2021年4月開校予定(認可申請中)

教育と進路

〈教育の特色〉学習/Learning

自ら学び、思考する力が満ちてくる

IBの学習プログラムによる探究型の授業で
高度な学力を養います

 

1.学力養成

MYP・DPによる授業で難関大学を目指します

 
  •  日々の授業はIB(国際バカロレア)のMYP、およびDPに則った授業を展開していきます。6年間を通じての秀光独自の科目を設定し、生徒の個性を伸ばしながら、難関大学に現役合格できる学力を養います。

2.ICT教育環境

Own PCとClassiを活用します

 
  •  生徒1人に1台のPC(OwnPC)と、Classiの導入により、「授業・学習コンテンツ」「生徒カルテ」「コミュニケーション」の3つの基本機能を活用しながら日々の学習における発展学習をサポートします。Classiの通信機能を使うことにより、安全で効果的な生徒・教師・家庭のコミュニケーションを実施しています。
 

国際バカロレア【International Baccalaureate】とは

 国際バカロレアは、スイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムです。その学習プログラムには、11〜16歳を対象としたMYP(Middle Years Programme)と、16〜19歳を対象としたDP(Diploma Programme)があります。MYP・DPの学習プログラムを通じ、IBの学習者像を目標として努力する生徒を育成し、さらに生徒が未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身につけることを目指します。国際バカロレア機構では、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へとつなげています。現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施しています。
 

こんな授業を進めています
MYPによる日々の学習について

シラバスから始まり、振り返りまでの流れの中で
“学ぶ力”を身に付ける

 

MYP授業の流れ

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  • シラバス

    MYPによる秀光の授業は、シラバス(授業の計画・内容の概略)の配布から始まります。

     授業のスタート段階で、単元名、単元で学ぶ重要概念や、授業での“探究”のテーマなどが教員から示されます。教員は学習の内容に加えて、学習の方法について説明し、学び方を学ぶこと(ATLスキル)が重要なことを生徒に伝えます。さらに評価規準(ルーブリック)を含む評価の概要を知らせ、生徒が目標をもって学習できるよう授業のガイダンスを行います。
     

  • 学び

    ペアワークやグループワークなどの様々な学習形態で、生徒は互いに教え合い、意見を交換しながら学びを進めていきます。

     IBでは探究すること、行動すること、思考することを通して、学びを深めていきます。学びの過程では個人学習に加えてペアワークやグループワークなどで、チームによる学びを生徒に促していきます。このチームによる学びを通じて、理解はさらに深められていきます。
     

  • 評価

    単元の学びの中でレポートやテスト、ときにはプレゼンテーションなどを行い、評価していきます。

     学習成果を把握するため、知識の定着を問うテストだけではなく、生徒は課題に沿ったレポートを作成し提出します。レポート作成のための調査(リサーチ)では、インターネットや参考文献で調べたり、実験したりと学びを広げていきます。レポート作成には評価規準(ルーブリック)が示され、生徒は自分の目標とする評価に届くよう作成していきます。
     

  • 振り返り

    授業の終わりや単元の終わりには、かならず“振り返り”を行って知識を定着させ、次の目標へと進んでいきます。

     生徒は日々の学習や単元の終わりには、授業で自分が学んだことへの自己評価を行います。この、授業後の“振り返り”により、次の授業、次の単元への目標が立てられるのです。指導の教員からも効果的な助言を受けることができます。効果的なフィードバック、これもMYPの授業の大きな特徴のひとつです。

 

こんな授業を進めています
DP TOK 【高等学校課程3年生】

信憑性、信頼度の高い情報を取捨選択しながら、
物事を多角的に見直す態度を身につけていく

 

批判的に物事を考察する能力を身につける

 DPでは、TOK(Theory Of Knowledge=知の理論)という授業があります。
 「教科書に記されている知識が構築されてきた過程を知り、そのすべてを鵜呑みにするのではなく、批判的に物事を見てみる。それにより『批判的思考力』を育てるというのがTOKの目的です」(TOK担当・加藤隆寛先生)
 選ばれるテーマは、科学、歴史、国語と幅広く、事例の信憑性については、信憑性50%から一般的には間違いとされているものまで、さまざま。昨年度の授業では、数年前に話題(騒動)になった「STAP細胞はあったのか」がテーマに選ばれました。

