SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

早稲田大学
政治経済学部経済学科

平成22年3月特別進学コース卒
多賀城中出身

勉強と部活動の両立は
大きな自信となりました


幼い頃から憧れていた

 早稲田大学への進学を志望


 早稲田大学政治経済学部経済学科への進学を志望した理由は2つありました。ひとつは将来の夢を実現するため。もうひとつは多様な価値観に触れ、視野を広げて自己のアイデンティティを確立するためです。  
 現在、サブプライムローン問題に端を発し起こったリーマンショックをきっかけとした世界的な景気後退により、多くの人々が生活に困窮しています。私は将来、不況による失業から生じる格差社会などの問題に国際的に取り組みたいと思っており、NPOやNGOといった国際機関で働くつもりです。そのために自分の伝えたいことを自分の言葉で表現できる語学力と最新の経済学を、最高の環境で学びたいと考え、幼い頃からあこがれていた早稲田大学への進学を志望しました。

隙間の時間を有効に使い、
 短時間集中で学習


 私は、早稲田大学への指定を得るために、校内模試に向けての勉強に力を入れました。部活引退後は、毎日遅くまで学校に残り、英語のセンター形式の問題を何回も解きました。自分で実際の時間より10分程短く時間設定をして、速く解く練習を繰り返しました。また、なるべく遅刻、欠席をしないように心がけました。  
 部活動をしていたので、隙間の時間を有効に使い、短い時間に集中して勉強をする習慣がつきました。部活動と勉強の両立をすることはとても大変でしたが、諦めずにやりとげたことで、大きな自信と、たくさんの思い出を得ることができました。  
 1年生の頃から、早稲田大学に指定校推薦で合格するという明確な目標を持ち、長期的な計画を立て、日々の学習に集中して取り組んだことが、私が受験に成功したいちばんの要因だと考えます。高校生活は、1日1日がとても速いです。毎日を無為に過ごすのではなく、自分で何をすべきなのかを考え、有意義に過ごすことが一番大事なのだと感じました。大学に行っても目標を持ち、1日1日を有意義に過ごし、きっと夢を叶えます。


中央大学
商学部会計学科

平成22年3月特別進学コース卒
船迫中出身

人間性を高めるため
仙台育英に入学


同志と時間を過ごし
 士気をあげてきました


 中央大学に指定校推薦で受験しました。上場株式の発行会社の財務諸表などを正確に監査できるようになりたい、早めに受かって簿記の勉強をいち早くやりたいと思う気持ちから受験を決めました。もちろん誰でも指定校推薦の枠をいただけるというわけではありません。普段からの生活態度をしっかりしたり、定期考査を頑張らなければなりません。今、思い返せば生活面においても勉強面においても仙台育英に第一志望で入学して本当に良かったと思っています。
 仙台育英に入学しようと思ったのには理由が二つあります。一つ目は自分の人間性を高めるためです。仙台育英は全国的に有名な高校であり、いろんな県からいろんな人が来ます。全国から来た人たちと会話することによりさまざまな意見や考え方に触れることができ、とても勉強になりました。二つ目は自分の将来の夢を叶えるためです。
 私は中学生の時から大学に行きたいと考えていました。当時通っていた塾の先生に「良い大学に行きたいなら、仙台育英に行きなさい。ただし、キツイぞ」と言われました。先生のおっしゃっていた通り、1コマの授業時間は大学の授業時間と同じ90分であったりなど、はじめはとてもつらくて慣れるのに大変でした。しかし、授業を受けていて、ふと時計を見ると既に80分経過していたりと集中力を飛躍的にアップさせることが出来ました。
 また、私は朝、授業が始まるまでの時間と授業が終わってからの時間を図書館で友達と一緒に過ごしました。同じ志を持った人たちとともに勉強することにより、勉強の士気を上げることができ、集中して勉強することができました。

授業はとても濃密
 授業をベースに勉強


 3年間を仙台育英で過ごし、勉強をする上で大切だと思ったことが一つあります。それは自分のプライドを捨てて自分流の勉強をしないということです。なかなか成績が上がらない教科があったとしたら、必ず先生やその教科が得意な友達に勉強法を聞いてみてください。自分で参考書などを買って、学校の授業を疎かにしてしまうのもオススメできません。
 仙台育英の授業はとても濃密なものになっているので、授業をベースに勉強していけば自ずと力はつくと思います。
 後輩のみなさんも是非、仙台育英に入学し自分の力を試してください。



法政大学
社会学部社会政策科学科

平成22年3月英進進学コース卒
南相馬石神中出身

通学に往復4時間かけた
甲斐がありました


英単語暗記は
 コツコツとやるべき


 大学を目指したのは、専門知識を得ることで自分を豊かな人間にしてくれると感じたからです。また、法政大学社会学部には「コミュニティー・デザインコース」が設置されていて、地方公務員という仕事の中で、地域におけるまちづくりをしたいと考える私にとってこのコースがとても最適だと思ったのも理由の一つです。  
 また、高校3年間では、私は選抜クラスに属していたので、他のクラスとは異なり、1時間多く授業に臨んでいました。休み中の講習や放課後の講習にも積極的に参加しました。さらに、漢字能力検定に挑戦し、2級を取得しました。  通学時間が往復4時間かかる私にとって、勉強の時間を獲得するのは大変で、平日は約2・3時間しか学習できませんでした。その時間を無駄にしないように最低限できることをしました。平日できなかった勉強は、休日をうまく利用していました。また、通学時間の中でも参考書を読むなど有効に使っていました。ただ後悔しているのは、英単語にもう少し早めに手をつけておけばよかったなと思っていることです。3年生になると、模試をやる機会が多くなってきます。私は、模試で英文を読んでいるときに、わからない単語が多くて、受験に対する危機感を覚えました。やはり、英単語は3年生になる前からコツコツと学習して身につける必要があると痛感しました。

受験カリキュラムが
 
いろいろあります

 また、指定校推薦で受験する際には、事前作文とグループディスカッションがありました。事前作文の場合、大学側からのテーマが自殺についてだったので、範囲が広く調べるのにとても困難でした。また、グループディスカッションは事前作文をふまえての内容だったので、自分のことだけではなく、相手がどういった意見を持っているのかを考え、さらに深く調べました。資料は集めたものの、話すことが苦手な私にとって、グループディスカッションはすごく不安なものでした。しかし、担任の先生や周囲の友達が一緒に練習をしてくれたので、とても励みになりました。当日は緊張していたものの、何とか乗り越えることができました。  
 私は、憧れだった大学進学という目標のために、毎日休まずに通学し、授業をしっかり受けてきました。往復4時間の通学時間でしたが、両親や先生方のあたたかいご協力により3年間通学することができました。  
 また学校では、いろいろ受験のカリキュラムがあり、こと細かくご指導してくださった担任の先生や各教科の先生方には、心より深く感謝しています。日々の努力が、継続は力なりとなって結果に表れ大変嬉しく思っています。仙台育英学園という学校に出会えて本当によかったと思っています。


