栄光への軌跡 2021
現役大学進学者による大学合格体験記

指定校・提携校推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

法政大学

キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科

令和3年3月特別進学コース卒業
岩沼北中学校出身

評定の維持や資格取得は
目標を達成するための強みです
コロナ禍での入試の不安が
推薦受験のきっかけでした

 私は元々、国立大学志望で、指定校推薦枠を取りたいという明確な目標がありませんでした。と言うのも、私が指定校推薦という枠をきちんと認知したのは高校3年生になってからです。新型コロナウイルスの影響でオープンキャンパスの参加ができなくなり、また、図書館などを利用できないことにとても大きな不安を抱きました。そこで指定校推薦という受験方法を視野に入れ始めました。このような急な方向転換を考えた時に、やって良かったなと思ったことは、やはり、ある程度の成績を残しておくことです。課題や定期考査の勉強に丁寧に取り組んで、自分の満足のいく評定をキープしておくこと、英検等の資格を取得しておくことで、いざ自分が悩んだ時に自分自身の将来への選択肢を増やしてくれます。推薦枠を貰いたい、貰わなくていい、に関わらず、満足のいく成績を目指し、取っておくことは近い将来の自分を必ず手助けしてくれると私は思います。

Weblioに取り組み
英会話に自信が付きました

 また、私は特別進学コースに所属しているのですが、そのコースの生徒として勉強してきた中で、自分の力になったととても感じた内容は、Weblioというオンライン英会話です。英会話を自分個人で始めることには抵抗がありましたが、一つの授業科目として導入されたことで安心して取り組めました。その結果、心にゆとりができ、自信へと繋がったことで、英検の面接やALTの先生との会話にも緊張せず自分の伝えたいことを伝えられるようになりました。
 最後になりますが、数年後、もしくは数日後、私たちはどのような状況に陥るか分かりません。今回の新型コロナウイルスのように予測できないことがたくさんあります。そんな状況に左右され、自分の将来を理想から遠ざけないようにするためには、日々の積み重ねが大切です。私は今回、英会話をピックアップしましたが、それ以外にも学べることはたくさんあります。物ごとに対して必要、不必要と割り切るのではなく、必要になるかもしれないという気持ちを常に持って、様々な授業や資格取得への勉強に励んでほしいと思います。

法政大学

デザイン工学部 建築学科

令和3年3月特別進学コース卒業
塩竈第二中学校出身

仙台育英の充実した学習環境を
活用して時間を有効に使いましょう
受験を理由に部活動を退部し
悔いが残っています

 私はこの大学の指定校推薦を受けるために、評定が4.5以下にならないように努力しました。定期考査に向けての勉強はもちろんしっかりやりますが、それでも点数があまり良くなかった場合は、欠席をせず、提出物をしっかり出して補っていました。また、大学側からの必須条件をクリアすることが重要なので、その項目を早めに確認しておくことが大事です。
 私はバスケットボール部に所属していましたが、高校2年生の冬に受験勉強のために辞めてしまいました。しかし、顧問の先生や部長と話し合って部活に行く日数を調整するなどの工夫をしながら、部活動はなるべく最後まで続けた方が良いと思います。

合格後も大学で必要な科目の
勉強に取り組んでいます

 私にとって憧れの大学だったので、無事合格することができて本当に良かったです。合格が決まった後も、一般受験で入学してくる人達に負けないような学力を保つために、自分の苦手な教科や、その大学で使う科目の勉強をして備えておくことが必要だと思います。
 仙台育英は他の学校と比べても指定校推薦の枠が多いので、早めに行きたい大学を決めて、準備をしておくことをおすすめします。また学習スペースが多く、優秀な先生もたくさんいらっしゃるので時間を有効に使ってほしいです。自分を信じて、目標に向かって諦めずに最後まで気を抜かずに頑張ってください!

東京理科大学

工学部 電気工学科

令和3年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中学校出身

2,3年次の学習に繋がるので
1年次の授業を大切にしましょう
部活動やクラスの係などの
経験を経て成長できました

 私は学校推薦型選抜において大学への合格を勝ち取りました。私が大学への進学を決めたのは高校での学びをより深く追求し、幅広い知識や視野を獲得したいと考えたからです。また、大学での学びは将来の目標達成につながるとも考え、大学進学をめざしました。
 推薦入試で合格するのに必要だと思うのは、勉学は勿論のことですが日々の生活も重要だと思います。高校3年生になってからの生活
だけを努力するのではなく、高校1,2年生のうちから自分の生活を見直し、様々なものに挑戦することが大切だと思います。例を挙げるなら、生徒会への所属、よさこいへの参加、クラスの中での係などです。こういった経験を沢山することで自らも成長させてくれると思います。実際に私もそれらのことに率先して参加したことにより有意義な時間を過ごすことができ、また人としても成長できたと思います。

1年次からの積み重ねが
受験に生きてくるはずです

 学習面では後輩の皆さんには授業を大切にして欲しいと思います。特に1年生の授業を真剣に聞いて欲しいです。なぜなら1年生の学習内容は高校で学習する内容の基礎です。基礎を定着させることによって2,3年生での学習理解を向上させてくれます。また、問題が解ければ良いといった考え方も、もたないでほしいです。なぜこう解くのかといった問題を解くに当たってのプロセスを熟考することで他の問題や応用問題にも生きてくるからです。
 まとめると推薦入試での合格に必要なのは当たり前のことを当たり前に行い、高校生活を楽しむことだと思います。1,2年生の頃は趣味の時間も多く費やしてしまい勉強に身が入らないこともあると思います。しかし、普段の生活を疎かにせずコツコツ努力していくことが3年生での受験に生きてくるはずです。
 後輩の皆さん、自分の目標に向かって精一杯努力してください。応援しています。
 高校い。

東京理科大学

国際デザイン経営学科

令和3年3月特別進学コース卒業
富沢中学校出身

様々な情報に常にアンテナを張ることで
知識が深まり将来像が明確になります
英語資格ならばTOEFLは
実施日が多くお勧めです

 私がこの大学を受験しようと考えたのは、私が興味ある情報系、国際系、デザイン経営を包括的に学べるからです。元々推薦入試で受験する予定ではなかったのですが、興味のあった学科に指定校推薦があったため、挑戦することにしました。1年生の時から提出物や定期テストで良い点数を取ることを心がけていたおかげで、出願条件の評定を満たすことができたのだと感じています。定期考査期間には校内の自習室を頻繁に利用しました。
 また生徒会執行部に所属したり、中国への研修旅行やカナダでの3ヵ月留学など、課外活動にも尽力しました。推薦を取りたいと考えている人はそういった活動にも挑戦してみると良いです。仙台育英には様々な課外活動の機会があるので、自分の興味にあった活動を見つけられると思います。また、私は英語資格として定期的にTOEFLを受験しました。基本的に毎週受験できるので、受験する機会が年に数回になってしまう英検などのような検定が苦手な人はチャレンジしてみることをお勧めします。

一般受験・推薦入試を問わず
評定は必ず力になります

 一般受験を考えている人も推薦を狙っている人も、日々の学習や提出物などを心掛ければ受験の際に必ず力になります。一般受験だから評定はいらない、と考えていても3年生になってから心変わりするかもしれません。自習室や講習などせっかく利用できるものがあるので活用すると良いと思います。また、1年生の時から課外活動記録をこまめにしておくと、後から振り返りがしやすいです。自己推薦文を書くときや自分を見つけ直す際に役立つので、欠かさないようにすべきだと感じました。
 進路実現のためには、1年生の始めから大学について定期的に調べておくことが大切です。行きたい大学が漠然と決まっていても、途中で夢や目標が変わることもあります。また、一見自分には興味関心がないと思った分野でも、掘り下げると新たな興味に繋がることもあります。常に色んなニュースや身近な話題にアンテナを張っておくことが、自身の知識を深めつつ将来像を形成するのにとても役立ちます。簡単なことではありませんが、今努力すればきっと将来の自分に良い形で返ってきます。高校生活が有意義なものになるよう、頑張ってください。

芝浦工業大学

工学部 材料工学科

令和3年3月特別進学コース卒業
中野中学校出身

サイエンス・コ・ラボに参加して
将来学びたい学問が見つかりました
先生の勧めで英検2級の
取得を目指しました

 推薦入試で合格するために大切なことは、普段の授業態度、資格、サイエンス・コ・ラボなどのイベントや部活動に参加することです。  まず普段の授業では、真面目に授業を受けること、課題をしっかり提出することです。基本的な事ですが、評定に大きく関わるので1年生のうちから意識しておくのが大切です。期末テストは副教科を含め対策し、もし一度失敗してしまっても次で挽回できるのであきらめず努力して下さい。
 英検などの資格は1,2年生のうちに取っておくと良いです。私は先生に英検2級を取っておくと色々なところで使えると言われたのでそこを目指して勉強しました。

大学生活を想像すれば
自然とやる気が起きます

 サイエンス・コ・ラボは理系なら一度は参加した方が良いと思います。私はそこで将来やってみたい学問を見つけることができ、大学院で行っている最先端の研究に触れることができたのでとても有意義でした。また、部活動では地域のイベントに参加でき、勉強以外に大学でやってみたいことが見つかったので、色々なことに参加して自分のやりたい事を探してみるのも良いと思います。その時に行った記録やレポートは、推薦書を書く時に必要になるので必ず取っておいて下さい。
 最後に、大学選びについてですが、私はあまりオープンキャンパスに行くことができず大学のイメージが浮かびにくかったので、興味を持った大学に実際に足を運ぶとイメージがつきやすいと思います。気になる学問については、インターネットや本で調べ理解を深めておくと、学科選びだけで役に立つと思います。自分の志望動機や将来像がイメージできると大学選びやそのための勉強が楽しくなると思うので、大学でやりたいことを意識して日々の学習を頑張って下さい。

東京都市大学

理工学部 機械システム工学科

令和3年3月英進進学コース卒業
中国出身

日本の社会でさらに交流を深め
文化や習慣を身に付けていきたい
校内模試対策として
過去問を3年分解きました

 指定校推薦を取ろうと本気になったのは2年生の時で、先生から「校内模試の成績で指定校推薦がほとんど決まる」と告げられたのがきっかけです。それまで授業は真面目に聞いていたものの受験に対する意識はそこまでではなく、定期テスト直前だけ勉強する程度でした。
 では模試の順位を上げるにはどうしたら良いか? 授業の地道な予復習は当然として、やはり過去問を解くのが早道です。周りを見ると、先生から過去問のプリントをもらって勉強する生徒が多く、私も先生にお願いして1〜2年前の問題から始めました。校内模試の試験科目は、数学と物理と英語でした。まず最初に基礎をきっちり復習しましょう。基礎の復習は教科書の例題、参考書の例題を勉強するといいと思います。基礎の復習が終わったら、ひたすら過去問を解きました。最低、過去3年分くらいの問題は解きましょう。ここで傾向が把握できると思います。このあとは、類似問題を参考書で見つけてひたすら勉強しました。

就職率の高さに魅力を感じ
東京都市大学に決めました

 その後、校内模試を受けて、成績が出て時、学校の先生と卒業した先輩からアドバイスをもらって、「就職に強い」東京都市大学を進学するのを決めました。
 最後に、「留学」というのは、専門知識だけを身に付けるのでなく、その国の文化や習慣の中で身に付けるものも多いのです。日本の社会に入れるかどうか、日本人と対等で真の交流を実現できるかどうかは、立場に関係なく、一人一人の日常の細かいことにつながっていると思います。そして、真の交流が実現できれば、留学も成功させることができるのではないでしょうか。私は、在日留学生として、留学を成功させるために、これからも、前向きに頑張っていこうと思っています。

東京都市大学

建築都市デザイン学部 都市工学科

令和3年3月英進進学コース卒業
高崎中学校出身

将来の目標が見つからなくても
先生方が力になってくれます
指定校推薦を志すことが
将来を考える機会になります

 入学当初から、指定校推薦での大学進学を考えていました。将来、自分の進みたい方向がすでに決まっている人は指定校推薦を狙うのが良いと思います。指定校推薦を受けることで、大学で何を学び自分がどのようになりたいかをじっくり考え、将来の夢に大きく近づけるからです。この大学の推薦資格を得て、大学に合格するために私は様々な努力をしました。
 まずは、校内選考を通過することが課題でした。私は部活動や生徒会などに属していませんでしたが、英語検定の資格取得やボランティア活動を積極的行いました。定期考査の点数をしっかり取り、評定を上げることを意識しました。特に指定校推薦の条件に必要な科目で高得点を取ることに努力をしました。英語検定の資格取得は余裕のある1年生、2年生のうちにすることで、3年生で資格取得に焦らずに済みました。こうした努力によって、校内選考を通過できました。

プレゼンテーションは
先生方と何度も練習しました

 指定校推薦の受験時に必要な課題やプレゼンテーション作成には、オープンキャンパスへの参加やウェブサイトで大学について調べたことが、役立ちました。今年はオンラインによる面接でしたが、面接のプレゼンテーション原稿を何度も先生方と読み返し、何度も修正することで気持ちに余裕ができました。面接も担任の先生や学年の先生に練習して頂いたことで、あまり緊張せず試験に臨むことができました。
 大きな目標を達成するには小さな目標の積み重ねが重要だとこの高校生活で改めて実感しました。目標を定め、コツコツと努力することで、自分は何を学び、どのようになりたいかが自然に見えてくると思います。それでも見つからないときは仙台育英の先生方に話してみてください。必ずあなたの力になってくれます。

東京都市大学

メディア情報学部 社会メディア学科

令和3年3月特別進学コース卒業
山形 酒田第六中学校出身

進路に沿った文理選択ができるよう
1年次から将来をよく考えましょう
進路が決まり文転したため
勉強面でかなり苦労しました

 私は文理選択時に進路が決まっておらず、数学が得意で文系科目に苦手意識を持っているという理由で理系クラスを選択したのですが、2年生で就きたい職業が見つかりその職業が文系寄りだったため文転することを決めました。しかし、文系のクラスに変更してから学年順位は下がり次第に焦りと不安が大きくなっていきました。そして指定校推薦の校内選考で大きく考慮される校内模試でも心配になる順位になってしまいました。
 そんな経験から、私は得意不得意だけで文理選択を行うことは危険だということ、苦手意識を持っている科目や力不足を感じている科目は背を向けずに早めに取り組み始めることが自分の将来の役に立つことを学び、受験を控える皆さんに伝えたいと思いました。文理クラスに分かれることによって各科目の年間授業時間も学習する科目数も違います。この選択を得意不得意だけで決めつけてしまうのはもったいないです。「将来何を学びたいか」「どんな職業に就きたいか」を1年生のうちによく考えて選択してほしいです。志望大学が決まっている人はどのような受験方法で戦うのかを決め、どの科目が力不足なのかを把握してほしいです。

評定平均が良かったことで
推薦枠を獲得できました

 また、評定がいかに大切であるかも分かりました。校内模試で好成績を残せなかった私が指定校推薦で志望大学の合格を勝ち取ることができたのは評定平均が良かったおかげだと思います。私は全科目評定5を取ることを目的に高校生活を送ってきました。そのために授業をしっかり受け、提出物は必ず期日までに提出し、定期考査対策としてワークや授業で配られた問題をひたすら解くようにしていました。授業態度はやる気があれば誰でも良くできますし、定期考査は対策をすれば点の取れるテストです。特に推薦受験を考えている人は、損することはないので真面目に取り組んでほしいです。
 ここまで学業について書いてきましたが、皆さんには学業と同時に充実した高校生活を送ってほしいです。私は生徒会執行部とよさこいのチームに所属していたことによってより高校生活を充実させることができました。もし興味のある活動がある場合は参加してみると良いと思います。活動によっては調査書に記入してもらえることもあるので推薦受験で役に立つ可能性もあります。高校の3年間はあっという間に終わってしまうので悔いの残らない高校生活を送ってください。

東京都市大学

メディア情報学部 情報システム学科

令和3年3月英進進学コース卒業
茂庭台中学校出身

高め合える友達と先生方の支えが
志望大合格には不可欠です
友人と教え合う勉強法で
順位が上がりました!

 高校3年間の生活を通して、私は志望大学の合格を勝ち取るためには、周りの友達や先生方とのコミュニケーションを取ることと準備することが大切だと思いました。
 私は2年生の初めくらいまで数学や物理が特に苦手でした。仕組みを理解することにたくさんの時間を費やしてしまうタイプだったからです。1年生では物理はまだなく、数学だけだったためまだ授業には追いついていました。しかし、2年生になってから選択で物理が増え、さらに時間がかかるようになってしまったため、最初のテストの結果は良くはありませんでした。そこでこのままではだめだと感じ、自分一人で勉強するのではなく分からないところは周りの人に教えてもらい始めるようになりました。誰かに教えてもらうことで、自分では気付かなかったことにすぐ気付け、いままでよりも効率良く勉強ができるようになりました。また、教えてもらうだけでなく、逆に相手にも教えてあげることでより理解が深まるのが感じられました。この勉強方法にしてから点数も今までよりも取れるようになり、順位も上がっていきました。最終的には指定校推薦をもらうための校内模試でも予想よりも良い順位を取ることができ、志望大学の指定校推薦を勝ち取ることができました。

しっかり準備し本番は
自信を持って臨みました

 他に私が大切だと思ったことは準備することです。指定校推薦とは言っても試験はあります。私が志望した東京都市大学ではプレゼンテーションと面接が試験内容でした。そこで先生方や親に協力していただき、何回も練習を積み重ねていきました。その結果試験当日も自信を持つことができ、合格することができました。
 後輩のみなさんには高校3年間でいろいろな事を経験して、その経験から将来何をしていきたいことを見つけて欲しいと思います。頑張ってください。

東洋大学

国際観光学部 国際観光学科

令和3年3月外国語コース卒業
多賀城第二中学校出身

振り返った時に後悔しないよう
意志を貫くことが大事です
外国語を深く学び多くの人と
繋がりを広げていきたいです

 私は中学生の頃から外国語を学ぶことが好きで、それを継続して学びながら多くの人と繋がりを増やしたいと思い、今より多くの地域から人が集まる関東圏の大学を志望しました。また、観光業に対する憧れもあったので、東洋大学の国際観光学部は学びたいことを全て学べる環境だと思い、2年生の時にはオープンキャンパスに参加したり、先輩を探して詳しく話を聞いて受験を決めました。
 私は、1年生の頃から指定校推薦での進学を考えていました。そのため、1年生と2年生の時は定期考査で高得点を獲得するように勉強していました。また、英検だけでなく第二外国語で学んでいた中国語に関する検定、秘書検定や日本語検定など取得できそうな検定はできるだけ多く取得しました。

家庭学習のやりかたを工夫し
集中力が身に付きました

 3年生になって、コロナウイルスによる外出自粛と同時に校内模試と一般受験に向けて勉強を始めました。校内模試は過去問を何周もしたり、受験に関しては映像授業、参考書を活用して自粛期間は1日6時間以上を目標に家庭学習をしていました。例えば英語の学習として、単語や文法はもちろんですが、長文の際にスラッシュリーディングを行ったり、接続詞に印をつけるといった工夫をしていました。この勉強に集中した期間のおかげで、長時間の勉強に慣れて苦に感じることは少なくなりました。他には、春休みに短期留学への参加、インターアクト部の活動も日程が合うものには参加し、指定校推薦の枠を獲得するためにできる限りのことをしました。
 大学を決め、それに向けて勉強する時間は人生でとても苦しい時間だと思いますが、推薦や一般、浪人に関わらず振り返った時に後悔しない選択をして欲しいです。周りに流されず自分の意思を貫くことが大事だと思います。頑張ってください。

専修大学

経済学部 生活環境経済学科

令和3年3月英進進学コース卒業
東京 稲城第六中学校出身

普段から授業の復習をすることが
校内模試の結果につながります
授業を真剣に受けていたので
テスト前も焦りませんでした

 私は指定校推薦をいただき、書類選考で専修大学経済学部生活環境経済学科に合格することが出来ました。
 高校1年生の頃、大学のことは何も考えていませんでしたが、勉強と部活動を両立させようと思いました。勉強では、部活動をやっていて寮生活だったので、あまり帰ってから勉強する時間が取れませんでした。その分、授業中にしっかりと先生の話を聞いたり、ワークなどの提出物を進めたりしました。授業をしっかりと聞いていれば、テスト期間に焦って勉強しなくても良い点数が取れると思います。定期テストで良い点数をとり提出物をしっかりと出せば、結果的にいい成績をもらえると思います。そうすれば指定校推薦での選考でも有利になると思うので、1年生の時から定期テストと提出物はしっかりとしておいた方がいいとおもいます。
 部活動では1年生の頃はあまり試合に臨めませんでしたが、朝練や自主練習を欠かさず行い試合に臨めるようになりました。3年生の時には副主将を任せていただきました。勉強だけでなく部活動にも全力で励むことによって指定校推薦を取りやすくなったと思います。

