SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
栄光への軌跡2013 現役大学進学者による大学合格体験記
 
指定校推薦

明治学院大学
文学部 フランス文学科

平成25年3月外国語コース卒
若柳中出身

行事への積極的な取り組みは
推薦で自己アピールになり視野も広がります


大学に足を運んだ分だけ
 情報や新たな発見があります


 まず、指定校推薦を受けるにあたって努力したことは、中間・期末考査で自分のできる限りの高得点をとるようにすることです。例えば、授業中に先生が教えてくれるポイントを押さえることです。そして委員会やコンテストなどに積極的に参加していくことです。私は高校2年生のときに育英祭実行委員長を務め、文化祭がより良いものになるよう活動に励みました。また、中国語のスピーチコンテストに参加しました。このようなことに積極的に参加していくことで視野を広げるとともに、推薦のときにも有利な条件が揃います。
 受験大学を絞り込むにあたって私が行ったことは、自分の志望している大学に3回以上足を運び、実際に自分の目で確かめてみることです。1回行っただけではその大学のことも十分に理解することができないし、行った回数だけ新しい発見があると思います。そしてオープンキャンパスに行ったときは在校生の先輩方に話を聞かせてもらうことです。そうすることでより詳しい情報を得ることができます。同時にキャンパス周辺や施設、環境についても確認するといいかもしれません。

書類では絶対に入りたいという
 熱意が伝わるように書きました


 私の受験した大学の学科は筆記試験や面接などはなかったので、面接練習はしませんでした。しかし書類審査だったので、そのなかで自分は絶対この大学に入りたいという熱意が伝わるように書きました。例えばこの大学に入ったら何をどう頑張るかなどです。他の大学でできないということをしっかりと伝えた方が良いと思います。もし面接がある場合は先生方と面接練習をして、その大学で過去に質問されたことを練習するといいと思います。大学に合格するにあたって大切なのは、今までの高校3年間を通して自分が行ってきたことに自信を持ち、決して諦めないことです。努力は裏切らないので頑張ってください。



 

明治学院大学
法学部 消費情報環境法学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
新潟 新津第一中出身

部活と受験勉強を両立、
効率的に充実した対策をしました


事前に言いたいことをノートに
 まとめて面接練習に望みました


 明治学院大学を指定校推薦で合格するために、そして自己推薦書をより良い文にするために、多く自己推薦書を書くようにしたり、面接練習を多くするようにしました。自己推薦書はテスト期間に提出期限がかぶっていたので、出来るだけ早い時期から書き始めて出来るだけ早く期限ギリギリに提出しないようにしました。自己推薦書は先生に何度か添削していただきました。
 面接練習は最初に自分の言いたいことをノートにまとめてから面接練習をするようにしました。部活で時間がなかったので、時間を使って練習できなかったので少しの時間で臨機応変に質問に答えられるようにしました。そのため、本番の面接では、全体で最初に面接しても緊張せず、質問にもしっかりと答えることができました。

部活練習と定期考査が重なっても
 テストを中途半端にはしません


 私の場合、指定校推薦はラグビー部での活動も評価として必要だったので、ラグビー部の活動でも良い成績を残せるように日々の練習や大会に臨むようにしました。また、ラグビー部での活動や学校への授業を日々、文武両道を目指して両立していけるようにしていました。
 学校の定期考査もラグビー部の大会や練習と重なることもありましたが、テストを中途半端にせず行いました。大会合格が決まってからもラグビー部と学校の勉強を中途半端にせず、日々、励むようにしました。



 

明治学院大学
経済学部 経済学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
松山中出身

推薦を希望するなら校内模試を重要視して
計画的に勉強してください


英検・数検など取得できる検定は
 すべて取りました


 漠然とではありましたが、高校入学当初から大学に進学したいという気持ちがありました。そのため早い時期から大学や入試制度について調べました。そこで仙台育英には指定校推薦などとても充実した推薦制度があることを知り、1年生の前期には指定校推薦で大学受験をしようと決めました。その際に意識したことは、評定と内申と3年次の第1回校内模試の3つです。私はこの3つのことを意識し、3年間を過ごしました。
 1つ目の評定面では、私が志望していた大学は3年間の評定平均が4.0以上という推薦条件があったため、1年生のときから高い評定を取ることを心がけました。
 2つ目の内申面では、日々の生活態度に気をつけたり、部活動での活動を評価してもらうためインターアクト部に入り、ボランティア活動に積極的に参加しました。他には自主的にハワイ研修に参加したり、英検や数検など、取れる検定は全て取るようにしました。また、ボランティア活動ではたくさんのことに刺激を受け、ボランティアに対する考えを深めることができたので、部活動はとてもいい経験になったと思います。

