SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

早稲田大学
法学部

平成26年3月特別進学コース卒
高崎中出身

在卒懇での先輩方のアドバイスを
日々の学習や推薦対策に活用しました


放課後講習のおかげで
 弱点に向き合えました


 高校入学前の私には大学受験の意識なんて全くありませんでした。しかし、仙台育英に入学してみると1年生の最初の段階から先生方から大学受験を意識するような話を日常的に聞かされたので、公立に通う子よりも大学受験への意識は早いうちからあったと思います。そのおかげで勉強に対し1年生の頃から積極的に取り組むことができたのではないかと思っています。授業が終わったあとの講習にも毎日のように参加していました。講習は私にとって自分の弱点をなくすためのものでした。講習のおかげで自分の弱点にしっかりと向き合えたと思います。何度聞いても呆れながらも丁寧に説明してくれた先生にはとても感謝しています。また、定期テスト期間には友達と一緒に朝の7時には学校に行き、授業が終わった後は8時半まで自習室で勉強していました。今思えば良くやっていたなと思いますが、友達の存在が大きかったと思います。お互いに負けられないと思うことで切磋琢磨していました。

仙台育英の恵まれた環境で
 勉強できてとてもよかったです


 私が指定校推薦での受験資格を得るためにしたことは校内模試と前期の中間テストに向けての対策です。校内模試はマーク型だったので模試の2週間前から毎日センター試験の過去問に取り組んでいました。これは在卒懇で話をされた先輩からいただいたアドバイスでした。先輩の話を聞き指定校推薦のために何をすればいいか全く分かっていなかったのがやるべきことが明確になり実行しました。中間テストに関してはどの教科も万遍なく点数を取らなければいけません。そのために私がしていたことは次の日に勉強する内容をその日にやった勉強の内容を踏まえてメモ帳に書いてから寝るようにしていました。私は先輩やこの方法に助けられ受験資格を得ることができました。
 仙台育英にはお互いを高めあえるクラスメイト、具体的なアドバイスをくださる先輩、しっかりと生徒に向き合ってくれる先生がいて、朝早く、そして夜遅くまで勉強できる環境が整っています。そんな恵まれた場所で勉強できてとてもよかったと思います。大学でも高校で努力してきたことを忘れずに常に努力を続けていきたいです。



 

早稲田大学
商学部

平成26年3月特別進学コース卒
福島 原町第一中出身

一般入試で志望大に合格できる学力を
養ったうえで推薦入試に臨みましょう!


先生に薦められた本がきっかけで
 読書の楽しさを知りました


 私は仙台育英での高校3年間を振り返ると、自分は本の虫であったと思います。
 本をたくさん読むようになったきっかけは一年生の時の、現代文の課外でした。先生が参考図書として薦めてくださった本を何冊か読み、本を読む楽しみを知りました。読み始めた時は、その本は哲学の難しい新書だったので、漢字が読めなかったり、内容がよく理解できなかったりと苦労しましたが、理解できない段落を先生に質問し、解説してもらいながら読んでいくうちに、段々と筆者の主張が理解できるようになり、次第に本を読むことが楽しくなりました。
 歳月を経るごとに、私の読書は次元の高いものになり、重要な文にはマーカーで線を引くようになりました。新書にマーカーで線を引きながら、楽しそうに本を読み進める私を母は苦笑いしながら見ていたのは、私にとって印象的な出来事でしたが、この方法で読書することが私の習慣になりました。
 みなさんにもぜひ、暇な時間に本を読むことをお勧めします。

本番で会った他の受験生は皆
 一般入試対策をしていました


 私は、指定校推薦で早稲田大学に合格しましたが、校内審査に出願する直前まで、指定校推薦制度を利用することは考えていませんでした。あくまでも、一般入試で大学に進学するつもりでした。これは入試の日に知ったことですが、他県の進学校から入試を受けに来た人と話すと、高校3年間の早い段階から指定校推薦を考えていた人はいませんでした。皆、一般入試を受けることを考えていたそうです。後輩のみなさんには、指定校など考えず、一般入試で入学できる学力を養って欲しいと思います。



 

中央大学
商学部 商業・貿易学科

平成26年3月特別進学コース卒
五城中出身

文系・理系の選択で悩んだ1年間で
本当に学びたいことと向き合いました


理系選択後に政治・経済の授業に
 一番興味をもちました


 なかなか志望大学が決まらず、2年生での文系・理系の選択も理系からは文系に行けるからという理由で理系に進みました。志望大学が明確で理系を選んだ人に比べれば、情けない決断だったかもしれませんが、私自身それを後悔してはいません。なぜならば、「自分が本当に学びたいこと」という問題と向き合えた1年間になったからです。
 2年生の授業が始まり、数学V・C、物理など理系の教科も学ぶなかで私が一番興味をもったのは政治・経済の授業でした。デフレや不況という言葉を毎日のように耳にするなかで、「では具体的に何をどうすればこの停滞した状況を抜け出せるのか」ということに関心をもったからです。日常生活においても政治についての知識を深めるために、新聞やニュースを見ることが習慣化しました。

日本企業の「強さ」について
 専門的に学ぼうと決めました


 私は、今の日本に必要なものは「国内産業の力」だと考えました。また、その日本企業の「強さ」は、丁寧で研究熱心であることだと考えました。例えば、ミシュランの星の数は、東京の方が本家パリよりも多いということからも、本家を超えるほど研究を重ね、ひとつひとつ丁寧に取り組むという姿勢を感じることができます。その「強さ」を日本の産業が世界に向けて発信していくことが、不景気を脱却し、さらなる経済成長につながるのではないかと考えました。
 これらをより専門的に学ぶことができる大学に進学したいと考え、3年生では文系クラスに変更しました。進みたい方向は決まったものの、大学が決まらず、担任の先生や大学生の先輩からアドバイスを頂きました。私自身でも、様々な大学の資料請求をして「どの大学で4年間という時間を過ごし、勉強したいか」ということを念頭に置き大学選びをしました。それらを総合し判断して、中央大学商学部を志望しました。仙台育英には中央大学商学部の指定校推薦があり、応募したところ合格することができました。合格できた理由であるかは分かりませんが、私が高校生活で気をつけたことは「欠席」と「定期考査」です。まず「欠席」については日常生活でも体調管理に注意して学校を休むことがないようにしました。次に「定期考査」はなるべく「5段階評定の5」をとれるように計画的に勉強し、予習・復習にも力を入れました。この2つは指定校推薦の応募資格にも関係してくるので指定校推薦を考えている方は気をつけて下さい。後輩の皆さんは自分の夢に向かって突き進んでいって下さい。応援しています。




