SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

共立女子大学
家政学部被服学科

平成23年3月特別進学コース卒
高森中出身

あっという間の3年間の中で
自分自身と向き合ってください

英語の授業で英国の文化に触れ
 志望学部を決定しました

 共立女子大学の指定校推薦を受験することに決めたのは、校内募集締切の期間が間近に迫っている時でした。なぜそのようにギリギリの時だったかというと、家政学部と、もう一つの学部のどちらに進もうか悩んでいたからです。そんな中、私が被服学科を最終的に受験したいと思ったのは、ふと思い出した仙台育英での授業がきっかけでした。
 2年生の英語の授業である日、服の文化や歴史を学びました。ツイッギーや、ミニスカートの先駆者であるマリークワント、そしてイギリスのロックバンドグループ、ビートルズ。特にビートルズの印象的なスーツ姿や長髪などが脱社会的な行動であることを知り、とても驚きました。また、3年生の現代文の授業で、私が着る服は、日本という国や仙台育英ということ、そして個人を表す記号になると聞き、とても面白いと感じ興味を持ちました。
 共立女子大学を選んだのは、繊維や流通、造形など、私のやりたい様々な分野を学ぶことが出来ると思ったからです。さらに、1、2年次は被服の基礎を学び、3、4年次に自分の学びたい専門的なことを学べる最良の環境だったからです


生徒会執行部での活動などを
 面接でアピールしました

 共立女子大学の被服学科に指定校推薦があることを知ると、急いで自己推薦文を書き国語科の先生に添削していただきました。面接練習も先生に時間を割いて指導していただきました。貴重な体験として、3年間所属していた生徒会執行部の飲酒運転撲滅の署名運動などを面接で話しました。
 仙台育英での3年間は疾風の如く過ぎ去っていったように感じます。特に2年次は部活の中心になるので本当にあっという間でした。
 私に言えることは、この短い期間の中で後悔することのないよう充実した日々を送り、自分の進路や将来について考え向き合ってほしいと言うことです。大学を決めている人は、推薦を考えたり、英検や漢検などの資格を取ることも良いと思います。為せば成ります。自分の将来のために是非頑張ってください。



女子栄養大学
栄養学部実践栄養学科

平成23年3月特別進学コース卒
高崎中出身

推薦合格後の大学でのセミナーで
高校での学習がいかに重要か実感しました

小学生からの夢である栄養士になるため
 学園生活は勉強に専念しました

 小学生の頃からの夢である栄養士になるため、大学進学率が高く、学校の先生の薦めもあって仙台育英に入学しました。中学生の頃、成績が余り良くなかったため、高校入学後は部活に入部せず勉学に専念しました。そのせいもあって3年間の成績は悪くありませんでした。
 2年生になって第一志望の大学を調べるうちに、本当に学びたいことと大学の求める学生像が少し違っていたことに迷いを感じていました。そんなとき、当時の担任の先生が「今のうちにいろいろな大学のオープンキャンパスに足を運ぶと良い」とおっしゃっていたので、夏休みに私大のオープンキャンパスに行くことにしました。そこで女子栄養大学に行き、大学の雰囲気や授業の体験など多くのことを肌で感じ、何よりも私がここで学びたいと思い、女子栄養大学を第一志望の大学に決めました。そして指定校推薦で受けると決めたのは、2年生の冬でした


受験方法に関わらず評定や
 生活態度に気を配りましょう

 私を含め指定校を受けた友人の殆どは、初めは一般受験を考えていました。ですから、指定校推薦はもちろん一般受験を考えている人でも、なるべく評定は良くしておいた方が良いと思います。どんな形で指定校推薦を受けるか分からないので、成績を下げないことが重要です。高校生活では遅刻、欠席をなるべくしない、服装の乱れに気をつけるなど当たり前のことを行っていれば問題ありません。
 自己推薦文は3年生になって再度オープンキャンパスに行き、パンフレットや大学出版の雑誌を読んだりして、あまり苦労しませんでした。しかし、女子栄養大学は小論文が事前提出の1,600字で提出日ぎりぎりまで時間がかかりました。ご指導してくださった先生には本当に感謝しています。
 大学受験はいろいろな方法があります。その中で吟味し、自分に合った受験をしていってほしいです。大学で推薦合格者対象のセミナーに行った際に、高校の勉強がいかに重要であることを実感させられました。推薦で受かっても、大学に必要な科目は良く勉強しておくことをお勧めします。頑張ってください。



東京電機大学
工学部電気・電子工学科

平成23年3月特別進学コース卒
岩沼西中出身

受験に成功できたのは先生方の
親身なご指導があったからこそ

毎日最低でも4時間は勉強し
 評定を上げる努力を続けました

 東京電機大学を目指した理由は,オープンキャンパスを見に行ったときに一番印象に残っていたからです。そして、指定校推薦の中にあったこの大学を選びました。なぜ指定校推薦を選んだかというと、一般入試の他にも入学できるチャンスが拡がるからでした。
 指定校推薦を受けるために努力したことは、現在の成績の維持と、一つでも成績を上げるために自主勉強に取り組んだことです。こつこつと努力を積み重ねたからこそ合格できたのではないかと考えています。
 普段の学習評価のために努力したことは、毎日最低4時間は勉強することと提出物は必ず提出することでした。誰でもできることを着実にやり遂げることで、学習評価を上げることができるはずです。それにこれを続けていけば、定期考査への実力も付けることができる、そうすれば、定期考査の対策もあらかじめ立てられ、余裕を持ってテストに臨めると思います


仙台育英で過ごした3年間は
 楽しく充実したものでした

 大学によって異なりますが、私が一番重要に感じていたのが小論文です。指定校推薦のテストの一ヶ月前に練習を始めましたが、最初の頃は「小論文」になりませんでした。しかし、毎日担当して下さった先生方に添削していただき、テスト前日までに何とか小論文が書けるまでの力を付けることができました。やはり、一ヶ月前では少し足りないと感じましたので、後輩の皆さんたちには、もっと早めに対策することをお勧めします。
 私が受験に成功した要因は先生方が親身になって対策を考えて下さったということです。私だけの力では成し遂げることはできなかったでしょう。ですから、ご指導いただいた先生方には感謝しています。
 この仙台育英で過ごした3年間はとても充実していたと思います。特に高校生活に慣れてきた2・3年次は一番楽しめました。修学旅行や文化祭などの行事があり、思い出がたくさんできました。とても良い学校生活を送りました。後輩の皆さんにも、充実した学校生活を送ってもらいたいです。



