2021年4月開校

お知らせ

秀光コース1年生が「2022 Polypad Art Contest」のファイナリストに選出

多角形の無限の組み合わせの中から
自分だけのアートを作る

 今年初めて開催された「2022 Polypad Art Contest」。その15歳から18歳までの部門で、ファイナリストとして秀光コース1年生の久保さん(宮城教育大学附属中出身)が選ばれました。Polypadとは、数学の学習に役立つアプリケーションを紹介するサイト「Mathigon」が提供するWebアプリの1つで、多角形をブラウザ上で操作して平面図形や立体の展開図について学ぶことができます。久保さんの作品は、透明感のある色とりどりのパーツを組み合わせて、繊細な柄が美しい作品に仕上がっています。世界中から1000点以上の応募があり、その中からファイナリスト30名のうちの1人に選ばれました!

  • ▲久保さんの作品「Hydrangea(紫陽花)」

2022 Polypad Art Contest
秀光コース1年 久保さん(宮城教育大学附属中出身)

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自分の得意分野を活かして、
良い意味での“息抜き”として
とても楽しく取り組みました

 Polypadでは、用意されたパーツの色や透明度を変更したり、形そのものを変えたりすることができるので、様々なパーツを組み合わせて想像力のまま、自由自在に作品を作れます。もともと中学校で美術部に所属していたこともあり、数学の知識だけでなくアートに関連することにも惹かれて応募してみようと思いました。アートは自分の得意分野で強みだと感じていることもあり、ぜひ挑戦してみようと作品制作に入りました。イメージはステンドグラス風で、モチーフは紫陽花です。世界規模の大会なので日本らしさのあるものをテーマに選びました。最初に基本の形を作って、それをいくつも複製して並べていきましたが、自分で切り貼りをしてオリジナルで作ったパーツを組み込んでいたため、1つの図形にわずかな隙間やズレがあると、全体図がどんどん歪んでしまい、微調整には苦労しました。

 私は高校から秀光コースに入学しました。将来IBDPのディプロマを取得したいと思い、自分で調べた時に仙台育英学園はIBの実績が1番ある学校だということや、少人数編成のクラスで学習できることが決め手になりました。
 クラスメイトの話を聞くと中学校の時からさまざまなことに挑戦している子が多く、自分も何かやりたいなと思っていたときに、数学の先生がSlackで紹介してくれたことで今回のコンテストを知りました。日々のレポートや課題をこなすだけで精一杯になってしまうことも多いですが、そんな日々の良い意味での“息抜き”の課題として、アートの分野には楽しく積極的に取り組むことができました。今はMYPの総まとめとして、野菜の栄養素や食品ロスをテーマにPP(Personal Project)に取り組んでいて、忙しくも充実した日々を送っています。これからも時間を見つけて楽しみながらできるコンテストにまたチャレンジしてみたいです。