全コース共通テストを行う校内模試は
 ライバルに差をつけられます


 3つ目は、3年次の第1回校内模試です。これはとても大切だと思います。この校内模試では英進進学コースだけでなく全コース共通のテストを行い、順位がつけられます。そのためこのテストで良い点数をとれば志望大学が他の生徒と同じだったときに差をつけられると思います。
 3年次の校内模試は、3年生になったらすぐにやってきます。部活を引退したら、3年生になったらでは勉強期間が明らかに短すぎます。指定校推薦を狙っている人は、この校内模試が受験日だと考え、計画的に勉強してほしいと思います。後輩の皆さん、大学受験頑張ってください。



 

東京農業大学
地域環境科学部 生産環境工学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
高崎中出身

指定校推薦枠が豊富という
仙台育英の強みを活用しました


勉強につまずいたときはライバルに
 負けたくないと思いながら頑張りました


 高校2年生のときから指定校推薦で東京農業大学を受けようと決めていました。1年生のときは、まだ大学進学という具体的な目標を定めていませんでしたが、2年生になり受験という意識が高くなりました。そして数ある受験の中でも、仙台育英の強みである指定校推薦で受験しようと決めました。指定校推薦は評定が大事なので、定期テストでは良い点数を取れるよう努力してきました。勉強につまずきそうになったときは、ライバルを見つけて絶対に負けたくないという思いでやってきました。日頃から勉強をして、習慣にすることが大切です。
 勉強だけでなく、自分をアピールできるようにしておくことも大切です。私の場合は室長や受験の強みになるようなことには積極的に参加するようにしました。受験はまだ早いからいいや、などという考えを持たずに、指定校推薦のような受験方法があるということを知っておき、それは高校3年間の積み重ねであるということをぜひ覚えておき、将来の自分に繋げていってください。




 

國學院大学
文学部 史学科

平成25年3月特別進学コース卒
湊中出身

通学時間や空き時間を有効に利用して
定期考査の成績が上がるようにしました


苦手だった教科も理解できると
 抵抗がなくなっていきました


 大学進学を意識し始めたのは、入学から1年ほど過ぎ、高校生活にも慣れ始めた2年生のはじめの頃でした。高校入学当初から指定校推薦の存在を知っていた私は、大学進学にあたり、なんとかこの制度を利用できないかと考え、指定校推薦を受けるために基礎学力の底上げを図りました。私は、シャトルバスを利用していたので、通学中に授業で使用しているノートや参考書を熟読したり、バスの待ち時間に図書室や自習室に通い、少しでも定期テストで良い点を取り、各教科の評定が上がるように努力しました。その結果、1年生のときには苦手だった教科も徐々に理解できるようになっていき、勉強することに対する抵抗も少しずつ薄まっていったように感じました。
 このような生活の中で、私は自分が大学で何を学んで、将来はどのような職に就きたいのかを考え始め、先生方や保護者とも相談し、國學院大学の史学科を指定校推薦で受験することを決意しました。

分からないところは決して
 そのままにはしないことです


 校内選考を通過してからは、限られた時間の中で必死に受験対策をして、何とか無事に希望大学に合格することができました。しかし、指定校推薦で合格したからといって、受験勉強をやめてしまえば大学に入った後で苦労することになるので、合格前と変わらない姿勢で机に向かうようにしています。
 私が大学に合格できた一番の要因は、分からないところがあったら、それをそのままにしないように心掛けたことだと思うので、その姿勢を失わずに、仙台育英の代表としての自覚を持ち、大学生活をより充実したものにしていこうと思います。



 

東京経済大学
経済学部 経済学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
大河原中出身

指定校推薦では「学校の代表」という
気持ちで夢を勝ち取ってください


授業の重要ポイントはノートを
 工夫して復習しやすく


 指定校推薦で一番大切なのは、5段階の評定値です。3年生の前期あたりの評定平均値で指定校推薦の学校の枠を希望できるか決まるので、最低でも評定平均値4以上を目指せば選択できる大学の幅も広がると思います。
 そのためには普段の授業で先生が黒板に板書したことや、自分が重要だと思ったことをノートに書き、テスト前に復習しやすいノートを作ることが大切です。
 その他にも英検や数検といった検定も、指定校推薦を決めるときに影響するので取れる検定は取っておくべきです。また、3年生の始めのころにある第1回校内模試も重要なので、しっかり勉強して良い点を取れるように頑張ってください。
 普段の生活も合否の基準となっています。制服の着用や言葉遣いも見られているので気をつけてください。

