SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!

 

東北学院大学
文学部英文学科

平成21年3月外国語コース卒
宮床中出身

貴重な経験と頑張りの積み重ね
充実した学園生活で大学合格


外国語コースは自慢できるような
 経験が豊富
です

 英文学科を目指したきっかけは、10ヶ月間の海外留学です。1つ目は、留学を通してコミュニケーション力の向上は出来たけど、文章の読解力が欠けていると実感し、総合的に英語を身につけたいと思ったからです。2つ目は、将来は客室乗務員などの英語を使う仕事がしたいという夢を持っているので、その夢を実現させるためでもあります。
 高校3年間、私はチアリーディング部に所属していました。規則としてでもありますが、服装を崩さずに着て、生活態度にも心がけ、先生方への挨拶も忘れずにしてきました。学校の顔として、飲酒運転撲滅署名運動に数回参加し、仙台市内で何回もイベントに参加させて頂きました。甲子園での野球応援や京都での駅伝大会応援、全国のチアリーディング選手権にも毎年楽しく参加していました。
 外国語コースでの学習生活は充実した毎日でした。積極的にスピーチコンテストに参加し、英語検定2級取得やTOEIC、漢字検定も数回受験しました。今は英検準1級取得に励んでいます。
 また、オーケストラでのマンドリン演奏や日本文化の授業での茶道、華道の学習、スペイン語と中国語の授業など、他の学校では経験出来ないような、自慢出来て誇れるような経験ばかりです!


様々な経験を活かしたいと思ったのが
 推薦入試を受けたきっかけ


 3年間、海外留学を始め部活動など、あまり経験したことのないことばかりでした。なので、受験では、この経験を充分に伝えて活かしたいと思ったのが、指定校推薦を受けたきっかけです。
 自己推薦文を書く前に、志望大学のパンフレットやウェブサイト、学習室にある授業内容傾向の資料などほとんどに目を通し、気になる資料は全てコピーしてノートにまとめるなど、自分が受けたい授業の内容や先生方の名前は把握していました。
 指定校推薦が内定した後は、ひたすら面接と小論文対策に励みました。小論文対策として塾に通いました。1日小論文を2題ずつ書き、天声人語の要約も少し手を付けました。また試験前には、学習室の資料やインターネットで過去問や出題傾向にほとんど目を通して過去問で練習を行いました。書いた小論文はファイリングして書き直し、重要な語句などはノートにまとめて自分の参考書を作り、いつでも見直すようにしていました。面接練習は試験1ヶ月前から10人以上の先生と何回も、空いている時間は練習をしていました。面接練習後は毎回、聞かれたことやつまずいた点を思い出しながらノートにメモしました。
 本番で自信を持って取り組めたのは、内定後からの約2カ月間、少しずつ地道に頑張って対策したからだと思っています。受験に成功した一番の要因は「やればできる!」と自分に言い聞かせて頑張った2カ月間と、今までの学園生活での生活態度や様々な過去の貴重な経験など、3年間の自分の頑張りの積み重ねの結果です。



東北学院大学
文学部英文学科/夜間主コース

平成21年3月フレックスコース卒
名取第一中出身

将来は得意な英語を活かせる
職業に就きたい


定期試験対策は
 1ヶ月前から行いました


 小学生の時に、英語の塾に通っており、英語は得意教科の一つでした。だから、将来は英語に関した職業に就きたいと思っています。まだ、具体的には決まっていませんが、大学在学中に決めたいと思っています。
 指定校推薦を得るために、日々、頑張ってきたことが3つあります。1つ目は学校を休まないことです。決して体が丈夫なわけではありません。むしろ、よく風邪をひく方ですが、多少の病気や怪我でも休まず学校に行くことを心掛けていました。これから先も多少の病気では休まないようにしたいと思っています。
 2つ目は期末試験や実力試験で良い点数を取ることです。試験の1ヶ月くらい前からテストに出そうなところを重点的に勉強しました。まずまずの成績はとれたと思います。大学でも予習・復習を怠らず勉強していこうと思います。


ご指導を熱心にしてくださる
 先生がとても頼れる存在


 3つ目は室長を務めたことです。2年生の時は室長を勤め、3年生の時は副室長を務めました。2年生の時に担任の先生から指名された時はやりたくないと思いました。しかし、なかなかやりがいがあって、3年生の時は自ら立候補しました。この3つが私が高校在学中に頑張ったことです。
 大学に受かることができたのは、私一人の力ではありません。友人や先生方の支えがあって合格することができました。私が勉強などで困った時や悩んだ時には友達にアドバイスをもらい解決しました。また、指導熱心な先生が多く、私にとってとても頼れる存在でした。とても感謝しています。
 この仙台育英学園高等学校での3年間を忘れず過ごしていきたいと思っています。そして、大学でも一生懸命勉強に励んでいきます。



東北学院大学
経済学部経済学科

平成21年3月フレックスコース卒
南小泉中出身

本気で目標を見つめていれば
やるべきことが見えてきます


授業の内容やプリント復習
 これだけでも結果はついてきます


 普段から自分のやるべきことをきちんとこなしてきたつもりです。その積み重ねが、志望大学に指定校推薦で合格できたことに繋がったのだと思います。これから、私が気をつけていたことを書いてみたいと思います。
 1つは、定期考査に力を入れて勉強していたことです。推薦には評定値が大きく関わってくるので、定期考査では常に良い成績を取らなければなりません。その為、最低でも70点以上の点数を取るようにしていました。具体的な勉強方法としては、毎日その日に受けた授業の復習や、プリントをやり直したりしていました。定期考査の問題は授業でやった範囲から出てくるので、これだけでも結果がついてきました。


ノートはきちんと書く
 授業で分からなくても後から理解できる


 次に、毎日の授業を真面目に受けていたことです。当然と言えば、当然のことなのですが、たとえ授業の内容が分からなくても真面目にノートをとっていました。そうすることで、その時には分からなくても、後で復習をして授業の内容を理解することができるからです。とにかく、面倒くさがらずに毎回ノートをとることを心掛けていました。
 最後は、無遅刻無欠席を目標に学校へ来ていたことです。実際は何日か休んでしまいましたが、学校を休まないことは一番大切なことだと思います。いくら成績が良くて、授業を真面目に受けていても、出席日数が足りなくては推薦資格を失うことになりますし、社会へ出た時のことを考えると、やはり自分の為になりません。
 以上のことが私が心掛けていたことですが、やはり最後は、自分自身の気持ちの問題だと思います。本気で目標を見つめていれば、自分のやらなければいけないことは自然と分かってくるので、最後まで諦めずに頑張ってください。



