栄光への軌跡 2019
現役大学進学者による大学合格体験記

指定校・提携校推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

立教大学

コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科

平成31年3月外国語コース卒業
宮城教育大学附属中学校出身

高校生活を楽しみながらも早いうちから
推薦入試を意識するのが合格の秘訣です
1年次から資格取得など
推薦入試の準備をしました

 私は高校に入学した当初から、指定校推薦を利用しての大学受験を視野に入れて日々生活をしてきました。指定校推薦の受験資格を取るためには様々な条件を満たし、校内選考を通る必要があります。その条件を満たすため、学習面においては、1年生の頃から定期テスト前はできるだけ高い評価がもらえるよう、一生懸命勉強したり、時間に余裕があるうちに英検などの資格を取得したりと早い段階から準備を進めてきました。そのおかげで受験できる大学の幅も広がり、より自分に見合った大学選びを行うことが出来ました。また、生活面においては無遅刻無欠席を自分自身の最低限の課題とし、3年間継続してきました。学校の模範となるような生活を送ることが重要です。
 そして何より一番大切なのは、3年次の6月に行われる校内模試です。この校内模試の成績が校内選考が通るか通らないかを決定付ける大きな役割を果たしています。校内模試の重要性は1年生の頃から、先生や先輩方から何度も教えられてきました。そのため、できるだけ良い成績を修めるために、校内模試の過去問や、センター試験の過去問をできるだけ何度も解き直し、問題に慣れるよう勉強しました。その結果、目標を上回る成績を収めることができ、第一志望合格に繋がりました。
 指定校推薦での大学合格を目指す方は、まだ早いとは思わずに、できるだけ早い段階から継続して努力することにより合格は近づいてきます。部活動や行事など、高校生活を楽しみながらも、自分の将来のために頑張って下さい。

立教大学

GLAP学部 GLAP学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

資格取得を通して言語力の向上に
励んだことが合格につながりました
英検に向け勉強したことを
学習に生かすのが大事です

 私は高校1年次の後半に外国語コースに編入しました。外国語コースは英語の授業が多く、残りの2年間で、しっかりと英語力を身につけることができたと思います。また、クラスに各国からの留学生がいて、多様な文化を肌で感じることができました。それと共に、自分自身の言語力を活用し、言葉のサポートをすることもあり、コミュニケーション力を向上させることができました。
 大学進学については高校2年次から考え始めました。その時は、日本の大学をあまり知らず、とりあえず校内の指定校枠のある大学から考えました。そして、大学の情報収集をしながら、指定校や入試に向けて基本的な資格にとりあえず挑戦し、取得しました。その後は、自分をアピールするため、さらに高いレベルの検定への勉強を始め、何度も挑戦し、取得しました。最初に受けたのは実用英語技能検定2級でした。英検2級については高校2年までの基礎を固めてから挑戦することが大事と感じました。それを取得したあとに、英検準1級に向けての準備を始めました。ですが、英検2級と準1級の難易度の差を把握せず、いい加減に受けてしまい、落ちました。そして、第3回目の英検に申し込んで、しっかり準備してから受けようと決めました。最初の頃は勉強の方法が分からず焦っていましたが、だんだん知ってる単語も多くなってきて、勉強を順調に進めることができ、準1級に合格することができました。準1級については、最初は知らない単語が多く、問題を解くのが難しいので自信を失ってしまうかもしれませんが、問題をやればやるほど進歩が見えてくるので、あきらめずにがんばれば、受かると思います。また、経験や反省などをまとめることも大事だと感じました。そして、日本語能力試験N2も受け、さらに自分の言語力を向上させました。

有意義な高校生活を
送ることができました

 高校3年次の6月に志望大学を決め、それに向けて準備をしました。ですが出願の2ヶ月前までは、計画を立てずに時間だけが流れてしまい、受験直前の1ヶ月前に勉強し始めましたが落ちてしまいました。自分が落ちた原因がすごく明らかだったので、早速次への準備にとりかかりました。指定校推薦への切りかえを順調に進められた理由は、やはり普段の勉強や各種検定への挑戦のおかげだと思いました。
 高校3年間では、前もって大学を調べたり、検定を受けたり、オープンキャンパスに参加したりすることがとても大切だと思いました。仙台育英での2年間は充実していて、有意義な高校生活を送ることができよかったです。自分自身の経験を用いて、後輩たちを励ませたらいいと思います。

中央大学

商学部 商業・貿易学科

平成31年3月特別進学コース卒業
宮城野中学校出身

仙台育英の勉強に最適な環境を
十分に活用して合格を目指しましょう
周りとの差が開くことへの
焦りがやる気に変わりました

私はもともと一般入試で大学受験するつもりでいましたが、3年生の春頃になってから指定校推薦で受験することを決めました。指定校推薦の校内選考では校内模試の結果が大きく関わってきます。私は校内模試の過去問を沢山解いて、その結果良い順位をとることができました。また、これまでの継続的な学習も良い結果に繋がったと思います。私は陸上競技部に所属していたのですが、周りの人達より勉強する時間が限られていたので、部活動が終わった後はオークルームなどを利用して閉門まで自習し、時間を有効に使うようにしていました。また、手帳などを活用して今日勉強することなどを計画していました。やるべきことが明確化され、やってきたことの記録にもなるので、おすすめします。クラスには部活動に所属していない人が多かったので、どんどん周りとの差が開いてしまうのではないかと焦っていましたが、その焦りの気持ちのおかげでもっと勉強しようという気になり、成績を伸ばすことができました。私は勉強する際、模試を活用するようにしていました。模試の復習もそうですが、模試の結果から自分の弱点を分析していました。これによって、より効率的に点数を上げることができました。

部活動や海外研修などが
良い思い出になりました

指定校推薦では高校生活の中で何をやってきたかが問われます。ですから、部活動や海外研修、資格取得やボランティアなど様々な活動に積極的にチャレンジすることが、自己推薦文や面接などでの良いアピールポイントになると思います。実際に、私も部活動や海外研修に参加したことで自己アピールの内容が深まったので、やっておいて良かったと思いました。また、これらの経験は私の高校生活を充実させてくれた良い思い出にもなりました。仙台育英には、立派な自習室や親身に向き合ってくださる先生方など、勉強するのに最適な環境が整っています。この環境を十分に活用して、志望大学合格に向けて頑張ってください。

法政大学

キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科

平成31年3月特別進学コース卒業
仙台第二中学校出身

励まし合い笑い合える仲間がいることは
高校生活においてとても大切です
期間を決めて目標を定め
やる気を維持しました

 高校3年間の生活を通して、私は志望大学の合格を勝ち取るためには、目標を必ず決めて何事にもチャレンジすることと、素晴らしい仲間を作ることの2つが大切だと思いました。
 私は積み重ねが大切な教科である、数学と英語が特に苦手でした。数学は仕組みを理解するまでに時間がかかるタイプであったし、英語は単語を覚えて活用することが上手に出来ませんでした。だから、まず1年間定期考査で75点以上を取ることを目標に朝必ず1時間数学を勉強し、夜には英語の授業の復習を欠かさず行うことにしました。その努力はすぐに結果を伴って定期テストに表れ、自信とやる気を私に与えてくれました。学校の定期テストは、外部模試とは違って指定された範囲を努力して覚えることが基本であったため、費やした時間の分だけ点数は伸びていきました。努力が結果として表れると苦手だった勉強も苦しさを感じることは少なくなり、1年と決めていた期限をもう1年高校2年生の間も続けてみようと思うことができました。このときに、ポイントになったのは遠い目標を持つことよりも1日の目標とノルマを決め、その日に何を頑張ればいいのかを明確にした点、1年間と期限を決めたことでやる気を維持させた点だと感じました。そのため、私は目標を決めて勉強、そして学校行事にチャレンジするべきだと思いました。

高校生活を楽しむ気持ちを
忘れず笑顔で頑張りましょう

 そして私が勉強の他にもう1つ大切だと思ったことが素晴らしい仲間を持つことです。私は高校生活の間に多くの友達や、先輩、先生に助けて頂きました。検定試験も大好きな友達に誘われて苦手なことだけど頑張ってみようと思ってチャレンジすることができました。だから、辛いときや苦しいとき励ましあえる、そして最高に笑い合うことができる仲間を持つこと、先生や先輩からのアドバイスを真摯に受け止めるように心がけることは自分自身にとって大きくプラスになることだと思います。
 最後になりますが、仙台育英ではコースごとや学年ごとで様々な行事があります。勉強を頑張ることを頭の片隅に置いて、人生1度きりの高校生活をEnjoyする気持ちを忘れず、毎日笑顔で楽しく目標に向かって頑張ってください。

法政大学

デザイン工学部 建築学科

平成31年3月特別進学コース卒業
七北田中学校出身

基本的な質問も丁寧に教えて下さるので
先生方に遠慮なく質問しましょう
TTTチャレンジを通して
志望大を絞り込みました

 私は仙台育英の実績と指定校推薦枠の数を見て入学を決めました。なので私は入学当初から指定校推薦を狙っていくつもりで高校生活に臨みました。その上で意識したことは内申書を良くすることです。なので、欠席をなるべくしないことや課題の提出などには漏れなく取り組みました。さらに定期考査の時は3週間前から手をつけ始め、余裕をもって試験に挑めるように努力しました。その際に、危ない教科に対しては放課後などに教科担当の先生を独り占めにしてテストの重要なところや解法などを気が済むまで聞いていました。仙台育英の先生方はどんなに基本的な質問をしても嫌な顔一つもせずに真摯に教えてくれるので遠慮なく聞くことができました。このようにしてテスト対策は行っていました。また普段の勉強については、得意な教科は予習、苦手な教科は復習をメインに講義の動画を見ながら行っていました。休日は、本当に勉強したくないと思ったらしないで、自分がしたいことを思う存分してました。それ以外の日はうまく勉強と遊びを両立させながらメリハリのある生活を心がけました。
 次に大学の選び方です。私はおもにオープンキャンパスや仙台で行われる関東の有名大学の説明会などを元にして決めました。さらに高1〜高2のHRで行うTTTチャレンジで自分が行きたい学部、学科やそこからつながる職業についてしっかり調べることができたので周りの人たちよりも早い段階で大学をしぼれました。みなさんも大学を選ぶ際は、大学に入ることだけでなく入った後のことも考えたら決めやすくなると思います。

オープンキャンパスには
3校は参加し比較しましょう

 最後に指定校推薦を狙う上でやっておくべきことのまとめです。まずは1年生の時からしっかり内申点と資格をしっかりとっておくことをおすすめします。たとえ行きたい大学が決まっていなくても取っておいて損は絶対にしません。またオープンキャンパスにも参加しとくと勉強の意欲が上がります。2年生になったら文理が決まるので、自分の行きたい学部の目星がついてきます。その上で指定校推薦枠を見て、もし自分が行きたい学部が入っている大学があったらさらにオープンキャンパスに必ず参加し、自分がやりたいことと一致してるかを実際に目で見て確かめるべきです。2年生では少なくとも3つは参加していろんな大学を比較するのがおすすめです。このように1〜2年生でしっかり大学に関する知識を蓄えておくと3年生の時に大学が決めやすく、尚且つ指定校推薦の選考に使われる自己推薦文にも活用することができます。指定校推薦は自分たちが想像しているよりも苦労しますが、学校から課せられる課題などを1つひとつクリアしていけば大丈夫なので頑張ってください。

東京理科大学

工学部 建築学科

平成31年3月特別進学コース卒業
成田中学校出身

中々結果が出なくても諦めずに
勉強すれば成績は上がります!
自習で補いきれない範囲を
放課後講習でカバーしました

 高校1年生のとき、始めは第一志望の高校に受からなかったショックがとても大きく、勉強をあまりしていませんでした。最低限、授業態度と宿題には気をつけていましたが、自主勉強はほとんんどしていませんでした。そのため成績も右肩下がりでした。そんな生活が約半年間続いた頃、徐々に焦りを感じ始め、ようやく少しずつ勉強するようになりました。そして私は、2つのことに気がつきました。
 1つ目は、仙台育英には、勉強したいと思う生徒をサポートする環境が十分に整っているということです。例として挙げると、まず自習スペースが充実しているという点です。宮城野校舎では、放課後の空き教室、GP2階、GP3階、オークルーム、ミーティングルームなどで勉強することができます。それぞれ雰囲気が違うので、その日その時の自分に合った場所で勉強することができ、非常に便利でした。次に、放課後の課外講習の存在です。私は、数学、英語、理科などの様々な講習に参加していました。基礎から応用まで、自習では補いきれない範囲を幅広く、もう一度授業で教えてもらったので、自身の学力向上に大きく繋がったと感じています。
 2つ目は、勉強をすればするほど、確実に成績が上がるということです。私は毎日、きちんと勉強を続けたら、本当に成績が上がりました。しかし、すぐに結果は出ません。半年以上粘り、ようやく少し点数が上がります。今は伸びなくても、そこで諦めずに続けることが大切なのだと知りました。

受験が不安になっても常に
ポジティブでいましょう!

 私が指定校推薦を考え始めたのは、高校3年生になってからのことでした。それまでは一般受験で国立大学を目指していました。きっかけとなったのは、物理の教科担当の、戸田先生の一言でした。「君は志望大学決まっているの?」当時私は志望大学を変えてばかりで、しっかりとした目標がなく、はいと答えられませんでした。そんな私に先生が勧めてくださったのが、東京理科大学の指定校推薦でした。しかし指定校推薦は、簡単にもらえるものではありません。枠を貰うには、高校3年間の評定、学力、生活態度が深く関係してきます。私は幸い、理系科目の点数が上がってきていたこと、生徒会執行部やよさこい団体『team 若獅子』で活動していたこと、3年生の初めにハワイからホームステイを受け入れたことなどが、推薦を貰う上で役立ちました。もしこれを読んでいる後輩がいたら、現時点で推薦を考えていても考えていなくても、部活やイベント、行事にぜひ積極的に取り組んでみてください。良い経験になるし、いつか役に立つ時が来ると思います。
 最後に、受験を控え、不安な気持ちであろう後輩の皆さん、ネガティブにならないでください。自分の周りに何人も、ネガティブになり病んでしまう人がいました。すると、勉強も思うように手がつかなくなります。だから常に、ポジティブでいるように心がけてください。問題を間違えても落ち込まずに、新たに知識を得たと喜んでください。または、友人や先生に相談してみてください。きっと全員励ましてくれると思います。
 自分に負けないで、頑張れ!

東京理科大学

理工学部 先端化学科

平成31年3月特別進学コース卒業
中国出身

面接本番で練習と同じ問題を
聞かれて幸運でした
担任の先生から志望理由書等
多くのご指導を頂きました

 毎回の試験に対して真剣に対応して、最後まで油断できないと思いました。
 私は、入学当初は一般受験を考えていました。しかし、後から指定校推薦という制度を知り、調べてみると自分の興味のある大学からも推薦枠がきていたので、指定校推薦に挑戦しました。
 指定校推薦とは、高校3年間の中間と期末テストの成績の評定平均、校内模試、または課外活動などの評価が大きく関係しています。そのため、毎回のテスト前一生懸命復習し、苦手科目はもっと努力しました。また校外のボランティアなどの活動も参加しました。その結果、東京理科大学の平均評定値をいただくことができ、指定校推薦において重要な校内模試で上位になりました。その努力の成果が実を結び、推薦枠もいただくことができました。
 早めに志望と目標を決めて、迷った時に先生に聞きました。
 推薦が始まってから今の合格まで、担任の先生が何回も私の志望理由書を検査し、意見を出してくださいました。また面接の練習もたくさんサポートしていただきました。専門に関する先生と面接練習の時、色々な問題を聞かれて、大変でしたが、面接本番の時に同じ問題を聞かれて本当に嬉しく感じました。
 最後に、受験するにあたって支えて下さった方々、本当にありがとうございました。後輩の皆さん、それぞれの目標を達成出来るように頑張って下さい。

東京理科大学

経営学部 経営学科

平成31年3月特別進学コース卒業
仙台第二中学校出身

受験を通して人とのつながりが
いかに大切かを実感しました
積極性をモットーに掲げ
3年間で大きく成長しました

 私が東京理科大学を志望した理由は、父が同じ大学を卒業していたことにより、以前から興味があったからです。また、東京理科大学のオープンキャンパスに参加した際に、学生の方々が自主的に、積極的に活動していたことが印象深く、研究内容も自分が興味を持っていることだったため、ぜひ東京理科大学に入りたいと思いました。
 指定校推薦を得るために努力したことは勉強です。私は数学が苦手だったため、まずは6月の校内模試までに、数学の教科書を全て解き直しました。また、受験資格として英検2級を取得しました。
 勉強以外には、夏休みに地域貢献としてボランティア活動に参加しました。そのことによって、様々な年代の人に対して臨機応変に対応する柔軟性を身につけることができました。経営には人脈やコミュニケーション能力が重要となってくるため、この体験は私にとってとても良い経験となりました。
 高校生活では、色んな人と関わり、自分から積極的に活動することをモットーに生活しました。そのことによって、多くの経験をし、精神的にも成長することができました。将来さらに多くの人と関わる上で、これらの経験を生かしていきたいと思います。

仙台育英生ならばぜひ
推薦受験をお勧めします

 受験に合格することができた一番の要因は家族や友達、先生にたくさん助けてもらったことだと思います。将来の夢を決めるときは、たくさんの大人に意見や仕事内容を教えてもらいました。また、受験の面接練習は1人ではできないため、特に多くの人に手伝ってもらいました。休み時間や昼休みには友達と面接練習をし合い、放課後は先生に何度も面接練習をしていただきました。家でも家族や知り合いに何時間も練習につき合ってもらいました。そのため受験当日も沢山の人に励ましてもらって、自信を持って面接に挑むことができました。
 この受験によって人と人とのつながりが、どれだけ大切で、自分を助けることになるかを身をもって知ることができました。
 後輩のみなさんには、仙台育英に入ったからにはぜひ推薦入試を利用することを視野に入れてほしいと思います。一般入試にはない指定校推薦ならではの良い経験や考え方を持つことができると思います。

東京都市大学

工学部 機械工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
福岡中学校出身

校内模試の教科ではない理科や社会も
進学後を見据えしっかり勉強しましょう
早く合格して入学後に備え
勉強したいと考えました

 大学進学は高校入学前から決めていました。理系に進むことも入学前から決めていて、高校ではどの分野に進むかを考えていました。
 推薦入試を目指していた理由は、早めに大学を決めて、残った半年近くを大学で使う教科の予習、復習に使おうと考えていたからです。
 指定校推薦を狙うのであれば、校内模試と評定が大事です。文系なら国語と英語、理系なら数学と英語の校内模試の結果で判断されます。評定を取らなければいけないのは、校内模試の結果が良くても、大学からの条件もあり、大学を選ぶのにも評定が必要になってくるからです。つまり、1,2年のうちは、校内模試で必要とされる教科を重点的にやり、良い評定を取っておくことが大事だと私は思いました。それプラスで大学に入ってから必要になる社会や理科なども、少しずつやっていた方が後々楽になると思います。

東京都市大学

知識工学部 自然科学科

平成31年3月特別進学コース卒業
東向陽台中学校出身

高校生だからできる事を
何か一つでも挑戦しましょう
サッカー部での実績を入試に
活かせないかと考えました

 私は指定校推薦で東京都市大学知識工学部自然科学科に合格することができました。もともと自然科学や生態系分野を学びたいと思っていて、勉学に力を入れている大学を探していました。
 まず、私が指定校推薦を利用しようと考えた理由として、高校の3年間サッカー部に所属していたことが大きくあります。サッカー部は県外からも選手が集まる大きな部でした。そのためトップチームにあがるために放課後の練習後に筋トレをしたり、少しでも多く食事をとるといった努力をしてきました。そのサッカーに費やした時間と残した成績を大学進学に最大限活かすことができる形が指定校推薦でした。ですが部活動だけ頑張っていればいいということではないと思います。私は部活動の公認欠席は何度もありましたが学校に遅刻したことや休んだことは一度もありませんでした。また、どれだけ部活動が忙しくても定期テストには全力で取り組みました。そのため、指定校推薦を獲得するには普段の高校生活をしっかりおくる必要があると思います。
 さらに、指定校推薦を狙う人であれば生徒会や学校行事の実行委員に参加するのも評価につながると思います。進学を考えるなら積極的に考えてみてください。

幅広く物事に触れることで
自ずと道は拓けます

 、もし推薦で合格しても、勉強をおろそかにするべきではないと思います。私の場合、合格発表の2週間後に合格者ガイダンスがありました。そこでは、理系科目の他に英語に力を入れて勉強することと、自分の興味のある分野を探究しておくことが重要だと感じました。指定校推薦で合格し、時間にゆとりのある人はこのような点に気をつけてみると良いと思います。
 また将来の目標や何をしたいか決まっていない人も多いと思いますが、今好きな物や興味のある分野を深く触れてみたり、幅広く物事に触れることで、自ずと自分の道が拓けてくると思います。若さは最大の武器とよく言われますが高校3年間にしかできないことを何か1つ挑戦してみてはどうでしょうか。

東洋大学

国際学部 国際地域学科国際地域専攻

平成31年3月外国語コース卒業
上杉山中学校出身

ここでしかできない貴重な経験ができた
仙台育英での3年間は一生の財産です
合格を聞き安堵した瞬間は
今も鮮明に覚えています

 第一志望である東洋大学に指定校推薦という形で合格でき、心から嬉しく思っています。しかし、合格に至るまでに多くの努力と困難がありました。
 指定校推薦はまず、校内で大学の限られた枠を勝ち取らなくてはいけません。そのために重要なのは校内模試、定期考査の成績、生活態度、様々な資格です。特に校内模試は最も重要だと1年生の頃から先生に言われていたため、早いうちから対策し始めました。私は現代文が苦手だったため、毎日センター入試や校内模試の過去問を繰り返し解きました。それにもかかわらず、校内模試は思うように結果が残せず悔いが残りました。しかし、これまでの学習成績や資格、ボランティア活動に参加したことを生かしたかったため、指定校推薦を受けたいという気持ちは変わらず、先生や親と相談し、受けることに決めました。無事、校内での内定を頂くことができ、担任の先生から連絡を受けたときに安堵した瞬間は今でも鮮明に覚えています。その後大学での試験である面接を受け、合格することができました。

学びたいことで溢れている
第一志望に合格し嬉しいです

 私が指定校推薦で内定を頂くことができたのは、日頃の学習、定期考査対策、資格の取得があったからだと考えます。定期考査は全教科90点以上という目標を立てて毎回対策に励みました。努力が実を結び全教科平均評定5.0という成績を修めることができ、私の強みとなりました。資格は推薦条件として多くの大学が英検2級以上を定めているので取得しておくべきです。
 私は外国語コースでの3年間を通し、様々な経験をすることにより、人間として成長できたと思います。語学研修で訪れたハワイや留学生と共に生活できたこと、仙台育英でしかできない貴重な経験は一生の財産です。そして私の学びたいことで溢れている東洋大学に合格でき、先生、支えてくれた仲間、両親に感謝しかありません。仙台育英の代表として恥じぬよう、これからも日々努力し続けたいと思います。

東洋大学

国際観光学部 国際観光学科

平成31年3月外国語コース卒業
桃生中学校出身

仙台育英だからこそできた貴重な経験を
生かして大学ではさらに成長していきます
グランドスタッフに必要な
素養を身に付けたいです

 東洋大学国際観光学部国際観光学科では、観光学を学び、2年次からは5つのコースに分かれ、各分野の専門的知識を学ぶことができます。また、座学だけではなく海外でのインターンシップや語学研修、グローバル企業での実務研修があります。私は将来グランドスタッフになりたいという目標を持っているため、自分に必要な能力や多国籍な環境で働く力を養うことができると思い、東洋大学へ進学することを決めました。
 私は剣道部に所属していました。技術面や精神面を鍛えるだけではなく、副部長としてチームを引っ張り、周りを見て臨機応変に対応する力を養うことができました。また、2年次にはサイパンで剣道の交流をしました。他国の人々と日本の伝統的なスポーツを通じて交流することで、自国の文化を発信し共有する楽しさを学びました。部活動での遠征が多かったけれど、勉強と両立できるよう毎日の学習は欠かしませんでした。

第二外国語を学んで
世界が広がりました

 外国語コースでは特に英語に力を入れて学習する他にも第二外国語を学ぶ機会があり、私はスペイン語を選択していました。第二外国語を学ぶことで自分自身の世界も広がりました。そのため、私は大学でもスペイン語の学習を続けたいと考えています。
 また、1年次のハワイ研修では英語力の向上と共にハワイの自然や文化を体験できました。茶道や華道の日本伝統文化の授業では、礼儀作法や感謝をする心、相手をもてなす心を学ぶことができました。
 高校3年間は、勉強に部活動に、とても充実した学校生活でした。仙台育英に入ったからこそできた経験がたくさんありました。この3年間の経験を生かし、大学ではさらに成長し、目標に向かって自分の力を最大限発揮できるよう頑張りたいと思います。

日本大学

国際関係学部 国際教養学科

平成31年3月英進進学コース卒業
山形 酒田第三中学校出身

高校3年間が充実した時間であるほど
進路の幅も広がっていきます
予復習に力を入れクラスで
高順位を維持しました

 私が日本大学の指定校推薦を得るために努力したことが2つあります。
 1つ目は、学習面です。私は、毎日の授業に真面目に取り組み、予習・復習に力を入れました。テスト期間には、自主学習の時間を1日4時間以上を目安に勉強しました。成果はしっかりと表れ、3年間の定期テストでクラス順位5位以内を維持することができました。
 2つ目は部活動です。3年間女子サッカー部に所属し、ケガや問題で苦しい時期がありました。ですが、それらを体験したおかげで、自分自身の成長に繋がり、良い経験になりました。

得意な英語を活かすことが
できる学部を選びました

 私が志望した国際関係学部は全国の多くの大学にあります。そこで日本大学を選んだのには、留学制度や2ヶ国語選択など魅力的だと思ったからです。
 私にとって高校とは、基礎の土台をしっかり固め、心身共に成長する場だと思っています。大学に進学する人も就職する人も、高校3年間はとても濃く充実したものになると思います。この3年間をどう過ごすかによって進学先の幅にも関わってきます。将来の夢や目標がない人は、ある程度方向性を考えておくと良いと思います。私自身も将来の夢など全く決まってませんでした。ですが私は英語が得意だということを武器にしていこうと思い、学部を決めました。
 1・2年生の皆さん、今しっかり何事にも取り組んでいれば、大丈夫だと思います。頑張って下さい。

日本大学

工学部 建築学科

平成31年3月英進進学コース卒業
仙台 中田中学校出身

色々な事に興味や関心を持つことで
進路選択の幅が広がります
1年次の文理選択では
最後まで悩みました

 私が大学を決めたきっかけを少し述べようと思います。大学を決めたのは、2年生のとき、仙台育英に来てる指定校推薦の一覧を見ていたときでした。そこにあった大学のオープンキャンパスに行って、私にもここでなら学べると思ったのがきっかけです。しかし、この大学を選ぶには、1年生の時に文系か理系のどちらにするかで大きな分岐点になりました。私は、文系の道に進んでも理系であってもどちらにも興味があったので、最後まで悩みながら理系を選択しました。

授業や定期テストへの姿勢が
高評定につながります

 次に、指定校推薦を貰うためには少しでも校内模試で良い結果にしようと勉強はしておいた方が良かったと思います。勉強をしておくことは、基本的なことなので知っていることですが、基本的なことをしている人が校内模試で良い結果になります。校内模試で良ければ貰えるのではなく、定期テストや授業が悪いと評定が足りなくて断念する結果になります。結局は、日々の生活が大事であったと思います。
 最後に、私は1年生の時からオープンキャンパスに行き、大学の事を調べていました。その結果、色んなことに興味を持ち、学びたい大学を選ぶことができました。私は、色んなことに興味を持つ事で選択肢を増やせました。私が、こうであったからといって同じような事をする必要はありません。ですが、大学を選ぶのに悩んでいるのなら、色んなことに興味を持つ事で大学を探すのも良いと思います。

