未来を切り開く学びの旅が始まる

IBの学習プログラムのもと、 科学的探究心、知的好奇心の深化を図ります
秀光サイエンスチャレンジ
中学校2年生時に仙台市科学館、3年生時に仙台市天文台を訪問し授業での学びを発展・深化させます。2022年度からは岩手医科大学との連携講座も実施します。《中学校2・3年生 / 秀光コース・特別進学コース高校1年生対象》
サイエンス・コ・ラボ
東北大学の全面協力を得て、理科実験講座を実施しています。同大学の研究者を招き、専門分野の実験・実習を行います。《高校1・2年生 / 秀光コース・特別進学コース全生徒対象》
メディカル・コ・ラボ
医歯薬系の特別講座を、高大連携・医療機関連携で実施。医歯薬系国内大学への進学希望者を対象に進学指導を行います。《高校2・3年生 / MAPクラス対象》
サイエンス・コ・ラボの実習テーマ【例】霧箱を用いた自然放射線の観察
指導:東北大学 高度教養教育・学生支援機構
酵素でバイオ発電
指導:東北大学大学院 工学研究科
大学発の最先端技術を用いたバイオ燃料の合成実験
指導:東北大学大学院 工学研究科
ナノ材料の合成と機器分析(1)
指導:東北大学大学院 環境科学研究科
ナノ材料の合成と機器分析(2)
指導:東北大学大学院 環境科学研究科
三次元培養法
指導:東北大学大学院 工学研究科
分子のキラリティ(対掌性)と
指導:東北大学 高度教養教育・学生支援機構
旋光度の実験
メディカル・コ・ラボの講義テーマ【例】細胞はどのようにしてストレス に適応するのか?
指導:東北大学大学院薬学研究科
口から始まる再生医療
指導:東北大学大学院歯学研究科
人工知能時代の学びー知能だけではない脳の動きー
指導:東北大学大学院医学研究
ソーシャルディスタンスと脳科学
指導:東北大学大学院医学研究科
医療とAIの気になる関係
指導:東北大学大学院医学研究科
こんな授業を進めています
MYP関数グラフアート【中学校3年生】
関数を駆使してアートを作り
数学への興味・関心を広げる
OWN PCとグラフソフトを駆使して
創造的な表現の本質と目的について考える「個人的表現と文化的表現」をグローバルな文脈として選択し、「形」「美しさ」「モデル」「一般化」の4つの概念を学ぶ『関数グラフアート』。関数と図形の関係性や並行移動、拡大・縮小といった性質に親しむとともに数学の美しさについて考えることを目的として中学3年生の夏休み課題として取り組みました。グラフアート全国コンテストで優秀賞>
校内発表会での優秀提出作品の中から応募した大場さん(秀光コース1年・田子小出身)が、昨年度の「関数グラフアート全国コンテスト」で優秀賞を受賞しました。大場さんは作品について、「過去の同じコンクールで先輩が受賞した作品を見てレベルの高さに驚きました。シンプルな絵や線が好きなので、干支であるトラを選び、輪郭から作りはじめました。線は納得がいくまで微調整しながら、無理関数と一次・二次関数、円を使って描いています。一番苦戦した目から鼻筋に向かうカーブは、同じネコ科である自宅の猫の目を観察しています。友人に数式を教えてもらって反映させた部分もありますし、他の人の作品も刺激になりました。」と話してくれました。
- ▲作品 /トラ
- ▲「納得がいくまで関数の微調整を繰り返しました」と話す大場さん
- 生徒は校内ホームページから先輩達の作品を見ることができます。アートの一部分をクリックすると使用している関数が表示され「どうすればこの曲線が描けるのか?」というヒントを得て、前年度までの生徒の気付きや工夫を次年度以降の生徒が知ることができます。学校としての学びの蓄積が、より高い目標設定や製作意欲、新たな発想の実現につながっています。(数学担当・小保内先生)