校内模試は出題範囲が広く
対策が大変でした

 校内模試では3ヶ月位前から勉強を始めましたが1年生の頃からの範囲を全て勉強しなければならないので大変でした。もっと早くから勉強をしておけばよかったと思います。また普段からこまめに復習を行ったり、テストで解けなかった問題をわかるまで解き直してみたりすればもっと校内模試の勉強が楽になると思います。
 指定校推薦をとるには校内模試の結果と成績が大事だと思います。どちらにも共通して言えることは、復習が大事だということだと思います。普段から授業でやったことを復習しておけば校内模試も成績もいい結果を残せると思います。そうすれば指定校推薦にしようと決めたときにも、色々な選択肢を持てると思います。

専修大学

法学部 政治学科

令和3年3月英進進学コース卒業
蛇田中学校出身

やりたいことを実現させるために
勉強に励み可能性を広げましょう
入学次から指定校推薦での
進学を目指していました

 高校入学前から大学への入学を希望しており、推薦で入学することを希望していたので、先輩方の進路実績や指定校推薦の推薦枠等入試に関わる情報を1年生の頃から集めていました。その中で自分は政治について興味があり大学で学びたいと思っており、1年生の春休みや、2年生の夏休みにオープンキャンパスに足を運び、大学のパンフレットや大学のWebサイトで得た情報と、実際に行き自分の目で見て感じる雰囲気や模擬授業などを通して、自分に一番合っていると思う学校を選びました。仙台育英学園は指定校推薦枠が豊富で、運良く自分の行きたい大学の行きたい学部の指定校推薦枠があったので無事に推薦枠をいただくことができ、入学することができました。

英語科の先生のサポートの
おかげで英検を取得できました

 指定校推薦の推薦枠をいただくためには、3年次の6月にある校内模試を受験し、良い点数を取ることが必要になります。校内模試は従来のセンター試験、今の大学入学共通テストと同等の難易度の試験です。ここで点数を取れず校内での順位が低くなってしまうと推薦をいただける可能性が低くなります。また、推薦枠をいただくためには評定平均を大学の推薦基準より高く維持する必要があります。日々の授業での学習態度、提出物や定期テストの点数によって左右されるため、日々の授業やテスト勉強はしっかりと取り組む必要があります。私はこの模試で、想像していた点数より悪く、もっと勉強しておけばよかったと後悔しています。皆さんはそのような後悔をしないように勉強を頑張ってください。また資格取得や、入試の補助員をやったりするなど努力した生徒は推薦を頂きやすくなると聞き、私も実際に取り組みました。資格では実用英語技能検定(英検)に挑戦し、2年次11月には英検準2級、3年次8月には英検2級を取得することができました。これは自分だけの力ではなく、英語の先生に2次試験の対策をお願いして協力していただけたことが大きいと思います。また、1年次と2年次には入試補助員に参加しました。
 自分の進路に悩むことがこれから多くなると思います。自分の学びたいこと、やりたいことをできるのが一番だと思います。そのためにも日々勉強に励み、自分の進路の可能性を広げることが大切です。頑張ってください。

駒澤大学

法学部 法律学科

令和3年3月英進進学コース卒業
西山中学校出身

何事も入念に準備をし自信を持って
取り組むことの大切さを学びました
社会人になった時役に立つ
法学に惹かれました

 高校3年生になっても明確な夢がなく、自分が何を学びどんな職業に就きたいのか分かりませんでした。そのため、さまざまな学部学科がそれぞれ将来どのような職業に就くのか、また社会に出る上で学んだことがどのように生かせるのかを自分なりに調べました。そうしていくうちに、社会で必要な知識であり、ビジネスのさまざまな分野にも生かせる法学に惹かれていきました。大学4年間の中で自分の夢を見つけ、そのためにたくさんのことに挑戦してみたいと考えました。私は成績が良い方ではなかったので受験がとても心配になりました。他の人と自分を比べて、自分には何も誇れるものがないと感じていました。しかし、悩んでも何も変わらないと思い、少しずつ何事にも自信を持って取り組みました。

書類の作成から提出まで
先生が手伝って下さいました

 受験の内容は、書類提出と小論文でした。書類は先生と一緒にネット出願をし、志望理由書や推薦書を印刷して、それらの内容を考え添削していただきました。また、パソコン作業で不慣れなことも多い中、先生が何度も時間を作って手伝ってくれました。小論文は直接大学に行き受験するため、問題も文字数も当日にならないと分からず、不安でした。何を勉強すれば良いかよく分からなかったので、とにかく小論文の各問題形式に対して、答え方、構成を覚えました。
 私は、受験を通して、何事にも準備を怠らないこと、自信を持って挑戦することが大切だと学びました。そして、私一人ではとても合格することはできなかったと思います。ご指導して下さった先生方、いつも応援や励ましてくれた友人がいたからこそ、合格することができました。本当に感謝しています。

日本女子大学

文学部 英文学科

令和3年3月外国語コース卒業
仙台白百合中学校出身

合格は小論文の添削や面接練習をして
下さった先生方のおかげです
校内模試や志望大の過去問を
解くほど自信になりました

 私は1年生の頃から指定校推薦を視野に入れていたので、評定を維持するために定期考査前は特に力を入れて学習していました。また、英語検定の取得やボランティア活動にも積極的に取り組みました。指定校推薦は定期考査や普段の提出物も大事ですが、一番大事なのは校内模試なのでそれに向けて校内模試の過去問を解いたり、過去の大学入試問題を解いたりしました。特に国語や英語は長文問題があるので時間配分にも気を付けながら何度も解くようにしました。過去問をたくさん解くことで自分の自信にも繋がったと思います。

準備をしっかり行ったので
本番に落ち着いて臨めました

 指定校推薦の内定をいただいてからは、受験内容である小論文と面接の練習を日々行いました。小論文は時事問題や環境問題をテーマにしたものなど様々なテーマのものを書くようにしました。書き終わった後は先生に添削していただきアドバイスもたくさんいただきました。受験の約1週間前から面接練習は毎日行っていました。質問事項に対する受け答えの内容を何度も見直しして、自分の伝えたいことがしっかりと伝わるように心掛けました。コロナの影響で小論文は事前提出、面接はオンラインになってしまいましたが、前もって準備をしてきたおかげで落ち着いて臨むことができました。合格できたのは小論文を何度も添削していただき、何度も面接練習に付き合ってくださった先生方のおかげです。ありがとうございました。

武蔵大学

経済学部 経済学科

令和3年3月フレックスコース卒業
埼玉 長瀞中学校出身

何事にもベストを尽くした結果
第一志望に合格できました!
文武両道により目標を立てて
成し遂げる力が付きました

 私は、武蔵大学の経済学部経済学科に指定校推薦で合格することができました。高校在学中は硬式野球部に所属し、日々活動してきました。部活動では仲間と共に日本一に向けて取り組みました。学校生活では、定期テストで全教科90点以上を取ることを目標に学習してきました。日頃から文武両道を意識してきたため、何事においても目標を立ててきちんとやり切るという能力が身に付いたと思います。このように高校で取得したことを武蔵大学ならさらに向上させることができると考え、受験することに決めました。

一瞬一瞬が自分の為になると
考えて常に前進しましょう

 私自身、3年生になるまで進路を決めることができていませんでした。ですが、1年生の頃から授業に積極的に参加したり、テスト前には自主学習に取り組み、部活動においても、課題克服と向き合うなど様々なことにおいてベストを尽くした結果が今の進路につながっていることは間違いありません。特に、武蔵大学の指定校推薦には、硬式野球部での活動成績も受験資格として反映されているので、学業と共に部活動でも努力を積み重ねてきて良かったと思っています。ときには、この勉強に何の意味があるのか、課外活動が将来どのように生かせるのかが分からなくなることがあると思います。しかし、その一瞬一瞬がいずれ自分を後押しする源になり、進路選択の幅を広げることにつながります。苦しい時でも妥協せずに、前に進んでほしいと思います。
 志望大学を決めることや、受験への対策は、多くの人の力を借りて乗り越えることができました。一人でどうにかできることではないことが多くあります。先生はもちろん、同級生や先輩にも話を伺うなどして取り組んでいくべきだと思います。
 大学生は、さらに社会人に近付くので、色々な分野の人と関わりを持ち、社会に出る土台作りをしていきたいです。また、野球も続けていくので、もう一つ上のステップでも文武両道を実現させ、充実して大学生活を送りたいです。

明治学院大学

心理学部 心理学科

令和3年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中学校出身

仲間と新しいことに挑戦することは
勉強と同じくらい大切かつ貴重です
生徒会長を務め大変でしたが
非常にやりがいがありました

 小学生の時にカウンセリングを受けたことがあり、心理学に興味を持ち、大学に進学することを決めました。
 高校の勉強はむずかしく追いつくだけでもいっぱいいっぱいでした。しかし、他の生活面で自分ができることをなるべく多くやりました。元々、ボランティア活動が好きだったので学校の行事の手伝いができる生徒会執行部に入部しました。生徒会というと少人数だけなのではないかと思われがちですが、全校生徒が3000人近くいる仙台育英の生徒会メンバーは、100人近くいます。多人数で活動していくうちに、統括役に興味がでたので、生徒会長に立候補し、活動しました。活動していく上で、大変なことは多々ありましたが、非常にやりがいがあり、貴重な体験ができました。
 教室では、レベルの高い友人たちと切磋琢磨しながら、学習していきました。
 高校に入学したら、勉強だけに力を入れる予定の方がいるかもしれません。もちろん勉強は大切なことだと思いますし、進学予定の方にとっては、やらなければならないことだと思います。ですが、中学とは違った環境になり、新しい仲間と新しいことに挑戦するのも勉強と同じくらい大切なことだと思います。
 すべての面において、素敵な3年間を送れるように、毎日を楽しんでみて下さい。

玉川大学

芸術学部 アート・デザイン学科メディア表現コース

令和3年3月フレックスコース卒業
東京 玉川学園中学校出身

友達や先生、家族の支えで
受験を乗り越えることができました
ラグビーに打ち込んだことが
3年間の財産になりました

 私は大学を決めるにあたって、まず家から通える距離ということと、興味があったCG・映像分野を学べる大学に進学する事が希望でした。玉川は小、中通ったので慣れ親しんだところで親しい友達も多く勉強できることはとても楽しみです。
 学校生活では、1年次から生活態度や定期考査に力を入れ生活しました。定期考査では評定が4か5を取れるように日頃から授業に真剣に取り組み努力してきました。3年次に行われた校内模試は正直自信がなかったのですが、指定校推薦の枠をいただきラグビー部で玉川大学芸術学部アート・デザイン学科メディア表現コースに合格することができました。
 高校で一番頑張ったことは部活動です。私はラグビー部に所属していました。3年間色々なことがありましたが、人として大きく成長できたと思います。部活の中で頑張ったことは、部活同士の仲間と親睦を深めることであり、私の3年間の財産になりました。私は3年間寮で暮らしました。学年関係なく話し合い、日々を重ねる毎に絆が深まっていったと思います。3年間寮で暮らした事で親のありがたみがとてもわかりました。

友達と互いに高め合い
合格を実現しましょう!

 大学の指定校推薦入試では、多くの先生方に協力していただきました。入試はコロナの影響で書類審査のみでしたが、文書が間違っていないか確認していただき感謝しています。
 大学に合格できたのは、近くで自分と同じように頑張る友達や支えてくれた家族や先生がいてくれたことで辛い事も乗り越えられたと思います。このような人達に恵まれた事が合格に繋がったと思うので、人に相談する事はとても大切です。
 私は、大学に進学するにあたり将来なりたい職種をイメージし、大学選びをする事はとても大事だと考えています。指定校推薦を利用しての大学受験をする後輩の皆さんは、一日一日を大切にし早い段階からコツコツ積み上げて勉強を行い、友達と切磋琢磨し合いながらお互い高め合い合格を勝ち取ってください。

東京薬科大学

薬学部 薬学科(女子部)

令和3年3月特別進学コース卒業
五橋中学校出身

関心がなかった本にも触れることで
視野を広げることができます
志望大の先輩から大学の
話を聞くと参考になります

 私は高校1年生のときに薬学を学べる大学を志し、2年生から様々なオープンキャンパスに参加しました。その中で一番環境が良いと感じた大学の指定校推薦枠があったため、その枠を取るためにその学校が求めている評定や出席日数を満たすように気を付けていました。これが何より大切なことです。極力休まない、テストである程度の点数は取る、提出物は出す。これらのことは厳守事項です。
 そして、大学によって個性があると思うのでオープンキャンパスに行って、パンフレットだけでは分からない雰囲気なども押さえておくといいと思います。そして、何日間も過ごして分かる良さもあると思うので、そこの学校に通っている先輩から話を聞くのもおすすめです。

常に進路に関する情報を
収集し知識を深めましょう

 それから、自身が進みたい道に関連することには、ニュースをみたり、新書を読んだりして常日頃からアンテナを張っておくべきです。それにより、知識が深まり、より興味を持つきっかけになるはずです。そしてなにより、大学の志望動機を書くときや面接の際に大いに役立つときがあります。
 もう一つ、これは単純に自分がオススメすることなのですが、自分があまり興味のないことでも周りの人から勧められた本を読んだり、映像を見たり、イベントに足を運ぶといいと思います。色々なことに触れることで、物事を多角的に見ることができるようになると思います。結局、私が一番言いたいことは基本的なことになりますが、学校にはきちんと行き、良い評定を取りましょうということです。志望の大学を目指して頑張ってください。

帝京大学

法学部 法律学科

令和3年3月英進進学コース卒業
茨城 水戸第四中学校出身

入学次から将来のビジョンを描き
達成に向かって努力しましょう
日常生活は当たり前のことを
きちんと行いましょう

 指定校推薦の枠を得るためには、学業のみならず、学校生活でも周囲の模範でなければなりません。推薦枠を得るために、私は高校3年間をすごしてきました。
 まず、指定校推薦を得るには、3年の時に行う校内模試の結果が大きく関わってきます。今年度は、新型コロナウイルスの影響で休校だった期間が長かったので、その間に模試の勉強を進めることができましたが、なるべく早いうちから対策を進めるべきだと思います。
 模試の結果が最も重要ですが、学校の成績も大きく関わってきます。1年生の頃の成績が関わってくるので、後々になって後悔する事がないように、1年や2年の頃から良い成績を残す事が不可欠です。
 勉学で良い成績を残すことはもちろんですが、普段の日常生活でも周りの模範とならなくてはなりません。欠席や遅刻をしないのは当たり前。そこに関しては、当たり前の事を当たり前にやれば大丈夫です。

自ら積極的に先生方に
助言を仰ぎましょう

 推薦をもらえた後には、面接や小論文の対策をしていく必要があります。仙台育英の先生には、面接や小論文の知識が豊富な方がたくさんいます。自分から積極的に対策をしていく事が大切です。
 さらに、部活動やボランティア活動などの課外活動や、英検などを積極的に行う事で、受験に対するアピールポイントにもなるし、大学進学後の生活に役立つと思います。課外活動や検定に取り組む事は、今後の自分の人生にとって大きな財産になる事はまちがいありません。
 高校3年間はあっという間に過ぎ去っていきます。1年生の頃から明確な目標を持ち、それを達成するための行動を続けられるかどうかで高校を卒業する時の自分が大きく変わってしまいます。入学した時から、自分の将来に向かうための明確なビジョンを立てて、頑張ってください

桜美林大学

ビジネスマネジメント学群 アビエーションマネジメント学類

令和3年3月 英進進学コース卒業
稲井中学校出身

1枠の推薦枠を獲得できた一因は
維持してきた評定と部活の成績です
就職を見据えて大学への
進学を決意しました

 私は進学する大学を決めるにあたって、まず自分の興味がどこに向いているのかを再認識して大学や学部を選択していきました。結果、ブライダルについてとても興味があったので、ブライダルについて詳しく学べる学校を探し、多くのパンフレットを取り寄せて比較しました。コロナ禍の受験ということもあり、一旦は県内進学も考えましたが、ブライダルについて学べる大学がありませんでした。ブライダルの専門学校はいくつかありましたが、将来の就職のことを考えると、大学への進学が自分の為になると思い大学に進学することに決めました。そこから、常に最先端の情報を取り入れることができたり、他の大学や企業との関わりを持てたりすることから都内の大学に魅力を感じ、大学決定に至りました。

面接練習では多様な質問に
対応できる力を付けましょう

 大学が決まってからも、緊急事態宣言による自粛期間の最中、指定校推薦枠獲得を目標に校内模試の勉強に励みました。桜美林大学は特に英語が必須科目になっていて、私自身英語は苦手科目であったので、英語中心に配布された校内模試の過去問全てを理解するまで解きました。桜美林大学のビジネスマネジメント学群は枠が1つしかなかったため、不安と焦りが凄く大きかったです。結果は、その1枠に入ることができました。正直、1年生の時からキープしていた評定と、部活の表彰歴に助けられた部分はあったと思います。その事から、テストの成績、普段の授業態度、提出物などは校内模試に関わってくるので、しっかりしておいてよかったなと実感しています。
 入試課題の読書リポートは2冊の中から選択式になっていて、今まで私が抱いていた新聞に対してのイメージだったり、新聞があることの大切さを学んだ上でこれからの活用の仕方について書きました。面接は、今まで自分が頑張ってきたことをとにかくアピールし、どの質問に対する答えも、自分の将来に繋がるように答えました。もちろん緊張は付き物ですが、面接官役を色々な先生にお願いし、色々なパターンの質問に免疫をつけておく事で、安心して本番に挑めると思います。

立正大学

文学部 社会学科

令和2年3月英進進学コース卒業
利府中学校出身

早めに志望大を決めて努力すれば
高みを目指せる学力がつきます
苦手克服をないがしろにしてしまい
得意教科の学習に響きました

 私は入学して以降、長い授業時間や日々の予復習に慣れてきた頃から進路について具体的に考えるようになりました。それから校内模試に向けて受験勉強を始めました。もっとも受験勉強といっても、まんべんなく復習を行うというようなものではなく、好きな教科の復習を始めた程度のことです。当時はまだ受験が遠い先のことのように思えて、漠然としか定まっていない志望大学に向かって邁進するモチベーションが湧かなかったことが大きな理由です。しかし、3年生になって受験勉強に本腰を入れ努力しても苦手教科の対策を残り一年で間に合わせることはかなり厳しいものでした。前もって始めていた得意教科の復習にも時間を割く必要があったからです。最終的に私は得意教科を先にやり始めていましたが克服しきれず、第一志望を変更することになりました。それでも得意教科に大きく助けられて、何とか当初の志望大学よりもさほどレベルを落とすことなく満足のいく大学への推薦権を得ることが出来ました。

得意教科を伸ばすことにより
自信を持てるようになります

 私がこのような経験を振り返って思うことは、得意教科も苦手教科も最後まで効いてくるということです。その中でも得意教科をより高めておくことは点数の伸び幅が少ないように思えますが、精神的にも自信が付き、やって損はないと思います。また、自分の目標とする進路を早めに明確にすることも大切だと思います。明確にここに行くと決めて邁進すると、その想定以上の学校に行けるほどの学力を身に付けることも努力次第でできます。私は昔から飛び抜けて勉強ができたわけではありません。でも、目標に向かって地道に努力すればその目標を叶えることができる、ということを今回の受験で実感しています。

共立女子大学

家政学部 児童学科

令和3年3月英進進学コース卒業
登米中学校出身

飽きずに集中できるように勉強科目や
スケジュールを工夫しました
進学した先輩がいなかった為
自分から行動し対策しました

 私が共立女子大学の児童学科を目指した理由は、保育士と幼稚園教諭の資格を大学の4年間で取得でき、児童心理も幅広く学習できる点と「女性の自立と自活」という建学の精神に魅力を感じたからです。
 推薦で受験しようと思った理由は、高校入学時から希望大学を決めていたこともあり、どうしても進学したいという意志が強かったからです。しかし、前年度までに児童科に進学した先輩がいませんでした。そのため、オープンキャンパスや個別相談会などには積極的に参加し、指定校推薦の枠を頂くことができました。
 指定校の枠を頂いてからは、期末テストに力を入れて取り組みました。1,2年生の頃の倍くらい時間をかけ、テスト対策などは先生や友達に分からないこと、自分の中で少しでも引っかかることはすぐに質問するようにして成績を上げました。分からないことをうやむやにしたり、流してしまうとずっと分からなくなってしまいます。少し恥ずかしいと思うことがあっても、分かるまで聞いたり、別の人に聞いてみるのも良いと思います。また、学習評価については、きちんと授業を受けていれば先生方に相応の評価を付けていただくことができます。小テストなども抜かりなく学習した方が良いと思います。
 資格の取得に関しては、私は学校の授業から受けられるものしか取得していませんでしたが、あって困るものではないので取れる時に取った方が良いと思います。
 テスト前以外は時間を見つけて、テスト前は自分の馬力がかかり始める時間を計算して飽きないように工夫して勉強していました。自分の性格を理解して、苦しくならないようにする事が必要だと高校の3年間で学ぶことができました。また、得意な科目と不得意な科目それぞれも自分の中で飽きたり、大丈夫だと思い込んだりしてしまわないような工夫も大切だと思います。

