秀光の次のステップへ進み
IBDPの学びをさらに深めていきます
仙台育英学園高等学校秀光コースの入学式が4月4日(木)、宮城野校舎ゼルコバホールを会場に挙行されました。秀光第26期生19名は、この4月から仙台育英学園高等学校 秀光コースの生徒として国際バカロレア(IB)のMYPを学んだあと、DPへと進み、学びを一層深めていきます。
秀光中学校は国際バカロレアMYP(Middle Years Programme)の認定校であり、仙台育英学園高等学校秀光コースでの国際バカロレアDP(Diploma Programme)と合わせることで中高一貫6年間にわたるプログラムが受講可能です。
高校2年次から、日本語と英語で学習するDLDPに加え、英語のみで学習するELDPも今年から秀光コースでスタートします。
校長先生からの式辞【一部抜粋】
日本の中高生が学ぶ上で一番大切なことは“DEI”、すなわちDiversity(多様性)、Equality(公平性)、Inclusion(包括性)だと思います。公平性が担保される中で大勢の人が一緒に活動するとき、その多様性が混ざり合い相互に作用して、それがひとつにまとまっていく。秀光コースでこれをしっかり経験しておくと、大学入学後や社会に出たとき必ず役立つと思います。
皆さんはこれから、後ろにいる2、3年生と同じように高校生活を歩むことになります。そこで皆さんは、先輩たちと違いを出すとしたらどこで出しますか? ここでは答えは言いません。一人一人が違うように学年も違ってきます。皆さんは違う考え方、違うものを持っていていいのです。それを発揮できる素敵な学年になってほしいと思います。
新入生宣誓
仙台育英学園高等学校 秀光コース 新入生代表 花田さん(秀光中出身)
暖かな日差しとともに吹く風が、心地よく感じられる季節になりました。草木の若い芽が伸び、桜前線が北上を続けています。
私たちは、ただ今、加藤雄彦校長先生から仙台育英学園高等学校秀光コースに、秀光26期生として入学する許可をいただきました。また本日は、私たちのために、ここゼルコバホールにおいて入学式を挙行していただき、感謝申し上げます。ありがとうございます。
今後は、一人一人が秀光コースの一員であることを自覚し、Language、Music、Scienceを軸とした指導を受けられる秀光において、国際バカロレアの教育プログラムを通して、多様な国際社会に対応できる能力を身につけることを目指し、互いに支え合い、高め合いながら、努力していきます。
秀光コース1学年ではパーソナルプロジェクトに取り組み、一人一人が興味・関心を持った分野を研究し、その成果を積み上げていきます。第2学年からはディプロマプログラムに取り組みフルディプロマ取得を目指します。これらの学びを通してIBの学習者像に近づき、学習する姿勢や論理的思考などのさまざまなスキルを身につけ、国際社会で活躍できるグローバリストとなる決意を抱いております。
私たちは、仙台育英学園高等学校の生徒としての自覚と責任をもって行動し、至誠・質実剛健、自治進取の建学の精神のもと、生活信条七箇条を体現できるよう、何事に対しても諦めることなく歩み続けることを誓い、新入生代表の言葉といたします。