 

法政大学
キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科

平成26年3月外国語コース卒
石巻中出身

志望大学決定の時に大切なのは
4年間楽しく通えるかということです


留学後にTOEIC780点を取得し
 成果を大学にアピールできました


 私は高校に入学した時、一つだけ決めたことがあります。それは、平均評定4.5をキープするという、とてもシンプルなものでした。高校留学をして、推薦やAOでの大学受験を考えていた私には、評定というものは絶対的に必要だったからです。いい評定をキープするために、テスト前は必死で勉強し、時には4時間以上机に向かっていることもありました。そのおかげで、平均評定は4.5を超え、大学受験時に大きなアドバンテージとなってくれました。
 さらに、私は留学経験の成果をより効果的に大学側にアピールするためにTOEIC730点以上を帰国後の目標とし、留学中も日本から持参した教材を使って勉強しました。そして、帰国後、TOEIC780点を取得することができました。資格を取得することによって、受験できる大学の選択肢が増え、いろいろな大学の中から自分に合った大学を選ぶことができました。

両親や先生と進路を話し合うときは
 意見をしっかり持ちましょう


 受験大学を決める際、私は5校以上の大学を見に行きました。その中で法政大学に決めたのは、いちばん自分の雰囲気に合っていたからでした。大学を決めるときに大事なのは、その大学のレベルではなく、その大学に4年間楽しく通えるかということだと私は考えます。
 だから、これから大学受験に挑むみなさんには、偏差値やネームバリューにとらわれず、自分にあった学校を選んでほしいです。先生や親と意見がぶつかることもあるかもしれません。しかし、大学に通うのも、受験するのもあなたですから、自分の意見をしっかりと持って話し合うことが大切です。
 大学受験は、高校3年間の積み重ねが大きく影響します。志望大学に合格するためにも、1年生の頃から大学受験を意識して、悔いのない時間を過ごしてください。




 

東京理科大学
理学部 応用化学科

平成26年3月特別進学コース卒
東華中出身

苦手教科を得意教科でカバーし
出願条件を満たすことができました


二次試験対策と授業の予復習は
 校内模試にも十分通じます


 高2の2月ぐらいに指定校推薦で東京理科大学に行くことを決めました。なぜなら私の学びたい分野の研究を行っている数少ない大学の一つであり、私の第一志望大学だからです。
 指定校推薦の受験資格を得るために取り組んできたことは出願条件を満たすことです。私は英語が苦手で定期考査では毎回酷い点数でした。勉強しても成績が伸びず足を引っ張っていました。だから私は英語を現状維持か緩やかな向上を目標にし、数学と理科に多く時間を割きました。数学は得意分野と不得意分野で差が激しかったが、なるべく標準より上のレベルを維持しました。理科は元々得意教科だったこともあり、高水準を維持することは簡単でした。このように苦手教科を得意教科でカバーしたことで、出願条件を満たすことができました。
 校内模試の対策は特にしませんでした。国立2次の勉強と授業の予習復習をしていたので日頃の勉強が対策をしているようなものでした。

東大選抜クラスに戻る努力が
 合格につながりました


 私が仙台育英に入った時、ナンバースクールの受験の失敗から立ち直れず失意の状態で高1の生活を過ごしました。しかし、高2になった時に東大選抜クラスから落とされました。この時、私は意気消沈状態の自分を再び奮い立たせ、3年次に再び東大選抜クラスに舞い戻るため、得意分野を伸ばし不得意分野をなくすようにしました。また、授業に集中することで自学時の効率が向上しました。そして課外講習を利用することでさらなる学力向上をはかりました。しかし、東大選抜クラスに戻ることはできませんでした。でも、今まで積み重ねてきたものが私の進路の選択肢に指定校推薦を加えることを可能にし、指定校推薦の受験資格を得ることにも繋がったと思います。
 最後になりましたが、担任の本田先生はじめ、自己推薦文指導の先生や面接指導の先生など多くの先生方のサポートのおかげで内定をもらうことができました。本当に感謝しています。
 実力主義の東京理科大学での授業についていくためにも、残りの学校生活を気を抜かず多くの知識の吸収や苦手分野の克服を最優先にして送って行くことが大切だと思います。





 

東京理科大学
理工学部 電気電子情報工学科

平成26年3月特別進学コース卒
八軒中出身

指定校推薦を目指すライバルと
7月の校内模試で差をつけましょう!


普段の勉強は一番近い模試に
 標準を合わせて取り組みました


 1年生の1学期の中間考査の前から2年生の冬まで、東京理科大学の指定校推薦で入りたいと思っていました。しかし、2年生から1組に入り、私は1年生の時に比べて授業の質の高さ、クラスの人の受験に対する意識の高さを感じ、一般試験で行こうか指定校推薦行こうか考えるようになりました。正直、3年生の9月まで悩みましたが、成績の伸び悩みと初めに指定校で入ろうと考えていたという理由から最終的に決めました。そして、再募集で校内審査を通過し、合格することができました。
 指定校推薦やAO入試で一番大切なのは評定です。一般入試を考えている人はあまり気にならないとは思いますが、もし推薦を考えているなら、自分の行きたい大学で必要とされる基準はどのくらいなのか把握する必要があります。基準を満たさなかったら絶対その大学には推薦ではいけません。東京理科大学の条件は英・数・理の平均4.0以上と全ての平均4.0以上でした。その基準を超えるのは当たり前ですが、私は全部5を取れるように定期考査に臨みました。また普段の勉強は一番近い模試に標準を合わせてやっていました。定期考査対策だけでは力は絶対付きません。模試で良い点数が取れたら自分への自信となり、勉強があまり苦に感じなくなります。私はそうでした。