法政大学
理工学部機械工学科

平成22年3月英進進学コース卒
川崎中出身

英語はセンター試験で
高点数を獲得できる教科


基礎を完璧にして、

 過去問をたくさん解く


 1年時から毎日しっかり勉強するクセをつけておきましょう。定期テストは指定された範囲をちゃんと勉強していれば、8割は確実に取れます。  
 また、入試へ向けての試験勉強も早くから取り組むことが大事です。1、2年時でセンター入試の試験範囲をすべてカバーできるので、基礎を完璧にして、過去問をたくさん解いて、問題になれましょう。  
 センターでは英語が点数をかせぐための重要な科目だと思っています。その理由として、理系・文系ともに必須であるということと、リスニングがあるという点があげられます。特にリスニングは50点満点ですが普段からリスニングの練習をしている人としていない人では、大きな差がでます。対策には何度も繰り返して耳が慣れるまで練習するしかないと思います。洋楽を聴くのもオススメです。あとは、推薦入試などを積極的に利用しましょう。


東京理科大学
理学部応用化学科

平成22年3月特別進学コース卒
八乙女中出身

推薦を受けるかどうかは
早いうちに決断しよう


志望理由は明確なものを
 一つ考えておくこと


 指定校推薦を受け終えての反省から言えるアドバイスとして、まず推薦を受けるかどうかはできるだけ早いうちに決めた方が良いということです。私の場合、推薦を受けることを決定したのが校内選考に出す自己推薦文の期日に近い時だったので、自己推薦文を書く時間が短く、苦労しました。
 推薦に通るために一番必要な評定平均値は過去のトータルなので、期日直前に決定しても評定値を上げるのは難しいので、できるだけ早いうちから決め、目標評定を突破する努力をする方が後々、非常に楽になります。
 また、大学を志望する際の志望理由書はできるだけ明確なものを一つ考えておいてください。志望理由は校内向けの自己推薦文や大学へ送る推薦文でも書くでしょうし、大学での面接の時には必ず聞かれることです。その時に、あらかじめ考えていた明確な志望理由があれば、推薦文を書く時もある程度、楽になり面接で緊張していても答えられると思います。

面接の集合時間など
 正確な情報収集を


 ただ、志望理由書の場合も言えることですが、面接練習の質問に対して答える文章を暗記するのは、あまり薦めません。答える内容は、これについて聞かれたらだいたいこんなことを答える、程度にしておく方がベストです。いくら練習を積んでも本番で全く緊張しないという保障はないし、緊張状態で暗記内容が言えるかは分からないからです。面接官によっては、生徒をあまり緊張させないように配慮してくださる方もいるので、あまり気にする必要もないのですが、寝不足で受けるのはまずいので、前日は眠れるよう何らかの努力を払った方が良いです。
 また、自分の面接型(集合時間)は自分で確実な情報を手に入れてください。あくまで信じられるのは自分だけだと思ってください。場合によっては型式の違いで集合時間が違い、面接を受けられない可能性もあります。くれぐれもこれだけは正確な情報を手に入れてください。


東京理科大学
工学部建築学科

平成22年3月特別進学コース卒
石巻中出身

“朝勉強”に切り替えて
効果的に学習


推薦で4.0の評定が必要と言うことは、

 一般入試でも同等の成績が必要


 担任の先生から指定校内定の知らせを聞いた時点ではとても意外でした。なぜなら私はもともと推薦していただくつもりはなく、1年時から推薦を意識してその対策を考えていた人とは違い、対応が遅れてしまっていたからです。  
 指定校推薦の条件は普通、評定平均値です。私の受けた東京理科大学の条件は数理英の平均が4.0以上ですが、何の対策もしていなかったので、1年時は本当に悲惨な結果でした。しかし、2年の時に推薦の資料を見てほとんどの大学が4.0以上なければいけないことを知り、推薦で4.0必要ということは一般入試でもそれぐらいの成績がなければならないのではないかと思い知らされました。  それからは定期テストで自分の得意な教科だけで高得点をとるのではなく、苦手教科も平均以上にするよう心掛けました。これを続けた所、不思議なことに模試などでも少しずつ評価が上がって行き、長時間の勉強に対する体勢も身についていきました。ここまでは推薦に必要なものは評定のみと考えていたので、3年の時、校内模試の結果も加味されることを知り、試験前に一生懸命頑張ったのですが、時既に遅し。芳しくない結果にこれでは一般入試もだめなのではないかと思ってしまいました。しかし、先生が「推薦してみる」とおっしゃり、内定をいただいた時はとても嬉しかったです。これも2、3年の頑張りと良い推薦文を書いてくださった先生のおかげです。

朝自習をして、
 脳が起動してから授業


 他にやったことといえば、勉強時間の大幅な変更です。英語の先生が学生の頃は「朝早く起きて勉強していた」とおっしゃっていたので、自分でも調べてみたところ、本当に有効なやり方のようです。本に書いてある限りでは、勉強にストレスや我慢は大敵。故に眠い時に勉強してもだめだということらしいです。だから眠気に向かって勉強する夜よりも朝早く起きて覚醒に向かう勉強の方が良いそうです。かと言って今までの生活リズムを急に変えることはできないので、2年時は、どんなに1日のノルマが終わっていなくても12時には寝て学校に早く行き、朝自習をして毎日脳が再起動してから授業を受けるようにしました。3年になってからは10時に寝て3時に起き勉強するというのがスムーズにできるようになりました。  
 一般受験の人より早く合否を知ってしまうことが最初はとても怖かったです。なぜなら、期待と不安というのもありますが、何より合格を知ったことで緊張感がなくなり一気に堕落してしまうのではないかということです。ですが合格後は確かに緊張感がなくなり、肩の荷が降りたような気がしましたが、その後は大学の授業について行けるように発展的な内容の基礎をしっかり固めるという新たな目標ができたので、今まで通りしっかりと取り組みたいと思います。



