2021年4月開校

教育と進路

〈教育の特色〉探究/Inquiry

学ぶ楽しさが見えてくる

地域を知り、視野を世界へ… グローバルシティズンに必要な広い視野を身につけます

 

1.秀光探究型学習 SIBLE (Shukoh Inquiry-Based LEarning)

多彩な独自の教育プログラム

 中学校1年生での「起業体験」、2年生での「職場体験」、さらに世界的に有名な体験型シミュレーションゲーム「ワールドピースゲーム」、そして3年生では、金融・経済教育プログラム「日経STOCKリーグ」を実施します。さらに、中学校3年間を通して東和蛍雪校舎の「植物工場(プランツラボラトリー)」を活用したSAAP(Sustainable Agricultural Academic Program)で、作物の栽培・探究に挑戦します。また、海外研修の「Global Leadership Academy」(*POINT・02参照)も。これらの学びを通して、秀光コースにおける学習 PP、TOK、EE、CASの達成に必要なスキルの習得を目指します。
 

2.宿泊研修

グリーンスクール・Global Leadership Academy・IBキャンプ

 中学校1年生では宿泊研修「グリーンスクール」を実施。大自然に触れながらトレッキングを体験します。中学校3年生では、「Global Leadership Academy」に参加します。研修では異文化体験や英語力のスキルアップのほか、現地での奉仕活動等を行います。「IBキャンプ」は高校2年生の希望者が対象で、2025年度は東松島市に宿泊しました。
 

3.PP・EE

MYP・DPそれぞれの集大成を作成

 高校1年生ではMYPの総まとめとして、PP(Personal Project)に取り組みます。テーマを自由に選び、オリジナルの成果物を作成したうえで、最終レポートを執筆します。DPを学ぶ高校2・3年生では、履修している科目の中から自分自身で選んだテーマに関してEE(Extended Essay)として論文にまとめます。
 

6年間の探究学習の流れ

Global Leadership Academy【中学校3年生】

現地での体験が、
国際的な学びへの第一歩に


 中学校3年生を対象に、海外での体験を通して国際的な視野を広げる「Global Leadership Academy(GLA)」を実施しています。2025年はカナダ・ビクトリアの国際私立学校を中心に約2週間の研修を行い、英語での交流や異文化理解、プロジェクト発表などに取り組みました。
 また、GLAは2026年度入学生以降、オーストラリア、シンガポール、マレーシアなどを候補に、より多くの生徒が参加しやすい形へ発展していく予定です。現行のカナダ研修は、仙台育英学園高等学校の希望者を対象とした、コース横断型の海外研修として継続予定です。
  •  

IBキャンプ【高校2年生】

自然の中で
世界の課題に向き合う


 秀光コース2年生は、東松島市野蒜の体験型研修施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」で3日間のIBキャンプを行いました。「Human Rights Issues(人権問題)」をテーマにしたキャンペーン制作に挑戦し、最終日には、ジェンダーの不平等、教育を受ける権利、ヤングケアラー、児童労働などを題材に、各グループが解決策を考え、英語で発表しました。竹箸作りやスポーツ活動などの体験も通して、仲間と協働しながら探究する力を育みました。
  •  

PP(Personal Project)【MYP高校1年生】

伝統文化とものづくりから、
自分らしい表現を考える

 国際バカロレア(IB)DPの前段階にあたるMYPでは、秀光コース1年生(高校1年生)で「Personal Project(PP)」に取り組みます。自ら選んだテーマについて調査・実践を行い、最大8,000字の報告書にまとめるこの活動は、MYPの集大成といえるものです。秀光コース2年生の田中さん(秀光中出身)は、小学生の頃から親しんできた編み物への関心を出発点に、「伝統文化を通してどのように個人的表現をするのか」をテーマにしたPPを完成させました。
 「PPは半年間取り組むものなので、自分が好きなことを必ず入れたいと思いました」と、田中さん。制作では、6〜7種類の編み方を紹介するフルカラーのガイドブックを作成し、オープンキャンパスでは小学生を対象にミサンガ作りの体験会を実施しました。「糸の色や組み合わせによって、込めたい願いや表現が変わっていくところが、個人的表現につながると感じました」。一方で、体験後のアンケートから「紙より動画の方が分かりやすい」という声もあり、相手の立場に立って伝える難しさにも気づいたと言います。
 ガイドブック作りでは、一つひとつの工程を撮影し、見やすく加工しながら、オリジナルの編み方も考案しました。「計画段階で複数の案を準備しておくことや、背景を深く調べてから文章にまとめることの大切さを学びました」と話す田中さん。好きなことを探究へと発展させる経験を通して、ものづくりの楽しさだけでなく、人と関わりながら考えを形にできる力を身に付けられたようです。
  •  
  •  
  • 秀光コース2年 田中さん
    (秀光中出身)
  •  

EE(Extended Essay)【DP高校3年生】

※DLDP・ELDPクラスが履修

自ら選んだテーマで独自の研究調査を行い論文にまとめる


 高校2・3年生では、DPの学習の総まとめとして、DPで履修している科目の中から一つを自分で選び、自身で設定した探究の問いに従って独自の研究調査を行い、EE(Extended Essay)として論文(日本語は最大8,000字、英語は4,000ワード)にまとめます。MYPやDP、体験学習を通して培ったATL SkillがEEの中で生きてきます。特に自ら課題を設定して研究する中で論理的思考力、問題解決能力、自己管理力などが向上します。そして、大学レベルのアカデミックな論文執筆のスキルが身に付きます。

【EEのResearch Question(Cohort10)】
《文学》文学作品において、虚構は主人公のアイデンティティをどのように描くか
《日本語B》様々な社会的文脈における敬語の使用と、その使用法が時代とともにどのように変化してきたか
《Biology》To What Extent Can Caffeine Act as a Stabilizing Agent for Enzyme Activity, Such as Amylase to Break Down Substances (Starch) Under Various Conditions, Including Extreme pH and Temperature?
  •  
  •  
  • IB DP修了者に贈られる Certificate
  •