推薦・一般の関係無しに
 基礎固めが一番大切です


 もう一つ推薦で必要なのは、7月にある校内模試の結果です。当たり前ですが、上位の大学を目指す人の評定はあまり大差ありません。私の友達は評定の基準を超えていましたが、他のライバルに点数で負け、指定校推薦をあきらめました。上位の大学ほど7月の校内模試の点数で決まるそうです。シビアな世界ですね。私は多少対策はしましたが英語でやらかしてしまいました。文系の人なら国、英、理系の人なら数、英の対策は絶対にしてください。
 最後に、推薦、一般の関係なしに、勉強において、一番大切なことは基礎固めです。この3年間基礎をしっかり固めれば、どこの大学にでも対応できると思います。基礎固めを大切にしてください。
 一人でも多くの後輩が自分の第一志望に合格できることを陰ながら応援しています。仲間とともに頑張れ(息抜きも忘れずに)!!



 

東京理科大学
経営学部 経営学科

平成26年3月特別進学コース卒
登米 中田
中出身

推薦入試受験を決めても一般入試に
臨む気持ちで勉学に励みましょう


校内選考を通るために高校生活という
 長いスパンでの努力が必要です


 指定校推薦は、仙台育英の魅力の一つです。しかし、指定校推薦の受験資格を得るためには校内選考を通らなければならず、様々な努力が高校生活という長いスパンで必要とされます。
 まず、志望大学を早く決めることが大事となります。私は級友たちよりも決めるのが遅かった方ですが、日々の勉学や社会情勢の中で関心ある事柄を見つけ志望大学を決めました。その大学を調べると仙台育英に指定校推薦枠があることを知りました。
 指定校推薦の受験資格を得るためには内申だけが大切だと思われがちですが、学習成績が重要です。定期考査で結果を出すことは当たり前ですが、校内や予備校の模試でも力を出すことが大事です。指定校推薦を利用すると決めても一般試験で臨む気持ちで勉学に励んでいく意気がないと校内選考も通らないでしょう。
 また、志望大学を決めたら、なぜ行きたいのか、大学で何を学びたいのか、大学卒業後は何をしたいのかなどを日頃から考え、志望大学に行きたい気持ちを強く持つべきだと思います。そのことにより志望動機が明確になり自己推薦書を書く際も力になります。

将来への努力を怠らないことが
 大事で、それが全てです


 正直、私は高校はどんな学校でもあまり変わらないと思いますが、大学は違います。学ぶ分野がとても細かいですし、進む大学によって自分の将来が決まると言っても過言ではありません。自分が望む将来のために、志望大学に進むために高校生活はとても重要な3年間です。3年間は本当にあっという間で、気を抜いている暇などありません。自分の志望する大学に向けて努力を怠らないことが大事で、それが全てです。



 

東京都市大学
工学部 機械工学科

平成26年3月特別進学コース卒
東向陽台中出身

「ローマは1日にしてならず」
勉強は日頃の積み重ねです


毎日自習室を利用したり
 先生方に質問することで苦手を克服


 私が東京都市大学を志望したのは、航空分野に興味があったからです。指定校推薦を選んだ理由というと、国公立大学を当初目指していた私の成績が意外にも振るわなかったことと、自分の目的の学科が東京都市大学にあったためです。私は指定校推薦はチャンスだと思い挑戦しようと考えました。
 私が指定校推薦を受験する際に特に気をつけた点が2点あります。1点目は、日々の勉強を欠かさず行うことです。私は、2年生の面談時に、国公立大学入学のために最低5時間の勉強が毎日必要と担任の先生に聞きました。その後、毎日欠かさず放課後に自習室を利用し、勉強を行い苦手な科目を減らせるよう努力しました。また、先生方に質問し自分の不得意な部分を減らしていくことも大切でした。つまずいた点をしっかり見直すこと、物事を着実にこなすことで、結果が結びついてくると思います。2点目は、計画性を持った行動をすることです。推薦入試の勉強と定期試験の勉強の両立は非常に重要となってきます。私は、勉強の両立が上手に出来なかったため、後輩の皆さんにはこの点に注意してほしいです。

面接で予想外の質問をされるので
 オープンキャンパスには参加しましょう


 さらに、指定校推薦の場合、評定平均値が基準以上である必要があります。私は、毎日電車で通学していたので、乗車中の時間を利用して単語帳を暗記するなど、有効に時間を使うことを心がけました。そして推薦入試には面接がつきものです。私の失敗に、大学のオープンキャンパスに参加しなかった点があります。面接時に、参加の有無を尋ねられる場合があるので、皆さんはオープンキャンパスに参加することをおすすめします。また、面接本番では予想外の質問をされる場合があります。その際は、落ちついて冷静に自信を持って対応しましょう。「ローマは1日にしてならず」、勉強は日頃の積み重ねで身についてくるものです。あきらめず、忍耐強く学習し、学習評価を上げるため、毎日評定を下げないように学校生活を規律正しく過ごしていくことが肝心です。後輩の皆さん。有意義な学習を行い楽しい高校生活を過ごしていってください。最後に、受験をサポートしてくださった仙台育英の先生方、本当にありがとうございました。



 

東京都市大学
知識工学部 情報科学科

平成26年3月英進進学コース II 類・現情報科学コース卒
高崎中出身

先生の心強い言葉のおかげで
自信を持つことができました


授業と自分なりの勉強法で
 情報処理検定1級に合格!