自分なりの努力の仕方を見つけて
頑張ってください

 共立女子大学を受験するときの対策としては指定校推薦の場合は小論文と集団面接のみになります。小論文の授業をよく聞いて、応用したり、どの形で出るか決まってないので、他大学の問題を解いた方が小論文対策になります。面接は、いろいろな先生にお願いして数をこなす方が精神的にも強くなるのでおすすめです。また、集団面接だと希に話したい内容が前の人とかぶる場合もあるので、一つの質問に多くの答えを考えた方が良いです。
 最後に、高校生活3年の中で一番大変だったのが個人的には3年生でした。でも、進学したい、今より楽しい場所に春から行きたいという気持ちだけでも頑張れるし、息抜きをしながら自分にある力を出しきれば目標に手が届くという事が分かったのも3年生です。高校生活、自分なりの努力で今後の生活や受験勉強を頑張ってください。

工学院大学

建築学部 建築学部総合学科

令和3年3月英進進学コース卒業
韓国出身

面接では自分の意見をきちんと
話せることをアピールしましょう
取得可能な資格や検定は
2年までに取得しましょう

 大学に合格するには? まずは取れる資格は全部取るということです。数検や英検、留学生は日本語検定試験などできれば3年生になる前に取りましょう。3年生になったらいろいろ忙しくなるので時間に余裕があった時に資格を取っておくと勉強にもっと集中できると思います。
 また、3年生になると6月に指定校推薦が決まる試験がありますので、指定校推薦を考えている人は頑張って勉強しておきましょう。指定校推薦では資格の有無と今までの成績で大学を選べる範囲が違ってきてしまいます。自分が行きたい大学の条件を知っておくこともかなり重要です。

面接は練習量の差が
はっきり表れます

 6月の試験を通過した人は面接の準備に力を入れてください。面接は、たくさん準備した人と、してない人の差が大きいです。時間がある時いろんな先生に面接をお願いしてください。予想質問も書いてその質問に対した答えも書き、自然に喋れるまで練習しましょう。面接の時に重要なことは自信です。自分の答えに自信を持って大きい声でしっかり答えるように準備しましょう。面接官側もきっと皆さんが緊張していることを分かっています。緊張しているのに自分の意見をはっきり言える人だという印象を残しましょう。あとは視線です。視線はまっすぐ面接官の方を見るようにしましょう。ここで注意することは相手と対話するように話すことです。準備した内容を覚えて答える方が多いと思いますが、答えを覚えたようのような感じではなく、今あなたと対話してるような感じで答えることができたら、それで十分です。
 これから忙しい日々を過ごすと思いますが、病気にならないように健康に気をつけてください。きっと良い結果があるから最後で頑張ってください。

清泉女子大学

文学部 スペイン語スペイン文学科

令和3年3月外国語コース卒業
蛇田中学校出身

部活動や留学などの体験が
進路決定にも大いに役立ちました
外国語教諭という夢のために
高校生活を過ごしました

 私は小学生のころから教員になりたいという目標があったので、それに向けてどのような道を選択すべきか逆算して進路を決めてきました。外国語コースへの入学を決めたのも外国語の教員になるために国際交流などの経験を積みたいと思ったからです。しかし、入学当時は志望大学も入試方法も決まっていませんでした。そのため、1年生の頃からどの入試方法になっても対応できるように勉強はもちろん、勉強以外の活動にも積極的に取り組みました。指定校推薦は校内模試の成績や評定が良好なだけでなく、部活動での功績や資格など、自分のアピールポイントが多ければ多いほど有利になります。勉学に励むことはもちろんですが、その他の活動にも積極的に取り組むようにしてください。

カナダ留学で英語以外の
言語にも興味が湧きました

 私は高校3年間、獅子太鼓部とインターアクト部に所属していました。入学当時は、部活動に参加せずに勉強に集中しようと考えていましたが、今では部活動に部活動に参加して良かったと感じています。大変なことも多々ありましたが、他学年や他コースの生徒とも交流が生まれ、たくさんの友達ができました。さらに、私は2年生のときに3ヶ月間のカナダ留学を経験しました。ホストファミリーや現地でできた友人と積極的にコミュニケーションを取り、自身の英語力向上に努めました。また、この留学がきっかけで英語以外にもスペイン語を学びたいと思うようになり、多言語の習得が可能な大学を選びました。このように、私は高校生活で多くの体験をしたことで、視野が広がり、進路を決める上で非常に役に立ったと感じています。自分にとっては小さなことでも、その積み重ねが将来に繋がっていくと思います。1,2年生の皆さんも興味のあることには次々に挑戦し、自分のやりたいことを見つけてください。

創価大学

文学部 人間学科

令和3年3月 外国語コース卒業
蒲町中学校出身

受験をサポートしてくれた方々への
感謝を忘れず学びを深めていきます
中国研修を経て更に語学力を
磨こうと決意しました

 創価大学を志望した理由は、中国語ダブル・ディグリーコースと人間教育に魅力を感じたからです。中国への留学や、文学部の幅広いカリキュラムを通して、自己の可能性や視野を大きく広げられると思いました。また大学の建学の精神の一つである「人間教育の最高学府たれ」という言葉から、知識ある人間だけでは世界で羽ばたけないと思い、私は学問を第一として、これから様々な困難にあたっても価値の創造をやめない自分を作り上げていくために、創価大学を志すようになりました。高校生活では特に中国語の勉強や授業に力を入れました。中国語の授業では先生がネイティブなので生の中国語に触れることができ、わからない問題をそのままにせず、すぐに先生に聞き理解できるまで演習を積みかさねました。また漢語水平考試に挑戦し学校の定期試験以外にも自分の実力を測り勉学に努めました。私は1年次の3月に中国研修に参加し、直接言葉を交わしていく中で自分の中国語の実力を実感し、さらに中国語勉強に磨きをかけたいと意欲が湧きました。大学でも中国語に力を入れ、自分の強みにできるよう人一倍学んでいきたいと思っています。

先生方には自己申告書を
何度も推敲して頂きました

 私は受験をするにあたって、3年次から事前に提出する自己申告書と面接練習に力を注ぎました。自分がなぜ創価大学でなければならないのか、何を学びそれをどのように将来に繋げていくかをまとめ、自分が創価大学で学びたい思いを書きました。先生方に何度も添削をお願いし、言葉の表現や文脈が合っているかをチェックしました。また創価大学の面接では約10分行われるため、過去に受験された先輩方の質問内容をもとに自分なりにまとめ、計20個ぐらいの質問を考え瞬時に返答できるよう務めました。面接練習では放課後にたくさんの先生方と面接練習をさせていただきました。面接本番では先生方から頂いたアドバイスや家族、友人からの応援が私の心の支えとなり落ち着いて受験することができました。
 後輩のみなさん、困難に直面してもそれをチャンスに変えて勤しんでください。

東京電機大学

未来科学部 情報メディア学科

令和3年3月情報科学コース卒業
東華中学校出身

自分にしかできないことや
誇れることをアピールしましょう
様々な資格を取得し進路の
選択肢が拡がりました

 私は高校に入学当初に、指定校推薦を使って大学に進学することを高校生活の最終目標としました。そのため、1年生の時から色々なところに注意して生活していました。
 何より重要なのは勉強面です。指定校推薦に必要なものは第1回校内模試です。この模試の成績が推薦される際の比較対象の大部分になります。また、定期考査の評定を大事になってきます。しかし普通に授業を聞きノートを取って提出物を出していれば心配ないと思います。テストの1ヶ月前くらいからテストの対策をしていればオール5を取ることも難しい話ではありません。しかし、定期テストの出題範囲の勉強だけでは十分ではありません。なので、授業で網羅し切れていない部分を自分で補っていく必要があります。なぜなら他のコースでは授業で学習しているためです。
 次に重要なのが自分の武器を作ることだと思います。武器というのは自分にしかできないことや他の人よりも突出しているものを見つけましょう。例えば、部活や外部活動、英検などの資格などが挙げられます。自分の武器を見つければ推薦の時に周りの人との差別化点になるだけでなく、高校卒業後の進路を決める切っ掛けになったり、出願できる大学の幅を広げてくれます。私は情報処理検定やMOS試験の資格を取得しながら、英検や数検の資格を取得しました。

友達と切磋琢磨しながらの
勉強はとても効果的でした

 最後に必要だと思うのは高校での人間関係です。定期テストや資格試験の前は友達と勉強していました。友達と勉強することは、教え合って互いに知識を増やせますし、別の視点からの意見を聞けて効果的です。また、勉強をするハードルを下げることもできます。また、友達ではなく先生ともコミュニケーションをするべきだと思います。私に教えていただいた先生方は分からない問題は分かるまで教えて頂きました。また、模試の前などは勉強だけでなくメンタル面もサポートして頂きとても心強かったです。
 最後になりましたが、在校生の方々は残りの学校生活を悔いのないように過ごして下さい。

神奈川大学

法学部 法律学科

令和3年3月英進進学コース卒業
涌谷中学校出身

評定を上げることが勉強の
モチベーションになりました
スマートフォンのアプリを
暗記や復習に活用しました

 私は指定校推薦でこの大学に合格しました。まず、評定を上げるために、1年生の時から定期テストで良い点を取ることを心がけました。特に点数のとれなさそうな苦手な教科を中心に、定期テスト前の勉強に励みました。評定を上げることは、勉強のモチベーションにもつながるので、定期テスト前はしっかり復習した方が良いと思います。次に、3年生の6月に行われる校内模試に向けて、高校3年間の復習をしました。特に、文系だったので、英語と国語に力を入れました。英語では、毎日単語を20個覚えたり、過去問を解き直して、長文を早く読む練習をしたりしました。他にも、リスニング対策として、空いている時間に英語を聞いたり、スマホのアプリを使って文法を復習したりしました。国語では、毎日30個の漢字を覚えたり、過去問の現代文を何度も解き直したりしました。また、ユーチューブを見て、古文の単語を覚えたり、スマホのアプリで対義語を覚えました。過去問を解くことが得点力アップにつながると思います。

除菌対策を徹底して
体調管理に気を配りました

 それから欠席をしないように体調管理に気をつけました。いくら評定が良くても欠席が多かったら、推薦が取れないので、帰宅したら、すぐ手洗いうがいをし、アルコール消毒をして、感染症の予防もしました。
 昨年は、コロナウイルスもあり、自宅での学習時間も増えました。空いている時間を有効に使うことが大学合格の鍵になると思います。

神奈川大学

経営学部 国際経営学科

令和3年3月英進進学コース卒業
青森 三沢第一中学校出身

勉強や推薦入試対策で後悔のないよう
早くから進路について考えましょう
校内模試対策は休校中に
集中して行いました

 まず私がこの大学を志望した理由は、英語と経営学の両方を重点的に学習できるというところです。私はこの大学に指定校推薦で合格しました。私が大学合格するまでに一番苦労したことは、校内での指定校推薦の内定でした。校内の指定校推薦の内定を取るためには校内模試で高得点を取ることでした。私は2年生の2月から校内模試対策の勉強を始めました。その時期は新型コロナウイルスの影響で学校に登校できない時期でもあったので、参考書を買い自宅でも勉強をしました。平日は1日に9時間、休日は10時間を目安に勉強したり、分からない所は、偏差値の高い高校に進学している友人に電話で聞いたりもしていました。結果2桁の順位を取ることはできませんでしたが、納得のいく点数を取ることができました。

面接対策を十分行ったので
合格できる自信がありました

 その後大学選びをし、神奈川大学を選びました。大学を決めてからは志望理由書と面接の準備をしました。コロナの影響で面接は無くなりましたが、しっかりと準備をしていたので面接があっても合格できる自信はありました。合格した後は普段の学校生活に今までよりも気を付けるようにしました。指定校推薦というのは仙台育英を代表してその大学に進学するので、模範となる生徒でなければなりません。大学に合格したからといって浮かれてはいけません。また、一般で進学する生徒もいるので周りに絶対迷惑をかけないように生活しました。
 大学に合格するのは簡単ではありません。指定校推薦だからといって絶対に合格するという保証もありません。私は、もっと早い時期から勉強を始めたら、もう少しレベルの高い大学の指定校推薦を取れたかもしれなかったと少し後悔しています。大学が決まった以上、これからは入学後に一般の人達に遅れをとらないように今勉強しています。大学というのは人生の中で最も大きいターニングポイントだと思います。「もっと早くから勉強すれば良かった」や「もっとしっかり準備すれば良かった」などと後悔のないようにして下さい。

神奈川大学

外国語学部 英語英文学科IESプログラム

令和3年3月外国語コース卒業
豊里中学校出身

第二外国語は自宅学習にも力を入れ
資格を取得し受験でアピールしました
高校で学んだ第二外国語を
さらに深く学びたいです

 私は高校1年生の時から指定校推薦での神奈川大学への進学を考えていました。そのために実用技能英語検定やTOEIC・中国語検定など、学校で学んでいる第二外国語も家でさらに学び、資格を取得しました。検定の取得では語彙力が必須だと思いました。分からない単語を通学時間に確認し、苦手な分野を繰り返し学習しました。空き時間を見つけ、過去問も取り組みました。さらに期末テストでもできるだけ高い点数を取り、評定も4.5以上取ることを心がけました。高校2年生からボランティア活動にも積極的に参加しました。ボランティア活動を通して学んだことや、高校生活の活動として志望理由書を書く際にアピールしました。また、一番重要なことは校内模試で良い点数を取ることが重要だと思いました。3月頃から家で過去問や大学入学共通テストの過去問に取り組み、出題傾向を確認し、苦手なところの克服をしました。神奈川大学では、高校時代まで学んでいた第二外国語を習得できることが可能で、他学科の講義も受けられることに惹かれ神奈川大学への進学を決めました。

神奈川工科大学

情報学部 情報工学科

令和3年3月英進進学コース卒業
石巻中学校出身

推薦枠を取れ、そして合格した時は
努力が報われた思いでした
エンジニアになりたくて
大学進学を決めました

 私は将来エンジニアになりたいと考えていたので、その知識を得る事ができる大学や学部学科を探しました。もともと私は県外に出てみたいという気持ちがあったので、それを踏まえて自分に適した大学を選ぶようにしました。
 私は指定校推薦を利用して大学へ入学しようと考えていたので、学校の成績を落とさないように、テストで低い点数を取らないように、講習に参加したりと少しでも学力の向上を図りました。普段の授業での態度や提出物など改めるようにし成績を下げないようにしました。推薦枠を取れたと知ったときは心の底から安心し努力は無駄にならなかったと嬉しくなりました。

面接練習は誰よりも多く
行った気がします

 推薦枠が取れた後もやらねばならない事もあり、成績の維持や大学側に送る自己推薦文があります。自己推薦文は大学が要求してくる内容に合わせて提出するものです。私が入学しようとしている大学は、どのようにして大学を知ったか、そこで何を学びたいか、入学するにあたって高校時代何をしてきたか800文字程度で書くものでした。私は校内選考時に書いた1600字の推薦文を参考にして書きました。大学の面接時、その800字の文を元にくわしく質問されます。その質問に上手く答えられるように先生方が面接練習をして頂きました。私は人より多く練習していたと思います。面接練習内容は濃く、細かい所まで質問されたり入室と退室の仕方、面接中の姿勢など全体の流れを通して練習しました。重要な事は入退室時の挨拶、面接中は相手の目を見て元気で話す事。後は練習通りに本番に挑みました。合格したとき努力が報われた気がしました。
 私の経験を踏まえて体験記を書きましたがそのまま参考にはせずに、自分なりの取り組み方を見つけて後悔をしないよう努力し続けてください。

鶴見大学

文学部 文化財学科

令和3年3月英進進学コース卒業
田子中学校出身

部活で疲れても復習を必ず行い苦手の
克服に充てるゆとりができました
歴史により詳しい教師を
目指します

 中学生の時から歴史科の教師になりたいと思っていました。鶴見大学の文化財学科では学科だけでなく歴史物を見たり発掘したりする事ができると分かり、これらを自分が将来、教師になった時授業で歴史物について説明する時に活かせると思ったのでこの大学を選びました。
 私が合格するために行った事は、部活と勉強を両立するための努力と、定期テスト前は必ず苦手な教科や部分から勉強する事です。私の所属していた卓球部は基本的、休みは平日で土日は練習というスケジュールでした。そのため土日はなかなか勉強する時間がとれず、練習試合や大会の後は疲れて勉強せずに寝てしまっていました。そのため、定期テスト1週間前でやっと試験範囲が一通り終わり、理解するまで覚えるためによくテスト前日の深夜まで勉強をして、苦手な部分の理解や苦手な教科が後回しになってあまり良い点数が取れませんでした。

苦手だった数学や化学を
重点的に勉強しました

 鶴見大学の推薦は3年間の評定で決まるので、3年生になってからは部活から帰ってきた後、今日習ってきた部分をワークで復習するようにしました。これを続けた結果、テスト前に余裕ができ、苦手な教科や部分に時間をかけることで評定を下げる事がなくなりました。苦手な教科や部分を先に終わらせることで、残りの得意な教科や理解している教科を短時間で終わらせることができ、実際にこの方法勉強したことで私の苦手な数学と化学の点数を落とすことなく校内模試に取り組むことが出来ました。
 これらの努力は大学でも大切になっていくと思っていますので、これからも努力を続けていこうと思っています。

横浜薬科大学

薬学部 臨床薬学科

令和3年3月英進進学コース卒業
飯野川中学校出身

毎日5分だけでも机に向かい努力を
すれば明るい将来が待っています
病院薬剤師としての知識を
学べる大学を選びました

 私は高校入学時、英語を使って仕事をするのがかっこいいな、留学できる大学に行きけたらいいな、くらいに将来を考えていました。しかし、高校1年の後半に祖母の持病が悪化して亡くなったとき、医療の面から人の役に立ちたいと考えるようになり、様々な職業がある中で一番なりたいと思ったのは薬剤師です。私は化学や数学、生物などの理系の科目が特に好きだったので、これらの科目を幅広く学べる薬学はとても魅力的でした。そこから2年次には様々な大学のオープンキャンパスへ行き、病院薬剤師の学びに特化した臨床薬学科がある横浜薬科大学へ行くことを決めました。1年生から、どの進路を目指しても困らないよう、文系の科目も理系の科目も偏りなく勉強することを意識していました。そのため、1年生の頃にはニュース検定という時事を学ぶことができる検定、情報処理検定、英検などに挑戦し、目標を一つに定めることなく、様々なことを吸収しました。そのおかげで知識を増やすことができたと思っています。

家庭学習でも実力を養えると
休校中に気づきました

 また、1年生から夏休みや冬休みに講習を受けることができたため、それにも積極的に参加し、英語や数学の基礎力アップを目指しました。2年生の頃からは指定校推薦に向けて、数学と英語の問題集を解き、分からないところがあれば先生に聞きに行く、ということをしました。先生が親身になってくださるのでとても楽しかったです。分からないときは先生に頼っていくべきだと思います。そして3年生のとき、COVID-19が流行し、授業が思うように進みませんでした。薬学に行く上でとても大切な化学の授業が受けられませんでした。しかし、化学は誰かに教えてもらわなければできない、という自分の中の固定概念を壊すことができたきっかけでもあります。教科書を読み込んで、演習問題を解くだけでも力を養えることを知りました。そして最近では動画サイトで、化学の解説をする動画が多くあり、それを見ながら大事なことを教科書に書き込んでいくこともしました。高校3年間で一番大切だと思ったことは常に目標を忘れないことです。どれだけ自分の目標に対する熱量があっても常に気を張っているのは難しいものでした。自分の情けなさに涙を流したこともあります。毎日5分でいいから机に向かう、これがすごく大切です。毎日の積み重ねで自分の将来が変わると思います。そして、高校3年間で自分の未来が変わってくると思った方がいいと思います。高校3年間は自分が想像していた以上にあっという間でした。自分の目標に向かって努力してほしいです。

城西大学

薬学部 医療栄養学科

令和3年3月英進進学コース卒業
青森 藤崎中学校出身

部活動を続けたことで成長でき
受験にもプラスになりました
病院で傷病者をサポートする
管理栄養士を目指しています

 高校1年生の頃、大学の事は何も考えておらず、部活動のことで精一杯でした。練習や練習試合などがあり、大会前でテスト休みがない時の勉強と部活の両立が大変でした。もちろん放課後の練習だけでなく、朝早くから朝練もあり部活漬けの毎日でした。しかし、高校2年生の冬、私の祖父が病気で危篤状態となり帰省することになりました。その時の祖父の食事は塩分の過剰摂取を防ぐために薄味になっていました。それを知って祖父が味を濃くしていた姿を見て、祖父を説得しようと思いましたが、信頼してもらえませんでした。これをきっかけに傷病者のために毎日の研究を積み、幅広い知識を身に付け、信頼してもらえる病院の管理栄養士になりたいと思いました。