東京理科大学
理工学部応用生物学科

平成22年3月特別進学コース卒
宮城野中出身

先生からの情報をもとに
ベストな入試方法を選択


先生は入試に関する
 情報や知識が豊富です


 入学した時、私は一般入試で大学へ行こうと考えていましたが、推薦でも通用するように、1年生の時から定期テストにも力を入れるようにしました。普段の学習では授業の復習に重点を置くようにすると共に、数学と英語の基礎を固めるようにしました。テスト勉強は10日前位から始め、期間中は睡眠時間をけずって勉強しました。
 入試の時期を迎え、私の進路を大きく左右させたのは担任の先生でした。先生方は何人もの生徒たちの入試の指導をしてきたため、入試に関する多くの情報や知識を持っていらしゃいます。分からないことがあったり、少しでも気になることがあった時は、すぐに質問するようにしました。最終的に先生から得た情報から自分にとってベストな入試方法や進学先はどこなのかがみえるようになると共に、自分が大学で何をしたいのかがみえるようになりました。


推薦入試は
 やりがいのある制度

 私たちの体の中では、様々な化学変化によってエネルギーを作り出したり、食べ物を消化したりします。この体の中での働きを研究したいと考えました。また、さまざまな意見を取り入れ自分の研究を深めることができる大学はどこかと考えた時、東京理科大だと知り、入学したいと思いました。
 推薦入試は今までの定期テストや出席日数、7月の校内模試を総合して評価してくれる点で、やりがいのある制度だと思います。自分の実力よりも高い大学へ入学できる可能性もあります。私が推薦で出願しようと考えたのも上記のような理由からです。推薦にしても一般にしてもいずれも数学と英語は重要視される場合が多いので、しっかり勉強するのが良いと思います。
 また、推薦の場合は出席日数も重要視されるようです。成績はなかなか思うように伸びない時もありますが、自分がやっていることは確実に力となっていると思います。無駄な勉強はないと思うので最後の最後までがんばりましょう! 受験は最後まで何が起こるか分からない!


東京理科大学
基礎工学部生物工学科

平成22年3月特別進学コース卒
蛇田中出身

小さな努力の積み重ねを
意識し続けること


平常点に気をつけ

 自身の力を高める


 大学について考え始めたのは、研修旅行で大学を見学した時です。今までは県内の大学にしか視野を向けておらず、将来について深く考えることはありませんでした。しかし、大学見学で今まで名前しか知らなかったその実体を見て体験することによって、自分の将来の見通しの甘さを実感しました。大学選びに関しては、特に自分が何をやりたいのかということを第一に考えました。  
 学校生活について気を付けたことは、平常点です。仙台育英はこの平常点の割合が高い、つまり普段の授業態度、出席率や課題などの提出状況が影響します。いくら期末考査で良い点を取っても平常点が悪ければ、損をします。これらを良くすることは、日々の予習・復習につながり、それは必ず自身の力を高めることにつながります。もう一つはライバルを作ることです。自分は入学してまず感じたことは、周囲とのレベルの差です。そこでいきなり目標を高くもつのではなく、まず、一つ上の人を越すこと。それが達成できたらまた一つ上の人を、と小さな努力の積み重ねを意識し続けました。そのおかげで、常に向上心を持ち続けることができました。


数多くの課外活動が
 良い影響に

 勉強も大切ですが、仙台育英には数多くの魅力的な課外活動があります。その一つ一つはいつでも自分に良い影響を与えてくれました。  
 自分がそうであったように、仙台育英が第一志望でなかった人がいると思います。しかし、そのようなことにこだわっている時間がおしい程に仙台育英には、良い環境が整っています。最後まで諦めず、夢を持ち続けることを忘れずに、一日一日を大切に過ごしてほしいです。


東京理科大学
経営学部経営学科

平成22年3月特別進学コース卒
門脇中出身

独自のカリキュラムで
継続的な学習


何があっても
 予習・復習は行う


 指定校推薦で受験しようと考え始めたのは、2年生に進級する頃です。入学してから1年生の終わりまで興味がある仕事や分野はあったものの具体的な進学先まではまだ何も考えていませんでした。懇談会後、父が持ってきた進路資料を見ていると興味がある分野を学べる大学への指定校があることに気づきました。そこで、私は勉強に努め、指定校推薦で合格しようと強く考えるようになりました。
 まず最初に決めたことは、何があっても勉強のペースを崩さず必ず予習と復習を行うということです。指定校推薦では、まず自分の受験したい大学に応じた評定が必要です。大学によって、評定はさまざまですが難関大学等では複数の高い基準が設けられていることもあります。私は基準であった英語がとても苦手でした。そのため2年生になってからは、英語の勉強に力を入れました。予習は隅々まで行い、選択講習でも英語を選び、集中して取り組みました。毎日、予習復習を行い、講習なども受けるということを続けるのは、なかなか難しいです。しかし、それができたのは特別進学コース独自のカリキュラムと先生方の熱心なご指導、そして勉強をする環境が整っていたからだと思います。
 また、勉強漬けになっていても楽しく過ごせたのは育英祭や春・秋のスポーツ大会、合唱コンクールなどといった充実した生活があったからです。勉強と部活を両立する逞しい友人の姿にも励まされました。


最後まで頑張れたのは
 先生・友人のおかげです

 私は高校受験で志望校に落ちてしまい、仙台育英に入学しました。受験に失敗した私は満身創痍でした。ですが、高校でその失敗を絶対に繰り返さないと決めて最後まで頑張ってこれたことが、無事、指定校推薦をいただけた理由だと考えています。
 高校での3年間は本当にあっという間です。その中で、友人に恵まれ充実した生活を送れたことは私の良い思い出です。
 仙台育英に入学していなかったら、私は勉強をせず、このような進路に進むことはできなかったと思います。
 今まで力になっていただいた先生方、そして友人たち、何よりも家族には本当に感謝しています。3年間、仙台育英で本当に幸せでした。ありがとうございました。この文章が後輩の皆さんの役に立つことが出来たら幸いです。


東洋大学
文学部日本文学文化学科

平成22年3月外国語コース卒
鶴が丘中出身

校内模試の成績が良く
公募制から指定校推薦へ


大学では、

 文学を学びたい


 私はもともと、大学へは推薦で進学しようと考えていて、具体的に進学したい大学を決めたのは、高校3年生の春でした。その頃はまだ、指定校推薦でいこうとは考えておらず、特に何も意識していませんでした。  
 文学を学びたいと思い、比較文学文化のある東洋大学へ進学したいとはっきり決めた頃に、指定校推薦に大きく関わるとても重要な校内模試を受けました。マーク形式でしたが、重要なテストなだけあって、とても難しかったです。結果は、思っていたよりとても良い点数で、校内でかなり上の順位につくことができました。しかし、その頃は公募制推薦を利用しようと考えており、この校内模試を活用できないのは、とても残念に思われました。  
 ところが、夏休みに入る少し前に、東洋大学にも指定校の推薦枠があることを知り、ぜひとも指定校推薦に挑戦しようと決めました。

