オリンピック前の生徒たちとの
約束を果たして…

　今年のロンドンオリンピック卓球女子団体で銀メダルを獲得した本学園出身の平野早矢香先輩（ミキハウス所属）が、今年3月9日の訪問に続き、9月18日（火）にも本校を訪れました。
　この『平野早矢香さんロンドンオリンピック卓球女子団体銀メダル獲得の報告会』は、多賀城校舎グローリーホール2階で行われました。会場には外国語コース1〜3年生、秀光中等教育学校1〜3年生、そして秀光と仙台育英の卓球部員が集合し、平野先輩の凱旋を祝いました。
　3月の訪問の際、生徒たちを前に「ロンドンオリンピックでメダルをとって日本に帰ってきます」と宣言した平野先輩。今回はその約束どおり銀メダルを胸に輝かせて、笑顔でメダル獲得の報告をしてくださいました。

在学中も大変な努力をされた
先輩を誇りに思います

　生徒代表の生徒会長小野寺さんによる挨拶では、「平野先輩は在学中も卓球で数々の大会で入賞し、部活動と勉強も両立させていて、普通の人が想像もつかないほど大変な努力をされていたと先生方に聞きました。そのような先輩が仙台育英学園にいることを私たちは誇りに思います」と、後輩としての賞賛の言葉を述べました。



日々、自分の自己新記録を
更新し続けよう

　そして、平野早矢香先輩による「銀メダル獲得」の報告。まず今回のオリンピックについて「私を含め卓球の女子チーム3人が最高のプレー、最高の内容で戦い、本当に満足のいく結果が残せたと思っています」と笑顔で報告。そして、仙台育英で過ごした6年間を振り返りながら「私にとってとても思い出深い仙台育英の皆さんと、東日本大震災で辛い思いをされたたくさんの方々に、少しでも笑顔になってほしいなという思いがあったので、このメダルを持って皆さんの前でご挨拶できること、私自身がとても嬉しく思っています」と今回の訪問への思いを語りました。平野先輩は最後に「皆さんそれぞれ夢や目標があると思いますが、まずは日々、自分の自己新記録を更新し続けて、ひとつひとつのことを全力で頑張ってほしいと思っています」と後輩たちに力強いエールを送ってくださいました。