東北学院大学
法学部法律学科

平成21年3月特別進学コース卒
南中山中出身

学校が提供してくれることを
十分に活かすと夢へつながります


学習が定着するよう
 休まず学校に行く


 大学進学にあたって、私が日々、気を付けていたことの第1は、毎日休まず学校に通うということです。毎日通うことで日々の学習の定着につながると思い、皆勤を心がけ、学校だけではなく、家での生活にも注意しました。睡眠時間をしっかり取る、食事はきちんと3食とるなど体調管理に関わることや、予習・復習、宿題をできるだけちゃんとするということを念頭に置き、1週間のスケジュールを立て、生活リズムを作るところから始めました。計画通りに出来なかった時は、少し修正を加えたりして、だんだん自分に合う生活を送られるようになりました。その結果、入学時から今まで1日も休むことなく学校に通い続けることが出来ています。
 第2は、定期考査や授業態度、資格など勉強面についてです。私は、まず授業で先生の話をちゃんと聞こうと心がけました。ただノートに書くのではなく、自分で大事だと思ったところにマーカーで印を付けたり、先生が話していることで気になったことがあったら、メモとして書き留めておくといった、自分だけのノート作成にも努力しました。それを活かし、定期考査の勉強にも取り組み、良い点数が取れるよう家だけでなく学校でも時間があれば図書館に行って勉強をするなどの努力を積み重ね、自分の予想よりも上の評定をもらうことが出来ました。また、私は資格にも挑戦し、漢字検定2級を取得しています。


無事に大学合格できたのは
 信頼できる先生方のおかげです


 ここまで来れらたのは、決して自分の力だけではありません。周りに信頼できる先生の存在があったからです。分からないところを聞きに行くと親切に教えていただいたり、何も知らなかった私にとってたくさんの生徒を見てきた先生方に相談にのっていただいたことは、とてもためになりました。
 私が無事に合格することが出来たのは、先生方に面接指導や小論文練習をしていただいたおかげです。私は本当にこの仙台育英に来て、そして、いろんな先生と出会えて良かったと思っています。日々の自分の努力に加え、頼れる先生がいること、学校が提供してくれているものを十分に利用することが夢へとつながると思います。



東北学院大学
工学部機械知能工学科

平成21年3月英進進学コース卒
大衡中出身

受験生で部活動をしている人は
少しずつ前に進んで道を切り開く


先生のお話の中に
 出題ポイントがある


 私立の大学に行きたいと思えば、指定校推薦を利用できる。特に本校は指定校枠が多く、様々な大学・学科に行ける。このことは仙台育英の魅力の1つである。私はこれを大いに利用しない手はないと考えた。
 1年生や2年生の時にも漠然とはしていたが、大学に入るなら指定校推薦やスポーツ推薦など、なんらかの推薦かAO入試を受けたいと考えていた。その中でも合格率の高い指定校を希望するようになった。そのためには、推薦基準を越えないといけないと考え、評定を上げるべくテスト勉強に励んだ。部活動をしていた私は、普段は学習時間があまり取れなかったので、考査前は必死になって取り組んだ。出題のほとんどが教科書の基本問題や例題なので、そこを重点的に学習すれば良いと思う。
 目指す評定は5なので、難しい問題でも出ると予想した所には多少、目を通しておく必要がある。また、先生のお話の中に出題ポイントがあるので、しっかり聞くようにした。これらを要領よくこなせるなら、評定は心配ないと思う。


最後の試合までは
 部活動に専念


 資格については、なるべく挑戦しておいた方が良いと思う。なぜなら資格の有無も評価の対象にされ、さらに自分の自信にも繋がる。実際に、私は漢検と英検を取得した時にそれを感じた。
 私は3年間、柔道部で活動してきた。3年生になっても勉強時間が取れず、不安になることもあったが、先ずは部活動に専念することにした。2度と訪れない高校時代、最後の試合が終わるまでは、思いっきり取り組んだ。チームの3年生全員が悔いを残すことのないように、毎日、全力で稽古していた。結果は、悔いが残るどころか、最高のものだった。今では、あの時、部活動に専念したことを本当に良かったと思っている。部活動は様々なことを学んで活かせる場なので、大切にしてほしいと思う。
 結局、受験の準備を本格的に始めたのは、夏休み以降だったので、忙しくて大変だった。本を読んだり、調べごとをしたりして、必要な情報を集め、志望動機などを考えた。結果、合格することができたが、苦労する場面が数多くあった。だから、自分の進む道が決まっている人は、早くから本を読んで知識をつけておくことをおすすめしたい。
 最後に受験生で部活をしている人は大変で、諦めたり、投げやりになったりするかもしれないが、少しずつでも前に進み、自分の進路を切り開いて、実現になるように努めてほしいと思う。



東北学院大学
工学部機械知能工学科

平成21年3月英進進学コース卒
玉川中出身

学校生活を楽しみながら
定期テストには力を入れる


体調管理で無遅刻無欠席 
 集中力も養えます


 高校入学時から大学への進学を考えていました。そのために高校生活の大きな目標を「勉強」にしました。入学当初、大学受験は、センター試験、一般受験しかないと考えていました。しかし、1年次に指定校推薦があることを担任の先生から聞き、是非とも利用したいと思いました。
 指定校推薦の推薦枠を得るには、指定された基準があり、私は日々の学校生活をそのことを考えながら、過ごすことにしました。
 まず、出席についてです。私は1年次からずっと無遅刻無欠席を心がけました。私はこのことが指定校推薦では重要な要素だと思います。学校を休まず、遅刻をしないことにより、授業を1時間集中する力を得ることができて、自分の体調を管理していることにもなるからです。
 そして、一番重要なことは、定期テストと模擬試験の成績です。模擬試験は、日々の自学自習の成果を試すテストです。私も自分の力を出し切りましたが、あまり良い成績は取れませんでした。しかし、3年次の模擬テストは特に重要なので、順位100位を目標にしました。
 定期テストもとても重要で、基準は評定2がないことですが、私は3から4以上は必要だと思います。私は定期テスト1週間くらい前から勉強をしはじめました。テスト前後に提出物を忘れずに出すことも大切です。
 それから、資格取得ですが、私は情報処理検定とワープロ検定しか取得しませんでした。しかし、出来る限り資格を取得すべきだと思います。


