『宮城野萩だより』Vol.15
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卒業生の保護者【登米支部】から  
   
仙台育英学園に学んで

 娘が初めて英語に触れたのは小学3年の時でした。以来、英語に対する興味はどんどんふくらみ、「留学できる高校に行きたい」と言い始めました。高校までは親元から通うものと考えていた私にとって、驚きと戸惑いの中、初めて自分の道を選択しようとしている子供に対し、真剣に応えなければいけないと思いました。
 “百聞は一見に如かず”と学園のオープンキャンパスに参加し、特徴ある各コースの説明、スピーチ、そして何より明るく生き生きと輝いている生徒の姿を目の当たりにし、迷わず決めたことを昨日のように覚えています。
 入学後はコースの教育カリキュラムのもと自分の得意分野を伸ばすことができ、2年の夏には目標であった「留学」というすばらしい経験をとおし、英語力の大幅アップは勿論のこと見知らぬ土地で自分のコミュニケーション技術のみで自己表現するということの難しさを学んだことが、大きな自信へと繋がっていきました。
 又、寮生活においては協同と自立を学び、心身ともに一回りも、二回りも成長したように思います。
 今娘は、先生方の熱心な進路指導のお陰で志望校に無事合格することができ、楽しい大学生活を送っている様子が電話の向こうから、手に取るように伝わってきます。すべては、学園で学んだ三年間のうちに自然と「生きる力」が身につき、多くの先生方のサポートにより、どんな時も目標を見失わず進んでこれたからだと感謝しております。
 今後どのような道を歩んでいくのかわかりませんが、精一杯応援していきたいと思います。

登米支部 【外国語コース卒業生 母】

 

   
卒業生の保護者【石巻支部】から  
   

夢を見つけるための仙台育英学園

  第一希望は公立高校でしたが、仙台育英学園の、公立高校では出来ない私学ならではの教育の魅力に引かれ本人の意志で仙台育英学園の特別進学コースに進学することを決めました。親としても、いろいろ資料やお話を聞いて本人が頑張れるならと後押ししました。
 入学し一年間は中学生の時とは違う生活のリズムや環境など様々な事を体に覚えさせることに時間を取られ、2年生になってやっと勉強にも身が入り一生懸命取り組み始めました。長い通学時間の有効な時間の使い方や学校内での勉強の仕方などを工夫しながら、一年間を取り戻そうと必死で机に向かう姿は痛々しささえ感じられました。
 息子の部屋には1年生から3年生までに使用したプリントが山積みになって部屋の一角を占領しています。その量の多さを見た時は、大変な驚きでした。本人が頑張れたのも目標を実現しようとする子供達をサポートしてくれた熱意あふれる指導のおかげです。集中して学べる環境を整えて下さったことに親としてとても安心感がありました。
 人生の中で、大事な時期に出会った仲間たちと時に夢や希望を語り合い時に切磋琢磨しあいながら学び過ごした学園での3年間の日々は、これからどんなにか、息子にとって励みになることでしょう。優しい眼差しで見守って下さった担任の先生や個性豊かで細やかなご指導をして下さった先生方には、言葉では言い表せない感謝の気持ちでいっぱいです。先生方の大事な時間を生徒一人一人に与え暖かい励ましの言葉などをいただき愛情をもって接し見守っていただき有難うございました。
 まだ息子は、夢に向かって歩んでいる途中ですがいい報告が出来るよう親として見守っていきたいと思います。後に続く後輩たちにもエネルギーあふれるご指導と仙台育英学園の更なる発展を期待しています。3年間本当に有難うございました。

石巻支部 【特別進学コース卒業生 母】

 
   
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