信憑性、信頼性のある情報はどれか...取捨選択する能力を養う

 授業は、生徒がテーマについて自分なりに調べる作業から始まります。教員からのアドバイスは基本的にはなし。生徒たちは本やネットなど様々な媒体を通して、“正しい情報”を探していきます。その作業を重ねる中で、信憑性、信頼度の高い情報を自ら取捨選択できる能力を身につけていきます。
 「教科書には『答え』が書いてあります。TOKでは、生徒たちが調査してきたことを基に議論して知識を構築する根拠は何かを自ら考察します。これにより思考力、判断力、表現力が養われます」(加藤先生)

意見を持ち、相手の意見を尊重しつつ、発信していく

 「人生において、たくさんの情報を取捨選択できる能力は大切です。個々人がそれぞれの意見を持ちつつ、相手の意見を尊重し、発信する力が求められます」(加藤先生)
 授業に参加した鈴木優歌さん(高等学校課程 3年生・写真上)は、「TOKはディスカッションがメインの授業。テーマについて議論することにより、物事に対してさまざまな角度から見てみる態度が身につき、“なぜ?”“どのように?”といった疑問が自然に出てくるようになりました」とTOKの授業の成果を話します。
 

こんな授業を進めています
DP CAS 【高等学校課程3年生】

自らが企画し、実施・継続していく活動を通して、
自分自身を再発見し、得意分野を探していく

 

自ら準備し、行動・探究し、振り返り、継続していく

 CASの理念は、DPの中心であり“心臓部”と言われています。「良いCASプログラムは、自分探しの旅。自分の新しい部分、得意分野が見えてきます。人生を変えるような意味深いものになる」とIBは謳っています。Creativity,(創造性)、Activity(行動)、Service(奉仕)の3種類の取り組みを念頭に、生徒自らが準備し、行動・探究し、振り返り、そして実証し、その流れを継続していく。これがCASです。

オリジナリティのある課外活動として18ヶ月間取り組む

 高等学校課程3年生の小山さんは、2011年の東日本大震災をきっかけに、小学2年生のときから防災に関する新聞記事のスクラップづくりに取り組んできました。現在も続けている新聞記事スクラップをDPのCASのテーマとし、オリジナルの『防災パンフレット』の作成に取り組んでいます。
 CASに必要なのは取り組んでいる内容の独創性。スクラップだけでなく、先生やクラスメイトへのアンケートなどを通して、オリジナル性のあるものを心がけています。発行は2ヶ月に1回のペース。CASの活動は、DPでの授業が始まってから18ヶ月間です。15ヶ月目の7月には『学びの成果』という報告をする機会があり、CASの成果をレポートします。

さらに『命を守るプロジェクト』を立ち上げて

 防災パンフレットづくりにあわせて、小山さんは仙台市内の夜間中学校で英語を教える活動にも携わっています。
 「それと、今年3月からは『命を守るプロジェクト』を友人と立ち上げました。使わなくなった布を用いてのマスクづくりなどにも挑戦しています」(小山さん)
 
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     「パンフレットづくりでは、秀光のすべての先生と生徒にアンケート調査などで協力してもらいました」と小山さん。上の写真は、小山さん作成の『防災パンフレット』。

 
中学校課程2年
京増くん
(根白石小出身)

【MYPの授業について】
グループで話し合いながら“よりよい答え”を
導き出していきます

 
 好きな科目は数学です。MYPの数学の授業では、グループワークが中心です。出された課題に対してグループごとにみんなで話し合いをしながら、“よりよい答え”を考え、導き出していく。そして、まとまった考えをグループの代表者がクラスのみんなの前で発表する。そんな流れで授業が進んでいきます。話し合いの中で、わからない部分を教えあったり、コミュニケーションを取りながら進めていくと、理解も深まり、知識もしっかり定着していくように思えます。「積極的に発言し、自分の考えを上手に伝えられるように努力すること」をいつも心がけて授業に臨んでいます。