先生方のご協力で行われる面接対策 
 入室、御辞儀の練習も大切


 推薦入試本番で重要な面接試験と小論文の練習も忘れてはなりません。面接練習は、校内枠が内定した後、先生方のご協力で練習が行われます。面接の対策は、面接で何を聞かれるのかを考え、その解答を考えておくことです。そして、事前に、入室、お辞儀の練習もしておくことです。
 それから、小論文は、自分の受験する大学の学部、学科の過去の問題を解いておくことが大切です。また、テクニックなどは、小論文の先生にご指導をいただくか、もしくは参考書を購入することで解決し、力を付けるべきです。
 このようなことを3年間で行い、指定校推薦で合格することができました。指定校推薦を目指すのなら、真面目に学校生活を送ることを心掛けること、学校生活を楽しむこと、自分の受験する大学で何をするのかを考えることが重要だと考えます。



東北学院大学
工学部電気情報工学科

平成21年3月英進進学コース卒
向洋中出身

学校生活を大切に
真面目に過ごしてきました


難しい問題に挑戦するよりも
 基礎学習をしっかり


 この3年間を振り返ってみると、特別なことをしたわけではありません。ただ普段の授業や、土曜日のフォローアップ講座などの、学校生活における様々なことを大切にし、真面目に取り組んできました。同学年のクラスメートには、1年生の頃からすでに大学入試の過去問や、センター入試の過去問に挑戦している人がいました。しかし、私はそういった難しい問題に挑戦するよりも、普段の授業集中し、日頃の予習や復習を心がけていました。なぜなら、普段の授業の中には、それぞれの科目の基礎が詰まっていたからです。例えば、公文学習では、英語の基礎中の基礎から学びました。毎朝の短い時間の中での学習でしたが、英語の単文を読んだり、リスニングをしたり、英文の発生をしたりして、英語の基礎力を身に付けてきました。

学校行事を通して人間性を
 磨くことができたと思います


 行事では、梅田川清掃などの奉仕活動や、那須研修、北海道研修といった研修旅行など様々なことがありましたが、そういった行事に取り組むことで、多くのものに触れ、多くのことを経験し、人間性を磨くことができました。このように、真面目に授業や行事などに取り組んできたことが、指定校推薦に繋がったと考えています。
 私が大学進学を志望するにあたって、まず一番最初に確定させたのは、将来どんなことをしたいか、でした。それを確定しなければ、大学を決めることもままならないからです。大学を決める時は、大学の立地している場所の条件はどうか、自分の学力に合っているのかどうかなどを考えますが、私はそのことよりも、自分が将来、何をしたいのかを確定して、それを実現するためには何をすればいいのかを考えました。そして、その後で、自分の必要とすることが、この大学では学べるのか、自分のやってみたい研究などが、この大学では出来るのかなどを、資料で調べたり、実際に大学へ行ってみたりして、志望する大学を決めました。一番最初にこのようなことを心がけておけば、入試の面接での自己アピールが、しっかりできるようになります。こうした行動の積み重ねが、大学合格に繋がったと考えています。



東北学院大学
工学部電子工学科

平成21年3月英進進学コース卒
南吉成中出身

中学校での失敗を高校では
良い方に活かし充実した日々


7月の校内模試は
 推薦入試の不可が決まる大事なテスト


 指定校を受けるために努力をしたことは、できるだけ良い評定を取るということです。良い評定を取るには、授業に集中するのはもちろん、家で行う勉強も欠かさないということです。ちなみに、私の3年間の平均評定は4.5です。1年生の時の評定が4.6で、2年生と3年生の時の評定が4.5です。基本的に家での学習は、テストの2週間ほど前から行ってました。ただ、数学と英語においては、毎日の予習と復習を欠かしませんでした。その結果、数学と英語においては、3年間、5.0という評定を残すことが出来ました。
 また、7月に行われた校内模擬試験は、指定校を受けられるか受けられないかが決まる大事な試験だったので、今まで以上に勉強量を増やして頑張りました。結果的に、指定校推薦の目安である3教科で100点を超えることが出来ました。そして、中間・期末考査の3年間の平均評定と3年の7月に行われた校内模擬試験の結果、指定校推薦を受けられる基準を満たすことが出来ました。


先生の板書以外の
 ポイントもノートに書き写し


 後は、校内での推薦の選考で選ばれて、面接と小論文を受けるという形でした。面接は、先生方に本番のような形式で行ってもらいました。小論文は、書き方の手順を覚えて、本番の試験に臨みました。1週間ほどで、合格通知書が届き、学院大に入学することが決まりました。
 また、勉強面以外では、生活面に気をつけました。主に、服装や授業態度といったものです。服装に関しては、シャツが出ないことを心掛けるようにしました。授業態度に関しては、先生が黒板に書いていること以外にも大事だと思ったことはノートに書くようにしていました。高校生活では、中学の時の失敗を良い方向に活かして、充実した日々を送ることが出来ました。
 私にとっての高校生活3年間は、勉強以外にも多くのことを学べた最高の思い出となりました。



東北学院大学
教養学部言語文化学科

平成21年3月特別進学コース卒
宮城野中出身

オープンキャンパス参加を機に
授業態度を見直しました


予習・復習で授業の理解度アップ
 テスト前の勉強もスムーズに


 仙台育英で過ごした3年間を振り返ると、本当にこの高校に入学して良かったなぁと心から思います。入学したばかりの頃は、70分授業に慣れるのが大変で、これから3年間やっていけるのか不安でした。しかし、素晴らしい先生方や友達に出会い、高校1年生の秋くらいから大学受験を意識するようになりました。
 高校2年生の夏に東北学院大学のオープンキャンパスに参加しました。以前から、学院大には興味がありましたが、実際に見学して、生き生きとした学生さんに憧れました。また、絶対にこの大学に入るんだという強い気持ちを持つことができました。私はこの時、学院大のオープンキャンパスに参加していなければ、今このような形で合格できていなかったのではないかと思うくらい自分にとっては意味のあるものでした。
 これを機に、普段の授業態度を見直し、予習や復習をした上で授業を受けるように心掛けました。そうすることで、授業の理解度が高まりました。また、授業を真面目に聞くことでテスト前の勉強をスムーズに行うことができました。


一般入試に向けての努力が
 結果的に推薦入試に結びつきました


 しかし、この頃は指定校推薦を受験しようとは考えていませんでした。もちろん、その制度があることは知っていましたが、一般受験を目指して勉強していました。ですが、結果的には、一般受験に向けて努力したことが学校のテストの成績にも結びつき、指定校推薦でも合格することができたと思います。
 また、仙台育英の先生方は、どの先生も熱心にご指導してくださるので、分からないことを先生に聞いて解決できたことも多かったです。先生方のご指導がなければ合格できませんでした。
 後輩の皆さんにも、仙台育英での3年間を充実したものにしてほしいと思います。大学受験に向けて勉強するには、非常に環境が整っている学校だと思うので、有効に活用して頑張ってください !!



