SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
栄光への軌跡2013 現役大学進学者による大学合格体験記
 
指定校推薦

日本工業大学
工学部 情報工学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
加茂中出身

3年間の頑張りをアピールした提出書類は
確認に細心の注意をはらいました


先生の仰ることを素直に受け入れて
 テスト勉強をしました


 大学進学を目指した理由は、工学部に入りいろんなことを学びたいから大学進学を目指しました。指定校推薦には県外を選ぶこともできたので県外の大学に行き、新しい場所で勉強してみたいと思い県外にしました。
 指定校推薦を選んだ理由は、自分の行きたい大学が基準を満たしていたので指定校推薦を利用しました。指定校推薦は3年間頑張った人が、利用できる可能性が高い入試方法です。
 指定校推薦を合格するために努力したことは、まず、校内審査で合格しないと指定校推薦を受けることができないので、まず校内での合格のために自己推薦書の作成を頑張りました。自己推薦書に書く内容は、3年間学校で頑張ってきたことをアピールするような感じで書いていきました。校内の推薦が合格したら、今度は大学へ。提出物をきちんと出さないといけないので親と一緒に間違いがないか確認しながら書き込んでいました。私が受けた大学は、提出物のみで面接はなかったので面接練習はしませんでした。
 定期考査では、赤点を取らないように頑張り、平均点を上回るように努力してきました。先生にここは出ると言われたところはしっかり勉強していました。
 大学に行っても困らないようにしっかり3年間勉強していたほうが良いです。自分の行きたい大学のために高校3年間をしっかり頑張ってください。



 

日本医療科学大学
保健医療学部 看護学科

平成25年3月特別進学コース卒
蛇田中出身

合格するために大切なのは周りの仲間や
先生方と一緒に努力していくこと


たくさんの人々との交流により
 新たな目標や改善点を発見


 中学生のときの経験から影響を受け、今看護師になることを目標に努力しています。その気持ちがさらに強くなったのは、2011年の東日本大震災でした。避難所をまわり、たくさんの医師、看護士さんたちが避難している人一人ひとりに声をかけている姿を見て、強い憧れを感じました。ボランティア活動にも参加して、たくさんの人と関わることができました。ボランティア活動などの学校外での活動に積極的に参加してみることも、高校生活の中で大切なことだと思います。
 仙台育英にはたくさんの人たちが勉強しています。自分の志望している大学に合格するには、自分一人だけではなく、周りにいるたくさんの仲間や先生たちと一緒に努力していく必要があります。クラスの仲間たちと授業を受けることはもちろんですが、文化祭や部活動などに参加することで、たくさんの人達と交流することができて、新しい目標や改善点が見つかり、志望する進路へ一歩前進できると思います。

『PLAN2000』での経験は
 勉強に集中する良いきっかけに


 私が仙台育英に来て、一番やってよかったと思えたのは、1年生のときにあったPLAN2000での経験です。まだ会って少ししか経っていない同級生や先生たちと、学校で一日中勉強していることは少し不安がありましたが、家で一人で勉強しているよりも集中して勉強できたと思います。このように学校での行事一つひとつをこなしていくことで、自分の進みたい進路を叶えることができるのではないかと私は思います。
 自分の志望する大学へ行き、なりたい職業に就けるよう頑張ってください。



 

城西国際大学
薬学部 医療薬学科

平成25年3月特別進学コース卒
向洋中出身

面接では第一印象がとても大事、
姿勢や話を聞く態度も気を配ること


対策は授業のノートを中心に
 定期考査の結果を大事にしました


 大学進学をめざしたきっかけは、将来自分がなりたいと思う職業になるために専門知識をしっかり身に付け、今までの経験から「やらされる」のではなく、自ら疑問をもち、解決していくことで社会でも通用するような人間でありたいと思い、自分の目指す職業の過程として大学進学することを目指しました。しかし、模試で思うような結果を残すことができず思い悩んだとき、指定校推薦なら可能性があるはずと、挑戦することにしました。指定校推薦を受けるために学校での成績の評定を重視し、普段の定期考査に力を入れました。定期考査対策として、授業の板書ノートを中心にワークなどで問題演習に取り組み、一つ一つの定期考査を大事にしてきました。

面接で緊張したときは
 話し声を大きくするのもひとつの手


 また、指定校推薦の枠をいただき、面接練習や大学合格するために特に心がけたことは態度です。面接で最初に受けた印象によって良くも悪くも転がることがあるため、座っているときの姿勢や話したり聞いたりするときは相手の目を見るなどその他細かいところまで気を張りました。面接練習も学校だけでなく、塾でもさせてもらい、充分に練習を積みました。私は緊張しいなため、できるだけ大きな声で話し気を紛らわしました。質問回答を暗記するときも、全て一気に覚えるのが困難な場合はキーワードを覚え、万が一ど忘れしてしまった場合でもキーワードを元に導けるよう、練習方法にも工夫を入れました。



 

