教育と進路

創立25年目記念教育計画

世界の複雑さを理解して対処し、 
未来への責任ある行動をとる態度とスキルを身につける

国際バカロレア(IB)の学習プログラムで  
   グローバリストの資質を持つ秀光生を育成

 2020年に秀光は開校から25年目を迎えます。25年目を迎えるにあたり、国際教育規格である国際バカロレアの学習プログラム(MYP・DP)に則って今世紀のグローバリストに求められる能力と態度をもった秀光生を育成することを目指し、2016年に『秀光創立25年目記念教育計画』を策定しました。

 この計画は、秀光中等教育学校の掲げる教育目標に定める人材育成を促進し、国内外への多様な進路達成を図るとともに、不確実性のある世界において生涯にわたって活躍できる人材を輩出することを目的としています。

6年間で実践するIBプログラムにより 
   3つの態度【3Be】を持った人材を育成する

 スイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムであるIBプログラムにより、世界の複雑さを理解、対処し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身につけさせます。本校のIBで育てる3つの態度【3Be】は以下のとおりです。

IBプログラムの6年間を通したカリキュラム導入により
中学校3年間、高等学校3年間の併設型中高一貫校に

11歳から16歳までの学年ではIBの中等教育カリキュラム
   MYP(Middle Years Programme)を導入

 本校では現在、IBの中等教育カリキュラム(11歳〜16歳対象)であるMYP(Middle Years Programme)の認定を2018年3月に受けました。MYPでの授業により、論理的思考力や問題解決能力などが培われ、教育改革や2020年から始まる新大学入試制度にも十分に対応できる能力が育っていきます。

16歳(高等学校の課程2学年)からは
  IB資格取得をめざすDP(Diploma Programme)を履修

 MYPに続くDP(Diploma Programme)は16歳~19歳を対象としたプログラムで、所定のカリキュラムを2年間履修し、世界共通の最終試験に合格すると、国際的に認められている大学入学資格(国際バカロレア資格)が得られます。仙台育英学園高等学校は東北地方で唯一のIB認定校であり、日本語と英語で行うデュアルランゲージでDPを実施した日本で最初の高校です。

後期の3年間はDPの認定校である
仙台育英学園高等学校『秀光コース』へ

前期の課程ではMYPを
  後期課程は仙台育英学園高等学校秀光コースでDPを

 『秀光創立25年目記念教育計画』によって、6年間の秀光での学習にはMYP(Middle Years Programme)及びDP(Diploma Programme)のプログラムを学ぶことになります。すでにDPの東北初の認定校となっている仙台育英学園高等学校との接続により、後期の3年間は、2018年4月に組織改編した仙台育英学園高等学校秀光コースで学びます。

 2021年4月、秀光中等教育学校の前期課程は秀光中学校への組織改編を予定しています。(2019年8月現在)。秀光中学校から秀光コースへと続く6年間の中で、国際バカロレア資格の取得が可能なカリキュラムによって深く学んでいきます。

秀光コースは、秀光中等教育学校前期課程を修了予定の者、あるいは秀光中学校(2021年4月に組織改編予定)を卒業予定の者のうち希望する生徒を対象とした内部選抜を実施。
また、2020年度入試より特待生採用選考外部試験を実施します。詳しくは仙台育英学園高等学校の入試要項をご確認ください。

中学校課程 卒業後は内部進学選抜試験を経て
希望する他のコースへの進学も可能

2020年4月入学生は、1学年次まで秀光中等教育学校前期課程で
  2学年次は秀光中学校に編入後仙台育英学園高等学校に進学

 2020年4月入学予定の生徒は、秀光中等教育学校前期課程で1学年次まで過ごし、2学年次には秀光中学校へ編入することになります。

 秀光中学校を卒業後には、面接等による内部進学選抜試験を経て、仙台育英学園高等学校の秀光コースへ進学、あるいは自身の希望する仙台育英学園高等学校の他のコースへの進学が可能です。
*:2021年4月に組織改編予定

 

卒業後は“秀光”卒業生の会
 「欅の会」に所属

 仙台育英学園高等学校秀光コース卒業後は「欅の会」に所属することになります。この会は、(旧)秀光中学校、(旧)秀光コース、秀光中等教育学校の卒業生が全員所属しています。

 

 
 


2019 年度版
秀光中等教育学校 及び 秀光コース
における教育

 
教育目的・教育理念・IB の使命

 秀光中等教育学校及び秀光コースの教育目的は、私学教育の発達を図り民主的文化国家の形成に貢献し世界平和と人類の福祉増進に寄与するため、家庭人・社会人・国民・世界人として能く其の本務を尽し得る人物を養成することです。
 そのため、仙台育英学園の建学精神「至誠」「質実剛健」「自治進取」を秀光中等教育学校及び秀光コースの教育理念とするとともに、「IB の使命」に沿った教育活動を展開します。