東北学院大学
経営学部経営学科

平成21年3月英進進学コース卒
宮城野中出身

主要教科だけでは負けてしまう
家では資格取得のための勉強も


指定校推薦は人数制限あり
 何としても選考されたい


 大学進学は中学時代から考えていて、高校に入学してからも大学進学を目指して勉強していました。1年生の時に担任の先生から入試の種類の説明を受けて、そこで初めて指定校推薦を知り目指したいと思いました。
 指定校推薦は数に限りがあり、私が目指す大学の学科は1人しかありませんでした。その為、何としても指定校推薦を取りたいと考え、授業中はちゃんと先生のお話を聞き、生活態度を良くしました。
 先生から指定校推薦では、人物かつ成績が優秀な人が選ばれると聞き、その中でも人物が大変重要だと教えていただいたので、私は自分を磨くように生活してきました。また、成績に関しては、なるべくいい点数を取るよう心がけてきました。その為、家でも勉強して評定をあげることに専念するようにしていました。けど、それだけでは他の人に劣ると考え、資格取得にも力を入れました。
 簿記クラスに入っていたので簿記の資格取得を目指しました。簿記には県商・全商・日商といった種類があったので、私は簿記を一生懸命勉強しました。そのおかげで、全商簿記検定1級と日商簿記検定3級を取得することができました。全商は授業でやっていただけるので、先生のお話をちゃんと聞き勉強しましたが、日商は家で地道に勉強して、取得しました。今では2級に挑戦しています。簿記を勉強していて、私は大学でさらに勉強していきたいと考えるようになりました。
 また、私は漢字検定2級に挑戦しました。残念ながら落ちてしまいましたが、自分の力を高めることができたと思います。


1日30分以上の予習復習
 テスト前もあせらずに勉強できました


 最近ではゆとり教育といって学力が下がってきているという話を聞きますが、それは私たちが、ゆとり教育に甘えて勉強を疎かにしてきた為だと考えています。なので、私は自分でペースを作り、1日に30分以上、予習や復習をしていました。そのおかげで、定期考査の前でもあせらずに勉強できました。
 もし、一般入試を受けずに推薦入試を受けるのならば、大抵の場合、小論文や面接があります。小論文は授業で習うのでそれに合わせて、目指す大学の過去問をやった方が良いと思います。面接は自分が言いたいことをまとめて、それを本番でも言えるよう何度も練習しておけば良いと思います。
 大学を選ぶ際は、自分の行きたい大学を見つけて、その大学を貫いていたら良いと思います。そこで、自分のやりたいことを見つけて、また、自分の受けたい講義のある学科を見つけてください。高校生活では、自分の最も興味の持つものを探していけば、自分の行きたい大学も見つかっていくと思います。



東北工業大学
工学部情報通信工学科

平成21年3月英進進学コース卒
宮城野中出身

中学生の頃から続けていた
無遅刻無欠席を貫く


分からない問題は
 その日のうちに解決


 大学に合格するために、入学当初から特に2つのことを頑張りました。1つ目は、無遅刻無欠席を3年間続けることです。推薦をいただく上で、学校への出席率はとても重要になると、1年生の頃から言われてきました。それに加え、中学生の頃から続けていたことなので、絶対に続けてやるという思いがとても強くありました。
 2つ目は、評定の平均値を5に近づけるために、定期テストでは各教科80点以上取れるように勉強に励みました。授業で分からないところがあれば友達に聞いたり、参考書を使い、その日のうちに、分からない問題を解決するようにしていました。


放課後の課外講習に
 積極的に参加


 テスト当日には、普段より早く起きて勉強するように心がけました。また、放課後に行われる課外講習に自主的に参加したり、休日を利用した講習にも参加して、大学に進学するために積極的に基礎学力の向上にも努めてきました。私はこの2つのことを実行していたので、推薦をいただけたのだと思っています。
 私は自分のやりたいことが、明確にイメージでき、夢が実現できる大学に進学を決めました。そのきっかけとなったのはオープンキャンパスに参加したことです。オープンキャンパスでは、パンフレットやインターネットでは分からない学校の雰囲気などの生きた情報を得ることができました。また、大学で研究できることについても詳しく知ることができました。
 受験生の皆さん、過ぎ去った日々はもう2度と戻ってくることはありません。だから、一日、一日後悔しないように大事に過ごしてください。そして、努力を積み重ねれば、きっと夢は叶います。



東北工業大学
工学部建築学科

平成21年3月英進進学コース卒
東華中出身

仙台育英は推薦やAO入試での
進学率が非常に高い


高い評定を得るためには
 1年生の時こそ頑張り時


 高校入試で公立高校に落ちて、仙台育英に入学しました。その時、私は公立高校に落ちた悔しさよりも、この経験をバネにして、これからの高校生活をどう過ごしていくかを考えました。
 仙台育英は進学率が非常に高く、そのほとんどが推薦、もしくはAO入試によるものだと知っていたので、私はまず評定を上げることを考えました。部活動に所属しなかったのは、勉強に力を入れるためでした。
 1年生では、とりあえず高い評定を維持するよう心掛けました。高校の勉強は後になるにつれ、徐々に難しくなっていくと先生からうかがっていたので、1年生である今こそ、まさに頑張り時だと思ったからです。正直、高校に上がったばかりで不慣れなことも多く、勉強にまで手が回らないことも多々ありました。しかし、入学した時に、心に決めたことを忘れず、勉強に励んだおかげで、自分の目標以上の評定を取ることが出来ました。