秀明大学
学校教師学部 中等教員養成課程

平成25年3月英進進学コースI類卒
東豊中出身

部活でも勉強でも一生懸命打ち込めば
3年間が充実して結果がついてきます


高校生活の多くを費やした
 なぎなた部で教わったこと


 大学進学を目指した理由は、教員になりたいという夢と、仙台育英にはその夢を叶えるだけの多くの指定校推薦とサポートをしてくださる先生方がたくさんいるため、私は大学進学を目指しました。
 私は、高校生活の全てを部活に費やしたといってもいいほど毎日部活をやってきました。そのおかげで、高校3年間がとても充実したものだったと感じます。何かに力を注ぐことにより、多くの知識を身につけることができると思います。私はそれが部活動だったというだけです。私はなぎなた部に所属し、忍耐力や集中力、そして責任の重さを知りました。どのスポーツにも共通して言えることは、チームの目指す目的がいつも同じでなければ、勝ち上がるのは難しいということです。一人だけが一生懸命に頑張ったとしても、他が一生懸命にならなければ一生勝てません。そのことを教えてくれたのは、なぎなたでした。私自身は、楽しく仲良くやる部活動でも良いと思っています。部活ではなく、勉強などに打ち込むのもいいと思います。つまり、なにかに打ち込むことで高校3年間が充実したほうが、きっと楽しいと私は思います。そうすれば、おのずと結果がついてくると思います。
 勉強の方では常に目標を高く持ち続け、テスト中も部活動があったため、文武両道を目指し勉強したおかげで結果がついてきました。

勉強は今までの学校生活の中で
 一番努力しました


 受験大学を絞り込むのは、自分が学びたいことと、将来なりたい職業につくため1番の近道を選ぶか、とても悩みました。本当にその職業に就きたいという気持ちが強かったため、私はその大学を選びとても良かったと思っています。
 私自身、受験に成功した理由は前述したように、高校3年間、部活動に熱心に取り組んできたことだと思います。毎日、厳しい練習も乗り越えてきたことが私自身の高校生活の糧となり、勉学も今までの学校生活の中で一番といってもいいほど努力したことが自信となり、大学に合格したんだと思います。



 

秀明大学
学校教師学部中等教員養成課程

平成25年3月Tフレックスコース・現フレックスコースI類卒
聖ウルスラ学院英智中出身

面接は会話であることを忘れずに
聞く表情や、頷きなどの反応も重要です


教師になる夢と感謝の気持ち
 両方を叶えられる大学を志望


 秀明大学を受験しようと思ったきっかけは、私が将来学校の教師になりたいと思ったからです。秀明大学には学校教師学部という学部があるほど、教師を育てることに力を入れている大学だからです。そして、私はもう一つの理由としては、特別奨学金制度があることです。今まで硬式野球部に所属していた私は親に多くの苦労をかけてきました。そこで、自分の夢を追いかけながら親に感謝の気持ちを伝えられると思い、私は秀明大学を志望しました。
 そして、指定校推薦で心がけていたことは部活も終わり自由な時間が増えて、一つひとつの行動にいつも以上の責任が問われることをしっかり理解するということです。遊ぶ時間も多い中でしっかりメリハリをつけることができれば大丈夫だと思います。

面接で話す内容はポイントを
 掴んで覚えると失敗しません


 秀明大学の入試は面接だけなので、面接にふさわしい会話ができれば何も問題ないと思います。自分で考えた文章を最初から最後まで伝えるのではなく、相手に一番伝えたいこと、そのことについて自分がどれくらい理解しているのかを言えるようにポイントを押さえておけば、頭が真っ白になっても、そのポイントから文章を作ることができるので、そこは覚えておいた方がいいと思います。そして忘れがちなことなのですが面接は会話であって、一方的に質問されるのではなく、面接官は受験生が質問に対して答えたことについて語りかけてきたりもします。その時の聞く側は表情なども重要だと思います。相手の話すことを理解していると表すことの一つとして、頷くなど、笑って聞いたり相手の話すことに対して、聞く側のアクションをおこした方が相手も話しやすく、また、自分もアクションを起こそうとすることで、相手の話がよく頭に入ってくると思います。
 最後にこの学部は全寮制なので、本当に家を離れて本気で教師を目指すのか、自分の覚悟があるのか聞かれます。その覚悟さえしっかりしていれば、合格への道は切り開けると思います。



 

同志社大学
政策学部 政策学科

平成25年3月特別進学コース卒
秋田 雄勝中出身

3つの基本姿勢を意識しておくと
合格への道が開けるはず


悩みはひとりで抱え込まず
 先生方に相談してみましょう


 ・授業で理解できなかったことは1週間以内に先生や友達に質問し、
  解決する。
 ・与えられた課題にしっかり取り組む。
 ・定期テストを基準に勉強を進める。

 以上の3点は、3年前の仙台育英合格者ガイダンスで当時の教頭先生が新入生である私たちに対しアドバイスしてくださった、大学受験に向けた大切な基本姿勢です。今回、私も受験体験者として後輩の皆さんに以上の3点をアドバイスしたいと思います。
 この3点はできて当然なこととして誰もが分かりきっていることですが、意外にも怠りがちなことです。しかし、これらは一般入試、推薦入試に共通し、非常に重要なことです。自分の勉強スタイルと照らし合わせてみてください。もし1つでも怠っている点があるのならば、今のうちに自分の勉強に対する姿勢を改善するべきです。全ての人に当てはまるとは限りませんが、基本に立ち返り先生方を信用してついていくことが受験合格への近道だと私は思います。
 これから受験に立ち向かう後輩の皆さん、悩みや不安は自分ひとりで抱えこまず、先生とコミュニケーションをとりながら戦い抜いてください。仙台育英の先生方や恵まれた学習環境は皆さんの力となってくれるはずです。
 最後になりましたが、私の入試に際して忙しい中、協力してくださった先生方、本当にありがとうございました。