駒澤大学

グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科

平成31年3月特別進学コース卒業
稲井中学校出身

壁に当たった時は遠慮せずに
先生方を頼り相談してみましょう
進んで沢山の先生方に
相談しご指導頂きました

 私は、広い世界に出て、勉学に励みたいと考え、仙台育英に入学しました。仙台育英で学ぶなかで、英語について専門性を深め、東日本大震災をキッカケに興味をもった情報についても学びたいと考えました。その結果、駒澤大学グローバル・メディア・スタディース学部グローバル・メディア学科を第一志望大学に決定しました。
 ここを、受験するにあたって、一般方式で受験するか、指定校推薦にするか悩んでいました。しかし、私は、外部の模試で安定して点数をとれず、不安なまま受験をするよりはと考え、指定校推薦に決めました。
 定期考査を頑張ることと、生活態度を乱さぬようにすることはもとより、3年次にある推薦に必要な第1回校内模試に向け、国語科の先生に自主的にプリントをもらいマンツーマンで指導してもらったり、往復の通学時間を使って勉強したりしました。
 また、推薦枠をもらう前も、もらった後も志願理由書や面接など自ら進んでたくさんの先生に相談をして、指導していただきました。そのおかげで合格することができたのだと実感しています。

仙台育英に入学し心から
良かったと思っています

 私ひとりでは、無理でした。合格することができたのは、友達や家族そして特に、担任をはじめとする沢山の先生方の力添えあってです。
 だから、私は、アドバイスしたいことがあります。それは、先生方を良い意味で使うことです。私自身、入学時に、ある先生から「仙台育英にはエキスパートが揃っている。うまく使いなさい」と言われました。その通りだと思います。どれほど忙しくても、担任や学年のスタッフでなくても、先生方は手を差し伸べてくれるので、壁にぶち当たった時は、遠慮せずに頼るべきです。
 私は、仙台育英に来て心から良かったと思っています。
 夢に向かって頑張って下さい。

学習院大学

文学部 英語英米文化学科

平成31年3月特別進学コース卒業
仙台第二中学校出身

色々な事を経験できる仙台育英の環境で
自分がやりたいことを見つけましょう!
海外研修での貴重な経験が
学部選択にも繋がりました

 私は1年生の頃から指定校推薦を視野に入れつつ、模擬試験での成績が上がるように勉強してきました。初めから英語に興味があったので、文系教科の中でも英語を中心に勉強しました。特別進学コースは模試をたくさん受けるので、模試の結果から自分の弱点ポイントや成績の推移が分かるので、模試を重ねていくうちに安定した点数を出すことができました。模試を受け、センター型の問題になれていたので、指定校推薦で重要な校内模試でも良い結果を出すことができました。また、指定校推薦は評定も大事になるので、1回1回の定期考査も大切に勉強しました。特にに苦手教科で点数を落とさないよう、分からない所は友達や先生に聞き、常に上位をキープできるようにしました。東大選抜クラスのみんなは意識が高く自習スペースの環境も整っているので、私の勉強の力となりました。日々の積み重ねが、校内模試や定期考査での良い結果につながったと思います。
 また、私は英語に興味があったので1年生の時にハワイ研修と2年生の時にNY研修に参加しました。ホームステイや英語劇など日本ではできない経験がたくさんでき、さらに英語を学びたいと思う貴重な経験となり大学の学部を決める1つの理由にもなりました。高校1年生の頃はスカイプを通してNYの高校生と週に1回会話をしました。コミュニケーション力がついただけではなく、アメリカの学生の生活の様子を知ることができました。指定校推薦で合格するには資格を取ることも必要だと思います。私は英検を取得しましたが、ここで終わりではなく、さらに他の試験や上のレベルにも挑戦したいと思います。自分の好きな分野・興味のある事において、たくさん挑戦し学んでいくことが大切だと思います。

部活動や課外活動を通して
地域の方々と交流しました

 私は茶道部として活動し、また校外でチアリーダーとしても活動してきました。茶道部では育英祭・オープンキャンパスや、国際ロータリークラブの方々へのお点前などをしました。チアではホームゲームで応援するだけではなく、仙台を代表する有名なイベントから地域のお祭りなど様々な場所で活動し、地域の方々と交流することができました。皆さんと近い距離で一緒にイベントを通し仙台を盛り上げられるよう地域貢献しました。
 仙台育英で自分がやりたい事を見つけ、様々な事を経験できる環境で高校生活を送ることができ、志望大学に合格し嬉しく思います。皆さんも自分の学びたい事を見つけ、日々努力を積み重ねていけば良い結果につながると思います。最後まで諦めず、充実した高校生活を送れるよう応援しています。

獨協大学

外国語学部 英語学科

平成31年3月特別進学コース卒業
沖野中学校出身

オープンキャンパスへの参加に加え
検定資格取得と諦めないことが大切です
「語学の獨協」で英語力を
磨きたいと考えました

 私は獨協大学外国語学部英語学科に合格することが出来ました。私は第一志望の公立高校に合格することが出来ず、「逆転の仙台育英」という言葉を信じて本校へ入学しました。入学当初から国公立大学への進学を目標として勉強に取り組んできました。高校生活の折り返し地点を過ぎた2年生の冬頃、自分の進路について悩んだことがありました。そこで私は、自分が何をしたいのか原点へ戻って考えました。考えた末、私は幼い頃から学んできた自分の武器の一つでもある英語の高度な運用能力を身につけ、近年著しく進行するグローバル社会について学びたいという結論に至りました。私はすぐにこの条件を満たす大学を探し始めました。その条件を満たしたのが、「語学の獨協」とも呼ばれる獨協大学でした。外国語教育が充実し、英語学科の専門コースのうちにグローバル社会コースがあり、実際にオープンキャンパスに参加し、模擬授業や校内の雰囲気を味わい、この大学を第一志望にすることを決めました。幸運なことに自分が志望する英語学科の指定校推薦の枠が1枠あることを知り、指定校推薦を目指すことを決めました。

英語関連の検定試験を
精力的に受験しました

 指定校推薦を目指す上で大切なのは3年間の内申や生活態度、そして「校内模試」の成績です。私は、1年生の時から指定校推薦を使う場合も想定し、しっかり対策をして定期考査に取り組んできました。3年生になってからは、推薦に関わる第1回校内模試に向けて猛勉強しました。推薦を頂くには、この模試で文系は国語と英語の2科目で100位以内にいることが望ましいということだったので、私は30位以内という目標を立て、何度も過去問やセンター型の問題をときました。その甲斐もあり、目標よりも良い成績を残すことが出来ました。また、生徒会執行部に所属していたことも大きな強みになりました。当然のことですが、大学の指定する出願条件を満たすことも重要です。私は、在学中に英検やTOEIC・GTEC-CBTなどの様々な英語外部試験を受験しました。そのおかげで条件の英語外部試験の指定スコアを上回ることが出来ました。提出する志望理由書は何度も何度も書き直し、内容をまとめたことによって面接では堂々と話すことが出来ました。
 私がこうして合格することが出来たのは、面接や自己推薦書等の指導をしてくださった先生方、話を聞いてくれた友人や家族など色々な人のサポートのおかげだと思っています。後輩のみなさんへのアドバイスは、気になる大学のオープンキャンパスに行ってみること・様々な検定や資格にチャレンジすること・諦めないことの3つです。仙台育英で過ごした3年間は充実したものでした。みなさんも充実した高校生活を過ごし、自分に自信をもって、それぞれの進路達成に向け頑張ってください。応援しています。

獨協大学

法学部 法律学科

平成31年3月英進進学コース卒業
石越中学校出身

進路は早いうちから決定し
明確な目標を立てましょう
大学では英語力を磨きながら
公務員を目指していきます

 私が大学進学をめざしたのは地元で公務員として社会貢献をするための勉強をしたかったからです。また、私の得意な英語を伸ばしたかったことも大学進学を目指していた理由です。私は検定取得や生徒活動、ボランティア、国際交流に力を入れてきたので、それらを生かしたいと考え推薦入試を希望しました。指定校推薦をずっと考えていたので評定を出来るだけ高くするよう努力しました。授業のノートをきちんと写したり、提出物の期限を守って提出する事は当たり前ですが私は大切に考えていたので慎重に行いました。定期考査対策では早めに始め分からないところは友人や先生に聞くなどして対策しました。資格取得面では英語検定に何度もチャレンジしました。英語検定だけではなくN検や情報処理関係の資格も取得し周りと差をつけるように努力しました。小論文対策は小論文の授業の冊子を何度も読み過去問を解き先生に添削して頂きました。

志望大が決まらず周りを
心配させてしまいました

 私が獨協大学を受験したのは、法律のカリキュラムが充実している事、語学に力を入れているという事を魅力に感じたからです。私は受験する大学をなかなか決められず両親や先生を心配させてしまいました。夏休みギリギリに志望大学を決め、自己推薦文を書く事も遅く先生に迷惑をかけてしまいましたが、獨協大学の校内推薦を受験し指定校受験する事が出来ました。そして、合格する事が出来ました。合格できたのは担任の先生や面接・小論文の対策をしてくれた先生のおかげなので非常に感謝しています。私は早いうちから志望大学を決めず目標達成するための努力をせずに後悔したのでこれからの人には早いうちに目標を決定し実現するように努力した方がいいと思います。

成城大学

文芸学部 国文学科

平成31年3月外国語コース卒業
蛇田中学校出身

高校生活でのあらゆる経験や実績は
そのまま自分の価値になります
留学生の姿を見て国文学の
奥深さに興味を持ちました

 私が大学進学を目指した理由は、自分の得意な分野で社会に役立つ人材になるために、大学で専門的なことを学び、将来に生かしたいと思ったからです。また、仙台育英に進学しようと決めたのも、充実した指定校制度があったからでもあります。
 私は外国語コースに所属し、日本伝統文化、第二外国語の学習、ハワイ研修など、自国の文化を学ぶと同時に、グローバルな環境で勉強を励んできました。クラスメイトである勤勉な留学生から日本に対する関心や日本語、国語の授業を学ぶ難しさを教わり、日本人の知らない国文学の奥深さに興味を抱いたことがきっかけとなり、国文学科を志望しました。
 私は当初、合格した大学とは異なる大学を指定校推薦を使って受験しようと考えていましたが、その大学からの推薦依頼はありませんでした。その際は、非常に焦り、振り出しに戻ったような気がしました。ですが、最後まで諦めることなく、さらに目標を高く持ち、レベルを下げず上を目指しました。今では自分に合った大学に巡り会えたと思っています。
 試験内容は書類と面接でした。面接練習は苦ではなく、自分のことを良く知れる良い機会で、回数を重ねるほど大学でやりたいことなどを明確に自覚することができました。

何でも積極的に挑むことが
成長につながります

 受験を通して大切なことは、日々の努力だと改めて実感しました。評定を下げないように3週間程前からテスト対策を始めたり、何を学んだかだけでなく、どう学んだかに重点をおきました。また、部活動、海外研修、資格取得、ボランティア、室長など、積極的にこなし、自らチャンスを掴み成長することを目標に学校生活を送ってきたことが、受験の成功に繋がりました。そして、周りの人の支えを強く実感できました。大学生活を通して、恩返しできるように頑張りたいと思います。
 これから受験する皆さんは、どんな状況でも最後まで諦めることなく、努力を惜しまず、自分に自信と目標を持つと良いと思います。高校での経験や実績が自分の価値となります。何事にも早めに取り組むことが肝心です。余裕を持って様々なことに挑戦し、時間を大切に使い、志望の大学に合格できるよう頑張って下さい。応援しています。

日本女子大学

文学部 英文学科

平成31年3月外国語コース卒業
南光台中学校出身

推薦入試を受験するにあたっては
出願のシステムを確認しましょう
志望大の推薦枠があれば
ぜひ挑戦してみてください

 私は指定校推薦を利用して、日本女子大学への入学を決めました。私が指定校推薦を利用した理由は、部活動の引退が10月と他の部活よりも長く、それから受験対策するのでは時間が足りないと考えたからです。大学での受験こそ11月末でしたが、9月中旬には日本女子大学の指定校推薦枠を頂けることが決定していたので、最後まで部活動に集中することが出来ました。もし、行きたい大学の指定校推薦枠が仙台育英にあるのならば、それにぜひ挑戦して欲しいと思います。
 しかし、指定校推薦は決して楽ではありません。語学資格や評定平均値の条件がある大学がほとんどです。指定校推薦を利用しようと考えるのならば、行きたい大学が課している条件を早い段階で意識する必要があります。校内選考では、3年生の6月中旬に行われる校内模試の成績が重視されるので、勉強も他の人より早く始めるべきだと思います。
 今回私は指定校推薦について書きましたが、指定校推薦でも他の入試方法でも、やはり、早くから受験準備をするにこしたことは無いと思います。これから受験を控える皆さんが後悔することがないように、早め早めの対策を心がけましょう。

明治学院大学

文学部 英文学科

平成31年3月特別進学コース卒業
愛宕中学校出身

推薦入試を考えていない人も1年次から
できる限りのことをしましょう
推薦入試を受けられるように
高評定をキープしました

 私は高校3年になるまで、ちゃんとした志望大学は決まっておらず、指定校推薦入試を利用するつもりもありませんでした。しかし、入学してからずっと地道に勉学に励んできました。それは中学生の時に1年生の時からしっかり勉強してこなかったことを後悔していたからです。提出物は必ず出し、定期テストも評定を落とさないように最大限努力しました。テスト前や模試の前は学校の自習スペースを利用して勉強しました。推薦を利用するという手段を残せるように評定をキープしてきました。そういった努力が実って、今回合格という結果を残せたのだと思います。
 さらに、資格取得や外部活動はできるだけ行っておくといいと思います。私は英検を毎年受け、英語力の向上を意識していました。英検の勉強でついた語彙力や読解力、リスニング力は受験勉強をするにあたってとても役に立ちました。さらに海外留学に挑戦したことも英語力の向上に繋がったと思います。英語系の学部に行くことを初めから考えていたわけではないですが、英語を勉強することに興味があったのでずっと続けてきました。自分の興味のあることには積極的に挑戦していくことが将来に繋がっていくと思います。
 たとえ推薦を視野に入れてなかったとしても、入学時からできる限りのことをしていくことで、選択肢が増えてくると思います。また、指定校推薦を受ける際には志望理由書の作成が必須です。自分がどうしてこの大学、この学部に入りたいのかを明確にしておくことをお勧めします。
 最後に、私の経験がこれから大学入試を控えてみなさんに少しでも役に立てば幸いです。大学合格までは長い道のりに感じますが、後悔の無い高校生活になるように日々勉強を頑張ってください。みなさんの健闘を祈っています。

明治学院大学

法学部 消費情報環境法学科

平成31年3月特別進学コース卒業
高崎中学校出身

周りに惑わされることなく一直線に
目標達成に励むのが合格へのカギです
校内模試対策は過去問の
分析に力を入れました

 私が指定校推薦を頂くにあたって一番意識したことは6月に行われる校内模試です。先輩方に「指定校推薦が欲しいのなら必ず対策しておかないとだめだよ」と何度も言われていたので入念に準備しました。過去3年分の問題を解きなおし出題傾向を掴むことで、得意な国語で高得点をとることができ、苦手な数学でも高い順位をとることができました。英語に関しては、一般入試でも利用できることから、3年生の夏までに英検2級を取得できるよう計画的に勉強しました。
 希望としている大学を含めていくつかの大学のオープンキャンパスに行くことも大学選びには、欠かせないと思います。実際に大学の説明を聞き、比較することで、自分の進路も明確になると思うからです。指定校推薦のために書く自己推薦書を書く際にも、オープンキャンパスに行ったことで得た情報はとても役に立ちました。私が推薦書を書くときに、一番苦労したことは自分の長所を挙げることでした。この部分を書く際に両親や友人に相談し、何とか書き上げることができました。何かにつまずいたときに助けてくれる友人の存在はとても大きく、感謝しかありません。

行事への積極的な参加で
学校生活がより充実しました

 私は、2年連続で体育祭実行委員を務めました。生徒主体という目標を掲げ、皆が楽しめるように運営に尽力しました。また私は水泳部に所属していました。勉強が大変でついていくことができるかどうか心配でしたが、部活のない日は学習スペースを利用し、わからないことは先生方に質問したり、周りの友人と一緒に勉強し理解を深めました。そのおかげで部活と勉強の両立を3年間続けることができ、さらに普段の生活でもメリハリをつけて過ごすことが出来るようになりました。勉強だけでなく学校行事にも積極的に参加したことで充実した学校生活を送ることができました。
 3年間を通して周りに惑わされず、自分の決めた目標に一直線で向かっていくことが、合格へのカギになると私は思います。

玉川大学

経営学部 国際経営学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

高校での日本語や英語の学習を通して
諦めずに努力する大切さを学びました
中国の企業でも活躍できる
スキルを習得したいです

 玉川大学の経営学部国際経営学科グローバルビジネスコースでは私が学びたい分野を学べるだけでなく、世界を見据えたビジネス活動を学ぶことに重点を置いており、授業が多角的に展開されていることから中国で経営している会社にも通用する知識を身につけられると思いました。そこで身につけた知識は企業で働く上での実践力になると考えます。また、日本語だけでなく、英語との両言語を通じて世界基準の経営学を学ぶ Dual Language Program も実施されており、世界で活躍できるところに魅力を感じました。少人数制の授業もあり、講義形式の授業より質問ができるので、他の学生との話し合いも活発に行えることから、より深く学べると考えています。

積極的に友人と関わり
日本語が上達しました

 私は日本に3年半留学しています。私が高校生活において、特に努力したのは語学学習です。日本に来たばかりの頃は日本語での授業にとても苦労しました。しかし、こつこつと地道に基礎から学び、積極的にクラスの友人とかかわることで、今では留学してきたときよりも日本語が上達したと思います。それに伴い、英語の学習にも力を入れ、TOEICでは日本に来る前よりもスコアを上げることができました。また、第二外国語の授業では、スペイン語を選択し、様々な言語取得に向けて努力してきました。言葉を学ぶことは簡単ではありませんが、高校時代の語学学習を通して、最後まで諦めずに努力することの大切さを学びました。現在はさらに語学力を高めるために日本語能力試験やTOEICなどの各種検定の勉強に取り組んでいます。
 以下の事項は注意が必要です。
1.留学生については、日本語N2の資格を取ってなければなりません。
2.英検やTOEICは、必ず準2級以上の資格を取るべきです。
3.指定校推薦の準備をする前に、必ず先に先生と話し合わなければなりません。わからないことは必ず先生に聞いてください。
4.自己推薦文を真剣に準備してください。大切です。
 皆さん、頑張りましょう!

玉川大学

リベラルアーツ学部 リベラルアーツ学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

部活動で多くの大会やイベントに参加し
仲間と協力する大切さを実感しました
国際関係と日本社会の両方を
深く学んでいきたいです

 私は玉川大学へ進学しました。玉川大学のリベラルアーツ学部は複数の学問分野を学び幅広い知識と視野を養うことができます。また、少人数制クラスがあり、教員と学生の距離が近く、相談、討論しやすい環境だと考えます。基礎知識を蓄えてから、2年次は「国際関係」に進みたいと考えています。国際貿易、国際協力を学びながら、日本文化研究も学び、国際社会と日本社会への認識を同時に深めたいと考えます。また、玉川大学には体験学習があり、海外で学ぶ機会も多くあります。
 私の家族は中国で、日本との貿易の会社を経営しています。小さい頃から家族の影響を受けて、「日本は一体どんな国なのだろう」と日本に興味を抱いていました。それからは日本語の勉強に励み、日本への留学を決意しました。自分の経験から中国と比べると、日本のサービスは高いレベルであると感じました。自分もこのように、サービスを通しての日中関係を促進したいと考えています。
 私は指定校推薦を受けました。最初は、第1回の校内模試の順位が重要です。試験の前は、毎日過去のテストを解き直し勉強しました。それから、評定値も大切です。3年の平均評定値は志望大学の基準をクリアしました。一番大切なことは自己推薦書です。志望大学の志望理由と自己アピールなどを書きます。また、私は日本語入力試験と英検2級を取得しました。そのためには休日に試験の対策問題を何度も勉強しました。

日本語を積極的に話すことで
スキルを上達させました

 また、私は高校では勉強以外に書道部に所属し、先輩方に助けてもらいながら、毎日練習を重ね、短い時間でみんなに追いつけるように努力しました。書道部では留学生主任を務め、毎日日本語を積極的に話すことで日本語力を上達させました。また、様々な大会にも参加し、宮城県高校生選抜書展の審査員特別賞や全国書道展の銀賞、川開書道展の金賞などを受賞することができました。部活動を通して多くの貴重な経験をし、書道を始めたことで、以前よりも集中できるようになりました。また、仲間と協力することの大切さを身をもって感じました。
 後輩のみなさんは、授業中は真面目に先生の話を聞き、ノートをきちんと書くことで、授業を深く理解するように努力しましょう。
 私の高校3年間は、色々なことに挑戦し、成長することができました。

玉川大学

観光学部 観光学科

平成31年3月外国語コース卒業
広瀬中学校出身

大学生活を通して未来像を明確にし
目標に向かって勉学に励んでいきます
推薦枠を得るには評定の
目標を高く設定しましょう

 私は抽象的ですが観光系の仕事に就きたいと思い、指定校推薦での大学進学を目指しました。大学合格に向けて特に取り組んだことは3年間良い評定を維持することです。 外国語コースでは、指定校推薦を利用する生徒が多いですが、評定が悪ければ志望大学の基準を満たすことができません。オール5を目標にする位で定期考査に向けて勉強しました。
 また、資格は1,2年生のうちにたくさん取っておくべきです。資格を取ったという事実だけでなく自分の強みや試験を受けるときの自信になります。私は卒業近くになって英検よりもTOEICを何回も受ければ良かったと思います。それは英検は級が限られているがTOEICは自分の英語力を点数で細かく出すことが出来るからです。
 指定校推薦では学校生活を模範的に送ることが重要です。まずは、学校生活からしっかりとして自覚を持たなければなりません。身だしなみや挨拶をしっかりするべきです。

不安が無くなるまで
面接練習しましょう

 また、私は高校生活はほぼ部活動ばかりをしていて、受験シーズン近くは不安になったけれど絶対アピールになると思います。何か一つに集中して取り組むことが大切です。定期考査では、赤シートを使って勉強する方法をずっとしていました。定期考査は勉強すればするほど点数が取れるから一生懸命勉学に励むべきです。また、3年生の大事な模試のために1年次から校内模試に取り組むべきです。100位以内に入っても気を抜かず、上へ上へ目指せると良いと思います。
 大学入試の対策としては、多くの先生方と面接の練習を何度もして、自信を持って試験に臨めたことは良かったと思います。少しでも不安があったら、その不安が伝わってしまうと思います。また、面接では挨拶が一番大切だと思うので、第一印象を良くするために元気に笑顔で挨拶をして目を見て話すのが大切です。自分のことを過剰にアピールして貴学に入りたいという思いを簡潔に話せると良いと思います。
 私は、夢はそんなに決められるものではないと思います。今はとても抽象的な目標しか持っていないけれど、大学生活を通して自分の夢を見つけて、その目標に向かって勉学に励みたいです。

東京経済大学

現代法学部 現代法学科

平成31年3月フレックスコース卒業
山形 鶴岡第三中学校出身

面接練習は複数の先生や友達同士など
多くこなすほど自信が深まります
先輩からの話を参考に
進学先を決めました

 私の1つ上の先輩が東京経済大学の指定校推薦で入学していて東京経済大学について多くの情報を教えてもらうことができました。私はオープンキャンパスにも参加しましたし、東京経済大学に入りたかったのでネットや先輩などからどういう大学なのか設備や卒業後の進路はどうしていくのかなど詳しく調べ色々な情報を取り入れることができました。
 大学に進学したいと思っていたので、毎日休まず学校に通い出席日数を減らさないよう健康に気をつけ日々勉学に励み努力を積んできました。
 東京経済大学は、東京都の国分寺市という場所にあり、国分寺駅というところから徒歩15分なのでとても通いやすく都心へも簡単に行けます。東京経済大学は設備が充実しているので、この大学なら就職活動や勉学に集中できると思い選ぶきっかけとなりました。

普段の授業態度も
先生方は見ています

 東京経済大学の指定校推薦の試験内容は、面接のみでした。私は指定校推薦で東京経済大学を受験すると決まってから受験日まで1ヵ月近く時間があったので部活と並行しながら色んな先生方と面接練習をしてきました。面接練習も最初の頃は全く受け答えができず、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし授業と授業の合間に友達と練習をしたり、家に帰ってから自分で練習したりで、努力を重ね自信を深めていきました。受験当日はひどく緊張し、少しミスをしてしまいましたが、無事合格することができました。
 私自身経験しましたが、面接練習の時間は多ければ多い方がいいと思います。また、色んな先生にお願いしましょう。色々な面接に対応できる力をつけておかないと、本番の時にとてもあせると思います。
 高校3年間を振り返ってみると長いようで短く感じる3年間でした。特に3年生の1年間はあっという間でした。日々の授業から先生方には見られているので、テストだけを頑張るのではなく、授業からしっかり取り組むことが大事だと思います。

東京経済大学

経済学部 経済学科

平成31年3月英進進学コース卒業
富沢中学校出身

推薦枠を頂けなくても後悔しないよう
授業や考査等に全力で取り組みました
夢の実現までを逆算して考え
志望大がすぐに決まりました

 私は志望大学を決める際、将来の夢を叶えるために何をするべきかを逆算して考えました。大学で学ばなければならないこと、自分が今すべきことなどが自然に見えてくるので、スムーズに志望大学を決めることができました。自分が今からやるべきことを考えた時に、自分が志望する学部の勉強をすることが必要だと思いました。指定校推薦を利用すれば、一般入試の人よりも自分の学びたいことに費やせると考え、指定校推薦を利用しようと考えました。指定校の枠は大学数で見るととても多いですが、一つ一つの大学として見ると、どうしても1人か2人のところが殆どとなってしまいます。自分の行きたい大学に行くためには、この少ない枠を勝ち取らなければなりません。そのためにも、日頃の授業、家での学習、定期考査などに全力で取り組みました。もし、枠がもらえなかったとしても、やるべきことをやっていたら後悔しないだろうと思ったからです。自分は受験資格を得ることができ、頑張って良かったと思ったし、努力の大切さを改めて感じました。

友達と楽しく過ごせる日々は
限りがありとても貴重です

 人によって進学する理由は様々だと思いますが、私は将来の夢を叶えるために進学することを決めました。ですから、合格した今も専門分野の学習をしています。大学に入ってから勉強するから、と言う人もいるかと思いますが、大学で勉強してつまずくよりも、今のうちにつまずいて疑問を解決させておいた方がよりスムーズに進めることができると考えたため、基本からコツコツ勉強しています。
 3年生になってから後悔したことが一つあります。それは、友達との関わり方です。皆の進学先が決まってくると、様々な地域に進学することがわかり、とても哀しい気持ちになりました。皆と過ごす日々は当たり前ではないということを皆さんには認識してほしいです。

東京経済大学

経済学部 経済学科

平成31年3月英進進学コース卒業
宇都宮 星が丘中学校出身

指定校推薦を目指すならば資格取得や
行事などにも積極的に取り組みましょう
自分のやりたいことを考えたりしておくと
やるべきことがわかると思います

 私は指定校推薦での大学進学を決めました。私は、日々の定期考査の点数は落とさないことだけは頑張っていました。1年目から努力し、ほぼ高得点をおさめました。その結果もあり、指定校推薦枠をいただくことができました。これからまだまだ進学を決める目指す後輩の皆さんは、資格を取ること、色々なボランティア活動に参加すること、定期考査の点数を落とさないこと、これが指定校推薦を取るためには必要なことだと思います。これからの日々の時間をムダにせず勉学に励んでほしいと思います。
 大学進学をどのように考えてくるかによって、3年間で力を入れてくることは変わるし、違うものに力を入れるとこの先の就職まで影響します。自分のやりたいことを大雑把にでも考えたりしておくと、やるべきことがわかると思います。1年目から進学のシステムを知っておくことが頑張れるコツかなと私は思います。