 合格するまでは、正直あまり自信が持てる性格ではありませんでした。しかし合格したことによって、少し慎重になりながらも何が正しいかを考え、自信を持って行動できるようになりました。
 私は資格や面接の練習において一貫して行ってきたことは、確かな根拠をもって、自分の意志で行動することでした。入試で評価されるのは当然自分自身ですから、精一杯の自分自身を見せたかったのです。これだけは、どんなに自信が持てなくて怖くても貫いてきました。
 私は、漠然とですが、エンジニアになるという目標を掲げて英進進学 II 類の門をくぐりました。日本語ワープロ検定、情報処理検定を授業で行いました。情報処理検定では1級を取得することができました。この中で特に心がけたことは、一つひとつの内容をきちんと理解することです。授業をしっかり受けることはもちろん、自分から理解を深めようとしないと合格はできません。私はインターネットや、家のソフトを使って「知り、やってみて、また知る」ことを繰り返し、合格することができました。その年の情報処理検定1級合格者は3年生で私を含めて2人だけでした。

内気な人でもその人なりの
 やり方は必ずあります


 面接では、先生に大変心強い言葉をかけていただいて、大変励みになりました。「あなたがアドリブで言ったことは他と比べてすごく伝わりやすい」。私は相手の顔色をうかがい、どんな言葉を使えば失礼がないかとオドオドしていました。アドリブとは、変に飾らない、ありのままの自分を映すものです。それを「それでいい」と言っていただいてとても強い自信を持つことができました。
 面接本番では、緊張のあまり私特有のどもりが出てしまい対話がスムーズにいかないときもありました。しかし、聞かれたことにはしっかりと答えられ、今年優勝した球団の話をする程の余裕を持って終了しました。
 私のように、内気で気が強くない人は他にもいるはずです。でも大丈夫。そんな人にはその人なりのやり方が必ずあります。構えず飾らない。こんなふうにけっこう身近にあるものなのです。常識にとらわれず(もちろん外れすぎてはダメですよ)自分に合ったやり方を探してみてください。




 

東洋大学
国際地域学部 国際観光学科

平成26年3月外国語コース卒
利府中出身

志望大が決まっていない1・2年生の時も
部活動と勉強の両立を常に心がけていました


洋書や1・2年の復習など
 英語に触れる時間を増やしました


 私は指定校推薦で東洋大学国際地域学部国際観光学科に合格しました。指定校推薦を受けるためには、英語の評定が4.5以上、英検2級の資格を得ていることだったので、英語の学習には特に力を入れてきました。英検2級は3年生の6月の試験で受からなければならなかったので、毎日必死に勉強しました。当時は部活動もしていたので、勉強時間を確保することは容易ではありませんでしたが、一生懸命勉強し、英検2級に合格することができました。それからは学校の授業以外にも洋書を読んだり、1・2年生の時に学習したテキストをもう一度やるなど、英語に関わっている時間を増やすことに専念しました。
 1・2年生の時には志望大学がはっきり決まっていなかったので、行ける大学の幅が広がるように部活動と勉強の両立は常に心がけていました。学校のボランティア活動にも積極的に取り組みました。また、少しでも興味をもった大学のオープンキャンパスに行き、大学の先生や在学生の人達の話をできるだけ多く聞くようにしていました。最終的に第一志望大学を決めたのは3年生の6月くらいだったのですが、1・2年生の時に成績を残していたので、困ることはありませんでした。ですから、第一志望大学が決まっていないなら、どの大学にでも行けるように学校の勉強はきちんとしていた方がいいと思います。資格もできるだけ多くもっていた方がいいと思います。第一志望大学に合格できるように頑張ってください。



 

駒澤大学
法学部 法律学科

平成26年3月特別進学コース卒
松島中出身

仙台育英は先輩方のおかげで
指定校推薦のチャンスが豊富です


1・2年次の間に少々のことでは
 欠席しない方が3年次に有利です


 私は仙台育英に入って、1年生の時に気をつけていたのはできるだけ欠席をしないようにすることです。指定校推薦を使う場合、評定と校内模試の順位が大事ですが、いかにこの2つが良くとも、各大学が設定した欠席日数を超えた場合、指定校推薦は使えません。私は1年生のときは少々のかぜや体調不良では学校を休むことはありませんでしたが、2年生のときに7回休んでしまい、これを書いている時点で3年生のときは2回休んでしまっています。実際に欠席が1日多かったという理由で指定校推薦を使えなかったという話を聞いたので、少々のことで休むことはしない方が3年生のときに有利だと思います。

高校生活において自己推薦文に
 書ける話題を持っておきましょう


 指定校推薦は校内審査で、自己推薦文を提出します。書くときに特に思ったのは高校生活で自分が何をしたか書けるような話題を持っておくことです。部活動をしていた人はそれを書けばいいですし、部活動をしていなかった人は生徒会や入試補助員などをやっておいた方が自分のことをアピールする事に困らないと思います。また当然ですが考査は頑張っておいた方が3年生のときに有利ですし、学校側も評定が高ければ高いほど推薦しやすいので1回も考査では手を抜かずに頑張ってみてください。必ず3年生のときに頑張って良かったと思うはずなので。学校の指定校推薦の説明会によれば、評定は4.3以上が望ましいとのことで、当然レベルが高い大学はこれより高い方がいいです。指定校推薦を使うにあたって言われたことは学校の代表として選ばれるので、それにふさわしいようにするとのことでした。特に身だしなみは先生に注意されないように普段から気をつけてください。仙台育英は今までの先輩方のおかげで指定校の枠がたくさんあります。たくさんの選択肢があるからこそパンフレットを取り寄せて行きたいと思った大学を調べてみてください。その大学について興味を持ったなら必ずパンフレットを取り寄せてください。私が指定校推薦についてやっておいた方がいいと思うのはこんなことです。皆さんも自分の志望する大学に合格できるよう頑張って下さい。



 