常に生活態度に
 気をつけていた


 それから、夏休み中も何度か学校へ行き、何とか内定をもらおうと、何人かの先生方にもお手伝い頂き、必死で自己推薦文を書き上げました。その結果、内定を頂くことができましたが、これには常に服装や生活態度に気をつけていたことや校内模試の結果も含まれていたのだろうと思います。  
 その後、大学での面接に挑み、無事合格することができました。指定校推薦に受かったということは、仙台育英の代表として大学へ行くんだという話を聞き、とても身の引き締まる思いがしました。  仙台育英は、指定校推薦の枠が多いので、ぜひ挑戦して欲しいと思います。そのためには、常日頃の生活態度や、その大学に行きたいという強い意志が大事になってくると思うので、その気持ちがあれば、きっと合格をつかみ取ることができると思います。


東洋大学
経営学部マーケティング学科

平成22年3月英進進学コース卒
石巻中出身

勉強を“自分のものにする”
大切さを学びました


苦手だった簿記が

 得意教科に…


 私が大学進学を志したのは、この仙台育英に入学した時からだと思います。経営の方に興味があったので、経済・経営学科を目指している人たちにとって有利になる簿記検定という検定を取得するための勉強と普段の定期試験の勉強を両立することを決めました。  
 しかし、そう簡単に勉強が上手くいく訳はありません。特に簿記の方は今まで聞いたことのない用語もでてきますし、計算方法や表の作成など覚える必要のあるものが沢山あり、理数系に苦手意識を持っている私にとって苦痛だった時がありました。ですが、私はこの苦痛を乗り越え、検定を取得するために頑張らなければ、高校生活を無駄に過ごしてしまうと考え、簿記の先生に積極的に教わったり、自分なりにノートを作ることによって、簿記を得意科目にしました。また、このような経験をすることによって、普段の学校の勉強以外でも、分からないことがあるのならば、必ず分かる人に聞き、自分が分かるまで何度も問題を解いて自分のものにすることの大切さを学びました。

資格は早めに
 取得した方が良い


 担任の先生から全国商業簿記検定1級を取得すれば指定校推薦で有利になると聞き、大学進学は指定校推薦にすることを決めました。指定校推薦では、高校3年間の評定と資格取得、部活動又は部活動の代わりになるものの3つが重要です。なので、評定はオール5を目指し、資格取得は簿記は2年生の時に原価計算、3年生の時には会計に合格し、全商1級を取得しました。また、簿記以外では英検準2級、漢検準2級を取得しました。資格取得は受けられる時期も限られていますし、指定校推薦や他の種類の推薦を受けるにしてもなるべく早めに合格できることが望ましいです。  
 また、補足として、普段の服装をきちんとすれば、先生方や周りにも好印象です。普段の服装がだらしなければ、仮に校内推薦で受かったとしても、本試験では普段のだらしなさが表に出てしまいます。指定校推薦を考えているのならば、当然のことだと考えます。

大学を選ぶ時は
 家族への相談も大切

 それから、受験大学を絞り込むにあたって、まず両親と必ず相談することが大変重要です。自分で勝手に全て決めてしまうのでは、担任の先生との三者面談の時に意見の対立が起こり、進路が中々決まらずに、担任の先生から的確なアドバイスがいただけなくなる可能性があります。また、相談しなかったことにより、大学選びに失敗したら、取り返しがつきません。  
 高校生の時期は友達と遊んだり、バイトに勤しみたいと考えている人が多いと思います。しかし、勉強でも資格でも部活動でも何か一つ成し遂げたいものがあるのであれば、それらを少し犠牲にして我慢することも必要です。それで後からその見返りが来れば、自分の人生にプラスになるのではないでしょうか。



東洋大学
法学部企業法学科

平成22年3月英進進学コース卒
長町中出身

指定校推薦枠の多さが
仙台育英入学の決め手


3年前期までの成績で

 仮評定が決まります


 私は中学のころから漠然と大学へ行きたいという思いがあり仙台育英に入学しました。仙台育英には多くの指定校推薦枠があると聞いたので、1年生のころからテストの評定を良くすることを心がけていました。  
 指定校推薦を出すのに一番重要なのは、やはり評定平均値です。3年の前期のテストまでの成績で3年生の仮評定が決まり、3年間の評定平均値が出されます。評定は4以上あればいいかと思います。あと、3年生の時に行われる校内模試の点数も大きく影響してきます。なので、勉強して良い点を取れるようにがんばりました。指定校推薦を出すためには自己推薦文を書かなくてはなりません。書く量が多く大変苦労しました。何度も先生に添削していただき出来上がるまでにかなりの時間を費やしました。  
 東洋大の法学部の試験は面接と小論文です。面接はまず聞かれそうなことを紙に箇条書きして覚えるようにし、毎日放課後、担任の先生と面接練習を行い自信をつけていきました。小論文は何でもいいからテーマを決めてそれに対する意見を書くのを繰り返し練習しました。過去問やテキストも使って練習していくとだんだん小論文らしいものが書けてきました。



東洋大学
国際地域学部国際地域学科

平成22年3月英進進学コース卒
名取二中出身

将来の“夢”を
“現実”にするために


努力点もいただけるよう

 頑張りました


 私が東洋大学を目指した理由は、国際について興味があり、指定校欄を見ていたら、東洋大学に国際系の学科があったので、そこに決めました。  指定校推薦で指定を受けるために努力したことは、一番評定が重要だったので、評定を少しでも上げるために勉強しました。どの教科でも最低4以上の成績をとれるように心がけました。あと、出席日数も大学によっては決められていたので、自分は1日も休まず、無遅刻・無欠席でした。  
 部活動はしておりませんでしたが、その時間をテスト勉強にあてました。普段の学習評価のために努力したことは、授業態度を良くし、決められた提出物は期限をしっかり守って提出しました。ノートもしっかりと書き、努力点が少しでももらえるように努力しました。定期考査対策は、1ヶ月前から準備をし、毎日帰ったら、英語だったら英単語、国語だったら漢字を覚えました。そして、2週間以内になったらワークやプリントを何回も繰り返し覚えました。1年生の時、前日に徹夜で勉強したら、その日に頭が回らず点数が取れなかったので、遅くまで起きずに少しでも睡眠をとり、勉強するなら朝早く起きた方が効率が良いということを学びました。


