2017年度 大学合格者からのメッセージ
一般入試
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受験までの道のりを支えてくれたクラスメイトや周りの人たちに感謝しています
秋田大学 理工学部 数理・電気電子情報学科
菅野さん(大河原小出身)
推薦・AO入試
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得意分野を伸ばせる環境と、信頼できるクラスメイトがいる6年間でした
東北大学 文学部 人文社会学科
小野さん(亘理小出身)
図書館を愛用して本を読み、たくさんの賞を受賞しました
図書館を自室のように愛用しながら6年間でたくさんの本を読み、作文でも賞をいただきました。青春のエッセー阿部次郎記念賞 自由作品の部で2年連続最優秀賞や、青少年読書感想文コンクール全国コンクールで毎日新聞社賞、原阿佐緒賞で特別賞などをいただくことができました。ほかにもたくさんのコンクールに応募していましたし、生徒会の広報活動報告や、文章を書く授業も多かったので“書く力”が鍛えられていたと思います。
秀光の図書館を見て「ここで本を読みたい!」と思ったのが入学動機のひとつですが、実は入学時書くことにはそこまで興味がありませんでした。先生の「出してみては?」の一言があったからこそ参加したコンクールもあります。先生方は受験などの面接練習もですが、私の作家や本の語りなど好きなことにもとことん付き合ってくださったので感謝しています。お互いに頼り、頼られる居心地の良いクラスでした
前期課程3年生のとき、自分で大学受験に向けて『3カ年計画』をスタートさせました。評定平均を上げる、実績をつくる、読解力をつけるということを念頭におきながら、受験に向けて積み上げてきました。
AO対策として4年生から小論文の添削課題を受けていました。最初は書き上げるだけでも丸一日…試験時間内に書けるように、がはじめの課題でした。何度も過去問を解いて、先生に添削をお願いして対策するうちに時間も短縮され、手応えを感じられるようになりました。
クラスは1人ひとりが自分の役割をきちんと持っていたので、全体をまとめるならこの人、英語ならこの人、と得意なところを頼ったり頼られたりしました。私も古典の問題をよく聞かれました。6年間積み上げてきたお互いの信頼もあって、居心地の良いクラスでした。また、秀光の先輩が同大学文学部の大学院にいたので、AO入試を受けるにあたってたくさんのアドバイスをいただきました。秀光の“縦のつながり”もぜひ活かしてください。 -
海外研修で再認識したチャレンジ精神が私のエネルギーです
早稲田大学 文学部文学科
佐々木さん(横山小出身)
夏休み中も添削していたき感謝しています
会議通訳者の長井鞠子さんにあこがれていて、将来は国際的な舞台で通訳士として活躍するのが夢です。そのためには英語力だけでなく幅広い知識が必要です。学部の垣根を越えて学べる授業が3000科目もある早稲田大学を志望しました。指定校推薦の合否を左右するのが、4000字の志望理由書です。早稲田大学文学部に惚れ込んでいることをアピールすると共に、私の一番の取り柄である語学に対する好奇心の強さを伝えたいと、納得いくまで何度も書き直しをしました。その都度、先生に見ていただきましたが、夏休み中も心配で、ご自宅にまで原稿を郵送して添削していただきました。
6年間共に過ごした仲間は家族のような存在です
志望書理由には、海外研修から得た体験も書いて、学校生活の一端を紹介しました。初めての海外だったハワイ研修は文化の壁を感じた2週間でした。大きかったのは治安の問題です。常に緊張感があったので人頼みばかりで、自分から行動するのを避けていましたが、現地の先生に「失敗してもいいからチャレンジすることが大切」と言われ、気持ちが吹っ切れたような感じがしました。その経験は4年生のニューヨーク研修で生かすことができました。
日本語が少し通じるハワイと違ってニューヨークでは言葉の壁を感じましたが、思い出したのがハワイで学んだチャレンジ精神です。失敗してもいいから英語で話しかけてみようと覚悟を決めたら毎日が楽しくなり、さらに成長できた自分を感じました。2回の海外体験は大きく、今でも自信がなくなると「まずチャレンジ! やってみなければ分からない」と自分に言い聞かせています。