学習院大学
文学部 史学科

平成26年3月特別進学コース卒
仙台第一中出身

推薦入試を目指していても
一般受験するつもりで勉強しましょう


評定や外部模試の成績を
 評価していただきました


 指定校推薦を合格するには一定の条件を満たさなければなりません。私の体験からすると条件は大きく分けて3つありました。
 1つ目は評定です。私は1年生の時から推薦を意識して定期テストに取り組みました。定期テストは授業で解いた問題や先生の配布するプリントを活用することをおすすめします。私は配布されたプリントを中心に学習して分からない箇所は教科書ですぐ調べるという流れで勉強しました。定期テストは基礎が大部分を占めているので、高得点を取って自信をつけて下さい。また、定期テストの成績は評定に等しいと言っても過言ではありません。継続的に良い評定を取れるように努力することが大切です。
 2つ目は校内模試で高順位を取ることです。校内模試は学習の状態がはっきり出ます。さらに記述力が試されるため、実力を把握できる良い機会になります。そして3年生の7月の校内模試は推薦に関係がある大事な模試です。私はとても緊張して実力を十分に発揮できませんでした。しかし、評定や外部模試の成績を評価してもらい、合格することができました。7月の校内模試だけ頑張るのではなく、外部模試も1年生の時から真剣に取り組んで下さい。
 3つ目は生活態度や学習態度です。校則に反する行為や態度は厳禁です。遅刻や欠席も当然少ない方が良いです。生活の乱れは学習面に影響するので、規則正しい生活をするように心がけて下さい。また、学習態度については、授業に集中することが大切です。同じ授業は二度とないと意識することで、授業に集中しやすくなると思います。

一般入試に挑戦する友達は
 刺激を与えてくれる存在でした


 推薦を意識して勉強することは勉強をしないことと比べて良いことです。しかし、私は一般入試で受験する可能性があると感じて勉強することの方が重要だと思います。つまり外部模試で高得点を取れる実力をつけて下さい。その際、良い刺激を与えてくれる存在は友達です。模試で得点を競ったり、休み時間に1問1答することで自然とやる気も出てきます。そして、仮に自分が推薦入試で一般入試で受験する友達よりも早く合格したら、友達と今まで通り一緒に勉強することが重要です。自分だけ合格したからと勉強をおろそかにすることは友達に対して失礼だと感じるはずです。また、推薦合格者に対して課題の出る大学があるので、合格後も気を緩めず努力しましょう。皆さんの第一志望大学への合格を祈っております。



 

獨協大学
法学部 法律学科

平成26年3月特別進学コース卒
台原中出身

3年間の経験と学んだことは
大きな財産になりました


目標設定の重要性と大切さを
 合格して改めて実感しました


 大学進学を目指したきっかけは、部活動を続けながら大学進学に向けて勉強するという目標を仙台育英に入学した当初から持っていたからです。合格した今になって、改めて目標設定の重要性と大切さを実感しました。また、数ある受験方法の中でも指定校推薦での受験を希望したのは、仙台育英が全国でも有数の指定校推薦枠を持った高校であり、その中に私の目標とする大学があったので、目標の大学に合格したいという強い思いから、より合格確率の高い受験方法として指定校推薦の受験を選択しました。指定校推薦を受けるにあたって、評定平均値と校内模試の結果、自己推薦文の作成が重要になります。私はどれもかなり苦労しましたが、特に部活動を続けながら評定を上げることが大変でした。しかし、日々の授業を集中して聞き、翌日の予習とその日の授業の復習を欠かさず行うことで、評定平均値を徐々に上げ、目標の評定に達することができました。校内模試は日ごろの勉強に加えて学校の授業で、夏休み後の校内模試に向けての対策が行われたので、その点では十分な準備ができ、万全の状態で試験に臨むことができました。

自己推薦文の作成は自らを
 見つめなおす良い機会です


 自己推薦文の作成では、自己推薦文を書くことによって自らを見つめなおす良い機会になりました。自分は3年間の高校生活で何をしてきたのかが明らかになり、これからの大学生活で何をしてきたいのかが鮮明に見通すことができるようになりました。高校生活の中で最も自分のためになったと思うのは、サッカー部に所属して自分の身だしなみを整えることや、あいさつ、生活態度を見なおすことができたということです。これは大学入試ではもちろんのこと、将来、社会に出たときに必要になってくることなので、この3年間で経験できたということは大きな財産となったと思います。私がこの3年間で経験し学んだことは一つも無駄になっていないと自信を持って言うことができるので、一日一日の生活を大切にしていくことで、大学受験やさらにその先で役に立ってくると思います。



 

獨協大学
国際教養学部 言語文化学科

平成26年3月外国語コース卒
バングラデシュ インターナショナルスクール ダッカ出身

家族や先生方、友達に支えられて
充実した高校生活になりました


先生方の丁寧なご指導のおかげで
 編入学後も授業についていけました


 中学から4年間バングラデシュのインターナショナルスクールに通っていました。高校には2年生から編入してきました。最初は授業についていくのが大変でしたが、放課後に先生にお願いして個別指導を受けたりもしました。先生方はとても優しく、丁寧に教えてくださったので、周りに劣ることなく授業を受けることが出来ました。
 私が進路について真剣に考え始めたのは2年生の終わり頃でした。進路相談の時に獨協大学国際教養学部言語文化学科を紹介していただき、興味を持つようになりました。オープンキャンパスに参加した際、先輩の話を聞いて、ますます獨協大学で勉強したいという思いが強くなりました。海外での経験から、異文化や生活習慣の違いなどについて興味があり、獨協大学ではこれらを深く研究していくことができると思ったので指定校推薦を目指しました。

良い友達に恵まれ毎日楽しく
 高校生活を送ることができました


 高校3年になってからは、特に得意だった英語に力を入れました。英語検定も2級を取得し、TOEICも710点をとる事ができました。他の教科に関しては、定期考査で良い評価を得るために、2週間前からノートまとめを始めて、1週間前には毎日朝早くから放課後まで、時間が許すかぎり勉強しました。高校に入ったら、バイトをして友達とも遊びたいと思うでしょう。しかし、ただ漠然と日々を過ごすのではなく、目標を持って大学進学に向けて頑張ってほしいです。
 勉強に関してのアドバイスは、毎日の授業をしっかり受け、理解することだと思います。そして、在学中には英語検定やTOEICなどに挑戦すると良いと思います。何事にも努力を怠らず、しっかり勉強していくと、必ず良い結果が出ると思います。他にも高校3年間の間に良い友達との出会いがあると思います。私も、良い友達に恵まれ毎日楽しい日々を過ごすことが出来ました。
 仙台育英での2年間はとても充実していました。ハワイ研修や日本伝統文化の授業、留学生との交流などは貴重な体験となりました。このような充実した高校生活を送ることができたのは、支えてくださった家族や先生方、そして共に過ごしてきた友達のおかげだと思っています。将来は自分も支える側の人間になれるように日々努力していこうと思います。本当にありがとうございました。後輩のみなさんが有意義な高校生活を過ごすことを願っています。



