平成28年度 仙台育英学園高等学校 全日制課程入学式
加藤雄彦校長先生からの式辞【抜粋】
 

 2015年10月1日に本学園は創立110周年を迎えました。本校にはおよそ7万人の同窓生がいますが、110年目の新入生となるのはこの会場にいる皆さんです。
 本学園創立者の加藤利吉先生は、厳しくもあたたかい情熱を持った教育者でした。明治38年に“育英塾”を開きゼロから学園の基礎を作られ、生徒からは『ライオン先生』というあだ名で親しまれていました。本校野球部創立時に掲載された、当時の河北新報の記事にも「ライオン先生が野球部をつくってくれた」と書かれています。
 その硬式野球部も昨年度夏の甲子園で全国準優勝となり、全国の皆さんの熱いご声援を受けて素晴らしい試合を披露することができました。硬式野球部をはじめ、仙台育英には非常に多種多様な体育会運動部・文化会学芸部がありますので、高校生活ではぜひ部活動に参加していただきたいです。
  皆さんの両隣の人の顔を見てください、ほとんどの人が初めて会う顔だと思います。これから全国7万人の同窓生が活躍する仙台育英学園を母校として、学校生活や行事、ボランティアなどさまざまなことに挑戦します。それは周りにいる仲間と協力していきながら3年間を過ごすということです。高校を卒業しても新しい出会いがある度にそれは続いていきますので、学業や部活動などのさまざまな共同活動をして3年間学んで欲しいと思っています。
 仙台育英での思い出作りをぜひ、今日からはじめてみてください。