部活動の実績が評価され
推薦枠をいただきました

 校内模試に向けて努力したことは、勉強や部活動です。まず授業はよく話を聞くべきだと思います。授業では、先生方が重要なポイントを分かりやすく教えてくれるので理解しやすいですし、先生が話したことをノートに書くこともテスト対策を立てるのに大切だと思います。また、先生によっては興味深く面白い話をしてくれるので、つまらないと決めつけずよく聞くことで関心を持って学ぶことができると思います。次に部活です。部活動では、成績を残すことや高校3年間継続することが大切だと思います。私は推薦をもらうために必要な校内模試の点数を落としてしまい、第一志望である大学を逃してしまいました。しかし、部活動の評価が高かったため、第二志望である大学の推薦を得ることが出来ました。
 この経験から私が指定校推薦で受験することができたのは、学校の勉強は普段からしっかりやっておくべきであることと部活動を継続してきたからだと思います。継続すると、自分として成長ができ、受験をするために有利になると思います。それから、受験は一人で頑張ることももちろん大切だと思いますが、不安なことがあったら友達や先生方、家族に頼ることも大切です。最後になりますが、勉強や部活動を並行させるには大変なことだと思いますが、応援してくださっている人への感謝を忘れず頑張ってください。

文教大学

経営学部 経営学科

令和3年3月英進進学コース卒業
矢本第一中学校出身

早くから大学について詳しく調べ
校内模試に向けて勉強しましょう
校内模試対策が遅かったのを
とても後悔しています

 私は指定校推薦で大学に入るために仙台育英に入学しました。仙台育英は3年生の6月に全コース一斉に行う校内模試があり、指定校推薦はこの模試の順位の結果で指定校がとれるかとれないかが決まります。私は校内模試に向けての勉強開始が遅くて、1年生の早いうちから3年生校内模試に向けて勉強しておけば良かったと後悔しています。模試は国語、数学、英語なので1年生からなるべくその3教科に力を入れるようにしていました。
 行きたい大学が決まってからはその大学について深く調べて、自分が行きたい第一希望の大学と、第二希望、第三希望といくつか候補として決めていました。そして模試の結果が返って来たらその点数を見て先生や家族と相談しながら指定校を決めました。結果的に私は第一希望の大学の指定校推薦を取ることができませんでした。一番の原因は、統一テストに向けての勉強が足りなかったことで、とても後悔しています。

進路指導の先生に相談し
大変ためになりました

 私は、指定校推薦の二次募集で文教大学の経営学部の指定校推薦を取ることができました。このときも先生や家族に相談し、ものすごく悩みました。進路指導の先生などの話も聞いて例年の事なども聞けてとても自分のためになったので良かったと思います。文教大学の指定校推薦の試験内容は面接と書類出願でしたが、コロナウイルスの影響で面接がなくなり、書類出願のみの入試でした。経営学部は入学後の学修計画と目標達成のための学修計画を書く学習計画書と学科への志望動機と自分が他人より優れている点についてまとめる作文でした。面接がなく文章でしか伝えることができないので書くのに苦労しました。書いた書類は先生に見ていただきながら何度も修正して何枚も書き、時間をかけて完成させました。
 後輩の皆さんは、できるだけ早めに受験対策をし、色々なことを調べ尽くして勉強してほしいと思います。

明海大学

ホスピタリティ・ツーリズム学部 ホスピタリティ・ツーリズム学科

令和3年3月英進進学コース卒業
稲井中学校出身

部活動での豊富な経験や自己の成長を
面接や推薦書でアピールできました
入試で活用されるので 英検取得に取り組みました

 この大学に合格するために、高校生活で頑張ってきたことは主に3つあります。1つ目は学業です。1年生の頃からなんとなく大学に進学したいと思っていましたが、どこの大学を志望するかは全く決めていませんでした。そのため、どこの大学を志望しても困らないよう、一定の高い評定を得るために毎回の定期考査対策をしっかり行いました。また新たな大学入試制度として、英語民間試験を入試に活用する大学が増え、各大学が定める資格のスコアやCEFRを取得することが出願条件として追加されたりしました。私はそれに対応するために、1年生の頃から英検を受験して、3年生になるまでに目標のスコアを取得しました。
 2つ目は部活動です。私は獅子太鼓部とインターアクト部に3年間所属しました。獅子太鼓部では地域の方々や外国人と交流したり、伝統文化を伝承する事の大切さを学んだり、たくさんの貴重な体験をしました。また、私は部長を務め、積極性や主体性を身に付けることができました。インターアクト部では様々な種類のボランティア活動を経験し、自分の視野を広げ、成長することができました。推薦入試は学力だけでなく、高校でどんなことを頑張ってきたかについても評価されます。私は部活動で取り組んできたことや学んだことを面接や推薦書でアピールできました。

新規実施の小論文試験は
授業の復習で対策しました

 3つ目は入学試験対策です。私が受けた学部の指定校推薦は、昨年度までは推薦書と面接だけでした。しかし入試制度が新しくなり、国立私立を問わず、総合型選抜入試、推薦入試でも学力や技能を必ず問う試験形式になりました。そのため、小論文が追加されました。直接的な過去問がないため不安でしたが、学校の小論文の授業で学んだ基礎的な事を復習したり、自分が受験する学部で問われそうなテーマについての知識を増やしたりして対策しました。
 このように3年間コツコツと努力を積み重ねる事が合格に繋がったと私は思います。学校推薦型選抜で受験したい人は、勉強と部活動とボランティア活動を両立させるべきです。皆さんも大学合格に向けて頑張ってください。

埼玉学園大学

経済経営学部 経済経営学科

令和3年3月英進進学コース卒業
中国出身

指定校推薦は推薦枠を取れなかった
場合も想定しておきましょう
指定校推薦は準備が多く
決して楽ではありません

 私の大学合格体験談について紹介したいと思います。私は指定校推薦で大学に合格しましたので、指定校推薦について話したいと思います。
 おそらく指定校推薦を楽だと思っている人は多くいると思います。確かに指定校推薦は学校から推薦をいただくことなので、とてもスムーズな受験方法の一つです。しかしこれも楽なことばかりではありません。一般の皆よりも早くから準備しないといけません。そして、毎回の学校のテストで、主要科目以外も含めて、全般的にしっかり取り組み高い成績であることが必要です。評定平均の基準を満たしたり、英検等の資格を取得しておくことが求められることもあります。さらに人気の大学・学部からの推薦枠は、校内のライバルも多くなりがちで、確実に自分が推薦をもらえるとは限りません。推薦がもらえなかった時を想定して、主要科目は入試レベルに勉強しておくことが必要です。

推薦枠を貰えなくても
次の機会を狙いましょう!

 私も実際に、推薦枠に入れなかったことがありました。そこで重要になってくるのが、3年生の6月の校内模試です。模試の結果や順位は、指定校推薦をもらえるかどうかにも大きく関わってきます。そのため事前から勉強しておく必要があります。さらに、指定校推薦は大学入学後も、高校の看板を背負う部分があります。たとえば、中退や問題行動などがあった場合は、高校の後輩に推薦枠が取り消しになるケースもあります。なので大学入学しても気を緩めてはいけません。大きな責任を持たないければなりません。このように簡単ではありませんし一般入試に比べれば楽に感じる部分もあるかもしれませんが、決して楽ではありません。そして指定校推薦は100%合格ではありませんので、落ちる覚悟もしないといけません。私も1回落ちました。しかしそこであきらめるのではなく、次の機会を探し挑戦するのです。そうすれば必ず成功すると思います。

城西国際大学

薬学部 医療薬学科

令和3年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

面接に備え志望理由と今後のビジョン、
夢への努力を明確にしておきましょう
海外との繋がりが深い所に
魅力を感じ志望しました

 私は幼い頃から薬学に興味があったので、薬学が学べる大学に進みたいと考えていました。それと共に、今後は英語の需要がとても高まると考えていたので、海外の大学との繋がりも深い城西国際大学に進学を決めました。私は指定校推薦で大学に進学しました。それに当たって自分が大学に合格するまでについて話していきたいと思います。
 指定校推薦で推薦を貰うには、校内模試での点数が一番大きく関わってきます。教科は国語、英語、数学です。3年生になってからすぐに模試があります。英語や数学は教科書の内容をしっかりと理解しておけば解ける問題だと思います。それに応用で自分で難しい問題にチャレンジするのもいいと思います。数学はとにかく問題を解くのみです。勉強方法は人それぞれなので自分からはなんとも言えませんが、基礎から学ぶことはとても大事だと思います。英語は単語が基本だと自分は思っています。1年生の頃からずっと単語帳を読み続けていれば大体の文を読めると思います。それにさらに文法や構文を学習しておけば英語は日本語の感覚でスラスラ読めるようになると思います。単語帳は常に持ち歩いて隙間時間に少しずつ読むのもありだと思います。英文を読む時は最初は文節を区切って読むのがいいと思います。最初はゆっくりでいいです。頑張ってください。

練習で完璧にしておけば
本番の面接は大丈夫です!

 私は大学の入試で面接がありました。私は結構コミュニケーション能力はある方だと思っていましたが、最初の面接練習ではダメダメでした。面接練習する際に先生に大切な事が三つあると教わりました。明確な志望理由と大学入学後、卒業後頑張りたいこと、将来の夢のためにどのようなことをするかです。これを抑えておけばある程度の質問には答えられます。学校での練習の時は先生に相手になっていただき、厳しめに面接をします。私は実際の面接ではそれほど難しいことは聞かれませんでしたが、練習で完璧にしておけば本番では落ち着いて応答出来ると思います。後輩の皆さんのためになるようなアドバイスなどはあまり出来てないかもしれませんが応援しています。頑張ってください。

城西国際大学

福祉総合学部 理学療法学科

令和3年3月 外国語コース卒業
蛇田中学校出身

苦手なことから逃げずに向き合えば
結果は付いてくることを実感しました
理転して数学を基礎から
勉強したのが大変でした

 私は高校に入学した当初は外国語を活かした職業に就きたいと思っていたため、2年生に進級する際の文理選択では文系を選びました。ですが2年生の後半で自分がなりたいものが決まり、理系科目を勉強しなくてはならなくなってしまいました。私は指定校推薦をいただきたかったので校内模試対策に力を入れました。元々文系の私は数学がとても苦手で何から手をつけたらいいか全く分からなく、新型コロナウィルスの影響で臨時休校になってしまい先生方に教えていただきたくてもそれができない状況になってしまいました。けれども校内模試では国語よりも数学の点数が重視されるため少しでも点数がとれるように頑張らなくてはと思い、本屋さんで簡単なワークを購入し基礎からしっかり勉強しました。ですが、対策を始めるのが遅かったため自分にとって万全な状態で校内模試を受けることが出来ませんでした。けれども普段の自分よりも点数がとれていました。始めるのが遅くても、苦手なことから逃げずしっかり向き合えば結果がついてくることを知りました。

面接では大学の特色を交えて
話し好感触を得ました

 また、大学入試の面接では自分の夢や目標、これまで経験してきたことやそこから学んだことをよく質問されました。志望動機では自分で調べた大学、学部、学科の特色を挙げながら話しました。そうしたら面接官の方から「たくさんの情報を調べていただきありがとうございます」と言っていただけました。その言葉を聞き、しっかり色々なことを調べておいて良かったと安心感が湧きました。たくさんある大学の中で自分に合う学校を選ぶためには様々なことを調べ、比較することがとても大切だと思います。

作新学院大学

経営学部 スポーツマネジメント学科

令和3年3月 フレックスコース卒業
広瀬中学校出身

毎日計画を立てて取り組むことで
大きな目標も実現できます!
計画的に物事を行うことの
大切さに気が付きました

 指定校推薦で学校の審査を通るためには、校内模試で良い点数を取ることや部活動での活動実績などが重要になってくるので、そういう所を意識して学校生活を送っていました。校内模試で良い点数を取るためには、日頃の授業を集中して受けて内容を振り返ったりしていくことが大事だと思ったので、そこをしっかり取り組んでいったのと、提出物なども期限を過ぎてから出すことが無いように気を付けて取り組んでいました。その結果、校内模試で目指していた点数を取ることができたので、何事も日頃の積み重ねが大事なんだなと感じました。
 そして部活動では硬式野球部に所属し、日々練習などに取り組んでいました。その中で計画的に物事を考えて実行することの大切さに気が付くことができました。何かをやろうと思ってもすぐにはできないことばかりですが、一日一日目的を明確にして考えて取り組んでいくことで大きな目標も実現することができたので、何事も継続して取り組んでいくことが目標に繋がると思います。

同志社大学

グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科英語コース

令和3年3月外国語コース卒業
浦戸中学校出身

3年間で経験を積み重ね
成長できるかは自分次第です
IBではこの先必要になる
スキルが身に付きました

 私は、3年間の高校生活で行った全ての活動が指定校推薦での大学受験に役立ったと思っています。そう言い切ることができるのは高校入学当初から大学進学を見据え、他の生徒との差別化ということを意識していたからです。仙台育英獅子太鼓部、茶道部、インターアクト部の3つの部活動に所属しました。獅子太鼓部で多くの公演を行ったことや、茶道部で本格的なお茶室と先生方の丁寧なご指導のもとで茶道を学んだことで、日本文化への関心が高まりました。インターアクト部では様々なボランティア活動を経験できました。
 2年生からは国際バカロレアプログラム(IB)に挑戦しました。自主性が求められる授業の中で、ディスカッションやプレゼンテーションエッセイの執筆などを行ったことで、大学やその後の将来で必要なスキルをいち早く身に付けることができました。またCASという科目も私を大きく成長させてくれました。CASでは、学内外の多くの方々に協力していただくような活動も行うことができました。自分で活動を企画し実行することは難しかったですが、多くの貴重な体験ができました。

部活動で日本文化を知る
大切さに気付きました

 大学受験の際は、志望理由書や面接でこれらのことをアピールしました。私は、大学では様々な国の思想や文化、社会などを学ぶとともに実践的な英語力を身に付けたいと考えたため、色々な大学を比較し悩んだ末に同志社大学グローバル・コミュニケーション学部を選びました。実践的な授業と、必須である1年間の留学を通して英語力を向上させられると考えたことがその理由です。また、高校で2度の海外研修に行き外国の方々の日本への関心に驚いたことや、部活動で日本の伝統文化を学んでいたことから、日本文化を知ることの大切さに気付き、大学でも自国についての理解を深めたいと考えたため、京都にある大学という点も大きかったです。
 3年間の高校生活をどう過ごすかは自分次第ですが、様々なことに挑戦すれば、その経験は自分自身の成長につながるだけでなく、志望大学を選ぶ際の材料や、入試でのアピールポイントとなり、自分を助けてくれると思います。どうか有意義な高校生活を過ごし、それぞれの進路達成に向けて頑張ってください。

立命館大学

経営学部 国際経営学科

令和3年3月外国語コース卒業
大沢中学校出身

「学びたい」と思える大学を見つけ
学びたい理由を明確にしましょう
大学で経営戦略を学ぶという
目標に強い意志で挑みました

 私は指定校推薦で立命館大学経営学部を受験し合格することが出来ました。この受験に当たって課されていた条件は、英語で一定以上の平均評定を取得していることでした。これを満たすために、入学後に要求される英語力を想定しながら日々の英語の授業には特に真摯に取り組みました。また、自身の強みとしてIBDPを受講していたことを大学にアピールしたかったので、受講開始から2年間は大半の時間をIBDPに費やしました。結果としてフルディプロマを取得することが出来ましたが、ここまで必死に食らいつくことができたのは、進学先で経営戦略に関して学びたいという強い意志があったからだと思います。

受験で熱意を伝えられるよう
表現力を養いましょう

 志望大学に合格することが出来た一番の要因とは、本当に自分が「学びたい」と思える大学を絞り込めており、尚且つ「なぜ学びたいか」を明確にさせた上で納得していたことではないかと推測します。私はアジアに拠点を持つ日系企業のスタッフとして働き、国境と政治的な確執を超えたモノの交流が円滑に行われる社会の形成に貢献するという目標があります。それに対して志望大学ではアジア市場に関する研究が盛んに行われており、経営学部においてもそれは同様でした。グローバル化に適応する企業のあり方に加え、それらを取り巻く環境に関して広く講義とゼミを展開していることが、私にとって最も魅力的に感じた点です。それは「何をしたいか」と「何を学べるか」が一致した大学でした。
 勢いのみで志望大学を決めてしまうのではなく、客観的な自己分析と明確な将来のビジョンを構築した上で決断することが最も合格に近づく方法です。また、「なぜ『その』大学で学びたいか」この意欲を効果的に伝えられるような文章表現能力も必須になってくると思いますので、これを養いつつも大学入学後を意識した日々の勉強に勤しんで下さい。

関西大学

外国語学部 外国語学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
富沢中学校出身

日々の授業は予習・復習を
疎かにせず真剣に臨みましょう
習ったことはその日のうちに
定着させるよう心掛けました

 私は大学で学びたいこと、行きたい大学が決まっており、その大学から指定校推薦が来ていたため、指定校推薦を受けました。私が指定校推薦で受験する上で一番大切だと思うことは、日々の勉強にしっかり取り組むことです。何故なら、推薦は高校3年間の勉強に対して、どれだけ真面目にしっかり取り組んできたかを評価するものだと思うからです。
 私はまず授業は良く聞くべきだと思います。授業では、重要なポイントを分かりやすく教えてくれるので理解しやすいですし、テスト対策を立てるのにも大切です。また、先生によっては興味深く面白い話をしてくれるので、つまらないと決めつけず、よく聞くことで関心を持って学ぶことができると思います。
 次に復習することです。私は数学が苦手だったので、その日の授業で習ったことは必ずその日のうちに解き直し、定着させるようにしていました。分からないままというのは良くないので、分からないことがあれば積極的に質問しました。こうすることで、次の授業に遅れをとることなく、また定期テスト直前で分からない問題がほとんどないので、気持ちにゆとりを持って取り組めます。できるならば予習もやって欲しいです。要するに学校の勉強は普段からしっかりやっておくべきだということです。私が学校推薦で受験することができたのは、普段から学校の勉強をおろそかにしないで地道にやってきた結果だと思っています。部活動や受験勉強を並行させるのは大変のことだと思いますが、日々の勉強を頑張って下さい。

龍谷大学学

文学部 臨床心理学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
小牛田中学校出身

面接で強みや熱意をアピールして
合格への道が拓けました
指定校推薦での大学合格を
入学前から目指していました

 私は指定校推薦で大学に進学することを目標に仙台育英に入学しました。合格するために励んだ事は3つあります。  1つ目は高校1年生のときから勉強の予習をすることです。復習もすることも大切ですが、私は授業でやるところを予習する方が重要に思います。なぜなら予習をすることでより授業を分かりやすく聞くためです。予習をして分からなかったところを授業で先生に質問することで自分で理解できるようになりました。
 2つ目は勉強と部活動の両立です。私はAJクラスに所属していました。部活動は獅子太鼓部とインターアクト部を兼部していましたが勉強と部活動を文武両道に行うことができました。指定校推薦で自分が行きたい大学の枠を取るときに重要視されるところは、校内模試の結果と成績、部活の成績、自己推薦書の4つです。勉強と部活動をバランスよくこなすことが大切だと身をもって実感しました。

小論文対策を先延ばしにして
直前にとても焦りました

 3つ目は自分の適性を理解することです。高校1年生のときから自分が本当に学びたい学問や、将来の職業に関して調べることは大切だと思います。自分の適性を知ることは内容の濃い自己推薦書を書けるようになる事にも繋がります。また、指定校推薦の受験方法のほとんどに面接があります。自分にしか話せないことを面接官に熱心に伝えたからこそ合格の道が開けたように感じました。
 4つ目は小論文の練習です。1年生のときから小論文について授業がありましたが、受験はまだ先だと先延ばしにしていました。結果、受験が近くなると焦って練習するはめになってしまいました。小論文はすぐに書けるものではないので、日頃から練習したり、自分の興味のある記事を見てそれに対して意見を書いたりすることはとても大切だと思います。小論文が自分のスペースで書けるようになったら、時間を測って書く練習をすることも大切です。
 私は先生方や両親、友人に支えながら受験を乗り越えることができました。大学に進学しても感謝の気持ちと受験の時の思いを忘れずに勉学に励みたいと思います。

北海道医療大学

薬学部 薬学科

令和3年3月英進進学コース卒業
住吉中学校出身

休校中はオンライン授業に熱心に
取り組み勉強を頑張っていました
コロナ禍で受験を乗り越え
今は達成感でいっぱいです

 私は、北海道医療大学薬学部薬学科に学校推薦選抜型で合格しました。
 北海道医療大学薬学部薬学科は様々なスキルを学べる学校です。今回の受験はコロナの中で感染防止のため衛生管理など徹底していることで学校で友達と話す機会や教室での授業が受けられない状況でもありました。Zoomでのオンライン授業を受けて勉強を頑張ってきました。
 コロナの中で受験の壁を乗り越えた達成感はもちろんですが、コロナの中でも将来に向かって勉強していきたいと思います。