大東文化大学

外国語学部 英語学科

平成31年3月英進進学コース卒業
みどり台中学校出身

憧れの教授のご指導を受けるという夢を
諦めきれず何度も挑戦しました
大東文化大学の川本教授の
元でサッカーをしたい

 私は将来、体育教師になりたいという目標があったので、大学進学を決めました。私は小学校の頃からサッカーに打ち込んできました。高校では女子サッカー部に所属しました。高校2年生まで試合のメンバーに選ばれない一方で、周りの選手が出場している姿を見て、不安で心が折れそうでした。その頃、男子サッカー部の顧問であり、私の体育の授業の担当でもある先生と出会い、考え方や行動が変わりました。そして、この先生のような体育教師を目指すきっかけになりました。
 大東文化大学は、サッカーでは関東大学サッカーリーグ戦の1部に所属し、強豪な大学の1つであるので、全国から集まる同じ夢や目標を持った仲間とともに競い合い、コミュニケーション力や自分自身のサッカーの競技力を高められると確信しました。また、女子サッカー部の監督であり、スポーツ科学科の教授でもある川本先生のもとで、サッカーだけでなく、大学の授業の学びも深められることが決め手でした。そして、何よりも勉強と部活動の両方ともできる環境が整っています。

大学でも学問とサッカーの
両立に努力していきます

 受験方法はスポーツ科学科の自己推薦で受験しましたが、年々とスポーツ科学科を受験する生徒が増え始めているため、倍率が高く結果は不合格となってしまいました。次に受験する際に、同じ学科の後2回ある入試を受けようかすごく悩みました。やはり、大東文化大学の川本先生のもとで、サッカーをしたいという思いが強かったので、確実に合格できる指定校推薦で受験することに決めました。学科は最初に考えていた学科とは変わってしまいましたが、大学入学後は色々なことにチャレンジし、他学部、他学科開放科目履修制度も利用し、勉強とサッカーの両立は大変だと思いますが、日々努力し続けます。
 高校生活では、部活と勉強の両立を心がけてきました。効率良く取り組むことで両立してきました。部活動で限られた勉強時間の中で、先生が授業で発言した大事なポイントや、テストに出すと言われた場合はきちんとノートを取ることや、電車やバスなどの移動時間は教科書を読むなどの工夫をし、少しでもテストで得点が取れるようにしてきました。その結果、高い成績を取ることができました。

帝京大学

経済学部 経済学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

留学生は資格の取得を含めて
日本語の勉強が最も大切です
経済について幅広く
学べる所に惹かれました

 私が経済学科を志望する理由は父が会社を経営しているので、子供の時から経済について強い興味を持っていたからです。帝京大学の経済学部は経済に関連した様々な科目があり、自分が興味を持っている分野から経済学を学び少しずつ関心を広げられることと、幅広い分野を学ぶことができるからです。経済学科では講義だけでなく、現代英語やライフデザイン演習、スポーツビジネス概論などの実践力を高めるプログラムがあるところにも魅力を感じました。

日本での暮らしについて
TVドラマを参考にしました

 留学生にとって一番大切なことは上手に日本語を勉強することです。学校の試験では、先生が教えるテスト範囲をよく復習しましょう。英検や日本語能力試験などの資格も必要です。私が日本に来たばかりのときは知らないことがたくさんありました。毎日日本のドラマを見ました。ドラマは日本語の勉強になるだけでなく、どのように日本で生活しているか、どのように日本の友人と付き合うかを知ることができます。また、休みの日も日本語を上達させるため、自分で日本語を初級から勉強し直しました。
 推薦入試では大学の面接も大切です。事前に質問内容を準備し、面接前に必ず先生に相談して練習するようにしましょう。面接の前日は、しかり睡眠をとって、良い精神状態でいなければなりません。できるだけ緊張しないで、面接時は面接官を見てください。
 みなさんが希望する大学に合格することを願っています。

国士舘大学

21世紀アジア学部 21世紀アジア学科

平成31年3月フレックスコース卒業
埼玉 吉川中央中学校出身

部活動で学べる多くのことは
受験においても応用できます
勉強は友達に教えることで
さらに理解が深まります

 高校入学時から、大学進学というものを考えており、そこでどのような形で進学するかを考えたときに、幅広い大学が選択できる指定校推薦を利用しようと思いました。指定校推薦は、学校からの推薦を受けるため、日々の生活や学業の成績などが関係してくるので、一日一日を大切に過ごす意識を持ってきました。勉強面に関しては、部活動との両立のしやすいコースとなっているので、他人に教えてアウトプットなどと理解を深めていくという工夫もしていき3年間継続して良い評定を取ることができました。

野球部のマネージャーを経て
自主性が身に付きました

 そして私は、硬式野球部に所属しており、その中でマネージャーを務めておりました。選手とは違った視点で硬式野球部の運営に携わってチームを作ってきました。チームの特徴として指導者に指示されて動くのではなく、自分たちで考えて動くという自主性を重んじていたので、すぐに答えを聞くのではなく一度自分達で考えて答えを探していくという考え方を自然に身に付けることができたと思っています。この能力を身に付けたことで、硬式野球部の活動はもちろんのこと勉強面においても応用ができ、効率良く学習することができたと思っています。また、多くの大人とも関わったので、基本的なコミュニケーション能力も身に付いたと思っています。
 このようなことから、私は硬式野球部の活動を通して自らで考えていくという自主性を身に付けられたと思っています。その中で、野球ノートを毎日書いていたこともあり、指定校推薦の時に必要な自己推薦書の練習ができたと思っています。したがって、大学進学を考えているのであれば、早めに対策をとって意識を持って生活することが大事だと思っています。

拓殖大学

商学部 国際ビジネス学科

平成31年3月英進進学コース卒業
利府中学校出身

推薦の校内審査は成績が大事なので
最後まで気を抜かず頑張りましょう
入学時からの積み重ねにより
推薦基準をクリアできました

 私が拓殖大学に指定校推薦で合格するまで気をつけていたことや心がけていたことは主に成績の維持と欠席日数を増やさないことです。拓殖大学の国際ビジネス学科の推薦基準は評定平均3.9以上、欠席日数が10日以内である、英検準2級以上かTOEICの受験経験があることの3つでした。私が基準を知ったのは3年生の夏頃で、今まで英検などの資格試験を受けてこなかったため、急いで英検を受けようと思ったのですが次の試験日が大学に送る書類の提出締め切り日に間に合わなかったので、夏にあったTOEICを何とか受け基準の一つを達成することが出来ました。他の二つの基準は1,2年生の頃にいかに真面目に取り組んできたかがカギになると思います。幸い、私はどちらも少し余裕のあるくらいの日数、評定だったので、1,2年生の頃のこつこつとした積み重ねが3年生になってから実を結んだので、やっていて良かったと思います。

志望大を決めるのが遅く
慌ただしく受験を迎えました

 私が大学受験を経験し思ったことは、早いうちから準備をすることです。私は3年生のオープンキャンパスで進路を決めましたが、2年生の頃にはどの大学へ行きたいのかなどを決めておくと私のように忙しい受験生活にならなくてすむと思います。指定校推薦での第一関門は校内審査です。自分の他にその大学へ行きたいと思っている場合、選ばれるのはより成績の良い人です。なので、少しでも選ばれる確率を上げるために最後まで気を抜かないようにしないといけません。しかし、その大変な日々を乗り越えることが大切です。仙台育英はたくさんの大学からの指定校推薦がありますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

拓殖大学

政経学部 経済学科

平成31年3月フレックスコース卒業
東京 稲城第二中学校出身

高校生活をきちんと送りながら
将来やりたいことを考えましょう
学問に集中できる環境が
整っている点に惹かれました

 私の一つ上の先輩が拓殖大学の指定校推薦で入学していて拓殖大学について多くの情報を教えてもらうことができました。私はオープンキャンパスには参加していませんが、拓殖大学に入りたかったのでネットや先輩などからどういう大学なのか設備や卒業後の進路はどうしていくのかなど詳しく調べ色々な情報を取り入れることができました。
 私は大学に進学したいと思っていたので、毎日休まず学校に通い出席日数を減らさないよう健康に気をつけ日々勉学に励み努力を積んできました。
 拓殖大学は、東京都の文京区という場所にあり、茗荷谷駅というところから徒歩3分なのでとても通いやすい都心に近いので移動はとても便利です。拓殖大学は設備が充実しているので、この大学なら就職活動や勉学にも集中できると思い選ぶきっかけになりました。

面接は練習を重ねることで
確実に上達します

 拓殖大学の指定校推薦の試験内容は、面接と英語の筆記試験でした。私は推薦で決まってから試験日まであまり時間がなかったので英語の勉強や面接練習をしました。特に私は面接が苦手だったので、色々な先生に練習をしていただきました。最初は全く思い浮かばず質問に対して答えられない事も多くありましたが、日々練習を積み重ねることで少しずつではありますが受け答えができるようになっていきました。面接は練習を重ねることで上達していくことが分かったので面接の練習はたくさんしたほうがいいと思います。
 大学の入学試験も大事ですが、それ以前に高校での実績や成績、模擬試験もとても重要だと思います。模擬試験の成績で自分の行きたい大学に進めるチャンスなので模擬試験はとても大事だと思います。
 自分の行きたい大学に行くためには、高校生活をしっかりとし、将来何をしたいのかを考え自分に合った大学を選んだ方が自分のためだと思うので、日々の生活に気をつけ行きたい大学に進学できるようにすればいいと思います。

立正大学

経済学部 経済学科

平成31年3月技能開発コース卒業
宮床中学校出身

志望大のサークルやゼミを調べるのは
受験勉強のモチベーションになります
一日一日を大切にして
高校生活を送りましょう

 私は高校入学時から指定校推薦を利用して大学に進学しようと考えていました。
 仙台育英は歴代の先輩方の努力により数多くの大学から指定校推薦をいただいており自分の志望する大学の枠を取るために私は3つのことを意識して3年間の高校生活を過ごしてきました。
 1つ目は平均評定を上げることです。大学から提示されている平均評定を越えなければ推薦を受けることが不可能になってしまうので定期考査や授業態度などを意識して全教科を予習と復習などを繰り返し高い評定を取れるように努力しました。
 2つ目は課外活動を取り込んだことです。勉学以外でも自分をアピールすることができるので自己推薦書などを書くときに良い内容になると思うので校外での活動にも積極的に取り込むことをおすすめします。
 3つ目は志望する大学を深く調べることです。自分の学びたいことやサークル活動やゼミナールなど自分の志望する大学を調べるのは勉強のモチベーションになるので、なるべく早い段階から進路について調べると良いと思います。
 高校3年間は思っているより早く過ぎて行くので1日1日を大切にして自分の進路を達成できるように努力していってください。

学習院女子大学

国際文化交流学部 日本文化学科

平成31年3月外国語コース卒業
門脇中学校出身

しっかり勉強しながら時間をかけて
自分と向き合い進路を決めましょう
普段の評定や模試の成績を
入学時から意識していました

 私は3年生の夏まで志望する大学を決められずにいました。周囲が次々に志望大学を決めていく中、取り残される恐怖を感じました。最終的に学習院女子大学を志望することに決めたのは、指定校推薦応募の1ヵ月前でした。
 先生方から、私の性格や得意教科、希望をもとにした素晴らしい助言をいただき、また積極的なオープンキャンパスへの参加により各大学の特色を理解する機会を自ら持ったことで自分の進む道を見つけることが出来ました。
 私は高校入学当初から指定校推薦での進学を考えていたため、良い評定を取ること、校内模試で出来るだけ上位に入ることを目標にしてきました。入学時から意識していれば自信を持って推薦に応募できるのではないでしょうか。
 もしも私と同じように自分の向かう道に迷い、どのような大学を選べばよいか分からなくても、自分のやりたいことが見つかった時に選択肢を狭めたり諦めたりすることがないよう、期末テストや校内模試、各種資格の取得のための勉強を怠らないで欲しいと思います。せっかくのチャンスを自分の努力不足で捨ててしまったら後悔してもしきれません。

合格が早ければ入学前に
知識を蓄えることができます

 推薦入試の良い点は合格が早く決まるので、大学の勉強を先取り出来ることです。自分の目標にあった大学を見つけ、入学前に沢山その知識を付けておきましょう。きっと自分の自信に繋がるはずです。また、大学に行ってからは一般入試で合格した方と同じ土俵で勉強することになります。推薦で決まってからも継続して高校での勉強をして欲しいと思います。
 まずはとにかく勉強すること。志望大学を決めるのはその後でいいかもしれません。慌てて決めるのではなく、自分とじっくり向き合い道を探しましょう。後悔のないように、進路達成に向けて頑張って下さい。

共立女子大学

家政学部 被服学科

平成31年3月外国語コース卒業
福島 中村第一中学校出身

進路選択は自分に素直になって考え
悔いの無いように努力しましょう
検定受験は今の自分が分かり
改善点が見つかります

 私は、指定校推薦枠で共立女子大学家政学部被服学科に合格しました。進路を確定させたのは3年生のときですが、大学合格に向けて私が留意してきたことを書きたいと思います。
 まず第一に、良い成績を残すよう心がけました。私がIBを受講していたので、模試で良い結果を残すことが重要でした。特に校内模試は指定校推薦枠をいただけるか否かに大きく関わってくるので非常に重要です。そして第二に、出席日数です。遅刻せずに毎日登校し、欠席することがないよう体調管理をすることは大事です。指定校推薦枠をいただくには出席日数の条件を満たすことが求められることもあるので、なるべく欠席しないようにしました。そして第三に資格の取得です。大学受験はまだ先だから大丈夫と思うかもしれませんが、危機感を持った方がいいと思います。検定を受けて自分の技量を知り、至らないところを改善して更に上を目指すことは大事です。進路が決まってなくても、出願条件に未取得の資格があったとき、受験対策に加えて資格取得の勉強までしなければいけない事態に追い込まれます。大学受験と何かを併行して行うことは精神的にも辛いので、早めに大学受験に向けての対策に取り組みましょう。

志望大を選ぶときは自分の
意志を大事にしましょう

 以上が、私からみなさんに贈るアドバイス3つです。ありきたりな事柄ばかりでしたが、この3つは心に留めていていただきたいです。
 最後に進学先を選ぶときに気をつけていただきたいことを挙げます。それは、自分の意志を大切にすることです。有名予備校の人気講師として知られる林先生は、「やりたくないことで結果を出す人もいる」とテレビ番組で述べていました。進学にあたり、「やりたいこと」を大事にする人もいれば、「できること」を大事にする人もいます。どちらを大事にするにしても、自分の意志に素直になってみてください。大学での生活はきっと人生の大きな部分を占めることになりますので、悔いのないように精一杯努力してください。

工学院大学

先進工学部 生命化学科

平成31年3月英進進学コース卒業
ウガンダ出身

面接対策として毎日5〜6時間ほど
集中して日本語を勉強しました
小さい頃から医療系分野への
憧れを抱いていました

 私は、2年生になってから、大学について考え始めました。留学生として日本人と違い、日本の大学に入るためもっと頑張らないといけません。
 小さい頃から、医療のコースを目指していたので大学に入学したら医療学部で学びたいと思いました。医療のコースを大学で学ぶことを心がけながらしっかり勉強しました。高校の1年生のときも勉強しました。1年の後半のときクラスが文系と理系に分かれることを聞いて、私は医療従事者の夢を叶えるために、理系を選択しました。
 理系のクラスに入り、理系の科目を一生懸命勉強しました。大学に入学するため、テストの点数も必要だったので、毎日自習をしっかりしました。テストの日じゃないときにもしっかり勉強したり、先生方にも質問を聞いたりしました。

字数が多かった小論文を
諦めずにしっかり書きました

 2年生の後半に、いろいろな大学から3,4つぐらいを選択しました。そして、大学について調べて、オープンキャンパスに参加しました。指定校推薦を受けるため、1,600字の小論文も書く必要がありましたのであきらめずにしっかり書いて、先生方に文章のまとめを直してもらいました。
 大学の書類を全てしっかり書いて、大学まで送りました。それに、面接もあったので私は日本語をもっとうまくしゃべれるように多くの練習をしました。毎日5時間あるいは6時間くらい日本語の練習しました。
 大学の受験は特に大学の書類を書くことと面接やる人も面接の練習することと小論文を書くことと大学の書類をしっかりチェックすることと締め切り日を守ることが大事です。

工学院大学

先進工学部 応用物理学科

平成31年3月特別進学コース卒業
広瀬中学校出身

やりたい事や好きな事が学べる大学を
選ぶ方が受験勉強がはかどります
宇宙物理学や天文学を
大学で学ぶのが夢でした

 私は指定校推薦で工学院大学先進工学部応用物理学科に合格することができました。
 幼いころから宇宙や星に興味があり、宇宙物理学や天文学を学ぶことが出来る大学を探していました。
 私が指定校推薦を利用しようと決断したきっかけとして、宇宙に関係する学部・学科のある大学に入学したいとしか大学進学について考えていなかった私に学校生活の評価をふまえて担任の先生が親身になって私に合った大学の候補を考えてくれたことや、高校3年間ハンドボール部に所属し、文武両道を心かげていたという部分が大きくあります。私は他の人たちが勉強時間として充てていた時間を部活動に費やしてきました。その部活動に費やした時間や残した成績を大学の進学に大きく活かすことのできるという点も指定校推薦を選択した理由の一つです。ですが、部活動をしていたから指定校推薦がとれるということではなく、毎日の学校生活も大事だと思います。私は高校3年間で学校に遅刻したことや、欠席したことは一度もありませんでした。
 また、部活動の大会等で忙しくても定期テストには真面目に取り組みました。さらに、AO入試や推薦入試を考えている人であれば、生徒会や室長、学校行事の実行委員に参加するのも大切だと思います。大学進学を考えている方は積極的に参加するように心がけてみてください。

推薦合格後も入学に備え
しっかり勉強しましょう

 指定校推薦は一般入試を受ける人たちよりも先に合格ができることで、大学への準備期間が多くあるのもメリットの一つです。ですが、勉強をおろそかにするのではなく、大学からの入学前課題や入学後すぐのクラス分けのテストで一般の生徒との差がひらかないように、学習し続けることが大切です。
 最後に、大学選びについてですが、私が大切だと思うことは自分のやりたい事、好きな事が学べる大学を選ぶことです。自分が学びたい事や好きな事なら勉強も楽しく行えて、理解も深まると思います。なのでまずは自分の好きなことからいくつかに絞り、その中から、オープンキャンパスやホームページ等を自分で調べ、大学の雰囲気や校舎、研究室、部活動など、比較し第一志望を選択すると良いと思います。
 あとは、進路や大学を早めに考え、充実した高校生活を送るということです。頑張ってください。

実践女子大学

人間社会学部 人間社会学科

平成31年3月英進進学コース卒業
五城中学校出身

小さくても何か目標を立てて行動すれば
物事をやり遂げた自信になります
部活動との両立に悩み
それでも諦めませんでした

 私は3年間多くの時間を陸上の部活動に費やしてきました。練習で疲れてしまい勉強せずに寝てしまったり、考査と総体の日程が被ってしまい考査を受けられないことや十分な勉強時間の確保ができずにいたこともありました。その中でも、提出物は考査が始まる前に提出し、日々の授業ノートを綺麗にまとめることは怠ることなくやっていました。シーズン中は考査前でも練習があったり、公認欠席が増えたりするため授業や休み時間など学校での時間の使い方が重要になると感じました。両立が難しくなり壁にぶつかることも増え、何事にも身が入らなくなったこともありましたが、あの時諦めていたら受験を成功させることはできなかったと思います。上手くいかなかったり諦めそうになったりした時には、目の前の本当に小さなものでも、何か目標を立てて行動してみることがとても大切だと感じました。すぐに結果が出ず報われないこともあるかもしれませんが、何かを乗り越えたという経験は受験をする上でとても役に立つと思います。

入学後に夢を見つけることが
できる環境を探しました

 私は進学に対して明確な目標がなく、ただ漠然と大学に進学したいということしか考えていませんでした。社会系の学部に興味はあったものの、深めたい学問や将来就きたい職業も決まっていなかったため大学に入ってから将来の夢を決められる環境を探しました。できる限りオープンキャンパスに行き、学校ごとの特色をまとめ、どこが自分に適しているか考えました。3年生になって志望大学を決めたため時間がなく、もう少し早くから準備しておけば良かったと後悔することもありました。小論文の添削や面接練習は先生方にお願いし数をこなすと良いと思います。面接練習をしたことで考えを整理することができ、大学で何を学ぶのか、どうしていきたいのか自分の中で確認することができました。小論文は試験の1ヶ月前から始めましたがつまずくことも多く、試験の有無に関わらず校内模試の勉強と合わせてやっておくことが大切だと感じました。
 3年間はあっという間なので一日一日を大切にし、後悔のないように進路実現を目指して頑張ってください。

創価大学

法学部 法律学科

平成31年3月特別進学コース卒業
八乙女中学校出身

今の自分に必要なことをしっかり考え
計画を立てて根気強く勉強しましょう
校外で外国人の先生と交流し
苦手の英語を克服できました

 私は高校1年生の夏、この大学に進学したいと思うようになりました。きっかけはオープンキャンパスでした。学生が自分のやりたいことに専念でき、教授方も学生第一に接してくれる環境が自分の将来の夢に一番近い道だと思ったからです。
 次に、私が指定校推薦で大学入試を受けるためにした努力についてです。この大学に進学を決めたときから、私はオークルームで最後まで勉強をするようになりました。また、高校2年生からの1年間、生徒会執行部に所属し、様々な状況に臨機応変に対応する力を身に付けることができました。高校が休校の日には、母が務めるインターナショナルスクールに行ってネイティブの先生方の授業のお手伝いをしました。自分が苦手としていた英語の克服につながりました。初めは続かなかった会話も今では続けられるようになり、英検2級に合格できました。

センター試験の過去問を
校内模試対策に活用しました

 指定校を受けるために、毎日の授業や提出物や定期テストの結果は勿論ですが、最も重要なのは6月頃に行われる校内模試です。文系は英語と国語で判定されるので、その2教科を重点的に勉強しました。模試はセンター試験に似た形式で出題されると知ったのでセンター試験の過去問を使って勉強しました。私は英語が特に苦手だったので、ネクステージを使って勉強しました。
 受験期は本当に辛くなることがたくさんありましたが、家族や友人、先生方などの周囲の人の支えを改めて強く実感でき、人間として大きく成長できる時期だと思っています。毎日一日一日、周りの人に感謝する気持ちを忘れずに、今の自分に必要なことが何なのかをしっかり考え、計画を立てて根気強く勉強に取り組んでみてください。皆さんの目標が達成できることを願っています。そして、たくさんの楽しい思い出を高校生活で作ってください。

大正大学

仏教学部 仏教学科仏教学コース

平成31年3月特別進学コース卒業
台原中学校出身

目の前のことに地道に取り組めば
いつか必ず花は開きます
総合仏教の大学で仏教を
深く学びたいと志望しました

 私がこの大学に志望したのは2つ理由があります。一つは小さい頃から仏像に興味を持ち、それがだんだん進行へと変化したことです。もう一つはその大学のオープンキャンパスに行ったことです。私は高校に入学した時から仏教学を学びたいと思い、仏教系高校を探していましたが、一つ問題がありました。それは宗派でした。宗派が違えばそこにある蔵書や資料なども違ってきます。様々な大学の情報を調べ、最終的にここなら十分に学べそうだと思った大学が大正大学でした。なぜなら、その大学は天台宗、真言宗、豊山派と智山派、浄土宗の四宗派合同で創立された言わば総合仏教の大学です。
 夏休みを利用して、私はその大学のオープンキャンパスに向かいました。そこで発見したのは、教員の中には現役のお坊さんがいること、大学内で仏教行事が行われること、仏画制作や仏像修復を体験できることなど仏教に興味を持つ私は、ぜひ入学したいという決心を固めました。幸運と言えば良いのでしょうか、指定校推薦に1枠あることを教室の一覧表にて発見し、先生にそれを受けたいという旨を伝えました。結果は内定でした。

先生に癖を修正して頂いた
おかげで面接に成功しました

 それから1ヶ月間自己推薦書を下書きから清書まで4枚以上添削を繰り返しました。重要な書類は一字一句間違えることは許されません。気が遠くなるこの作業を乗り越え学校の承認を受けてやっと面接の練習です。この大学の指定校は面接一発勝負です。しかし、ここで2つ問題が発生しました。1つは過去に前例がなく参考になる資料が無いこと、もう1つは自分自身に面接の経験がないことです。しかし私は決意を固めました。自分の望みを叶えるため、そして自分が前例となるために。担任の先生と自己推薦書を元に大学に送る質問資料を作成し、面接の実演練習に臨む、入退室の段取りを確認し、面接官役の先生からの質問に答えていく。私は思いを伝えるのに長文になってしまう癖があり、練習でも盛大に出してしまった苦い思い出があります。先生からのアドバイスは「理由を簡潔にまとめ、後から質問に次々と答えていくこと」。先に長く喋ってしまうと面接時間を超過してしまい、質問の受け答えもスムーズさを欠いてしまうからです。この点を改善して再び練習すると見違える程に円滑に自分の思いを満足に熱意を伝える事が出来るようになったのです。これにより面接への迷いが消えた私は11月の推薦入試に臨みました。本番は終始和やかで緊張無く自らの思いをぶつけることが出来、結果は見事合格でした。
 指定校推薦を受ける後輩に伝えたいです。この方式の入試は基本的な能力と知識にその学部に関する専門知識、私が受けた場所では仏教の知識をプラスアルファで身につければ合格する確率は高くなります。そして礼儀正しくあること。それがあれば必ず突破できます。目の前のことを地道に取り組み続ければ、花は開くのです。

東京富士大学

経営学部 経営学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

部活動や学校行事に取り組み
努力がいかに必要かを実感しました
大学では企業訪問などにより
「活きた経営」を学びたいです

 私は無事に大学に合格することができ、とても嬉しいです。現在は春からの新しい生活に向けて、大学の入学準備と入学前の実力テストの勉強をしています。
 私が東京富士大学を志望しました。理由は経営の仕方を専門的に学びたいと思ったからです。現代の会社の経営は多くの問題に直面しており、踏み込んだ経営指導が求められていると考えます。経営学を体制的に学ぶ中で、さまざまな視点からの理論に触れ、経営学の奥深さを知りながら、実践でどのように応用できるかを探究していきたいです。貴学の近隣には優良企業が多く、地元企業の経営学を直接学ぶことで企業経営の「今」を知ることができます。企業訪問することで、教科書だけでは分からない「活きた経営」を学びたいと強く感じました。

書道部の活動や学校行事など
貴重な経験ができました

 私は書道部に所属しています。書道部には合宿があり、部員と一緒に書道の練習をするだけではなく、書道部の先輩も来て、私たちに書道の指導をしてくれます。そのおかげもあって、大正大学全国書道展では銀賞を受賞することができました。また、文化祭やスポーツ大会などの学校行事では、クラスメイトと力を合わせて様々なことに挑戦してきました。その中で「団結して取り組むことの大切さ」や「あきらめないで努力することの必要性」を実感しました。
 高校では定期考査の成績と評定はとても重要です。平日に日本語と英語を一生懸命勉強することが必要です。また、日本語能力試験N2も取得すると良いと思います。そして、大学を受験するときは自己推薦書と面接練習はとても重要です。面接練習は自分で準備した質問を毎日練習します。先生と一緒に練習もしましょう。私は大学に通い始めたら一生懸命に頑張ります。後輩のみなさんが自分の理想の大学に合格できるよう応援しています。

神奈川大学

外国語学部 英語英文学科

平成31年3月英進進学コース卒業
沖縄 那覇中学校出身

英検の受験は資格取得だけではなく
高校英語の復習にもなり一石二鳥です
学習面では小さな疑問でも
その都度解決していました

 私が志望大学合格に向けて特に力を入れた事は、検定の取得です。元々外国語を学べる学部に興味があったので英検の対策を行いました。その対策をすることで高校英語の復習にもなり、一石二鳥だったなと今では感じています。私個人としては二次試験でのスピーキングの対策がいい経験になりました。また、一定の級を取得してないと出願できないような推薦入試もあるので、推薦入試の利用を考えている方は早いうちから検定の取得にチャレンジすることをおすすめします。
 日々の学校生活の中では、AJ(特別選抜)クラスで学んだことも、合格につながったと思います。英進進学コース自体、皆が自分の進路ややりたいことに向かって頑張っているコースですが、AJクラスは特に進学に対して強い熱意を持った人の集まりなので日々進学高い意識を持って勉強することが出来ました。私自身少し成績が下がってしまった時期もあり悩んだこともたくさんありました。ですがその時期から周りの友人や先生方に積極的にわからないことは聞きに行くよう心掛けました。自分が今どのレベルなのか理解し、小さな疑問でも浮かんだらその都度解決していくようにし、勉強面は乗り切りました。

オープンキャンパスでは
たくさん質問しましょう

 大学選びに関しては早ければ早い程良いと思います。私自身、2年生の後半から3年生の前半に進路が定まり、割とバタバタして余裕が無かったので、1年生のうちから興味のある大学について調べる事をおすすめします。また、その大学のパンフレットやホームページをじっくり見て何個も気になる点を見つけ必ずオープンキャンパスに行ってたくさん質問したり学校の雰囲気をチェックし、特に何回も行けない県外の場合は「あれやっとけば!」と後悔しないようにして下さい。
 最後に、何か自分の進路や進学に関して困ったことがあったり、悩みがある時は周りの先生方に相談したり、アドバイスをもらってみて下さい。英進進学コースの先生方は本当に優しく親身に考えてくださいます。
 皆さん、志望大学合格に向けてムリせず今自分が出来ることから始めて頑張って下さい!