2年生の時に
 建築の道に進むことを決意


 2年生に上がり、私は選抜クラスに入りました。授業の進行速度も速くなり、テストの範囲も広くなりました。当然、1年生に比べて勉強の内容も難しく、成績も良くありませんでした。
 しかし、それ以上に大きな出来事もありました。それは、将来やりたいことが決まったことです。私は幼い頃に引っ越し、それから建築に興味を持ちました。高校に上がってからは、他の道も考えていたけれど、やはり自分が一番やりたいことをやろうと思い、建築の道に進むことを決意しました。さらに、2年生では1年生時に取れなかった皆勤賞を取ることが出来ました。
 3年生に上がって私は、インターネットで調べたり、オープンキャンパスに参加したりして、東北工業大学の工学部建築学科に進学することを決めました。それからは、校内模試に向けて本格的に勉強しました。先輩方のお話で、その校内模試が推薦でどれだけ大切なものかを知っていたので、学校から帰ってきてからも勉強を頑張りました。その結果、予想以上に良く出来ました。
 さらに、3年生に上がってからは、スプリングチャレンジやオータムチャレンジの実行委員をしたりと、学校行事にも力を入れました。そのおかげで、東北工業大学に推薦入学することが出来ました。
 後輩のみんなにも、努力することを忘れず、夢に向かって頑張っていってもらいたいです。



東北工業大学
工学部環境情報工学科

平成21年3月英進進学コース卒
玉川中出身

指定校推薦では様々な面 から
3年間の実績をみられる


「テストの時だけ勉強」は
 模試では通用しない


 振り返ってみると、無事、大学に合格できたのは、高校1年生の時から現在まで、しっかりと授業を受けて、勉学に励み、何事にも積極的に頑張ってきたからであると実感する。志望大学を真剣に考え始めたのは、2年生になったばかりの頃で、同時に、受験に対応できる学力を身に付けていかなければならないと考え始めた時期でもあった。
 私の受験方法は合格率が高い指定校推薦である。この受験資格を得るためには、しなければいけないことが多くある。まず、勉強面では、定期考査の結果が非常に重要である。高い評定を維持しなければならない。そのために私がしたことは、早めに対策を始めること。1週間前から勉強を始めて高得点を取れるほどテストは甘くないので、早めに始め、学力をつけることが重要だ。
 もう1つ、校内模試が非常に大切になってくる。そのため、テストの時だけ勉強するという考えは通用しない。普段から勉強する時間をつくり、毎日、少しずつ学力をつけていかなければならないのだ。私は、高校2年の夏休みから、この校内模試を意識し始め、毎日、勉強する時間を作っては勉強をして少しずつ学力をつけてきた。やはり、一番大切なのは、早めに勉強する習慣をつけるということだと思う。私が無事に指定校推薦の資格を得られたのも、早めに対策したからであると実感する。


指定校推薦は
 学力があるだけでは不十分


 生活面では、校則を守り、積極的に物事をこなしていくという、当たり前のことをしっかりやれば良いと思う。行事にたくさん参加していれば、受験の面接にも使える。資格の取得も重要である。様々な資格を取得すれば、それも推薦での強みになる。また学力や知識も一緒につく。
 指定校推薦で受験するためには、学力があるだけでは不十分である。学力、生活態度やその人の人間性、そういったものをしっかりと兼ね備えた者だけが得られるものであり、日々の生活が大切となっているのである。指定校推薦で受験しようと考えている人は、まずは自分自身の生活を見直してみるべきだと思う。そうすれば早めの対策ができる。
 私は3年間、学年の選抜クラスとして勉強に打ち込んできた。評定は、ほとんどの教科で5を取り、4.8以上の評定をキープしていた。
 面接指導や自己推薦文の作成の時には、多くの先生にご指導していただき、非常に助かった。先生のアドバイスをうまく利用していくと良いと思う。
 指定校推薦は、様々な面で3年間の実績が見られるので、1日1日を大切に過ごしていく必要性がある。



東北工業大学
ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科

平成21年3月英進進学コース卒
六郷中出身

大学受験ではつらさや不安を
共有できる友達の存在が大きい


オープンキャンパスは
 大学に対しての興味が倍増


 大学に対する意識を持ったのは、あまり早い方ではありませんでした。ただ1年の最後の方から早く決めておくように、と言われても実感が持てず、漠然とした希望しかありませんでした。しかし、大学に入るなら自分の満足のいく、有意義なものにしたいと思い、趣味を活かすためにデザイン関係の学部に入りたい、それだけは決めていました。
 2年の後半ともなると周りの人達は自分の進みたい道を見つけはじめ、私もつられるように大学を探し始め、そこで目に止まったのが東北工業大学のライフデザイン学部でした。学科は3コースあり、その内の一つであるクリエイティブデザイン学科の方針やカリキュラムは私の望むものと一致し、受けようと決めました。
 そこからさらに大学ついて知るためにオープンキャンパスに参加し、大学についてより深く知り、そして今まで以上に興味を持ちました。オープンキャンパスに参加することは損はないと解りました。
 そして、私は指定校推薦を薦められました。もちろん最初は評定を保っていられるだろうか、これ以上欠席を出さずに出席できるだろうか、当たり障りの無い行動をとれているだろうか、そして何より、一本に絞って、もし受からなかったらどうしよう、など不安で一杯でした。なので、今までよりも学習態度を改め、評定を下げないようにノートなどの取り漏らしがないよう心掛ける、などの最低限のことは欠かさないようにしました。内定が通ると思わず気を抜いてしまいましたが、面接の練習が始まると、これからが本番なんだと思い知らされ、気を引き締める他、選択肢はありませんでした。


周りはどんどん合格
 自分の結果が不安


 周りの人達が受かってゆく喜びと、自分はどうなってしまうのだろうという不安とで複雑な心境でした。どんなに励まされても完全には不安感は拭えませんでしたが、少し落ちつくことはできました。面接の時にしっかりと答えることが出来たのも友人達の励ましのおかげだったと思っています。
 3年間、自分自身でもの凄い努力をした、という自覚は実はあまりありません。それというのも、その辛さや不安を共有出来た友人達が周りにいたからです。
 受験を通して学んだことは、自ら努力をするというのは当たり前のことですが、何よりも周りとの繋がりが一番大切だということです。



東北工業大学
ライフデザイン学部経営コミュニケーション学科

平成21年3月フレックスコース卒
船岡中出身

「全国制覇」の夢を
大学では実現させたい


仲間たちと一つの目標に向かい
 高い壁を乗り越えてきました


 フレックスコースで、その中でもさまざまなスポーツ選手が集まるスポーツクラスという、非常にすばらしいクラスに入り、日々努力してきました。勉強はもちろんですが、私達は所属する部活動に力を入れてきました。「全国制覇」という一つの大きな目標に向かって、チーム全員が力を合わせて、毎日、鬼のような練習を繰り返してきました。時には辛くて、自分に負けてしまいそうになりました。しかし、仲間達の支えや、色々な人達の支えのおかげで、どんな高い壁も乗り越えていくことができました。