 

成城大学
法学部 法律学科

平成26年3月特別進学コース卒
西多賀中出身

1年次の学習を受験勉強と思い
必死に取り組みましょう


2年生になり1年次に授業の予復習を
 行っていなかったことを後悔しました


 1年生の時私は正直中学受験の反動で全くいといっていいほど勉強をしませんでした。そのため定期テストの順位はどんどん下がっていってしまいました。ここでみなさんに覚えてほしいことは、何を始めるにしても1年目が最も重要であるということです。1年生の時に勉強をさぼってしまうと2年生の授業は理解できなくなってしまいます。だから1年目の勉強を受験勉強だと思って必死にやってください。
 2年生になって私は少し危機感を感じて勉強を始めました。当たり前のことなのですが、授業に集中し、家に帰って復習をするようにしました。すると定期テストでは良い点数を取れるようになりました。しかし模試では思うように点数は上がりませんでした。そこで私は授業の復習と同時に模試の勉強を始めました。1年生の勉強から始めましたが、いざやってみると理解するにしても苦労しました。ここで私は1年生の時の勉強の重要さを実感することになりました。1年生の時から授業をよく聞いて、予習と復習をきちんとしていたら、模試の勉強ももっとスムーズに進んだのにと思ったのを覚えています。ただ英単語の学習は躓くことなく進みました。私は100語を1週間で覚える学習方法を選びました。教材はZ会の速読英単語を使いました。速読英単語は大体1900語ありますから、4ヵ月で全部終わることになります。ここで私の英単語学習の方法を紹介したいと思います。1日目は、付属のCDで英単語を聞いて発音しながら書いて覚えます。2日目は音声を聞いて、単語の意味とスペルが思い浮かぶかを確認します。思い浮かばなかったものはもう一度書いて覚えます。3日目は音声を聞いて、実際に単語と意味を書いてみます。4日目、5日目、6日目はこれを繰り返します。7日目は前の週の単語を復習します。この方法は単語の発音、スペル、意味を確実に覚えることができるのでぜひためしてみてください。

なぜこの大学を選んだのか
 真剣に考えておきましょう


 3年生になっても、2年生の時と同じように勉強しました。その結果7月1日の第1回校内模試では良い順位を取ることができました。私は2年生の頃から校内模試で良い順位だったら、指定校推薦をつかうつもりだったので、指定校推薦で大学に行くことを決心しました。ここで指定校推薦を使おうと思っている人たちにどういうことをしたら良いかについて書きたいと思います。まずは自分の行きたい大学が指定校推薦の枠にあるか確認すること。次にその大学の出願条件を満たしているかどうか。例えば評定平均4.0以上、英検準2級以上を取得していることなど。また2000字程度の志望理由書を提出しなければなりません。これはなかなか時間がかかるので、なるべく早くから準備をしておくべきです。そして校内選考を通ったら大学から送られてくる書類に必要事項を記入します。そして大学に試験を受けに行きます。試験内容は大学毎に異なりますが、主に面接と小論文です。面接でも志望理由書は定番なので、なぜ他大学でなくその大学なのかを志望理由書に書くときから真剣に考えておくべきです。これらを通過して大学への入学が認められます。
 一般入試でいく人はもちろん、推薦入試を使う人も、1年生から勉強しておいた方が絶対に後々後悔しないと思います。勉強をする上で一番大切なことはまずやってみることだと思います。みなさんも志望大学合格により近づくため今日から勉強を始めてください。



 

日本女子大学
文学部 英文学科

平成26年3月外国語コース卒
七ケ浜中出身

評定が良いほど選べる大学の選択肢が
広がることを意識しておきましょう


1年生から担任の先生のご指導で
 気を抜かず学校生活を送りました


 私は1年生の時から指定校推薦で大学へ進学することを目標としてきました。大学では語学を専門的に学びたいと考えていたので、特に英語や第2外国語であるスペイン語などには力を入れ、資格取得やTOEICを受けるなど積極的にチャレンジしてきました。
 私は大学進学をすることを目標としていましたが、1,2年生の時は具体的にどこの大学へ入学したいか、また県内に進学をするのか県外へ進学するのかも決まっておらず漠然としていました。しかし、入学後すぐに担任の先生や卒業した先輩方から大学進学についてお話を聞ける機会をいただき、進学に関しての様々な情報を得ることができたので、漠然とはしていましたが目標を持ち、学校生活を送ることができたのだと思います。指定校推薦を目指す場合は、評定だけでなく生活態度また出席日数なども関係するということも言われており、そのようなことにも気を抜かず3年間取り組んできたので、指定校推薦内定をいただけたのではないかなと思います。
 私が日本女子大学文学部英文学科への推薦を希望したのは3年生の夏休みギリギリくらいでした。しかし、このような場合でもどこの大学へ進学したいか選択肢の幅が広かったことは、1年生の時から担任の先生から定期考査や生活態度について厳しく言われてきていたので、常に気をぬかず学校生活を送ることができたからです。
 学校によって設けている評定値はそれぞれ違いますが、自分の評定が良ければ選べる大学の選択肢は広がると思います。そのためにも指定校推薦を希望しているみなさんは、常日頃から意識しながら学校生活を送ってみるといいのではないかと思います。



 

