2016 Topics  第1回サイエンス・コ・ラボ
 
 
カーボンナノチューブやナノメートルの世界を意識しながら酵素のはたらきを学ぼう
 

日 時:2016年6月25日(土)13:00〜16:00
場 所:宮城野校舎 理科実験室
参加生徒:秀光4・5年生
     特別進学コース1・2年生 (希望者)
講 師:東北大学大学院工学研究科 バイオロボティクス専攻
    西澤 松彦教授 
    特任助教 甲斐 洋行先生
    TA(ティーチング・アシスタント)として大学院生10名

▼『サイエンス・コ・ラボ』とは

 秀光の4・5年生と仙台育英特別進学コースの希望生徒が共同で行う、高校のレベルを越えたテーマで実験などを体験できる理科の実験講座『サイエンス・コ・ラボ』が今年もスタートしました。第1回目のテーマは『酵素でバイオ発電』。宮城野校舎で指導をしていただいたのは、東北大学の教授である西澤先生と特任助教の甲斐先生、そしてTAとして10人の大学院生の皆さんです。

 実験内容



糖度計や医療パッチなど、将来への可能性が広がります

 「酵素で発電するという試みは50〜60年前から研究されていましたが大変難しいものでした。今は研究が進み、今日やったようにジュースでできるまでになりました」と話された西澤先生と甲斐先生。この小型で安全・安価な発電法を使用して、糖度計や薬の浸透を助けるパッチとして応用したりなど、酵素発電で切り開く将来の可能性についても丁寧に話していただきました。

サイエンス・コ・ラボとは
 秀光と仙台育英特別進学コースの生徒が共同で行う、理科の実験講座『サイエンス・コ・ラボ』。2012年夏から始まった本講座は、大学の教授および先生から指導をしていただき、高校科学のレベルを越えた最新の実験を体験できるのが魅力です。毎年全7回、異なるテーマでの講義が行われており、生徒たちが興味・関心をもって取り組んでいます。
『サイエンス・コ・ラボ』について
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