奥羽大学

薬学部 薬学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
仙台中田中学校出身

世の中に貢献できる社会人に
なるという夢を実現させたい
病気と闘う母の姿を見て
薬学に興味を持ちました

 私が薬学部を目指したきっかけは、昔からアトピー性皮膚炎で薬を扱ってきたことと、母が蕁麻疹を発症し、2,3年間治らず危険な薬を服用していたことが大きな理由でした。私が高校1年生の時は、まだ進路が決まってなく、ただ大学へ行きたいという漠然とした理由しかありませんでした。しかし、高校1年生の後半に母が蕁麻疹を発症し苦しんでいる様子を間近で見ていて、病気を治す薬とはどういうものなのか関心を持ち始め、それからは薬について学べる大学に進学したいと思うようになり、より一層勉強に励むようになりました。特に化学は必須科目であるものの、今までは苦手でした。そのため、苦手意識を克服するためにかなりの時間を化学の勉強にあて、学校の定期テストでは1ヶ月前から範囲を徐々に勉強して、時間を決めて効率良く勉強しました。私は、指定校推薦で合格しましたが、指定校推薦をもらうためには学校の成績が大きく関わってくるため、テストの成績はもちろん、真面目に授業を受ける、提出物の期限を守る、出席日数を確保するなど、あたりまえのことをしっかりとやることが大事だと思います。

皆で一つの事を成し遂げた
経験を活かしていきたいです

 また、私は、ハンドボール部に所属していましたが、勉強との両立はなかなか難しかったです。ですが、部活動でしか経験できないこともあります。私は、部活動で部長を務めていましたが、最初はとても大変でした。団体スポーツのキャプテンというのは、チームをまとめ、指示を出し、自ら行動する、簡単そうでも難しいことでした。しかし、チームメイトと一つの事を成し遂げるというのは部活動でしか経験できないことでもあり、これからの大学生活、その先の人生でこの経験は役立つものだと私は思います。
 私にとって大学とは、自分の夢の通過点だと思っています。大学に入ったら終わりではなく、その大学で今までより多くのことを学び、多くの人と交流をして自分を磨き、一社会人として世の中に貢献するために学ぶ場所だと思います。ですから、大学進学を目指す人は、夢をはっきりと持ち、その夢を叶えられるよう充実した高校生活を送ってほしいと思います。

東北学院大学

文学部 歴史学科

令和3年3月外国語コース卒業
八乙女中学校出身

オープンキャンパスでの講義体験が
資料の情報より遥かに役立ちました
推薦を目指すなら早くから
自己分析をしておきましょう

 私は指定校推薦で東北学院大学文学部を志望し、合格しました。目指した理由は高校よりも詳しく学べること、そして司書免許を取得できるからです。大学進学は1,2年生の頃はそこまで深く考えていませんでした。3年の時に東北学院大学で司書免許を取得できることを知り、大学に進学することを決めました。
 私は勉学が得意ではなかったので、生活態度などを気を付けるようにしていました。推薦枠を得るために頑張ったことは、自己アピールです。自分はこの大学に入るのにふさわしい人物だと存分にアピールしました。意外と自分で自分自身のことをあまり分かっていなかったので、親や友達に聞いたりしました。自分では気付いていなかった長所や短所を知ることができましたが、もっと早く知っておけば良かったと思っています。また、志望大学のことは必ず調べました。オープンキャンパスには絶対に行った方がいいです。冊子だけの知識よりも実際に講義を受けたという経験の方が大事だと思います。
 1,2年生の時から自分はこういう事がしたい、何になりたい、そのためには何をするべきかということ考えておくといいです。3年生になってから考えはじめると後々大変になるので、少しずつ自分の進路を考えておくといいです。

東北学院大学

工学部 電気電子工学科

令和3年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

小論文は限られた時間や文字数で
意見をまとめる練習に励みました
コミュニケーションツールの
研究開発に携わりたい

この大学を志望した理由は2つあり、1つはこの大学で情報通信技術の基礎や応用について学び、今までにない新しい形のコミュニケーションツールを開発、研究したいという理由です。2つ目は、ラインやメール、電話など、一対一でのコミュニケーションだけでなく、近年ではインスタグラムやツィッターなど、一人から多方向に発信するツールが普及してきました。それにより、私達は多くの情報を得て生活しています。このようなコミュニケーションツールが私達の生活に多くの影響を与えている中で、これらのツールはどのような仕組みで動いているのか、また、どのような影響を私達に与えているのかを調べたいと考えこの大学を志望しました。

本番の小論文試験では
 時間配分が上手くいきました

 また、私がこの大学に合格するために特に力を入れたことは、小論文を書くことです。小論文は決められた字数を限られた時間の中でしっかりと目標を捉えて書かなければなりません。私はまず、勉強したいと考えている分野の様々な出来事に目を向けることから始めました。情報通信の新たなシステムである5Gや、インターネットが正常に動いている仕組みなど、様々なことを調べました。次に、とにかくひたすらに小論文を練習しました。原稿用紙に書き、添削してもらうことを繰り返し、一つの小論文完成までの時間の削減や、問題に沿った適切な文章を書くことを目的に練習しました。これらのおかげで、本番では制限時間60分のところ、20分で大筋を書き上げ、残り時間を見直しや、おかしなところがないか探す時間に当てることができ、満足のいく小論文を書くことができました。
 大学でも、今回身に付けた論文の書き方をさらに磨き、読む人の共感、納得を得ることができるような文章作成をしていきたいと思います。  春から大学生活が始まりますが、高校生活で学んだことを忘れず、日々の生活を大切に過ごしていきたいと思います。

東北学院大学

工学部 電気電子工学科

令和3年3月英進進学コース卒業
塩竈第一中学校出身

理系学部の小論文対策は専門分野の
知識を蓄えておきましょう
自己推薦書は長い文章を書く
練習から始めました

 仙台育英に入って2年生の後半ぐらいまでは、あまり大学受験を意識していませんでした。私は英進進学コースのジャンプクラスで2年生になってからは、周りの人たちが優秀だったのと、私自身英語がとても苦手で英語のテストの点数が足をひっぱってしまっていたために、テストのクラス順位は、下位になっていました。それでも何とか東北学院大学工学部電気電子工学科の指定校推薦の条件を通ったことと、運良くライバルが少なく、定員を超えなかったこともあり、指定校推薦への切符をつかむことができました。東北学院大学の推薦の条件をクリアすることのほかにもう二つの壁がありました。それは、校内模試と自己推薦書の提出でした。校内模試は、教科担当の先生から過去問題が配られたので、それをやっていたことで、高くはありませんでしたが、なんとか大丈夫でした。もう一つの壁である、自己推薦書は自己アピールを1600字原稿用紙4枚分という長さでした。1600字を書こうとすることが初めてだったので不安でした。最初は1600字書ききることを優先しました。文章でおかしかったところを担任の先生に訂正してもらいもう一度1600字を書くことの繰り返しでした。今思えばこの自己推薦書を書くことが一番大変だったと思います。

予め調べていた専門知識が
小論文で役に立ちました

 コロナのことがあり推薦入試の面接がなくなり、小論文と書類審査が行われました。私は小論文対策として過去の入試問題を解いたり、入試問題になりそうな分野を調べ知識を蓄えておりました。書いた小論文は担当の分野の先生に添削していただきました。その結果、試験問題が予想していた範囲ではなかったものの、調べた知識をもとに本番の試験では無事に問題を解くことができました。
 推薦入試の小論文の理系で悩んでいる人は、過去問題の傾向をつかみ、でそうな分野の知識をひととおり頭に入れておくことをお勧めします。そうすることで予想外の問題がでても、蓄えた知識を使って本番の入試の時間内に対応することが可能だと思います。

東北学院大学

工学部 情報基盤工学科

令和3年3月情報科学コース卒業
利府西中学校出身

大学進学を目指すなら勉強に励み
高い評定を維持しましょう
仙台育英では評定が良いほど
進路の可能性が広がります

 3年生の夏まで進路があやふやでした。初めは会津大学へ行きたいと思っていましたが、行きたい理由もなんとなく学びたいという程度でした。そのため勉強にあまり実が入らず、受験に対する不安が募るばかりでした。そんな日々の中、指定校推薦枠の2回目の募集用紙が配られました。私は、会津大学の推薦の条件を満たし、このまま勉強を続けていけば受かるという自信もなかったため、進路を変えました。この時私は成績や評定の大切さがわかりました。みなさんにアドバイスしたいことはテストは必ず70点以上とることと、遅刻・欠席はなるべくしないことが大切です。仙台育英は推薦枠が豊富なので競争率の高い大学以外は基準を満たしていれば基本的に推薦枠に入ることができます。大学進学を考えている人は、成績や評定は絶対に高く保つべきです。

資格をもっと取得すれば
よかったと後悔しています

 資格については、私は情報処理検定2級まで取得しました。しかし、もっと勉強して他の資格を取ればよかったと後悔しています。私は会津大学を公募制推薦で受ける際、資格の重要さを知りました。会津大学の推薦入試は、学力テストに加え、資格や成績が重要視されるため、マイクロソフトオフィススペシャリストマスターや情報処理検定1級の資格はとても有利になるそうです。実際にこの2つの資格を取得していた先輩は、学力テストの結果が平均点以下でも合格していたそうです。
 後悔することもあるでしょうが、前を向いてがんばってください。

東北工業大学

工学部 情報通信工学科

令和3年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中学校出身

大人になるための大切な過程なので
充実した高校生活を送りましょう
苦手科目に多くの時間を割き
学習に励んでいました

 私が大学を目指したきっかけは、大学に入って将来の夢をしっかり決めたいからです。私はまだまだ将来の夢が決まっていなくてざっくりとですが、、IT系が好きでそういう大学を探し見つけたのが東北工業大学でした。次に、推薦入試を目指した理由は、仙台育英が推薦に強いのを知っていたので推薦で行こうと思っていました。ただ、指定校推薦は3年間しっかり学業に励まないといけなかったので一生懸命頑張って枠を取ることができました。そして、指定校では定期考査の点数が重要なので2週間ぐらい前から勉強するように心がけ、テストが1週間くらいあり前日にその次の日ともう一日先の科目を勉強しておきます。得意科目は少しで、苦手な科目をたくさん勉強するという方針は大事にしていることです。

行動には責任が伴うことを
3年間で学びました

 そして、私が受験に成功した一番の要因は高校生活です。高校生活で真面目に勉学に励み充実した高校生活を送ったことが良かったのだと思います。私にとって高校生活は、大人になるための大切な過程で重要な難所だと思います。高校生活で学んだことはたくさんあります。高校では中学と違い自由度が高い分、責任が問われることがよく分かりました。これから高校生になる人や、今高校生という人は、しっかり責任を持って行動して欲しいと思います。そして、自由だからといって羽目を外し過ぎないように、自分が高校生で大人なんだという自覚を持って生活しましょう。小論文対策としては、たくさん自分なりに文章を書き先生方に添削してもらって、少しずつ完成させていくのが大事です。めげずに頑張ってください。あと、定期テスト前の勉強は、2週間前が基本で最初は数学や英語といった暗記物ではなく、時間がかかる科目からやり、1週間前に暗記物をしっかり暗記し、前日はあまり詰め込みすぎないように勉強してください。
 高校い。

東北工業大学

工学部 電気電子工学科

令和3年3月情報科学コース卒業
高崎中学校出身

自分一人の力だけではなく周りの人の
協力が受験では大きな力になります
友達や先生方、家族の協力の
お陰で合格できました

 私は指定校推薦の受験資格を得るために、友達や先生方に受験の対策を相談しました。私は受験の時、面接とプレゼンテーションの発表をしました。面接の対策は、先生からどんな事を聞かれることが多いかなどを教えてもらい、何度も練習しました。そうすることで受験当日、自然な気持ちで受け答えをすることができました。プレゼンテーションの対策は友達と取り組みました。プレゼンテーションでは将来、何をしたいか、何を作りたいかを考え、友達とここをこうした方がいいか、どこを直した方がいいかなどを、話し合いながら進めました。他にも先生や友達だけでなく、家族にも手伝ってもらうこともありました。
 そうした様々な人達の協力を得て、指定校推薦の受験を合格することができました。受験において誰かの協力を得ることは、とても大きな力になります。これから受験する人は自分一人の力だけでなく、周りの人を頼ってみてください。

東北工業大学

ライフデザイン学部 産業デザイン学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
金ヶ瀬中学校出身

色々なことに挑戦したことにより
可能性の幅が広がりました
入学後から積極的に行動し
将来像を描いていきました

 私は高校へ入学前に自分の目指す職業に就きたい、在るべき姿になりたいなど自分にとっての理想像というものが確立していませんでした。そこで私は学校生活を過ごす中で見つけていこうと思い、自ら積極的に行動することを選びました。そういった行動をすることによって自分にとっての可能性の幅を広げられると考えたからです。私は部活動に挑戦し、今までやってきてこなかった部長やクラス内での室長を務めたことで、自分にとっての理想像が徐々に見えていきました。そこから、これからどういうことを学びたいか、どういったことを将来に繋げていきたいか、やはり早くから先を見据えて、行動して進路を選択していくことが大事だと思います。自分に合った学部学科を調べていき、先生と相談しながら、自分の夢や目標を達成するために充実した高校生活を送ることで、後悔しない進路選択が出来ると思います。

自分に合う勉強法を見つけ
校内模試対策に励みました

 私は学校推薦型選抜の指定校推薦によって受験しました。私は早くから志望大学が決まっていたため、指定校推薦の校内模試に向けて、勉強を進めていました。事前に校内模試の過去問を解くことや先生や友達に分からないところがあればすぐに聞いて、学習していきました。もちろん自分以外の周りの人たちも校内模試に向けて、勉強しているので周りに流されずに、自分のペースで、自分に合った勉強法で学んでいくことも大切だと思います。そして、指定校推薦の枠には限りがあるので、その推薦枠を取れなかった場合の選択肢を事前に調べておいた方が良いと思います。そういった下調べをしておいた方が、次への切り替えがスムーズに進んでいきます。校内模試の点数だけで推薦枠が決まるのではなく、今までの授業態度や評定、部活動や課外活動を含めて選抜されていきます。そのため先程の積極的に行動することなどを、1年生の時から意識して生活していくことが大事だと思います。指定校推薦型で進学したいと考えている人はたくさん居ると思います。その中で勝ち取るには頑張り方次第でいくらでも可能性が変わっていくと思います。自分に満足することなく、高く志を持って、頑張ってほしいと思います。

東北工業大学

ライフデザイン学部 産業デザイン学科

令和3年3月情報科学コース卒業
名取第一中学校出身

どんな状況でも対処できる
準備をしておきましょう
オープンキャンパスは
オンラインでも有意義でした

 私が大学進学を目指そうと考えたのは高校2年生の時でした。それまでは大学に通ってまで学びたいことが見つからずに、就職したらいいかと考えていました。しかし、学校外研修などで大学に行ったり、大学進学を考えている友達に話を聞いたりしていくうちに、もしかしたら自分が行きたいと思う大学があるのかもしれないと考え、そこから大学進学を目指そうと志しました。
 2年生の夏から秋にかけてオープンキャンパスに行こうと計画していましたが、新型コロナウイルスによりオープンキャンパスがオンライン開催となってしまいました。志望大学にはオープンキャンパスで一度現地に行ってみて土地や雰囲気を確かめると良いと前から先生方や家族に教えられていたので、正直自ら足を運ぶことができないのは不安でした。しかし実際のオープンキャンパスはオンラインながらも研究室の様子などを映してくれ、入試において不安だった点にも丁寧に対応してくれたので、この大学で学びたいと思い、東北工業大学に進学しようと決めました。

プレゼンは長期休暇などを
活用し制作を始めましょう

 しかし、大学受験はここからが大変でした。私は指定校推薦を受験しましたが、受けるためにまず自己推薦文を書かなくてはいけません。もともと作文は得意な方でしたが、それでも完成までにかなりの時間がかかったので、小論文や自己推薦文を書く必要があるなら前もって書き方を練習しておくと余裕を持って書くことができると思います。
 私が受験した東北工業大学は指定校推薦の場合、当日することは面接だけです。しかし、ただの面接だと油断してはいけません。東北工業大学では面接と一緒にプレゼンテーションをしなくてはいけません。プレゼンテーションはパソコンや紙で作り、大学の指定する内容に沿って作ります。このプレゼンテーションについては、早い段階で指定校推薦を決めている人は長期休みなどを活用して制作するといいと思います。  そして指定校推薦を受ける場合、定期考査や普段の授業態度、登校日数などが大きく影響してきます。欠席などを増やさないために日々の健康に気を配り、入試や文の書き方で分からない事があれば担当の先生などに聞きに行った方が自分の為です。分からないことをそのままにすると大事なところでミスをしてしまいます。気を付けてください。
 最後に、これは私の入試についての話でしたが皆さんが実際に受験する時には世の中がどう変わっているか分かりません。そのためどんな状況になっても落ち着いて対処していくことが受験において一番大事だと私は考えます。これから忙しく大変だと思いますが、頑張ってください。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科

令和3年3月英進進学コース卒業
南光台中学校出身

大学の説明会への参加が
推薦枠の獲得につながりました
英検は対策講習のお陰で
無事に取得できました

 私が仙台育英に入学した理由の1つは、大学の指定校推薦がたくさんあると聞いたからです。私は英検3級を取得していたため、特待生として入学しました。大学を指定校推薦で受験するためには、普段の評定や欠席日数なども重視されますし、そして3年生にある校内模試でいい順位をとらなくてはなりません。私が3年間で一番努力したことは、評定を大学で指定した基準を下回ることのないよう維持することでした。家から高校まで距離があり、また部活にも参加していたため、文武両道の両立は正直難しいものでしたがスキマ時間を活用し足りない分を補ってきました。その甲斐もあり定期考査ではいい成績を修めることができました。しかしいい評定をとるには平常点もしっかりとらなければなりません。なので私は提出物を期限までに出したり、授業中は疲れていても寝ないように心掛けました。また私は資格の取得にも積極的にチャレンジしました。2年生の冬に英検準2級に挑戦し無事に取得することができました。学校では英検準2級対策の講習があり、それに参加していたので資格をとることができたのだと実感しました。また私は夏休みや冬休みにある講習にも参加し、大学進学に向けて準備をすすめていきました。

コロナ禍で受験を取り巻く
環境が激変し混乱しました

 しかし、新型コロナウイルスの影響で何もかも全て変わってしまいました。学校が休校になり、校内模試の勉強は自主的にやる形になりました。また大学も関東圏への進学を諦め、宮城県内を考えるようになりました。さらに指定校推薦などの募集の仕方も変わり混乱していました。そんな中で迎えた校内模試で、私はミスをしてあまり良くない順位を取ってしまったため、第一希望の大学の推薦枠は厳しくなりました。さらに第二希望の大学の推薦も取ることができませんでした。ですが奇跡的に大学の推薦枠が増え、そのうちの一枠を取得することができました。興味を持った大学のオンライン説明会は積極的に参加していたのでそれが功を奏したのです。ですので、みなさんもいろんな大学の説明会を受けておくことをおすすめします。コロナ禍でいろいろ大変ですが諦めず頑張ってください。
 高校い。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科

令和3年3月情報科学コース卒業
大和中学校出身

将来就きたい職業を明確にし
進路を考えていきましょう
ITスキルを活かして地域に
貢献するのが夢です

 大学を指定校推薦で目指した理由は、将来の夢を実現するために必要な知識を学べる大学が東北工業大学しかないと思い、必ず入学したいという強い気持ちがあったからです。私は地元に経営の面で貢献したいという夢があり、3年間で身に付いた情報技術やITについての知識を活用しながら働きたいと思っていました。経営コミュニケーション学科ではPC等を利用した授業を行ったり、経営学を学べたりするだけではなく、現代社会に必要不可欠であるコミュニケーション学も学べると知り、ぜひこの学科で学びたいと思うようになりました。私が興味を持ったのは「地域創生論」という分野で実際に地元の方々と触れ合いながら実習ができるという点です。この授業は仕事に生かせる貴重な経験になると思いました。

希望の職種に直結する学問を
学べる進路を選びましょう

 私が大学を決める際に最も重要であると考えることは、その大学で身に付けた知識を仕事に生かせるかどうかという点です。大学は就職に直接身につく場なので学びの内容が大切だと思います。何となく選ぶのではなく自分が将来何の仕事をしたいのか、どういう分野の職業に就きたいのかを明確にする必要があります。何をしたいのか分からないという人は自分が得意なことや趣味のあること、好きなことなどを紙に書いてみると良いと思います。可視化するのは新しい発見をするときに役立ちます。そこからインターネット等を利用し、どういった職業があるのかを調べてみてください。私も初めは自分が何をしたいのか分からなかった時期がありましたが、今振り返ってみると視野が狭くなっていたように思います。自分が思っている以上に世の中には多くの職種があります。やりたいことを見つけ、入学したい大学を早めに決めると勉強の仕方が変わってくるはずです。目標がある方がやる気も上がると思います。ぜひこの体験記を進路選択に生かしてみて下さい。