私を支えてくれた方々に恩返し
 それは「勝ち進むこと」


 人への「感謝の気持ち」というものが心に芽生えました。それからは、今まで私自身を支えてきてくれた数多くの方々に恩返しがしたいと思うようになりました。どうしたら恩返しができるのかということを考えました。その結果、やはり一番は一生懸命努力をし、試合で勝ち進んでいく、ということなんだと思いました。
 最後の大会の結果は、全国ベスト16というすばらしいものでした。しかし、あくまで私たちは、全国制覇という目標をかかげて、毎日努力をしてきました。そういう意味では、100%悔いが残っていないといったら嘘になります。
 この悔しい思いを大学で果たしたいと考え、東北工業大学に入学してからも野球を続けます。そして大学では、悔いの残らないよう、やれることはとことんやっていくという覚悟のもとで、必死に練習し、今よりも強くなりたいと思います。そして、仙台育英で学んできたことをしっかりと出してこの3年間を無駄にしないようにしたいと思います。 東北工業大学は、設備も整っていて、文武両道をしていくことのできるすばらしい大学なので、その大学で人間としても大きく成長できるようにしたいと思います。



東北文化学園大学
医療福祉学部リハビリテーション学科

平成21年3月特別進学コース卒
長町中出身

指定校推薦入試での合格は
仙台育英と先輩方のおかげ


自分に効果のある勉強方法を早く見付ける
 なるべく捨て教科を作らない


 指定校推薦の場合、少なくとも定期テストでは赤点を取らず、制服も着崩さないような生徒が希望すべきだと思う。更に日々の生活行動を正したり、しっかり授業に参加するのはなおさら必要条件になってくるはずだろう。なので、私はこれらの点を常に意識して今まで過ごしてきた。
 勉強面では、授業中に注意されるようなことは慎んできたし、毎回、板書して提出物も欠かさず出した。平常点やテスト勉強のためである。そうして、テスト勉強で板書ノートを見直したり、自分の得意な覚え方で暗記していった。
 テスト勉強の際に私が大事だと思うことは、なるべく早く自分の一番効果のある勉強法を見付け、捨てたり諦める教科や範囲を作らずに、全てを満遍なく勉強することである。例えば、時間が足りないことに気づいて焦って勉強するより、残りの時間内で上手く配分して満遍なく勉強する方が、良い点数を取れることが比較的に多いのだ。
 生活面では「服装の乱れは心の乱れ」と言うように、制服を正しく着ることが私は一番大事だと思う。指定校推薦を志す者なら、第1ボタンを留めたり、ネクタイを上までしっかり締めたりするのは当然のことであるし、日常生活で注意されるようなことがあってはならない。そしてなるべく皆勤であることが望ましい。
 私はこれらの点に留意し、他には漢検でより上の級を得たり、梅田川清掃等の学年・学校行事に積極的に取り組み、自分という商品の価値を高めるように努めてきた。


推薦入試で合格したら
 一般入試を目指す友達への気遣いを


 指定校推薦は合格したらそこで終わりではない。勘違いしている人も多いのだが、指定校推薦の合格は自分の力ではなく、仙台育英の誼みや優秀な先輩のおかげだからなのだ。それ故、礼儀として伝達式での「卒業までの間、平常講習に参加する」という学校との約束は守らなければならない。そして、この約束は、基礎学力を高めるためでもある。参加しなければ内定取り消しになったり、進学後に自分の首を絞めることになる。それに「近い将来指定校推薦にも学力試験を課す」という方針で話が進んでいるらしいので、尚更、不可欠な約束になってくるのだろうと思う。したがって、私はこれからの平常講習を有意義なものにしていきたいし、是非、後輩にも積極的に参加してもらい、力を付けていって欲しい。
 もう1つ、一般入試で進学を目指す人達への気遣いも忘れてはいけない。周りの人が合格していき、時期が近づくにつれて、一般入試を目指している人達の精神的負担は多く、大きくなっていくはずだ。だから一足早く合格した人は、少なくとも学校内では、羽目を外さず、より一層慎んで日常生活を送り、授業や講習に更に真面目に取り組んで欲しい。そしてもし、先に推薦等で合格した自分と仲の良い人が一般入試に向けて頑張っているのなら、自分から積極的に勉強に誘い、その人の邪魔にならないように心身両面から力になってあげて欲しい。



東北文化学園大学
医療福祉学部リハビリテーション学科

平成21年3月英進進学コース卒
増田中出身

素直な考え方で
物事に取り組んでいく


授業は先生の話に集中
 家庭学習は無理をしない程度


 私は指定校推薦で東北文化学園大学に合格しました。評定値は3.8と若干高く、その評定を保つため日々の学習に取り組んできました。
 授業に関しては、集中して先生の話に耳を傾けます。先生が説明している時に、それをしっかり聞いて理解することができれば、後々にノートを見返しただけでも充分、復習になります。
 日常生活においては、まず睡眠を重視しました。寝過ぎるのも良くありませんが、眠い目をこすりながら勉強しても効果は薄い上に、結局、授業中に睡魔に負けてしまうのが結末です。なので、私は「無理だけはしない」をモットーに家庭学習に取り組みました。テスト勉強も2週間位前から始めると、心にも余裕ができるため、スムーズに勉強することができました。


自分の中に不可侵領域をつくり
 マイペースを心がける


 休日は勉学に励むことも大切ですが、地域のボランティア活動に参加することも良い経験になります。私は部活動に所属していなかったので、休日はいろいろな活動に参加しました。私が受験した大学の福祉学科は、校外での活動についても面接で聞かれたりしました。そういった時に、何もしていませんなどと言わないように、ボランティア活動へ参加しておくのも大切だと思います。
 精神面においては、常にマイペースを心がけていました。他の人のペースに合わせていくよりも、自分は自分なのだからと余裕をもっておくことが大切だと思います。人に合わせる癖をつけると、自分らしい考え方ができなくなると私は思っています。常に自分の中に不可侵の領域を一部作り、自分らしい行動をして素直な考え方で物事に取り組んでいれば、自身にとって最良の結果に結びついていくと思います。



