■国際連合ヨーロッパ本部、国境なき医師団
“見学”だけではなく“考えさせられる”ので
実りある研修
続いて、生徒の希望によって【国際連合ヨーロッパ本部班】と【国境なき医師団班】に分かれての研修。国連を見学した渡邉さんは、レクチャー内容は難しかったそうですが、美術館のような建物や飾ってある絵画の素晴らしさに感動を覚えたそうです。
一方、将来、医師を目指している佐藤くんは【国境なき医師団】への訪問を希望。少ないお給料で自分の命の危険をおかしてまで戦争の現場で医療に携わる人たちの活動を深く理解し、自分も人の役に立つことをやりたいと思ったそうです。
■カルバン講堂(チャリティーコンサート)
スイスでのメインイベント、チャリティーコンサート
過去最多の観客に感動の涙…
渡邉さん: |
前日からコンサート案内のビラ配りを市内で行いました。英語で現地の方に話しかけるので、少し緊張しましたが、コンサート当日はたくさんの方が来てくださいました。後で先生に聞いたのですが、ユーロスクールのチャリティーコンサートでは、今までで一番多いお客さんだったそうです! |
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佐藤くん: |
コンサート終了後は、みんなで「やりきった」という達成感で泣いてしまいました。 |
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渡邉さん: |
今までコンサートに向けて、3年生だけが学校に残って遅くまで歌の練習をしてきました。実行委員も司会の練習を頑張ってきたので、その成果を発表できました。コンサート終了後は皆さんからたくさんの拍手をいただきました。 |
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佐藤くん: |
当日は、“国際赤十字委員会”の方が聴きにきてくださったので、コンサートで集まったお金を募金しました。 |
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■チャリティーコンサート
会場:カルバン講堂
(ジュネーブ市内)
曲目: we are the world
など10曲を披露
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スイスの研修では、諸機関への訪問で、戦争と平和、病気や医療、難民や食糧難など世界規模の問題について深く考えさせられました。テレビニュースを見ただけでは分からなかった現実を知り、一人一人が“大切なもの”や“自分にできること”などを真剣に思考するよい機会となりました。また、
チャリティーコンサートでは、練習の成果を十分に発揮することができ、観客からの温かい拍手が心に残りました。
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