 

同志社大学
法学部 法律学科

平成25年3月特別進学コース卒
沼津 第五中出身

先生からのアドバイスを参考に
志望大学を決定しました


先生方のご配慮で校内選考を突破、
 小論文や面接練習でも指導していただきました


 同志社大学へ進学しようと思ったきっかけは、担任の先生との三者面談の際に先生から指定校推薦で同志社大学を目指してみたらどうかという提案がありました。3年生のはじめの頃でしたが、私はまだはっきりとした進路に迷っていました。そこで先生からの提案もあり、同志社大学を志望しようと思いました。
 まず大学推薦入試にあたり、仙台育英のなかで校内選考があります。日常の生活態度や、学業成績、大学への志望動機などを先生方によって審査していただきます。また、指定校推薦枠を得るのに、第1回校内推薦模試を受けていることが条件だったのですが、私は胃腸炎にかかってしまい、受けることができませんでした。しかし、担任や学年主任の先生、他の先生方のご配慮もあり、今まで受けてきた河合模試や進研模試などによって評価していただき、校内推薦を通ることができました。その後も入試に備えて小論文の添削や、面接の練習にも力をお貸ししていただきました。

一番の不安要素だった小論文も
 充分に知識を活用できた結果に


 私は小論文が苦手なので、なるべく多くの本を読み、できるだけ小論文を書いて先生に見ていただきました。本は法学部志望なので法律についてのものや政治、平和、国際情勢に関するものなどさまざまな本を読みました。新聞も毎日読む癖をつけ、新しい情報を入手することを心掛けました。入試当日、大学へ向かう電車の中で読んでいた新聞記事と深く関連するテーマが小論文で出題されました。一番の不安要素であった小論文でしたが、自分の知識を充分に活用できた小論文になりました。
 日々の積み重ねによって蓄えた知識が、最も受験に成功した要因だと思います。テレビやインターネットでも知識は得られますが、本によって物事の知識だけでなく筆者の思想や考えを取り入れることで、私は自らの価値観をより高めることができると思います。
 普段の授業で学んだことや本などで得た情報は入試だけでなく、日常生活や会話で役に立つはずなので精一杯励んでください。



 

同志社大学
文化情報学部 文化情報学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
東華中出身

部活で培った集中力で
授業に臨みました


校内模試対策には1冊参考書を
 決めて徹底してやりました


 3年間柔道部で活動してきたので、クラスの皆より勉強時間が取れませんでした。しかし、柔道を通して得た集中力で授業に臨み、定期テストや実力テストに備え、評定を維持することができました。また、習った範囲はその授業中に理解するよう心がけ、分からなかった部分は先生に質問し、理解するようにしていました。小論文対策としては、新聞の社説を要約し、それを先生に添削していただいて文章力を身に付けました。英語は単語、熟語を中心に学習し、実力テストに出題されるような長文も単語、熟語を頼りに内容把握できるよう努力しました。
 校内模試対策としては、自分の実力に見合った参考書を1冊見つけ、それを徹底してやることが重要だと思います。また、早いうちから志望大学や志望学科を決めることが重要だと思います。そうすることによって、勉強の意識が高まり、自分が今何をすべきなのかが見えてくると思います。

高校生活で学んだのは短時間に
 集中して質を高くするということ


 所属していた柔道部は、仙台育英が県で1、2位を争う強豪校であったので、練習もとても激しいものでした。しかし、長時間ではなく短時間で質の高い練習量を心がけているので、日々心身ともに成長していく自分を感じることができました。また、柔道を通して得た仲間たちと日々競い合いながら過ごした生活は、私の中の最高の思い出となっています。このような環境の中で、私は文武両道を目指して努力してきました。そして私が柔道部や高校生活を通して学んだことは、柔道にしても勉強にしても、短時間で質を高くすることが重要なのだということです。
 最後になりましたが、私が指定校推薦を得ることができたのは顧問の先生方、担任の先生、家族、その他たくさんの方々のおかげです。この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。



 

同志社大学
経済学部 経済学科

平成25年3月特別進学コース卒
八乙女中出身

いくらでも集中して勉強できる
環境が仙台育英には揃っていました


目標に向かって努力する
 クラスメイトの姿に影響を受けました


 仙台育英学園高等学校に入学した私は、当初志望校に落ちたショックから立ち直れず、やる気をなくしていました。しかし勉強に対する意欲をなくしていたのは私だけでした。クラスメイトは皆1年生のときから明確な目標を持って日々の授業に取り組んでおり、その姿を見て「このまま終わってたまるか」と思うようになり、中学生の頃よりもはるかに勉強に努めるようになりました。そのような高校生活を送った結果、無事私は同志社大学に合格することができました。
 仙台育英の先生方は生徒達のために、毎日放課後に講習を開いてくださったほか、夜遅くまで自習室を空けて快適な学習空間を作ってくださいました。このように仙台育英は、自分が望めばいくらでも勉強できる環境だったので、日頃の予習やテスト前でも集中して勉強することができ、定期テストでも良い成績を取ることができました。