関東学院大学

法学部 法学科

平成31年3月フレックスコース卒業
長野 浅間中学校出身

その場の雰囲気に流されることなく
常に将来を考えて行動しましょう
皆で厳しい練習を乗り越えた
3年間は一生の宝物です

 私が中学3年生の時、仙台育英の野球部が甲子園で準優勝を成し遂げた時テレビの前で見ていました。点を取られてもすぐ追いつく気迫のこもったプレーに憧れました。私もここで野球がやりたいと強く思い、仙台育英に入学し、硬式野球部に入部しました。私たちの学年は50人の大所帯でした。当時の監督からも「50人は歴代初だ」とおっしゃっていました。私はその一員となり、このメンバーで甲子園で優勝したいと強く思いました。入部してすぐに1年生練習というものがあり、毎日厳しい練習を乗り越えてきました。私の周りが辛い表情をしていたとしても、顔には出さず、みんなを鼓舞してきました。みんなで乗り越えた日々は一生忘れることのない宝物になりました。

甲子園出場が決まった時は
努力が報われた気がしました

 高校2年生の時、たくさんの事を乗り越え、甲子園出場が決まった瞬間は、今までやってきたことが報われたような気がしました。学校生活でも授業中、誰一人寝ることなく、授業に強く向き合う姿勢も当たり前のことかもしれませんが、真摯に向き合うことができました。その結果、指定校推薦という形で志願することができました。高校生活では、やり残したこと、悔しかったこと、後悔したことがたくさんあります。その時の感情に流され、後々、あれやっとけば良かったな、これやっとけばと思うことがたくさんありました。後悔をなくすのは無理でも少なくすることはできると私は思います。その場に流されずに、これからのことを考えて行動していくことが成功に近づくと思います。

関東学院大学

法学部 地域創生学科

平成31年3月英進進学コース卒業
いわき 平第三中学校出身

AO入試不合格を機に進路を考え直し
本当になりたい職業が分かりました
地方公務員を目指す環境が
整っている大学を選びました

 私が指定校推薦で関東学院大学法学部地域創生学科を選んだ理由は、他大学のAO入試に落ちてしまったことがきっかけです。1度目の受験を失敗したことにより、自分が将来やりたいこと、どのような職に就きたいかなどの様々なことをもう一度考え直すことができました。私は、サッカー部に所属していて、サッカーに集中していたので、将来についてや大学について考えるのを後回しにしていました。急いで決めた大学受験に失敗して、私が本当にやりたいことは地方公務員になり、地域に何かしらの形で貢献することだと確認することができました。仙台育英はたくさんの指定校推薦の枠があるので、私がなりたい地方公務員の資格を取得でき、大学独自の取り組みとして、法学部として法を学びながら、実際に市の市長さんや地方公務員である方々からリアルな地域の課題や対策について学べる、地域創生特論があったので関東学院大学を選びました。

時間を決めて集中的に学習し
部活動と両立できました

 大学選びの際に重要な事は、良い成績を取り、普段の生活をしっかりすることが大事だと思います。私の性格上、時間がありすぎるとだらけて、逆に何もしなくなってしまいます。サッカー部に所属していたので、学校でしっかり授業を受けて、部活動をして家に帰り、寝るまでの残り少ない時間でテスト勉強を集中して行うように1年生の時から心がけていました。長い時間だらだら勉強するよりは、30分集中して、10分休憩するなど短期集中が個人的にお勧めです。部活動をやっている人は、部活動の成績や資格が受験に重要になってきます。勉強中だけでなく、部活動で良い成績をおさめることでより受かる確率が高くなるので努力した方が良いと思います。私は部活動で準優勝や東北大会、全国大会に出ることだけではなく、勉強も少しの時間を有効活用して良い成績を取ることができました。学校生活も、友達と楽しく有意義な3年間を送ることができました。

関東学院大学

人間共生学部 共生デザイン学科

平成31年3月フレックスコース卒業
神奈川 塚越中学校出身

指定校推薦での入学は仙台育英の名前を
背負うことであると意識しましょう
何事も最後までやり切る事が
今後の人生に繋がります

 私は、指定校で大学に合格をしました。
 指定校をとるために、遅刻や欠席をしないことを、第一に考えて行動を3年間過ごしてきました。次に大事なことだと思い意識していた事は、提出物をしっかりと出すことです。出せる物をしっかりと出さずに、むだに成績を落とすようなもったいないことは、絶対に良くないことだと思います。
 あいさつや、身だしなみをしっかりと整えておき、周りの方からの印象を良くすることも大事なことです。そういった事は、大学進学以外の世の中にでた後も大切で、役立つ事です。
 部活動を3年間、全力で最後までやりきることでアピールにもなるし、自信がわいてくると思います。何事も途中で投げださずにやり切ることは、これも世の中で社会に出た後に役立つと思いました。
 指定校推薦は、仙台育英の名前を背負っていることを忘れずに過ごすことが必要なことだと思います。
 自分の夢に向かってひたすら頑張ることが大事だと思います。

洗足学園音楽大学

音楽学部 音楽学科弦楽器コース

平成31年3月特別進学コース卒業
仙台第二中学校出身

長い人生を有意義に送るために
自分自身で志望大を選びましょう
無駄なことは一つもないと
考え3年間を過ごしました

 私はこの仙台育英に入学してすぐの頃から、将来就きたい職業や音楽大学に入学することを決めていました。最終的に大学を決定するまでには時間がかかりましたが、様々な大学の講習やオープンキャンパスにたくさん参加し、自分に最も合う大学を選択しました。
 指定校推薦を頂くためには校内模試の順位が重要になります。特に私は校内模試が苦手で、1・2年生の時の成績は思わしくない結果でした。そのため、早い内から校内模試の過去問題を繰り返し解きました。本番前は放課後に図書館へ行き、集中して取り組みました。また、取得している資格やこれまでの活動なども推薦の評価の対象になります。私は英検や漢検、外部のオーケストラでの活動などに精力的に取り組み、生かすことができました。
 推薦を頂いてからは、実技の勉強を中心にしながら学校の勉強も継続して行うことを意識しました。無駄なことは一つもないと考え、欠席をしないことや定期考査の点を落とさないことに努めました。受験にあたって仙台育英の先生に大学への志望理由書の添削や面接練習等をしてくださりました。おかげで問題無く試験を受けることができ、落ち着いて演奏に取り組めました。

複数のオープンキャンパスに
参加し比較検討しましょう

 指定校推薦は楽だと思われがちですが、周りより早く準備に取り掛かる必要があります。しかし、その分入学までに十分な時間をつくることができ、自分のしたい勉強にじっくり取り組めたり、大学の準備をしっかり行うことで幸先の良いスタートを切ることができます。後輩の皆さん、大いに活用してください。また、早い準備の一つとしてオープンキャンパスは必ず参加するべきです。自分に合う大学を選ぶには比較する対象が必要です。足を運んでみて自分が感じたことはとても大切な判断材料になります。Classi のポートフォリオ機能はその記録に最適なので是非活用してください。
 実技系の大学に進むにあたって周りの反対の声もありましたが、仙台育英の先生が最後までサポートしてくださったおかげで音楽大学に進むという夢を実現することができました。自分のために入る大学なのだから、自分の学びたいことを学ぶべきだと私は思います。後輩の皆さんはどんなことが学びたいですか? 今のその正直な気持ちを持ち続け、長い人生のたった4年間を有意義にするために、また自分がやりがいを感じられる仕事をできるように、自分自身で大学を選択してください。応援しています。

城西大学

経済学部 経済学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

限界を自分で制限せずに挑戦すれば
可能性が広がることを学びました
留学生や外人の先生と接し
英語力も向上しました

 私は自分の視野を広げるためにも海外で学ぶことも重要だと考え、日本への留学を決意しました。日本の経済はアジアで最も発展しており、教育水準も非常に高いと考えたため、留学先に日本を選びました。私は来日して2年半になりますが、日本の生活や文化がとても好きになりました。来日当初は、留学生クラスで日本語の授業を半年間受け、日本語の基礎と通常クラスで学習するための準備をしました。授業はまだ難しいことが多いですが、毎回試験の際にはしっかりと復習し、苦手な教科を克服できるように一生懸命取り組んでいます。その中で、「最後まで諦めないことの大切さ」を学びました。また、学校には留学生や外国人の先生方が多くいるので、その人たちと交流することで英語力の向上にもつながっていると感じています。今後も日本語力と英語力の向上に努めていきたいと思います。また、様々な学校行事にも積極的に参加しています。日本での高校生活は、新しい人との出会いや新しい物事に触れる機会が多く、コミュニケーション能力や自立心を養うことができました。限界を自分で制限せずに、何事にも挑戦してみることが自分の可能性を広げてくれるのだと思っています。

大学でも多くの人たちと
積極的に交流したい

 現代社会は、急速にグローバル化が進展しており、問題も多岐にわたると予想できることから、それらを解決する力を大学のうちに身につけたいと考えました。城西大学の経済学部は「今日の経済・経営が直面する複雑な諸問題の解決に貢献できる人材の育成」を目標に掲げており、豊富な実務経験を積まれた先生方が実学教育をしてくださる点にとても興味を持ちました。経済の現場と理論をバランスよく学ぶことで、卒業後に即戦力として働けるスキルを身につけられると確信しました。
 入学後は、1年次に日本経済入門やライフデザイン演習などを受講し、経済学の基礎をしっかりと身につけたいと考えています。また、日本語能力試験や簿記検定試験などの各種検定試験にも挑戦し、幅広く教養を高めていきたいです。それから、インターンシップ制度を利用して、日本の企業で実習することで、身をもって社会現場の今を知り、実際に現場で働く際の様々なスキルを養いたいと考えています。私は日本に留学しに来たことで、色々な国の人と出会い、多くの異文化に触れることができました。大学に入ってからも、多くの人と交流ができるように、サークル活動やボランティア活動にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

文教大学

国際学部 国際理解学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

英語科の先生方に丁寧に教えていただき
英語に興味を持つことができました
英語科の先生方との出会いが
教師を目指すきっかけでした

 文教大学の国際理解学科では、EICの授業で英語の4技能を総合的に学習することができ、言語科目も充実しているところに魅力を感じました。また私は子どもの時から日本に興味があり、日本語を勉強してきたので、言語について強い興味を持っています。そのため、大学では英語と日本語だけではなく、様々な言語を勉強してみたいです。それから共通教養科目の中に、心理学や人間関係論、国際理解学科にはボランティア実地練習という文教大学ならではの特色ある授業があり、私もこの大学で勉強したいという思いが強くなりました。
 この大学の国際学部を志望した理由は私が英語に興味を持っており、それは英語の先生方のおかげでした。私は小学生の時から英語を勉強していますが、勉強し始めたことは成績も悪く、英語の授業についていけませんでした。しかし、そのあとに教えていただいた先生方のおかげで英語に興味を持つようになりました。その先生方は、とても厳しかったですが、根気強く私にわかりやすく教えてくださいました。このような先生方に出会い、私も先生になりたいと考えるようになりました。そのため、文教大学の国際学科への進学を志望しました。

他の留学生との交流を通して
視野が大きく広がりました

 私は指定校推薦の受験資格を得るために毎日勉強しましたが、心配もしていました。私は日本に留学したばかりの時は、日本語での授業は本当に大変でした。毎日家へ帰ってから勉強し、やっと少しずつ授業が分かるようになりました。クラスでの授業の他にも実用英語技能検定の勉強にも取り組み、2級に合格することができました。2級を取得することは簡単ではありませんでしたが、目標を持って取り組むことの大切さを身をもって感じ、これからも自分の目標を実現できるように努力したいと思います。また書道部に所属し、厳しい練習や合宿にも仲間と協力しながら取り組んできました、私は部活動を通して、忍耐力を養い、諦めずに続けることの意味を学びました。また外国語コースでは日本伝統文化の授業があり、その中で茶道と華道について学びました。茶道も華道も初めて体験するので、初めは何もわかりませんでしたが、先生方のおかげでできるようになりました。クラスでは日本人の友達も親切にしてくれ、日本語がわからないときはサポートをしてくれたり、日本の習慣も教えてくれました。私の所属クラスには、留学生が多く在籍しているので、日々の生活の中で国際交流をすることができ、自分の視野を大きく広げることができました。
 以上の理由から文教大学国際学部国際理解学科への進学を志望しました。後輩のみなさんもどの大学に入りたいのかをよく考えてください。これまで積み重ねてきた英語の知識を更に伸ばし、特に英語のスピーキングに力を入れ、コミュニケーション能力を高められるよう頑張ります!

東京国際大学

言語コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

自己推薦書は自分で資料を準備して
早めに取り掛かり添削してもらいましょう
多彩な留学プログラムに
惹かれ志望大を決めました

 東京国際大学を選んだ理由は高い評価を得ており、国際色豊かな整った環境の中で学べると感じたからです。また世界の22の大学と国際交流協定を結び、多彩な留学プログラムがあることも魅力の一つです。コミュニケーション学部では、少人数制を取り入れており、学生同士だけではなく、先生方とも距離が近いので、より深く学べると考えたからです。
 指定校推薦では、自己推薦書は非常に大切だと思います。早めに先生に添削してもらったほうがいいです。先生は忙しいので、自分で大学の資料を準備する必要があると思います。

国際社会に不可欠な英語を
しっかり勉強しましょう

 留学生にとって、一番大切なのは日本語の勉強です。私は高校2年次に、中国から日本へ来ました。留学当初は言葉の壁に苦労しました。そのため、もっと日本語を上達させたいと思い、日本語の歌や映画を通して日本語を学び、日本人の友達とたくさん会話するように努めました。また、校内模試の成績や出席率も重要で、指定校推薦の基準です。
 私たちは自分で勉強し、資格を取得することも必要です。留学生としては、日本語能力検定N2も取得しなければなりません。また、英語の資格を要求する大学が増えていると思います。今、英語は世界の共通語としての役割も担い、国際社会で活躍するためには必要不可欠な言語であると考えます。なので英語の勉強を重視した方がいいと思います。
 定期考査は3週間前から準備しておいたほうがいいと思います。ノートとプリントを整理することは復習に役立ちます。集中して授業を聞き、寝ないことが大切です。ノートをしっかりまとめて提出し、課題を完成させましょう。
 志望大学合格への道は難しいですが、あきらめずにがんばれば、困難を克服できますので、私はみなさんのことを応援しています。

聖学院大学

政治経済学部 政治経済学科

平成31年3月英進進学コース卒業
山下中学校出身

やりたいことに思い切って挑戦し
悔いのない高校生活を送りましょう
何もしないより行動した結果
後悔する方が良いと思います

 私は将来市町村職員になり、人々のために働きたいという夢を持っており、そのためには大学であらゆる学問の知識など学んでいくことで、夢に近づくことができると考え、大学進学を目指しました。私は最終的に指定校推薦で大学に合格することが出来ましたが、第一志望だった大学には自分自身の努力が足りず落ちてしまいました。不合格と知ったときは落ち込みましたが、すぐに頭を切り換え、同じ失敗を繰り返さないように努力していき無事大学に合格することができました。すぐに頭を切り換えることは簡単に出来るわけではないので、自分のペースでしていけば良いと思います。アドバイスをするのなら、受験の不安などを1人で抱え込まずに、誰かに話したり相談することが大切になってくると思います。何も行動しないで後悔するより、何か行動して後悔する方が私は良いと思っています。最初から合格するはずがないだとのマイナスな気持ちでは絶対合格することはありません。受験する前は、合格できるできないを考えるのではなく、絶対この大学に合格してやるなどの強い思いを持ち、その思いをちゃんと入試にぶつけられるように日々努力していくことが大切だと私は思っています。

副部長を務め仲間の大切さに
気づくことができました

 私は人前で話をすることが苦手でしたが、部活で副部長を務めることになり、人前で話すことが多くなり、前よりは人前で話すのは苦ではなくなりました。今まで副部長などの職に就いたことがなく、副部長になってからの部活はとても新鮮でした。副部長を経験したことで私は互いを信頼できる仲間がいる大切さや、自ら一歩踏み出さないと見られない景色や世界があるなどに気付くことができました。高校で学んだことや部活で学んだことは、これから始まる自分の人生の土台になると私は思っています。なので、自分自身に嘘をつかずに、己のやりたいことなどにチャレンジしていき、後悔が残らない生活をしていくことが大切だと、高校での生活や大学受験を経験して私は思いました。

城西国際大学

看護学部 看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
松島中学校出身

指定校推薦では評定の維持に加え
部活動をやり遂げることが大切です
部活動を続けたことを入試に
生かそうと考えました

 私は、指定校推薦で城西国際大学に合格しました。AO入試の願書を提出する時期と指定校推薦入試の時期がほぼ同時だったので、どちらで受験するべきかとても悩んだのですが、私の大学のAO入試の倍率が高いことや、1年生の時からできるだけ赤点や評定2や3を取らないようにしていたこと、部活動を3年間やり遂げたこともあり、指定校推薦で受験してみようと決めました。
 私のところの大学は面接だけだったので、過去の面接の内容などを元にいろいろな先生に面接練習をしてもらいました。指定校推薦で大切なことは、テストで人よりできるだけ良い点を取ることや部活動をしている人は3年間やり遂げることだと考えています。また、自分が行きたいと考えている大学のオープンキャンパスに沢山行ったり、自分が「この大学に行きたいんです」というアピールをすることも大切だと思います。

東京歯科大学

歯学部 歯学科

平成31年3月特別進学コース卒業
広瀬中学校出身

「自信が無いなら人一倍の努力が必要」
という先生の一言で意識が変わりました
自分に合う勉強法を見つけ
成績が飛躍的に伸びました

 私は1年時の成績では、どこの大学にも進学できない様な学力しかありませんでした。当時は、将来就きたい職業も定まらないまま一日を何もせず過ごしていました。そのため模試での成績は150位くらいと下から数えたほうが早かったのです。しかし、ある先生から頂いた言葉が私を変えました。「あなたが人より劣っていると思うのなら、その人よりも倍努力しなさい。自分の能力が他人より劣っているのなら、人一倍の努力で補うしかないのだから。」その日から、机に向かう時間が増えました。しかし、ただがむしゃらに勉強しただけでは成績はあがりませんでした。なので、先生方に勉強法を尋ね、実践し、自分に合った勉強法を見つけるのに時間を掛けました。そうして確立した勉強法の中には、効率が悪いと友人に言われるものもありましたが、自分には自分のやり方がと割り切って勉強したのです。その甲斐あって、模試では10位以内に入れるようにまでなりました。2年生までに、自分に合った学習法を見つけられれば、学力の飛躍につながると思います。次に、勉強と遊びのメリハリをつけることが大切です。テストが終わるたびに何日も遊びつづけ成績が落ちてしまう、燃え尽き症候群の様な状態になってしまうケースもあるので、息抜きの日を決め、その日を全力で楽しみ、次の日からコツコツ勉強するなどと自分に合った息抜きの仕方をすれば,モチベーションが保てると思います。

学校行事の役員経験が
面接にプラスになりました

 最後に、指定校推薦を考えている大学の中には、面接のある大学があると思います。私は、面接対策として、学校行事に役員として率先して参加しました。その中で、様々な人との交流や学校行事をやり遂げた経験は、自分の中で確かな自信となり、面接に挑むことができました。面接で予想していなかった質問をされても、大勢の人と会話した経験から臨機応変に対応することができ、大学合格をすることにつながったのだと思います。勉強だけではない、様々な経験が皆さんの夢を叶える礎になると思います。なので、これから受験する皆さんも、色々な事に挑戦し、自信を持って頑張ってください。

東京情報大学

総合情報学部 総合情報学科

平成31年3月情報科学コース卒業
利府西中学校出身

決して無駄にはならないので
色々なことにチャレンジしましょう
学校行事に積極的に参加し
多くのことを経験しました

 私は指定校推薦で東京情報大学に合格しました。面接はあまり難しく考える必要はありません。基本的に聞かれる内容は志望理由書から出されることが多いです。大学によって違いはありますが、私は学校の特色と校外研修のことを聞かれました。確実に出る訳ではないのですが、学校のことや活動は思い出した方がいいと思います。面接練習は無理にたくさんする必要は無いです。私がこれまでしてきたことは、1年生の時は生徒会に所属し、合唱コンクールの副実行委員長になりました。2年生の時は全校制作のグループでムービー作りをしました。私は高校生活で多くのことを経験して良かったと思っています。やったことは無駄にはならないので是非いろいろなことに挑戦してください。

神田外語大学

外国語学部 イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻

平成31年3月外国語コース卒業
田尻中学校出身

留学などネイティブとの交流により
価値観が変わり視野が広がりました
授業で学んだスペイン語を
更に深く学んでいきたい

 私は中学の時にスペイン語に興味を持ち、高校・大学でスペイン語を勉強すると決意し、高校の第二外国語の授業ではスペイン語を取りました。授業はとても楽しく、スペイン語をさらに深めて勉強したいと思い、大学でもスペイン語学科を希望しました。そして、1年次に行った3ヵ月のカナダ留学では同じ留学生だったメキシコ人などのスペイン語圏の人に積極的に会話をしたりするなど英語と共にネイティブのスペイン語を学び交流したことで、言語だけでなく、文化や国別の価値観などの分野についても詳しく勉強したいと強く思うようになりました。これらをより深く勉強できる大学はここだとオープンキャンパスに参加して確信することができ、神田外語大学にしました。
 高校生活でしておくべきことはたくさんあります。まず、オープンキャンパスに参加することです。実際にキャンパスを見ることによって、大学の資料だけでは分からない雰囲気を知ることができます。また、たくさんの大学に行き、比較することで自分の本当にしたいことが分かると思います。2つ目は、留学や海外研修などの異文化交流をして自分を成長させてくれることをすることです。他国の文化に触れることで、自分の考え方や価値観を変えることができ、視野も広げることができます。3つ目は、資格を取ったり、スピーチコンテストに参加することです。英語以外の言語を大学で専攻する場合には、英検だけでなく専攻したい言語の検定を取ることも自分のアピールポイントになります。スピーチコンテストに参加することも同様に自分がどれだけできるかの証明になります。

面接は日本語以外の
質問にも備えましょう

 次に入試についてですが、神田外語大学の推薦入試では英語リスニング、小論文、面接があります。リスニングはマークシートで英検3級から2級程度の問題で、小論文は、今年は「スペイン語圏について興味のあること」でした。従って、小論文を書くためには、スペイン語圏について色んな分野について詳しく語れるようにしたり、自分がこの大学で学びたいと思っていることも書けるといいと思います。面接は日本語での面接でしたが、今までの先輩方の面接の内容を見ると、スペイン語での質問などもある場合があるので、スペイン語の自己PRも用意しておくことが良いと思います。面接の質問は、ほとんど志望理由書からの質問だったので難しい質問はありませんでした。しかし、何を聞かれるか分からないので、十分な準備と心構えをして取り組むことが重要だと思います。
 神田外語大学は、課題だけでなく、入学前にテストや1週間程度の講習があるので、そのためにも合格したからと気を抜かず、毎日しっかり勉強し、大学で周りの人達に差をつけられないようにすることが重要だと思います。皆さんも最後まで気を緩めず頑張ってください。

千葉工業大学

工学部 機械工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
東華中学校出身

指定校推薦を受験するにあたっては
受験対策に加え体調管理が大切です
緊急時に役立つロボットの
製作に携わりたいです

 私は、母の実家の方で起こった福島原子力発電所の事故の話を祖母から聞き、自分が普段から好きだったロボットや機械と合わせ、災害時などの緊急時に役立つロボットを作りたいと考えるようになりました。これを機に工業大学に進学したいと考えました。今の自分の実力で行ける大学を探し、千葉工業大学に指定校推薦で受験することが一番良いと考え、そのまま行動に移し合格しました。
 私が指定校推薦入試を選んだ理由は、仙台育英が指定校推薦に力を入れていたからです。指定校推薦は偏差値と欠席日数、授業態度などが大事です。問題は面接までの練習と体調管理だと思います。

千葉商科大学

商経学部 商学科

平成31年3月外国語コース卒業
韓国出身

日本語での日常生活は大変でしたが
成長できた楽しい高校生活でした
部活動は強い責任感を持って
引退まで頑張りました

 私は高校2年の時に仙台育英に編入し、日本での生活を始めました。新しい環境での生活は少し厳しいと思う時もありましたが、周りの人たちが色々と助けてくれたおかげでこうして大学合格まで果たすことができたと思います。
 初めて日本で授業を受けた時、私はすでに日本語能力試験N1を取得した状態でしたが、教科書を読むことだけでも精一杯でした。それを克服するために、私は放課後教科書の読みと感じの読み書きを練習し授業に問題のないようにしました。日本人と一緒のクラスになってからは、より努力して授業に臨みました。
 部活には憧れがあったので編入してすぐに入部しました。普段からキャラクターなどの絵を描くことに興味があった私はアニメ・イラスト部に入りました。最初は友達の勧めで入部したのですが、当時唯一の2年生であったと共に部会に参加する度に責任感が増していき、最後の引退の時が来るまで頑張ることができたと思います。

TOEICは受験機会が多く
挑戦しやすい資格です

 英語の資格に関してはTOEICを受験することにしました。ある程度文法の知識とリスニングができるなら普通くらいの点数を取ることは難しくないと知っていたこととテストがよくあるという点から英検より効率が良いと考えました。英語の資格は持っている方が良いと思うので、次はより高い点数を目指して勉強していきたいです。
 日本で過ごした2年間は短いとも感じましたが、とても楽しい生活を送ることができたと思います。日本語を日常の中で使うことは少し厳しかったのですが、成長できてとても嬉しいです。

千葉商科大学

サービス創造学部 サービス創造学科

平成31年3月フレックスコース卒業
東和中学校出身

大学でも小さな目標を着実にクリアし
自信をつけていきたい
部活動の仲間との友情は
かけがえのないものです

 私は、高校時代に一つの目標を定めました。それは、「文武両道」です。部活動では、硬式野球部に所属し、目標達成のために、日々の練習を真剣に行い、一日一日を大切に充実した日々を送ることができたと思います。高校生活の中で、目標を決め努力し続けることによって、どんなに大変なことがあっても、高い意識で取り組んで行くことが出来たと思います。そして、多くの仲間と助け合い、厳しい練習に耐え抜いて行くことにより、3年間で友情というかけがえのないものを作ることが出来ました。今後の人生の中でも、このような素晴らしい体験をすることはできないと思います。高校野球という3年間しか体験できないものをこの高校ですることができ本当に良かったと思います。大学では、今まで以上にレベルの違いに苦しむと思いますが、諦めることなく何か小さな目標を作りクリアしていくことにより自分に自信が付いていくことと思います。