大学の卒業論文にも繋がるので
 小論文の授業は大切に


 私の大学では小論文の試験はありませんでしたが、小論文は大学の卒業論文にもつながっているので、授業は真面目に取り組み、小論文の構成を学びました。  
 普段の勉強時間は帰ったら30分予習・復習をやりました。テストが近づくにつれ2時間以上の勉強をしました。勉強するときは、たくさんの教科をやるのではなく、1つの教科に絞ってやりました。長期の休みの時は、宿題だけではなく、自分の苦手教科に時間をあてて取り組みました。  
 大学を決めるにあたっては、親と相談をして、県外の了解を得て決めました。高校生活とは、自分の将来の夢を実現するための大切な時期なので、夢に少しでも近づけるように勉強することが大事だと学びました。後輩たちには自分の第一志望の大学に受かるように必死に勉強してほしいと思います。



東洋大学
国際地域学部国際観光学科

平成22年3月外国語コース卒
岩切中出身

「誰にも負けないくらい成長する」と
心に決めカナダへ留学


中学の時に夢みたことを

 高校で現実に…


 2007年4月。私は外国語コースに入学しました。私は公立高校が不合格になり、正直、自分の行く先が全く見えていませんでした。1年の夏、留学ガイダンスに参加しました。中学の時から夢みていた留学の話を聞き、夢ではなく現実にして、必ず成功してみせると高校に入って初めて自分の道が見えてきました。1年の春休みにカナダへ留学することが決まった時、「自分は誰にも負けないくらい成長する」と心に決めました。外国語コースでも英語をたくさん学べますが、会話力向上のために英会話教室に通い、本屋やインターネットでカナダや日本のことについて調べました。  
 7月31日。成田空港からカナダに飛び立ちました。留学当初は会話が上手く成り立たずに辛い思いをしました。しかし、自分から積極的になり、間違いを怖がらずにたくさん話をするように心掛けました。だんだん授業や学校、生活が楽しくなっていきました。英語の成長は自分ではあまり分かりませんでしたが、自立することができ、積極的になることができたと思います。


留学中に将来のことを
 決めました


 さらに私は留学中に自分の夢を見つけました。それはある時、日本について話をしていると、たくさんの人が日本に興味はあるが、全く知らないということが分かり、もっと日本について知ってもらいたい、多くの人に日本を訪れてほしいと思い、観光学を学び、インターナショナルツアーマネージャーになりたいと考えるようになりました。それから、観光学を学べる大学を探しました。その時、東洋大学の国際観光学科を見つけて興味を持ち、帰国してからオープンキャンパスに参加し、この大学で学びたいと思いました。本学に指定校推薦枠があると知り、受けてみることにしました。  
 自分の夢を見つけそれに向かって突き進んでください。夢を持つことで自分の道が必ず見えてくるはずです。今、夢を見つけていない人もまずは小さな夢を持って、それと共に大きな夢を探してください。夢を持っているかぎり人は輝き続けます。夢限。これは私の好きな言葉です。中学の時に友達と作った言葉で、夢を無限に持ち続けようという意味です。みなさん、夢を持ってそれを現実にしていきましょう。



東洋大学
理工学部電子情報工学科

平成22年3月英進進学コース卒
古川南中出身

将来を見据えて
進路選択すること


就職に強いという
 理系に進みました

 指定校推薦をもらうために学校生活をしっかり送り、評定平均値を4.0以上取ることを意識しました。仙台育英には、指定校推薦枠がたくさんあり、私は1年生の時から指定校推薦で行くと決めていました。1年生の時に進路を明確にしておくといいと思います。  
 私は、理系を選択しました。理由は、就職に強いと聞いたからです。現在の社会は、就職難で就職することが厳しい状況になっています。将来を見据えて進路を選択することが大切だと思います。私は、特に理系の科目が得意ではなかったので予習・復習をしました。大学では、さらに深く学ぶので、高校以上に予習・復習をしたいと思っています。
 私にとって高校生活とは、大人になるための道だと思っています。高校生は、大人と子供が混ざっているものだと思います。あと少しで、大学生になるので、早く大人になりこれからの人生を生きていきたいと思います。



東洋大学
理工学部生体医工学科

平成22年3月英進進学コース卒
日吉台中出身

授業に集中
テスト前に復習


部活後の帰宅は
 9時過ぎだったので…

 この大学を目指したきっかけは2年生の冬頃に親の仕事のことなども関係して生体医工学を学びたいと考えたことでした。そこで、生体医工学科がある大学を調べて東洋大学とその他に3つの大学を選び、3年生の春から夏頃にかけてオープンキャンパスへ足を運び、実際に大学の設備や教授、先輩方の雰囲気を見たり大学の周りの環境などにも気を配って見てきました。その4つの大学の中で最も環境が良く、設備が整っていると感じたので東洋大学を選びました。  
 勉強の面では、1年生の時から定期テストに最も力を入れて取り組んできました。部活動をし、また、家が遠かったので、毎日家に着くのは夜9時過ぎでした。その為、家での勉強時間はほとんど取れなかったので、とにかく学校の授業には集中して、テストに出る重要な要点を聞き逃さないようにしていました。テスト前には授業で聞いた重要なことを中心に勉強し、常に全教科80点以上を目標にして3年間気を抜かないで取り組み、評定平均を高くするようにしていました。

1年生の時から気を抜かずに
 基礎力をきちんと身につける

 入学当時は勉強と部活動の両立が出来るのかどうか不安でしたが、授業に集中して取り組み、テスト前に復習することで確実に実力が付いたので、部活動も力を抜くことなく3年間活動できて充実した高校生活を送ることができました。  
 大切なことは1年生の時から気を抜かずに集中して取り組み、基礎を身に付けることだと思います。基礎が身に付けば、2年、3年でとても楽になり、高校生活を充実したものにできて、大学の合格にも繋がってくると思います。



東洋大学
生命科学部生命科学科

平成22年3月英進進学コース卒
東華中出身

夏休み中にも
先生がアドバイスや添削を…


再生医療や人工臓器に
 興味がありました

 高校1年生の時、進路を決めるために大学調べをした時、まず学部で決めようと思いました。なぜなら、大学に入っても自分の好きな学問でなければ、あまり充実しない大学生活を送り、中退してしまうのではないか?と思い、学部を決めてから、その学部のある大学を自分の進路として決めようと思いました。  
 私は、理系を希望していて、また、生物に興味があったので生物系の学部を探しました。様々な生物系の学部の中で、生命科学部という学部を見つけました。生命科学もいろいろな分野に分かれていたのですが、中でも私は医療系の生命科学に興味を持ちました。なぜなら、中学生の時から不定期の特別番組などで再生医療や、人工臓器について放送しており、ずっと興味を持っていたからです。なので、私は医療系の生命科学部を探し、いくつかに絞りました。その中で私は、東洋大学生命科学部生命科学科にしました。