勉強に必要なのはやる気です
 熱意があれば成績も上がります


 私が同志社大学に興味をもつきっかけになったのは、研修旅行での同志社大学訪問です。そこで私は同志社大学のキャンパス・講義内容・学生など全てにおいて知を高めるのに適した環境だと感じ、この大学に入りさらに自分を磨いていきたいと考えるようになりました。その日を境に指定校推薦を視野に入れて勉強するようになりました。指定校推薦をとるのに必要なのは熱意だと私は思います。熱意があれば、おのずと成績はよくなっていくことをこの3年間を通して知りました。
 私が指定校推薦に通ることが出来たのは、決して自分一人の力だけではありません。どんなときも暖かい目で見守り続けてくれた両親、常に生徒のために指導してくれた先生方、そして常に高い志を持って共に勉強してきたクラスメイトがいたからだと思っています。
 最後に、これから入学してくる新入生に言いたいことがあります。あなたは、自分が望んでいる高校へ入れなかったからこの学校に入学してきたのかもしれません。しかし、あなたに熱意があれば、いくらでも巻き返すことは可能です。私は仙台育英学園高等学校に入学し、勉強に必要なのは能力ではなく、やる気であるということを学びました。仙台育英は熱意のある生徒全てに最高のサポートをしてくれます。このままでは終われないと思っている人は、それを忘れないで勉強に励んでください。きっと最高の結果が待っています。



 

同志社大学
生命医科学部 医工学科

平成25年3月特別進学コース卒
五橋中出身

努力は必ず報われる!
大学進学後も努力し続けます


校内模試は3ヵ月前から対策として
 問題を解き始めていました


 指定校推薦は入学当初から利用したいと考えていましたが、具体的な大学、学部は決めていませんでした。高校3年間はあっという間に過ぎていきます。正直、私も具体的に大学、学部を決めたのは、3年生になってからです。あまりにも早くどの大学のどの学部にするかを決めてしまうと翌年その大学・学部の指定校推薦枠が無くなっている場合があるのでオススメはしません。ほとんどの人は校内模試が終わってからどの大学にするかを選んでいました。それからでも十分間に合います。
 さて、校内模試についてですが、私は3ヵ月間そのテストの対策をしてきました。内容としては過去問を解き、わからないところを重点的に勉強してきました。塾にも行っていたので模試と似たような問題集を用意してもらい、ひたすら解いていました。対策はお早めに。
 指定校推薦では内申も重要となります。あまりに低すぎると内定をもらうことが出来ない大学が出てきます。そのため定期考査が重要となってきます。私は1年生の2学期ごろそのことに気付き、その結果まあまあ高い内申点をいただきました。そのおかげで内定をいただいたと言っても過言ではありません。1、2年生で努力しておけば、後々結果は必ずついてきます。なので定期考査は手を抜かないように。私の対策法は、1ヵ月前から定期考査の勉強を始めることです。徹夜しなくてすみます。

高校3年間で努力したことは
 大学だけでなく将来にも役立ちます


 大学を決める際には何かきっかけがあって大学を選ぶ人が多いと思います。私もその一人です。きっかけがあれば志望理由書作成や面接のときにとても有利だと思います。結局一番大事なのはなぜこの大学の学部、学科なのかということです。そこは明確にしておいたほうがいいです。
 高校で努力したことは必ず将来役に立ちます。もちろん大学でも。ただ大学に入って満足するのではなく、大学に入ってからも努力することが大切だと思います。私もそのつもりです。



 

同志社大学
グローバル・コミュニケーション学部
グローバル・コミュニケーション学科

平成25年3月外国語コース卒
蛇田中出身

仙台育英には自らを成長させる
チャンスに溢れています


目標を高く掲げ
 何事にも積極的に取り組みました


 私は将来、国際的なNGO組織で働き、震災復興に手を差し伸べてくださった世界の方々に恩返しすること、また、世界中の人と交流し、人生をより豊かなものにするという目標を持っています。そのためには、十分な英語の運用能力や、国際人としての知識や教養が求められます。このように目標を明確にしていたことで、担任の先生が私に合った大学や受験方法をすすめてくださり、それが進路実現への大きな一歩となりました。
 定期テストでは限りなく100点に近づけるように努力し、先生に積極的に質問したり、時事問題を共通の話題にするなど関心や意欲をアピールすることも平常点の加点につながると思います。また、受験条件を満たすため、資格取得にも励みました。さまざまな資格に早くから挑戦することは進路選択に役立ち、入試ではアピールポイントにもなります。また、学習へのモチベーションを上げたり、力や自信をつけるためにも大変有効ですので積極的に取り組みましょう。
 小論対策としては、材料としての知識をつけるために、新書をたくさん読み、意識してニュースを見ました。本を読むときは、筆者の考えに赤で、個人的に重要だと思う部分には青でマークしました。時事問題は、現状、発端、自分なりの解決策などを簡単にノートにまとめたことが面接でも役立ちました。