東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科

平成21年3月通信制課程卒
山形第四中出身

大学へ進学後も通信制で学んだ
自主・自立を心がけていきたい


平日も学校へ行き
 先生方に小論文添削をお願いしました


 中学時代は学校を休みがちでした。それが劣等感で地元の高校を辞め、仙台育英の通信制に山形から通うことにしました。入学当初は目の前のことをこなすことに精一杯で、将来のことはあまり考えていませんでしたが、進学したいという気持ちは漠然と持っていました。
 本格的に受験の対策を始めたのは、2年生になってからです。苦手科目の英語、数学を中心に基礎を固めることを心がけて学習しました。
 東北文化学園大学を受験しようと思ったのは、3年生の夏に行ったオープンキャンパスの印象と自分が目指す職種に必要な勉強ができるということです。
 指定校推薦で挑戦してみようと決意したのは、自分の努力を評価してもらえるのではないかという考えからでした。大学へ提出する書類の準備で苦労したのは小論文の作成です。これまでに小論文を書いた経験がなかった私は、小論文の書き方や注意点が載った本や新聞の社説を参考にして書き、平日学校に足を運んで先生方に何度も添削していただきながら書き上げました。先生方には、自分では気付かなかった誤字・脱字や表現の仕方など、色々とご指導していただき、とても助かりました。


大学受験は不安なことばかり
 先生方のおかげで合格


 通信制の形態は特殊で、授業は週に1度、勉強は主に自宅での自主学習です。そのため、学習の質は全日制に通う学生よりも劣ってしまいますが、努力すればきちんとした評価がいただけます。ですが、授業日数に比例し、行われるイベントも少ないため、私の調査書は一部空白に近い状態だったようです。これから通信制で進学を考えている人は長期休暇の特別スクーリングなど、行事には積極的に参加した方がいいかもしれません。
 大学受験は不安なことばかりでしたが、先生方の教えのお陰で合格することができました。指定校推薦に応募したことは私の中で大きな自信になりました。大学に進学してからも通信制で学んだ自主・自立を心がけ、一層成長していけたらと思っています。ありがとうございました。



東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成21年3月英進進学コース卒
七郷中出身

小さい頃からの夢を
実現させるために大学進学


部活動で集中力・忍耐力・
 礼儀作法を身に付けました


 大学入学を希望した理由は、将来の夢である警察官になりたいと思ったからです。警察官になるという夢は、小さい頃からの夢で、専門学校では学べない知識や経験を学び、その学んだことや経験を警察官で活かしたいと思い、大学で経験を積みたいと思ったのがきっかけです。
 大学の指定校推薦のために今まで頑張ってきたことは、まずは勉強です。常に1年生の時から成績を上げるように心がけてきました。テストで悪い点を取ったとしても次のテストで挽回できるように努力し自分の足りないところ、ダメだったところを反省して前の点数以上の点数を出すように3年間頑張ってきました。
 次に頑張ってきたことは部活動です。やはり勉強面以外の部分も色々と経験しておきたくて、その経験を大学でも活かしたいと思い部活動に入部しました。部活動は弓道部に入部しそこで集中力、精神力、忍耐力、礼儀作法などの基礎的なことを学びました。2年次では、3年生の先輩方が部活を引退することになり今度は、2年生の私達が後輩達をひっぱっていく存在になり、私は副部長に選ばれ部長のサポートをし、一致団結した部活動を展開するよう心がけてきました。他にも部員の意見を聞き部長と相談し、よりよく部活動が円滑にできるよう努力し、大会に向けて良い成績が出せるよう、後輩の指導にも力を入れて、副部長としての心がけをしてきました。


いかに自分に興味を持って
 もらうかがポイントです


 資格を取るために色々と勉強し自分の進みたい大学のことを色々と調べたりしました。休みの日などは息抜きをしながら指定校推薦だけではなく、AO入試などの可能性を考え、備えを十分にしてきました。
 大学受験で面接の時に読んでおいた方がよいのは“アラスカ物語”という本す。ほとんどの先生は読まれていると思うので、この本はオススメします。後は、いかに自分に興味を持ってもらうか、自分のことを売るかがポイントだと思います。後輩のみなさん大学受験、頑張ってください。



東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成21年3月フレックスコース卒
鶴が丘中出身

社会に出るという自覚を持ち
進路をよく考えてください


AO入試を諦め
 推薦入試に挑戦


 大学進学を目指した理由は、将来、社会で活躍できる人間になりたいと思い、その為には幅広い知識を身に付ける必要があると思ったからです。
 大学を指定校推薦入試で受けようと思ったのは、私が合格した大学のAO入試では能力・資質意欲などを、自己表現できる者を求めていて、私は自己表現をうまく言葉で現せないので、AO入試を諦め、他の入試を受けようと大学の学生募集要項を読んでいた時、募集人数が多いこと、試験科目が面接だけということなど、以上のことが理由だからです。
 指定推薦の指定を受けるために、勉強面では良い点数を取るために予習・復習をしっかりとして過ごしました。また生活面では遅刻・欠席をしないよう早寝早起きを実践してきました。


仙台育英は
 ボランティア活動なども素晴らしい


 仙台育英で日々充実した毎日を過ごしてきました。1年生の時は、できるだけ早く学校に来て、遅刻をしないように心がけてきました。2年生の時は、北海道学研修旅行で牛の乳搾りをしたこと、自由行動の時に買った食べ物の味など、忘れられない思い出となるものが多かったです。3年生の時は就職活動や大学、専門学校など進路のことで忙しくなる毎日で、提出するべき書類など準備する物が多くて大変でした。
 3年間を仙台育英で過ごしてきて、仙台育英はボランティア活動やスポーツが強いことなど、とても素晴らしい学校だと思いました。
 最後に言っておきたいのは、1年生はこれから社会に立っていくのだと自覚を持って行動し、2年生は将来の進路などを今からよく考えてほしいということです。



東北薬科大学
薬学部薬学科

平成21年3月英進進学コース卒
七郷中出身

勉強している人の影響で皆も勉強
クラス全体がレベルアップ!