部活動では
 集中力を養いました

 2年生に進級し、担任の先生と進路の面談をした時に東洋大学の生命科学部生命科学科を志望していることを伝えると、指定校推薦の枠があることを教えていただき、推薦の基準である評価以上の評定を目標にして、基準以下に評定を落とさないように努力しました。  
 3年生の時は、自己推薦文を推薦委員の先生方に自分がどの位、東洋大学の生命科学部生命科学科を志望しているのかを伝えるようにしました。また、その時、担任の先生は夏休み中も親身にアドバイスや添削のご指導をしてくださいましたし、推薦の内定を取った時も、面接の練習を放課後にも付き添ってくださいました。  
 私は、高校3年間ライフル射撃部に所属して、コミュニケーションや集中力を培いました。いずれも大学の生活では必要だと思っています。以上が、私の高校3年間です。



東洋大学
生命科学部食環境科学科

平成22年3月英進進学コース卒
河北中出身

なぎなた部に所属し
全国大会に出場!


選抜クラス全員で
 勉学に励みました

 私の高校生活3年間はとてもあっという間に過ぎました。1年生の頃から大学進学を意識しながら生活してきました。特に私は選抜クラスの一員として勉強に励んできました。初めは選抜クラスに不安でいっぱいでしたが、たくさんの経験ができてよかったです。1年生の時は8時間授業でとても苦労したり、多くの模擬試験を受験したり、先生方に期待され、クラス全員で勉学に励んできました。スプリングチャレンジ、文化祭での出店にも参加して楽しい思い出もできました。  
 私は3年間、なぎなた部で活動してきました。初めての競技でしたが、インターハイも含め、全国大会に出場することができました。また、1年間キャプテンとして日々努力してきたことが指定校推薦の内定、合格に繋がったと思います。

様々な経験で
 自分自身が成長

 学校行事では、合唱コンクールのピアノ伴奏や文化祭実行委員で頑張りました。大学進学のためだけではなく、自分のために挑戦してきたことも多数あります。それらの経験は積極性や協調性を養うことができました。自分自身の向上もでき、推薦入試で少しでも有利になっていたことを考えると苦い経験も良い思い出に変わっていました。  
 3年生の夏休みまで、指定校推薦というのを考えたことがありませんでした。しかし、両親と話し合い、今まで経験したことをさらに活用させたいと思い、推薦を受けようと決意しました。県内には、自分の志望する学部はなく、全国にも数少なかったのですが、無事に決めることができました。  
大学進学、特に推薦において大切だと思ったことは、高校ではいろいろなことに挑戦、経験をすることと、県内だけでなく、全国の大学に視野を広げた方が良いことだと思いました。苦しい時も先生方や親、友達に助けてもらい、充実した3年間を過ごすことができたので良かったです。


専修大学
法学部政治学科

平成22年3月特別進学コース卒
宮城野中出身

一つ得意科目があると
自信がつきます


高校入試の失敗を
 大学入試にぶつけようと…

 大学進学を目指したきっかけは、高校入試で第一志望の高校に入れなかったことです。その時の悔しい思いを大学入試でぶつけようと思い、大学進学を決意しました。  
 3年生の春までは一般入試でいこうと考えていました。なぜなら、2年生のときに定期考査で大きな失敗をしてしまい、もう推薦関係は駄目だと思ったからです。それでも夏の校内模試は諦めずに取り組みました。すると自分の思っていたよりも順位が良く、担任の佐藤先生から「指定校推薦受けてみたら」とお声をかけていただき、再募集で残っていた専修大学に駄目元で出してみることにしました。  進学する上で一番重要視したのは、学部です。1・2年生の頃は法学部法学科への進学を考えていましたが、3年生になり、自分の将来や本当にやりたいことをよく考え、政治学科に進学することを決めました。  
 私は数学がかなり苦手でしたが、普段の勉強では、日本史や政治・経済といった社会科目に力を入れ、評定5を目標に、最低でも4はとれるように努力しました。もちろん苦手な科目もあきらめませんでしたが、少しでも得意な科目を伸ばしたほうが自分にとっては効率的で良いと考えたからです。一つ得意科目があることで自分に自信がつきました。

早起きして予習をしてから
 授業に臨みました


 また、家が近かったので、朝早く起きて家を出る時間ギリギリまでその日の予習をやってから授業に臨めたことも大きかったです。毎朝、同じ時間に起きて規則正しい生活をすることはとても重要だと感じます。  
 そして、2年生から放送部に所属し、朝の生活信条朗読やラジオ制作に関わることができたことも自分にとってプラスになりました。推薦書に書けるのはもちろん、活動日が毎日ではないことで、一度、勉強から離れて、仲間と交流することが刺激となり、いい気分転換にもなりました。  
 私は仙台育英に入学して、無遅刻・無欠席・無早退を3年間ずっと目標にしてやってきました。そして、今のところはすべてクリアできています。それが今回、自分のアピールポイントとすることができ、合格に結びついた一つの要因だと思います。後輩の皆さんも何か一つ大きな目標を掲げてがんばってください。



獨協大学
法学部法律学科

平成22年3月特別進学コース卒
高崎中出身

模試の順位で2桁狙い
課外講習を受講


予習・復習を忘れずにやると
 自然に成績アップ

 私は3年生になるまで、指定校推薦を意識したことはありませんでした。1・2年生の頃までは赤点を取らないように努力はしていましたが、推薦のための勉強をするようになったのは3年の5月頃でした。そのきっかけは丁度その頃に自分の明確な進路を決定し、担任の齋川先生と面談し、推薦をすすめられたということ、また合格のチャンスは1つでも多い方が良いと考えたからです。  
 指定校推薦を受けるために重要となるのは、7月に行われる校内模試と自己推薦書です。1つ目の校内模試では少なくとも順位2桁を取る必要があります。そのために私が選んだ勉強法は『課外講習を受ける』ことでした。万が一落ちた場合を考え、一般受験のための勉強もしたいし、校内模試の勉強もしたいと考えた時、これが一番効率の良い方法だと思いました。ただ受けるのでは意味がありません。ここで重要になるのは、予習、授業、復習を忘れずにやることです。この3つをこなせるようになると、自然と学力が身につきます。しかし、3年生になると、やることが多くなり、自分の勉強をしなければ、と考えてしまい、この3つがおろそかになってくることがあります。“継続は力なり”というように、あせらず継続を心掛けてください。きっとあなたの力になるはずです。