明治学院大学
文学部 英文学科

平成26年3月外国語コース卒
七北田中出身

英検2級などできるだけ多くの資格を
取得するよう努力しました


小論文練習を何回もくり返すうちに
 構造が分かるようになりました


 この大学を目指すにあたって努力したことは、より多くの資格をとることです。まず、どの大学でも英検2級が必要なので英検2級はとるようにし、TOEICやTOEFLも500点以上取るようにしました。その他には基本的なことながら、テストで赤点をとらないようにすることや生活態度を乱さないことなどです。3年生になってから勉強時間を増やし、休日も勉強に励みました。私はもしもの場合を考えて、英文科のAO入試を受けようと考えていました。そこでは、英語の小論文が試験科目となっていたので、まず私は日本語の小論対策をしました。小論文は何回もやらないと習得できないので時間が許すかぎり何回もくり返しやりました。そうするとだんだん構造が分かってきて、自分自身も問題を解くのが楽になりました。慣れてきてから英語の小論対策をしました。小論文は必ずやっていて損はしないと思うのでやっておくことをおすすめします。
 部活も重要なことの一つで、3年間やっているといろいろな経験をします。その経験を生かせるようにしていければと思います。
 高校生活の3年間は今しかないので、今を思う存分楽しんで、勉強することも忘れなければいいと思います。また、自分の行きたい大学がなかなか決まらない時は、自分のやりたいことは何なのか、学びたい科目は何なのかを決めて、最終的には家族や先生に相談するのがいいと思います。



 

明治学院大学
経済学部 経済学科

平成26年3月特別進学コース卒
北仙台中出身

勉強と部活の両立は難しかったですが
部活で培った集中力を勉強に活かしました


色々な大学のオープンキャンパスで
 模擬授業を受講して進路を決めました


 体験記として、進路の決定、受験方法の選択、高校での過ごし方の3つについて述べたいと思います。
 大学進学を目指すに当たり、まずどんな学部へ進学するかを考えました。まだ将来の職業まで決めていなかったので、1年生のうちから色々な大学のオープンキャンパスへ行き、模擬授業を聞いて自分が最も学びたいと思う分野を探しました。多数の大学の模擬授業を聞いて、私は経済分野に興味を持ちました。また大学選びではオープンキャンパスの他に、大学に資料請求をすることが大事だと思います。私は模擬授業で志望学部を決め、オープンキャンパスや大学のパンフレットを見比べ志望大学を決めました。大学では基本的に4年間1つの分野を徹底的に学ぶので、興味のある学部に進学することが卒業後の就職に向けても重要なことだと考えます。
 受験方法については初め、一般受験を考えていました。しかし、志望大学の経済学部の推薦枠が仙台育英にあることを聞き、推薦のチャンスに挑戦することにしました。仙台育英にはどんな大学の推薦枠が設けられているかということを早めに調べておくと、早く準備をすることができると思います。推薦受験には3年間の評定が大きく関わってきます。定期考査や模擬試験で常に高得点を目指すことが重要です。後から、評定が足りなくて第一志望の推薦を受けることが出来ないということにならないためにも、コツコツと勉強をしていくことが大切だと思います。


自分の将来像を思い描き
 その実現のために頑張りました


 私は、勉強の他に生徒会執行部での活動を頑張ってきました。苦労したこともありましたが、部活動をしていることで充実した高校生活を送ることが出来、推薦入試でそれもアピールするすることも出来ます。勉強と部活の両立は難しいことですが、部活で培った集中力を勉強に活かす等、両立をすることによって相互に良い影響を与えることが出来ます。
 最後に、私は高校生活の中で自分の将来像を思い描くことがとても大切だと考えます。私は、学びたいことを自由に学んでいる大学生、バリバリ働いて仕事をこなす社会人に憧れ、目標としています。私はそのような自分を思い描きながら高校生活を過ごして来ました。これから入学する新入生、現在通っている在校生の皆さんもぜひ将来の自分の姿を思い描きその実現のために頑張ってください。



 

國學院大学
文学部 史学科

平成26年3月特別進学コース卒
富沢中出身

校内選考通過後も気を抜かず
自分の力を過信しないよう心掛けました


模試で好成績だったことを機に
 大学受験と向き合いました


 最初は指定校推薦など考えておらず、推薦入試を目指して努力を始めたのは高校3年生になってからでした。それまでは、一般受験を目標に頑張ろうと口では言っていても、その言葉と裏腹に勉強しようとせず、自分のやりたいことだけを毎日ぼんやりとやる日々でした。学習が習慣化したのは3年生になってから一番最初に実施された全統模試がきっかけです。模試では、いつも以上に点数を取ることができ、自分でもやればできるということを感じました。偶然の出来事でしたが、勉強しなければいけないと心から思い、大学受験と正面から向かい合うようになりました。
 推薦入試を考えたのは、夏休み前に行われた校内模試の結果からでした。しだいに勉強する習慣が身につき、校内模試では比較的良い順位をとれました。そのため、推薦入試を勧められ、私自身もチャンスがあるなら挑戦してみようと決意を固めました。

目標に精一杯力を注げば
 おのずと結果はついてきます


 しかし、推薦が決まったあとも、私は自分の生活をくずしたくはなく、特に好きだった歴史の勉強は毎日続けました。私がそれからの数ヵ月間、意識した点は3つあります。
 1つは好きな教科こそ精一杯やるということです。私は歴史が好きだったので、他のどの教科よりも長い時間勉強できました。好きな教科があれば、それは自身にあっている分野であり、興味のある分野です。せっかく伸ばせる場所が見えているのに、そこでやらないのはもったいないと思います。欠点ばかり確かめず、良いところをたくさん見つけてください。
 2つ目は、他人のアドバイスを柔軟に聞き入れるということです。ふりかえると、私は他の人の言ったことにあまり耳を貸そうとせず、直すべきところを改善できていませんでした。周囲の人は、自分では見えていないことも、的確に指摘するか、良い方法につながるヒントもくれます。頑なな態度をとらず、自分の姿勢を変えようと試み続けることで、思いがけない自分の一面を形づくることができるかもしれません。
 3つ目は、自分の力を過信しないことです。なぜなら、受験は自分自身との戦いだからです。自分を高く見積もったことで、努力を怠れば、それだけ伸び代を奪っていることになります。たとえ受験をどんな形で控えていようと、気を抜かないことが大切だと思います。
 ただ意識することは沢山あっても、一番大切なのは意気込みだと思います。自分で必要だと感じた目標に精一杯力を注げば、おのずと良い結果がついてきます。私自身も、現在努力し続けている人達やこれから頑張ろうと思っている人達に負けないよう、また精進していこうと思います。