東京電機大学
理工学部建築・都市環境学科

平成23年3月英進進学コース卒
岩出山中出身

指定校推薦制度は
どんどん活用しましょう

興味があるのは何か、自分に合っているかが
 大学選びのコツです

 私は建築に興味を持っていたので、その興味を持った分野に関する学部学科がある大学をまずピックアップしました。次に、自分に合う大学で就職に強いという点で選んでいきました。それでこの大学が一番良いと思ったので志望しました。大学選びは何に興味があるのかということやその大学は自分に合っているのかという点を重点に置いたほうがよいと思います。
 指定校推薦を希望した理由は、受かる確率の高い指定校推薦が行きたい大学にあるのに、それを活用しないのはもったいないと思ったからです。指定校推薦で受験することを決めてからは、推薦入試の勉強を重点的にやり、試験に備えました。自分が行きたい大学に指定校推薦があれば、挑戦したほうがいいと思います


試験勉強は寝る前30分と
 朝に集中してやりました

 部活動には入ったほうが良いと思います。私は硬式テニス部に所属していました。部活動は先輩と後輩の関係や心身の鍛錬をできたり、学べたりできます。そのことは、大学に行ってからも就職してからも役に立つと思います。
 私の試験勉強の方法は、寝る30分前に少しやり、あとは朝型に変えて勉強をしていました。朝早く起きて、眠い場合は栄養ドリンクなどを飲んで目を覚まさせていました。試験前の勉強は自分に合った方法を見つけるのが良いと思います。
 高校は、大学に行くための通過点であるので大学につなげるために学べるものはしっかり学んだほうが良いと思います。大学合格のためにがんばりましょう。



神奈川工科大学
創造工学部自動車システム開発工学科

平成23年3月英進進学コース卒
東豊中出身

今は辛くても後で「やっててよかった」
と思える日が必ず来ます

仙台育英の指定校推薦制度を
 活用して合格できました

 この大学を目指した理由は、充実した設備と学生がより深く学べる学習環境が整っていたからです。最新の設備や施設があり、いろいろな取り組みを行っていて、オープンキャンパスで実際に見て私にはこの大学しかないと強く思いました。仙台育英では「逆転の仙台育英」と掲げているように、学生が大学に入るチャンスを多くの指定校推薦により実現してきました。私も「絶対に合格したい」という強い思いと、自分の夢を叶えたいという気持ちから、志望大学に合格するとこができました

家で予習、復習をしっかりやって
 授業でわからなかったことを解決

 合格するために私が努力してきたことがあります。学習面については、当たり前のことですが、前日には予習し、授業ではわからなかったところを解決させ、家庭学習ではしっかりと復習する。このことをやっていれば絶対に成績が悪くなることはないと思います。評定は4以上をとるようにしていました。次に生活面について。一番大事なのは無遅刻無欠席無早退です。私は皆勤賞がとれるように健康に気をつけていました。資格などは、大学の審査基準でないものであっても多くの資格を取得しておいたほうが良いと思います。
 これから大学受験をする後輩たちに言いたいことは「大人の人たちが言ったことはしっかりやっておいたほうがいい」ということです。ちゃんとやっておけば後で「やっててよかった」と思えるときが来ると思います。今やっていることが何の役に立つのかわからなくても、後で「このためにやっていたのか」と思えるでしょう。これは私の経験から言えることです。これから辛いことがあるかもしれませんが、諦めずに頑張ってください。



神奈川工科大学
創造工学部ロボットメカトロニクス学科

平成23年3月T-フレックスコース卒
神奈川 大野北中出身

高齢者や体の不自由な方々のために
役に立つことを学びたくて進学しました

硬式野球部での活動は自分を
 大きく成長させてくれました

 学校から推薦枠をいただくために私は普通のことを普通にやって行く努力をしました。当たり前のことですが、欠席、遅刻はしない。授業でやったことはすべてノート、プリントに書き写す。一つ一つ自分がやるべきことをやっていくことで、次のステップへ進んでいくことができ、勉強に集中して取り組んで行けました。
 私は高校3年間、硬式野球部に所属していました。神奈川から親元を離れ下宿で生活してきたので、いろいろな人の支えや、同じ下宿で暮らす仲間と協力し合ってきた3年間でもあり、私生活を共に過ごし勉強以外の所でも大きく成長することができました。そして一番の心に残る出来事は、宮城の代表として甲子園へ出場できたことです。自分自身はレギュラーとしてではなく応援として甲子園に行きましたが、日々の練習でも少しでも自分にできる役割を見つけて、チームのために貢献してきました。目標の日本一に届きませんでしたが、これから私の人生にも必ず活きていく野球生活となりました


部活引退後は大学進学後を見据えた
 勉強やトレーニングをしていました

 大学の進学を志望した理由の一つに人の役に立つ、人のためにできることを学びたいという理由があります。私が関わる学科の中でも、高齢者や障害を抱えた人達との交流だったり、その人達がより良く過ごすための機械作りや人助けという意味でも将来考えていることにピッタリだと思いました。その上で部活動を引退した後の生活では、特に勉強面を意識するようになり、授業への取り組み方も変わりました。高校までの勉強ではなく、大学進学後を見据えて勉強するようになりました。大学生になっても野球を続けて行こうと思っていたので、野球部へも顔を出して、自主的に走ったりトレーニングしたりと、今から大学に向けての準備もしていました。
 自分のやることを一つ一つしっかりやって行けば自然と結果がついてくると思うので、今を大事にして残りの日々を過ごして行きたいです。



明海大学
経済学部経済学科

平成23年3月英進進学コース卒
石巻中出身

将来は社会経済を支えていける
人材になりたいと思っています

社会人としての礎の確立を重視する
 明海大学の教育方針に惹かれました

 私は経済学を学び、将来は社会経済を少しでも支えていけるような人材になりたいと考えているため、経済学部を目指しました。また、明海大学では、業界に特化した教育で就職において強みを発揮するための学習や、社会人としての基礎能力を身に付けるための学部を横断する「共通教育」という試みがあるため、入学を決意しました。
 入試は面接のみでした。面接内容は、志望動機はもちろんのこと、「最近のニュースで興味を持っているもの」「高校3年間で何を学んできたか」など訳0分程度のものです。慣れていない言葉を無理して使って返答してしまうと、それについてさらに質問をされてしまうので気をつけましょう。
 後輩の皆さんにも、明海大学に関心を持ってもらえたら嬉しく思います。