空手道で高校最後の夏に
 インターハイに出場しました


 私は5歳から空手を習っていて、高校3年間は空手道部に所属していました。さまざまな困難を乗り越えていくうちに、空手ができるのは周囲の方々の支えのおかげだということに気付き、常に感謝の心を持って生活するようになりました。そして、その方々に勝って恩返ししたいという思いから一層の努力をし、高校最後の夏にインターハイに出場することができました。意識を高く持ち、自分にプレッシャーをかけて真剣に部活に取り組むことは、体力や技術だけでなく、あらゆる面で生きる精神力をも養います。部活動を通して学ぶ人との接し方は人格形成に大きな役割を果たし、人との出会いは人生に大きな影響を与えます。何のために部活をするのかということを常に念頭に置いて生活し、行動することは進路達成にも繋がると思います。
 仙台育英には、自らを成長させるチャンスが溢れています。自分の手でそのチャンスを掴みに行き、何事にも全力で取り組むことが充実した高校生活を送るための必須条件だと思います。



 

立命館大学
産業社会学部 現代社会学科

平成25年3月特別進学コース卒
仙台第一中出身

中学校までの勉強法ではいけないと
毎日授業の復習に取り組んでいました


授業は休まずに出席しておくこと
 皆勤賞を目標にすると良いです


 進路について真剣に考え始めた時期は、3年生の7月でした。指定校推薦は枠が少ないため、当初は一般受験を志望していました。しかし、担任の先生との面談の際、評定平均や出席日数などを踏まえた上で指定校推薦での出願をすすめていただきました。
 指定校推薦に限らず、重要なことは定期考査に全力で臨み、休まずに授業に出席することであると思います。私は入学当初、高校の科目数の多さと授業の進度に驚き、中学校までの勉強法を改めようと決意しました。とはいえ、勉強する習慣がなかったため、何をすれば良いかわかりませんでした。私は方法が分からずとも、とにかく勉強に取り組むことを決めました。そして疑問点を解消できるよう、毎日の授業の復習を欠かさずに続けました。その後、定期考査では自身の納得できる結果を残すことができました。
 授業を欠席すると、遅れをとってしまうので、日々の授業は重要です。後輩の皆さんには皆勤賞を目指して毎日を過ごして欲しいです。また、大学によっては資格や課外活動を出願条件として定めている場合があります。推薦を意識されている方は日々の学習はもちろん、学校行事やボランティアなどにも目を向けてみてください。評定平均や、出席日数等などは3年生になってから急いで取り組んでも限界があるので、早い時期から準備を始めることが重要です。


進路を考えて普段の授業や生活に
 真面目に取り組みましょう


 高校生活を通して重要であると感じたことは、授業や毎日の生活など、当たり前のことに真面目に取り組むということです。今となっては反省していますが、私は1、2年生の頃は進路について深く考えていませんでした。それでも定期考査には寝不足になりながら全力で取り組みました。毎日の生活や行事も印象に残っています。研修旅行の際、高熱に苦しみながらも一日自主研修を行いました。
 私は仙台育英で高校生活を過ごすことができて幸せだと思っています。大変なことも多くありましたが、それ以上に毎日の生活は充実していました。後輩の皆さんが仙台育英の恵まれた環境を利用し、希望の進路を実現されることを願っています。最後に担任の先生をはじめ、お世話になった方々に心から感謝しています。ありがとうございました。



 

立命館大学
経済学部 国際経済学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
茨城 谷田部東中出身

国語力は大学入学後も
多くの場面で必要になります


新聞のコラムや記事を読むと
 小論文対策と知識になります


○大学進学を目指した理由・きっかけ
 私自身、資本主義経済体制の複雑で歪んだ現在の地球社会をどのように生き抜けば良いか道標となるものを見つけだしたかったからです。将来は地球市民として、一部の人たちの利益ばかり求める社会から、社会各地に目を向け喜びを共有できる社会へと転換を目指したいです。

○資格取得
 ニュース検定2級・英検2級

○小論文対策
 私の合格した大学では、小論文試験は課されませんでしたが、合格者ガイダンスの際に入学前課題として大学から小論文講座の受講を推奨されました。大学入学後はレポート提出や自分の意見をまとめ発表する機会がたくさんあることから、国語力(現代文重要語句・接続語の意味用法など)の大切さを改めて実感しました。推薦入試を利用する場合に限らず、一般入試だけで入試を突破しようと考えている人も、ぜひ国語力向上を目指して前向きに小論文対策をしてみてください。私の場合、担任の先生が小論文の授業毎に書き方や構成のポイント・添削など指導してくださいました。高校3年生の半ばあたりには自分の考えをある程度まとめて書けるようになったと思います。また、授業をしっかり聞くのに加えて新聞のコラムを読むと良いです。その際、興味のある記事を見つけたら、他の新聞と比較すると面白いと思います。

○受験大学を絞り込むにあたってどのような配慮・検討をしたか
 大学毎のカラーや雰囲気が自分に合っているか、入学後の自分を想定して受験大学を絞り込みました。



 