大学情報を事前に集めておき
 志望理由などを書いてみましょう


 指定校推薦はほとんどが面接なので、早いうちから自分の志望する大学の情報を集め、志望理由や長所・短所といった、自分のアピールポイントを考えておくと楽になります。自己アピールや志望理由をしっかり考えておかないと志望理由を書くときに苦労してしまうので事前に志望理由などを文にして書いてみるといいと思います。
 指定校推薦は大学へ進学するためのチャンスの一つです。「自分が学校の代表になってやる」という気持ちで、どんどんチャレンジし、自分の夢を勝ち取ってほしいと思います。



 

東京薬科大学
生命科学部 分子生命科学科

平成25年3月特別進学コース卒
渡波中出身

自己推薦文や面接練習をはじめ
先生方や周りのサポートに感謝してます


自分自身の体験からアレルギー関連の
 知識を増やしたいと思いました


 この学科を選んだ理由は、タンパク質の機能や細胞の仕組みなどについて分子レベルで解明したいからです。幼い頃からアレルギー体質で、かつ薬の副作用に悩まされることが多いため、何故アレルギーが起こるのだろうか、アレルギーにならない体質を作るにはどうしたらよいのだろうかを考えることが多くなりました。そのときから私は将来、アレルギーの薬の開発を思うようになりました。
 それから私は、アレルギーについての知識を増やすために、インターネットや生物の授業から現在の自分の知識で理解できる内容を多く学びました。その中で、アレルギーとタンパク質がとても深い関係があること知り、さらにアレルギーに興味を持つことができました。

先生方の面接指導のおかげで
 本番では実力を発揮できました


 また、私は受験資格を得るために、日々の授業の予習・復習をしっかり行い、定期考査で良い点数を取る努力をしました。特に、指定校推薦をねらう人たちにとって最も重要な校内模試に、一番力を入れました。理系の人たちは数学と英語の点数が採用基準になるので、国語が苦手な私にとってはとても助けになりました。結果はあまり良くない点数でしたが、校内選考に向けて自己推薦文を出す際に、担任の先生がとても真剣に指導してくださったおかげで、校内選考を合格することができました。先生には本当に感謝しています。
 また、大学の面接試験に向けてはいろいろな先生方に受け答え方や言葉遣いなどを丁寧に指導していただきました。本番ではあがることなく自分のペースで面接をすることができました。
 私が合格できたのは、先生方やクラスメート、そして家族のおかげだと思っています。何事にも周りのサポートがなければ物事は進みません。また、自分の将来は自分が決めることなので、その将来に向けて頑張ってほしいと思っています。



 

東海大学
理学部 化学科

平成25年3月英進進学コースU類卒
七ヶ浜中出身

高校受験での悔しさをバネにして
目標を達成することができました


定期テストで高得点を取るため
 自宅学習はもちろん講習にも参加


 大学を目指すきっかけは、高校受験に失敗したことです。私は中学生のときは、特に夢や将来やりたいと思う仕事もなく、遊んでいました。しかし、進路を決めることになり、自分の将来について深く考え、公立高校を目指しました。結果は不合格でした。私はとても悔しい思いをしました。その悔しさをバネに、3年後には自分の志望する大学に合格するという目標を立てました。
 私は仙台育英に入学後、大学の入試方法はいくつかあることを知りました。私はその中で指定校推薦を選びました。その指定校推薦入試の受験資格を得るために、努力しました。特に、定期テストに力を入れてきました。定期テストで良い点を取るために、家での勉強はもちろん学校で行われる夏期講習や冬期講習、放課後の課外講習などに積極的に参加し、自分なりに努力をしてきました。それ以外は室長を務めるなどしてきました。そして、私は指定校推薦入試の受験資格を得ることができました。それと同時にもう一つの目標である情報処理検定1級に合格することができました。
 私は受験資格を得たあと、毎日面接練習をし続けました。結果として、私は東海大学 理学部化学科に合格することができました。

大学から始まる新生活では
 頑張ってきた自分を信じ頑張ります


 私は仙台育英に入学して良かったと思っています。仙台育英に入学していなければ、大学を目指すことはなかっただろうと思います。大変な時期もありましたが、とても充実した高校生活を過ごせたと思います。
 春から大学に通うようになり、一人暮らしを始めることになります。今までより辛いこともたくさんあると思います。ですが、今まで頑張ってこれた自分を信じ、自分の将来の夢を叶えるために頑張っていきたいと思います。