早く大学の予習をしたくて
 指定校推薦で受験


 大学への進学を決意したきっかけは、「薬」に興味があったからです。薬は量によっては毒にもなる恐ろしいものですが、薬剤師は薬の持っている特性を活かすことができ、またチーム医療の中では欠かせない存在です。私はそんな薬剤師に魅力を感じ、興味が湧いてきました。
 私が推薦入試を選択した理由は、一般受験よりも早く合格が決まることで、大学に入学する前に大学で勉強する内容により多く触れることができると思ったからです。また、薬や薬剤師に関する本を読む時間にも利用できます。
 仙台育英学園高等学校には、指定校の多さという利点があります。利用できるのであれば、利用しておいて損はないはずです。そして、大学に入学した後で困らないように、今できることを早めにやっておくことが大切です。
 私のクラスはとても良い雰囲気でした。授業中は静かで、勉強したい人の邪魔はしません。勉強している人の影響で、周りの人も勉強をし始めたりして、クラス全体のレベルが上がっていきます。そうした中で、勉強していると、勉強への興味が強まり、結果的に定期テストなどで満足のいくような点数が取れると思います。


弓道部の同輩とも切磋琢磨
 チーム全体がレベルアップ


 3年間、弓道部に所属し、その中で私は主将を務めました。部活動のみんなは楽しい人ばかりですが、弓道をやる時は、きちんとやるようなしっかりした仲間です。
 3年間、弓道をやって、弓道は精神で射るものだと感じました。なぜなら、弓道には「射法八節」という言葉があります。弓を引く際に、八つの行動を行い、その一つ一つに意味を持ち、そのどれもがきちんとしていないと、良い射が引けないのです。
 同輩と互いに切磋琢磨し合い、また後輩には悪いところをどのように直したらいいかをアドバイスしたり、一緒に考えて問題を解決することで、自分の技を磨きつつ、チーム全体のレベルも一緒に上げていきました。大会では、良い成績は残せませんでしたが、毎日充実した日々を過ごすことができました。
 弱者がいるからこそ強者がいるように、努力なしでは成功は掴めないと私は思います。



東北薬科大学
薬学部生命薬科学科

平成21年3月英進進学コース卒
高崎中出身

入試当日は試験会場に早めに行って
小論文の練習をすると良い


小論文対策、最初は言葉の
 意味を調べるところから


 指定校推薦を目指したのは、高校3年間の成績によって推薦してもらえるかもらえないかが決まってしまうので、自分がどれだけ努力したかをみてもらえると考えたからです。
 この推薦を受けるために努力したことは、中間テストや期末テストです。テストの結果によって評定平均値が上がったり、下がったりするので、いつも点数を取れるように努力してきました。その他にも体育や音楽・そして朝学習の時間もしっかりやるべきことをやるように努力しました。
 校内推薦をいただいてからは、小論文の課題内容がとても今の自分では書けなかったので、言葉の意味を調べるところから始めました。始めのうちは何を書いていいのか分からなかったのですが、何回も書いていくうちに、どんどん自分が思っていることを書けるようになってきました。


本番は時間ギリギリ
 もっとしっかりとした対策が必要でした


 入試の前の日は今までやってきた小論文を何回も書いて、文章をできるだけ覚えられるように頑張りました。面接もあったので、何を質問されるかを自分で想像して、紙に書き出し、その質問に答えられるように何回も練習を繰り返しました。
 試験当日は、小論文と予想した質問を書いた紙を電車の中でずっと読んでいました。会場には早めに行って小論文の練習をしているといいと思いました。教室に入るとみんな小論文の練習をしていたので、自分も練習しました。自分が受けた大学は30分で800字だったのですが、テーマが決まっていたので、前からしっかりと考えていっていれば書けます。少しでも考えてきたことを忘れてしまうと時間が足りなくなってしまいます。自分も実際に書こうと思っていたことが思い出せなくなって、大変でした。時間もギリギリになってしまい、あまり見直しをすることができませんでした。このような経験から、私は事前にしっかりと対策をしておくべきだと思いました。



宮城学院女子大学
学芸学部日本文学科

平成21年3月外国語コース卒
岩出山中出身

自分をアピール出来ないと
推薦文を書く時や面接で困る


校則を守らないことは
 進路達成へのチャンスを逃していること


 大学合格のため、約3年間の高校生活に目標を持ち、部活動や勉学に励み、生活態度に気を付けて過ごしてきました。
 特に、生活態度に気を付けることは大切だと思います。校則を守るということは自分自身のけじめにも繋がるし、守らない人はそれだけで進路達成へのチャンスを逃していると思います。私は、校則を守っていたので指定校推薦をとることができました。なので、生活態度には気を使ってほしいと思います。
 試験は、小論文と面接でした。小論文の対策として、私は本をたくさん読みました。受ける学科が日本文学系だったこともありますが、本を多く読むことで知識を深めることが出来ますし、文の構成を学べるので、小論文の時にとても役に立ちました。
 また、面接では何か人にアピール出来るものを持つといいと思います。私は部活動をしていたので、それで自分のことをアピールすることが出来ました。しかし、アピールすることがない人は面接で困るし、推薦文を書く時にも悩むと思うので、部活動や資格など何かアピール出来るものを持っておくのが良いと思います。
 これらのおかげで、私は本番の試験で大きい失敗もせず、自分をアピールしてくることが出来ました。それは、高校での生活が充実したものだったからでもあります。なので、高校での生活を無駄に過ごすのではなく、目標を持った有意義な生活を過ごしてください。



宮城学院女子大学
学芸学部心理行動科学科

平成21年3月外国語コース卒
みどり台中出身

先生方のサポートで
試験本番は実力発揮が出来ました


自己推薦文は夏休み中に書き
 添削をしていただく


 仙台育英で充実した3年間を送ることが出来ました。私が大学進学を決めたのは高校3年の夏でした。高校を卒業してからも大学で4年間勉強したいと思っていたので、大学進学を決めました。
 大学といっても種類がたくさんあり、なかなか決めることが出来ませんでした。いくつかの大学に絞り、資料請求をして情報を集めたり、オープンキャンパスに参加したりしました。担任の先生の助言もあり、夏休み前に大学を決め、自分の目標が出来ました。
 志望大学には、指定校推薦と公募制推薦があり、私は指定校推薦を受けることにしました。指定校推薦を受けるために、自己推薦文がとても重要になります。夏休み中に何回も書き直しをして、国語科の先生に添削していただきました。


生活態度や定期考査の勉強
 日々の積み重ねが大学合格へ


 志望大学は、小論文と面接の試験があったので、すぐに小論文と面接の対策をしました。小論文は、土曜日の講習で練習したり、大学の過去問を解いて添削していただいたりしました。また、面接練習をしていただき、本番の緊張感を知ることが出来ました。
 先生方のサポートで、本番は自己アピールをしっかりすることが出来ました。小論文や面接は何回もした方が焦らなくてよいと思います。
 指定校推薦を受けるためには、評定や授業態度や生活態度が重要になります。私は、大学進学や就職のために、高校1年次から生活態度を気を付けていました。他にも評定をしっかり取ろうと定期考査の勉強に励みました。また、欠席をしないよう心がけました。
 私は、こういった日々の積み重ねが大学に合格した一番の要因だと考えています。ですから、高校生活の中で日々の努力がとても重要になると思います。海外留学などの自分にしかない経験もアピールポイントになるので、積極的に参加した方が良いと思います。


 
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