『宮城野萩だより』Vol.16
支部活動の紹介
 
柴田支部  
   
より良い学習・
生活環境づくりを目指して


柴田支部長

 平成20年度から柴田支部長を務めさせて頂いております。柴田支部は、柴田郡内の柴田町・大河原町・村田町・川崎町の4つの町の保護者によって構成しており、支部の会員は、仙台育英学園高等学校・秀光中等教育学校あわせて、現在55名です。殆どの子供たちは、電車と仙台育英シャトルバスによる通学をしています。支部の事業としては、毎年支部総会はじめ、柴田支部と白石・刈田支部そして角田・丸森支部の仙南三支部合同の教育懇談会を先生方をお招きして開催しております。今年度も大河原の会場で10月17日(土)に教頭先生はじめ先生方18名と保護者29人とでフランクな形での会話や教育方針などの貴重なお話を聞く事が出来ました。仙台育英オリジナルの教育理念や方針には、会員一同、期待も大きいところでございます。
 さて、近年は少子化や雇用形態の多様化などによる若者の離職率の増加、そして金融危機による世界同時不況やインターネット・携帯電話等の急激な進歩により子供たちを取り巻く環境が大きく、激しく変化し、子供たちは簡単に多くの情報を入手・発信出来る様になり、価値観や問題も多様化して来ています。この様な状況の中で、子供たちが、豊かな社会性と優れた創造力を養い、自ら責任を持って行動出来る人間として成長していく事は、親の共通の願いです。その為には、家庭・学校・地域社会が、それぞれの役割と責任を自覚し、子供たちが意欲を持ち生き生きと充実した生活を送れるように支援する必要があると思います。高校時代は、勉強に勤しむ事は勿論、友と語り合い、部活動などに熱中し、将来に夢と希望を抱き、自分自身を見つめて進むべき道を模索する大切な時期であり、また大きく知識が増え、感性も磨かれ、難しい年頃でもあります。柴田支部としても今後も加藤校長先生はじめ諸先生方のご指導の下、より良い子供たちの学習・生活環境づくりを目指し学校と連携して行く所存であります。
 
   
角田・丸森支部  

先生方・保護者同士の
つながりを大切に


角田・丸森支部長

 3番目の子供が平成19年の4月に、仙台育英学園高等学校に入学して3年目となります。当時の支部長や副支部長の教えを受けて、昨年度には副支部長、今年度は支部長を務めさせていただいております。
 角田・丸森支部は、多くの子供たちが公立高校に進学しており、私立高校に進学する子供の数は年々減少しています。少子化が問題となっているほかに、地理的に通学距離が遠いということや近年の不況も要因になっていると思われます。そのような中で、恥ずかしながら我々保護者の活動も少なくなり、ここ数年、支部活動も支部総会と教育懇談会のみとなっております。支部総会には、遠いところわざわざ先生方に来ていただいているのですが、会員が少ない上に、保護者の参加人数も少なくなっております。資料だけ取りに見える方や欠席の方が多く、我々役員も頭を抱えているところです。保護者同士の連携を図っていかなければならないということが支部の課題でもあります。また、毎年行っている学園の先生方との教育懇談会は、角田・丸森支部のほかに、柴田支部、白石・刈田支部の3支部合同で開催しています。学園の先生たちを多数お招きして、学園の動きや子供たちの様子など、普段では知ることの出来ない情報を聞くことができ、大変貴重な活動だと思います。今年度も10月17日(土)に開催しました。3つの支部の保護者の方々や先生方と、学園のこと、自分たちの地域や子供たちのことなど、様々な話題で盛り上がりました。保護者の中には、親子で同じ先生にお世話になる方もいて、懐かしそうに話をする場面もありました。保護者同士の交流の場ともなりますから、先輩となる保護者の方に教育に関する悩みにアドバイスをもらうことも出来ましたし、親同士の新たなつながりも生まれました。今後も、学園の先生方と保護者同士のつながりを大切にした活動が出来ればよいと考えています。
 今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 
   
   
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