 

東海大学
海洋学部 水産学科

平成25年3月特別進学コース卒
折立中出身

少しでも予習をしておくと
授業も講習も理解度が上がります


その場しのぎの学習方法を悔やみ
 講習や予習・復習をする大切さを実感


  3年間とにかく定期考査で赤点だけは取らないようにしていました。普段それほど勉強したりはしていなかったのですが、テスト期間になると必死で勉強しました。そのおかげで赤点は取らずに済みました。そのことが指定校推薦を受けるときにも役に立ったのだと思います。
 でも、3年生になり、そんな勉強方法はただのその場しのぎでしかなかったということを痛切に感じました。模試の結果が気になるようになったために、今まで勉強してきたことが全く自分の身についていないことにものすごく焦りを感じました。私の今までの勉強方法はテストのときは知識が残っているものの、そのあとはすぐに消えてしまうものでした。このままではいけないと、問題演習をできるだけやるようにしました。でも今までの3年間の勉強をするのはとても時間がかかるので、放課後や朝に行われている講習をできるだけ受けるようにしました。
 その講習は1年生の頃から積極的に参加していました。その後、久しぶりに講習に出てみると、講習の内容が理解できなくなっていてとても焦った経験をしました。そのことから、講習はまず出るだけで自分の力になるのだということを知りました。また、授業も講習も軽くでいいからその日やるところの予習をしておくと、理解度が格段に上がるということも分かりました。
 自分の成績を上げたいと思ったときは、すぐに楽に上げる方法を模索するよりも先に、毎日の授業や講習をしっかりものにするといった平凡な、それでいてとても重要な目標を達成していくことが大切だと思います。そのことは大学でも実践していきたいと思います。




 

学習院女子大学
国際文化交流学部 日本文化学科

平成25年3月外国語コース卒
みどり台中出身

通学時間や家での自由時間をテスト勉強にあて
生活リズムは崩さないように努力


日本伝統文化の授業をきっかけに
 もっと深く学びたいと思うようになりました


 外国語コースに所属し、必修として日本伝統文化を学びました。そこで日本伝統文化に非常に興味を持ったので、大学でもさらに深く学んでいきたいと思い、学習院女子大学を志望しました。日本文化学科を設ける大学の中でも学習院女子大学では、茶道や華道のほかに書道・香道・有職故実といった数多くの日本伝統文化を実践と理論の両面から学ぶことができ、またそれらを家元や宗家といった著名な講師陣から教わることができるという点に非常に魅力を感じました。
 指定校推薦を得るためにはまず、大学が求める評定に達しなければなりません。ですから1年次からテスト勉強に力を入れ、少しでも高い評定が取れるよう、テスト勉強に励みました。私はシャトルバスで通学していたので、シャトルバス出発までの待ち時間をテスト勉強にあてるなど、時間を有効に使いました。家に帰ってからは、夕食や入浴以外は全てテスト勉強の時間にあて、寝る時間も遅くなりすぎないようにし、毎日の生活リズムを崩さぬよう心がけました。また大学のオープンキャンパスには2回参加し、全体説明会・模擬授業・部活動紹介などを聞きました。その際に、なにか面接で質問されても答えられるように、しっかりとメモを取って聞きました。


高校生活で学んだ友人との付き合い方は
 大学でも役立ちそうです


 高校生活の中で学ぶことはたくさんありました。外国語コースの女友達と3年間過ごしたという経験もそのうちの一つです。私は女子大学に入学するので、今度も4年間女子の中で過ごすことになりますが、私は非常に楽しみです。よく女同士は面倒だとか、大変だという人もいますが、私は女友達の中で落ち着いて過ごすのが一番自分に合っていると思います。高校3年間で学んだ女友達との上手な付き合い方というのは、大学で非常に役に立つと思います。高校で学んだことを大学で生かし、楽しい4年間を送りたいと考えています。
 これから受験するみなさんも「自分に合う大学」というのを見つけ、合格目指して頑張ってください。



 

