自ら学び、思考する力が満ちてくる
IBのプログラムを通して、“学びに向かう力”を磨く
IBのプログラムを通して“学びに向かう力”を磨く
入学後、国際バカロレア【IB】の中等教育カリキュラム(11歳〜16歳対象)であるMYP(Middle Years Programme)を、秀光中学校第1学年から仙台育英学園高等学校 秀光コース第1学年まで行います(*1)。仙台育英学園高等学校 秀光コース第2学年からは、各々の進路達成に向けて2つのコース横断型選抜クラスを設置しています。秀光コースの生徒は「Dual Language Diploma Programme(DLDP)」「English Language Diploma Programme(ELDP)」のいずれかのクラスに在籍することになります。DLDPとELDPでは国際バカロレア【IB】のDP(Diploma Programme)を実施します。DLDPとELDPの違いは、使用言語です。DLDPでは日本語と英語によるDual LanguageでのDPを、ELDPは英語で(*2)DPを学習します。「Medical Academic Programme(MAP)」は、秀光中学校から特別進学コースに内部進学をした上で所属する医歯薬系大学志望向けクラスです。
*1 秀光中学校から仙台育英学園高等学校に進学する際、内部進学選考が行われます。
*2 言語Bは日本語で学びます。
ATLスキル
■コミュニケーション
【Approaches To Learning 学びに向かう力】
Ⅰ コミュニケーションスキル
■社会性
Ⅱ 協働スキル
■自己管理
Ⅲ 整理整頓する力
Ⅳ 情動スキル
Ⅴ 振り返りスキル
■リサーチ
Ⅵ 情報リテラシースキル
Ⅶ メディアリテラシースキル
■思考
Ⅷ 批判的思考スキル
(クリティカル シンキング)
Ⅸ 創造的思考スキル
Ⅹ 転移スキル
MYPによる日々の学習について
シラバスから始まり、振り返りまでの
流れの中で“学ぶ力”を身につける
MYP授業の流れ
1.シラバスの提示
はじめに学習の概要・計画を把握し
ATL Skillの大切さを学びます
MYPによる秀光の授業は、シラバス(授業の計画・内容の概略)の配布とその説明から始まります。教員は探究のテーマや単元で学ぶ重要概念について説明します。さらに学習の内容、学習の方法について説明し、学びに向かう力(ATL Skill)について生徒に伝えます。
2.学び
ペアワークやグループワークで
意見交換しながら理解を深めます
IBでは探究すること、行動すること、思考することを通して、学びを深めていきます。学びの過程では個人学習に加えてペアワークやグループワークなどで、チームによる学びを生徒に促していきます。このチームによる学びを通じて、理解はさらに深められていきます。
3.評価
評価規準が事前に示され、
それを基にレポートを作成します
単元の学びの中でレポートやテスト、プレゼンテーションなどを行います。レポート作成のための調査では、調べたり実験したりしながら理解を深めていきます。レポート作成には評価規準(ルーブリック)が示され、生徒は目標とする評価に届くようレポートを作成していきます。
4.振り返り
“振り返り”で知識を定着させ、
次の目標へ進んでいきます
授業の終わりや単元の終わりには、必ず“振り返り”を通して自分が学んだことへの自己評価を行います。これにより、次の単元への目標を自ら設定します。効果的なフィードバックを行うことも、MYPの授業の大きな特徴のひとつです。
気質とコンピテンシー
今年度から「Ai GROW」を用いて気質(本人の生まれ持った潜在的な性格)とコンピテンシー(思考力や判断力、創造力、表現力などの行動特性)から非認知能力を測り、教育活動に活かす試みを行っています。本校では19のコンピテンシーを計測し、それを生活信条やIBの学習者像、ATLスキル等に当てはめて評価しています。右のグラフはATLスキルにおける本校の中学生の平均と全国の中学生の平均を比較したグラフです。全ての項目において全国平均以上の数値を示しており、秀光の諸活動が生徒の非認知能力の向上に貢献していることがうかがえます。
