FROM THE STUDENTS  …外国語コース
 
 STUDENT-1  海外留学
カナダでの1年の生活で
日本伝統の良さを再認識しました。
外国語コース3年
荒さん
宮城教育大学附属中(宮城)出身
 カナダにある姉妹校(L.A.フォーチューン高校)に10カ月プログラムで留学してきました。留学先は人口3000人にも満たない小さな町だったのですが、自然も豊かで住みやすいところでした。授業は日本の高校と同じものもあるのですが(もろん英語で!)、“Foods”という授業では毎回カナダ独特の料理づくりに挑戦しました。なんと“Japanese”という授業もあり、この授業の中で私はみんなにお茶をたててあげました。クラスメートたちが不思議な表情を浮かべてお茶をいただくのを見ながら、「日本の伝統文化って、独創的ですばらしい」と、あらためて思いました。
 
 STUDENT-2    語学の楽しさ
英語も中国語もスペイン語も
語学の授業は楽しみです。
外国語コース2年
大柳さん
古川東中(宮城)出身
 私たちの学年から中国語が必修になったのですが、それまで中国は近くて遠い存在。あまり興味を持てませんでした。ところが先生の教え方がとても上手で、言葉と同時に中国の文化にも興味がわいてきました。今、選択授業でスペイン語も勉強しています。それにプラス英語ですから、頭の中は飽和状態。でもオーラル・コミュニケーションをはじめ、外国人の先生による語学の授業は楽しく、大変だという意識はありません。7月から1年間、ロータリーの留学生としてメキシコに行きます。それこそメキシコは遠い国。ほかの人にはできない体験をしてきます。
 
 STUDENT-3    イギリスの語学研修に参加して
初めてのホームステイを経験し
生活に意欲がわいてきました。
外国語コース3年
大友さん
岩沼北中(宮城)出身
 高校に入学したものの生活が単調に思えて、なかなか意欲がわいてきませんでした。そこで自分を励ますつもりで、イギリス語学研修に参加しました。初めての外国、しかも1年生は私一人でちょっと冒険でしたが毎日が楽しく、23日間はあっという間に過ぎました。ホームステイ先は、ロンドンの南のチャタムという街に住むスポーツ好きの家族。二人の女の子が妹のように思えて、別 れるときは涙涙…でした。帰国してからは英語を勉強するのが楽しくなり、積極的に物事をとらえられるようになりました。将来は国際関係の勉強をしたいという目標も固まりました。
 
 STUDENT-4   マンドリンでNYSEとコンサート
初めて手にしたマンドリンで
プロと同じ舞台に立ちました。
外国語コース2年
吉田さん
八軒中(宮城)出身
 授業で初めて手にしたマンドリンは思っていたより小さくて…。「え、これで弾くの。なんだか大変そう」というのが第一印象でした。実際に順を追ってやっていくと結構面 白くて。指づかいをしっかり把握できたら、スラスラと弾けるようになりました。楽器を触って数カ月でニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルと共演しました。みんなで努力したかいあってそれなりに弾けるようになり、本番の舞台に立ちました。プロをバックに演奏したら、なんだかとても上手になったような感じで、演奏が終わったときは感激でした。こんな経験ができるなんて、「さすが、仙台育英」ですね。
 
 STUDENT-5    日本伝統文化
華道も茶道も初めての経験、
留学先で披露できたら最高です。
外国語コース1年
佐藤さん
山田中(宮城)出身
 将来英語に関する仕事に就きたいのですが、言葉を学ぶということは文化を学ぶことだと思っています。外国文化を学ぶ前にまず自分の国のことを知りたいので、日本の伝統文化に触れる毎週1回の授業はとても楽しみです。華道と茶道を交互に勉強していますが、どちらも初めての経験。華道の時間で習った花は家に持ち帰り、復習を兼ねてもう一度生けているので、母に喜ばれています。茶道は細かい決まり事があって「覚えられるかな」と心配でしたが、珍しいことばかりで興味がつきません。海外への留学を夢見ているので、その時にお茶をたててごちそうするぐらいになりたいですね。