実践女子大学
文学部 英文学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
多賀城中出身

大学進学への意識を高めると
普段の生活への取り組みが変化しました


ノートの取り方を自分なりに
 工夫して試験勉強の武器に


 大学進学を目指したきっかけは、2年生のときにオープンキャンパスに参加したことです。以前は大学進学を視野に入れていなかったのですが、オープンキャンパスで大学の雰囲気に触れ、模擬授業に参加することで大学生活に対する期待が高まりました。
 また、大学進学を意識したことで普段の高校生活に対する取り組みも格段に変化しました。自宅での予習、復習により授業への理解が深まり、英語に関しては楽しさも生まれました。私の学力が向上した要因はノートの取り方にあると思います。ただ先生の板書を紙面に書き写すのではなく、先生が授業中に口答でした内容も含め、自分自身が理解できるように書き足すことが重要です。試験勉強をする際、見やすく、納得のできるノートは頼れる武器になることに間違いありません。

進学先を選択するのは難しいですが
 学びたい理由を見つけてください


 大学選びは今後の人生を左右する重要な機会なので、本当にその大学が自分の適性に合致しているのかを見極めるのに大変苦労しました。まずはじめに資料を見て、4年間のカリキュラムを確認します。他と比べ、自分が一番興味関心の抱ける大学に絞り、何を学べるのか、卒業と同時に獲得できる資格には何があるのかを調べます。次に、実際にオープンキャンパスに参加し、何故その大学でなければならないのか、志望理由を明確に表現できることが重要です。また、私が実践女子大学を受験した際、共学ではなく女子大学を選んだ理由とメリットを聞かれました。女子大学を受験する場合は、聞かれることを前提に臨むことも重要です。さらに、面接練習を自分の知らない多くの先生とすることで身になります。本番では、全く予期せぬことを聞かれる場合の方が多々あるので、どんな質問にも瞬時に対応できると、周りとの差が付き、自信に繋がるでしょう。
 受験生の皆さん、不安になったり落ち込んだり、たくさん悩んでいると思いますが決して諦めずに頑張ってください。



 

大正大学
人間学部 社会福祉学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
山下中出身

苦手教科にも力を入れた努力が実って
評定を上げることができました


震災の経験から社会支援に携わって
 皆の笑顔を取り戻したいと思った


 大学進学をめざした理由は、2011年3月11日の東日本大震災で被災したことです。私の家は、津波の影響で床下浸水で済んだのですが、他の被災者の方々は、家が流されたり、家族や知人の安否の確認がとれなくて困っていました。そのとき、自分に何が出来るのか考えたとき、誰もが安心して暮らせ、自分らしく生きがいを見つけられるような社会支援に携わりたいと思ったからです。そして、皆の笑顔を取り戻そうと思ったからです。

部活動では周囲に支えられながら
 部長を務め上げました


 大学進学をめざす上で特に心がけてきたことは、部活と勉強の両立です。部活では、部長を務めました。自分に務まるのか不安がありましたが、部員や顧問の先生の支えもあり、無事にやり遂げることが出来ました。勉強面では、評定を落とさないように、特に苦手な英語と古典に力を入れました。その甲斐あって、どちらの教科も評定を維持することができました。むしろ上がったくらいです。
 3年生になると校内模試があります。評定が良くても、校内模試の順位が悪いと、推薦できないということもあると思います。なので、そうならないように毎日勉強して頑張ってください。



 

東京工科大学
メディア学部 メディア学科

平成25年3月特別進学コース卒
石巻中出身

受験で悩みを抱えたら先生方の
力を借りるのが解決への近道です


指定校推薦枠の幅広さは
 仙台育英ならではのものでした


 1年生・2年生のときまで大学は一般入試で入るのが当たり前だと思っていました。それに公立高校の入試に失敗したということもあり、絶対に一般入試で入るという思いもありました。ですが、私は2年生の後半あたりから徐々に伸び悩み、一般入試で本当に入れるのかと思うようになりました。そんなとき、先生に指定校推薦をすすめられました。言われたときは、一般入試で頑張って入りたいと思う気持ちが捨てきれず悩みましたが、仙台育英の指定校推薦の幅の広さを見て、これを使わない手はないだろうと思い、指定校推薦を受けようと決めました。決めてからは毎日がいろいろと大変でしたが、先生方のサポートにより、無事合格することができました。