 

玉川大学
文学部 比較文化学科

平成26年3月外国語コース卒
松山中出身

勉強と遊びのメリハリをつけて
友達と切磋琢磨し合いましょう


一日でも疎かにしないよう
 勉学に励みました


 私は高校入学当初から,漠然とではありますが、大学進学を考えていました。したがって、1年生のうちから仙台育英の入試制度などを調べていました。その時に、推薦制度がとても充実であるということを知り、指定校推薦で大学受験をしようと決めました。しかし指定校推薦で受験をするといっても、成績と生活態度、どちらも良くなければいけません。ですから私は一日でも疎かにしないように、常に自分らしさをモットーに勉学に励みました。また部活動は、茶道部とILCに所属し、両立しながら学校生活を送りました。
 また私は、1年生の夏から、興味がある大学や学部を調べて、オープンキャンパスなどに参加しました。学校や在校生の方々の雰囲気や模擬授業を通じて、自分にあってるかどうかを実際に、自分で体感しました。それゆえに、私は2年生から志望大学を玉川大学文学部比較文化学科に決め、より一層努力しました。

英単語は映画や洋楽に触れ
 楽しく覚えるようにしました


 私が志望大学合格に向けて努力したことは、資格を得ることです。とくに私は、外国語コースに所属しており、また志望大学の学科も英語系ですので、英検やTOEICの勉強に励みました。英検やTOEICには、もちろんですが英単語を覚えることが必須です。私は、友達と授業で習った単語を復習したり、また映画鑑賞や洋楽を聴いたりしながら、とにかく楽しく覚えるようにしました。毎日少しの時間で良いので、コツコツ学ぶことが大切だと思います。
 高校生活は一度しかないので、悔いのない素敵な学校生活を送ってほしいです。勉強も大事ですが、人間関係を築くことも大事です。勉強と遊びのメリハリをしっかりとつけて、友達と切磋琢磨し合うことが、自分のためにも、友達のためにもなると思います。高校3年間の積み重ねが大切です。何事にも積極的に行動して、どんどんチャレンジしてください。努力は、必ず報われるので、自分を信じて最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。



 

東京薬科大学
生命科学部 分子生命科学科

平成26年3月特別進学コース卒
一関中出身

先生との面談で自分と向き合い
進路を決定できました


自分を認めてくれる人と出会い
 原点に戻ることができました


 小学校3年生の頃から変わらない夢を抱き続けてきました。中学生の頃までは、なんとなく夢を抱き、高校生になると本気で叶えたい目標に変わっていました。しかし、高校生活は決して楽なものではありませんでした。辛い時に、逃げるための口実を考えたことがありました。その時の私は、できないことが怖くて、自分の弱さを認めたくなかったからだと思います。しかし逃げることで、さらに自分を苦しめていることに気づきました、そこで私は、同じ道を歩んできた先生に話をしました。恩師が私に告げた言葉、「よく頑張ったな、辛かっただろう。今という時間は今しかないから、前を向いてこれから頑張ればいいよ。誰が自分を信じてあげるのか? 自分だろう。一緒に考えたいから、いつでも話に来なよ。いつでも聞くから。君なら大丈夫、できる」。私は、先生との面談で原点に戻ることができ、指定校推薦を決断するきっかけとなりました。人を変えるには人の力が必要であり、自分のことを認めてくれる存在が必要だと思いました。

時間は自分の最大の資産、
 悔いの残らない高校生活を!


 私が高校3年間で学んだことは、自分の最大の敵は自分自身であり、努力するのも諦めるのも自分次第であるということです。たとえ結果がでなくても、自分の信念を貫き、努力し続けることに意義があると思います。時間は、自分にとって最大の資産です。自分で決断したことに責任を持ち、大学でもさらに勉学に励んでいきたいと思います。後輩の皆さんも、仙台育英で素晴らしい先生方や、同じ志を持つ仲間との時間や出会いを大切にし、悔いの残らない高校生活を送ってください。心より応援しています。



 

大東文化大学
外国語学部 英語学科

平成26年3月外国語コース卒
向陽台中出身

ゆっくり自分と向き合ってみると
進路決定に向け頭を整理できます


英語圏と欧州圏の両方の文化と
 言語を学べる大学を選びました


 3年間外国語コースで学び、英語の重要さや異文化の興味深さを感じる機会が多くありました。そのため、大学では英語圏の他にもヨーロッパ圏の文化や言語も学びたいと考え、この両方を同程度学ぶことのできる大学に進学したいと思うようになりました。大東文化大学には、私の希望する学科と学習環境が揃っていたので、指定校推薦での受験を決め、徐々に対策をしていきました。授業態度や服装を正すことはもちろん、定期テストの準備を早めに行うようにし、部活動にも積極的に取り組みました。
 自分の志望する大学が明確になってからは、受験日のことを常に意識し、余裕を持って行動する心がけました。例えば、大学側に提出しなければならない書類などは提出期限になる前に提出したり、先生方に頼んで、何度も面接の練習をやったりしました。面接で、私が意識していたことは、堂々と自分をアピールすることです。この大学に入学して何を学びたいのか、将来はどんな職業に就きたいのかなど、先を見通した考えを持つことも必要です。
 大学を決めることは、ある意味自分と向き合うことだと思います。自分がどんな人間で何が好きなのか、よく考えられる良いチャンスです。したがって、一度ゆっくり時間を取って自分と向き合って見るといいと思います。そうすることで、頭の中を整理でき、自分にとって最善の大学を選ぶ基準となると思います。




 
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