大学合格者からのメッセージ

【一般入試】

 

山形大学 人文学部人間文化学科 に一般入試で合格

 
国際交流を重ねるうち
海外の文化に興味を持って


渡邉 さん
平成26年3月卒  
多賀城東小出身


■海外研修でのコンサートでは
 感動で号泣した思い出も

 大好きな科目は英語で、小学校から習ってきました。秀光の授業は国際交流が多く、2年生のときに海外からの留学生と交流をする「イングリッシュ・ウィーク」という特別授業がありました。そこで海外からの留学生と一緒にお餅つきをしたり、お互いに英語と日本語のオリジナル劇を発表したりしました。
 3年生の海外研修旅行、ユーロスクールではスイスとフランスを訪れました。スイスでは毎年恒例となっているチャリティコンサートで合唱を発表することになり、現地で道行く人にチラシを配って、来てほしいと声をかけました。英語で話しかけることは不安でしたし、時にはチラシを断られることもありましたが、「頑張ろう!」とみんなで励ましあって一生懸命やりました。その成果もあってか、本番はお客さんもたくさんきてくださって、終わったあとは感動のあまりみんなで号泣しました。フランスでも、観光や現地の学校と交流をしたり、友達と外で満天の星空を見ながらレポートを書いたりと充実していて…ユーロスクールは、私が異文化に興味を持つきっかけになりました。


■オーケストラ部での活動の中で
 音楽の力を実感しました

 前期課程でオーケストラ部に所属して、トランペットを担当していました。NYSEとのジョイントコンサートはとても楽しくて、プロの方と一緒に立つステージは毎年感動しました。また、英語でコミュニケーションをはかるのですが、自分の気持ちを伝えることの難しさを痛感しました。相手の方の会話は理解できるのに、伝えたいことを上手く英語にできないもどかしさがあって、毎年参加する度にもっと英語がしゃべれるようになりたい、という思いも強くなりました。しかし同時に、NYSEの方が愛用している楽器を触らせていただいたり、演奏を指導してくださったりと、たとえ言語が異なっていても人は音楽で繋がれるのだということが実感できました。
 山形大学では英語と、第二外国語としてフランス語も学びたいと思っています。そして、ユーロスクールで訪れたフランスに長期留学したいと考えています。