立命館大学
生命科学部 生物工学科

平成25年3月特別進学コース卒
南吉成中出身

放課後講習では早い時期から
大学受験への学習をサポートしてもらえます


苦手を克服出来る放課後講習を
 しっかりと受けていくことが重要です


 高大連携特別推薦で立命館大学に合格しました。高大連携は、指定校推薦とは違って10月くらいには合格が決まって出願するだけになります。東北地方でも高大連携がある学校は少なく、仙台育英だからできる特別な入試方法だと思います。私がこの入試を利用しようと考えたのは、自分の学びたい分野が丁度あったということと、Webで大学の講義を受けることができるということに興味があったからです。大学に最終的に行って、大学の感じも体験できるので、入試の一つの手段として考えてみるのはいいと思います。
 学校生活では、学校を休まないということが重要で、仙台育英では1年生のときから放課後に講習があって、大学に向けた学習を、早くから先生方がサポートしてくださるので、1年生のときから明確な目標がある生徒や、苦手教科を克服したい生徒にとってはとても心強いものです。私も苦手の克服に利用していました。

テスト前などは夜8時半まで
 学校に残って勉強しました


 指定校推薦ということで内申点が重要になるので、私は得意教科は5をもらえるようにするというのは最低条件として考えていました。学校には夜8時半まで残ることができるので、テスト前などにはよく残るようにしていました。公共交通機関を使う人は、登下校の際の時間をうまく利用することが重要だと考えており、実際に私もそのような時間を利用していました。
 学習面以外だと、行事があるときには全力で取り組むことが大切です。切り替えが身につくと、遊ぶときだって遊ぶことに集中できる。これができるだけで割と充実度が変わってくると思います。遊ぶことは重要だと思うので、適度に遊んでみると気持ちが入れ替わるので良いと思います。



 

立命館大学
生命科学部 生命情報学科

平成25年3月特別進学コース卒
矢本第一中出身

先生方の工夫の凝らされた授業を受けて
初めて勉強が楽しいということを知りました


「先生と同じ景色がみてみたい」…、
 いつの間にか数学が得意科目に


 勉強の楽しさを学んだ3年間でした。あまり勉強に関心を持てなかった私にその楽しさや奥深さを教えてくださった特別進学コースの先生方には本当に感謝しています。
 何をするにしろそうですが、楽しくなければ続きません。そしてこれは勉強に関しても言えることだと思います。特進の先生方の工夫の凝らされた授業には教科書からは学べない、たくさんの「楽しさ」がちりばめられています。普段の授業では予習復習はもちろんのこと、それぞれの科目の面白さ、奥深さを見つけることにも力を入れていました。 
 そのなかでも私は、数学の先生が名立たる有名大学の問題を華麗に、鮮やかに、楽しそうに黒板に次々と解いていく姿がとても印象に残っています。はじめの内は何がそんなに楽しいのかわかりませんでした。しかし、いつか先生と同じ景色を見てみたいと思い、必死で授業についていきました。するといつの間にか数学が得意科目となり、すっかりその虜になっていました。私はこのように受験のテクニックだけではなく、学ぶことそのものの楽しさを実感できる授業は、本当に素晴らしいと思います。

大学での学び方に興味を持ち
 高大連携プログラムを受講


 そんな中、大学での学びはどのようなものかを体験しようと思い、立命館大学の高大連携プログラムの受講を決めました。レポートの提出などで、学校の授業との両立に苦労しましたが、学生主体の立命館大学の講義のスタイルに非常に魅力を感じ、自分の可能性を引き出せると確信し、進学を決めました。私は、大学では情報科学と生命科学の融合分野であるバイオインフォマティクスについて研究しようと考えています。
 今の私の興味関心の芽を育ててくれたのは、仙台育英での日々の授業です。特進の先生方を信じ、素直に授業についていくことが自分の適性を見つけ、第一志望大学に近づく一番の近道だと思います。皆さんの活躍を期待しています。頑張ってください!



 

関西大学
外国語学部 外国語学科

平成25年3月特別進学コース卒
大郷中出身

大学進学への強い意志を持ち
部活動と両立させながら勉強しました


合格のために重ねた努力が
 報われた嬉しさは忘れられません


 関西大学の外国語学部を受験したいと考えたのは、高校2年生のときでした。中学時代から将来は外国語を学び、それを活かした職業に就きたいと考えていた私に 関西大学外国語学部の留学制度や履修できるプログラムの内容がとても魅力的だったことがその理由です。見学に行った際の雰囲気や設備、大学進学後も続けたいと考えていたライフル射撃部の活動の様子を見て、この大学に入りたいという気持ちがさらに強くなりました。
 指定校推薦を受けようと決めたのは、3年生の6月でした。受験資格を得るためには、545点以上を取得することが必要でしたが、全国大会、国体を控え、部活動の休みはなく、学校の休み時間や、電車内などの空いた時間を活用し、単語や文法の暗記。ウォークマンを使用してのリスニング練習を約2ヶ月間行いました、それまでに一度もTOEICを受験したことがなく、授業ではほとんど出て来たことのないビジネスに関する単語ばかりで、基礎から練習しなければいけませんでした要求された点数をとることができたTOEICの結果、そして大学からの合格通知が届いたときは、努力が報われたような気がして、とても嬉しかったことを今でも覚えています。

