2021年4月開校

お知らせ

秀光『在卒懇』在校生と卒業生との懇談会2025

今春進学した先輩からの
温かいメッセージとアドバイス

 在校生と卒業生との懇談会「在卒懇」を、6月14日(土)に行いました。毎年恒例となっている在卒懇は在校生にとって、受験勉強や大学での生活などについて先輩たちの生きた情報が得られる貴重な機会です。

 今回は、2025年3月に卒業した先輩6名(うち1名はオンライン参加)を宮城野校舎に迎え、大学生活の様子や進路選択の方法、IB(国際バカロレア)での学びの活かし方などについて、具体的な体験談を交えながら話してもらいました。
 まず、中学1年生から高校3年生まで、秀光生の全学年を対象にした全体会をゼルコバホールで実施しました。在校生たちは、先輩の言葉に真剣に耳を傾けながら、自身のこれからの進路や学びについて深く考えるきっかけを得たようです。全体会・分科会を通じて、笑顔があふれながらも充実した交流の時間を過ごすことができました。

  •  

 

卒業生から在校生へのメッセージ【全体会より抜粋】

三浦さん〈法政大学 文学部 日本文学科〉

 中学生のときから文学が好きで、大学選びではどんな分野が学べるか、自分の興味に合うかを一番大切に考えました。「やりたいことが実現できるかどうか、そこは絶対に妥協しない方がいい」と強く感じています。
 そして、大学の必修の科目で小論文ほどの長さの文章を作成する際、行き詰まらないで組み立てることができているのは、秀光で受けた文学の授業のおかげだと感じます。
 

佐藤さん〈国際教養大学 国際教養学部  国際教養学科〉

 自分のやりたいことというものは、案外ぼんやりしているものだと思います。私の場合は、IBのCASやEE(Extended Essay)で、自分に問いかけ続けることを繰り返すうちに、少しずつ見えてきました。たとえ、今叶えられるか分からない大きな夢でも、自分が何をしたいか真剣に考えることは、本当に満足だと思える人生を送るために大事なのだと思います。高校時代、部活動やボランティア活動などを並行していた時期は本当に大変でしたが、今は大学で、IBで身に付けた「タイムマネジメント」や「問いを立てる力」が大いに役立っています。自分にとっての大きな財産です。
 

中松さん〈東北芸術工科大学 デザイン工学部 建築・環境デザイン学科〉

 私は、課題も発表も「完璧に仕上げてから出す」タイプでした。しかし、IBのレポートやTOKでは、途中でもいいから見せて、フィードバックを受けることが大切だと学びました。そこから少しずつ計画を立てて取り組めるようになりました。大学ではプロジェクトが同時進行することも多く、完璧主義のままでは乗り切れないこともあります。皆さんも、課題などで忙しいときでも睡眠時間はしっかり確保して、不安なときには先生や卒業生を遠慮なく頼ってくださいね。
 

大場さん〈東北学院大学 工学部 機械知能工学科〉

 進路を決めるためには、「したいこと」と「学びたいこと」を探すことが大切だと思います。私の場合は、流体系を見て「なぜこうなるのだろう」と疑問を持ったことが、理工系への関心につながりました。
 また、中学生のころからパソコンに触れ、プログラミングに慣れていたことが、今の学びにもつながっています。高校で取り組んだEEは大学でも役立っていて、研究室で大学院生と話した際に、EEのテーマをきっかけに会話が弾み、改めて貴重な経験だったと実感しました。
 

鈴木さん〈立命館大学 理工学部 数理科学科〉

 ぜひ、自分の興味を探究してみてください。秀光で学ぶIA(内部評価)やEEで扱ったテーマが、大学選びの軸になる方も多いと思います。大学に進学して、自分が学びを深めてきたことが講義で取り扱われて、その分野をさらに深く学べる環境はきっと楽しいです。また、授業でのレポートに向けて調べ学習をする習慣が身に付いていたことで、大学でも自信を持って取り組めています。そして、ボランティア活動やIBの授業で培われる「積極性」も大事にして、色々なことに挑戦してみてください。
 

久保さん〈岡山大学 農学部 総合農業科学科〉

 中高生の今だからこそ打ち込めることに挑戦してみてください。中学生であれば部活動や授業、高校生ならIBで、CASや日々の学習などです。そこから得られる学びと経験は、とても大きいものだと思います。大変なことも多い毎日だと思いますが、楽しむ気持ちを大事に学校生活を過ごしてください。私は大学に進学してから、秀光は本当に自分のスキルや将来を広げる上で本当に良い環境だということを改めて実感しています。皆さんも今秀光で学べる機会を存分に活用して、自分の将来の可能性を広げていける学校生活を過ごしてほしいと思っています。

 

 続く分科会は、ゼルコバホールと大会議室の2つの場所で行われました。校内模試の対策、日々の勉強などに加えて、憧れの大学生活についてや、大学入試本番に向けて知りたいことを、卒業生が丁寧に答えてくれました。在校生たちは卒業生の貴重なアドバイスに耳を傾け、熱心にメモしていました。昨年度まで秀光で一緒に学校生活を送っていた先輩からの温かいメッセージが、在校生にしっかりと届けられたようです。

 
  • ▼分科会の様子
  •