東北工業大学

建築学部 建築学科

令和3年3月外国語コース卒業
ベトナム出身

“やる気”で取り組んだので
勉強を辛いとは思いませんでした
日本の高度な工業技術を
学ぶために来日しました

 私は中学生のころから、毎日真面目な建築士である父の姿を見て、いつの間にか建築学に興味を持っていました。テレビやインターネットの情報から日本の工業技術が高いと知って、日本に留学することにしました。
 日本に来たばかりの時は、不安なことが少なくありませんでした。日本での全く異なる教育の仕方についていけるか、友達ができるか、自分はもうすぐ3年生なので大学にどうすれば合格できるかなどのいろいろな悩みがありました。幸いなことに、先生方がいろいろと助けてくださったので、少しずつ留学生活に慣れ、大学の受験準備に集中することができました。

人間性をアピールできる
推薦入試に挑戦しました

 大学の入試方法が一つしかない母国と違って日本には、いろいろな方法がありました。その中での指定校推薦は一般入試と違って成績だけでなく、自分の人柄、人間性、価値観などをたくさんアピールできると思ったので、指定校推薦に挑戦することにしました。私は学習計画を立て三つのことに集中して取り組みました。
 まずは、校内模試のための勉強です。学校で勉強する時間に加えて、毎日自分で4時間ぐらい数学と英語を勉強しました。試験が近くなってからは時間を計って友達からもらった過去問題を解きました。次に、出願に必要な志望理由書を準備しました。先生方のご指導のおかげで、何度も書き直し、やっと志望理由書ができました。この校内模試の結果と志望理由書を合わせて、指定校推薦をいただきました。
 最後に、面接の練習です。面接で聞かれそうな質問の答えを事前に準備して、先生にチェックしていただき、より良い表現にするためにまた書き直しました。完成した後、試験までの期間毎日の放課後に先生と面接の練習もしました。
 面接の日は何度も練習したのに、意外と緊張して、言葉がうまく出なかったです。しかし、自分の努力が報われ、第一志望の大学に合格することができました。
 私にとっては、勉強することは辛くありません。なぜかというと、勉強の辛さは自分がどれだけ勉強に取り組むか、どのぐらいやる気があるかによって変わりますから。自分が頑張って、最後まで全力を尽くせば、夢がかなうと思います。

東北文化学園大学

医療福祉学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
東向陽台中学校出身

やりたいことが今は分からなくても
3年間でじっくり考えることが大切です
部活動に励むうちに
 将来の夢が見つかりました

 私には明確な将来の夢がありませんでした。そのため、将来の夢を見つけることを目標に仙台育英に入学しました。その中で、部活動に所属したことで、徐々に自分のやりたいことが明確になっていきました。初めは分からなくても、高校生活を送るうちに自分の考えを持てるようになったと思います。そのため、受験する大学や学部学科を選ぶ上では、焦らずに自分の将来について約3年間じっくり考えることが大切だと思います。ふとした瞬間にこうなりたいと思うこともあると思いますし、元からなりたいものがある人はその夢をより明確な目標とする期間として高校生活を使えると思います。そうして、より自分に合った大学や学部学科を選ぶことができます。

先生方に積極的に質問し 支えていただきました

 私は学校推薦型(指定校推薦)で受験をしました。3年生の初め頃に自分のなりたい姿が明確になったので、学校推薦型の校内模試までの時間がさほどありませんでした。しかし、校内模試の過去問を先生からいただき、自分で解いてみたり、分からないところは担当の先生に質問するなど、短い時間でも自分なりに努力をしました。放課後に先生に時間をさいてもらい教えていただいたこともあります。私は数学も英語も苦手で、校内模試の点数もあまり取れませんでしたが、先生や友人の助けによりモチベーションを保つことができ、合格することができました。校内の合格発表までの間にも、もしもを考えて、別の受験方法や大学を考えておくといいと思います。校内模試で良い点をとったり部活動の成績がいいと校内での合格率はあがりますし、合格できますが、そこで大学進学は確定だと思わないことが必要です。また、競争率の激しい大学でも校内模試や日頃の授業の態度、テスト、部活動を努力していれば入れると思います。学校推薦型を今は考えていなくても、今から努力することで、3年生になって学校推薦型にする考えが出てきた時有利になりますし、様々な道が開けると思いますので、頑張って下さい。

東北文化学園大学

医療福祉学部 リハビリテーション学科作業療法学専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
石巻山下中学校出身

物事に繰り返し取り組むことが
最も大事なことだと気づきました
過去問を解くだけでは
校内模試には対応できません

 私が東北文化学園大学に決めたのは指定校推薦枠があり通学圏内、自分の学力で無理せずに夢を目指せる大学だったからです。  具体的に大学を決めたのは高校2年生の後半で、学部学科を決めたのは3年生になってすぐの頃でした。最初は看護師志望でしたが、自分の体調や向き不向きを考えた結果、作業療法士を目指すことにしました。
 校内模試対策として私はとにかく過去問を沢山解きましたが、大学入試が変わることから模試の出題傾向も変わったため、結果は散々なものでした。それを踏まえて、過去問を解くことは大事だけどそれに関する過去問以外の問題を沢山解くことも大事なんだと気付きました。勉強期間としては、模試があるのが緊急事態宣言明け直後だったので学校に通っておらず模試に向けた切り替えが上手くできずに勉強は1ヶ月前くらいから始めました。普通だったら、学校に通い授業で過去問を解いたりコツを教えてくれるので、切り替えも上手くできると思います。

養護の先生との面接練習が
特に収穫が大きかったです

 指定校推薦入試で必ずと言っていいほど必要な面接については、面接官に聞かれた事を素直に考えて答えを返すようにしました。ノートなどに纏めてマニュアル的に答えるよりも上手に会話も成り立つので自分に合っていました。そして、不安だったので先生方との面接練習を5〜6回はやりました。その中でも養護の先生方にお願いした練習は収穫が一番大きかったと思います。普段から医療系の問題と接する事の多い方とそうでない方では感じる角度が違うらしくとても参考になりました。
 受験を通して学んだ事は、繰り返しこなす事は大事なんだと改めて気付きました。基本のようで一番大事なのかもしれません。

東北文化学園大学

医療福祉学部 リハビリテーション学科作業療法学専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
石巻山下中学校出身

物事に繰り返し取り組むことが
最も大事なことだと気づきました
過去問を解くだけでは
校内模試には対応できません

 私が東北文化学園大学に決めたのは指定校推薦枠があり通学圏内、自分の学力で無理せずに夢を目指せる大学だったからです。  具体的に大学を決めたのは高校2年生の後半で、学部学科を決めたのは3年生になってすぐの頃でした。最初は看護師志望でしたが、自分の体調や向き不向きを考えた結果、作業療法士を目指すことにしました。
 校内模試対策として私はとにかく過去問を沢山解きましたが、大学入試が変わることから模試の出題傾向も変わったため、結果は散々なものでした。それを踏まえて、過去問を解くことは大事だけどそれに関する過去問以外の問題を沢山解くことも大事なんだと気付きました。勉強期間としては、模試があるのが緊急事態宣言明け直後だったので学校に通っておらず模試に向けた切り替えが上手く出来ずに勉強は1ヶ月前くらいから始めました。普通だったら、学校に通い授業で過去問を解いたりコツを教えてくれるので、切り替えも上手くできると思います。

養護の先生との面接練習が
特に収穫が大きかったです

 指定校推薦入試で必ずと言っていいほど必要な面接については、面接官に聞かれた事を素直に考えて答えを返すようにしました。ノートなどに纏めてマニュアル的に答えるよりも上手に会話も成り立つので自分に合っていました。そして、不安だったので先生方との面接練習を5〜6回はやりました。その中でも養護の先生方にお願いした練習は収穫が一番大きかったと思います。普段から医療系の問題と接する事の多い方とそうでない方では感じる角度が違うらしくとても参考になりました。
 受験を通して学んだ事は、繰り返しこなす事は大事なんだと改めて気付きました。基本のようで一番大事なのかもしれません。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

令和3年3月英進進学コース卒業
宮城野中学校出身

後悔しないようメリハリを付けて
勉強と部活を両立しました
「合格して看護を学ぶ!」
という一心で頑張りました

 大学を目指したきっかけは、幼い頃からの夢である看護師になりたいと思ったからです。また4年間余裕を持って専門知識のみでなく幅広い教養まで学びたいと思いました。
 東北文化学園大学は私が1年生の頃から志望しており、推薦入試を受けられる条件等は確認していました。定期考査はただ暗記するのではなく、基礎から学び直したり、ひたすらノートにまとめるなどして評定を意識して勉強に励みました。
 そして無事指定校推薦を頂けることとなり、仙台育英の代表としての心構えと、入試に向けて面接練習、小論文練習に力を入れました。もちろん学校の授業も怠らずに両立しました。時々逃げだしたいときもありましたが、看護師になることは小さい頃からの夢だったので、合格して看護について学べる!と考えると自然と前を向けるようになりました。
 小論文対策は、主に授業や家でひたすら書いて練習しました。入試の小論文の課題がでると、本やインターネットで言葉一つ一つ調べて、自分の言葉でまとめて先生方に添削して頂くことを何度も繰り返していました。先生方のサポートで苦手であった小論文が少しずつ好きになりました。大学では自分の言葉でまとめたり、評価したり感想書いたりなどレポートが多いのでその対策にもなり、これからも怠らずに頑張ろうと思います。

学科の学問に関する
語彙を増やしましょう

 入試当日は面接のみでしたが、HR前の時間と昼休み、放課後の時間でたくさん練習したお陰で、あまり緊張せずに受けることが出来ました。
 面接の練習は、必ず同じ文章で質問されるわけではなく、少し違った質問をされることを意識して受け答えできるように対策すると良いと思います。また、目指す将来や、学科で必須な言葉を一つ一つ調べると応用できて話しやすくなります。突然不意を突く質問があっても、言葉を知っているだけに楽にリラックスして話すことが出来ると思います。できるだけたくさんの先生方と練習するようにしてください。
 指定校推薦や公募制推薦など、推薦入試を受けたいと考えている人は普段から勉強を頑張ること、評定に気を付けること、先輩から話を聞いてみることなどできるだけ早いうちから行動することが大事だと思います。私は部活動をやっていたので両立は大変でした。しかし、そこで怠ってしまうと後々後悔してしまうので遊ぶときは遊ぶ、勉強するときは勉強するなどメリハリをつけて過ごしました。頑張った分楽しいことは待っているので、志望大学に進学できるよう頑張ってください。応援しています。

東北文化学園大学

経営法学部 経営法学科

令和3年3月情報科学コース卒業
東豊中学校出身

仙台育英は指定校推薦枠が
豊富なので自分に合う進路を選べます
授業で基礎固めをしておけば
テスト対策は復習で済みます

 私が東北文化学園大学の指定校推薦の受験資格を得るために努力したことは、評定を高く保つことです。私は先生方の評価の仕方は学習面に加えて生活面も評価対象になる「絶対評価」という評価の仕方であると考えました。評価基準になるのは、大きく分けて「授業態度」「定期テスト」「提出物」の3つです。この3つが良ければ評定は悪いようにならないと考えました。授業中は定期テストに向け、真面目に先生の話を聞き、ノートを取りその単元の基礎知識を学ぶ事です。普段の授業では基礎知識を押さえていれば定期テストの近くになったときにその基礎の復習をするだけで赤点を取ることはないと思います。提出物は授業のノートや授業中にやったプリントなど授業を受けていれば簡単に提出できるものが多いです。

大学について調べたのが遅く
後で大変でした

 指定校推薦の受験資格を得るために努力したことはもう一つあります。それは校内模試でライバルよりもできるだけ高い点数を取ることです。定期テストは基礎知識を抑えていれば問題ないのですが、校内模試は応用が多いので、人気のある大学を志望する場合などは頑張って勉強した方がいいと思います。学校生活で「頑張るところは頑張る」というような生活を送れば受験資格を取ることが出来ると思います。また、1年生や2年生のうちから興味を持った大学について調べたり探しておいた方が良いと思います。私は3年生から興味を持った大学について調べ出したので、6月にある校内模試の前の月などはずっと大学調べでとても大変でした。仙台育英はとても知名度が高いので全国各地にも指定校推薦枠が散らばっているのでたくさんの選択肢があると思います。
 大学は経済的な面も含めて親と相談しながら大学を選ぶことも重要です。本当に学びたいものがあるかどうかを探すにはとても難しいことですが、とても大切なので3年生になる前までに志望大学は決めておいた方が良いと思います。最後になりますが、私の進学に協力していただいた先生方、本当にありがとうございました。大学進学後も勉強に励みたいと思います。

東北文化学園大学

経営法学部 経営法学科

令和3年3月 フレックスコース卒業
高崎中学校出身

高校でしか体験できないことなど、
3年間で多くのことに挑戦しましょう
大学で幅広い学問を学び
可能性を広げたいです

 私が大学進学をしようと考えたのは将来の選択肢が広がるからです。なぜなら、大学の専門分野に加えて、教養科目や副専攻など様々な分野の学問を学ぶことができます。そのため、将来やりたいことが決まっている人は、それに向けて努力していき、まだ将来が決まっていない人は、大学で広く学問を学んでいく中で、やりたいことを見つけられることができます。このように、将来のことを深く考えることができるので、私は大学進学をしようと考えました。
 私はこの高校3年間で資格取得に力を入れました。私はニュース時事能力検定に合格するために毎日ニュースや新聞を見たり、テキストを解いたりしたことで、2級に合格することができました。そしてこれは、大学に合格するためのアピールポイントだと思ったので、資格を取得したことは、大学合格に大きく役立ったと思いました。そしてそれ以外に、小論文の練習をしたことも、同じく大学の合格に大きく影響したと考えています。

副室長や行事委員などを
自ら進んで務めました

 私は育英祭実行委員をしました。私は来賓者とよく関わる仕事を受け持ったため、様々な年齢の人にどのように対応をすべきかを学ぶことができました。そして、私は1年生の時に副室長をしました。その時、体育祭で着るクラスTシャツを決める時に、クラスの皆の意見がまとまらず、室長や他の副室長が諦めていた時に、私は諦めずにクラスの皆に意見を求めた結果、クラスTシャツを決めることができました。このように、学校行事などに関わることで、様々な事を学ぶことができました。
 私は学校行事や資格取得をしたことで、様々な体験や多くのことを学ぶことができました。私はこれらのようなことがあったからこそ、大学に合格することができたと思っています。高校を卒業してからも様々な出来事があると思いますが、高校でしかできないこと、そして味わうことができない事が沢山あると感じたので、私は多くのことに挑戦して来て良かったと考えています。

東北文化学園大学

経営法学部 経営法学科

令和3年3月 フレックスコース卒業
岩切中学校出身

将来のため今何ができるかを考えて
一日一日を大切にしましょう
実際に訪れて地域の問題を
解決する授業に惹かれました

 東北文化学園大学を志望大学に決定したのは今年の6月でした。地域のために貢献したいと考えていた時に、経営学や法律学を学んでその知識を基に、地域に出向いて問題を見つけて解決する実践的な授業に魅力を感じ、志望することを決意しました。
 東北文化学園大学経営法学部経営法学科には、学校推薦型指定校推薦があることを知りました。私は1年生の時から指定校推薦で大学に行くと、決めていたわけではありませんでした。しかし、1年生から成績に気を付けていました。1点でも点数を上げるために勉強していました。そして、指定校推薦の受験資格を得ることができました。どんな受験でも成績は大事になるので授業態度、話をしっかり聞くことは1年生から3年生までしっかりやることが一番大事なことだと思います。

高校でできなくても大学で
何か資格を取得しましょう

 私は高校で資格を取ることができませんでした。資格は大学受験の武器となるので資格はできるだけ取得した方がいいと思います。取得できなかった人は取得できなかった人なりに大学でどんな資格を取ることができるかを考えればプラスにつながると思います。私自身もどんな資格を取るか明確にすることができて、プラスにつながったと思います。
 高校3年間はあっという間に終わりました。一日を大切にして自分の将来のためになにができるかを考えて生活をしていくことで、将来の自分のためになると思っています。

東北文化学園大学

工学部 知能情報システム学科

令和3年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

目標を実現できる大学かどうかを
しっかり考えた上で志望しましょう
PCに触れる機会を増やして
知識とスキルを磨きました

 私は高校入学前から大学進学を考えていました。仙台育英に入学してからは指定校推薦を取るために、日々の勉強に励みつつ様々な活動に力を入れてきました。私が主に大事だと思うことは、評定と様々な取り組みです。まず、評定は平常点がとても大事で、授業を真面目に受け、提出物は必ず期限内に提出してきました。また、ボランティア活動にも力を入れ、入試補助員など、出来る限りの事に積極的に取り組んできました。次に、私は情報系の大学に行きたいと考えていて、パソコンスキルを磨こうと考えました。そのために、私はパソコン部に所属し、パソコンを操作する技術を身に付け、情報処理検定の取得を目指してきました。また、家庭でもパソコンを使う機会を増やし、日頃からパソコンに触れてきました。その努力が結果的に合格へと繋がったのだと思います。

目標を持ち実現のために
チャレンジを続けましょう

 東北文化学園大学を志望した理由は、個人の弱点を補い、得意分野を伸ばすことを目的にキャリア形成科目を設置していることや、個人の興味や目標に合わせて学べる3つの専門分野があり、ここなら夢に向けて頑張れると思ったからです。また、幅広いコンピュータの基礎知識に加え、実践的な技術力を身に付け、豊かな発想力と自在な応用力を身に付けた高度情報化社会に対応できる人材を育てる、という教育理念が私に合っている思いました。このように、学びたい学問があるというだけでなく、その大学が自分に適しているのかということも考えて大学選びを行ってください。こうして大学に合格できたのは、私一人の力では不可能でした。先生や親、友人などに相談し、助けを求めることは多くありました。私は常に、周りの人に支えてもらっているということを忘れてはいけないと考えています。また、明確な目標を持ち、その目標を実現させるために、様々な事にチャレンジすることを忘れないでください。

東北文化学園大学

工学部 知能情報システム学科

令和3年3月情報科学コース卒業
五城中学校出身

3年間無遅刻無欠席を貫きながら
授業やテストにも真剣に臨みました
指定校推薦を常に意識して
高校生活を頑張りました

 私は、指定校推薦で東北文化学園大学に合格しました。指定校推薦を獲得するために取得できる資格や普段の生活態度から意識していました。3年間無遅刻・無欠席を維持し、授業もしっかりと受けてきました。テストを受ける際にも、テスト対策プリントや、ワークを使っての対策をしてテストに臨みました。一番大切な校内模試でも同じように復習を繰り返し行い、苦手分野の克服に努めました。このように3年間努力し、維持し続けたことで、受験資格を得ることができたのだと思いました。

面接では最初の5秒で
第一印象が決まります!

