Vol. 103

 
▲充実した施設・設備を使っての実験にも力を入れ“医歯薬系に強い秀光”の評価を得ている ▲中等教育前期の総仕上げとして、3年生時に“ユーロスクール”が実施される ▲ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルとのジョイントコンサートが毎年実施されている
 
2008年度 大学入試の報告
   
ユーロスクールの体験は
大きな刺激になりました


東北大学
文学部人文社会学科

に一般入試で現役合格

秋葉さん 
平成20年3月 秀光中等教育学校 卒 住吉台小出身


実践的な秀光の英語は
 大学受験にとても役立ちました


 幼い頃にアメリカで暮らし、帰国後も英語を教えてくれる幼稚園に通っていたので、英語力には自信がありました。でも、ネイティブのように話せればセンター試験で高得点を取れるわけではありません。大学受験の英語は、文法や慣用句、表現法など覚えることがたくさんあります。秀光の英語はライティング、リーディング、文法とはっきり区分され、受験で役立つ実践的カリキュラムです。授業の進度についていくのは大変でしたが、他の学校より早く教科書の内容を終えて、余った時間で問題集を反復できるのは、受験で有利なポイントです。

6年間、仲間と一緒に
 のびのびと学習できました


 教会のコンサートで大喝采を受けて感激したり、アイルランドのホームステイ先で迷子になったり…ユーロスクールで異文化を体験して、意見を明確に主張する英語圏の人々に魅力を感じ、もっと英語を勉強したいと意欲が湧きました。6年間、同じ仲間と学べて楽しかった! プレッシャーに弱い私が難関を突破できたのは、秀光ののびのびとした学習環境のおかげです。

 

   

   

いい友達と素晴らしい
先生に恵まれて…


東京工業大学
第1類理学系

に一般入試で現役合格

佐藤くん 
平成20年3月 秀光中等教育学校 卒 湊第二小出身


6年間、朝7時半に教室の扉を
 開けて勉強をスタート


 秀光での6年間といえば、まず思い浮かぶのは朝の教室の風景です。自宅が石巻なので起床は毎朝5時で、学校到着は7時半。誰もいない教室の扉を開けて、7時半からホームルームが始まる9時までの1時間半、僕自身の1日の勉強をスタートさせました。これを6年間、ほぼ欠かさず実行しました。この“朝の勉強タイム”を一人続けるうちに他のクラスメートや後輩たちまで集まるようになってきて…。やがて、互いに教え合ったり、得意な数学を後輩に教えるようになって…。朝のひとときはとても充実して、しかも楽しいものになりました。

将来は高校の先生に
 
なりたいという思いも

 いい友達と素晴らしい先生方に恵まれ、大きく成長できたと実感しています。2年生のときオーケストラ部に誘われて初めてクラリネットを手にしましたが、ステージに立てた快感は忘れられません。朝の教室での勉強のおかげで、教えることに楽しさを感じるようになりました。将来は高校の教師の道も、選択肢の一つとして考えています。

 
   
Shukoh Topics 2008
秀光1、2年生 平成20年春から茶道学習スタート
礼儀の意義を理解し、
伝統を継承する姿勢を身につける


 秀光中等教育学校では平成20年度から、第1学年と第2学年を対象に「茶道学習」の授業がスタートします。学習場所は、多賀城校舎内にある本格的なお茶室『英松庵』。「礼儀の意義を理解し、伝統を継承する姿勢を身につけること」を目的に、道徳の時間(建学の精神)の学習としておこなわれます。

▲ 昨年秋から5回にわたって試行的に茶道学習が実施されました