日 時:2008年5月22日 10:30〜11:45
場 所:多賀城校舎グローリーホール2階
参加者:特別進学コース、外国語、
    英進進学各コース第1学年
 

 グローリーホールでは県警交通企画課の高橋利之課長補佐と、これまで飲酒運転の厳罰化に向け署名活動をされてきた岩沼市の折原美根子さんを講師に「“ I-Lion Day”メモリアル記念講話」が開かれました。
 生徒を代表して、生徒会長が「事故を風化させないよう、これからも後輩に伝えて行こうと思います」と決意を力強く語りました。

人の一生を一瞬で台無しにする
飲酒運転は絶対に許されない…

 高橋利之課長補佐は壇上で、2年前の4月に名取市で起きた飲酒ひき逃げ事件の一部始終をVTRで紹介。事故の悪質さを強調し、飲酒運転撲滅を訴えました。
 その名取市の飲酒ひき逃げ事件で亡くなった大友祐子さんのお友達である折原美根子さんは、飲酒運転の厳罰化に向け署名活動を行ってきた方で、昨年は『飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会』会員と本校生徒会役員を中心とした署名活動にも参加されていました。壇上で折原さんは、友人の命を奪った事件を振り返りながら「自分の一生、他人の一生を一瞬で台無しにする飲酒運転は絶対にしてはいけない」と訴え、生徒たちに「皆さんも将来、車を運転するときは交通ルールを守って安全運転を心掛けてください」と呼びかけました。

巨人軍で活躍する
先輩からメッセージが


 この5.22I-Lion Dayに際して、本校硬式野球部OBで現在巨人軍で活躍中の星孝典選手から手紙が届けられ、硬式野球部の代表生徒が壇上で読み上げました。「このような事故は二度と繰り返されないよう飲酒運転根絶に取り組んでいかなければならない」という内容の手紙の最後には、「本当に夢中になれることをぜひ、見つけてください」という後輩たちへのメッセージも綴られていました。