育英通信101号 | |||
2008年度 大学入試 推薦・AO入試 合格への道 |
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推薦入試・AO入試で志望大学に 現役合格した先輩からのメッセージ 大学入試の“第1ラウンド”である推薦入試およびAO入試で志望大学への現役合格を果たした各コースの先輩(3年生)たちからのメッセージを紹介します。 先輩たちが利用した入試の制度は推薦入試およびAO入試。推薦入試は「指定校推薦」「公募制推薦」「スポーツ推薦」に大きく分かれますが、現在の合格者の半数以上を占める51.8%が指定校推薦で合格しています。 指定校推薦は大学が高校を指定して生徒を受け入れたいと依頼する制度。高校は大学からの要請に応えてその大学にふさわしい生徒を推薦するというものです。この依頼が、2008年度(平成20年度)大学入試においては200を超える大学からありました(「指定校推薦のあった大学一覧」はこちら)。指定校依頼のあった大学には早稲田大、明治大、法政大、立教大、中央大、学習院大、東京理科大等のほか、東北学院大、宮城学院女子大などの地元大学も名を連ねています。 |
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*特別進学コース | |||
入学当初から大学受験を意識した クラスの雰囲気に刺激されて… 高1の春、入学したばかりの時期でもクラスの雰囲気はすでに大学受験体制。気持ちを切り換えて勉強に没頭できました。普段の授業を真面目に受けて、定期テストで良い成績をとる。それを積み重ねていって着実に力をつけました。塾や予備校には通いませんでしたが、不安に感じることは全くありませんでした。コツコツと勉強を続けた延長線上に推薦入試があった、という感じです。高校受験に失敗して入学した仙台育英でしたが、大学の合格通知を手にした今は大正解だったと実感しています。 |
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芽生えた“やる気”を「プラン2000」が 後押してくれました 高校に入学して、勉強に力を入れようという気持ちを後押ししてくれたのが「プラン2000」でした。これは放課後、校舎に宿泊して学習に取り組み、自学自習の習慣を身につけることを目的としたプログラムです。やる気がある人たちが集まったクラスだったので、教えたり、教わったりといったことを続けるうちに、いつの間にか勉強が好きになっていました。それまでは机に向かう習慣が少なかったのですが、先生方が見守る中、4、5時間集中する頑張りを肌で感じることができたのは大きな収穫でした。 |
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*外国語コース | |||
高校で実現できた海外留学と 大学合格を将来の夢につなげます 高校に入学するまでは海外に全く関心がなかったのですが、外国語コースで外国人の先生方とコミュニケーションをとるうちに、海外留学への興味が芽生えました。高2の夏から約11カ月間体験したアメリカ留学は、「楽しい!」の一言。そこで日本語教師になるという夢も生まれました。その夢を叶えるために見つけたのが関西外国語大学です。仙台育英に入学していなかったら、多分、海外に留学することも、大学に進学することもなかったと思います。外国語コースに入って本当に良かったと思います。 |
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外国語コースで学んだこと自体が 強い武器になりました 片道1時間20分電車に乗って、3年間岩手県から仙台育英に通いました。英語に力を入れている外国語コースで勉強した方が、空港で働きたいという夢を実現できそうな気がしたからです。毎日の通学は体力的にきついときもありましたが、仙台の友達と勉強すること自体が刺激的で、楽しいことでした。受験はAO入試を選択しました。外国語コースで勉強したことそのものが強い武器になると思い、授業で中国語やスペイン語を選択したこと、そしてオーストラリアへの短期留学の経験を面接で強調しました。 |
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*英進進学コース | |||
簿記クラスを選択したことで 進む道が見えました 入学当初、経済系大学の受験に有利な簿記が学べる簿記クラスを選びました。この選択をしたことで、公認会計士という進むべき道がはっきり見えてきました。志望大学を探しているとき、立命館大学には資格取得をサポートしてくれる「エクステンション講座」があることを知りました。しかも、仙台育英からは指定校推薦で受けられます。普段の定期テストと、一番重要な最後の校内模試で良い結果を出して、無事、校内推薦をいただくことができました。大学では夢に向かって進みたいと思っています。 |
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合格できたのは先生方の 熱意ある指導のおかげです 仙台育英の強みは、先生方の熱意ある指導です。授業でわからないところを質問しに行けば、ていねいに教えてくださるので基礎力がつき実力がアップします。面接対策として、学校で3回も模擬面接を受けました。「声が小さい」と注意されたことを思い出し、はきはきと話すように努め、「学部の志望動機だけでなく、その大学を選んだ理由も入れなさい」と先生からいただいたアドバイスに従って、東洋大学の建学の精神を調べて面接に臨みました。このアピールが、面接官に好印象を与えたようです。 |
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*フレックスコース | |||
社会性や幅広い知識を 身につけることにも力を注ぎました 硬式野球部で主将を務めていました。甲子園出場という貴重な経験をし、そして佐々木監督との出会いで大きな影響を受けました。監督の教育方針は、野球一辺倒でなく社会性や幅広い知識を持つことが大事、というものでした。例えば、週に一度、部員一人ひとりが自分の読んだ本について発表する時間があったり、練習の反省や関心を持ったニュースについて書く「野球ノート」をつけることが義務づけられたりしていました。このことは結果的に大学入試の面接にも大いに役立ったと思います。 |
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入試本番で「受験小論文講座」での 練習の成果を発揮! 単位制で選択講座もあり、自分の学びたい科目を勉強できるという点にひかれ、フレックスコースに入学しました。宮城学院女子大学の公募制推薦は小論文と面接で合格が決まります。私は選択講座で「受験小論文講座」を取っていたので、直前になって慌てることはありませんでした。授業では、毎回いろいろなテーマで練習し、先生に添削をしていただきながら、小論文の形を覚えました。入試の課題になった「少子化」のテーマは授業で一度練習したことがあり、気持ちにゆとりを持って書くことができました。 |
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