学生の基本は勉強ということを
忘れてはいけません

 勉強面では、高校1年生の時からテスト前だけではなく、授業の前から予習などを行い、授業以外でも勉強することを心がけて常に生活してきました。学生の基本は勉強ということを忘れてはいけません。中学生とは違い、より社会に近く自ら勉強する環境が整っています。大学進学に向けてこの3年間がとても大切になってくるので、色々な遊びたい気持ちは人それぞれあると思いますが、そこで自分をセーブできた人が良い結果を残している人だと思います。
 大学では、スポーツメーカーに就職するという夢を叶えるために、コミュニケーション能力はもちろんのこと、大切な社会の知識を極めていきたいと思います。

千葉商科大学

人間社会学部 人間社会学科

平成31年3月フレックスコース卒業
福島 湯本第一中学校出身

部活動では日々の些細な出来事からも
何かを学ぶことができると気づきました
スポーツメーカーへの
就職を目指しています

 大学進学を決めた理由は大学でやりたいことが見つかったからです。私は大学で今まで続けてきた野球を続けながらスポーツメーカーへの就職に必要なことを学びたいと思いました。そのため大学に進学をするために普段の生活を送っていました。学校では、進学に有利になるように何か検定を取ろうと考え、学校設定科目の漢字検定で3級を取るため勉強してました。無事3級に合格することが出来ました。また部活動では、甲子園を一つの目標とし、日々の練習に取り組んできました。その結果、甲子園に出場することが出来たとともに、人としての振る舞いや上下関係、世渡り術を学ぶことが出来ました。毎日のほんの些細な出来事から学ぶことが出来、そういったことからでも学ぶことはあるんだよというのを学べました。

高校生活で学んだことの
全てが将来役に立ちます

 私が、指定校推薦を選んだのは理由があります。それは、私自身の評定が高くまた評定以外の部分にも自信があったからです。評定を高く保つためには授業をしっかり聞くことはもちろん、提出物の期限を守ることを意識してやってました。社会では期限を守ることに厳しく1分でも遅れてしまうと無効になってしまいます。社会に出てそんなことがないように今のうちからやっていました。私にとって高校生活とは、社会に出るための準備を本格的にするところだと思います。普段の生活や部活動から学べることがたくさんあり、その全てが社会に出た時に役に立つので高校生活はとても大切なものだと思います。後輩の皆さんには、無駄な時間を過ごしてほしくないです。私自身は、振り返ると無駄に過ごしてしまった部分もあると思っているので、そんなことがないように毎日の生活を送って自分の進みたい進路にしっかりと進めるようにしてほしいと思います。

中央学院大学

商学部 商学科

平成31年3月情報科学コース卒業
住吉中学校出身

校内模試対策はもちろん大切ですが
それまでの学習がとても重要です
取得できた資格を生かせる
大学を探しました

 卒業後のことを視野に入れてパソコンのスキルと資格取得のできる 情報科学コースに入学しましたが、情報処理検定の1級に落ちてしまったので、考えを変えてMOSのパワーポイントの資格を取るのに卒業までには確実に取得するように意欲的に勉強しました。結果、MOSのパワーポイントの資格を取得することができました。この資格を大学で生かしつつ自分に合った大学生活を送れるところを模索していたら中央学院大学が自分に合うということと、自分自身を成長させる大学で、なおかつ、情報関連の勉強ができることからこの大学に決めました。そのために自分はまず、欠席しないことと評定を4.0以上を維持するのに勉強をがんばりました。家は石巻だったので通学には1時間半ほどかかりました。この通学の時間を有効活用しました。そして、校内模試の勉強も大切でしたが、それ以前に知識を蓄えておくことも大事だと改めて実感できました。指定校推薦を目指す人は、自分に甘えることなく高校生活を過ごすことが大事だと思います。

秀明大学

学校教師学部 中等教員養成課程国語専修コース

平成31年3月英進進学コース卒業
宮城野中学校出身

普段の授業をしっかり受けていれば
定期テスト対策は復習で済みます
仙台育英には大学合格の
チャンスが沢山あります

 私がこの学校で生活して気付いたことがあります。入学前、本来希望していた高校への進学が叶わず、そこで挫折を感じ無気力になってしまう人がいます。しかし、それは非常に勿体ないことです。仙台育英で3年間やるべきことをやれば、それ以上のレベルの大学に行ける可能性が十二分にあるからです。偏差値の高さだけで「それ以上」と述べたのではなく、自分がやりたいこと、興味のあることを学べる大学として見たときの評価のことです。
 私は指定校推薦でしたが、勉強面で頑張ったことは正直一つだけです。それは、定期考査で点を取り評定をキープすることです。テストは習ったところから出るので、授業さえしっかり受けていれば、テスト勉強は復習をするだけで済むからです。しかし、高い評定を取るためには苦手な教科でも高い点数を取る必要があります。私は得意な教科の勉強を控えめにして、苦手な教科の勉強に重点を置くようにしていました。また、私は部活動を辞めてしまったので、代わりにあることに参加しました。それはボランティアです。ボランティアは社交性を育みコミュニケーション力を発展させてくれますし、自己アピールにも繋がります。本当に良い点しか見当たらないので、挑戦することをオススメします。挑戦することが自分を磨き、前を向いて生きるタイプの人間に変えさせてくれます。
 言いたいことはシンプルです。前を向いて、当たり前のことを当たり前にやってほしいです。これが精一杯のアドバイスです。

上武大学

ビジネス情報学部 スポーツ健康マネジメント学科

平成31年3月フレックスコース卒業
山形 東根第一中学校出身

色々なことに興味を持って多くを学び
自分の未来像を明確にしましょう
将来は指導者の立場で
スポーツに携わりたい

 私は将来、保健体育の教員になりたいと思っています。私自身スポーツをすることが好きでたくさんのスポーツに触れてきた経験があります。今まではプレイヤーとしてスポーツに熱中してきましたが、私は指導者という教える立場になって、たくさんの選手と今までとは違う視点でスポーツに携わりたいと思いました。その時から将来の夢を叶えるため大学進学という進路に決めました。
 私が上武大学を知ったきっかけは、資料で探し、オープンキャンパスに参加したことからでありました。もちろんスポーツは盛んであるし、教育者・指導者の育成、スポーツに貢献できる人材を育てるといった目標などに興味とこちらの大学に進学したいという意志が強くなりました。また、仙台育英には上武大学の指定校枠があったので、指定校推薦で進みたいと思いました。

学問と部活動への熱量は
同レベルであるべきです

 私は、入学時から硬式野球部として学問と部活動に対する熱量は同じでないといけないと思っていましたし、監督である先生にもそういった意識を持って、学校生徒の見本になるようにと言われてきました。テストでは常に100点を目指し、家庭での学習時間も自分で管理して取り組んできました。もちろん日々の私生活も授業態度や板書だけでなく、授業での姿勢や先生方に教えて楽しいと思ってもらえるように、クラス全員で取り組んできました。そして部活動も仙台育英という大きな歴史を持つ名門の名を背負うという覚悟を持って努力してきました。自分のために戦うのではなく、支えてくださるたくさんの方々のために頑張ってきたことが結果につながっていたのではないかと思います。
 最後に私が後輩に伝えたいことは何もかもしっかりしろなんて言いません。自分がどうなりたいか明確にすれば道は開けてきます。真面目に努力すればいい方向に向かいます。不真面目ならそれなりしかならず、自分を苦しめます。自分のためを思うならば、後悔しないでください。日々の積み重ねが大きく大切になるので、たくさんの事に興味を持って、知って、未来を明確にしてください。私も将来の夢に向かって努力し続けます。

金沢工業大学

工学部 航空システム工学科

平成31年3月特別進学コース卒業
東華中学校出身

普段の生活で興味・関心を持った事物も
進路選びのきっかけになります
紙飛行機やトンボの翅への
興味が進路につながりました

 私がこの大学、学部に進むことを決めた理由は二つあり、一つ目は、幼稚園の頃から紙飛行機を飛ばすことが好きで、TTTチャレンジで航空工学について調べたところ、飛ぶ仕組みを知ってもっと色々なことを知りたいと思ったからです。二つ目は生物部で発表のために飛ぶ昆虫について調べたところ、トンボの翅の断面は凹凸で空気抵抗を小さくする効果があることに驚き、また金沢工業大学の岡本教授が研究されていたことを知り、なぜ空気抵抗が小さくなるのかを知りたかったからです。そしてこのように学びたい学問や入りたい大学を見つけるためにも、普段の勉強以外の活動で楽しいこと、面白いことの中から、自分が将来仕事にしたいことを探し、それにつながる学問を見つけるのがいいのではないかと思います。

生物部とTTTチャレンジの
活動を受験で活かしました

 次に指定校推薦合格のために行ったことは、校内模試対策で過去3年分の問題を複数回解いたことです。これは傾向をつかむことを目指して行いました。また合格した要因として、生物部・TTTチャレンジでの活動や学校を休む日が少なかったことの二つが挙げられると思います。生物部・TTTチャレンジでの活動内容は、志望理由書や面接での話のネタとして仕え、自分が高校3年間をどのように過ごしてきたのかをアピールすることが出来ました。学校の欠席日数は基準を超えると指定校推薦にエントリー出来なくなってしまいます。そして欠席日数が少なければ、この人ならその大学に行っても大丈夫そうだと思ってもらえるかもしれません。これから指定校推薦を受ける事を考えていてもいなくてもこの二つは気を付けた方がいいのではないかと思います。

同志社大学

法学部 法律学科

平成31年3月特別進学コース卒業
桜丘中学校出身

目先の結果に囚われず目標を明確にして
物事に取り組むことが大切です
法律を学びながらサッカーを
続けられる大学を選びました

 高校進学の際、私が仙台育英に入学し特別進学コースに在籍して勉学に励みながら小・中と続けてきたサッカーに3年間打ちこむことを決めました。そして関東・関西圏にも多くの指定校推薦枠を持つ本学園で文武両道の姿勢を貫き、大学進学の際には自分が本当に学びたい学問に集中して取り組むことができ、かつサッカー人生の集大成として4年間高いレベルでサッカーを続けられる大学への指定校推薦での進学を志しました。
 そして高校3年時、進学先の大学を決定するにあたって私は同志社大学の法学部法律学科に進学し、4年間法律に関して深く学んでいくとともに体育会サッカー部で活動することで大学での4年間、高校よりもさらに厳しい環境で努力し続け、成長したいと考えました。
 私が指定校推薦枠を勝ちとるために高校での3年間意識し続けたことは、たとえ苦しくても文武両道の姿勢を絶対曲げずに勉学についても部活動についても努力を継続することでした。勉強面では定期考査や模試等で常に高得点を取れるように、日頃の授業態度や提出物に気を配りつつ予習復習に取り組みました。特に私は部活動に所属していたため他の人よりも時間が制限されていたので、部活が終わってから自分で設定した一定時間を費やしたり、朝早く登校することで作った授業が始まるまでの時間を有効活用して勉強しました。こうした姿勢が学力の向上であったり高い評定平均の維持につながったと思います。部活動面では、特別進学コースに在籍しているために日々の練習に少し遅れて参加することが多かった中、自主練で足りない所を補ったりフィジカルトレーニングにも力を入れました。関東地方への遠征やドイツへの遠征を通して様々な経験をし大学でサッカーを続けることへのモチベーションとなりました。上手くいかないことも多々ありましたが、先を見据えて努力し続けることの意義を改めて学ぶことができました。また、私は英語が得意なので、英検などの資格試験にも挑戦したりラジオ英会話などを使った英語学習に日々取り組んで居ます。指定校推薦の選考条件となる6月の校内模試においても英語力があることは大きな武器になるので、英語の学習には是非積極的に取り組んでほしいです。

逃げずに耐えてきたからこそ
第一志望に合格できました

 私が後輩のみなさんに伝えたいことは、目先の結果や誘惑にとらわれずに自分の目標を日々明確に意識して物事に取り組んでほしいということです。私自身、高校3年間の中で何度も努力し続けることを止めて逃げ出したいと思うこともありました。しかし、そこで踏んばって耐えてきたからこそ目標としていた大学に合格し、本当にやりたいことを大学でも続けられる選択肢を持つことができました。なのでみなさんにはできるだけ早めに進学へのビジョンを持ち、それに向かって勉学であったり部活動に毎日励んでほしいです。みなさんの健闘を心からお祈りしています。

同志社大学

法学部 政治学科

平成31年3月特別進学コース卒業
八木山中学校出身

結果が中々表れなくても勉強する努力を
続けていれば必ず結果はついてきます
入学後に危機感を感じてから
自学自習に懸命に励みました

 私は特別進学コースに入学後、自分の勉強の出来なさに絶望しました。このままではダメだと感じ、勉強に挑みました。私は放課後は必ず教室や図書館、GPホールなどの校内の自習室を活用し、3年間自学自習に励みました。また定期テストや模試等で高得点を持続して取るために教科書や参考書を熟読し自分なりにまとめたり、問題集や過去の模試の問題をひたすら解きました。また、わからない部分は友達や先生に質問し苦手克服に努めました。そのおかげで評定を高く維持することができ、模試でも高得点を出せることも多くなりました。

いかに積極的に勉強したかが
志望大合格には大事です

 次に指定校推薦では校内選考を勝ちとらなければなりません。選考には日々の授業態度や定期テストの結果はもちろんですが、6月に実施される校内模試の結果が最も重視されます。文系は英語と国語で判断されるため私はこの2科目を重点的に勉強しました。ひたすら校内模試の過去問とセンターの問題を解き、隙間時間を使い英単語の暗記を行いました。また自己推薦文も評価の対象になります。自分がその大学に行き、何をして何を学びたいのかという明確な志望動機が必要です。なので指定校推薦を受けるなら、しっかり自分のやりたい事や将来像を決めること、そして今自分に必要な事やしなければならないことをしっかり考え、勉強してください。
 最後に、指定校推薦に限らず、大学入試で成功するためには日々の努力が大切だと感じています。高校3年間どれだけ積極的な態度で勉強に臨んできたか、そこが大事だと思います。日々努力していれば必ず結果はついてきます。ですが、私も結果が出ずに落ち込み、不安になり勉強のやる気が出ないこともありました。しかし一喜一憂せず、間違えた問題を見直し、勉強すること、つまり、勉強する努力をすることが大事なのです。皆さんが第一志望に合格できることを心から祈っています。

同志社大学

商学部 商学科

平成31年3月特別進学コース卒業
山形 山形第六中学校出身

常に「自ら考えて行動する(考動)」を
意識して高校生活を過ごしました
剣道部では全国大会出場を
果たし勉強と両立できました

 私が同志社大学商学部商学科への進学を志望した理由は、公認会計士になるという将来の夢を実現するためです。同志社大学商学部では公認会計士になるための講座が充実しており、恵まれた環境で学ぶことができます。
 私が選んだ指定校推薦という方法は、学校がその人物の普段の学校生活や成績を評価し、「その人物は、その大学を受験する資格がある人物か」を判断します。例えば評定や授業態度、部活動での成績などが評価されます。私は剣道部に所属しており、授業が終わったらすぐに部活動をする校舎に移動するという多忙な生活をしていました。部活動をする時間も、勉強をする時間もまわりより少ない時間でした。そのような中、私が3年間で意識したことは「自ら考えて行動する(考動)」ということでした。勉強でも部活動でも必ず自分の頭でなぜこれをやるのかということを整理して取り組みました。その結果、部活動では目標だった全国大会へ出場することができました。勉強でも評定を上げることができ、大学進学という目標も達成できました。

寮生活で自立心が芽生え
成長を実感しています

 また、私は3年間寮で生活していました。初めて親元から離れて暮らしたため、不安になったり、だらけてしまいそうになった時もありました。しかし自分を律して毎日コツコツ勉強しました。寮生活を通して自立心が芽生え、成長したと思います。
 私は高校生活で多くのことに挑戦して欲しいと思います。もちろん勉強することも大切ですが、部活動や生徒会、様々なボランティア活動にも挑戦してみてください。様々な人々と交流することで今までの自分よりも広い視野で物事を見れるようになると思います。

立命館大学

経済学部 経済学科国際専攻

平成31年3月特別進学コース卒業
南吉成中学校出身

指定校推薦では1,2年次の積み重ねが
大きく影響することを意識しましょう
苦手科目は早めに対策すると
一から復習でき効果的です

 私は仙台育英に入学してすぐに仙台育英では一般受験の他に、指定校推薦を利用して大学進学をする選択肢もあると知り指定校推薦を使いたいと思うようになりました。したがって私は、指定校推薦を利用するにあたって必要な評定を下げないために、定期考査で高得点を取ることを3年間心がけていました。その対策は、苦手な科目は最低でも定期考査の1ヶ月前から対策をする時間を増やすことです。私は1年生の頃から物理と化学が苦手で、普段の復習と同じ時間配分で対策をすると、標準時間は完璧でも発展問題を解く時間がなく、余裕を持って試験に臨めなかったことがありました。しかし、早めに苦手科目の対策に割く時間を増やすと、教科書の細かい説明も読むことができて、基礎から発展した内容まで根本から復習することができるために忘れにくい上に、「自分は計画的に復習を始めた」という自信から気持ちにも余裕が生まれるので、一夜漬けの勉強よりおすすめします。

検定は高い級を目指すと
テスト対策にもなります

 また、もう一つ心がけていたことは、提出物を期限の日までに提出し、予習や復習の習慣を身に付けるなど、授業に臨む上で当たり前のことを確実にこなすことです。なぜなら、提出物も評定の評価として大きく関わりますし、予習や復習の習慣が身に付いていると、定期考査は勿論のこと、指定校推薦の重要な選考基準にもなる校内模試で高得点を取る大きな力になります。1,2年生の時は、予習や復習を怠り、定期考査もギリギリで切り抜ける人も多いと思いますが、指定校推薦では、1,2年生の時にやってきた事が良くも悪くも大きく影響するので、今のうちに予習と復習をする習慣を身に付けてほしいです。
 また、指定校推薦を利用するにあたって検定の取得に力を入れた方が良いと思います。検定を持っていると、他のライバルと差がつけられて、何より定期テストや模試の勉強に大いに役立つので、出来るだけ高い級の取得を目指してほしいです。
 部活などで忙しいと思いますが、自分の進路の実現に向けて頑張ってください。

立命館大学

理工学部 物理科学科

平成31年3月特別進学コース卒業
郡山中学校出身

得意教科があれば大きな自信になり
モチベーションを上げることができます
部活動を言い訳にせず
必死で勉強しました

 私は元々、国公立の大学を一般入試で受験するつもりでした。しかし、自分の第一志望学科である物理科学科の大学の指定校推薦枠があることを教わり、私は指定校推薦という道を選びました。
 この3年間、仙台育英ではとても充実した学校生活を送ることができました。特に学校での日々を充実させたのは、部活動と勉強の両立です。私がいた特別進学コースでは宮城野校舎から多賀城校舎まで移動して部活動をしに行く人はあまりいませんでした。そんな中、私はハンドボール部へ入部し、仲間たちと切磋琢磨して部活動に励み、同時に、部活動に入っていることを言い訳にしてしまわないよう必死に勉強しました。特に必死に努力したことは、得意教科を伸ばしつつ、苦手教科から目を背けずに克服を目指すことでした。自分にとって一つでも得意教科があることは、とても大きな自信になります。私は英語が好きで、模試・校内順位で1位をとったことがあります。そのような、一度でも起こした栄光の経験を糧に、勉強に対するモチベーションを上げ、苦手であった専門物理を必死に繰り返し演習し、苦手意識を徐々に解消していくことができました。

仙台育英では過ごしやすい
環境で進路達成に励めます

 仙台育英は、勉強合宿の開催やGTEC受験、さまざまな大学との提携など、生徒の進路達成に対し非常に力を入れていて、また、気さくな先生方、食堂や購買の方々がたくさんいて、とても生活のしやすい環境です。私は、そんな先生方、学校の仲間たち、そして家族に支えられ、1年生からしてきた努力も実り、無事大学に合格することができました。自分を支えてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちには、自分は周りに支えられているということを忘れずに勉強に励み、時にははじけて遊んだりしつつも、穏便に、楽しい学校生活を送り、進路実現に向けて頑張ってもらいたいです。

立命館大学

情報理工学部 情報理工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
秋田 御所野学院中学校出身

思い切って挑戦できそうなチャンスを
見逃さないよう常に意識していましょう
高大連携プログラムに諦めず
修了できて自信になりました

 私は立命館大学情報理工学部に合格しました。なぜ情報理工学部を志望したかというと、これからの社会で必要となるものを作り出し、人々の役に立てるやりがいのある職業に強い憧れを抱き、そのためにはプログラミング能力が必要不可欠だと情報理工学部を志しました。しかし私は、プログラミングに興味があったもののサッカー部と日頃の勉強の両立が忙しく、プログラミングに関する知識がほとんどなく自信がありませんでした。ですが提携校推薦で情報理工学部があると知り、プログラミングの知識を得る事が出来るいい機会だと思い、結果に関係なくチャレンジしてみようと考えました。実際には、4回の講義とそれを踏まえたレポート作成、1泊2日でキャンパスで学習を行うスクーリングを経て、様々なプログラミングの知識に触れることが出来ました。そして最後に到達度確認テストがありましたが、無事に修了証をもらう事が出来ました。私の周りには情報理工学部に興味があるけど、知識に自信がなく、諦めた人が何人かいました。しかし私は諦めずにやり遂げることで自分に自信が持てるようになり、最終的に大学で専門的なことを本気で学びたいと思えるようになりました。結果としても自分の志望の学部に進学出来て良かったと思います。だからこそ興味があるものには積極的にチャレンジすることとそのようなチャンスを見逃さないように意識して生活することが大切だと思います。

高校ではサッカーと大学合格という
目標を達成できました

 学習面では、とにかく早く意識することが大切だと思います。私は秋田県の中学校から仙台育英に進学しました。理由は指定校や提携校といった幅広い進路があることとサッカーの強豪校であることでした。そのため入学前から二つの明確な目標を掲げました。1つ目は自分の学びたいと思う大学に進学する事、2つ目は3年間サッカー部の厳しい環境でやり遂げる事でした。これらの目標を入学前や早い段階で意識することで、「自分が今何をすべきか」を考え、実行することが出来ました。例えば、校内模試の過去問をいち早く手に入れることや、平均評定を落とさないことなど手遅れにならないことが大切だと思います。また、部活動でも挫折や苦労も多かったのですが、それ以上に3年間やり遂げる充実感や大切さを学ぶことが出来ました。目標を早くから掲げて意識して生活する高校3年間は非常に有意義なものになると思います。

立命館大学

生命科学部 生物工学科

平成31年3月特別進学コース卒業
東仙台中学校出身

高大連携プログラムで大学の講義に触れ
将来の方向性が明確になりました
友達の受験に対する意識が
高いことに焦りを感じました

 私は、この仙台育英に入学した際、早々に大学進学の調査書を受け取り、驚いたことを覚えています。当時は、早すぎやしないか、と思いました。しかし、いざ周りの友達を見ていると、明確な目標を持って入学してきていることに焦りを感じました。そこで、自分の将来の目標ができるきっかけになるだろうと思い、1年生の時に「サイエンス・コ・ラボ」を受けました。生物の分野に元々興味がありましたが、より興味を広めたものとなり、大学でも学びたいと思うようになりました。自分が少しでも興味のある分野には積極的に行動した方が良いと、このことから感じました。

「サイエンス・コ・ラボ」が
志望大決定のきっかけでした

 また、この「サイエンス・コ・ラボ」をきっかけに、担任の先生から立命館大学の高大連携プログラムを勧められました。迷いましたが、私が学びたいと考えていた生物工学系の学部・学科があったので、受けることにしました。この高大連携プログラムは他の指定校推薦と違い、大学から送られてくるビデオ授業を受け、レポートを提出したり、夏頃には実際に大学に行き講義やテストを受けたりと特殊です。少し手間がかかってしまうように思えてしまうかもしれませんが、生で大学の授業や講義を受けられたり、自分が将来進みたい方向が見えてくる良いきっかけになると思います。テストについてですが、私は数学や英語は大丈夫でしたが、生物と化学は難しかったのでよく勉強した方が良いと思います。その他、分からない点があったら高大連携プログラムの担当の先生に聞きましょう。何でも答えてくれるはずです。
 大学進学の内定をもらったら、内申書も大学にも送られるので、成績が下がらないよう定期テストで点を取れるよう勉強しました。日々の生活態度にも気を付けましょう。頑張ってくださいね。

立命館大学

生命科学部 生命情報学科

平成31年3月特別進学コース卒業
広瀬中学校出身

自己アピールできる素材を増やすために
色々なことにチャレンジしましょう!
講義を受講するための準備が
定期テスト対策になりました

 私が提携校推薦を考え始めたのは高校3年の時の最初の三者面談でした。私の推薦に対する勉強は他の推薦者とは異なっていて、まず5月〜7月の中で立命館大学生命科学部の中の4つの学科についての講義を受けました。立命館大学からは各講義に対して教授から出されたテーマにそったレポートの提出を要求されました。なので私は講義を十分に理解するために理科教科の教科書の読み込みを再度行い、講義の前に大学から提示されるレジュメの内容を理解してから講義に臨むようにしていました。この際に、理科教科の教科書を再度読み込んだことで定期テストへの対策や模試などへの対策になっていたのではないかと考えています。

自己推薦書に書ける内容が
少なくとても苦労しました

 4回の講義が終わった後の8月に私はスクーリングと称した立命館大学の見学をしました。私はこのスクーリングで学校の特徴や、学生の雰囲気、研究室の様子などを視察し、この大学へ行きたいという思いが固まりました。私はこのスクーリングで魅力を感じた部分や自分のやりたい研究についてなどの内容で自己推薦書を書きました。自己推薦書を書いていて、私は自分について書けることが意外と少なかったことに気がつきました。私は高校3年生になってから指定校推薦を目指したので、高1高2の時にやったことが有志の「よさこい」位しかめぼしいものが無く自己推薦書にとても苦労しました。なのでこれから指定校推薦にする予定の後輩たちには自己アピールできる素材を自分の中に見つけたり、積極的に探していくことを勧めたいです(学校行事の実行委員や外部ボランティア etc...)。自分の功績があるほど推薦に直接的に有利になるので、色々なことにチャレンジしてほしいです。

関西大学

外国語学部 外国語学科 英語専攻

平成31年3月外国語コース卒業
タイ出身

留学生が日本の高校で学べることは
計り知れないほど多いと思います
日本語だけではなく英語や
韓国語も勉強しました

 私は17年間タイで生活し、高校2年次からは日本に留学しています。留学する前は日本語の文法、漢字はできませんでしたが、日本人との会話ならば少しはできると思っていました。しかし、留学生クラスに入ってみると他の留学生よりレベルが低かったのです。私は毎日、必ず2時間、日本語を勉強し、3ヶ月後、N3を受けました。早く日本人と同じクラスに入れるように日本語以外も勉強しました。
 その結果、3ヶ月経って日本人クラスに行くことができましたが、日本人のクラスと留学生のクラスは全然違いました。留学生のクラスのように先生は説明をゆっくりしてくれませんし、知らない単語や漢字もたくさんあり、難しいことばかりでした。その上、外国語コースに入った私は英語以外の第二外国語または数学を選択しなければなりませんでした。私は韓国語を選択しましたが、母国語と英語や日本語以外の言語の基礎は全くなく、他の学生はもうすでに1年以上勉強して進んでいたので、とても不安でした。しかし、韓国語の先生や友達のサポートもあり、みんなに追いつくことができました。また試験では全科目、満足のいく点数を取ることができ、日本語検定N1、TOPIKⅠも合格することができました。その他にも英語も大学受験に必要だと知り、英検2級やTOEFL、IBT、IELTSも受験しました。私は、毎日勉強だけしていた訳ではなく、他の学生と同じように部活もしていました。軽音部とインターアクトに所属して色々なイベントに参加、活動しました。