授業で学んだことは
 全て将来につながる

 2つ目の自己推薦書は自分のアピールです。自分は商品。その商品を買ってもらうために学校生活で努力してきたこと、英検や漢検、部活動などを存分に語り、相手に印象づけることが大切です。この話は担任の先生からの受け売りですが。私は部活動もしておらず、検定も受けていなかったので、不安でしたが、自分の良い所を必死にアピールしました。そのかいもあってか、無事、推薦を受けることができました。  
 
私は政治経済の授業で法について学び、興味を持ちました。“人間は法の下に平等”であるという「法の支配」という考えのもと、生活しています。私たち人間はいったいどのくらい法律によって守られているのか、と考え、大学でもっと深く勉強したいと思うようになりました。それが法学部を選んだ理由です。授業で学んだこと、好きなこと、興味を持ったこと、それは全て将来につながるきっかけになります。その小さなきっかけを大きな将来につながるように皆さんも一つでも多くのチャンスをつかんでください。応援しています。


獨協大学
国際教養学部言語文化学科

平成22年3月特別進学コース卒
荻浜中出身

勉強は楽しいと
感じることが大切


英語の補講には
 全て参加

 私はこの3年間、建学の精神の下、日々勉学に励んできました。1年生時のプラン2000や様々な行事を通して、それまで以上に将来について考える機会があり、意欲的に学習に取り組むことができました。また同じ境遇の中で、共に努力をする多くの友人達とも出会えました。  
 高校で学んだ科目で最も熱心に取り組んだのは、英語と地理です。英語では、文法、長文読解、リスニングなど、クラスの英語の授業を担当してくださっている先生の補講に全て参加し、学力向上に努めてきました。自らの英語能力を伸ばすため、実用英語検定にも進んで挑戦し、現在は2級を取得しています。また地理では、将来目指す真の国際交流を行うため、世界の様々な文化や社会状況などを進んで学んできました。授業で学んだ知識を将来に生かすべく理解できなかったことや興味があることを、授業後に必ず先生に質問していました。授業の復習を欠かさず、資料集や地図帳を常に持ち歩いて発展的な学習をしてきたおかげで、休み明けの実力コンテストでは好成績を維持してきました。
 
また、部活動では、新聞文芸部に所属していました。部長として部の運営を行い、2年生時の仙台育英祭では甲子園の応援を記録した新聞の展示を行いました。これらの取り組みは、高校生活を充実させたのと同時に、これからの人生にきっとつながっていくはずです。

学校で居残り
 勉強をしました

 今回、獨協大学を希望したのは国際関係の仕事に就くという将来の夢を実現するためです。中学の頃の海外研修をきっかけに、国際コミュニケーションの大切さを学び、外国人ともっと交流を深めていきたいと思うようになりました。また、高校2年生時にはオープンキャンパスに参加し、体験授業を受けたり、先輩のお話を聞いたりして、ますます獨協大学にひかれるようになりました。  
 勉強に関してのアドバイスは、放課後や休日を有効活用することです。私は家でなかなか集中できなかったので、なるべく学校に残るようにしたり、予備校の自習室に行くようにしていました。また毎日予習復習で大変だとは思いますが、1日少なくとも1時間は自分の勉強したい教科をする時間を作ったほうがいいと思います。私の場合は、英語と地理でしたが、自分の好きな勉強をすることによって、勉強に対するやる気も向上するし、ますますその教科が得意になり、好きになっていくと思います。勉強は楽しいと感じることが大切で、その中で自分の目指す夢を見つけていくと良いと思います。そして、つらくなったら思いっきり気分転換をして、常に新鮮な気持ちで、自分を信じて勉強に取り組むと成果は必ず出ると思います。  
 仙台育英での3年間は決して楽ではありませんでした。挫折しそうになったことも何度もありました。けれども、現役合格することができたのは先生方、友達、そして家族の応援があってこそだと思います。進学後は夢に向かってより一層勉学に励みたいと思います。



成城大学
文芸学部国文学科

平成22年3月特別進学コース卒
西多賀中出身

部活をすると時間が限られる
だからこそ勉強には集中


勉強と部活の両立で
 毎日が充実

 私は高校3年間、硬式テニス部に所属し活動してきました。その中でたくさんのことを学ぶことができ、信頼し合える仲間とも出会うことができました。  
 もちろん、部活をやっていて大変なことはありました。それは、勉強との両立です。特別進学コースに在籍していたということもあり、忙しい毎日でしたが、1日1日がとても充実していたように思います。このことから、私は部活に入ることをお勧めします。  
 勉強面では、特に定期考査に力を入れました。私は入学した時から推薦を希望していたので、なるべく評定を下げないことを心がけました。部活もあったので、時間は限られていましたが、集中して取り組むことができたので、良い結果がついてきました。なので、工夫して時間を使うことが大切だと思います。


遅刻・欠席をしないコツは
 早寝早起き

 また、指定校推薦では校内模試が最重視されます。私は勉強不足で、校内模試では満足のいく結果を得ることができませんでした。だから推薦で大学に入学したいと考えている人は、私みたいに失敗しないように今から校内模試に向けて勉強を始めてください。そうすればきっと良い結果がついてくると思います。  
 生活面では、なるべく遅刻と欠席をしないようにしましょう。この2つが多いと推薦を受けることができなくなる場合があるからです。遅刻と欠席をしないコツは、早寝早起きをして、生活のリズムを崩さないことです。  
 今まで書いてきたことを実施すれば、合格が近づいてくると思うので、頑張ってください。最後になりますが、私が合格へと辿り着いたのは周囲の方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。