 東北文化学園大学の試験内容は面接だけでした。15分程度の2対1の面接になります。自己紹介から始まり、志望理由や最近の出来事、気になるニュースなど大抵の面接で聞かれることが聞かれました。部活内容や本を読むなど普段の生活に関する質問に続きました。質問の返答からさらに深く聞かれたりなどもありました。私は、入室前には必ず深呼吸し服装のチェックをしました。心を落ち着かせ慌てないようにするためです。面接では開始役5秒で第一印象が決まってしまいますので、挨拶ができなかったり、声が小さいとそれだけでマイナスの印象からのスタートになってしまうので、声のトーンを上げ、ハキハキと話しました。質疑応答でも相手の目を見て軽い理由をつけて答えるようにしました。事前に返答内容を考えていない質問を聞かれたとしても慌てず一拍おいて、率直に答えました。これらは基本的なことではありますが、私も練習時に注意されたことです。たくさん練習して自信をもって本番に臨んでください。

東北文化学園大学

工学部 知能情報システム学科

令和3年3月情報科学コース卒業
多賀城中学校出身

振り返った時良かったと思える 悔いのない高校生活を送りましょう
長所を発揮すべきだと
友人に背中を押されました

 私は、東北文化学園大学工学部知能情報システム学科に指定校推薦で合格することができました。私がしっかりと進路を決めたのは高校2年生の冬です。最初は、自分自身何をしたいのか、どういった所で仕事をしたいのかまったく決まらず不安な生活を送っていました。明確に決まったきっかけは友人のおかげです。友人は私の長所を言ってくれました。「コミュニケーション力が高い所や、忍耐力がある所があるんだから、その長所を発揮できる仕事をすればいい」と言ってくれました。そして私は、情報科学コースという現代社会に必要な情報技術を深く学ぶことができ、身に付けることができる所に入学したのだから、そのことを最大に発揮できる大学に行きたいと思い、東北文化学園大学工学部知能情報システム学科を選びました。そして指定校推薦という受験方法で合格しました。

2年次には勉強と部活動を
両立できるようになりました

 私は、高校1年生から今までバスケットボール部に入部していました。最初は、私にとって勉学との両立が難しいほどの忙しさでした。放課後の部活動を終えた後、自宅に帰宅し自主勉に取り組もうとしても部活の疲れで集中が続かず、すぐに手を止めてしまいます。しかし、高校2年生になってからは、部活動に慣れ、体力もついてきて勉学との両立が上手くできて充実した生活を送ることができました。そして今、部活動と勉学の両立が上手く出来ていなくて不安になっている後輩の人たちは、勉学と部活動のどちらも最後まで諦めずに取り組み、「あの時こうしていればよかった」と悔しい気持ちにならないで、「あの時こうしててよかった」と思えるような高校生活を友人と笑えて卒業できるように頑張ってください。最近ではコロナウイルスが流行しています。さまざまな行事がなくなって楽しい思い出が少ない人もいると思います。しかし、その状況を言い訳にして勉学を怠っていると、入りたい志望大学にも入れず悲しく悔しい思い出が多く残ってしまいます。そうならないように、今の状況を活かして良い思い出で最後、卒業できることを応援しています。

東北文化学園大学

工学部 建築環境学科

令和3年3月英進進学コース卒業
鳴瀬未来中学校出身

コミュニケーションにも繋がるので
家族との面接練習はお勧めです
住環境などを学び今後も
地域に貢献していきたいです

○この大学を選択した理由
 もうすぐ10年になる東日本大震災で、大きな被害を受けた建物や地域を見て、何か地域の役に立つことをしたいと思い、様々なボランティア活動をしていく中、高校生の時にインターネットでこの大学のことを知り、オープンキャンパスを通して、身近な住環境の問題の解決法や建築環境の基礎や応用を学びたい、と思っていた私にはピッタリだと思い選択しました。
○主な取り組み
 放課後に手の空いている先生と練習しましたが他にも家でも両親とも練習して、様々な質問に対応できるようにしました。ちなみに実際に質問されたのは高校でのボランティア活動や高校生活の中で頑張った活動、その大学の進学コースやほかに大学についてなにか知っているか、最近のニュースの話題に対しての自分の考えを述べるかなど様々なことを聞かれました。補足として、親と家で練習すると家族とのふれあいの時間を作れるだけでなく、よりコミュニケーション能力を高められると思うので、あまり両親とあまり接する時間が少ない人にぜひお勧めしたいです。最後に一番大切なのは、その大学で何を面接で聞かれるのかを予想し、何回も練習することが大切だと私は思います。

東北文化学園大学

工学部 建築環境学科

令和3年3月英進進学コース卒業
東仙台中学校出身

授業を集中して真剣に受けると
周りに大きく差を付けられます
出願時に焦らないように 良い評定を維持しましょう

 もし指定校推薦を受けたいと思っているのであれば、1年生の頃から定期テストに向けて勉強する事、英検などの資格を取ることは力を入れた方がいいと思います。3年生になって評定が足りなくなって焦ったり、資格がなくて書くことが無くなったりする事があるので気を付けてください。定期テストは、得意な教科を伸ばす事も大事ですが、苦手な教科を中心に勉強すると平均評定が高くなると思います。
 小論文は3年生の時にある小論文のテストがあるので、その採点時に書かれた直した方が良い点、学校の授業で意識するように言われたことを意識すれば、最低限点数は取れるとのではないかと思います。学校の授業を真剣に受けるか受けないかで自分の周りも大きく差が出るので真剣に取り組む方がいいと思います。
 面接は、人生でやった回数が少ないと思いますし、なかなか何を意識すれば良いのかわからない人が多いと思いますが、まずは態度です。面接官の方に第一印象を悪く見られることは、かなり不利になります。言葉遣い(敬語を使えているか)、座り方、質問されてからの問いを意識することが大切です。話をする際、相手の目を見て話すことも大切です。よく、恥ずかしくて目を見られない人がいますが、無理して目を見る必要は無く、相手の鼻やおでこを見るだけでも相手は目を見て話しているように見えます。なので、目を見て話すことが苦手な人は覚えておくといいかもしれません。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科

令和3年3月情報科学コース卒業
田子中学校出身

書類作成にあたり先生方の
アドバイスは大いに参考になりました
小論文対策として時事問題は
チェックしておきましょう

 私は指定校推薦で大学を合格しました。そこで、私は指定校推薦で合格するために心掛けたことを書いていきたいと思います。
 まず最初に必要なことは、指定校推薦枠を取得することです。しかし、希望した全員が指定校推薦枠を取得することができる訳ではありません。
 では、推薦枠を取得するにはどうすればいいのかというと、比較される判断基準は普段の学習評価です。例えば、授業中の態度や成績などが判断対象です。最低限、赤点は回避しておきましょう。
 次に必要なことは志望大学からの課題です。推薦枠が決まるとそれぞれの志望大学から課題が与えられます。主な課題内容は小論文と志望理由書です。特に小論文について説明したいと思います。
 私が小論文を書いた時の課題内容は「新型コロナウイルスの感染拡大防止について」でした。内容はそれぞれ学校と学科などで違うと思いますが、時事関係について内容を指定されることが多いと思いました。なので、最新のニュースとテレビなどで確認しておいて損はないと思います。
 志望理由書については、なぜその大学を志望したのかという理由をしっかり書くことが大事だと思います。また、私は先生方に自分自身を売り込むことが大事だと教えて頂きました。

面接練習はこなすほど慣れて
対応できるようになります

 次に必要なのは面接についてです。これが最も重要だと思います。
 私は本番に臨む前に面接練習をしました。練習することで対人で慣れることができ、質問に対して対策を取れると思います。また、毎回異なる先生と練習することで効果はより発揮されると思います。また、先生に言われたこととして、噛んでもいいから最後まで言い切ることが大切だと教えて頂きました。
 質問の内容については、御校を志望した理由や3年間頑張ったことについて、自己アピールなどを私は聞かれました。
 これを見て役に立てたなら幸いです。

東北文化学園大学

現代社会学部 社会学科社会福祉学専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中学校出身

面接は考え過ぎず
素直に答えて成功しました
将来の夢に必要な資格を
取得できる大学でした

私は指定校推薦をもらい大学に合格しました。私は指定校推薦をもらうために力を入れてきたことは自分の学力にあった大学を探し、少しでも学力を上げることです。正直私はあまり学力がいいとはいえませんでした。ですが私は将来やりたいことがあったので、自分の将来に必要な資格が取れる私にあった大学を探し、東北文化学園大学を見つけました。私はなるべく指定校推薦で行くのが理想だったので、指定校が取れるように少しでも学力を上げようと努力しました。特に努力したことは自分の得意な教科を上げ、今の成績を下げないこと。不得意な教科は少しずつ上げ、得意教科を優先的に上げることによって少しずつ成績を向上させていきました。

最初は面接の返答を細部まで
予想し暗記していました

 指定校推薦が決まった後面接練習に入りました。私は今まで面接をやったことがなかったので、初めての面接練習がとても不安でした。初めは頭の中に相手から返ってきた質問の答えを暗記し、相手に返そうと考えてましたが、本番で絶対失敗すると思いやめました。面接練習でそのことについて先生に聞いてみたところ、考えず本番で返すようにアドバイスがあり、私は面接であまり考えすぎずに本音で返答出来るようにしました。そして面接本番では、あまり緊張せずに面接官の先生からの質問に返すことができました。私が初めての面接で思ったことは、素直に話すことで話が途中でつまらずに話すことができるということです。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科社会福祉学専攻

令和3年3月情報科学コース卒業
築館中学校出身

コミュニケーションや行動する事の
大切さを実感した3年間でした
お世話になった経験から
社会福祉士に憧れています

 大学進学を目指したきっかけは、小学校6年生の頃に東北大学病院でお世話になった社会福祉士の方に憧れて、私も将来自身の経験をもとに誰かの力になれたらと思ったからです。私が指定校推薦をもらうために、高校3年間で心掛けたことは、欠席日数を少なくすることと、評定と定期テストの点数をしっかりキープをすることです。私が入学した時から単位制になり、1回1回のテストの点数が評定に響きやすくなったので、テストが近い時期や、テスト期間中は、家や勉強をして、高い点数を保てるように努力しました。さらに、大学を決めるにあたり、積極的にオープンキャンパスに参加しました。なぜなら、オープンキャンパスに参加することで、学校の雰囲気や学生がどのようにして通っているのか、実際に大学でどのような勉強をしているのかなどを聞くことができたからです。

友達を作り思い出に残る
高校生活を送りましょう

 そして、仙台育英での3年間は、新しい人間関係の構築やコミュニケーションの取り方、行事に積極的に取り組み自分で行動を起こす大切さや難しさなどを肌で感じることができました。仙台育英に通うことで自分の置かれた環境が中学校までとガラッと変わり、すべて新しいことだらけで不安がとてもありました。しかし、先生方や私の周りの方々が、すごく親切に、そして親身になってくれたおかげで無事に3年間過ごすことができました。私はこれから大学で多くのことを学び、中学校の頃からの夢であった、患者さんだけでなく家族や関わった人みんなが幸せになり、私に相談してよかったと言ってもらえるような社会福祉士を目指します。
 私が最後に、後輩の皆さんに伝えたいことは、自分で目標を持ち、大学や専門学校のオープンキャンパスにぜひ参加してください。そして、部活動やクラスなどでかけがえのない友達を作り、思い出深い高校3年間を過ごしてください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和3年3月特別進学コース卒業
宮城野中学校出身

合格後も友人達に刺激を受けて
入試前と変わらず勉強に励みました
薬剤師を目指す環境が
整っている点に惹かれました

 私は東北医科薬科大学の薬学部薬学科に指定校推薦で合格しました。東北医科薬科大学は、薬学部と医学部の2つの学部がある大学です。特に私の進学する薬学部の薬学科は薬剤師国家資格の取得に向けたカリキュラムが充実しています。実際去年の国家試験合格率は9割を超えており、全国のほかの私立学校と比較しても、5パーセントほど高い合格率を維持しています。
 私は薬剤師の資格を取得することを目標にしていたため、試験の合格率が高かった東北医科薬科大学に進学したいと考えるようになり、3年生の春頃から勉強に力を入れ始めました。仙台育英には東北医科薬科大学からの指定校推薦があったため、推薦の獲得を意識し、校内模試で好成績を残すことを目標に据え勉強をしていました。その際、積極的にオークルームを利用し、参考書や過去問に触れる機会を増やすように心掛けました。そのおかげで、模試で好成績を残すことができ、無事推薦を獲得することができました。

合格後も一般受験を想定し
勉強を続けてきました

 枠を獲得した後は、小論文と面接対策を行い始めました。特に面接の対策には力を入れ、様々な質問のパターンを想定し、何度も繰り返し練習しました。その甲斐あって、試験も無事に合格し、自分の目標で国家資格の取得のための第一歩を踏み出すことができました。
 試験合格後も、以前と変わらず勉強を続けました。特に一般受験の時に必要となる科目の勉強時間を増やし、大学の過去問も積極的に解くようにしました。合格後にモチベーションが低下した時期もありましたが、そんな時周りの友人たちの姿に刺激を受けて、やる気を取り戻すことができました。
 私は先生方のご指導や手厚いサポートのおかげで合格できました。そんな先生方への感謝を忘れずに努力し、自分の目標の達成に向けて、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

東北医科薬科大学

薬学部 生命薬科学科

令和3年3月英進進学コース卒業
村田第一中学校出身

高校受験の経験を力に努力し
「逆転の仙台育英」を体感!
自習環境を整えることから
受験勉強を始めました

 私が仙台育英の生徒として過ごした3年間は波瀾万丈でした。特に、第2学年の終わり頃からコロナの影響で学校に来れなくなってしまい、学習面は危機的状況に陥りました。しかし、私はこの状況を乗り越え、志望大学に合格することができました。以下に記したものは私が大学に受かるまでの経緯です。
 高校生活の始まりは劣等感に押されていました。高校受験で志望校に落ちたことが原因です。高校に進学はできましたが、初めのうちは不安でした。しかし、「逆転の仙台育英」のスローガンのもと、私は学習に取り組むことができました。私と同じ状況で入学した生徒も多く、私個人の問題ではないから他の皆に負けじと努力を重ねました。いざ勉強を始めようとしても、誘惑が多いと取り組めないことが多かったので、校内の図書室や隣町の図書館を学習スペースとして利用した結果、テストで良い成績を取ることができました。勉強に取り組む上で、周囲の環境が私にとっては重要でした。
 進路を大学への進学と決めていたのは入学する前からです。自分の興味のある分野の学びを深めたいと思ったからです。生物に興味があった私は、生物分野を学べる大学を探し志望大学を見つけることができました。

社会に出てからも高校での
経験を生かしていきます

 志望大学が決まってからは、合格に向けて準備が始まりました。指定校推薦の枠を取るために高い評定を取り、講習にも参加しました。苦手な小論文は、授業やテキストへの取り組みで少しずつ練習しました。問題演習では過去問に挑戦しました。コロナで登校できなかった間、校内模試の過去問を解き、指定校の枠を取るための大きな支えとなる結果に至りました。
 無事に枠を鶏、試験当日。非常に緊張しましたが、平常心を保ち、見事合格することができました。高校受験での失敗を晴らし、「逆転の仙台育英」を体感することができました。
 私が大学に合格することにおいて、部活動も大きな影響をもたらしてくれました。高校生活もあっという間に終わってしまいましたが、この3年で経験したことは、進学後の社会に出た後も生かしていきたいと思っています。

宮城学院女子大学

学芸学部 人間文化学科

令和3年3月 フレックスコース卒業
高砂中学校出身

何が苦手なのかを自覚した上で
受験対策に取り組めば自信が付きます
中学校教諭が夢なので
大学進学を決めていました

 中学生の頃から中学校の教員になりたいと思っていました。そのために大学進学をするという事を高校1年生の時に決めていました。どの大学に入るにもフレックスコースから一般入試で行くのは難しいと考えていました。そのため、1年生のときからテストの点数や授業態度に注意して評定を高く維持するように心掛けていました。そのために基礎的な事である授業はしっかり聞く、発言をする、メモを取る事をしていました。テスト期間には対策プリントを4回、5回繰り返し解いていました。自分に合った勉強法を見つけ効率的に勉強することが大事です。得意科目を3回勉強した時は苦手科目を6回解くなど時間や回数を工夫しました。日常生活を送る中で、ふとした時に習った事を思い出すようにしていました。そうする事で自分がどのくらい内容を覚えているか分かるので、あまり覚えていないと感じた時は復習するようにしています。
 勉強以外にも普段から、周りを見て、周りのために行動するように心掛けていました。部活でも他の人が何をしたら楽になるのかと考えて、気を遣うようにしていました。気を遣う事で少しでも信頼してもらえるようにしました。推薦なので信頼がないといけないと思います。

面接対策としては考えながら
話をする練習をしました

 試験では面接と小論文がありました。私はどちらも苦手だったので大きな不安がありました。特に面接では自分の伝えたい事をまとめられないので要点だけを覚え、頭で考えながら話す練習をしました。毎日確認し練習しました。小論文では何について聞かれるか分からないのでニュースなどで毎日世界の事について調べるようにしました。書き方なども復習しました。
 自分の苦手な事を理解し練習する事で不安などが減り自信が付くのでしっかりと考えて取り組むといいと思います。積み重ねる事を大事にして生活すると結果が付いてくると思うので、少しずつでも取り組みましょう。

宮城学院女子大学

現代ビジネス学部 現代ビジネス学科

令和3年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

高校生活で何かに打ち込んだ経験は
入試で大いに強みになります
真摯に授業を受けテストも
入学時から頑張っていました

 私は指定校推薦での大学進学を希望していたので、入学当初から指定校推薦の受験資格を得ることを意識して高校生活を送ってきました。
 指定校推薦の受験資格を得るために大切な項目の一つが評定値です。指定校推薦では評定基準が設けられており、基準を満たさなければ校内選考にすら申し込むことができません。評定値を落とさないために、私は2つのことを意識して生活していました。1つ目は真摯な姿勢で日々の授業を受けること。2つ目は定期テストで毎回高成績を残すことです。この2つは基本的なことですが、評定値に直結します。私自身もこの2つのことを意識しながら生活していたのでオール5の評定をもらうことができ、自分の進路を幅広く探すことができました。

検定別の対策講座で
資格検定対策は万全です

 また、高校生活の中で私は資格取得にも力を入れてきました。仙台育英では検定別に対策講座が開かれるので、筆記はもちろんのこと、英語の面接やパソコンの実技試験なども十分に対策を行った上で試験に臨むことができます。先生方の手厚いフォローもあり、私は英検2級、情報処理検定3級、ニュース時事能力検定3級というように幅広い分野で資格を取ることができました。資格の取得は自信に繋がるだけでなく、指定校推薦の校内選考の際に提出する「自己推薦書」で自分の強みとしてアピールすることができました。
 最後に、私の経験から、時間に余裕がある1,2年のうちに様々なことに挑戦するといいと思います。そして、その活動に全力で取り組んでみてください。部活動、生徒会の活動、資格取得、ボランティア、学校行事の実行委員などどんな活動であっても「何かに打ち込んだ経験」は自分の強みになります。様々なことに挑戦して高校生活を充実させ、自分の進路を達成できるように皆さんも頑張ってください。

宮城学院女子大学

現代ビジネス学部 現代ビジネス学科

令和3年3月英進進学コース卒業
八乙女中学校出身

部活は多くを学び成長できるうえに
推薦で有利なので頑張りましょう
部活動の遠征で他県を訪れ
 観光業界に関心を持ちました

 私は高校2年生の後半までやりたい夢がなく、どこの大学に進学するのか、そもそも大学に進学することすら決まっていませんでした。しかし、部活動でたくさん遠征に行って色々な県を訪れたことで観光の仕事に就きたいと思うようになり、大学探しを始めました。このようにまだ自分の将来の夢が定まっていない人も多いかと思います。そこで、私が高校生活で気を付けていたことを書きたいと思います。
 1つ目は、いい評定を常に保つことです。指定校推薦を受けるには、ほとんどの大学に条件があり、それを満たしていなければ受験することができません。後になってあの時もっと勉強して、評定を取っていれば良かったと後悔しないように1年生の時からテストの点数はもちろん、提出物を必ず出し、授業態度も気を付けるようにしていました。
 2つ目は、勉強以外の活動にも力を入れることです。私は、剣道部に所属していました。最初の頃はいっぱいいっぱいになってしまい、辞めたいと思うこともありましたが、3年間続けた今では本当に良かったと思います。勉強からは学べないことが部活動で学ぶことができ、成長できます。また、自分にとってもいい経験となり、指定校推薦を取るときにアピールポイントにもなります。勉強と部活の両立は大変かと思いますが頑張ってみてください。必ずやって良かったと思えます。
 1年生からのちょっとした積み重ねが指定校推薦での大学合格という結果につながると思います。指定校推薦での大学受験を考えている後輩の皆さんは、出来るだけ早い段階からコツコツと頑張って下さい!