大学合格後も講習へ参加することで
 学力向上と苦手克服に役立てています


 合格した後は、先生方が開いてくださっている講習に参加し、学力を伸ばすことと苦手をなくすことに取り組んでいます。そして日常生活では、友達やクラスメイトとのコミュニケーションを大切にしています。コミュニケーション能力は、将来社会に出て来たときにとても大切だと思うし、学校生活では楽しくかつ切磋琢磨するからこそやる気が出ると思います。
 私と同じように、仙台育英が第一志望校ではなかった人もいると思います。あの時こうしておけば良かったと後悔しても何も変わりません。実際に私もそうでした。後悔するよりも現実を受け入れ、前に進んでください。仙台育英の先生方は優しく、とてもいい先生ばかりです。それに受験に対するサポートも素晴らしく、相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたりします。受験で悩みがあるときは相談をするとまた新たな道が開けるかもしれません。
 今ある時間を有意義なものにし、仙台育英に入学して良かったと思える3年間にしてください。



 

神奈川大学
外国語学部 英語英文学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
五橋中出身

部活で部長を務めたりボランティア活動で
自分の力を発揮することができました


空港で働くという目標のために
 英語に力を入れた大学を志望


 将来グランドスタッフとして空港で働きたいと思っています。きっかけは父が飛行機好きであり、幼少期に空港へ行く機会が度々あり、初めて見る飛行機以上に空港内で働く人たちの姿に魅力を感じたからです。グランドスタッフになるためにはかなりの英語力を身につけなければなりません。最低でも英語検定2級以上やTOEIC 600点以上などの資格が必要になってきます。そのため、将来大学は国際的な大学、または英語に力を入れている大学に入りたいと思っていました。

ハワイ語学研修でのホームステイは
 会話の中で高い語学力を得ました


 私は獅子太鼓部に所属し、近隣の祭や行事、公共施設などさまざまな場所で太鼓演奏を行うことにより、ボランティア活動を行ってきました。また、私は部長を勤め、部員をまとめることによってリーダーシップを発揮してきました。高校2年次には中国の大連で開催された国際グローバルサミットダボス会議に参加しました。この会議には、東日本大震災で被災した東北の復興の様子を伝えるために行きました。また、3年生の引退前にはインドネシアにも太鼓演奏をしに行き、現地の人々と国際交流をしてきました。その後はちょっとしたきっかけでインドネシアのドラマに出演させていただきました。この部活に入って、とても貴重な経験ばかりしてきました。
 また、春休みにはハワイ語学研修に参加しました。ホームステイをしながら2週間滞在しました。ホームステイでは2人で1家庭が基本でしたが、日本語から完全に離れたかったので、私1人だけ1人でのホームステイを希望しました。おかげで高い語学力が身に付きました。
 私は大学に合格するためにこのような経験を重ねて努力をしてきました。みなさんも頑張ってください。



 

関東学院大学
経済学部 経済学科

平成25年3月M-フレックスコース・現フレックスコースU類卒
幸町中出身

顧問の先生や担任の先生…
合格できたのは先生方のおかげです


授業態度を大事にしつつ
 第一に休まないことを心がけて


 合格のために頑張ってきたことは、部活動と日頃の生活習慣です。3年間仲間と励まし合ってきた練習と、目標に向かって頑張り切磋琢磨して過ごした3年間は、高校生活の中で私にとって誇りに思えました。礼儀や挨拶などスポーツ以外にもたくさん学び人として成長することもできました。部活動で得たこともあり、仲間がいたから頑張ってこれたんだと思います。
 学校生活では、授業も真面目に受けて提出物もしっかり提出するようにしてきました。もちろんこのような授業態度も大事ですが、私は出席することを一番に心がけるようにしてきました。休まないということは、できて当然のことかもしれませんが、当然のことができなければ社会に出ても通用しないと思います。このことは社会に出ても基本的なことなのでしっかりやってきました。

推薦で3年間に打ち込んだ活動を
 しっかりと評価していただきました


 関東学院大学を選んだ理由は、小学校3年生からサッカーをしてきて、たくさんの指導者に出会っていく中で、私も人に教える職業に就きたいと思うようになりました。そこで関東学院大学ならば大変歴史のある総合大学で、将来社会貢献のできる力を身につけられる場所だと思い、この大学に決めました。
 また、地元を離れ新しい学校に行くことで、たくさんの人に出会い4年後には大きく自分が成長していると思ったからです。
 最後に、私が指定校推薦を選んだ理由です。私は部活動が忙しく、文武両道が疎かになってしまっているときもありました。しかし、私の3年間の活動を評価していただき、指定校推薦という形で受験し、合格しました。あのとき、部活の顧問の先生に話を聞いていなかったら、今の私はいなかったかもしれません。顧問の先生をはじめ担任の先生など、お世話になった先生方に対して感謝の気持ちでいっぱいです。私はこれらのことを頑張ってきました。後輩の皆さんも、自分の夢を目標に頑張ってください。努力すればきっと叶うはずです。



