般入試は考えていませんでした。とにかく資格を取ることで自分のアピールポイントをスキルを上げることを目標とし、TOEIC、TOEFL、英検といった試験をできるだけ受けました。TOEICやTOEFLは受けるごとにコツをつかむこともできるので、何度も受けたことが良かったと思います。
 夏休み中は、夏期講習にも行き、自分の英語力を上げる努力をしました。いよいよ志望大学を確定しなければならない時にAO入試か指定校推薦か迷っていました。私は、もともと英語だけを勉強するのではなく、英語を使って何かしたかったので、国際経営という道を選びました。
 推薦を選んだ理由は、その方が安全だと思ったからです。正直、AO入試で合格する自信はありませんでした。そして、評定が基準を越えていたこともあり、明治学院大学の指定校推薦を受けることができ、合格することができました。
 指定校で大学へ行ったということで、次の学年へつなげるために頑張らなければいけないというプレッシャーもありますが、合格させていただいた以上は頑張りたいと思います。



東京経済大学
経済学部国際経済学科

平成21年3月英進進学コース卒
仙台二中出身

進路が決まると
新たな目標もできます


全国に沢山ある経済学部の中から
 一つに絞り込む


 私は、部活動もやっていなかったし、資格などアピールする所もなく、成績もスバ抜けている訳でもなく、いたって普通でした。
 入学当初は、大学に興味もなく、毎日の生活をただ過ごしているだけでした。2年次には、学校にも慣れ、少しずつではありますが、進路のことについて考えていました。最初は、大学に行かずに父の経営する運搬業をやろうと考えていました。けれども周りの人達が進路について考え始め、自分もこのままの考えでは、いけないということが分かりました。そこで、少しでも経済の流れや仕組みなど、社会に生きていく中での知識の幅を広げていこうと思ったのが、大学を選んだ理由の一つでもあります。
 先ず、経済学部が全国に沢山ある中で、どこの大学に行けば、自分のやりたいことが出来るのかを考えました。そこで、私は東京経済大学を選びました。
 なぜ、東京経済大学にしたのかというと、850人と多い学部人数の中、沢山の人と競い合える環境はもちろんのこと、海外研修特別コースというのがあり、海外でのインターシップなどが経験出来、また、常に英語と向き合っていくコースのため、これから英語は社会に必要な言語だと考えたからです。
 また、留学生を多く迎えていて留学生チューター制度というのがあり、留学生と学習の面から生活の面まで多く接することが出来、将来に役立つ大学だと考えたからです。


経営コンサルタントになって
 父の仕事をサポートしたい


 そして、進路が決まったら、私は、新たな目標を決めました。それは、経営コンサルタントになりたいという目標です。経営コンサルタントとは、企業から依頼を受け、問題を調査し、解決策を見つけアドバイスをする仕事です。私は経営コンサルタントになり、父を経済の面でサポートしたいと考えました。また、サポートするだけではなく、自分なりに会社を経営するのも今後の大きな目標です。
 大学に進学出来たのも先生方のサポートや親、友人などの支援のおかげだと思います。本当にありがとうございました。



東京薬科大学
生命科学部分子生命科学科

平成21年3月特別進学コース卒
幸町中出身

指定校推薦は
大学進学に非常に有利です


オープンキャンパスや講義に参加
 大学に進学意欲を伝える


 大学進学をしたいと思った理由は親にありました。両親は転勤育ちの私に、私立の大学でもいいから、大学で勉強し、ちゃんと卒業して、よい人生を送ってほしいと言ってくれたからです。
 それから私は大学への合格を確実に、早く決めたいと思い、指定校推薦に目をつけました。仙台育英に入学した理由は大学進学に非常に有利であり、さらに指定校推薦枠をたくさん持っているからです。
 1年生の段階では、どの大学の学部の指定校推薦があるかを調べていました。前期に学部を絞り、後期までに親と話し合って大学も絞り、資料も取り寄せ、それぞれの大学の学部の特色を調べました。
 資料だけでは分からないこともあるので、実際に見に行くことも大切です。さらに、大学の講義などに参加すると名前を覚えていただき、推薦を受ける時に良い印象となるので、進んで参加することも大事です。私はオープンキャンパスと講義に参加したので、その大学に対する意欲は十分に伝わりました。