明海大学
ホスピタリティ・ツーリズム学部ホスピタリティ・ツーリズム学科

平成23年3月外国語コース卒
稲井中出身

留学先で学んだことが
将来の夢につながりました

外国語コースに入り
 念願だった留学を体験

 私には、高校入学当初から世界中に人々と接する仕事をしたいという夢がありました。この夢をかなえるために私は、外国語コースに入学し、英語を中心にスペイン語なども勉強しました。仙台育英を選んだときから、必ず留学をして英語や文化を学ぶということを目標としてきたので、2年生のときにニュージーランドのノースコートカレッジという仙台育英の姉妹校の高校に留学をさせていただきました。留学先では、今まで経験したことのないような大変なことがたくさんありましたが、家族や友達の大切さや、人に感謝の気持ちを持って接することを学びました。また、留学中に通っていた語学学校では、韓国やブラジルやコロンビアなど、何十カ国もの国の友達ができ、文化などを学ぶとても良い機会になりました。ノースコートカレッジでは、ESOL(英語)、PE、Hospitality、Tourism の授業を受けました。これらは、すべて将来の夢に関係していることなので、関心を持って楽しく勉強ができました。このような理由で、大学に進学しても Hospitality と Tourism を学び続けたいと思うようになりました

大学の先生と何度か話をすることで
 親近感を感じ、意欲が湧きました

 帰国後、すぐに大学入試の準備が始まり、担任の先生と相談をして、いくつかの大学のオープンキャンパスに参加しました。志望大学を決め、One Dayセミナーという講習会に参加し、教授と、大学や職業のことなどを話し、より一層、大学や職業について知る良い機会となりました。また何度か教授に合って話したため、教授から話しかけてくださったり、「来年待ってるよ」と声をかけていただくようになり、親近感が湧き、大学合格に向けて、準備を頑張るようになりました。
 大学合格に向けて特に気をつけて頑張ったことが5つほどあります。1つ目は、私が幼稚園児の頃から続けてきた、学校を休まないということです。2つ目は、服装など校則を守るということ、3つ目は、部活動も一生懸命に行うということ、4つ目は言葉遣いなどの人との接し方に普段から気をつけるということです。最後の1つは、留学など、自分の将来の夢に向けた計画をしっかりと立てるということです。
 私は今まで親や友達の助けがあり、ここまで来ることができたと思っています。これからも、人に感謝することをわすれずに生活していきたいと思います。みなさんも自分の夢をしっかりと持ち、頑張り続けてほしいと思います。
〜All dreams can come true!!〜。


帝京平成大学
地域医療学部医療スポーツ学科

平成23年3月T-フレックスコース卒
秀光中等教育学校出身

面接のために言葉や行動に気を配るうちに
自分自身の心や考え方を正すことができました

救急救命士になりたいという夢に
 近づける大学と出会えました

 この仙台育英で夢への切符を手に入れました。始まりは突然、3年生になり将来のことや進路のことを真剣に考えるようになったとき、私の目に帝京平成大学がうつりました。
 私が大学を選ぶにあたって特に重要視したことが国家試験受験資格でした。その上で、帝京平成大学は夢に最も近付ける大学だと確信し受験を決意しました。


面接ではありのままの自分と
 入学への熱意を伝えることが大切

 受験を決意してから指定校推薦を受けるために日々の生活や授業への取り組み方を見直し、生徒代表にふさわしい行動を心掛けるようになりました。その結果、日々の努力が認められ指定校推薦をいただくことができました。
 指定校推薦をいただいてからは、日常会話や人との接し方に気をつけて生活していました。それは面接の時にありのままの自分で思ったことを素直に言うためです。誰でも言葉を考えてマニュアル通りに話すことはできますが、気持ちが伝わるかどうか分かりません。違和感のない自然の会話をすることができれば、気持ちも伝わりやすく自分の本心を話すことができると思います。実際に私は思ったまま、感じたままに会話したことが結果に繋がったと思っています。面接において一番大切なのは熱意を伝えることです。そして面接のために私生活を正しているつもりが、自分自身の心や考え方も正されていたことに気付いたのは、マニュアルを必要としない自分がそこにいたからでした。



同志社大学
政策学部政策学科

平成23年3月特別進学コース卒
南中山中出身

仙台育英の先生方を信頼し
ついて行くのが合格への近道です!

一度は諦めかけた指定校推薦でしたが
 担任の先生に励まされて頑張りました

 私が指定校推薦を本格的に考え始めたのは高2の秋から冬にかけての時期でした。きっかけは指定校の募集欄に私の志望大学があったからです。
 この時点での私の成績は決して良いものではなく、担任の先生にダメと言われたら諦めようと思っていました。しかし面談の時に、まだ頑張れば大丈夫と言われ、指定校を目指すことに決めました。
 私は定期考査の点数が成績の評定に大きく関わるため真剣に取り組み、部活動に積極的に参加する、資格を取る、の3点に重点を置きました。こんなごく当たり前のことを継続していく重要性や大変さを身をもって感じました。早朝や夏休みの学校開放日には自習室に通い勉強することで、だらけず勉強に取り組むことができました


先生方の的確なアドバイスのおかげで
 自信を持って本番に臨むことができました

 そして校内選考の後は、小論文対策や模擬面接で先生方にお世話になりました。校内内定後入試まで短い期間であったにも関わらず、どの先生方も的確なアドバイスをして下さり、何度も練習を重ね自信を持って入試に臨みました。本番では練習と同じような質問もあり、戸惑うことなく答えることができました。
 最後になりましたが、指定校推薦で受験したのは、自分が将来何になりたいかなど自分を見つめ直す良い機会になりました。資格取得や部活動に参加したことも自信になりますが、一番大切なことは、仙台育英の先生方を信頼し、しっかりついて行くことが合格への一番の近道だと思います。