大学進学後もさらに成長できるよう
 ライフル射撃を続けていきます


 また、私はライフル射撃部に所属し、3年間の活動の中で同じ目標を持った仲間の大切さなどを学びました。そして遠征や合宿では県内外の射撃関係者の方々と知り合い、その方々からもたくさんのことを学ぶことができ、私は射撃部を通して得たものは、日常生活でも通用することであり、射撃部で活動した3年間は自分にとって本当にかけがえのないものだったと実感しています。私は大学進学後も、仙台育英の射撃部で学んだこと、築いた繋がりを大切にしながら、さらなる成長を目指して、ライフル射撃部として活動していきたいと考えています。
 仙台育英で過ごした3年間の中で、私はさまざまな人と出会い、色々な経験をし、たくさんのことを学ぶことができました。そして第一志望に合格することが出来た今、仙台育英で学んだことを活かし、進歩していきたいと考えています。



 

龍谷大学
文学部 日本語日本文学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
七ヶ浜中出身

受験を勝ち取るため苦手な早起きも
小論文も克服してこなしていきました


憧れの京都にある龍谷大学が
 指定校推薦枠にあることを知り…


 幼い頃から読書が好きで、将来は本に携わる職業に就きたいと考えていました。また、歴史ある京都に対する強い憧れがあったため、京都の大学で文学について学びたいと思うようになりました。
 2年生の後半に龍谷大学の指定校推薦枠があると知ったとき、この大学しかないと思いました。それからの学校生活は、推薦枠を勝ち取ることを意識したものになりました。
 まず私は、日々の授業を真面目に受けようと決めました。つまり、ノートをしっかりとる、居眠りしない、提出物をちゃんと出すといったことです。当たり前のことのように思えますが、生来怠け癖のある私にとっては、なかなか辛いことでした。また、私には遅刻癖もあり、遅刻を減らすために早寝早起きをすることも大変でした。他に、私は検定試験にも積極的に取り組みました。専ら読書に費やしていた休み時間を試験の勉強に充て、漢字検定と英語検定で準2級、日本語検定で準一級を取得しました。苦労の甲斐あって、指定校推薦枠を勝ち取ることができました。

先生のアドバイスを思い出し
 本番は焦らず字数ピッタリで完成


 受験の際、私が最も苦労したのは、小論文対策です。私は文章を書くのがひどく苦手だからです。原稿用紙を前にして全く書けないでいる私に、担任の先生は繰り返し言ってくださいました。「下手でもいいから、とにかく埋めることが大事なんだ」と。本番の試験では想定していた800字を上回る1000字の問題を出され、一瞬気が遠くなりかけましたが、先生の言葉を思い出し、焦らずマスを埋めていきました。おかげで1000字ピッタリに仕上げることができました。親身になっていろんなアドバイスをしてくれた担任の先生には、とても感謝しています。



 

龍谷大学
法学部 法律学科

平成25年3月特別進学コース卒
柳生中出身

仙台育英には生徒の意志を尊重する
サポート体制が整っています


毎週土日は練習試合でしたが
 自主練や授業の復習をしました


 特別進学コースの生徒として、部活と勉強の両立をしてきた内の1人です。部活をする上で、特別進学コースで放課後行われている課外講習は受けませんでした。そのかわり授業で学んだことは復習するようにしていました。勉強だけに重点を置いている人との学力差がある程度付くことは覚悟の上でした。それでも私は、他の公立高校では勉強と部活を両立している人が多いのだから負けちゃいかん、と思い部活をすることに決めました。
 こうして入部したのが軟式野球部でした。実を言うと私は小1から剣道一筋で野球に関しては初心者でした。さらに特進と部活のキャンパスが違ったので練習時間は限られていました。しかし、私は野球が好きでした。短時間に集中してやることと、自主練でその差をカバーしていました。毎週土日が練習試合で忙しかったですが、多くの出場機会を与えてもらい、貴重な体験となりました。
 引退するとすぐに指定校推薦の募集が始まりました。本校は県内だけでなく、関東圏・関西圏の大学からも数多くの指定校推薦枠があるので私もこれを利用しました。

入学までの時間は充実した
 大学4年間へ向けての準備期間に


 京都への憧れが強く、文武両道ができる大学を志望していたので、私は龍谷大学を選びました。9月に校内選考が通ると、11月に大学で試験を受け、合格することができました。
 11月に大学が決まると、良くも悪くも自由に時間を使えます。私は大学生活に備えて、部活に行ったり、英語の勉強を重視して過ごしています。大学の4年間は、その先の人生の方向をおおよそ決める期間だと私は思います。その4年を有効に使うためにも、高校の内に準備する時間があるのは、指定校推薦を利用するメリットです。
 高校生活はあっという間に過ぎていきましたが、濃密な日々を送りました。それは、自分がやりたいことを選び、やりとげることができたからです。それだけ本校には生徒の意志を尊重するためのサポート体制が整っていると感じます。ぜひ皆さんも、自分のやりたいことを迷わずに選択をして、充実した高校生活を送ってほしいと願います。



 

東北芸術工科大学
デザイン工学部 建築・環境デザイン学科

平成25年3月英進進学コースU類卒
宮城野中出身

専門分野がある大学でも重要なのは
志望動機や将来についてです


絵と真剣に向き合い基礎から
 学びたいと思い決意しました


 数ある大学の中で芸術大学という大学を選び、合格をしました。なぜ芸術大学を選んだのかというと、絵を描くことが好きだからです。
 元々、私は芸術大学に行くつもりはなく、普通大学に行くつもりでした。絵を描くことは子どものころから好きだったのですが別に芸術大学まで行って学ぶ必要はないだろうと考えていたからです。しかし、私が書く絵にも限界がありました。このままの絵では納得がいかない、もっと基礎から学びたい。いつしか、絵を描くということについて真剣に考えるようになり、芸術大学に行こうと決心するようになったのです。