塵も積もれば山となる
 平常点でコツコツ点数アップ


 校内で推薦をとれた大きな要因は2年間皆勤です。成績がそれほど良くない私は、せめて皆勤だけでも取ろうと決めました。私は自分で決めたことは最後までやる質なので、毎日無遅刻・無欠席・無早退はごく当たり前のことですが、そんな当たり前のことを2年間維持するように頑張ってきました。努力が結果に結びつき、私は2年皆勤を取りました。
 そして、もう一つの要因は平常点です。私は授業を受けるのは好きですが、テストの点数には結びつかないのが欠点でした。なので、成績においては平常点で点数を稼ぎました。塵も積もれば山となるように、総合成績は程々の成績でした。
 その他に、先生の些細なお手伝いもやり、先生方からは信頼を得ました。このようにして私は指定校推薦を得て、家族や友達、先生方に応援され、合格しました。勉強も大事ですが、勉強以外に、どんな些細なことでも自分でやり通すことも大事だと私はこの高校生活で改めて思いました。



帝京大学
文学部心理学科
平成21年3月特別進学コース卒
蛇田中出身

偏差値・倍率が高い「心理学科」
合格できたのは先生方のおかげです


「本当に学びたいこと」を
 見つけるのが先決


 私は高校3年生になるまで明確な志望大学は決めていませんでしたが、学びたいことはありました。それが心理学でした。しかし、心理学科は全国どの大学でも非常に人気があり、倍率が高く、偏差値も高いところが多いので、容易でないことは知っていました。それでも、大学での4年間を自分の学びたくない学問を学ぶより、自分の本当に興味のあることを学びたいと考え、一般入試で受験しようと考えていたところに、担任の小井土先生から指定校推薦のお話をいただきました。
 さて、皆さんは指定校で受かるために必要なことはなんだと思いますか?勉学に励むことや無遅刻、無欠席で学校に来ることはもちろんですが、私が一番大切だと思うのは、自分の本当に学びたい学問を見つけることと、おぼろげでも将来のビジョンを思い浮かべることだと思います。指定校で大学にいきたいから勉強や学校を休まないように頑張るのではなく、あくまで自分が大学で好きなことを学ぶためや将来の夢を実現するために指定校という一つの方法を選ぶというのが良いと思います。


高校生活で学んだことを
 最大限に活かしてスタートします


 大学は人生のゴールではなく、社会人として第一歩を踏み出すためのスタート地点にすぎません。今、私は、やっとスタートするための準備期間、すなわち大学生になりました。これからの大学生活を有意義で価値あるものとするためにも、仙台育英の特別進学コースで3年間学んできたことを最大限に活かし、卒業生として恥ずかしくないよう努めていきたいと思います。
 最後になりましたが、私の大学合格は担任である小井土先生をはじめ、推薦担当の先生や面接官をしてくださった先生、学年主任の先生や自己推薦書のアドバイスをしてくださった先生、色々と励ましてくださった先生方と仙台育英特別進学コース各教科の諸先生方がいらっしゃらなければ、決して成し遂げられませんでした。この場を借りて迷惑と心配をかけてしまったことにお詫びし、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。



桜美林大学
リベラルアーツ学群

平成21年3月外国語コース卒
若柳中出身

カナダ留学や外国人先生との交流が
自分の強みとなりました


先輩方からの「生の声」で
 正確な情報収集


 幼い頃から英語に触れる機会があったので、英語や国際交流に興味がありました。そこで高校に進むにあたり普通科ではなく、あえて外国語を中心とした学科を選びました。
 高校でも英語に力を入れて勉強しました。またそれだけではなく、カナダ留学、家庭での留学生の受け入れ、学校での外国人の先生や留学生との交流を通して、多くの外国人と関わりを持つことができました。そのおかげで、国際的な視野が広がり、外国への関心がさらに高まりました。そしてこれからも、英語や国際交流にかかわっていきたいと思い大学に進学することにしました。
 大学では英語の勉強が中心になるのはもちろんですが、それだけではなく、もっと幅広い分野を学びたいと思いました。そこで英語漬けの環境で学べること、留学制度が整っていることその他に就職してから役に立つような勉強ができることを条件に進学先を探しました。進学先を絞り込むにあたっては、学校の進路資料や先輩方の体験談を参考にしました。受験雑誌やインターネットもありますが、それよりも生の声を聞く方が正確な情報を得られと思ったからです。