努力は無駄にならないので
自分を信じて頑張りましょう

 高校生活の中で3年生の時が一番大変だったと思います。それは校内模試第1回目と夏の期末試験、また私は留学生なので日本語検定、留学能力試験もありました。さらにその時期に24時間テレビのイベントを手伝いに行く予定も重なりました。私は校内模試に3ヶ月前から毎日過去問を勉強して間違ったところはちゃんと見直し理解してきました。夏の期末試験の勉強や日本語検定の勉強も短期間ですが頑張って休まず続けました。
 大学受験は、もちろん勉強する事、諦めずに努力することが大切ですが、その他にもプレッシャーに耐える精神力も大事だと思いました。大学の内定がもらえるまでは、本当に毎日不安で仕方がありませんでした。しかし、先生や友達、そしてタイの家族から支えてもらい諦めずにここまでやっておこれました。
 特に留学生が語学学校ではなく、日本の高校の中で日本語や新しい言語を学ぶのは、本当に大変です。でも、得られるものは比べられる事ができないくらい多いと思います。諦めずに自分を信じて、頑張って努力したことは、全て無駄にはならないので結果だけを考えずに自分を信じて頑張ってください。

関西学院大学

法学部 法律学科

平成31年3月特別進学コース卒業
東華中学校出身

何事も早め早めに取り組み
余裕を持って高校生活を送りましょう
豊富な経験は自己成長に加え
推薦入試にも役立ちます

 指定校推薦を受けるにあたって、私が思ったやっておいて良かったことに加えて、やっておくべきだったことも述べたいと思います。
 まずは、校外や校内問わず、なんらかの自主的な活動です。私は、高校1年生の時にハワイ研修、高校2年生の時にニューヨーク研修に参加しました。文化も言語も違う人々と一緒に過ごし、様々な価値観のあり方を学ぶことができるとても良い機会でした。私は、海外研修でしたが、ボランティアや生徒会、委員会など自分で身をもって何か一つ体験しておくことは人間として成長できる上に推薦文を書いたり、面接を行う上でとても役に立ってくると思うので、行っておくことをおすすめします。
 また、評定の事を考えた上で学校生活を過ごすことも大切だと感じました。と言っても、学校を欠席せず、提出物をしっかり忘れず出して、定期テストに真剣に取り組めばそこまで悪い評定を取ることは無いと思います。全て当たり前のことばかりですが、評定が少しでも足りなくなれば受けることさえできないので、少しでも考えながら生活すると良いと思います。これらが主にしておいて良かったと感じたことです。

資格が足りず出願を
断念した大学もありました

 しておけば良かったと感じることは、高校2年生、できれば高校1年生の内から指定校推薦についても視野を広げておき、対策しておくことです。具体的に言うと、一つは校内模試に向けて勉強です。推薦枠を勝ち取る上で最も大事な要素であるので、早くから意識的に対策するだけでも、自分の行きたいと思う大学に行けるかどうか大きく変わると思います。もう一つは、資格についての点です。大学によっては英検やGTECのスコアなどヶ出願するために必要な場合があります。指定校推薦を意識するなら、出来る限り資格を取っておくことをおすすめします。私は、絞った大学の内の一つが自分の持たない資格が必要であることを後から知り、出願できなくなった苦い経験もあります。どんなものでも取っておいて損はありません。
 何事においても、早め早めに取り組むと後々楽になることが多いと思います。心に余裕を持って有意義な3年間を過ごしてください。

関西学院大学

理工学部 人間システム工学科

平成31年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中学校出身

進路に迷ったらオープンキャンパスや
オープンラボに積極的に参加しましょう
担任の先生と面談を重ね
進路を絞り込みました

 私は、入学した時から指定校推薦入試を視野に入れていたので、授業を真面目に聞く、定期考査の勉強をする、提出期限を守るなど、「当たり前のことを当たり前にやる」を心がけていました。また、部活や学校行事の委員会に積極的に参加し、活動していました。加えて、志望学部に関わる経験、資格の取得などがあると、校内選考の際にも、面接の際にも自分の強みになると思います。校内模試に関しては、文系は国語と英語、理系は数学と英語の成績で判断されるので、指定校を考えている人は計画的に勉強したほうが良いと思います。
 私は、大学で何を学びたいのか、将来何になりたいのかを一つに絞ることが出来ず、担任の先生に何度も面談して頂き、志望大学を決めることができました。また、たくさんの先生方に自己推薦書の添削をして頂き、繰り返し面接の練習をしていただいた事で、自信を持って受験に臨むことができました。
 自分の進路に迷ったときは、ぜひオープンキャンパスやオープンラボに積極的に参加してみてください。資料では分からない大学の雰囲気やイメージを感じ取ることができ、受験勉強のモチベーションアップにつながると思います。
 今、高校生活を振り返ると支えてくれた家族、サポートして下さったたくさんの先生方、受験を応援してくれた先輩や友達に感謝の気持ちでいっぱいです。最後になりますが、後輩の皆さん、限られた時間を有効に活用し、充実した高校生活を送って下さい。

龍谷大学

文学部 日本語日本文学科

平成31年3月特別進学コース卒業
南小泉中学校出身

合格に必要なものは学力だけではなく
様々な取り組みも評価されます
部活動では貴重な経験ができ
自分自身の知見が広がります

 私が指定校推薦という方法をとって受験に臨もうと決めたのは3年生の春の事でした。私はもともと私立一般志望であったし、指定校推薦という制度を先生と友人から紹介されるまでよく知らなかったため、1・2年次ではこれといって対策をしていませんでした。かといって当時の私が精一杯私立対策に励んでいたかというと、そうではありません。では、何をしていたのでしょうか。
 私は特別進学コースで部活動に没頭していました。私は文芸部と生物部に入部し、生物部では部長を務め、加えて生徒会にも所属していました。クラスには運動部に所属している友人もいます。もし、あなたが指定校推薦を希望しているのであれば「大学合格に必要なものは学力だけではない」と、伝えられると思います。指定校推薦の校内選考で重視されるのはもちろん学力ですが、その他に部活動などの取り組みも評価対象になります。私の場合は、結果的に部活動などの取り組みが指定校推薦に活かされたのですが、指定校推薦を動機に部活動や生徒会に所属するのも一つかもしれません。また、指定校推薦ということを抜きにしても、仙台育英は部活動の兼部が可能であり、生徒会の間口も広いため、意欲的に取り組むことを勧めます。勉強をするだけでは得ることのできない、ありきたりな表現かもしれませんが「かけがえのない経験」を得ることができます。机の上に広がっている景色がすべてではありません。世界は拡大します。知見は広いに越したことはないのです。

推薦入試は学力ありきで
あることを忘れずに!

 ここまで持論を述べてきたわけですが、一つ、釘をさしておかなければならないことがあります。私とて勉強はしていました。勘違いしてはいけないのは、学力あっての推薦であり、大学進学なのです。最低限の学力というものは保持していなくてはなりません。注意しましょう。
 後輩諸君の健闘を祈ります。

龍谷大学

文学部 英語英米文学科

平成31年3月外国語コース卒業
逢隈中学校出身

推薦合格後は時間にゆとりができるので
進学後に備え更に勉強に励みましょう
志望大を受験した先輩に
助言をいただきました

 私が指定校推薦で合格するために努力したことは、勉強と部活の両立です。部活によりますが、私が所属していた書道部では、思ったよりハードで勉強時間を確保するのが大変でした。ですが、指定校推薦では評定を重視される大学も多いので、期末考査や提出物など、普段の行いにも目を向けながら生活することを心がけました。
 校内模試も重要視される条件の1つです。コースによって模試への取り組み方は違うので、先輩方や先生にどのように取り組めばいいのかアドバイスをもらうといいと思います。私の場合は、一般受験をした先輩にアドバイスをもらいました。
 資格取得はしておいた方が強みになることや選択の幅が広がると思います。1年次から資格取得に向けて勉強して、何度も挑戦するといい経験になると思います。また、資格取得は校外案内もあるので、様々な資格を取得できるように取り組みました。

一般受験をした姉の影響で
きちんと勉強していました

 私は大学合格が決まってからも、もっと勉強するようになりました。部活も引退したので、家にいる時間が多くなったので、その時間を使って勉強しています。指定校推薦にかかわらず推薦入試者は一般受験者との学力に差が出てくるので、できるだけ周りの学力に追いつくように勉強したほうが、より大学生活が充実すると思います。
 私には一般受験をした姉がいるので、その影響を受け勉強をしていたことがあったので、周りの人の影響力はとても大きいです。従って、自分が合格したからといって、その喜びにあまり友達を巻き込まない方が自分のためであり、友達のためにもなると思います。勉強は進学するにあたって、専門学校でも大学でも大事なことなので、自分のためになると思います。

龍谷大学

経済学部

平成31年3月特別進学コース卒業
上杉山中学校出身

高校生活で身につけた様々な力をもとに
大学では問題解決能力を磨きたいです
生徒会活動や行事を通して
視野が広がりました

 私は、高校生活で様々なことを経験しました。入学当初から推薦入試を考えていたため、自分自身を磨くことができる活動に積極的に取り組みました。1つ目は、生徒会活動です。自分の力を発揮したいという思いもあり、入部しました。オープンキャンパスの運営や、地域の奉仕活動、育英祭の運営、入試補佐などを経験しました。そこで私は、人と人との繋がりの大切さを学びました。様々な人と交流することによって、かたよった考え方ではなく広い視野で物事を考えられるようになりました。生徒会執行部以外にも、様々な学生行事の実行委員を務めました。全体をまとめる経験が多くあり、自分だけでは無く、相手の視点に立って考えることの大切さも学びました。このような経験から私は、様々な人の考え方を知り交流するということに興味を持つようになりました。高校2年生の時には英語の課外講習であるベルリッツ英語講習に参加し、日本語ではなく英語で自分の意見を述べる力をつけました。英語を話すことが好きだった私にとって、とても楽しく学ぶことができ良い将来への経験になったと考えています。

世界情勢についての知識を
増やす努力を続けています

 大学生活で私は、新しい自分を見つけ将来への良い学びを習得したいと考えています。私は将来、メディア系の職業に就きたいと思っているため、様々な考え方を知り、物事を考えていく力をつけたいと具体的には考えてみます。そこで、自分の慣れない関西で新しいスタートをきり、自分自身と向き合い高めることを決意しました。
 そのために私は、大学入学までの残された時間の中で、世界各国や日本の様々な情勢について知識を深めました。入学試験では、小論文があったため、広い知識を持ち、応用できる力が必要でした。そこで私は、ニュースや新聞を読み、その問題について自分自身の意見を持つということを心がけるようにしました。また、なじみのない問題や分からないことは、政治経済の先生に質問し理解を深められるように努力しました。その結果、以前よりも世界の動きや日本の動きについての知識が増え、より一層経済学について興味を持ちました。私たちが今、抱えている経済問題に対し、問題意識を持って解決できる力を大学生活で身につけたいと思います。そして、高校3年間で学んだ様々な力を応用したいです。

東北公益文科大学

公益学部 公益学科

平成31年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身

苦しい思いをしても諦めてしまわずに
次のステージでの活躍を目指しましょう
面接前にはその大学独自の
特色を調べておきましょう

 東北公益文科大学では他の大学にない公益という勉強をすることになります。聞いて何の勉強をするか分かる人はとても少ないのではないかと思います。だから、まず自分自身が志望している大学はどのようなことをするのかを調べる必要があり、それに加えて、他の大学にはないものを見つける必要があります。だから面接の前だったり大学の進学を決めるときは、それを理解していかないといけません。
 スポーツをやっていたら、監督やコーチにここがいいんじゃないかと勧められたりして、そこに決めるという人が多いと思います。だからといって、何の準備もせずにやっていってはいけないと思います。スポーツの特待生で入っても、スポーツ推薦でも、大学に入学したら一般受験の人と一緒になります。だから、入学前の準備や試験の対策は必ずやるようにしていって、スポーツも学業も充実させていくことが出来るようになっていった方がいいと思います。

勧められたからではなく
自分の意志で進学しましょう

 オープンキャンパスだったり、練習会だったりはたくさん行ってみて、今の自分自身の実力をどんどん確かめてみた方がいいと思います。一人一人合う大学は違うし、合っている大学に行かないと悔いが残ると思います。その中で大学を決め、人生の岐路だと思わないといけません。だから後悔しないような選択を出来るように、行けと言われたから行くじゃなくて、ここに行きたいと思えるような大学に行った方がいいと思います。
 高校生活、悔しいこともたくさんありました。苦しい思いをして、結果が出ないということもあります。そこで諦めずに次のステージで絶対に活躍するんだという気持ちを持って何事にも臨み、結果が出た時にはもっと高みを目指してやっていって、夢を叶えていきたいなと思います。

いわき明星大学

薬学部 薬学科

平成31年3月英進進学コース卒業
矢本第二中学校出身

入試で有利になることが多い英検など
検定はできるだけ多く取得しましょう
オープンキャンパスに参加し
特色や雰囲気を比較しました

 私は受験大学を絞り込むのにかなり時間がかかりました。2年生の後半ぐらいからオープンキャンパスに参加するようになりました。オープンキャンパスでは積極的に模擬講義などを体験し、先輩方や先生方から色々な話を聞きました。それぞれの大学のオープンキャンパスに参加して、大学それぞれの特色や雰囲気などの違いを比べて、自分が最も入学したいのはどこかと考えて受験大学を決めました。
 私の後悔としてはもう少し早くオープンキャンパスに参加して、余裕を持って色々なことを決めたかったということと、英検、漢検、数検などの検定を取得していれば良かったという後悔があります。受験の時に検定を取得していればかなり有利になりますし、特に英検を取得していると大学によっては試験が免除になる場合があります。
 このことから、これから受験をする人はできるだけ早くオープンキャンパスに参加して、先輩方や先生方から話を聞いてみるといいと思いますし、検定もできるだけ多く取得することをおすすめします。

東北学院大学

工学部 環境建設工学科

平成31年3月特別進学コース卒業
みどり台中学校出身

自己推薦文を書く時に志望動機を
掘り下げることは面接にも役立ちます
遅刻を一度もすることなく
生活態度も気をつけました

 私が大学進学について考え始めたのは高校2年生の夏くらいでした。2年生の文理選択で理系を選んだ私は、ただ漠然と大学も理系の学部に進学しようと決めている中途半端な状態でした。私は2年生の夏休みに友人と東北学院大学工学部のオープンキャンパスに参加し、そこで環境建設工学科の存在を知りました。
 指定校推薦を考え始めたのは3年生の春からです。指定校推薦は学部学科によって推薦枠が決まっており、出願に最も大事なのは6月に行われる校内模試です。この模試で高い順位を取れなければ、他の人に枠を取られてしまいます。なので、私は指定校推薦を目標と定めた春頃から6月の校内模試に照準を合わせて勉強をしていきました。指定校推薦を貰うためには、生活態度や出席日数、評定なども気をつけて過ごさなくてはなりません。遅刻は一度もせずに、授業に取り組み、1,2年生と皆勤賞を続けました。

合格後も油断することなく
勉強の習慣を続けましょう

 指定校推薦には自己推薦文も必要となり、1,500字程度書くことになります。自己推薦文を書くと決めたら、もう一度なぜその大学に行きたいのか深く掘り下げて考えてみることを勧めます。その時考えた事が面接を受ける際の強みになります。
 3年生になると、センター試験に近づくにつれて受験ムードが増していきます。模試や講習の日々が続いて嫌気がさすこともあります。ですが、卒業までの日数を数えると時が経つのが早く感じられます。推薦で合格が決まると余裕が生じてきて油断しがちになってしまいますが、大学生活で苦労しない為にも勉強の習慣は継続して行っていかないとなりません。高校生活を充実させるべく、日々の生活も無駄にすることなく規則はきちんと守り楽しい高校生活を送って下さい。

東北学院大学

工学部 環境建設工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
高砂中学校出身

先の見通しを大まかに立てておくと
自信を持って進路を決定できます
将来のために多くを視野に入れ
進路を考えました

 なぜ進路で悩んでいるのか、明るい将来のためにここで良い判断をしたいと思っていることと思います。私もまだ自分の判断が良かったのかは分かりませんが、これからの大学生活を送ってみて分かるのだと思います。しかし、現段階では将来への見通しを大まかに持つことはできています。先の事をある程度理解していると行動にも自信がついてくると思います。なので、後輩にはそのような考えを進路決定に取り入れて頂きたいです。先の見通しを立てることができれば状況に応じて良い判断ができると思います。また、良い判断を求めるのも大事ですが、後悔しない選択をしてください。
 私は部活動の推薦で高校に入学しました。大学でも部活の道を歩もうと思っていましたが、高校1年生の時から2つの将来を考え始めていました。予測と備えをすることは人生において重要です。明かりを見失わないように今のうちから多くの光を見出してください!

東北学院大学

工学部 情報基盤工学科

平成31年3月特別進学コース卒業
岩沼中学校出身

何を目標に毎日勉強しているのか
時々立ち止まって確認してみましょう
得意教科に関する資格や
検定は大きな強みになります

 私が仙台育英に入学した際に、自分の心の中でひとつだけ決め事をしました。それは、将来を見据えて大学に進学することです。具体的には、自分がどんなことをしたいのかを明確にし、それに向けてどう努力するのかを理解することです。
 私は前々から情報分野に興味があり、将来は情報系の仕事に就きたいと考えていました。それに合わせて大学も決めようと考えていました。その頃はまだ、一般入試か、推薦入試かは決めていませんでした。しかし、推薦を取ろうと思ったとき、困らないように、数検を受けました。自分は数学が好きなので、空き時間を使っての勉強もスムーズに行うことができたし、授業の復習にもなりました。文系理系関係なく、自分の好きな教科があるなら、それに関連する検定は受けておくべきだと思います。実際、推薦文を書く際に、自分の得意教科と共に検定を持っていることは大きなアピールとなります。
 志望大学を東北学院大学に決めてから、担任との面談が何度もありました。私が推薦を選んだ理由は、その面談で先生にすすめられたのがきっかけでした。最初は、ただチャレンジしてみようと思っていただけだったので、推薦での合格までの道のりがまったく見えませんでした。しかし、推薦を取る人に重要となる校内模試が近づくにつれて実感が湧いて来る感じでした。校内模試は、推薦を取る人からしたら、一つ目の本試験のようなものです。私は理系なので、英語と数学のみをひたすら勉強しました。結果は目標の順位より高めの成績を取ることができました。
 その後は、提出する書類の作成がかなり大変でした。特に1,800字の作文は、時間をかけて作り、何度も先生に直されました。

資格・検定は2年次までに
取得しておきましょう

 推薦入試の合否は、11月には決まってしまいます。一般入試の人と比べたらとても早いです。ですが、その分、推薦入試の人は、前もって準備することが必要だと私は思います。検定の勉強は3年生になったらやる時間は、ほとんどないでしょう。3年生の5月、6月には定期テストと校内模試があるからです。
 今でも覚えている1年の頃の先生の言葉があります。それは、「なんとなく学校生活を過ごしていると高校3年間はあっという間に終わってしまいます。目標を持って生活していきなさい」。この言葉のとおり目標をもつことは大事です。日々自分が何に向かって勉強しているか、少し立ち止まって確認するのは、推薦入試において大切なことだと、私は身にしみて思いました。

東北学院大学

経営学部 経営学科

平成31年3月特別進学コース卒業
柳生中学校出身

いかに周りの人や環境に恵まれているか
進路と向き合って改めて気づきました
周りの人達に背中を押され
推薦入試に挑戦しました

 進路を考え始めた時に、第一に浮かんだのは高校入試でのつまずきでした。まだ過去にとらわれていた自分が居たことを悔しく感じ、一般入試という形でリベンジしたいと考えました。それが、私にとって妥協の無い挑戦だと思っていたからです。指定校推薦での出願も考えましたが、指定校推薦を目指す友人は入学当初から進路実現に向けて努力していた人ばかりで、高3になって進路を決めている自分が指定校推薦に出願することに引け目を感じました。そのような気持ちがあり、私が指定校推薦の出願を決めたのは6月の末で期日間近の選択になりました。きっかけは、進路希望調査後に担任の先生に東北学院大学を薦めて頂いたことです。大変悩みましたが、家族や先生方、友人が私の背中を大きく押してくれました。校内選考の際に大きく関わる校内模試は既に終了しており、大きな決断だったと思います。しかし、一般入試の勉強を始めていたので、予想以上に校内順位は伸び無事校内選考を通ることができました。

時間をかけ深く悩むほど
目指すべき道は拓けます

 校内選考を通過し大学に合格できたのは、毎回の定期考査で平均評定を意識し対策していたことや、校内活動や検定に積極的に挑戦していたことが一因であると思います。定期考査では、努力している友人が近くにいたことで私も頑張れました。また検定では、販売士検定3級とニュース検定2級を取得し、見聞が広がったと思います。
 高校卒業後の進路を決めることは、人生の大きな岐路の一つであると私は考えます。進路と本気で向き合うことは、決して簡単なことではなく憂鬱な気分にさせるものですが、その過程で人間関係はもちろん、学習・生活環境に恵まれていることに改めて気づかされます。大なり小なり失敗や挫折はしましたが周囲の人々が支えてくれたことで、最後まで妥協しない進路選択が出来たと思います。大切なのは、悩んだ時間や質だけ、目指すべき相応の道が拓けると信じつづけることです。

東北学院大学

経営学部 経営学科

平成31年3月英進進学コース卒業
高崎中学校出身

特別選抜クラスで日々切磋琢磨しながら
高いモチベーションを維持できました
空き時間を活用して勉強を
アルバイトと両立しました

 大学進学を目標に高校生活3年間、AJクラスに所属していました。このクラスには、難関私立大学や国公立大学への進学を目標にしている人が多くいたため、勉学への意識も常に高く持ち続けることが出来ましたし、自分の将来について考える機会も多く、とても良い刺激になりました。私は将来、FPになりたいと考えており、その夢を実現させるためには、専門的な知識を身に付ける必要があったので大学へ進学し身に付けようと考えました。
 高校時代は、アルバイトをしていたため勉学との両立を心がけました。放課後や休日に勉強するための時間を十分に確保できない日が多かったため、休み時間や朝のSHR前などの空き時間に予習復習を行うなどし、授業についていけるように、また、テストで良い成績を残せるよう努めました。そして、長期休暇期間の講習にも積極的に参加しました。また、高校時代に英検やエクセル、ワードの資格を取得したため、大学受験の際、自分の強みになりました。1年次からでも取れる資格はたくさんあると思うので、心や時間に余裕のある1〜2年次に資格を取得することをおすすめします。

小論文練習は将来大学での
論文作成に役立つはずです

 私は、指定校推薦だったため試験は10分程度の個人面接と小論文でした。人と話すのは得意な方だったのですが、小論文を書くのがとても苦手だったため先生に教えてもらいながら練習しました。その先生のおかげもあり、試験当日も、きちんと書ききることが出来ました。教えていただいたポイントやコツも多くの小論文を書くことで定着させることが出来たと思います。進学先でも論文を書く機会は多くあると思うので高校時代に身に付けておくと良いのではないでしょうか。
 受験生の皆さんが1人でも多く志望大学に合格できることを願っています。頑張ってください。

東北工業大学

工学部 情報通信工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
七ヶ浜中学校出身

クラスメイトのレベルの高さに
刺激を受け受験勉強に励みました
指定校推薦枠が多いことを
知り受験を決意しました

 大学入試について最初に考え始めたのは入学してから4ヵ月位経った頃、私は初めて味わった受験の衝撃がまだ残っていました。第一志望の高校に行けない、合格判定はBと十分なものではありませんでしたが、死に物狂いで勉強したし何より自分がそこに行きたいと強く願っていながらそこへ行くことができない。その現実を受け入れられず常にぼんやりとしながら目標を持たずに、ただ高校生になる流れに流されて行くだけでした。
 仙台育英に入学し学力テストを受け文理選択も無い中でなんとなく授業を受ける毎日。そんな中、私は廊下でその年の大学合格者の一覧表を目にしました。そこに載っていた推薦枠の多さに驚きました。そこから私は指定校推薦を目指して行くことになります。まず私は、自分のクラスに於ける学力の順位を知ることにしました。
 学力テストの結果は8位程でしたが、私の学力は中学生時代から何も変化していないということに気付きました。同時に今のクラスで私よりずっと勉強の上手な人達に追いつくことを目標に、授業に取り組むよう気を付けるようになりました。2年生になった時、私はジャンプクラスである5組に入ることができました。おかげで周囲のクラスメイトも私よりずっと勉強の上手な人達と一緒になれて環境が大きく変化しました。1年生の時以上により明確に自分の学力の低さを知ることが出来たことが高校に入って何よりも驚きでもあり嬉しかったことでもありました。
 指定校推薦を取るための条件は、私の場合3年間の評定平均値が4.0以上でした。指定校推薦が多く大学へ入学しやすい仙台育英に来れたことは第一志望だった高校へ行くより良かったと思います。

東北工業大学

工学部 都市マネジメント学科

平成31年3月英進進学コース卒業
名取第二中学校出身

両親への感謝の気持ちを支えに
諦めずに頑張って勉強しました
父が働く姿を見てきて
同じ道を選びました

 私は東北工業大学都市マネジメント学科に指定校推薦で合格しました。大学の志望先を考え始めたのは、高校に入学してから半月経ったときです。その時は大学の先生に来ていただき、大学に関連することを紹介してもらう、進学セミナーで東北工業大学の存在を知りました。私の父は土木関係の仕事で、幼い頃から見てきて興味を持っていたということもあり、東北工業大学に入りたいと考えました。入試は指定校推薦とAO入試の2つで考えていました。

大学入学はあくまでも
通過点に過ぎません

 3年生になる年の6月末に行われるテストの結果によって指定校推薦が取れるのかが分からないので、数学の勉強に力を注ぎました。1年生の頃は部活もやっていたので、両立する時間が少なくなり、テストでは悪い点数を取っていました。そして高校2年生に進級し高校生活にも慣れたところで大学の入試のための勉強に取り組み始めました。平日はその日行った授業の復習を時間ある限り、30分でもいいから勉強を取り組みました。また、休日の日は部活やクラブチームなどある日は、夜中や朝早く勉強することにも心がけました。その結果、高校2年生のテストでは常にクラスのトップ5に入り、平均点もテストをしていく毎に上がって行きました。また、数学なら数Ⅰ、数Ⅱ、数A、数Bなどの教科を復習するためにノートやワークをもう一度解き直すほか、練習問題をたくさん解きたかったので、参考書も買いました、数学だけでなく不得意だった英語は、授業前に予習をして内容を深めたり、単語帳を買って、毎日1頁でもいいから単語を覚えました。当時は「もう勉強なんか辞めたい」など諦めそうな気持ちになりましたが、自分を育ててくれた親への感謝を考えると共に勉強に熱意が入りました。今ではよく頑張っていたと思います。そして3年生になり、6月末のテストに合格し、東北工業大学の指定校推薦を取ることができました。あくまでも大学に入学するのは目標であり通過点でもあったので、今でも大学に入学するまでの期間を頑張ろうとするモチベーションは高いです。毎日の授業や予習、復習など勉強をしっかり継続していけることができれば、必ず大きな結果を掴むことができるはずです。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

資格取得などは書類作成に役立つうえに
多くのことを学ぶことができます
独自のカリキュラムに
魅力を感じ志望しました

 私は将来保健師になりたいと思っているので、受験資格が得られる4年制の大学を志望しました。中でも東北文化学園大学を選んだ理由は、福祉を学ぶ学部学科が豊富で連携セミナーがあり、これから重要視されてくるチーム医療を体験できるという他の大学にはない独自の特色に魅力を感じたからです。
 私は高校入試出公立高校の前期、後期を受験し、失敗して仙台育英に入学しました。この経験をバネに、高校1年生のうちから後悔しないように勉強に取り組んできました。普段の授業は、当たり前のことですが、しっかり聞いて板書をし、疑問に思ったことがあればその日のうちに先生や友人に質問をし、解消しました。どの教科も理解できるまで、暗記するまで何度も繰り返し解くことが大切だと思います。早くから対策を始めると教科が偏ることなくできるし、余裕を持って勉強できるのでおすすめです。