同志社大学
法学部政治学科

平成23年3月特別進学コース卒
東華中出身

初登校日に目に入った『逆転の仙台育英』の
言葉が自分のやる気に火をつけました

授業に追いつこうと努力する中で
 自分の可能性が広がるのを実感しました

 仙台育英特別進学コースに入学を決めたとき、まだ私は公立受験を失敗したことへのショックから抜け出せずにいました。そんな暗い気持ちを抱えながらの初登校日、私の目には大きな文字で『逆転の仙台育英』という言葉が入ってきました。もしかしたら、という期待が生まれました。もしかしたら自分が落ちた公立高校に「なぜあの生徒を合格にしなかったのか」と後悔させるような人材になれるのではないかと思いました。幼稚で卑屈に見えますが、これが始まりでした。
 そして、期待はすぐに確信へと変わりました。授業時の張り詰めた空気や、それに対する同級生の反応は、どれをとっても凄まじく追いつく形で必死に授業を受けていた私は、自分の可能性や知識が日々広がるのを感じていきました。それからは自分がどこの大学に入ろうか、何をしたいか考えました。ですが、1年末から大きな間違いに直面しました。
 それは成績の問題で、実力テストや外部模試の得点数が低く、目標の大学にはとても無理でした。それからは、テストや模試を受ける度に復習をしましたが成績は上がりませんでした。何もしなければ成績は落ちるばかりだと思い、どの科目も一生懸命勉強しました


成績の浮き沈みがあっても
 最後まで諦めずに頑張ろう!

 大学受験は、志望大学の目星は付いていたので一般受験でも大丈夫なように準備していましたが、チャンスを増やしたいと思い、この頃から指定校推薦を考え始めました。
 これから指定校推薦を目指す人にとって、校内模試は大きく関係すると言われますが、順位ばかり意識せずに、自分の得意、不得意を意識し頑張ってほしいと思います。また、指定校推薦は普段の成績が悪かったり模試の順位が低くても、誰にでも可能性があり諦めず挑戦することが大切だと思います。
 もしかしたら、今は成績が悪く自信を無くしている人もいるかもしれませんが、私にしても成績は低迷し、自分で満足した成果もありませんでしたし、今でも後悔することが山ほどあります。それでも最後に受験に成功することができました。ですから皆さんには、最後の最後まで諦めず頑張ってほしいと思います。
 記録よりも記憶に残る勉強法を。



同志社大学
グローバル・コミュニケーション学部
グローバル・コミュニケーション学科

平成23年3月外国語コース卒
古川北中出身

茶道や華道など外国語コースでの
活動は面接で役立ちました

英語を極めたくて
 外国語コースへ

 以前から英語に興味があり、もっと深く勉強したいと感じたので仙台育英外国語コースに入学しました。第二外国語や日本伝統文化の授業などコース独特の授業が多く、その中でも茶道が好きだったので部活にも入りました。
 2年の夏に私にとって大きな転機がありました。それはアメリカへの留学で、初めは悩みましたが何事も経験だと感じ挑戦することにしました。出発する前に先生から大学進学について考えておきなさい、と言われていましたが、正直志望大学を真剣に探し始めたのは3年生になってからでした。そしていざ探そうと思っても情報が少なく、どうすればいいのかわからなかったので、結局自分の志望大学がしっかり決まったのは7月あたりでした


1年間海外にいたため
 推薦入試を選択

 志望した大学は新設学部で英語教育が盛んだと聞き、自分が興味ある授業もあるのでこの大学を志望しました。受験方法は指定校推薦を希望していました。なぜなら、1年間留学で海外にいて、日本の授業を受けていなくて一般で人と競い合うことは厳しいと思ったからです。受験方法を決めてからは本格的に準備を始めたのは入試の1ヵ月くらい前でしたが、ほとんど余裕がなくて大変でした。推薦入試だったので自分が3年間のうちにやってきたことを体験していて良かったと感じました。例えば茶道や授業で習った華道や個人的に習っていた書道などの日本の伝統文化や留学、そして生徒会活動など自分にできることをできるだけやっておけば話題もふくらましやすいし、自分が胸を張って話せる話題を一つ作っておくといいと思います。受験資格を得るために多くの検定を取るのも重要です。
 面接練習や小論文の添削をして下さった先生方、忙しい中いろいろ見てくださってありがとうございました。また、周りで私を支えてくださった先生や全ての人に感謝します。本当にありがとうございました。



立命館大学
経済学部国際経済学科

平成23年3月外国語コース卒
長町中出身

留学中に経験したことは
大学や社会でも生かされそうです

外国語コースで学んだ英語と中国語を
 大学でもさらに深く勉強したい

 父の仕事の関係で幼稚園に通う頃から北は北海道、南は大阪まであらゆる環境で過ごしてきました。関西は私にとって居心地の良い場所で、特に京都はずっと住んでいたいという思いがあり、大学は京都の大学に行くと決めていました。
 英語が好きで留学したいという思いから仙台育英学園の外国語コースに入学しました。入学後、2年生で留学するために英語の勉強をしていたのと同時に第二外国語で選択した中国語を勉強してきました。私は、アジア経済に興味があり、そのことについて大学で研究していきたいと思っていたとき、立命館大学の経済学部にはアジア経済を専門とされる先生方がたくさんいらっしゃることを知りました。また、英語や中国語での授業など私がやりたいと思うことが全て揃っていたので、立命館大学を第一志望にしました


留学先の学校で部活に入り
 友達を増やしました

 高校生活の一番の思い出は、アメリカに10ヵ月間留学したことです。留学前は、全く英語を聞き取ることができず、最初の頃は会話をするのにとても苦労しましたが、その分得ることがたくさんありました。私は現地の学校で水泳部と水球部に所属して、毎日の練習に励みました。スポーツは、言葉が通じなくてもルールは同じなのでスポーツをして友達を作ろうと思いました。幸いにも、泳ぐとたくさんの部員が私に興味を持ってくれて、少しずつ友達が増えていきました。日本人は、よく恥ずかしがり屋で自分の意見を持っていないという人が多いと言われます。私も留学する前はその一人でした。しかし、アメリカでは誰もが自分の意見を主張して Yes or No をはっきりさせていました。このようなことは実際、海外に出てみないと考え方を変えることは難しいと思います。今日の日本は、留学に対しての意識が低くなりつつあり、留学する人も現象してきています。企業は、社内公用語を英語にする方針を明らかにしたり、社員を海外に行かせて研修させるなど、日本のことだけではなく、視野を海外へ向けていると思います。
 留学したことによって、普通の高校生活で得られないようなことをたくさん体験してきました。そのうちの一つに、ディベートをして相手の意見を聞きながら自分の意見を言うことです。日本にいる間、あまりディベートをしたことがなかったのですが、自分の意見をしっかり持って話すこともできるようになりました。このようなことは、大学で生かされると思います。大学がゴールではなく、次の就職につながるようにこれからも頑張っていきたいと思います。