入試対策を通して
 社会問題にも興味が湧きました


 受験するにあたっては、できるだけ受験するチャンスを使いたいと考えて、推薦入試と一般入試の両方の準備をしました。一般入試の対策としては、週に2回予備校に通って英語と国語の講習を受けました。また、私は通学時間が長いので、その時間を利用して単語の暗記やテスト前の用語の確認にあてるなど時間を無駄にしないよう工夫をしました。
 推薦入試については、オープンキャンパスへ行った時に大学で教えられた通りに準備をしました。大学で指定される図書を読んで、レポートを作成して提出し、面接で内容について答えるというものです。レポートの作成にあたっては、インターネット検索や新聞の切り抜きなどで材料を集めなければなりません。始めは慣れないせいもあって大変でしたが、調べていくうちに「格差社会」が現在どれだけ深刻な問題、対策法はないのかなど、興味がわいてきました。
 高校時代を振り返ってみると、学習については反省することばかりでした。どこか気を抜いてしまい本当に集中してテストに向けて勉強した数は多くはありませんでした。後で苦労してしまうので、進学を考えている人は受験は始まっていると考えた方が良いと思います。
 しかし、国際交流という点では充実している経験をすることができました。その経験があったからこそ進路決定がスムーズに進んだと思うし、入試の面接でもしっかりと受け答えができたのだと思います。何か自分の中で強みになるものをもち、何事にも挑戦してみるべきだと思います。



立正大学
文学部文学科

平成21年3月フレックスコース卒
五橋中出身

3つの決まりごとを守り
自分を高めてきました


修学旅行は
 仲間たちとの素晴らしい時間


 大学進学を目指した理由としては、4年間でもっと学力を培い、社会に出ていきたいと思ったから、ということがあります。
 私は高校生活を悔いの無いように、過ごしてきたつもりです。1年生の頃は、続けていたギターに力を注ぎ、真面目に毎日、勉学にも勤しみました。
 2年生になり、クラスが変わると、友人の数が増えました。修学旅行の時期ともなるとクラスの士気も上がり、皆ますます絆を深めていきました。そんな空気の中で、私もなかなか楽しめたと思います。フレックスコースの恒例行事とも言えるイモ掘りでは土にまみれながらも、仲間達と素晴らしい時間を過ごしました。修学旅行はとても楽しかったです。


進路決定はプレッシャー
 しかし、自分のことなので疎かに出来ない


 3年生に無事進級し、進路を決定しなければならない頃、色々なプレッシャーやストレスに晒され、辛いと言えば辛かった。しかし、自分の将来のことなので疎かには出来ませんでした。そして、3年間培った学力と出席日数を駆使し、推薦入試を受け、立正大学への入学を果たしました。
 推薦入試を受けるにあたり、私は3つの決まりを守りました。1つ目は遅刻をしないこと。2つ目は欠席をしないこと。3つ目は定期考査では80点以上を維持すること。この3つの決まりを守ることで自分を高め、人生を有意義にしようと努めました。
 皆さんも、私のように努力を惜しまずに、日々精進を重ね、素晴らしい人間になれるように頑張ってください。努力は報われない時もありますが、しなければならないものです。皆さん、頑張ってください。



学習院女子大学
国際文化学部国際コミュニケーション学科

平成21年3月外国語コース卒
高森中出身

辛いことにも苦しいことにも負けず
目標があれば頑張れる!