資格取得は1年次から
積み重ねていきましょう

 また、私は資格取得にも力を入れました。英検、漢検、N検、情報処理検定などをさまざまな検定に挑戦しました。3年生になると受験対策で忙しくなるので、資格取得も1年生のうちから積み重ねていって欲しいです。
 さらに私は生徒会に所属し、執行部員として行事運営やボランティア活動に携わってきました。ボランティア活動や資格取得は調査書に書けるので武器になるし、学ぶことを多かったので自分の成長のためにも、やっていてよかったと思っています。
 そして私は大学のオープンキャンパスに積極的に参加しました。志望大学を決めるために様々な大学に足を運ぶのももちろん大切ですが、志望大学を決定した後にその大学のオープンキャンパスを全制覇する気持ちで、教授に顔と名前を覚えてもらい、仲の良い先輩をつくっておくと入試の際や、大学に入学してからも役立つと思います。何事も早くから対策を取るのが重要です。頑張ってください。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

平成31年3月英進進学コース卒業
高崎中学校出身

進路に悩んだときは学校の進路学習や
周囲のアドバイスが参考になります
時間を有効に活用し学習と
アルバイトを両立しました

 私は、アルバイトを通して、経営・経済学を学びたいと思い大学進学を決意しました。様々な入学試験がある中で私は指定校推薦で受験することを決意しました。3年間、日々の生活態度に気を配り、注意を受けないよう心がけました。勉強面では、アルバイトとの両立ができるように、休み時間や放課後に自主学習に励み、時間の有効活用をして来ました。その結果、受験資格を取得することができました。
 私は、もともと自動車整備系への進路を考えていました。しかし、学年が上がるごとに迷いが出てきました。しかし、学校で開催される進路相談会や、進路に関する学習をしたことで新たな進路を導き出すことができました。
 進路について迷ったり、悩んだりした時は自分一人で解決しようとするのではなく、親や先生に相談し、夢の実現に向けて頑張ってほしいです。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

平成31年3月技能開発コース卒業
塩竈第一中学校出身

夢がまだ見つかっていない人は
色々なことを学びながら探しましょう
高い評定を取っておくほど
進路の選択肢が増えます

 私は指定校推薦で受かりました。私は最初、大学は考えておらず、専門学校へ進学しようと考えていました。しかし、オープンスクールで自分が求めていることとの違いを感じて進路変更をしました。就職しようかと思いましたが、先生から評定があるなら大学へ行けるかも知れないと聞き、大学に進路を決めました。
 3年間で大事だと思ったことは、評定をしっかり取ることです。評定を高く取ることで進路を増やすことが出来るからです。テストも授業もちゃんと聞き、高い点数を取っておくと有利です。私自身もテスト勉強にしっかり取り組んで授業を聞き課題も提出していました。なので評定も良かったです。ということでやれることはしっかりやりましょう。
 私はアルバイトもしていました。一足先に社会経験をしていました。そのことにより、敬語やアドリブが上手く出来るようになりました。勉強も大事ですが、アルバイトなどで社会経験を積んでおくのも良いと思います。

目標を立てることが
やる気につながります

 指定校推薦だと推薦書を書くのと面接があります。まず、校内推薦を乗り切らなければならないので文章力を身に付けておくと楽です。推薦書に書けることをやっておくと良いです。ボランティア活動やアルバイト、学校生活のことを書けるように色々なことをしておくと推薦書を書きやすいと思います。
 面接は、聞かれることが分からないので、たくさん練習をしなければいけません。色々な質問にできるだけすぐ答えられるように先生や友達に練習して万全な状態にしておきましょう。
 私にとって大学とは、将来の夢を実現させるために行くところです。夢を持つことで目標を立てられ自身のやる気にもつながります。まずは自分がやりたいことを見つけることが大事です。まだなにもやりたいことが見つからない人は、色々なことを学びながらやりたいことを探しましょう。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

平成31年3月技能開発コース卒業
中野中学校出身

目標を少しずつ高く設定しながら
1つひとつ着実に達成していきました
大学に進学して更に深く
勉強したいと思いました

 私は高校1年のとき初めは公務員の専門学校を考えていました。でも1年の後半に、専門学校ではなく大学でもっと長く勉強していきたいと考えるようになって、指定校推薦で大学に入学することを決意して2つのことをがんばってきました。
 1つ目は勉強です。勉強では1年生の初めのテストで1教科赤点を取ってからは、評定4以上取るという大きな目標を目指し、かつ、次のテストで50点以上取るという小さな目標を少しずつ立てて、学校での授業で分からないところは先生に聞いたりして、それを家で復習して苦手な教科や得意な教科の良い点数を取っていき目標を達成しては、次の少し大きな目標を立てては達成して、こつこつやり続けて大きな目標を目指しました。
 2つ目は生活面です。授業態度や提出物を出して平常点を減らさずにやり、生徒指導を受けないように真面目に過ごして、遅刻や欠席をしないようにしてがんばってきました。

志望する学科に惹かれた
理由を明確にしましょう

 「後輩に向けての言葉」
 大学進学に進むならば、早いうちから進路先を決めて準備しておいた方がいいです。大学の資料を集めて自分が何をしたいのかを決め、どの学科に入りたいのか決めておき、学科の経験など、その大学の魅力や自分が惹かれたところを考えましょう。指定校推薦では、この資料、オープンキャンパスで見つけた魅力や惹かれたことが志望動機に繋がるし、1年生、2年生で部活か実行委員などをやることにより自分の武器が分かり、自己PRで生かせるから早めの段階で決めれば、これらを指定校推薦文で生かせます。後輩の皆さん、諦めずやれば合格はできます。がんばってください。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

平成31年3月技能開発コース卒業
六郷中学校出身

無事に指定校推薦で合格できたので
大学で夢に向かって努力します
キャリアサポートの先生が
親身になって下さいました

 私は東北文化学園大学に指定校推薦で合格をもらうことができました。これには沢山の先生方のご指導や支えなどがあったからです。まず私は高校3年生の夏休みに進路すら決めることが出来ずとても迷っていました。そんな時にキャリアサポートの先生と話し合いをして夏休み中の課題であるオープンキャンパスに行く学校を決めることにしました。キャリアサポートの先生は、自分のやりたいことや将来の夢などを総合的に考えて東北文化学園大学を勧めてくれました。そして夏休みにオープンキャンパスに行きました。初めはとても不安で心配でした。しかし大学の先生方や先輩がとても優しく接してくださりとても充実した日になりました。その日のオープンキャンパスでの体験授業がとても自分に合っていると思いました。そして私は東北文化学園大学でもっと学びたいと思うようになりました。

本番では緊張しましたが
練習の成果がありました

 私は夏休み明けに担任の先生との面談の時にオープンキャンパスのことや大学などについて話し進路を決定しました。それからの学校生活は学校に欠席しないことはもちろん、評定などにも気を使って生活しました。指定校推薦では大学から定められている評定を上回っていないと受験できないため、しっかりとした学校生活を送りました。そして面接練習も積極的に行いました。学校の先生や友人などと何度も練習をして身に付けました。そして指定校の受験の当日になりました。沢山の人が会場に来ていてとてもドキドキしていました。そして自分の受験番号が呼ばれて受験室に入り面接がスタートしました。練習をしっかりしていたので思った通りに進めることができました。そして合格することができ、とても良かったです。指定校推薦で大学に合格したからには精一杯勉強をして自分の将来の夢に近づけられるように努力しようと思いました。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

平成31年3月技能開発コース卒業
松島中学校出身

同じ大学への進学を目指す友達と
互いに協力し合いましょう
1年次から指定校推薦での
進学を考え行動しました

 私は大学受験で指定校推薦を選択しました。指定校を選んだ理由は、大学合格を早く決めたかったというのと、一般入試で入るのは難しいと考えたからです。
 私は高校入学時から大学に進学したいと考えていました。そのために1年生の頃から指定校推薦の枠を狙っていました。指定校をもらうために努力したことは主に定期テストです。テスト前になると友達同士で集まり、お互いに得意教科を教え合いながら勉強し、定期テストでは皆で常に高い点数を取れるように心がけていました。その他に心がけていたことは出席日数です。指定校推薦は評定も大事ですが、出席数も大事です。3年間を通して決められた日数以上休むと、評定ラインに達していても推薦がもらえなくなってしまいます。なので生活面や健康面にも気を使っていました。校内推薦を通った面接練習にも力を入れていました。LHRや放課後空いている時間を利用して先生方に指摘していただきながら練習していました。他にも友人に手伝ってもらい、聞かれそうな質問を出してもらったり、「そこはこうした方が良い」などお互いに指摘しあいながら練習を繰り返しました。

友人に誘われて
同じ大学を受験しました

 最後に、私が大学に合格できた一番の要因は周りの人達のサポートがあったからだと思います。私はどこの大学に行くかずっと迷っていました。やっと決めた大学も父親に反対されてしまい、一度は大学進学をあきらめました。しかし、友人に同じ大学に行こうと声をかけてもらい、学校に提出する書類や自己推薦文の内容など一緒に考えてくれ、最終日の締め切りギリギリに何とか提出することができ、校内審査も通り大学を受験することができました。私一人では大学に行くことはできませんでした。周りの人達のサポートがあり、やっと大学に行くことができました。後輩の皆さんも同じ大学組と互いに協力しあい大学受験をのりきってください。皆さんならきっと合格できると思うのでがんばってください。

東北文化学園大学

科学技術学部 知能情報システム学科

平成31年3月フレックスコース卒業
加茂中学校出身

面接ではどれだけ大学への思いを
伝えることができるかで決まります
面接試験では話すことで
自分を知ってもらえます

 私がまず高校入学時に大学に行く為の目標が無欠席と評定を4.0以上にキープすることです。高校無欠席にしようという目標は、大学の推薦の目安があり、そこで中学では休んだこともありましたが、高校では体調管理をしてしっかり来ようと思いました。また、評定4.0以上をキープするには定期テストで80点以上を取りたいと考え、勉強に励むため部活も1年で辞めてその時間を勉強に当てました。その結果4.0以上をキープすることができました。
 試験は面接でしたが、まず先輩がやったデータを見てまず何を聞かれたのかを見ました。それでも何を聞かれるか分からないので学年で渡された質問表を全て答えられるように対策しました。また、試験は秋でしたが、それでも通用しないと考え毎日居残り、そして先生方に練習や質問をしていただきました、また、私は面接時の手のクセや様々な指摘を受け、そのクセを直すため日々考え、クセが出ないように努力しました。また、面接の上で一番大変だったのが、しっかり面接官に自分の思いを伝えることです。普段私は一対一で思いを伝えるということが苦手だったので、どうやったら自分の熱意、興味を持っていること、また自分を分かってもらうかということを考えました。また、私はよく緊張しすぎて言葉が詰まることがあるので、どうやったらしっかり言葉が詰まらず言えるかということも考えました。
 その結果、しっかり答えることができ、その面接官がオープンキャンパスで説明していただいた教授だったこともあり、緊張せずにできたことが良かったと思います。私が面接をして思ったことは、最初の何秒かでイメージは決まるかも知れないですが、そのイメージではなく、自分の思いを面接官に伝えることが大切だと思いました。その思いをどれだけ伝えるかによって自分の行きたい所に行けると思います。また、自分のクセは簡単に直せないのでしっかり本番をイメージして取り組むことが大切だと思いました。面接だと話すことで自分を分かってくれるので、しっかり話すということも大切だと思います。以上のことを踏まえながらがんばってください。

東北文化学園大学

科学技術学部 建築環境学科

平成31年3月英進進学コース卒業
松島中学校出身

1年次から高評定や資格取得に励み
後々焦ることのないようにしましょう
第一志望の推薦枠を
二次募集で獲得できました

 私は建築やインテリアにとても興味があり、将来はインテリアコーディネーターや建築士といった建築やインテリア関係の職に就きたいと考えています。そのために建築やインテリアについての知識や技術を身につけることができる東北文化学園大学科学技術学部建築環境学科への進学を志望しました。私は指定校推薦の枠から外れ、AO入試で受けようとしていたところ二次募集の枠が余っており、指定校推薦の受験資格を得ることができました。推薦入試合格のために心がけたことは面接練習です。私は人見知りで人と話すのが苦手なため、特に面接練習に力を入れました。面接練習では、滑舌良くハキハキと相手が聞き取りやすいペースで話すことや、面接で話すことを文で覚えるのではなくキーワードで覚えることを努力しました。また、複数の先生方と練習することにより幅広い視点からの質問や人見知りも解消することができ、自信を持つことができました。

評定や資格を意識しておらず
受験で苦労しました

 仙台育英で3年間通して、もっとやっておけば良かったなと思ったことがありました。それは、1,2年のうちから評定をなるべく5に近づけることや資格をたくさん取ることです。特に1年生の時は進路について何も考えてなくて、テストでも赤点を取らなければ大丈夫と思って生活していました。そして資格では受ける時間やチャンスがあったにも関わらず、3年間何も資格を取らずに終わってしまいました。なので、1,2年の時から将来についての目標を持って生活することや、1年生のうちからたくさん資格を取得する方が、大学進学に大きく有利するので、たくさん取った方がいいと思います。また、オープンキャンパスに何度も参加することも大事だと思います。私はたくさんオープンキャンパスに参加し、推薦入試の際の面接官が私のことを覚えていたので、気が楽になり緊張せず話せました。
 最後に、高校生活悔いが残らないように早めに目標を持ち、充実した生活を送って下さい。

東北文化学園大学

科学技術学部 建築環境学科

平成31年3月フレックスコース卒業
蛇田中学校出身

教授に顔や名前を覚えてもらうまで
大学に足を運びアピールしましょう
高校での取り組みを大学側に
伝える機会は限られています

 私は指定校推薦で大学に合格することが出来ました。大学に合格するにあたり何が大切かをまとめてみました。
 大学に合格できた主な要因は2つあります。1つは学校生活です。特に平常点などを意識していました。テストで点数を取れれば良いという考えの人も中にはいると思いますが、テストで点数を取るのはもちろんのこと、普段の授業態度も気にしながら生活出来れば良いと思います。
 2つ目に部活動や資格取得などの活動です。何かしら部活やアルバイトをすることにより目標を持って高校生活を過ごしているということを大学側にアピールすることがポイントだと私は思います。大学側は私たちが高校でどのようなことをしていたのかを知ることが出来るのは、面接用紙や面接でしか知ることが出来ません。その少ない中でどれだけのことを高校でしてきたのかを多く書けるかが大切になってくると私は思います。

専門分野に関する勉強も
早くから取り組みました

 3年生になってから大学に向けての準備をするのではなく、1年生、2年生の頃から大学に向けての勉強をしたり少しずつ意識していくことが大切です。私は大学に向けての勉強については専門分野の勉強をしてました。高校で勉強する内容を超えた部分を補習するという意味で勉強に取り組むべきです。
 大学に受かった経験として、私は多く大学に足を運びました。多くの大学の先生の講義を受け、多くの先生に顔と名前を覚えてもらうまで通いました。大学の先生に顔を名前を覚えてもらうということは、それだけ大学に意識があり、貴学を目指しているんだなと、大学側にアピールすることにつながります。積極的に取り組んでいくべきです。

宮城学院女子大学

学芸学部 英文学科

平成31年3月外国語コース卒業
沖野中学校出身

オープンキャンパスでは教授や学生から
色々な話を聞いて参考にしましょう
英語の質疑応答対策が
足りずに苦戦しました

 私は、3年生の春まで合格大学とは異なった大学を志望していましたが、夏休みのオープンキャンパスで教授の模擬授業体験や先輩の話を聞いたことで関心を持ち、将来、英語を生かした職業に就きたいという夢を叶えるための学習ができると思ったので、指定校推薦で宮城学院女子大学の英文学科を受験することに決めました。
 受験当日までは、小論文対策と面接練習を行いました。3年生になると小論文は授業を受けますが、授業で扱っている内容とは違い、英語で書かれたトピックを呼んで要約と自分の意見を書く形式なので、小論文担当の先生だけでなく、英語担当の先生にも添削してもらうことをおすすめします。面接練習は、様々な先生と練習をこなせばこなすほど、様々な視点からの意見をいただき、少しでも自信をつけることができます。また、当日の面接は、日本語と英語の五分五分位で質疑応答が行われました。私は、情報収集不足で英語での対応を準備しておらず、当日、苦戦してしまいました。後輩の皆さんはそうならないよう、ALTの先生とも面接練習するべきだと思います。さらに、面接では自分のアピールできることがあると有利だと思います。私の場合は、ハワイ語学研修や中国語のスピーチコンテストに出場したこと、実行委員のことについてアピールしました。長すぎても短すぎても良くないので、適当な量でアピールできるよう練習しました。
 いくつもの選択肢の中から受験大学を決めるのは難しいと思いますが、オープンキャンパスに参加し、教授や在学生の話を聞いて参考にするなどして、自分に合った大学を見つけ、入学できるよう応援しています。最後まで諦めずに、がんばってください。

宮城学院女子大学

学芸学部 日本文学科

平成31年3月特別進学コース卒業
東仙台中学校出身

今までやったことが無駄ではなかったと
推薦受験を通して実感しています
入学後から積極的に
様々なことに挑戦していくべきです

 2年生の夏に初めて志望大学のオープンキャンパスに行き、その年の冬に受験を決意しました。3年生になった年の5月頃に推薦入試を考え始めたことを担任の先生に報告しました。それまでまったく推薦入試に受験することを考えておらず、入試のガイドブックなどの資料を読み直すことになりました。自分には関係無いと思うところも読んでおくべきです。
 自己推薦書の作成では、決められた字数になかなか達することができず苦しめられました。自分が取得したい資格、将来就職した職業などを書いて完成させました。書くことはある程度決まっていましたがそれだけでは足りなかったので、高校に入学した後に今までにしなかったことに積極的に挑戦しておくべきだと思いました。また、自己推薦書の下書きはパソコンで作成しなければならなかったのでパソコンにも触れておいたほうが良いと思います。
 3年生の夏にまた志望大学のオープンキャンパスに行きました。その時に小論文の過去問を貰い、問題の傾向を把握することができました。
 秋に面接と小論文の練習が始まりました。面接で主に質問されることは資料にすでに書いてあり、それを元に質問に答えるかを考え、紙にメモしていました。面接の練習は毎回緊張してしまい、ときには質問にすぐ答えられないこともありましたが努力しました。

本番の面接は練習よりも
緊張せずにできました

 11月の半ばが試験本番で、かなり早い時間に家を出ました。受付が始まる30分前に付きましたが、受付を待つ場所はすでに人でいっぱいでした。小論文は課題文の内容を理解するのが難しく、自分で納得のいく文章を書けませんでした。面接は練習のときより緊張することなく、用意していた答えはすぐ言うことができました。
 これまでの学校生活を振り返って思うことは、休むことなく学校に行って授業を受ける、など真面目に生きようとするというのは大事だったということです。今までやってきたことは無駄ではなかったと思えました。

宮城学院女子大学

学芸学部 心理行動科学科

平成31年3月外国語コース卒業
玉川中学校出身

オープンキャンパスは教授に質問したり
顔を覚えてもらえるチャンスです
授業はその日のうちに復習し
テスト前に再度復習しました

 私は宮城学院女子大学の学芸学部心理行動科学科に合格していますが、当初は第二外国語として選択している中国語に関する学科に進みたいと考えていました。
 まず、どんな学科を志望するにあたっても指定校などの推薦を目指すならば、大切になってくるのは定期テストだと思います。実際に推薦を受けるときに評定平均値何々以上という基準が設けられています。定期テストで高い点数を取っておくことで高い評定を得られるきっかけになるのではないかと思います。そのために私は授業をしっかり聞き、授業内容をその日のうちに復習し、テスト前に再度テスト範囲の授業内容を復習するということを心がけていました。後は、当たり前のことですが、授業態度や提出物もしっかりしておくことが大事だと思います。

志望学科の学問について
ネット等で熱心に調べました

 次に私が中国語関係の学科を目指していた際に心がけていたことです。語学系の学科を目指すのであれば、英検の準2級か2級は取得しておくべきだと思います。また、私が目指していたのが中国語学科だったのもあり、中国語検定準4級も取得しました。その他にも中国語学研修や中国語スピーチコンテストに参加しました。そのような行事に参加したということも面接での会話の際などの強みになるので良い経験になると思います。
 最後に、私が心理関係の学科を目指すようになってからの話をします。ただ、目指すとはいっても心理学に関しては知らないことばかりだったので、まずはネットで色々と調べて、それでも分からないことはオープンキャンパスに参加して大学の先生に質問するようにしていました。オープンキャンパスは先生に自分の顔を覚えてもらうきっかけになるので、できるだけ参加した方が良いと思います。私もオープンキャンパスに参加した際にお話を聞いて下さった先生が面接官だったので、とても安心して面接を受けることができました。
 勉強がうまくいかなかったり、志望大学がなかなか決まらなかったりと色々悩むことはあると思います。でも、最後まで諦めなければ良い結果が待っていると思います。健闘を祈ります。

宮城学院女子大学

教育学部 教育学科幼児教育専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
長町中学校出身

先生方の言葉通り1年次から頑張れば
第一志望に近づくことができます
直前になって困らないよう
1年次から努力しました

 私は1年生の頃からどこを受験するかは決めていませんでしたが、指定校推薦の枠をいただけるように努力してきました。定期テストで良い点数を取れるように勉強したり、授業を真面目に受けて提出物をきちんと出すようにしていました。3年生になってから1,2年生の時のだらけのしわよせが来たりしないように、将来の自分のために努力してきました。
 指定校推薦の枠を取るためには、ただ勉強をしたり授業を受けたりするだけではなく、ノートは人が書いていない所まで書いたりメモしたりしていました。授業を真面目に受けて聞いていたら必然と点数が付いてきました。そういった努力のおかげで無事に指定校推薦を受けることができました。
 部活動も力を入れていたので、勉強と部活を充実させていたことが認められたのだと考えています。定期テストは評定も付くものだからもちろん大事ですが、模試も大事です。校内模試は特に選考の時に重要だと思っていたので、もらった過去問を解いたり、復習したりしていました。もし校内の順位が低かったら他の人に取られてしまうかもしれないから頑張りました。

進学後も1年次から
努力を積み重ねていきます

 進路が決定し、指定校推薦の志願を出す時には1年からの努力のおかげでスムーズに進めることができました。行きたい大学の条件の評定平均値も超えていたので第一志望で出すことができました。
 指定校推薦を受けたいのであれば、1年生から努力すべきであると先生方がずっとおっしゃっていたのでその通りにしましたが、努力してきて良かったです。進路ガイダンスも開いてもらってはいますが1年生からきちんと準備してきて本当に良かったと思います。大学でも1年生から努力を怠らずにやっていきたいです。

宮城学院女子大学

教育学部 教育学科健康教育専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
白石中学校出身

苦手な面接は色々な先生と
何度も練習しました
インターアクト部の活動で
以前より社交的になりました

 私は、将来養護教諭を目指しているため宮城学院女子大学教育学科健康教育専攻を志望しました。指定校推薦の指定を受けるために心がけたことは定期考査と校内模試です。定期考査では評定を維持してきました。勉強に力をいれ、3年間選抜クラスに在籍することができました。校内模試では塾に通い対策をしてきました。主に数学と英語に力を入れ勉強しました。校内模試の過去問を元に自分のできる分野を高め、苦手な分野を克服してきました。
 部活動でのインターアクト部に所属し、積極的にボランティア活動をしてきました。私がインターアクト部に入部したきっかけは人見知りな性格を変えたいと思ったからです。回数を重ね、少しずつではありますが、人見知りの改善とコミュニケーション能力を高められたと感じています。ボランティア活動を通し、人の役に立ち感謝されることはとても楽しくやりがいのあることだと身を持って感じることができました。このような経験を通し学んだことを養護教諭という仕事でも同じことが言えると思って、自分のアピールできる部分だと思いました。

高校生活で身に付けたことを
大学でも生かしていきます

 入試試験では面接に力を入れました。私の性格上面接はとても苦手なことでした。最初は自分のことを言葉でうまく伝えることができませんでした。自分の伝えたいことを大まかに考え何度も練習しました。色々な先生方と練習した方が多くの質問の種類があるので自分の力になると思います。小論文は授業で教えてもらっていることを何度も繰り返して練習すると身に付くと思います。
 大学でも高校生活で身に付けたことを生かしていきたいと思っています。

宮城学院女子大学

生活科学部 生活文化デザイン学科

平成31年3月英進進学コース卒業
東豊中学校出身

指定校推薦枠の多い仙台育英を
選んで正解でした
中学生の頃から大学に対して
憧れを抱いていました

 中学校の頃から大学の、自分が学びたいものを学べるという中学校までとはかなり違う環境に憧れを持っていました。とはいえ、明確な夢を持っていなかったため、自分が学びたいものが見つかった時に、より実現に近づくことができるだろうという理由で、指定校推薦枠の多い仙台育英に入学しました。夢を見つけることができなかったり、見つけることができても考えの違いで親に反対され揉めていた時期は、大学を決めることができず不安と焦りでいっぱいでした。最終的に大学を決めたきっかけは、自分がデザインするのが好きなのと、将来住みたい家を想像するのが好きだったという結構単純な理由になりました。しかし、その理由からでも行きたい大学を見つけることができ、卒業後の進路を調べて見たところ、建築士になるという選択肢があることを知り、それが今の夢になっています。

普段から定期テストは
頑張って取り組みました

 私は大学を決めるのが遅く、指定校推薦枠があるのを知り、それで行こうと考えたのが3年生になってからだったので、指定校推薦枠を貰うために特別頑張ったと言えるものはありませんが、中間テスト、期末テストをできるだけ頑張って点数を取ってきたのは、とにかく本当に良かったなと思います。指定校推薦枠を貰える可能性がある場合、1,600字の自己推薦書を書くことになります。私は、部活も、バイトも、課外活動もせず、英検などの資格も取っていなかったため、書くのがすごく大変でしたが、先生などからアドバイスをもらい、しっかり書き終えることができました。
 この経験が誰かのためになるといいなと思います。受験生の皆さん頑張ってください。

仙台白百合女子大学

人間学部 人間発達学科子ども発達専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

オープンキャンパスでは模擬授業を受け
大学の雰囲気を目で確認しましょう
授業を理解できていれば
定期考査はクリアできます

 私が大学進学を目指したきっかけは、幼稚園教諭と保育士資格を取りたいと考えたため、時間をかけてその分野の知識や能力を高めたいと思い大学進学をしようと考えました。私は指定校推薦で受けたいと考えました。そのために校内模試で良い結果を残さなければおけません。私は吹奏楽部に所属していて忙しかったので、2ヵ月ほど前から英語を中心に過去問を解くようにしていました。定期考査では、1週間前からのテスト休みがあったのでそこでつめて勉強していました。部活に入っていると勉強との両立が難しいですが、毎日の授業を理解できていれば定期考査は問題ないと思います。

3年間で人との関わり方と
物の見方が変わりました

 受験する大学を決定するにあたって、オープンキャンパスに積極的に参加しました。将来に関わることなので部活があっても休みをもらい参加していました。オープンキャンパスに行くときは必ず、模擬授業を受けていました。模擬授業では、一からわかりやすく教えてくれるか、授業の雰囲気はどうなのかを体験することができます。オープンキャンパスでは、校風が自分に合っているか、先輩や先生方はどういう人なのかなどを自分の目で見て確認できるので、オープンキャンパスはぜひ参加した方が良いと思います。
 私は高校3年間を通して人との関わり方、客観的に物事を見て判断する力を身に付けることができました。また、私は迷った時は難しい方の道を行くという精神で生活してきました。そのおかげで部活動も学業も妥協せず納得いくまで努力し続けることができました。ここまできたのは良い環境で一緒にサポートしてくれた先生方や友達のおかげでもあります。大学でも、高校で学んだことを生かし、より伸ばせるよう頑張っていきたいです。