立命館大学
理工学部環境システム学科

平成23年3月特別進学コース卒
仙台第一中出身

立命館大学高大連携プログラムで
大学の雰囲気を味わうことができました

高大連携プログラムは大変でしたが
 推薦入試を決意するきっかけになりました

 推薦入試を意識し始めたきっかけは2年生の時に受講した立命館大学高大連携プログラムでした。高大連携プログラムというのは、希望者が多賀城校舎のコンピュータ室に集まり、立命館大学の各学科による先生方によるWeb講義を受けるというものです。最初、私は大学の授業とは、どういうものかという気持ちで受け始めました。講義内容は、高校生の教科書を発展させたようなものだったので講義もついて行くことができました。このような体験もあり、3年生の時の高大連携プログラム受講することを決めました。
 3年生になってからの高大連携の内容は本格的になり、出された課題は物理や数学の問題だけではなく、先生方から出される内容をレポートして提出するなどがありました。私は理工学部と情報理工学部の2つの学部の講義を受けていたため、苦労も2倍でした。提出用のレポートの内容を実際に挙げると、理工学部の場合は「物理学を利用したものを一つあげ、その仕組みをわかりやすく説明しなさい」といったものや、情報理工学部の場合は「人間の脳とコンピュータの違いや同じような所を答えよ」などの正直全てが大変でした。
 高大連携プログラムには実際滋賀県にある『びわこ・くさつキャンパス』に行って直接授業を受けるという機会がありました。そこでは大学の雰囲気を味わうことができると言うことだけではなく、他県の高校生達と交流できるきかいです。実際に私も親睦を深めることができました


高校生活では学力はもちろん
 精神力を鍛えるのも重要です

 私が高校生活を過ごすに当たって決めていたことが2つあります。一つ目は無遅刻・無欠席、そのことを自分で決め、熱が出ていても学校に来たこともあります。二つ目は自分の行動に責任を持つということです。学力ももちろんですが、精神力を強くしマナーを守っていくということも重要です。
 仙台育英は全国でも有名で大学への推薦枠が多いので、これを有効利用することをおすすめします。



立命館大学
情報理工学部

平成23年3月特別進学コース卒
大沢中出身

仙台育英は静かに集中できる環境が
整っていたので勉強がはかどりました

立命館大学高大連携プログラムに参加し
 やりたいことが見えていきました

 第一希望の高校に合格することが叶わなかった自分は当時酷く落ち込んでいました。しかしその悔しさを糧に高校生活を充実したものにしようと考えました。
 仙台育英は周辺の学校より始業時間が多少遅いので、私は1時間ほど早く登校するよう心掛けてその時間を予復習に当てていました。自分自身学校で勉強することによって、少々の緊張感を得られたので、その時間は勉強が大変はかどりました。定期考査では悪い点数を取らないように自分なりに努力してきたつもりです。考査中はなるべく自習室にいるようにし、静かで集中できる環境に身を置いていました。仙台育英はこのような設備が充実しており切磋琢磨できる素晴らしい環境が整っていたと思います。
 自分が指定校推薦を考え始めたのは2年生の頃でした。立命館大学高大連携プログラムというものを知り、目指すものの参考になればと参加しました。講義ごとのレポート提出を一生懸命に取り組んでいくと、自分のやりたいことが見えていく感じがして、興味も深まる一方でした。3年生の夏には直接大学に赴きキャンパス内を散策したり、講義を受けたりすることができて、大変有意義でした


「推薦入試は1年次から始まっている」
 と言っても過言ではありません!

 振り返ると推薦入試を受けるに当たって自分はもう少し早く対策するべきだったと感じています。推薦入試は高校1年生から始まっていると言っても過言ではありません。日々の生活態度や評定などが大きく関わってくる推薦入試では、自分が気づいた瞬間から対策をした方が確実に有利だと思います。特に自己推薦書などは、自分のやりたいことが定まっていないと思い通りに書けませんし、文章の表現一つでも頭を悩ますことがあります。そうなると日々の予復習が疎かになったり定期考査の勉強時間が確保できなくなることがあると思います。自分で情報を収集して、計画的に対策していくことが得策だと思います。
 また、今や大学において英語は必要不可欠です。自分のように英語で四苦八苦しないよう、苦手意識を持たずに取り組むことが良いと思います。



岩手医科大学
歯学部歯学科

平成23年3月英進進学コース卒
築館中出身

一般入試の準備をしていたので
学習面の心配はありませんでした

歯科医の父が診察する姿を見て
 自分も同じ道を歩みたいと思いました

 歯科医師を志望した理由は父が歯科医師のため影響を受けたのがきっかけです。幼い頃、私はよく父の往診を見学しました。そこではお年寄りの家に行くことが多く、「有り難うございました。食べれなかったものが食べられて嬉しいです」と感謝される父の姿を見て、この仕事は歯科医師でないとできない仕事だと思い、私は口腔問題に悩む人々の役に立ちたいと強く考え歯科医師を志望しました。
 推薦を選んだ理由は岩手医科大学に入学できるチャンスを増やすためです。最初私はギリギリまで一般入試で入ろうと考えていたので、推薦の準備は忙しかったですが、その分勉強していたので、合格した今は楽になりました。
 私は高校3年間インターアクトクラブというボランティア活動を行う部活に入部していました。面接の時もその活動を聞かれ、ボランティア活動の内容について感心されました。医療系に進む人はボランティア活動をしておくと有利だと思います


面接で想定外の質問をされ
 戸惑ってしまいました

 私は面接で聞かれるだろうと思う質問は予測して準備しておきましたが、本番で聞かれ戸惑ってしまった質問があります。それは「将来歯科医師になるために歯学部に入学したいのだと思いますが、将来の生活でどのようなことを大切にしていきたいですか」という質問です。歯科医師になったとき、どのようにしたいかは考えていましたが、普段の生活について聞かれると思いませんでした。小論文対策は、過去問を調べ書き先生に添削してもらい、また書き、今度は次のテーマを書き、最後に自分の書いたものを見て構成をチェックしました。自分の知識を活用し、それをどのようにテーマにつなげることが大切だと思います。頑張って下さい。