TOEICや英検、センター試験国語にも対応
 毎朝のPLP学習は大いに役立つ


 高校に入学した時から指定校推薦を利用しての大学合格を目指していました。指定校推薦に一番大事なのは学校での生活態度だと聞いていたので、年に4回ある定期考査では毎回、評定平均値4.0以上を目標に授業中からしっかりノートを取り、教科書を読み、先生のお話を集中して聞き、黒板に書いていなくても大切そうなところや先生が注意するようにおっしゃっていたところをチェックし、ノートに書くということを意識していました。
 登下校のために利用していたシャトルバスの中では、テスト勉強の予習や復習をしたり、毎朝20分程度のPLPという小テストの勉強などをしていました。毎朝のPLPはTOEICや英検によく出てくる単語や育英生全員が受けなければいけないセンター試験の国語にも対応しているものだったのでとても役に立ちました。


10ヶ月間の留学
 授業についていけなくても落ち込まない


 高校2年時にカナダの姉妹校へ10ヶ月間留学した時も気を抜かず、国際センターの先生に言われた成績を常に保つことを心がけ、日本の学園生活ではもちろん、カナダでも無遅刻無欠席を目標にし“大学に行きたい!”という意識をしっかり持ち、英語が分からなくて授業についていけなくても、友人と意志疎通が出来なかった時も落ち込まず、いつも積極的に質問したりカナダでの資格取得のために勉強をしていました。
 体調管理にもしっかり気を配っていました。少しでも体調が悪いとそっちに神経がいって集中出来なくなるからです。特に試験期間中や留学中は風邪を引かないように気を付けていました。
 3年間の高校生活には辛いことも苦しいこともあるかもしれません。しかし常に目標をもっていれば、そのようなことに負けず頑張ろうと思えるはずです。まずは何事にも興味を持ち、自分のやりたいことを見つけ努力するのが大切だと思います。



共立女子大学
家政学部被服学科

平成21年3月外国語コース卒
上杉山中出身

受験したいと思った大学が指定校
オープンキャンパス参加で意欲向上


大学の評定平均を
 余裕で超えられるように努力

 2年生の前期ぐらいまでは、私は何を勉強したいのかわからず、悩んでいました。そこで、私は将来服飾関係の仕事に就きたいと考えていたので、服飾関係の勉強が出来る大学を探し、資料請求をすることから始めました。それぞれの大学の学部学科を詳しく調べていたら、1、2年次には衣服の基礎的な知識を学び、3年次には自分の興味のある分野を3つのコースから選択して学べる、といった大学を見つけ、まさに私が勉強したいと思っていた分野でした。それが共立女子大学家政学部被服学科でした。この大学は指定校になっていたので、指定校推薦で受験することを決めました。
 そして3年生の夏休みにはオープンキャンパスに足を運びました。雰囲気もとても良くて、進路相談も行っており、指定校推薦を受験するにあたっての説明や面接の対策についてなど質問しました。オープンキャンパスに参加したことによって、この大学に合格したいという気持ちが高まったので、興味のある大学を見つけたら、まずオープンキャンパスに足を運んでみるのも良いと思います。
 指定校推薦に合格するために一番大事なことは、定期テストで良い点数をとることだと思います。私は大学の平均評定を、余裕を持って超えられるように努力しました。
 推薦で受験する人は、面接があると思います。何を質問されても困らないようにある程度考えたり、先生方に面接練習をお願いしたりし、落ち着いて話せるよう家でも練習しました。
 自己推薦書は、先生に何度も添削して頂き、文章が思い浮かばなく嫌になってしまう時もありましたが、この大学に行きたい、という気持ちを強く持ち、乗り越えました。


合唱コンクールの指揮者に立候補
 部活動をしていない分、行事に参加


 部活動に所属していなかったので、合唱コンクールの指揮者に立候補したり、保育園でのボランティア活動を行いました。部活動に所属していなければ、学校行事やボランティアなどに、積極的に参加することも大事だと思います。
 まだ進路が決まっていない人は、将来どのような仕事に就きたいのか目標を決めることから始め、その目標を達成するためにはどうすれば良いのかをよく考え、努力してください。一人で悩まず、先生方に相談したり、家族に相談したり、アドバイスを受けるのも良いと思います。
 私は仙台育英に入学して、3年間、あっという間でした。茶道や華道の授業もあり、ほかにも仙台育英ならではの体験をすることができ、とても充実していた3年間でした。みなさんも、充実した高校生活を送り、進路を決める時は、焦らずゆっくり考えてみてほしいと思います。目標に向かって、頑張ってください。