仙台白百合女子大学

人間学部 健康栄養学科管理栄養専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
高崎中学校出身

複数のオープンキャンパスへの参加は
進路変更しても決して無駄になりません
ボランティアへの考え方が
実際に体験して変わりました

 私は料理が趣味であり、栄養についてより詳しく学びたいと思ったことがきっかけで、仙台白百合女子大学の健康栄養学科を目指しました。私は指定校推薦で受験するために様々な努力をしてきました。
 1つ目は勉学です。評定を下げないようにし、少なくとも定期考査の1ヶ月前からはテストに向けての復習を行っていました。また、様々な資格も取得しました。英検や漢検、パソコンの情報処理検定など1年生のうちから挑戦し、視野を広げることに努めました。1年生のうちから準備をすることで心にゆとりを持つことができ、将来のための選択肢を増やすことができます。
 2つ目は生徒会活動です。この活動に所属したことで、様々なボランティア活動に参加することができます。正直初めは調査書のためという気持ちもありましたが、この活動を通して学べることはたくさんあります、ボランティアに積極的に参加することで、自分の中でのボランティアに対する意識が大きく変わります。それにより、面接などで聞かれる質問に答えられることも多くなります。

志望大には何度も通い
熱意を伝えましょう

 3つ目は大学のオープンキャンパスについてです。私は1年生から様々な大学のオープンキャンパスに行っていました。その頃はまだやりたいことや目指したい大学が決まっていたわけではありませんでしたが、近くの大学やなんとなく興味が湧いた大学へ足を運びお話を聞いたり色々な体験学習をしました。2年生でやりたいことが決まり、1年生の時に行った大学とは全く違う学科でしたが、今までのオープンキャンパスは決して無駄になることはありません。様々な大学に足を運ぶことで、その大学にしかない良さが見えてきます。目指す大学が決まってからは、何度も何度もオープンキャンパスや大学説明会へ行き、色々な先生方に名前を覚えていただけるまで何度も足を運ぶことで熱意が伝わり、面接の際も有利になることもあります。
 以上のことが、私が大学受験で努力したことです。勉強の成績だけでなく、色々なことに積極的に取り組むことで将来の視野が広がっていきます。何事にも全力で頑張って下さい。

仙台白百合女子大学

人間学部 健康栄養学科管理栄養専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
秀光中等教育学校出身

複数のオープンキャンパスに参加し
早い段階で志望大を決定しました
オープンキャンパスでは
些細なことも質問しました

 1年間を通して大会や遠征、強化練習など部活のスケジュールが少なくなかった事と、指定校推薦での受験が希望だったので、1年生の秋から興味のある大学のオープンキャンパスに参加し、早い段階での志望大学決定に努めました。オープンキャンパスやガイダンスに参加し、大学によって学内の様子や雰囲気、学科の特色が異なる事が分かり、自分に合っている雰囲気や学びたい分野に力を入れている大学に出会うことができました。第一志望が決まってからはオープンキャンパスやガイダンスに時間がある限り何度も足を運び、先生や入試担当の方に些細なことでも質問をしたり、模擬授業を受けたり、指定校推薦枠の評定を意識して、苦手な教科も諦めず定期考査に臨むことを心がけました。

仙台白百合女子大学

人間学部 健康栄養学科管理栄養専攻

平成31年3月フレックスコース卒業
六郷中学校出身

先生方にしっかり本気度を伝えれば
きめ細かく指導して下さいます
進路変更を先生が親身に
サポートして下さいました

 私は高校入学時、パティシエになることが夢だったので、製菓系の専門学校に進もうと考えていました。2年生では選抜授業の中からパティシエ&ベーカリー講座を受講し、少しでも夢に近づけるよう、努力していました。ある時、テレビを見ていて、最近のテレビ番組は健康志向のテレビや生活習慣病系が多いということに気がつきました。そこから私はただ作り、美味しいと言われるだけではなく、その人の身体に合った栄養や調理法を考えて作ることのできる管理栄養士になりたいと強く思うようになりました。しかし、数か月後には3年生になる私が大幅な進路変更をしたいと考えていることを先生に言うべきなのかと、とても悩みました。ですが、このまま諦めるのも嫌だと思い、先生に打ち明けることにしました。結果、先生は私の話を親身になって聞いてくれて、大学進学へと無事変更することができました。そこから私は短期留学をして他国の食文化を学んだり、苦手な教科では少しでも自分から取り組むようにするために、基礎に戻って解き直しをしてみたりと、自分のためになるであろうことは出来る限り挑戦しました。その甲斐あってか、指定校推薦の枠を頂き、大学に合格することができました。
 自分の考える夢は、いつ、どんなことがきっかけで変わるか分かりません。なぜこれをしなければならないのかと考えたり、ときには面倒と考えてしまうことも、一つ一つしっかり考えるようにして下さい。自分自身の本気度が先生方に伝われば、先生方も本気で指導してくれます。努力することに遅いも早いもありません。今できることに全力で最善を尽くして頑張って下さい。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

平成31年3月英進進学コース卒業
玉川中学校出身

高校受験に失敗したとしても引きずらず
逆に高校生活に生かせば道は拓けます
中学時代の反省を踏まえ
生活態度を改めました

 私が高校生活で気をつけていたことは、日々の生活態度と提出物です。
 私は、中学校のとき授業中に黒板に背中を向けて授業を受けていたり、物を投げて遊んでいたり、授業中に騒いで周りの人に迷惑をかけたりしていました。
 その上、授業中に出されたレポートや課題、ワークなどの課題はやっていなくて提出しなかったり、提出しても全部は終わってなかったり、提出するノートを書いていなかったりなど生活態度がかなり荒れていました。
 その結果、放課後下校時刻ぎりぎりまで教室に残って課題をやらなければならず、2年生の冬に土日しか部活に参加することができなくなってしまいました。
 そして高校の前期入試の時は、3年間の平均評定が足りず受けることができませんでした。
 後期入試では、授業を真面目に受けていなかったため、試験問題が思っていたよりも解くことができず、第一志望の公立高校に入ることができませんでした。
 なので、私は中学校生活の失敗を繰り返さないように高校生活を送ろうと思いました。

先生の手伝いや教室の清掃等
小さなことを積み重ねました

 まず最初に授業態度を直すことにしました。授業中にノートをしっかり書けば、放課後や家でやる必要もないし、ノートの提出前に焦ったり、終わってなくて提出ができないなどということがかなり少なくなりました。
 やって当然のことをやるようになった私は、次に先生の手伝いをやろうと思いました。
 頼み事はできるだけ引き受けたり、長期休みの前の教室の清掃に積極的に参加するようにしました。
 このように小さいことを積み重ねた結果、大学入試では指定校推薦を頂くことができ、第一志望の大学に合格することができました。
 なので、高校で第一志望の学校に合格できなかったからといってやる気をなくすのではなく、中学校の失敗を生かした高校生活をしてほしいと思います。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

平成31年3月フレックスコース卒業
塩竈第二中学校出身

推薦入試は一見合格しやすそうですが
決して油断することはできません
志望動機さえ明確であれば
面接は上手くいくはずです

 最初は指定校推薦が取れるとは思っていなくてAO入試の準備をしていました。ですが、校内選考を通ることができたので指定校推薦の準備を始めました。基本的に周りの大学は面接だけの所が多いですが、尚絅学院大学は、基礎学力テストがあり、英語は必須で、国語、数学のどちらかを選択します。それに加え、面接もあるので早めの対策が必要だと思います。指定校推薦は受かりやすいと聞きますが、あまり油断していると足もとをすくわれるかも知れません。面接は、あまり緊張しすぎなくても大丈夫です。志望動機さえしっかりしていれば、ある程度の受け答えはできると思います。

尚絅学院大学

心理・教育学群 学校教育学類

平成31年3月特別進学コース卒業
大河原中学校出身

当たり前のことをきちんとこなすことが
推薦入試においては特に大切です
教諭という夢に近づける
進学先を選びました

 私が大学進学を目指した理由は将来の夢を叶えるための資格や能力を身につけたいと考えたからです。
 私が、教師、特に小学校の教諭を目指しており、教師としての学習をできるだけでなく、保育や心理学の面からも教育について学べることから、尚絅学院大学の学校教育学類に進学しようと決心しました。また、指定校推薦枠があった事も、進学を決意した大きな理由です。入学の可能性をより広げるためにこの入試方法を選択しました。指定校推薦での合格のために筆記試験の勉強、面接練習をしました。特に面接練習では、先生方や友人家族の協力もあり、回数をこなせたことが合格に繋がったと考えています。毎回アドバイスをもらい、次はその悪かった点を自分なりに見直すことで、返答の幅が広がりました。自分の意見を前に出すことが苦手な私でも乗り越えられたのは、多くの人の助けによるものです。そのような環境があったことにも感謝の気持ちがつきません。

普段から自己管理を徹底し
無遅刻無欠席を達成しました

 また、生活面では無遅刻無欠席を心掛けました。やむを得ない理由で欠席となった日はありましたが、それ以外ではこの目標を達成できました。このことは、推薦の資格を得るために必要な評定にもつながっていたと考えます。欠席した分、平常点から引かれてしまうため、自己管理をしっかりする、提出物は確実に出すなど、あたりまえの事をあたりまえにこなすことが推薦を得るために大きく関わるので、基本的な部分から取り組むことが大切です。他には、学校の業務に積極的に参加しました。特に入試業務の手伝いは、学校全体のことなので貴重な体験でした。煩わしいと思い何も取り組まないよりは、少しでも実績経験を積むことで有利に働くと思います。自分の視野を広げ、色々な事にチャレンジして下さい。後悔のない学校生活を送り、合格を勝ち取りましょう。健闘を祈ります。

石巻専修大学

理工学部 情報電子工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中学校出身

高校生活でたくさんの思い出があれば
辛いときも頑張ることができます
推薦枠の校内選考通過に向け
1年次から計画を立てました

 私が情報電子工学科に進学を決めたのは、小さい頃から父の影響を受け、パソコンや電子機器に興味を持ち、将来ソフトウェア関連の仕事に就きたいと考えたからです。1年の時から大学の情報を集め、指定校推薦で進学出来るよう規則正しい生活を心掛けました。オープンキャンパスは2年から参加し、自分の気に入った大学の指定校推薦枠にある事を確認し、校内選考を通過出来るよう計画を立てました。評定や資格、志望理由も校内選考をクリアする為に必要と考え、現状を見つめ直しました。
 最初に頑張った事は、評定を落とさぬように苦手な教科の評定を上げるようにし、大学の評定基準値より少しでも上げて余裕を持って選考に臨めるようにしました。
 次に、自己アピールです。1年時から無遅刻無欠席で通学していたので、今まで以上に体調管理に注意し、アピールポイントの一つにしたいと考えました。また将来、就職活動の時にも役立つよう資格取得も必要と考え、弓道弐段と漢検準2級に合格できるよう努力しました。

弓道部では周囲の人の存在の
大切さを実感できました

 最後に、私にとって高校生活の大部分を占めた部活動です。入学してすぐに、自分の感情をコントロールできるように入部したのが弓道部でした。心・技・体を鍛える事を目標に、雰囲気の良い環境内で充実した活動をしました。2年で部長に任命され、戸惑いながらも部員への指示出し、後輩への指導と今まで経験しなかった事をする事で、顧問の先生、コーチ、部員全ての人達のサポートや協力が必要であると知りました。日々の練習、大会への参加、合宿、国体ボランティア活動を経験しながら楽しかったり、辛かったりと忙しい日々を過ごしましたが、自分なりに努力し、皆の信頼を裏切る事のないよう頑張りました。
 無事、指定校推薦で希望した大学への進学も決まり、入学後は文武両道を目指し精進するつもりです。日々、様々な経験を積み、たくさんの思い出があれば辛くても頑張れると思います。皆さんが悔いの残ることのない高校生活を送れるよう祈っています。

石巻専修大学

理工学部 生物科学科

平成31年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

予復習の習慣と自分を深く知ることが
この先進むべき道に導いてくれます
大学講師の祖父のような
生物学者に憧れています

 私が大学進学を目指した理由は、生物学者になるという将来の目標があったからです。
 私が生物学者を志す傾向に至った理由としては、祖父が要因でした。私の祖父は公務員でありながら、大学の講師も勤めていました。その祖父は私に様々な生物のことを教えてくれました。その結果、祖父のような生物の生態に関して博識で器用な人間になりたいと考えました。
 大学受験に推薦入試を利用した根拠は、大学で専攻する学科についていち早く取り組みたいという心構えがあったからです。生物といえども、知識や理解を深める場合には、必要不可欠な予備知識を蓄えることが重要なので時間に余裕を作ることが出来る推薦入試にしました。
 高校生活では特に勉学に力を入れ、定期考査でより良い評価になるように励みました。また、私自身が将来使うであろう専攻する学科の学習の基礎も固めて、授業の中で理解しがたいような箇所は調べることにより、理解を深めました。勉強内容としては、最初の5分はしっかりと机に向かって取り組み、集中が続かないようならば他の教科に切り替えることにより、その日の気分に合った教材を模索するような勉強方法です。

語彙力と説明力の向上を
面接練習のテーマにしました

 私が受験に合格するまでに至った努力は、面接練習の中で、より相手に専攻する学科への興味や関心を伝える手はずの言葉選びや、将来への未来設計図を明確に相手にイメージさせることの出来る説明力の向上に挑みました。文に書き表すことにより、客観的な視点で並べられた文字でどのようなことが背景として相手の脳裏に描かれるかを想定し、何度も試行錯誤しながら、言葉遣いに徹しました。
 最後に後輩への激励の言葉としては、予習復習を習慣づけることと、己をよく知ることです。この二つを身に付けることが出来るのであればこの先、何に出くわそうと、多少の苦労はあれども、時間が正しい道へと導いてくれます。再来年、来年、受験の方々のご健闘を祈ります。

石巻専修大学

経営学部 経営学科

平成31年3月英進進学コース卒業
石巻中学校出身

アルバイト先での体験や交流を通して
将来の目標を見出すことができました
将来は店を持ち石巻の
活性化に貢献したいです

 私の将来の夢は自分でお店を経営し、尚かつ石巻の震災の復興に携わることです。そのため、経営学を一から学ぶことができる石巻専修大学に進学することに決めました。私は指定校推薦で合格しました。試験内容は調査書と面接で小論文がなかった分、面接ではたくさん質問されました。面接の内容は、経営学部なので経営に関する質問で、大学を卒業した後のことも詳しく聞かれました。面接の対策として4人の先生方に試験の1週間前から、毎日面接練習をして頂きました。先生によって質問が異なるので、本番の面接でもたくさんの質問に答えられることができました。また、入退室もきちんと練習して本番にそなえました。
 私は指定校推薦で受験できると言われる前から、さまざまな努力をしてきました。まず、無遅刻、無欠席、無早退を3年間続けてきました。基本的なことですが大切なことです。また、定期テストでは赤点を取るのは避け、できるだけ自分が取れる点数を目指して頑張りました。そして提出物をしっかりと出すことを心がけ、平常点を取れるようにしました。
 私は部活動をしていなかったので、放課後の時間をアルバイトに費やしていました。高校2年生の時に始めて今も同じところで働いています。アルバイトをしていなかったら将来の目標が定まらなかったと思います。今までしたことがなかった体験やいろんな方々との交流を通して、アルバイトを始めて良かったなと思います。頑張って下さい。

仙台大学

体育学部 健康福祉学科

平成31年3月英進進学コース卒業
船岡中学校出身

登下校や休み時間などの空き時間を
どう使うかで一日の充実度は変わります
当たり前のことを疎かにせず
積み重ねていきましょう

 私が仙台大学を目指したきっかけは、介護福祉士になりたいと思ったことです。私は指定校推薦で受験し合格することが出来ました。
 志望大学受験資格取得に必要なことは、当たり前のことを疎かにしないことです。無遅刻無欠席はもちろん授業態度はどうか、提出物は出しているかなど当たり前のことの積み重ねが受験資格取得につながると思います。
 後輩達へのアドバイスとして、将来の目標を明確にした上で大学を選び、それを自分の言葉で説明出来るようにすることです。公務員のようなざっくりとした目標ではなく、教師や警察官といった明確な目標を掲げた方がより相手に熱意が伝わると思います。また、自分が目指す大学の特徴は何か、他の大学の同学部学科と何が違うのかをオープンキャンパスへ行き、それをしっかり確かめ、自分の目標と合致する大学を選べるようにしっかり準備することも大切です。更に、大学に提出する書類は曖昧な表現はなくすよう努めた方が良いです。面接官は大学に送られた書類を元に説明をするので、出来るだけなくすことで面接本番で質問される内容を絞ることが出来るのではないかと思います。
 電車での登下校中や休み時間など僅かな空き時間をどう使うかで一日の充実度は変わってきます。受験までの限られた時間の中で、最後に悔しい思いをしないために今自分に出来る精一杯を努力して下さい。

仙台大学

体育学部 運動栄養学科

平成31年3月英進進学コース卒業
南小泉中学校出身

人生の大きな選択に備え目標を明確にし
実現に向け一歩ずつ進んでいきましょう
早いうちに自主学習の習慣を
身に付けておくとよいです

 私が大学進学を目指した理由は、将来やりたい仕事があるからです。目標に向けて必要な資格や知識を得るために進学することを決めました。私は指定校推薦で受験をしました。推薦で受験するにはいくつかの条件があります。その中でも気を付けなければならないのは評定平均です。大学によって様々ですが、私は3.0以上という条件でした。年に4回の定期考査があり、1年生、2年生の間に日々学習面に力を入れ習慣づけるようにすれば、テスト勉強、受験勉強でも計画を立てながら効率良く進めることができると思います。他にも部活動に所属していたので、大会に向けて日々実力をつけるために練習に取り組んでいました。学習面に余裕があれば部活動に専念することができるので、文武両道することが必要だと思います。

面接は予想外の質問を
意識して練習しましょう

 3年生になり大学受験が近付いてくると、自分の進路に向けて1人ひとりやることが多くなってきます。日々の学習もそうですが、推薦書に必要な1,600字の志望理由や面接といった受験までの準備があり、時間が足りないと思うほど忙しいです。推薦入試は基本的に小論文と面接という内容です。小論文は60分で面接は15分でした。小論文は1年生から3年生まで授業でもあるので心配することはないと思います。過去問など練習した方が確実だと実感しました。面接で聞かれることは事前に考えていた方がいいのは勿論ですが、予想してないような意外なことを聞いてくることがあるので、臨機応変に対処できるように暗記するといったことは、なるべくしないことが大切だと思いました。高校生活はあっという間に終わってしまうので、自分が後悔しないようにやることを明確にして、日々努力していくことが成功する要因になってくると思います。3年間という限られた時間で、人生の大きな選択をしなければならないので、無駄にしないように目標に向けて一歩ずつ進めるように頑張ってください。応援しています。

仙台大学

体育学部 現代武道学科

平成31年3月フレックスコース卒業
南光台中学校出身

高校での一日一日を大切に過ごすことが
将来の財産になり自分を育ててくれます
本当に学びたい分野を
選ぶことが大切です

 私は初めはAO入試で受験しようと思っていました。しかし、先生に相談をしたところ勉強をがんばってきた生徒に合う受験方法があると言われました。それが、指定校推薦でした。
 まず、大学を決めることが一番に考えることだと思います。自分が将来何になりたいのか社会に出て貢献するためにどんなことを学べるのかなど、大学を決めるためには自分が将来何になりたいかを考え、将来を見据えることが大事なことだと思います。私生活においても自分がやりたくないことは長続きはしないです。しかし、やりたいことは長続きしてやり続けられる。結局は好きなものはするが嫌いなものはしない人間だから仕方のないことなのですが、大学でもそれと同様であるので、やはり自分の学びたい学部か学科を考えることが大学を決めるためのきっかけになると思います。

長所や強みを活かせるような
受験方法を決めましょう

 大学受験には様々な受験方法があります。例えば、AO入試かスポーツAO入試、一般入試、センター利用入試、指定校推薦、一般公募、同窓生教員特別など大学によって色々な受験方法があります。AO入試は自分の人間性で勝負できる受験方法、指定校推薦は勉強をがんばってきた生徒に合う受験方法、これらのように、それぞれ自分の強みを利用できる受験方法があります。大学を受験するにあたり、自分の長所、強みは何なのかと自問自答してどの方法で受験するかこのことが大学には入れるか入れないかを左右します。
 高校生活の中で大事な最後の1年間、全てのものに最後という言葉がつきます。高校最後の大会、育英祭など勉強だけでなく行事を楽しむこともそれはそれで大切なことです。3年生としての1年間はまたたくまに時が過ぎていきます。一日一日を大切にしていくことが、将来の自分の財産となり自分を育てていきます。大学に入るために一日一日を大切にしていくように心掛けるようにしましょう。

仙台大学

体育学部 子ども運動教育学科

平成31年3月英進進学コース卒業
みどり台中学校出身

高校生活で学んだことを大いに役立て
社会に少しでも貢献していきます
子供達を笑顔にできる
保育士になりたい

 推薦入試を目指したきっかけは、将来子どもたちにスポーツの魅力を伝え、子どもたちを明るく笑顔にさせる保育士になりたいと思っています。この目標を実現できる県内での大学を探していたところ仙台大学の事を知りました。また、高校に指定校推薦の枠があったため推薦入試を決めました。
 私の試験内容は、小論文と個人面接でした。小論文は元々得意ではなかったため、非常に苦労し、1年生の頃からきちんと学習しておけば良かったと後悔しました。そのため、指定校推薦の枠を頂いてから毎日真剣に過去問題に取り組み、小論文の本を買い、書き方や構成などの基礎からの学習を中心に、身に付けることから始めました。また、解いた過去問題は小論文の先生をはじめ、たくさんの先生方に添削やアドバイスをもらい、何度も書き直す努力をしました。試験では、緊張して周りの人のペンの音で焦りもしましたが、落ち着いてやることが何よりも大事だと感じました。

面接練習では目線や仕草を
自分なりに工夫しました

 個人面接の対策は、志望する大学のパンフレットをしっかりと読み、きちんと説明できるようにしておくといいと思いました。また、小論文の対策と同様に、一人の先生に限らず、たくさんの先生方や友達に面接練習をお願いすることも重要だと思いました。面接官に好印象を与えるためには、笑顔やうなずくなどの小さな仕草も必要不可欠であり、視線は相手の目を直接見るのは緊張してしまうので、相手の口元を見るなど、自分なりに工夫をしてやってみると少しは緊張しなくなると思います。実際に私は、本番の試験のときに緊張で頭が真っ白になってしまい、言いたかったことと全然違うことも言ってしまったのですが、どんな状況でも言い切ることが大切だと思いました。
 私は大学で頑張りたいことは、志望していた大学へ合格した以上、将来の目標を少しでも早く実現できるように、精一杯努力していきたいと思います。また、サークル活動やボランティア活動にも積極的に取り組み、社会に少しでも貢献できる人になりたいです。高校生活で学んだことは、大学で絶対に役立つと思っているので、今までの経験を生かして常識のある大人になれるように頑張りたいと思います。

城西短期大学

ビジネス総合学科

平成31年3月フレックスコース卒業
白石中学校出身

頑張る自分と弱い自分の両方を認める
勇気があれば受験に立ち向かえます!
先生方のおかげで諦めずに
合格まで頑張れました

 私が大学に合格するために意識したことは2つあります。
 1つ目は、指定校推薦入試を受けるために高校1年生から評定5を取ることを意識しました。中でも、定期考査前に勉強するだけではなく、学校から家に帰ったら、2時間くらい予習や復習することを心掛けました。その結果は、しっかりと出すことが出来たので努力して正解でした。時々、成績が下がることもありましたが、諦めずに挽回することができた嬉しさは今でも覚えています。
 2つ目は、先生方の支えです。進路がなかなか決まらなかったのですが、それを心配してくださる先生方がたくさんいらっしゃっったので心強く思いました。なおかつ、忙しい中、時間を割いて面接練習をしてくれる先生には全力で挑みました。時諦めずに取り組んだことが合格に繋がりました。

友達の言葉をきっかけに
自分の本心に気づきました

 そして、3年間を振り返って仙台育英で良かったと思います。なぜなら、見切りをつけて逃げる自分と、臆病だけど勇気を出して物事に挑むもう一人の自分。私の心の中にあった2人の自分を認めることができたからです。そのきっかけは、私が壁にぶつかってしまった時に友達に「思い出せよ、本当の自分を」と言われたからです。
 最後に、大学などを受験する後輩の皆さんへ。自分のことが分からなくて、ぶつかることなどがあると思います。それでも、先生方の話をしっかりと聞くことが大切です。後は、自分の周囲の人達に感謝する気持ちと本来の自分と弱い自分を認めることができれば、大学に合格できると思います。頑張って下さい。

仙台青葉学院短期大学

ビジネスキャリア学科

平成31年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

楽しい高校生活を送りながら
進路に向き合う時間も作りましょう
大学説明会がきっかけで
志望大学を決めました

 私が仙台青葉学院短期大学を目指したきっかけは、仙台育英で行われた大学説明会でした。この大学は、短大の中でも多くの学科があることが特徴で、説明会やオープンキャンパスなどで非常に興味を持ちました。私は、実際にオープンキャンパスに行き、学校の雰囲気や模擬授業を体験したことで、この大学に入りたいと強く思いました。まだ、進路や何をしたいかがはっきりしていない人は、積極的にオープンキャンパスに行ってみるのもいいかと思います。私は、志望大学をそこにしか決めていなかったため、受験方法を指定校推薦にしました。指定校推薦は、色々と条件は厳しいですが、ほぼ確実に受かります。しかし、指定校枠を取るにも。校内審査を通過しなければ、推薦をもらえないのが指定校推薦です。校内審査の中でも、大切になってくるのは、中間、期末といった定期考査の成績や出席日数です。大学進学を考えている人は、定期考査で2を取る成績だと、大学進学は厳しいかもしれません。常に4や5を取れていれば、校内審査で有利だと思います。また、欠席日数が多いと大学側の条件に引っかかる場合があるため、出席日数には気をつけるとよりいいと思います。更に、部活動やボランティア活動などに入っている人は大学受験で大きな自己アピールに繋がるので、所属していて損はないです。

先生方のおっしゃる通り
1年から勉強に励みましょう

 高校生活の中で充実した楽しい学校生活を過ごすのはいいと思いますが、3年間という短い時間で、自身の進路について向き合う時間も大切だと思います。つまり、高校生活にメリハリをつけて生活すると、受験生になった時、焦ることもないと思います。高校1年生の頃、先生達に勉強しなさいと言われていた意味を3年生になってやっと実感しました。なので、日頃の生活でたまに息抜きしつつも、定期考査には必死になって勉強し、自分の第一志望の大学に入るために頑張って下さい。

仙台青葉学院短期大学

現代英語学科

平成31年3月英進進学コース卒業
南小泉中学校出身

校内外で得られるものは無数にあるので
一歩社会に出てみて視野を広げましょう
客を丁重にもてなす姿を見て
客室乗務員に憧れました

 私は、仙台育英に在学中、仙台育英獅子太鼓部に所属していました。ジャパンフェスティバルというイベントに招待され、2018年の2月にミクロネシアへ行きました。移動の際に何度か飛行機に乗る機会があり、その中でお客様に対して丁寧に対応し、様々な国籍の人が乗る機内で流暢な英語を話す客室乗務員の姿に強い憧れを抱きました。その後、客室乗務員について調べていくうちに自分に合った職業ではないかと思うようになりました。また部活動を続けながら社会経験を積む中で、お客様に大切な空間をお届けするやりがいや、正しい敬語の使い方やマナーも身に付けることができました。

ボランティア活動を通し
多くの方々と接しました

 さらに、インターアクト部にも所属し、地域のボランティアに積極的に参加しました。羽生結弦選手のオリンピック2連覇記念パレードや楽天、ベガルタをはじめとするスポーツイベントのスタッフなど活動範囲は様々で、たくさんの方々と接することでコミュニケーション能力を培うことができました。
 学校内での成績維持はもちろんですが、学校外で高校生である私たちが得ることのできるものは無数であることを忘れてはいけません。一歩社会に出て、今しかできない貴重な体験を積むことで、将来の夢や能力、そして自分自身の個性は生まれると思います。今、自分に夢がない人や進学したものの何をすべきかわからない人は、視野を広げるべきです。そうすれば必ず何か志が見つかるはずです。