谷垣法務大臣との面談・飲酒ひき逃げに厳罰を求める署名簿の提出
 
新法案が今秋にも成立、ヒマワリの花に感謝の気持ちと希望を込めて
 
法務省にて
 

 平成25年6月19日、『飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める被害者遺族・関係者全国連絡協議会』などのメンバーの方々が、東京・霞が関の法務省を訪問。飲酒ひき逃げ犯に厳罰を求める要望書と署名簿が谷垣禎一法務大臣に提出されました。
 これまで各地で署名活動をおこなってきたメンバーのみなさんと共に本校からも生徒代表が参加。生徒会長の神宮さん(英進進学コース II 類 3年)ほか3名が同行しました。

 法務大臣にこの要望書と署名簿が提出されるのは今回で9回目。今回の谷垣禎一法務大臣は、これまでメンバーの方々が要望を訴えてきた歴代9人目の法務大臣となります。長い年月をかけた地道な活動が一歩前進して、悪質運転で事故を起こした場合の刑罰を定めた新法案「過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪(免脱罪)」が今秋の臨時国会で成立する見通しとなりました。

 この日、飲酒ひき逃げ事犯の「逃げ得」を解消するための法改正を求めた要望書、この1年間に全国で集めた署名1万2881人分とともに用意されたのは、ヒマワリの花。「活動がやっと認められた」という感謝の気持ちと「前向きに、明るい未来にしたい」との熱い思いが込められています。面談に訪れたメンバー一人ひとりが、署名簿に添えてヒマワリを1本ずつ谷垣法務大臣に手渡しました。

署名簿提出の様子 署名簿提出の様子


 法務省大臣室での面談は、約1時間にわたって
おこなわれました。メンバーの方々は「免脱罪」を含む法案について「新法が“逃げ得”を許さないということをドライバーに周知してほしい」と要望。面談の最後に谷垣法務大臣は「早く形にしなければなりませんね」と約束してくださいました。

署名簿提出の様子 署名簿提出の様子


 同行した4名の生徒たちは、 今回の面談や署名活動に参加する中で被害者遺族の方々のお話を聞き、どのように感じたでしょうか。神宮さんに感想を聞きました。

生徒代表として飲酒運転根絶活動に参加して
 
 
BACK