『宮城野萩だより』Vol.24
Report
 
岩手大学(工学部)見学研修会



実施日 平成25年10月12日(土)  
参加者 保護者10名 教職員11名
 
 現在の大学では、保護者向けの学校説明会を行っているところが沢山あります。そこで保護者のみなさんと工学部の取り組んでいる研究や充実した施設、キャンパス内を見学して研修を深めてきました。
 
 
研修会に参加して - 1
 

特別進学コース 教頭  結城 昇

 バスは定刻通り多賀城校舎を出発した。研修会とは言え、幾歳になっても遠足まがいの旅というものは妙に心浮き立つものである。
 岩手大の正門に到着すると、八代仁先生がにこやかに出迎えてくれた。まず、岩手大学ミュージアム本館に案内された。盛岡農林高等学校時代に図書館の一部として活用され、かの宮沢賢治もこの場所で学んだとのこと。本館では岩手大学開学100年以来の各学部における研究成果の一部を展示していた。
 次に、工学部附属の研究施設見学に移り、最新の研究と研究設備の説明を受けた。特に印象的であったのが3Dプリンターである。メビウスの輪を見せられた時など、こんなものまで製造できるものかと、いまさらながら科学の発達に驚きを禁じ得ぬものがあった。
 今回の研修をとおしてであるが、生徒達にもこのような最新の研究施設を見せられる機会が持てれば、生徒達の進路決定にも役立つのでは、と思いつつ、岩手大学を後にした。

 
 
研修会に参加して - 2
 
英進進学コース類 教諭 八島 裕樹

 先日岩手大学工学部見学研修会に参加いたしました。宮沢賢治も学んだキャンパスは、とても緑豊かで、校舎だけでなくミュージアムや資料館もあります。ミュージアムのスタッフさんによると、一般の方々にも公開されており、散歩をする人もいるそうです。
 工学部の設備はハイテクで、様々な実験や研究ができる環境が整っています。特に社会環境工学科の水槽の水で波を起こす設備には、本当に驚きました。またそのような研究のおかげで地域の生活がよりよくなっているということを知り、大変勉強になりました。
 そば処東屋では、校長先生を囲み、父母教師会会員の皆様とお話しする機会を持つことができました。参加者一同そば料理に舌鼓をうちながら、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 これからも保護者の皆様と協力しながら、生徒が目標に向かって邁進できる指導をしていきたいと思っております。
 
 
 
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