東北公益文科大学
公益学部公益学科

平成23年3月T-フレックスコース卒
女川第一中出身

『仙台育英』という看板を背負う責任と
緊張感を持ち成長の糧に繋げて行きたい

当たり前のことを続けることは
 とても難しいことでした

 先ず初めに私が大学進学を目指した理由は、自分はまだ社会に出るには足りないものが多いと感じたからです。なので、大学へ進学し、学業と共に社会へ出るために必要なことを勉強したい、もっと自分を高めたいという気持ちが強くあったので大学進学を希望しました。
 進学するにあたって入試もいろいろとあります。私はその中から指定校推薦を選びました。その理由は指定校推薦はこの仙台育英からの代表として、その大学へ行くということです。要するに、仙台育英という看板を背負って行き、その名を汚さないようにしなければならないという責任があります。私はその責任を背負い、緊張感を持ち、そして自分の成長の糧に繋げて行きたいと考えたからです。
 指定校推薦に指定されるにあたって私が常に心掛けていたことは、当たり前のことを当たり前にやることです。簡単なことのように聞こえますが、これを毎日やり続けるということはとても難しいことだと思います。それに、やり続けるといった継続力を培えると思います。何事にも継続力は必要だと思います。なのでこれからもこの考えを忘れず、自分の原動力の一つとして持ち続けて行きたいです


硬式野球部のマネージャーを務め
 思いやりの大切さを学びました

 私はこの高校生活で硬式野球部に所属し、その中でマネージャーという役割でした。このマネージャーでは、接客をしたり、電話の受け答えをしたりと少しですが社会的部分に触れてきました。マネージャーを通して学んできたことは私にとって、とても力になり成長することができました。どのようなことを学んだかというと、まず、言葉遣いやマナーといった常識的なことです。目上の人に対する態度や、電話で相手の顔が見えない状況で失礼のない対応をしてきたからです。そして、私がマネージャーをするにあたって一番重視しているのが「気遣い、思いやり」です。誰にでもこの気持ちで接していけば、相手も気持ちよいと思いますし自分も心が温かくなります。そのような気持ちの連鎖ということが、とても勉強できたと思います。これから先も人を思いやり、明るい笑顔で過ごせるよう心掛けたいと思います。
 最後に私はこの高校生活でいろいろなことを学びましたが、まだまだ未熟です。この高校生活で学びきれなかったことを大学で学んで行きたい。そして、社会に出るための最高の準備をして行きたいと思います。



東北学院大学
経済学部経済学科

平成23年3月英進進学コース卒
矢本第一中出身

自己推薦書は面識のない方が読む
ということを意識して書きましょう

自己推薦書では意欲や大学への思いを
 分かりやすく伝えることが大切です

 指定校推薦を考えている方は第1回校内模試を頑張らなければなりません。この模試の結果次第で決める可能性もあるほど重要です。また出席率も大切です。評定平均値も4や5を目指して頑張りましょう。
 また、指定校推薦の受験では自己推薦書を書かなければなりません。書く時に考えるのは、自分のことを知らない方が読むということです。自分はどういう人間で、この大学に入学して何を学びたいかなど、一度も面識のない人に自分の気持ちを伝えなければならないので、紙1枚で自己表現することは難しいですが、読む相手に分かりやすく丁寧に書いて下さい。自分を客観的に分析することが大事です。


東北学院大学
法学部法律学科

平成23年3月通信制課程卒
青森 是川中出身

学習はどの教科も基本が大切!
基本問題を繰り返し解き力を付けました

法を学ぶで適切な判断を行うための
 論理的思考力や応用力を身に付けたい

 東北学院大学の法学部を目指した理由は、法を学ぶことにより生活していくうえで、適切な判断を行うための論理的思考力や応用力を身に付けたいと考えたからです。
 推薦入試合格のために努力したことは、定期考査で9割以上の点数を取ることを目標に、普段の授業で疑問点はすぐに先生に質問し、復習に重点を置いて勉強したことです。私は基本が大切だと思ったので、問題を解く時は、基本問題を繰り返し解くようにしていました


小論文対策としては新聞を読み
 漢字や文章の書き方を習得しました

 また、小論文対策としては、毎日欠かさずに新聞を読むことを心掛けました。新聞を読むことにより、あらゆるジャンルの情報を吸収することができ、漢字や文章の書き方を習得できました。一社ではなく複数の新聞社の新聞を読んでみると、同じ記事でも記者の視点によって微妙に表現の仕方が違うので、読み手側も貴社の考えが分かり楽しくなります。お勧めの勉強法としては、新聞の社説の欄を写すことです。話題の社会問題に対し、過去・現在・未来の問題を執筆者自身の考えを盛り込んで巧みな文章表現で展開させていくので、とても勉強になります。毎日続ければ文章力の向上に繋がると思います。
 これから大学受験を控える皆さん、人生の目標を掲げ、夢を諦めないで日々精進してください。



東北学院大学
工学部電気情報工学科

平成23年3月特別進学コース卒
八木山中出身

一度や二度の失敗にめげずに
頑張ったのが合格の一番の要因です

中間考査の失敗を次の期末考査で
 克服できたことが自信になりました

 3年間は振り返るととても目まぐるしいものでした。入学当時はこれからの生活に不安は感じても将来のことを考えられる余裕はありませんでした。そうした中で漫然と過ごしてしまった結果、最初の中間考査で赤点をとってしまい、ショックを受け「いきなり躓いてしまっては大学進学なんて無理だろう」と悲観的な気持ちになりました。しかし、せめて赤点はとらないようにしようと一から勉強し直しました。そうして期末考査に臨んだところ、赤点を免れたばかりか、中間考査の成績を補えるほどの成績を収めることができたのです。これが自信に繋がり、ようやく将来のことを考えられるようになりました。
 現代社会を生きていくうえで、さらに幅広い知識を身に付けていきたいと進学を希望していました。さらに自分のやりたいことが何かを考えた結果、以前から気になっていたことや考えてみたいことが決め手となり、志望大学を決めることができました。
 志望大学も決まり、目標が固まったのでようやく目標に向かって勉強できる体制が整いました。定期考査も安定した成績をおさめることができるようになり、指定校推薦による受験の可能性が見えてきました。評定平均値は上回っていたので、普段と変わらず休まず登校し、授業を真面目に受け、規則正しい生活を送り、当たり前のことを当たり前にこなすよう心掛けました。時には失敗したこともありましたが、それでも諦めずに努力して乗り越えてきました。一度や二度の失敗にめげずに頑張ったことが、最終的に合格できた一番の要因になったと思います


「自分ならできる」と
 自信を持って頑張りましょう!