成城大学
法学部法律学科

平成22年3月英進進学コース卒
八軒中出身

生涯の友といえるような
友人と出会えました


部活動をしていない人は
 なるべく級の高い資格取得を

 私は成城大学法学部法律学科の指定校推薦の資格を得るために、普段の定期テストは平均80点以上を目指し、授業に常にマジメに取り組み提出物などは必ず出すように心掛けました。勉強面 では、自分の得意教科で点数を取り、不得意教科の点数を補うようにしていました。  
 その他で努力したことは、資格を取得したことです。私は在学中に、漢字検定2級、ニュース時事能力検定2級、英語検定準2級、情報処理検定3級を取得しました。ただ、資格を取るだけではなく、なるべく高い級を取るととても有利になると考えています。部活をしていない人にはおすすめです。  私の高校生活はとても充実しており、毎日楽しい日々を過ごしています。友人に恵まれて、1日1日がとても早く過ぎ、あっという間の3年間でした。今の友人とは生涯付き合っていきたいです。後輩の皆さんもここ仙台育英でいい友人を見つけてください。  
 私は1年生の時から大学は法学部へ進学したいと考えていました。3年間で様々な資料を見て成城大学に決めました。皆さんもゆっくりと時間をかけて自分の行きたい進路を見つけてください。


日本女子大学
文学部英文学科

平成22年3月外国語コース卒
八乙女中出身

自分の目標に向かって
充実した日々を過ごしました


定期考査では
 順位を意識

 1年生の時から指定校推薦を目指して、一日一日を大切に過ごしてきました。推薦してもらえる様な人というものを目標にして、私は仙台育英で多くのことに努力して取り組みました。  まずは学力です。定期考査では1年生の時から絶対に手を抜かずに、必ずクラスの上位を保てるよう頑張りました。順位で推薦が決まる訳ではないのですが、順位が良いと自分のモチベーションも上がり、次も頑張ろう、という気持ちになることができるし、順位が良いということは、それなりの評定も付いてくるということで、私はあえて毎回の定期考査では、順位を意識しながら頑張ってきました。
 他には、部活動や委員会活動も積極的に行いました。それぞれに活動内容も部員も全く違う中で活動していくことはとても楽しかったし、多くの仲間と触れ合う中で自分自身がとても成長することができたと思います。沢山の経験をさせて頂き、とても感謝しています。委員会もすべての行事で参加しました。多くの人の喜び、楽しんでいる表情を見ることができ、嬉しかったです。仲間と協力し皆にとって最高の思い出になるよう一生懸命仕事をし、貴重な体験となりました。


仙台育英で過ごすことが出来て
 本当に良かったです

 また、外国語コース独自の行事、英語スピーチコンテストでは、1・2年生と参加し、自分がどれだけ英語が好きかをアピールできたのではないかと思います。とにかく行事には自ら参加し、仙台育英を盛り上げようと頑張りました。  
 私は検定試験にも挑戦しました。漢検、英検、TOEIC、中検と様々な検定を取得して大学受験にあたり少しでも有利になることを考えて日々の積み重ねの成果を出しました。  大学の受験方法は面接と事前提出の小論文でした。面接は沢山の先生方にご協力していただき、数を多くこなすことで、不安を取り除くことができ、本番は緊張せずに冷静にできました。小論文は、一人の先生に1週間つきっきりでご指導して頂きました。とても親身になってご指導してくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。  
 私は受験成功の一番の要因は、仙台育英に入学し、自分の目標に向かって充実した毎日を過ごすことができたことだと思います。また、先生方のサポート、親のサポートがあってこそ頑張ってこれた3年間だったので、本当に、本当に多くの方に感謝しています。そして、仙台育英に入学し過ごしてこれて、私は本当に良かったと思います。



日本女子大学
人間社会学部心理学科

平成22年3月特別進学コース卒
宮中出身

さまざまな人と出会い
心理学に興味を持ちました


欠席が多かった分、
 勉強をがんばりました


 仙台育英で過ごしたこの2年半、私はたくさんの人と出会いました。仙台育英は生徒数が多く、また県内だけでなく県外から入学してくる人もいます。私は部活動に所属していたため、他校の人とも触れあう機会がありました。自分とは違った価値観、考えを持った人に出会うということは視野を広げることにもつながります。仙台育英でのさまざまな人との出会いから私は心理学に興味を持つようになりました。
 3年生のはじめの頃、私はAO入試で他の大学を受験しようと思っていました。私は自宅と学校が遠いこともあり、2年生の頃までは体調管理がうまくできず、学校を休んでしまうことがありました。3年生になってからは欠席することもなくなったのですが、やはり指定校推薦を受けるにあたって欠席日数があることは不利です。しかし、心理学を学べるのではないかと感じた日本女子大学への進学を諦めきれず、校内選考の際、重要な判定資料である校内模擬試験と定期考査で良い成績を残せるよう努力しました。その甲斐あって、内定をいただいたときはとても嬉しかったです。


何かに失敗したら
 別なことでカバーする


 指定校推薦は3年間、どのように生活してきたかが重要です。成績、生活態度、課外活動など全てが評価されます。全てに完璧に挑戦するならそれは素晴らしいことですが、私のように欠席があったり、定期試験で失敗してしまったりということも3年間を過ごす中ではあると思います。
 しかし、決してそこで諦めないでください。失敗したら、別のところでカバーする努力をすればいいのです。先生方はそういったところをきちんと見てくれています。「志望大学を諦めずに努力する」という粘りこそが一番大切だと思います。
 最後になりましたが、受験にあたりお世話になった先生方、本当にありがとうございました。後輩のみなさん、仙台育英は大学進学を志す人にとって最高の環境が整っている学校だと思います。この環境を存分に生かして最後まで諦めずに頑張ってください。



日本女子大学
人間社会学部社会福祉学科

平成22年3月英進進学コース卒
高砂中出身

勉強も部活動も
精一杯やって文武両道


あきらめないことの
 大切さを学びました

 仙台育英に入学してから、この3年間、勉強と部活の両立を目標に過ごしてきました。勉強面においては、1年生の時は授業についていけるのか不安な時もありましたが、だんだんと慣れてきました。また、定期考査や実力テストに一生懸命に取り組みました。分からない問題があったら、先生方や友達に教えてもらい、毎日少しずつ勉強する習慣を身につけてきました。また、予習・復習をしていくよう心がけていました。  
 部活動では、3年間吹奏楽部に所属しました。多くの仲間達と先輩・後輩と一緒に音楽ができて、よかったと思います。また、部活動を通してたくさんの思い出や体験ができました。野球応援やコンクールなど地域の活動に参加し、いろんな人との交流が深められました。   
 部活動の練習では、朝練や自主練などに参加し、毎日の練習がとても楽しく充実した日々を送ることができました。このような3年間の活動を通して、仲間と団結し、最後まであきらめないことの大切さを学びました。  
 勉強と部活の両立は少し大変になるかもしれませんが、勉強も部活も精一杯やっていけばいいと思います。後輩のみなさん、自分の進路に向けて、最後まであきらめずに目標に向かって頑張ってください。


 
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