 

東洋英和女学院大学
国際社会学部 国際社会学科

平成25年3月外国語コース卒
福島 原町第二中出身

第2外国語として学んだ
スペイン語は大学でも続けたい


小学校の自由研究がきっかけで
 国際社会についての興味が湧きました


 この大学を志望した理由は、以前から世界のさまざまな国々の社会情勢と文化に興味を持っていたからです。私は小学生の頃の自由研究で日本にある大使館にその国の文化、言語、特産物を尋ねる手紙を書いたことがありました。アフガニスタンからだけは返事が来なかったので、小学生だった私は理由が知りたくて、大人たちに聞いたり自分で調べたりしたところ、アフガニスタンは戦争中だったことが分かりました。私が日本で勉強しているとき、アフガニスタンの子どもたちは銃を構え、戦っていたことを知り、大きなショックを受けました。このことをきっかけに、国際社会について専門的に深く学びたいと強く思うようになりました。

授業で学んだ「もてなしの心」を
 育英祭で実現できました


 私は、高校では漢字検定準1級を目標に定め、毎日練習し努力した結果、準2級に合格することができました。これからも努力を惜しまず、より上級を目指したいと思います。
 また、伝統文化の授業で茶道と華道を履修する機会があり、お茶とお花で人をもてなすという、日本の心を実際に学ぶことができました。とくに茶道の「和敬静寂」の心に強く惹かれ、さらに理解を深めようと茶道部に所属して育英祭に訪れた多くのお客様に「もてなしの心」を実現することができました。また外国語コースでは、英語の他に第2外国語としてスペイン語を学んできました。大学でも続けていこうと考えています。この3年間外国語コースに居ることができて、本当によかったと思っています。



 

東洋英和女学院大学
国際社会学部 国際社会学科

平成25年3月外国語コース卒
飯野川中出身

志望学部や学科に関する本を読んだことが
面接本番で活かされました


よく聞かれる質問内容は一度
 ノートにまとめて整理しました


 東洋英和女学院大学を目指したきっかけは2年生のとき東洋英和の入試広報部の方が、仙台育英に大学の説明のために来てくださったことです。その説明会を聞き東洋英和の国際社会学部に興味を持ちはじめました。さらに、担任の先生との三者面談のときに先生が東洋英和をすすめてくださったことが私がこの大学に進学を決めたきっかけとなりました。
 そして、私が入学を希望する東洋英和女学院大学の国際社会学部・国際社会学科への指定校推薦枠があり、私が推薦基準を満たしていたので、自分の中での受験方法が決まりました。
 指定校推薦を受けるために頑張ったことは、自己推薦書を何度も何度も書いたことです。夏休み明けには自己推薦書を完成させなくてはいけなかったので、担任の先生が学校に来てくださっている日はできるだけ登校するようにしていました。他にも、3人の先生に内容をチェックしていただいたりもしていました。
 大学に合格するために私が努力したことは、私の志望する大学は面接でのみの受験だったので、面接練習をいろんな先生にしていただいたりしました。初めての面接練習のとき、よく聞かれる質問などを面接ノートに1度自分の意見をまとめて、面接練習に臨んでいました。その他には、自分の入りたい学部・学科で学ぶ内容に合った本を4冊程度読んでみました。面接本番では、その読んだ本で感じたことや学んだことを生かして会話を広げることができたように思います。さらに、私は外国語コースに所属しているので、外国語コース独自のカリキュラムである茶道や華道、第2外国語を学んできたということを面接でアピールしてきました。
 以上のことが、私が大学に合格するために努力したこと、頑張ったことです。



 

東洋英和女学院大学
国際社会学部 国際コミュニケーション学科

平成25年3月外国語コース卒
八乙女中出身

学習や部活動のサポートが充実!
大学進学を目指す人には大変有利です


受験のために取得した資格を大学合格後も
 引き続きチャレンジしています


 仙台育英に入学した理由は、長期留学をしても単位をしっかり取れば留年せず3年間で卒業することができ、外国語コースでは日本伝統文化や第2外国語を学べるのでそこに魅力を感じたからです。仙台育英は大学へ進学する人が多く、私も推薦してもらえるような人になれるよう定期考査では上位を保てるよう頑張りました。
 私は茶道部に所属し、日々お茶の御手前を極めていました。ほとんど休むことなく積極的に活動したので七夕茶会や学生茶会などの行事に参加することができ、お茶の世界の雰囲気を知ることができました。
 2年生の6月から10ヶ月姉妹校であるニュージーランドへ留学しました。震災の年でしたが、学校やホストファミリーの方々に親切にしていただいたのでとても充実した留学生活を送ることができました。英語を学ぶだけでなく、気候・生活様式・文化に触れ、人とのコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
 私は大学受験に向けて、資格取得にチャレンジしてきました。特に英検・TOEIC・WP検定など大学を受験する上で必要とされる資格であるため、大学合格後も継続して上記の資格を目指してチャレンジしています。