 指定校推薦で合格したからには仙台育英の看板を背負っていくのですから、学園生活で培ったことを最大限に活かしていきたいと思います。
 後輩の皆さん、推薦入試にしろ一般入試にしろ、合格には諦めないことが大切です。「自分には無理だ」と思っていれば本当に無理なことになってしまいます。「自分ならできるんだ」という自信を持って頑張りましょう! 皆さんが私たちの後に続いて合格できることを願っています。



東北学院大学
工学部電子工学科

平成23年3月特別進学コース卒
南小泉中出身

「努力は決して無駄ではない」
これは絶対に言えることです!

オープンキャンパスや学校案内で
 雰囲気や環境の良さに魅力を感じました

 この大学に志望を決めた理由は、携帯電話などの電子機器に興味があり、それについて学べる大学だと思ったからです。また、オープンキャンパスに参加した際の先輩方の優しい説明や案内で雰囲気が良いと感じました。さらに、パンフレットで個人の実験ブースがあることなどを知り、環境の良さに魅力を感じました

日々の学習にノルマを課したことで
 成績が上がり推薦枠を獲得できました!

 指定校推薦枠の獲得のために努力したことは、評定平均値を上げるために定期考査の対策をしっかりしたことです。私は1年の時は一週間前から試験勉強していたため、さすがに対策が遅く、結果が散々でした。その失敗を踏まえて数週間前から勉強することにしました。ただ、集中力が保てなかったので、定期考査に関係なく、毎日3時間以上勉強するというノルマを課し、それを続けたらどんどん成績が上がり評定も上がっていき、推薦枠をいただくことができました。私の勉強法は、数学や物理などの教科は問題練習の繰り返しでした。日本史などは、集中して単語などを声に出しながら書いて覚えるという方法を先生から教えていただき、一番効果的でした。
 小論文の指導については、国語科の先生にお願いして練習量をこなしました。小論文を書く際には焦らず、相手が聞く内容を理解し、誤字や脱字に気をつけて書くことが大切だと思います。面接にしろ小論文にしろ、早めに練習を始めるべきです。
 私が受験に成功した一番の要因は何事にも粘り強く取り組んできたからだと思います。絶対に言えることは、努力は決して無駄ではないということです。



東北学院大学
工学部環境建設工学科

平成23年3月英進進学コース卒
塩竃第三中出身

学校の学習室は
受験勉強に最適な環境です

1年生のときからの
 積み重ねた学習が大切です

 東北学院大学を選んだ理由は、将来就きたい職業のために必要な資格を取得できるからです。また、目指すきっかけとなったことは、東北文化学園大学で2年生のときに行った体験授業です。その中で建設に関する授業を受けて興味を持ち、自分も将来設計など建築にかかわる仕事がしたいと思いました。
 私は指定校推薦で受験をしました。推薦を受けるための条件は、3年生のときの成績だけでなく1年生のときからの総合的な判定を基準にします。3年生になってから勉強を頑張っても遅いので、少しずつ積み重ねた勉強が大事になってくると思います。評定は主に定期考査が中心となっていて推薦で受験する人は定期考査に力を入れる必要があり、さらに考査以上に重要になってくるものは、3年生の初めのほうに受ける校内模試です。この模試は全コースの3学年で行い、その中で自分の順位が出て指定校の校内推薦に一番の影響を及ぼします。推薦で受験したいと思っている人は特に注意しましょう


テスト前は学習室で勉強、
 先生にすぐ質問できました

 小論文対策はとにかく書いて、書いての繰り返しで、自然と自分なりの書き方が身に付いていきます。自分自身受験に成功した要因は、高校3年間の積み重ねてきた総合的な成績だと思います。私は1年生の頃からテストがあるたびに学習室で勉強をしていて、そこでは様々な先生方が通るのでわからないところがあればすぐに質問ができました。これから大学を受験する人にとって学習室を利用することはとても有効な手段になると思うので、ぜひ利用してみたらいいと思います。


東北学院大学
工学部環境建設工学科

平成23年3月英進進学コース卒
しらかし台中出身

大学進学を目指すならば
とことん努力することが大切

「学力が向上する環境が整っているか」
 という観点で大学を選びました

 大学進学を目指した理由は、地盤工学・地震工学といった地学を学びたいと思ったからです。
 大学へ進学するために高校生活では自分の求める条件にあった大学を探し、説明会やオープンキャンパスに参加しました。そして、色々調べ絞り込む上で私が第一に考えたのは「学力向上のために適している学習環境」にあるかどうかを考えました。
 私は指定校推薦で大学に合格することができました。受験資格を得るために私が努力したのは授業の予習・復習です。指定校推薦は学力が一番必要なので、定期テストや実力テストでは好成績が条件ですから、授業の予習・復習が重要となってきます。また、指定校推薦で合格したい人は自分の志望大学の条件を確認しておくことが重要です。提示された条件を全て満たしていなければ志望大学の受験資格が失われてしまうので、提示している条件を確認し対策を立てておくことが大切です。休日や祝日の過ごし方も大切です。私は「勉強するときは勉強し、休むときは休む」といった勉強方法を今までやってきました。私にはこの方法が合っていました


特定の教科に限らずどの教科も
 一定の成績を維持しましょう

 私は基本を中心とした勉強をしていました。基礎知識がなければ何もできないと思ったからです。また、一つの教科の点数が高いより、バランス良く多くの教科の点数を稼ぐことが大切になってくると思います。少なくとも自分の志望する大学で必要な教科は、他の教科より高得点を目指したいです。たいていの大学には英語があるので、英語が得意な人は他の人より有利だと思います。
 私が伝えたいのは努力しなければ何にもならないということです。大学に進学したいならすべきことをして大学に入れるように頑張って下さい。



東北学院大学
教養学部人間科学科

平成23年3月M-フレックスコース卒
岩沼北中出身

授業では先生の話に集中し
分かるまで何度も復習しました

指定校推薦で生活態度や評定など
 日々の積み重ねを評価してほしいと思いました

 指定校推薦を選んだ理由は生活態度や評定など毎日の積み重ねが高く評価されるからです。仙台育英に入学した当初から、推薦をいただき大学に合格することを目標として努力してきました。そのためには毎日休まずに学校に来て授業を受けることが大切です。いくら成績が良くても欠席が多くては推薦は受けられません。大学側の求める条件をクリアするためには定期考査で良い点数を取り高い評定平均値を維持しなければなりません。授業でキチンと先生の話に耳を傾け理解できるまで、何度も復習するなど基本的なことをしっかりやることが大切です

どの分野に進もうと英語は必要なので
 今のうちに基礎固めをしておきましょう!