秀光で過ごした6年間は充実していて、16期生の仲間は家族みたいな存在です。個性豊かな人の集まりでしたが、いざとなると見事にまとまるし、落ち込んでいると誰かが気付いて声をかけてくれます。志望大学に進める喜びの反面、離れ離れになる寂しさを感じています。 -
充実して話題に事欠くことがない、人間としての幅が広がった6年間でした
聖マリアンナ医科大 医学部医学科
近藤さん(黒松小出身)
海外研修での体験が今でも一番の思い出として残っています
英語はもともと得意科目でしたが、海外研修の機会が多かったのでさらに自信がつき、武器になりました。秀光の6年を振り返ると海外研修は今でも記憶に残る一番の思い出です。2年生で行ったハワイは身振り手振りで、ジェスチャーも交えつつ英語を話すことができました。現地に行くことで密度が高い毎日を送れたことや、英語のリスニング力がすごく上がったことが大きいです。過ごして1週間くらい経つと“聞いた英語を一度頭の中で日本語に直す”ことが少なくなりました。自分の中に自然と英語が入ってきて会話が通じたときは本当に嬉しかったですね。食や文化など実際に行ってみないとわからないことがたくさんありました。
自分がレベルアップしていくのを実感できたときが楽しいです
秀光には毎年多くの大学の指定校推薦枠があるので、それを活かさない手はありません。秀光での体験や学年の垣根を超えたコミュニケーションが取れたということは面接でも武器になりました。なにより人間としての幅を広げられる、たくさんの経験ができると思います。
1〜3年生のときはサッカー部で文武両道を目指しました。当時は苦手科目を避けがちでしたが、英語や生物など好きな科目から手をつけてみたら、勉強の視野が広がりました。さらに模試などを受けるうちに、自分の力がレベルアップしていくのを実感できて楽しかったですね。成績優等賞も5年連続で受賞できたので努力してよかったと思っています。授業の復習をメインに、基礎と授業を大切にしていれば、テストでもきちんと点数が取れるはずです。 -
誰よりも早く登校し授業が始まるまでの時間を最大限に活用しました
同志社大学 経済学部経済学科
小野寺さん(南吉成小出身)
お互いに刺激し合いながら一緒に頑張りました
秀光の6年間を一言で表すとしたら「充実」以外の言葉が出てきません。医学部を目指す人が多かったので、勉強への意気込みが違いました。みんなのモチベーションが高く一緒に頑張ろうという雰囲気があったので、途中で気持ちが折れることはありませんでした。良いライバルのおかげでスキルアップできたと思います。それぞれの受験の日が近付いても重苦しい空気はありませんでした。体育の授業では全員で思いっきり体を動かして楽しみ、盛り上がった後はすぐに着替えて一斉に勉強モードに切り替えるなど、最後までクラスの一体感を感じました。
一番頑張ったのは英語です。授業は厳しく、理解するまで何度も質問されるので、かなり鍛えられたと思います。外国人の先生との触れ合いや、ハワイとニューヨーク研修を通し、海外の暮らしに興味を持ったことが、そのまま英語の興味につながりました。同志社大学を選んだのは、独特の優れた英語教育に感心を持ったからです。歴史も好きなので、京都を訪れる外国人と触れ合いながら、京都のまちも楽しみたいと思っています。納得できるまで質問し先生方にお世話になりました
3年生まではサッカー部に入って毎日練習していましたが、部活を卒業してからは「勉強するしかない」と覚悟ができました。学校は7時から開放されるので、誰よりも早く執務室の勉強ルームに入り、授業が始まる1時間半ぐらいを自主学習にあてました。朝の勉強は、合格が決まるまで毎日続けました。振り返ってみると、先生方との関係が非常に密だったと思います。質問にも面倒がらずに答えていただき、昼食を食べる時間をさいて付き合っていただいたこともありました。合格できたのは経験豊かな先生の力が大きかったと感謝しています。今、兄が合格祝いにプレゼントしてくれた国家試験のテキストを開いて見ています。将来は警視庁に入りたいと考えています。指定校推薦で合格が早く決まった分だけ時間に余裕があるので、国家試験の勉強も早めに始められます。
秀光に入学してから勉強する楽しさを知りました
“Language,Music & Science”を体現できた学校生活でした