秀光でのさまざまな活動を通して
個性を尊重し影響し合いながら
3年間を過ごしていきましょう
2023年4月5日(水)、秀光中学校が新設されて3年目の入学式が、宮城野校舎ゼルコバホールを会場に挙行されました。この日、新たに秀光生として加わった新入生は56名。秀光の前身から数えて28期生となります。新入生たちは、会場の保護者や来賓の方々から大きな拍手で迎えられて入場。今年は3年ぶりに、新入生が秀光コースの先輩たちにコサージュを胸につけてもらうという伝統も復活し、新入生たちは嬉しそうな笑顔を見せていました。
式では新入生たちが担任の先生から一人一人の名前を呼ばれ、加藤雄彦校長先生から入学許可をいただきました。続いて校長先生からの式辞、新入生宣誓、教科書給与、新入生保護者代表挨拶などが行われました。温かい祝福とエールの中、秀光の生徒としての新しい学校生活がスタートします。
校長先生からの式辞【一部抜粋】
新入生の皆さんにお願いがあります。ここにいる新入生の皆さん一人一人がそれぞれ多様性のある存在です。全く違う個性、価値観、将来へのビジョンを持っています。それをお互いに認めて、相手のことをリスペクト(respect)してほしい。そのためにはそれぞれが平等(equality)でなければなりません。人間には貴賤上下の区別はありません。秀光ではequalityを保証します。そして最後に、皆さんの個性を対等な関係の中でぜひ混ざり合わせてください。これを英語でインクルージョン(inclusion)といいます。これは社会でもとても大切なことです。多様性を認めお互いを尊重しあい、さまざまな活動を通してお互いがインクルージョンしていってください。秀光中学校での3年間の生活においてこの3つを大切にしながら学んでいってほしいと思います。
新入生宣誓
第28期生《新入生》代表 草野さん(仙台市立高森東小出身)
清明を迎え、今日という佳き日に、私たち2023年度入学生のために、入学式を挙行していただき、誠にありがとうございます。ご多忙な中、ご臨席くださいました校長先生をはじめ、先生方、学校関係者の皆さま、ご来賓の方々、そして保護者の皆様に、心より御礼申し上げます。
これから中高一貫型の6年間を、この恵まれた環境の中で、多様性に満ちた新入生56名の仲間たちと、共に学び高め合えることに、期待で胸がいっぱいです。
私たちは、グローバリゼーションとAI化が進展する予測不能な時代の中に生きています。秀光中学校は、先端教育に位置する国際バカロレア教育のMiddle Years programmeすなわちMYPを、東北で唯一学べる貴重な環境であること。さらにLanguage, Music,そしてScienceに重点を置いた教育を受けられること。このような恵まれた環境であることに、感謝申し上げます。
“3be”attitudes will certainly help me. Because I want to become a person who can play an active role in the world and be positive influence in my community. So, I will do my best.
私たちは、
世界で活躍できる人となれるよう、
加藤利吉先生から時代を刻んできた仙台育英学園の誉となれるよう
努力することを誓います。
わが学舎に栄光溢れることを祈念し、宣誓といたします。