 指定校推薦では、3年生の7月に行われる校内模試によって校内選考の結果が大きく左右されます。特に力を入れて勉強するべきなのは英語だと思います。英語はどの分野に進んでも必要になりますので、早いうちから基礎を固めておく方が、大学に入ってから苦労することはないはずです。
 自己推薦書を書く際には部活動やボランティアなどの体験を盛り込むと高く評価していただけると思うので、そういった活動には積極的に参加しましょう。先生方に添削していただいて自分を最大限にアピールできるものを作り上げて下さい。
 仙台育英の環境は私にとても良く合っていたと思います。そのお陰で集中して勉強に励むことができ、無事に大学に合格することができました。支えて下さった周りの方々に心から感謝しています。



東北学院大学
教養学部言語文化学科

平成23年3月英進進学コース卒
七ヶ浜中出身

部活動で勉強時間の確保が難しくても
授業に集中すれば好成績を保てます

推薦入試で厳しいサッカー部の練習と
 勉学との両立を評価してほしいと考えました

 大学進学を決めた大きな理由は言語に対して強い興味を持ったことと、将来教員になりたいからです。そして推薦入試を目指した理由は、私が高校生活においての目標としていた「文武両道」の成果を評価してほしかったからです。
 私はサッカー部に所属し3年間練習に励みました。練習は走り込みなどの厳しい練習でした。しかし私は勉学にも手を抜きませんでした。3年間の評定平均は4.9を保つことができました。中でもテストのある教科はほぼ5でした。このような努力を先生方に認められて、校内推薦を通ることができました。指定校推薦を受けるためには勉学を頑張るのはもちろん、服装や身だしなみ、先生方への挨拶、授業への態度などにおいて、生徒の模範となるような生活をしなければならないと私は思います。学習評価のためには、普段の授業で先生が「テストに出る」とおっしゃった所は聞き逃さないように注意しました。部活で疲れているし、帰ってくる時間も遅くて、勉強時間もあまり取ることができなかったので、授業などの短い時間を集中して取り組むことで成績を残しました。自分が納得できるまで勉強することが大切だと思います。分からない所があったら、ためらわず先生に積極的に質問するようにする方が良いでしょう


高校生活の中で何かに本気で取り組み
 最後までやり遂げてください!

 受験で成功できたのは、部活動を3年間やり続けたことがとても大きいと思っています。部活動をすると、勉強時間が無くなり、疲れにより勉強できなくなると考える人もいるかも知れませんが、そうではないと私は考えます。部活動により、忍耐力や集中力などたくさんのことを身に付けることができ、人間的に成長できました。まさに「継続は力なり」です。
 最後に私が言いたいことは,高校生活の中で何か一つで良いので、本気で取り組み、最後までやり遂げてほしいということです。時には失敗することもありますが、それを乗り越えた時にもっと成長できます。後輩の皆さん、頑張ってください!!



東北学院大学
経営学部経営学科

平成23年3月英進進学コース卒
七ヶ浜中出身

苦しい時こそ自分を支えてくれている
周りの人のことを思い踏ん張りましょう!

テスト勉強で挫けそうになった時
 部活動の練習を思い出し頑張りました

 私がこの仙台育英での3年間、何に対して本気で取り組んできたかというと「部活動」「テスト」の2つだと思います。1年次はまだ進路について何も考えていませんでしたが、指定校推薦は欠席日数と3年間の評定平均値が重要になると聞いていました。そこで、欠席日数と定期テストは完璧にして、受験の選択肢を広げようと決心しました。
 しかし、テストで完璧な成績を残すには生半可など力では無理でした。テスト勉強で何度も挫けそうになりました。そんな時は、部活動での厳しい練習を思い出し、諦めずに頑張りました。部活動と勉強、一見するとこの2つは相性が悪いように見えます。しかし私は、逆に部活動での経験を糧にして、大変なテスト勉強を乗り越えることができたのです。自己推薦文を書く際にも役に立つので、ぜひ部活動に入ることをお勧めします


自分を限界まで追い込むことと
 普段からの備えが心を強くすると思います

 ではどのようなことを心掛けて部活動に取り組めば良いのかというと、それは体力面よりも精神面、いわゆる「心の強さ」を鍛えるべきだと私は考えます。練習の量に比例して成長する体力とは異なり、精神面での成長は難しいです。心を強くするには、二つの方法があります。一つは自分を限界まで追い込むことで、諦めない心の強さ、挫けてしまいそうな時に踏ん張れるような精神力を鍛えることができます。そして二つ目は、重要な試合での経験によって、心を成長させることができます。しかし、大事な試合で力を発揮することはとても困難で、私も含めほとんどの人が焦り、緊張してしまうと思います。力を十分に出し切るのには、確固たる強い意志と自信が必要だと思います。これらはその本番、チャンスの時だけ頑張っても無理です。つまり、普段から常にここぞという時に備えている必要があるのです。このことは、現サッカー日本代表の本田圭佑選手からも学びました。彼は時に大言壮語を言っているように見えましたが、その自信に見合うだけの準備をしてきたからこそのワールドカップでの活躍があると思うのです。このことはスポーツだけではなく、全てのことに通じると私は考えます。
 最後に私の高校生活では、部活動やクラスの友人達がとても大きな存在になっていると伝えたいです。この友人達との切磋琢磨が私自身を非常に高めてくれました。自分を支えてくれるたくさんの人達、「灯台もと暗し」では無いですが、時々近すぎてその大事な存在に気づけない時があります。苦しい時こそ自分のことだけではなく、周りの人のことを思い出して踏ん張ってみてください。大学合格に向けて、力を入れすぎず、抜きすぎず、頑張ってください


 
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