『宮城野萩だより』Vol.16
講演会報告
 
石巻支部 講演会  
   
学校と家庭の連携

石巻副支部長

 小春日和が続いた12月5日(土)、石巻支部恒例の教育講演会を開催いたしました。インフルエンザによる学年休校が多く、また、受験、就職等の対策にも大変ご多忙の中、講師に石田昌彦副校長先生にお越し頂き、私たち親がもう一度しっかり考えるべき大切なご講演を頂きました。
 はじめに、仙台育英学園の特色ある教育の展開について詳しく説明され、「徳育」の充実を図りながら建学の精神と具現に努める等、「人としてすべきことに全力をつくせ」と、ウィリアム・クラーク博士の言葉の引用が印象的でした。また、保護者との連携について、子供の体験、しつけ、学習、生活実態に国際比較調査報告書から説明され、日本と諸外国との違いに驚きました。進路についても、本人まかせではなく、家庭でよく話し合い、高校1年生から情報収集して自らの進路を決めること。学校と家庭が連携して進めること。自分に自信を持ちチャレンジすること等、様々な講話の最後に「学校と家庭の連携は心と心のつながりである。」と述べられ、愛情深い石田副校長先生のお人柄が伝わりました。
 教育の原点は家庭であると思います。改めて、親子が向き合っているか、言葉を交わし共感しているかと気づかされた講演でした。
 後の懇親会では先生方と保護者と楽しく盛会に閉会することができました。仙台育英の生徒である子供のおかげで、多くの方と出会い有意義な体験ができ、感謝でいっぱいです。

講師 石田昌彦 副校長先生
   
 
スポットライト寄贈

 石巻支部から舞台照明(ピンスポット2台・45万円相当)の寄贈があり10月3日(土)育英祭初日に石巻支部長早川俊弘氏から加藤雄彦校長先生に目録が手渡されました。生徒会長須賀英樹君から育英祭をはじめステージ発表で積極的に活用していきたいというお礼の言葉が述べられた。
 
   
   
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