平成30年度 第71回 全日制課程卒業証書授与式
建学の精神のひとつ「至誠」は
今の時代に一番必要です
3月1日（金）、第71回全日制課程卒業証書授与式が多賀城校舎グローリーホールで行われました。この日、卒業証書を手にしたのは、計1100名を超える卒業生。午前の部は特別進学・外国語・英進進学・情報科学コース、午後の部はフレックス・技能開発コースの卒業生が、家族や来賓の方々に見守られて、厳かに式は進行しました。卒業証書授与および留学生への名誉卒業証書授与のあとには、「精皆勤賞」、「生徒会功労賞」、「特別功労賞」などの表彰が行われ、校長先生の式辞へと続きました。
加藤雄彦校長先生からの式辞【一部抜粋】
皆さんが社会人になったとき、どうか慈悲の心を持っていてほしい。仙台育英の建学の精神のひとつである「至誠」、すなわち真心を忘れずに巣立っていってほしいと思います。皆さんが一人一人が健康でこの国のために国際社会のために役立つ人になり人々を幸せにしてくださることを祈念して校長の式辞といたします。
在校生からの送辞【一部抜粋】
在校生代表 楯くん（特別進学コース2年 桜丘中出身）
この先、先輩方が大きな壁にぶつかったときには、本校で身につけた知識と経験が、役立つと思います。「逆転の仙台育英」を忘れず、「至誠・質実剛健・自治進取」という建学の精神を胸に、力強く、前へ進んでいってください。私たちは、先輩方の築き上げた素晴らしい伝統を受け継ぎ、本校をより良い学校にしていけるよう、高い志を持って努力をして参ります。
卒業生からの答辞（午前の部）【一部抜粋】
卒業生代表 阿部くん（特別進学コース3年 利府中出身）
私たちはこの卒業と共に、新たな環境でそれぞれの道を歩み始めます。しかし、この日々変化し続ける世界は私たちに様々な試練を与え、時にはこの世界を恨むかもしれません。しかし、そこに光を差し込むのは、この学び舎の建学の精神を体得した私たち自身です。この学び舎で培った教養や人間性を生かし、社会貢献の一助となれるよう、卒業生一同、日々邁進していきます。
卒業生からの答辞（午後の部）【一部抜粋】
卒業生代表 堀江くん（フレックスコース3年 埼玉与野西中出身）
私たちは、これから大学や専門学校、就職の道へと進み、それぞれの道で、新たな人生を歩んでいきます。しかし、自ら選んだ道は決して平坦ではありません。そんな時、私たちは仙台育英学園のスローガンである「逆転の仙台育英」を思い出します。3年の間、それぞれが積み上げた日々を思い出します。それが行く手に控える壁に立ち向かう勇気となるに違いありません。歴史と伝統のある母校への誇りと、建学の精神を胸に、より強く、たくましく、社会に貢献できる人材になれるよう精進していきます。