こんな授業を進めています
DP TOK【高校3年生】
世界を効果的な方法で探究し、
自分の考えを論理的に伝えるスキルを身に付ける
全ての教科の基盤になるTOKを学ぶ
DPのコア科目としてTOK(Theory of Knowledge 知の理論)があります。TOKは全ての教科の基盤になるもので、「知識に関する問い」と私たちを取り巻く世界の間のつながりを見つけ、知るプロセスを探究します。例やエビデンスを効果的に使用して、筋の通った議論を構築します。様々なものの見方があることを認識し、到達した結論にどのような価値があるかを考えます。TOKの授業では、テーマや知識の領域について探究を深めます。様々な情報源からエビデンスを探していき、その中で、信憑性や信頼度が高く、自分の主張と関連性の高い情報を取捨選択できる能力を身に付けていきます。2025年度の授業の様子
TOKのカリキュラムは各「テーマ」や「知識の領域」で構成されており、「知識に関する問い」(KQ:Knowledge Question)を考察し、知るプロセスを探究します。授業には、様々な活動を盛り込んでいます。知識の領域「芸術」では「芸術家のモラルを、その作品の価値と切り離して考えることは可能か」について考えました。

- [授業/DLDPの様子]
- [授業/ELDPの様子]
TOK所定課題例
TOKでは所定課題に答えるエッセイを執筆します。6つの所定課題から1つ選んで3,200字(英語の場合1,600ワード)以内のエッセイを、学問的誠実性に基づき執筆するものです。
■歴史学者と芸術家にとって、慣例は知識を生産する能力を制限するのだろうか、それとも拡張するのだろうか。歴史および芸術に言及しながら論じなさい。
■ある「知識の領域」の知識は、その応用の可能性よりもむしろ、それ自体のために追究されるべきなのだろうか。数学とさらにもう1つの「知識の領域」に言及しながら論じなさい。
■ある「知識の領域」における方法がどれほど変化したとしても、その範囲は同じであり続けるという見方にどの程度同意するかを、2つの「知識の領域」に言及しながら答えなさい。
MYP・DP・MAPについて
秀光中学校1年生〜高校1年生(秀光コース)
4年間で学ぶMYP
DPの前段階のプログラムであるMYPでの授業を行います。ATL Skillを磨く中で、論理的思考力や問題解決能力などが培われ、幅広い大学入試制度に十分対応できる能力が育っていきます。MYP実施校の認定は東北で初めてです。MYPでは、4年のプログラム期間にわたって「言語と文学」「言語の習得」「個人と社会」「理科」「数学」「芸術」「保健体育」「デザイン」の8教科に取り組みます。
高校2年生から、2つの選抜クラス
DLDP・ELDPへ
DLDPは日本語と英語によるDual Languageでの文系・理系DPを学習し、国内難関大学、海外大学(海外大学医歯薬学部含む)への進学指導を行います。ELDPは言語Bを日本語等で提供しますが、その他の教科は英語で文系・理系DPを提供し、海外難関大学(海外大学医歯薬学部含む)、国内大学への進学指導を行います。DPでは「課題論文(EE)」「知の理論(TOK)」「創造性・活動・奉仕(CAS)」の3つのコア科目にも取り組みます。
Medical Academic Programme
医歯薬系大学志望向け[特別進学コース]
MAPクラスは、特別進学コースに内部進学をした上で高等学校課程1年生から始めます。特別進学コース所属生徒を対象として、高校1年生から医歯薬系大学への進学を目指した指導を行います。医歯薬系(国公立大学医療・医科学系を含む)の体験を重視した特別講座「メディカル・コ・ラボ」を高大連携・医療機関連携で実施します。MAPではDPに基づくカリキュラムはありません。
【IBセミナーのご案内】
本学園は東北初のIB(国際バカロレア)のMYP(ミドルイヤーズプログラム)、DP(ディプロマプログラム)認定校です。秀光中学校と仙台育英学園高等学校で導入し、世界基準の教育プログラムを実践しております。国内初のデュアルランゲージ(日本語と英語)でのIB教育を広く知っていただくために、IBセミナーを開催しています。