明星大学
情報学部情報学科

平成21年3月フレックスコース卒
栃木荒川中出身

大きな目標の前に
小さな目標を立て、達成させていく


睡魔とも闘いながら
 コツコツ頑張ってきました


 硬式野球部に入っていたこともあり、大学を選ぶ基準として、勉強と野球の両立ができる大学を決めました。それはなぜかというと、運動だけできたり、勉強だけできても社会の中では通用しないと私は思うからです。
 大学選びは時間を費やして、色々な大学の情報を取り入れて考えました。私は最初から指定校推薦で大学に進学しようと思っていたので、テストや授業もしっかり受け、普段から進学のためにコツコツ頑張っていました。
 硬式野球部だったので、練習が終わるのが遅い日もあり、その次の日の授業は、睡魔におそわれる日も多々ありました。しかし、そこで負けてしまったら自分の夢を諦めてしまうことになります。一日一日の積み重ねが重要だと思います。
 私にとって大学とは、大人への階段の一歩だと思います。もちろん高校も大人への一歩であります。高校生活は本当に充実していて3年生の夏の甲子園ではベスト16という結果も残すことが出来ました。日々練習にあけくれて一つのことに集中して、ただ目標に向かっていた結果だと思います。勉強でもそれは言えることです。一つの目標に向かって努力すると言うことが大切になってくると思います。


勉強・部活・友達関係
 自分から“動いていく”こと


 周りの友達にも恵まれていたと思います。共に切磋琢磨し合って、また、支え合ってこられたので、夢を達成できました。なので仙台育英で過ごした3年間は、自分自身を色々な面で成長させてもらうことが出来、本当に感謝しています。
 後輩の皆さん、高校生活を楽しくより充実した生活には、何事にも自分自身から動いていくことが重要です。勉強、運動、友達関係全部でそうだと思います。
 また、明確な目標を立てそれをクリアするために日々努力していくことも大切です。私は大きな目標を立てる前に小さな目標を立てそれを達成し、また目標を立て少しずつ目標を大きくさせていきました。なので、自分の夢をしっかり持ってその目標に向かって日々努力していってください。



神奈川大学
経済学部経済学科

平成21年3月英進進学コース卒
山下中出身

興味のある大学は
どんどん調べよう


頑張ったことがあれば
 自己推薦文は難しくない


 大学に合格できたことの中で、一番大事だと思っていることは、何と言っても1年生から3年生までの定期テストでバランス良く点を取ってこれたことだと思います。
 1年生の頃は行きたい大学はどこなのか、と聞かれても何とも答えられませんでした。でも、定期テストは点を取っておかないと、という意識はあったので、テストの時は頑張って勉強しました。
 志望大学を考え始めたのは2年生の夏休みあたりで、すこし遅いのかなとも思っていました。大学には行きたいけど、どこの大学に行きたいのかがなかなか決まらず焦っていました。しかし、この時に大学へ行きたいと強く思っていたからこそ頑張ってこれました。
 そして次に大事だと思うことは、学校の授業やテストとは他に自分で頑張ったことや努力したと思えることがあることです。私は地元のボランティアサークルに入り、ジュニアリーダーとして様々な活動を通して貴重な体験を沢山してきました。そのことは自分のアピールポイントになり、推薦入試を考えていた私にとって、すごく大切なもので、自己推薦文を書く時の材料にもなり、案外、文を書くことが苦にはなりませんでした。もし、部活動も何もやっていなければ、自己PRをしてくださいと言われた時にとても困ると思います。なので、何か資格取得やボランティア活動などを体験してみるのが良いと思います。


志望大学が決まらなければ
 先生や先輩、友達に相談


 自分で大学を探そうとしてもなかなか決めることが出来ない人もいると思います。私が実際にそうでした。そんな時に私は先生や友達、先輩などと話をすることで、大学のことが徐々に分かり始めてきて、ある程度まで大学を絞ることができました。なので、自分一人だけで悩むのではなく、誰かに相談することも大切です。
 大学を調べていて、ある程度決まってきたら、その時にすぐ大学の資料、パンフレットを取り寄せました。そして、色んなパンフレットをなどを見ていくうちに、カリキュラムなどが自分に合っていて良いと思うところがあり、私は志望大学を決めていきました。とにかく何でもいいから、興味のある大学はどんどん調べた方が良いと思います。最後までしっかり大学を調べて、自分に合う大学へ行けるようにしてください。


 
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