2021年4月開校

お知らせ

第5回 メディカル・コ・ラボ

ストレスに対して人間が
どのように抵抗するかを学びました

 本校では医歯薬系大学を志望する仙台育英学園高等学校 特別進学コース・秀光コースを対象にした『MAP(Medical Academic Programme)』クラスが設置されています(両コースの希望生徒は、2学年進級時に選抜を経て所属)。MAPでは医歯薬系国内大学への進学を目指した指導が行われており、医歯薬系(国公立大学医療・医科学系を含む)の講義だけでなく体験も重視した、特別講座「メディカル・コ・ラボ」を高大連携・医療機関連携で実施しています。

 メディカル・コ・ラボの第5回は、12月10日(土)に宮城野校舎 栄光2階大会議室で行われました。今回のテーマは「細胞がストレスに適応するしくみを解明して新しい薬を創る」。東北大学大学院薬学研究科 薬学部生命薬科学 生命解析・衛生化学分野 教授の松沢 厚先生に指導をしていただきました。

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メンタルストレスによって
人間が受ける影響について

 松沢先生の「ストレスとはどういうものだと思いますか」という生徒への問いかけから講義はスタート。“生命以外の環境から受ける圧力”なのだと解説をしていただきました。今回は、本来大学1年生が受ける講義内容を今回のためにアレンジしていただき、メンタルストレスを受けることで人間の抵抗力が下がるため、“生きることはストレスに適応することである”ということと、その仕組みなどの分かりやすい説明がありました。また松沢先生から「ストレス応答のシグナル伝達の仕組みを明らかにすることは、さまざまな疾患の原因の解明や、創薬ターゲットの発見につながります。また、薬剤師は将来AIに仕事を取られてしまうかもしれない、と言われることもありますが、薬剤師には未然に誤りがないように医師と患者さんとをつなぐという、人間ならではの重要な役割があります」と、人工知能が発展するこれから先の未来についても話していただきました。
 

生徒たちのレポート

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