Vol. 103

 
 
東京大学 理科II類 に一般入試で現役合格
東京大学
理科II類

半沢くん

先生を信じて授業に全集中力を
傾けること…それだけでした


東京大学 理科II類
に一般入試で現役合格

半沢くん 
平成20年3月 特別進学コース 卒
村田第二中出身



自分にとって最も能率のあがる勉強法を
 1年生のうちに見つけておく


 3年前、公立高校の推薦に落ちてしまったのです。中2のときに骨折をして体育の成績が悪かったということもあったのですが。それで仙台育英の特進で頑張ってみようと決心したのですが、入学後、最初の試験で再びショックを受けました。30人のクラスで20番目! 本当に愕然(がくぜん)としてしまいました。
 でも、私は決してめげない性格。「よし、このクラスでトップをめざそう」と…。それで、最初にとった行動は、自分に一番合った勉強法について徹底して調べること。無駄のない効率的な勉強法を早い時期に身につけることこそが勝利へのいちばんの近道だと考えたからです。

「先輩を東大に導いた先生なんだ」と、
 徹底的に先生を信じて授業を受けました


 自分なりの勉強法を身につけたあとは、これも徹底して授業に専念。1コマ70分を“鬼の集中力”で頑張り抜きました。毎日の授業のみです。塾にも予備校にも通っていません。「この先生方は先輩たちを東大へと導いてくれた方々なんだ」と信じ、「これで落ちたら先生のせいだ」(笑)とさえ思いこむことにしました。それで現役合格! 授業と先生を信じて、正解でした。

   
東北大学 工学部 情報知能システム総合学科 に一般入試で現役合格
東北大学
工学部 情報知能システム総合学科

伊藤くん
絶対合格するぞという熱意に
先生方が応えてくださいました


東北大学 工学部 情報知能システム総合学科
に一般入試で現役合格

伊藤くん 
平成20年3月 特別進学コース 卒
登米 中田中出身



苦手科目を克服できたのは講習を
 してくださった先生のおかげです


 大学進学率の高さから仙台育英を選びましたが、授業の予習復習が精一杯でなかなか受験勉強まで手がまわりません。3年になって、さすがにこのままではまずいと思い、苦手だった物理と化学の先生にお願いして週に1〜2回講習をしていただきました。配られる問題を予習、先生の解説を聞いてからまた解く。自分の弱点分野をピンポイントで繰り返すうちに、徐々に力がつきました。授業以外で、先生が生徒の頼みを聞いて講習してくださるのは仙台育英だけかもしれませんね。東北大学の理科は、この物理と化学で受験して合格しました。

規則正しい寮生活で
 毎日勉強する習慣がつきました


 家が遠いため3年間寮のお世話になりました。寮の仲間とわからない問題を教え合い、進路について話したことがマイペースの私にとって良い刺激となり、勉強にも熱が入って最高の結果につながったと思います。勉強は毎日の積み重ねが大切。私も早めに志望大学を決めて受験対策をしていたら、もっと楽に合格できたのになあ、と反省しました。念願の東北大生になったらチューターとして寮に来て、今度は後輩の勉強を見てあげるつもりです。
   
一橋大学 商学部 に一般入試で現役合格
一橋大学
商学部

黒田くん
3年間の毎日の積み重ねが
大きな力になりました


一橋大学 商学部
に一般入試で現役合格

黒田くん 
平成20年3月 特別進学コース 卒
白川中出身



毎日の授業に集中し、予習復習に
 力をいれることで実力がつきました


 入学して間もなく、「プラン2000」という勉強合宿があり、クラスメートが勉強する姿を見て、やる気がわいてきました。でも、長時間勉強した記憶はありません。最終的には毎日の積み重ねが大きかったと思います。
 得意科目は英語と数学です。受験を知り尽くした先生方の授業に集中し、予習復習に力を入れたことで実力がつきました。3年になってからは毎日執務室に行って先生方と親しくなり、分からないことはその日のうちに解決するようにしました。

東大に入った先輩たちの体験談に
 勉強への意欲がさらに高まりました


 順調に勉強を進めていたのですが、センター対策を始めた12月になって伸び悩み、焦りが出ました。そんなとき届いた1年の担任の先生からの年賀状に「強気で行け」という言葉があり、弱気になっていた自分に気付きました。東京で行われた合宿では、東大に入った先輩が勉強を教えてくれたり体験談を話してくれたので、やる気に拍車がかかりました。一橋大学では1年生からゼミがあり、専門分野を学べます。卒業時には公認会計士の資格が取れるよう、頑張ろうと思っています。
   
青山学院大学 文学部英米文学科 に一般入試で現役合格
青山学院大学
文学部英米文学科

西口さん
中学の頃に抱いていた留学と
進学の夢、両方がかないました


青山学院大学 文学部英米文学科
に一般入試で現役合格

西口さん 
平成20年3月 外国語コース 卒
名取第一中出身



アメリカへの1年間の留学で  
 英語をしっかりと身につける


 中2のときに名取市の派遣事業で10日間ほどオーストラリアを訪ねました。これが私が外国語コースへの進学を決めた理由。英語を深く勉強して本格的な海外留学をしてみたいと考えたからです。
 外国語コースでは1年間の留学を体験することができました。行き先はアメリカ。楽しい思い出も、少し辛かった思い出もたくさんあったのですが、いちばんの収穫は会話を含めてしっかりとした英語を身につけることができたこと。これが志望する大学への合格へとつながりました。

同じ目標、夢を持ったクラスメートが
 日々、互いに励まし合って


 私が進学する青山学院大学は、実は中学校の恩師の出身大学でもあったのです。ですから、中学生の時から「“青学”もいいな」と考えていました。海外留学と憧れの大学…、中学時代に描いていた夢が、外国語コースの3年間を経て、見事に実現しました。これらの夢を実現できたのは、クラスメートたちの存在があったからだと思います。同じ目標、夢を持ったクラスメート同士が励まし合い、互いに高めあっていく。この関係があったからこそ夢が実現し、志望の大学に合格もできたのだと思います。