 秀光中等教育学校及び秀光コースは、仙台育英学園の目的に則り、建学精神「至誠」「質実剛健」 「自治進取」を教育理念としています。中でも、秀光中等教育学校、秀光コースの生徒・教職員に期待する人間としての生き方・考え方として、真心という人間のもつ自然な心そのものである「至誠」 を、「天に星あり地に花あり人の心に誠あり」 をモットーに、教育理念の最上位に位置付けています。また「質実剛健」「自治進取」 は「至誠」 を支えるための手段・方法概念として位置付けます。
 2016 年に国際バカロレア(以下、IB) の中等教育プログラム(以下、MYP)のトライアル校となった秀光中等教育学校は2018年3月に正式認定されました。加えて、2016 年に策定された秀光創立25 年目記念教育計画に従い、DP 認定校である仙台育英学園高等学校に秀光コースを設置し、2018年4月に併設型中高一貫校として組織改編すると共に、MYP 及びDP に基づく教育課程を編成・実施しています。世界に約4,800 校を超えるIB 校と同様に、秀光中等教育学校及び秀光コースも「IB の使命」に沿った教育活動を展開しています。

 
教育目標
 
 秀光中等教育学校及び秀光コースにおける「家庭人・社会人・国民・世界人として能く其の本務を尽し得る人物」 とは、「高度な学力・豊かな感性・生涯学習者としての自覚を持ち、持続可能な社会の構築に至誠によって貢献するグローバリスト」を指し、その育成を図ることが教育目標です。
 また、このような有為な人財は次の3つの態度【3Be】を備えている者とし、生徒及び教職員が獲得することに組織的に努めます。
 
3Be

◆Be sincere and confident global communicators.
 誠実で自信を持ち、グローバルな視点で意見を発信できる人であること
◆Be responsible in our learning.
 学びに対して責任をもつこと
◆Be innovative in addressing local and international issues in our community.
 地域社会と国際社会における諸問題の解決に革新的態度で取り組むこと

 
 
「IBの使命」

 「国際バカロレア(I B)は、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、そして思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。
 この目的のため、I B は、学校や政府、国際機関と協力しながら、チャレンジに満ちた国際教育プログラムと厳格な評価の仕組みの開発に取り組んでいます。
 IB のプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に向け、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認められる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。

 

国際バカロレアについて

世界140以上の国・地域で5,000校近く
日本では仙台育英学園高等学校を含め
20校が認定校に


 国際バカロレア(IB)は、国際バカロレア機構(本部スイス ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムです。
 1968年に、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解してそのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身につけさせると共に、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施しています。2017年5月1日現在、世界140以上の国・地域で4,839校認定されており、日本国内では仙台育英学園高等学校を含め20校が認定校として認められています。

MYP(Middle Years Programme)について

より広く、より複雑な、グローバルな
課題に対する認識を深めていく


 11歳~16歳を対象として、これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラム。どのような言語でも提供可能ですが、本校では一部科目を英語で提供しています。
 MYPでは【言語A、言語B、個人と社会、理科、数学、芸術、体育、デザイン】 の8教科にプログラム期間中取り組みます。本校では日本の学習指導要領を踏まえた授業と対応させて提供しており、その評価は国際基準に則ったもので、IBの教育を実現するための評価観点が定められています。
 例えば社会科では【Knowing & Understanding(知識と理解)、Investigating(調査・研究)、Communicating(コミュニケーション)、Thinking critically(批判的な思考)】の4観点で構成され、日本の観点と大きく異なるのは、コミュニケーションが独立した観点になっていることです。(本校ではIBの観点と学習指導要領の観点の両方の評価を行っています)  
 これらを通じて、MYPでは知識を統合された総合的なものとして示し、生徒がより広く、より複雑なグローバルな課題に対する認識を高めることが期待されています。
 

 

DP(Diploma Programme)について

日本語と英語で行われる
デュアルランゲージプログラム


 16歳~19歳を対象としたプログラムであり、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能です。
 原則として英語、フランス語又はスペイン語で実施されるプログラムと日本語と英語で行うデュアルランゲージプログラムがありますが、仙台育英学園高等学校ではデュアルランゲージプログラムを採用することを認められています。
(最終試験は日本語と英語で実施されます)

仙台育英学園高等学校 卒業後の進路について

大学への選択の幅は大幅に拡がり
海外、国内大学ともに進学は有利に


▼ 進学に有利な大学入学資格
  (国際バカロレア資格)を取得

 国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得することにより、北米のアイビーリーグなどの IB 入試を採用する海外大学への入学が従来より容易になります。
 国内の大学においても、2020 年までに国公立大学 が AO・推薦・IB 入試での入学定員枠を全体の 3 割にする予定であることから、IB の資格取得あるいは科目履修は 大学入試選考で有利になります。

▼ 250 を超える大学から指定校推薦の依頼
 高等学校課程の仙台育英学園高等学校には毎年 250 を超える大学から指定校推薦の依頼が来ています。大学進学への選択の幅は大きく拡がることになります。
 ちなみに、2019年度大学入試における仙台育英学園高等学校への指定校推薦依頼は254大学560学部(1,391名)からありました。