指定校推薦では面接が
 AO入試では実技と面接があります


 最初、私はAO 入試で大学に挑みました。AO入試は他の入試とは違い、実技試験と面接があります。その2つの評価が良ければ合格ということになります。また、芸術大学ということもあり他の大学と実技内容、面接の質問が異なり、専門的な知識が必要となってきます。そんな中で専門的な知識とは関係なく聞かれることは、まず志望動機です。当たり前のように思えますが、とても重要な質問です。その次に聞かれることは、高校生活で何をしてきたかです。そして最後に聞かれることは、大学で何をしていきたいか、そして将来何をしたいかなどです。
 そんなAO入試で私は落ちてしまい、次は公募制推薦だと考えていたのですが、指定校推薦があったのでそちらに変更しました。指定校推薦で重要になってくるのは、学校の成績と校内模試の成績です。私は2つとも成績が良く、指定校推薦枠がすぐに取れました。指定校推薦の面接はAO入試の面接よりも専門的な質問はされません。むしろ最初に書いた、専門的な知識に関係なく聞かれる質問の方が多いです。大学に入学する人がどういった人物かを知るために、よく聞かれます。そして、私は11月中旬で大学に合格しました。私のこの経験が今後の大学受験の参考になれば良いと思います。



 

奥羽大学
薬学部 薬学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
岩沼中出身

家族や先生方の支援へ感謝を忘れず
後悔をしないように努力を続けて


先生方に何度も見ていただき
 完成度の高い自己推薦書の作成を!


 大学進学を目指した理由は、中学生の頃に薬剤師になりたいと考えていて、高校生になってからもその考えが消えずに残っていたことが理由です。薬剤師になるには、大学に進学して6年間必死に勉強して、国家試験に合格しなくてはならない厳しい道なので、家族からも反対されることがありましたが、自分が進んでいく道なので最終的に自分でこの大学に進学することを決意しました。自分が希望した大学に進学できるのは、家族や先生方の支援があったからだということを心に刻んでおきましょう。
 指定校推薦は3年間の評定と自己推薦書が重要になってくると思います。大学によって条件や評定が異なるので、出来るだけ評定は落とさないことが大切だと思います。希望している大学の評定が足らず推薦できないとなると、悔しさしか残らず、後にもっと勉強しておけばという気持ちにならないように、授業で学んだことは家に帰ってから復習するなどして定期考査で良い点数を取れるように心がけることが大切だと思います。
 推薦を受けるには校内の審査に合格しなければなりません。そのときに必要になるのが自己推薦書です。自己推薦書は提出間近に書くのではなく、余裕を持って、先生に何回も見ていただいて完成させることで、誤字などを無くすことができ、より完成度の高い推薦書を書くことができると思います。この二つの重要なこと以外にも遅刻や欠席はなるべくしないなど、生活態度の細かいところに気をつけることも大切です。

夢を叶えるのに最適な仙台育英で
 卒業まで頑張り抜いてください


 指定校推薦で合格した人は、合格したからといって浮かれずに生活していきましょう。一般的には、合格したので気持ちが緩んで勉強しなくなる人が多くなるのですが、それでは一般入試で合格した人との差が広がっていきます。一般入試の人は、毎日平均4時間以上勉強している人が多い中、推薦の人は平均1時間や、まったくやってない人が多いということをニュースでやっていて、推薦の人の質が落ちてきているということを知りました。なので、推薦で合格した人は、一般を受験する人以上に勉強をする勢いで頑張りましょう。
 仙台育英は自分の夢を叶えるのに最適な学校だと思うので、皆さんも頑張ってください。



 

奥羽大学
薬学部 薬学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
増田中出身

苦手な教科も平常点でカバーできるよう
授業態度・提出物に力をいれました


生活面では無遅刻・無欠席を
 貫けるよう努めました


 祖母が薬の副作用により身体を壊し、ペースメーカーを使用することになりました。そのことがきっかけで薬学というものに興味が出てきて、このようなことが二度と起こらないようにしっかりと勉強して薬剤師になりたいと思いました。
 そのために努力したことは勉強です。私は現代文が苦手だったので、苦手教科を補うために得意教科の数学や英語などを勉強して少しでも高い点数をとれるようにしました。苦手な教科でも何もしないのではなく、点数が取れないのなら取れないなりに、平常点というものを生かして、ちゃんと授業に出席することや提出物などをしっかり出して30点をもらえるように努力してきました。部活動をしていなかったので、勉強面と生活面で頑張りました。
 生活面では服装をしっかりとし、欠席や遅刻、早退をできるだけしないように気をつけて生活しました。
 指定校推薦やAO入試などで早く決まった人も、勉強面では一般受験の人と差がつかないようにしっかり勉強をして、生活面で推薦取り消しなどならないように、日頃の生活を大切に送っていって欲しいと思います。



 
 
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