指定校推薦は3年間の全てが評価されるので
 資格はたくさん取得しておきましょう


 指定校推薦は3年間どのようにしてきたかが重要で、成績・生活態度・課外活動など全てが評価されます。部活もやっているかやっていないかで判断されます。高校生活のうちに資格をたくさん取り、3年間はあっという間なので後輩の皆さんもゆっくりと時間をかけて自分の進路を見つけていただけたらと思います。
 仙台育英は学習や部活動のサポートが充実しているため、大学進学を目指す人には大変有利だと思っています。また、先生方や親のサポートがあったからこそ、3年間頑張れたので本当に感謝しています。私は仙台育英に入学して本当に良かったと思っています。



 

城西大学
薬学部 薬学科

平成25年3月特別進学コース卒
逢隈中出身

学校行事には積極的に参加して
その経験が面接本番で役立ちました


進路決定後は具体的に動きはじめ 
 志望学部での必要科目を強化しました


 入学後から大学合格に至るまでを振り返ってみると、「自分のやりたいことを思う存分やった3年間」でした。
 私は1年生のころは目標の大学もなく、薬学部か工学部のどちらかに入りたいとしか考えていませんでした。学校生活では主に学校の行事や仕事に力を入れ、合唱コンクールの練習に積極的に参加したり、育英祭で出店をしたり、普段の体育の準備をする体育委員を務めたりしました。
 2年生になってくると、進路も次第に決まってきて、薬学部に必要な化学の勉強を重点的にするようになりました。普段の授業はもちろんのこと、化学の放課後講習もすべて受講し、基礎学力の強化に努めました。
 さらに学校生活では、1年生のときよりも積極的に参加し、育英祭の外ステージの司会を務めました。当時はとても緊張したり、不安なことがたくさんありましたが、それも今考えてみると大学の面接の良い練習になったのでとても良い経験になりました。もちろん本番の大学入試の面接でも、育英祭で大勢の人の前で話したことを思い出し、ほとんど緊張もせずに質問されたことも全て答えることができました。

面接は何度も練習していくことで
 自分の主張をきちんとできるように 


 3年生になると目標の大学も決まり、本格的に勉強を始めました。私は私立大学を第一志望にしたので、受験科目をしぼって勉強しました。さらに自分の目標とする大学により興味を持つために、薬学部のある様々な大学のオープンキャンパスに参加し、大学生や教授の話を聞いたりして自分の目標となる大学と比較し、より興味、関心を深めました。
 大学の指定校推薦が決まってからは担当の先生にお願いして、面接の練習を重ねました。最初は上手く受け答えをすることが出来ませんでしたが、何度も練習しているうちに自分の言いたいことが言えるようになりました。
 最後に、私が後輩に伝えたいことは、悔いのない3年間にしてほしいということです。自分のしたいと思ったことは進んでやり、自分の将来の夢に向けて頑張れば必ず目標は達成できると思います。



 

東京国際大学
人間社会学部 スポーツ科学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
しらかし台中出身

文武両道を目指しながら将来のためには
何を学ぶべきかを考え大学を選びました


面接は2週間ほど前から
 話す内容を考えて練習しました


 この大学を志望した理由は怪我をしている人をサポートしたいと思ったからです。
 指定校推薦を受けるために心がけたことは授業の話はきちんと聞くこと、テストで赤点を取らないことです。さらに私は部活動にも所属していたので勉強との両立を意識し続けてきました。受験大学を絞り込むにあたって、まず自分が将来なりたい職業を考えて何を学ばなければいけないかを考え、大学を選びました。
 受験に成功した一番の要因は、私は面接だけの受験だったのですが、受験日から2週間前くらいから何を話せば良いのかを考えて、1週間前に面接練習をしました。そのおかげで面接に対する自信がつき、万全の状態で受験することができました。
 この仙台育英では勉強はもちろんのこと、部活動にも所属し充実した3年間を送りました。



 

 
NEXT