宮城学院女子大学

教育学部 教育学科幼児教育専攻

令和3年3月 特別進学コース卒業
高崎中学校出身

受験中は心身の疲労を上手く発散し
モチベーションを維持しましょう!
積極的に行動し将来役に立つ
自分の強みを見つけましょう

 私が指定校推薦を受けるために努力したことは、積極的に行動することです。私の場合は、放送部の活動や部長を務めたことがとても大きかったです。そのおかげで様々なことに挑戦することができ、自分の強みとなるものを育むことができました。
 また、自分の強みというものは受験や就職をする上で必ず必要になるものです。それを見つけるには、自ら積極的に動く事が必要になってくると思います。このご時世で難しいこともあるかと思いますが、できる範囲内での行動で自分の強みとなるものを見つけてほしいです。
 受験期はやらなければならない勉強等により、心身共に疲弊してしまうことが多いかと思います。しかし、それを上手く発散して、健康的な受験期を過ごしてほしいです。私のオススメは、勉強の合間にちょっとしたストレッチをすることです。動かしすぎても疲れてしまうので、自分に合った量ややり方でしてみると良いと思います。自分が鍛えたい部位のストレッチにすると、モチベーションも上がって良いです。
 最後に、受験会場にはホッカイロを持っていくことをおすすめします。特に11月以降に試験がある方は持って行くと安心です。手を温めて、すぐ筆記試験で書けるように準備ができます。
 少しでも参考になれば幸いです。受験する人も、就職をする人も、限りある高校生活を有意義に過ごして下さい。応援しています。

宮城学院女子大学

教育学部 教育学科健康教育専攻

令和3年3月特別進学コース卒業
栗駒中学校出身

面接練習では自分の姿を見つめ直し
自己分析をすることが大切です
仙台育英の整った学習環境で
集中して勉強できました

 私が進路を最終的に決定したのは3年生です。受験資格を得る為には、日々の努力を欠かさない事だと思います。授業や講習を大切にして学ぶ事が大事です。授業の予習、復習をし、ノートの作り方を工夫する等の対策をしてきました。学習において授業を真面目に取り組み、学習スペースを活用してきました。私はよく、オークルームで学習をしました。緊張感がある静かな場所で集中して学習をしたかったからです。また、昼休みや放課後等、短時間学習する際にはGPホールや図書室を活用しました。日々の努力の積み重ねで、自分の目標を達成し、合格する事ができました。

読書に親しんでいたことが
小論文を書く力になりました

 試験内容は小論文と面接でした。小論文は日々培った国語力が活かされます。過去問で出題傾向を掴み、自分で題を決めて解きました。現代文の問題を解くことで、対策をしました。自分で一度解いた問題集で解けなかった箇所を復習し、どこができていないのか、知る事が対策に繋がりました。普段から様々な本を読んでいた事も力になりました。また、面接練習をする際には、自己分析が必要です。自己アピールをする前にきちんと自分と向き合い、自分の姿を見つめ直しましょう。自分の性格をよく知り、それを言葉にできるようになり、書いて整理する事も一つの手段だと思います。私は面接が苦手だったので、何度も練習をしました。練習を重ねる事で直すべき点が見つかり、失敗を重ね、それを成功に繋げる事が必要だと感じました。試験日は一度きりなので、悔いの残らないように、練習は積極的にするべきだと思います。回数をこなす事が自分の自信に繋がるからです。その結果、私は自信を持ち、面接に臨むことができました。大学では、教えられた事、経験を生かし、新たな経験に繋げたいと思っています。

宮城学院女子大学

生活科学部 食品栄養学科

令和3年3月英進進学コース卒業
岩沼西中学校出身

授業に集中して理解できると
勉強のはかどり方が全く違います
部活動を楽しむことで
高校生活が豊かになります

 私は、進学することを決めてから学校型推薦の受験資格を得るために心掛けたことは2つです。
 1つ目は女子サッカー部の部活動です。メンバーに入らないと大学に提出する調査書に書けないので、メンバーに入れるように努力しました。メンバーに入ってから良い結果を出せるように、日々の練習を無駄にしないように、集中して練習に励み、良い結果を出すことができました。指定校推薦のための部活動ではなく、自分がしたいことをやることが大切だと思います。楽しく部活動をすることで高校生活が豊かになると思います。

苦手教科を優先して勉強し
点数が上がりました

 2つ目は勉学です。私は部活動をしていたので自宅で勉強できる時間があまりなかったので、一日一日の授業を人よりも聞くことを意識していました。授業でしっかり理解できると、テスト期間に自分で勉強する時の理解度が全く違います。わからない問題がある時は、先生や友達に聞いて解決させるとより理解が深まると思います。苦手な教科を後回しにして勉強するのではなく、苦手な教科から勉強していくと、よりテストの点数が上がると思います。一日一日の授業をしっかりと受け、提出物を出し、テストで良い点数を取ると良い評定がもらえると思います。評定で指定校推薦の幅も変わってくるので頑張って下さい。
 私は文武両道を行って学校型推薦の枠を頂けたので、あたり前のことをあたり前にやることが大切だと思います。通学時間に勉強したり、検定を取るなどするとより良いと思います。来年度以降受験する方は頑張ってください。応援しています。

宮城学院女子大学

生活科学部 生活文化デザイン学科

令和3年3月特別進学コース卒業
秀光中等教育学校出身

まずは定期テストでの得点増を目標に
勉強と部活の両立を始めましょう
書道部での豊富な実績が
合格の一因だと思います

 私は書道部に所属しながら、高校2年次に学校推薦型での受験を目指すようになりました。その上で頑張ったことは3つあります。
 1つ目は、定期テストと提出物を出すことです。1年次は部活動と勉強の両立ができていなかったためテストでは良い点数を取ることができなかったので、2年次は定期テストで目標の点数を決めて勉強しました。また、提出物は絶対に期限までに出し、できるだけ良い評定がもらえるように努力しました。1,2年次に学校推薦型を目指していなくても、3年次に目指すようになったり、校内模試の順位が良くても、評定が悪いため推薦をもらえないということもあるので、どんな人でも評定はある程度取っておくべきだと思います。
 2つ目は、部活動です。私は部活動で他の人と差をつけることができたのではないかと思います。部活動の成績は様々な受験に書くことができます。また、2000字の志望理由書、受験での高校の、活動報告や面接でも部活動での体験談を元にさまざまなことを書けたので、そのような部分でも部活動に力を入れて頑張ることは良いことだと思います。

英語はスキマ時間の活用等
工夫して克服しました

 3つ目は校内模試です。校内模試の勉強は主に過去問を4年分すべて解きました。また、英語があまり得意ではなかったので家ですることができる映像授業の塾に入り、部活動が終わった後やスキマ時間を使って勉強していきました。努力の甲斐もあり、模試の英語では過去問をはじめて解いたときの点数から約30点上げることができました。
 私は部活動と勉強に追われる3年間でしたが、とても充実した3年間にできたと思います。今部活動をしている人は勉強との両立はとても大変だと思います。特に忙しい部活は土日も活動があって大変だと思いますが、まずは定期テストで良い点数を取れるように勉強していき、徐々に両立していくことが大切だと思います。

仙台白百合女子大学

人間学部 人間発達学科子ども発達専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
寺岡中学校出身

複数の大学を調べたことで
理想の大学に出会えました
幼稚園教諭を目指すことが
できる大学を探しました

  私は元々幼稚園教諭になりたいと思っており、大学は県内にしようとしていたので、県内で幼稚園教諭の免許を取得できる四年制大学4つぐらいに最初から絞っていました。そこで、私が今まで続けていたアルトサックスを続ける環境も整っている仙台白百合女子大学ではない大学に決め、総合型選抜入試のための勉強をしていました。
 志望大学を決める前も評定をしっかり取るために、定期テストはしっかりと取り組んでいましたが、決めた後はさらに頑張りました。
 ですが、最初に志望していたその大学は残念ながら受かることができませんでした。そこで改めて、県内で幼稚園教諭の免許が取れる大学の授業内容など今までよりももっと詳しく調べました。
 すると、仙台白百合女子大学は「家庭問題」のことや「発達障がい」のこと「子どもの貧困」のことなど、私がとても興味のあることをしっかりと学ぶことが出来ることを知りました。また、ピアノなどの音楽も本格的に授業で学ぶことが出来るということで仙台白百合女子大学を受験することにしました。
 校内模試の時はまだ最初に受験をした大学を志望していたので、その受験には校内模試の点数は影響しなかったのですが、私は過去問を何度も解いて臨んでいたので、あの時しっかりと勉強していて良かったなと思いました。仙台白百合女子大学の入試は、書類と面接でした。面接練習は家でも学校でもたくさんしました。また、「日本の子どもの貧困について調べて5分以内で自分の考えを述べる」という口頭試問の課題もあり、図書館で沢山本を読んだりインターネットで調べたりして知識を身に付けた上で、調べた内容やデータ、それに対する私の意見対策なども述べました。

仙台白百合女子大学

人間学部 健康栄養学科管理栄養専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
田子中学校出身

準備を怠らず、自信を持って!
将来について真剣に考えてみましょう
管理栄養士という夢に
近づける大学を選びました

 私が仙台白百合女子大学を志望した理由は、管理栄養士の国家資格の合格率が県内トップで就職率も高かったためです。またオープンキャンパスでの雰囲気も良くて、教授と生徒の距離も近く、学びやすい環境なのが分かりました。
 校内模試に向けての勉強は高校3年になってから始めました。普段の勉強の他に、過去問などを毎日少しずつ解くようにしていました。特に英語ができなかったため重点的に解くようにしていました。また、受験では口頭質問があるため、そのための勉強もしました。口頭質問は化学か生物のどちらかを選ぶ方式だったので、私は生物を選びました。口頭質問に向けての勉強は、生物基礎の教科書を繰り返し読み、人に関わるところを主に復習していきました。

勉強や資格取得などに
 今からでも頑張りましょう

 大学での受験は、面接で待機室から呼ばれて面接官2人受験生1人での面接でした。面接中はあまり緊張した雰囲気ではなく、とても話しやすい感じでした。面接は約10分程で初めに口頭質問があり、化学か生物のどちらの質問が良いか聞かれました。口頭質問はあまり難しいことは聞かれなかったため緊張せず答えられました。その他の質問は、学校での面接練習よりも掘り下げられて聞かれてびっくりしましたが、焦らず答えることができ臨機応変に対応することができました。
 私は、受験を通してもっと3年間で勉強に取り組むことができたのではないかと感じました。また何事にも準備を怠らないこと、自信を持って挑戦することが大切だと思いました。私は高校3年になってもやりたいことが明確ではなかったため、もっと早くから進路について真剣に考えたりそのために何をすることが必要か調べるといいと思いました。英検や数検などを受けたり、たくさんのことに挑戦するべきだと思います。後輩の皆さんには、今からでも残りのわずかな学校生活の中で悔いが残らないように、いろんなことに挑戦してほしいと思います。

仙台白百合女子大学

人間学部 グローバル・スタディーズ学科

令和3年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

オープンキャンパスは2年次から参加し
教授に覚えていただきました
留学生と親しくなり外国語を
学びたい意欲が高まりました

 私は中学生の頃から韓国に興味があり、独学で韓国語の勉強をしたりしていました。入学した仙台育英には、韓国や中国からの留学生も多く、そういった国の同世代との関わりで、ますます海外に興味を持つようになりました。
 特に仲良くなった同級生は中国人だったので、韓国だけでなく、東アジアの言語を学びたいと思うようになり、学べる大学を探してみたところ、仙台白百合女子大学のグローバル・スタディーズ学科を知りました。
 オープンキャンパスには2年生の頃から積極的に参加していました。3年生の時はコロナ禍で開催が危ぶまれましたが、なんとか参加することができました。前年にも参加したことを覚えていてくださった先生もおり、とても感激した覚えがあります。学年を超えて学生の皆さんの仲が良く、先生方もとてもフレンドリーに学生の皆さんに接しているのを見て、入学したいと思いました。

自発的に取得した韓国語の
検定がプラスになりました

 高校では英語の授業を頑張りました。指定校推薦を受けたかったので、英検は準2級まで取得しました。また、自発的に韓国語能力検定やハングル能力検定にも挑戦しており、韓国語能力検定は5級、ハングル能力検定は4級を取得しています。自己アピールにも繋がり自信にもなりました。
 指定校推薦では初めての面接や課題などでとても緊張しましたが、合格した時はとても嬉しかったです。入学後は、希望通りに東アジアの言語や文化を学び、その他の言語などにも挑戦してみたいと思っています。
 後輩の皆さんがその後に続けるよう、これからも頑張りたいと思います。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

令和3年3月 英進進学コース卒業
河南西中学校出身

ボランティア活動は成長できるうえに
入試でアピールできる武器になります
体調に普段から気を配り
3年間無欠席を達成しました

 高校入学当初、私には大学進学という目標があり、仙台育英の英進進学コースに入学しました。最初は新天地の生活に不安でいっぱいでしたが、それもすぐになくなり勉強に取り組んできました。評定をなるべく落とさず、キープし続けるために考査が近づいてきたときは、ワークブックや授業の内容をまとめたノート、テスト対策プリントを活用して考査に備えました。教科によっては提出物も求められたのでそれらも期日を守ってすべて提出していました。このようにして私は評定をあまり落とすことなく3年間を過ごせることができました。
 普段の生活面では体調面にも気を配りました。私は学校と自宅との距離がかなり離れていたため毎朝6時起きで通学していました。そのおかげか一切体調をくずすことなく、3年間無欠席を達成しました。欠席を多くすることも入試に響くので、遅刻、欠席をしないことを常に心がけておくといいと思います。

様々なボランティア活動に
熱心に取り組みました

 部活動では、地域のイベントにボランティアとして参加してきました。仙台七夕花火祭りの設営、青葉区民まつりの運営などを行いました。個人的にはかなり重労働でしたが、将来にも役立ちますし、何より内申書に書くことができる武器となるので積極的に参加することをおすすめします。
 入試は基礎力判定審査と面接を受けました。基礎力判定審査は担任の先生に過去問をいただきしっかり取り組んで入試に備えました。面接は私も初体験の出来事で不安でしたが、当日までに担任の先生や教科の先生に協力を依頼し、本番に備えて練習を積みかさねてきました。とくに志望理由は必ずと言っていいほど質問されるのでしっかり答えられるように練習しておくことをおすすめします。試験日程は11月下旬とかなり早い時期だったので受験する際は早め早めの準備をしておくといいと思います。
 以上のように私は高校3年間を有意義に過ごし、無事志望大学に合格することができました。これから受験を控えているみなさんに、私の体験記がぜひとも参考になればいいことと思います。志望大学に無事合格できるよう頑張ってください。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

令和3年3月英進進学コース卒業
塩竈第一中学校出身

受験において不安を取り除くには
しっかりした準備が一番大切です
尚絅学院大学の指定校推薦は
学力テストがあります

 指定校推薦は学校内の審査を通らなければ受験することはできません。それには3年生の評定だけではなく、1年生からの3年間の評定が大きく関わってきます。
 尚絅学院大学の受験では基礎学力テストと面接を行いました。指定校推薦で学力テストがあるのは珍しいと思います。私が受けた学類は英語が必須で国語と数学のどちらかを選び、その2科目を60分で解くという形式でした。テストと聞くと不安を感じるかもしれませんが、基礎的なことがほとんどなので3年間、授業をきちんと受けていればわかる問題です。もちろん、受験前にはテストに向けて勉強しますが、英語では単語や文法を中心にチェックして長文を読む練習をした方が良いと思います。また私は国語を選んだのですが、国語も同様に言葉の意味を理解することが重要です。60分で2科目受けなければいけないので時間配分を誤るとどちらも中途半端になってしまいます。事前に過去の問題を使い、自分がやりやすい方法で時間内に解く練習をすることが大切だと感じました。

面接練習で色々な質問の
され方に慣れておきましょう

 そして、私が一番大変だったのは面接です。最初の面接練習では自分では準備してきたつもりだったのにうまく相手に伝わらなかったり、急な質問に戸惑い、答えられなかったりとうまくいきませんでした。そのため、毎回練習の後には答えられなかった質問をノートに書き出し、自分の意見をまとめるようにしていました。また自分が答えた回答に何故そう思ったのか、根拠を持って発言した方がいいです。例えば、社会に貢献できる人になりたいと発言した場合、具体的にどのように貢献したいのかと言葉一つ一つから考えを派生させて準備しておくとどんな質問をされても対応できると思います。
 さらに一人の先生と面接練習をするのではなく、できるだけ多くの先生に練習をお願いするのがいいです。一人の先生とだけ練習して完璧だと思っても、他の先生と練習すると意外に答えられなかったりします。先生によって質問の仕方が変わってくるので、たくさん練習して慣れておいてください。
 また、個人的には試験会場の場所や席がわからなかったらどうしようなどの不安がありましたが、先生が話しかけてくれ、案内してもらえるので、その部分の不安は感じなくて大丈夫です。
 最後に学力テストも面接においても不安を取り除くには準備をしっかりすることが一番大切です。受験は一人で悩まず、先生方や友達にも協力してもらいながらベストを尽くせるように頑張ってください。

尚絅学院大学

心理・教育学群 子ども学類

令和3年3月英進進学コース卒業
桜丘中学校出身

面接練習で欠点と正面から向き合い
改善できたことが自信に繋がりました
休校中の自宅学習は集中を
切らさないよう苦労しました

 私が大学進学を目指したきっかけは、将来の夢が明確に決まっていて、それに向けて資格を取りたかったからです。志望大学が決まったのは高校3年生になってからでした。指定校推薦を貰うためには、ある程度の評定が必要でした。私は1年生のときから定期テストに力を入れていたため、規定の評定を満たしていました。そのため、大学にできるだけ高い確率で入れる指定校推薦を選びました。
 指定校推薦は誰でも取れるものではなく、人数枠が決まっているため取れない可能性もありました。その指定校推薦を取ることが出来るように、まず校内模試に力を入れていきました。コロナで自粛期間があったため、その期間は一日に3時間以上勉強できるように意識して取り組んできました。家にいるとだらけやすいので、集中するだけでもかなり難しかったですが頑張りました。また、志望理由書も夏休み中に書いていき、何度も先生に提出して添削していただきました。結果、指定校推薦枠をいただくことができました。

本番の面接では練習した分
緊張せずに上手くできました

 指定校推薦を受けられると決まってからも、とても苦労しました。私が受験した尚絅学院大学の子ども学類には国語と英語のテストと面接があったため、国語と英語の勉強と同時に面接練習を行いました。面接練習では主に志望動機をはっきりと言うことと、大学に進学してからの目標を立て、具体的にどんなことを頑張るのかを明確にしていきました。実際、緊張して言葉が出てこない時もありました。色々な苦労もあったけれど、自分自身の欠点一つ一つと向き合い、改善していくことで、本番までに自信を持つことができました。本番は面接官との会話のような雰囲気で、自分自身の言いたいことをはっきりと言うことができ、全力で取り組めました。大学に進学してからも、自分自身の立てた将来の目標に向かって頑張っていきたいです。

尚絅学院大学

心理・教育学群 学校教育学類

令和3年3月英進進学コース卒業
高砂中学校出身

論文や小説を読む習慣を付けると
考える力や語彙力が上がります
授業中は先生の話に集中し
予習・復習に力を入れました

 私は、学校の教員を目指すために、大学に進学することにしました。推薦入試を合格するために心掛けて努力したことは、大きく3つあります。1つ目は3年間の生活です。私は指定校推薦の枠を取るため、評定を4.5以上で保ち、定期考査で赤点を取らないように日々の授業を真剣に取り組みました。具体的には、板書を写すだけでなく、先生が言った大切だと思ったことをノートに書いたり、時間があるときは、授業が始まる前は、今日学ぶ範囲を予習しました。その他に帰宅後には、授業で分からなかった所や疑問に思った箇所を復習し、提出課題をやるために、最低2時間は机に向かっていました。
 2つ目は、大学のオープンキャンパスに参加することです。私は県内の大学で中学教員免許を取得できる所を志望していました。免許取得できる大学はたくさんありましたが、その中で気になった大学のオープンキャンパスに参加しました。仙台育英で行われる説明会もありましたが、実際に大学へ行かないと大学の雰囲気や特色が掴めなかったので、積極的に参加しました。そのおかげで私に合った大学を他の大学と比べながら選ぶことが出来ました。

先生方や友人の励ましで
 努力することができました

 3つ目は、本を読むことです。論文や小説を考えながら読むことで、考察力が上がったり、分からなかった漢字や熟語を調べるだけでも勉強になることが多いです。その他にも新聞を読んでいたら、面接で時事問題を答えるのが楽になったり、言葉の言い回しを覚えることができます。
 私は、この3つの事を心掛けて努力しましたが、高校1年生からやり続けることは大変でした。ですが、友人や先生方に相談したり、励ましてもらったおかげで、3年間続けることが出来たので、高校3年間で信頼できる先生や、話が合う友人を作ることも大切なんだと感じました。

東北生活文化大学

家政学部 家政学科健康栄養学専攻

令和3年3月情報科学コース卒業
将監中学校出身

目の前の勉強に集中していれば
進路を決める時に選択肢が増えます
担任の先生の勧めで
指定校推薦に挑戦しました

 私は東北生活文化大学家政学部家政学科健康栄養学専攻に合格しました。
 私がこの大学への進学を目指した理由は、将来栄養士として様々な人たちを食の面でサポートしたい、という思いがあったからです。栄養学専攻は指定校推薦と総合型選抜があり、私は初め総合型選抜で受験するつもりで試験課題の対策を進めていました。でもその後、担任の先生から指定校推薦について勧められたので、11月の指定校推薦を受験し合格しました。
 3年間の学生生活では、部活動は運動部のマネージャーをして、勉強と部活動の両立に励みました。勉強は授業中に理解するようにして、課題は早めに終わらせるようにしていました。そこから試験問題の範囲を何度も解いたり、単語を覚えるなどをして試験に臨んでいました。

将来の目標が決まらず
進路決定に焦りを感じたことも

 志望大学が決まったのは、3年生の9月の三者面談でした。1年生の頃は、3年生の春頃までに進路希望が決まっているだろうと思っていました。しかし、なかなか自分のやりたいことが決まらず、3年生になってからは毎日焦りを感じていました。志望大学が決まるまで、家族と何度も話し合い、自分のやりたいことができる県内のホームページを閲覧し、授業内容や取得可能な資格等から最終的に一つの大学に絞りました。
 私は志望大学が決まったのも、動き出すのも遅かったですが、1年性の頃から真面目にやってきたので、指定校推薦に評定は十分でした。これを読んでるまだ進路が決まっていない方も、まずは目の前の勉強に取り組むことを、お勧めします。それが今後の選択肢を増やすことに繋がるからです。

石巻専修大学

理工学部 情報電子工学科/p>

令和3年3月情報科学コース卒業
塩竈第一中学校出身

高校生活で何かに打ち込めば
必ずどこかで役に立ちます
自己推薦書に書ける実績が
少なくとても苦労しました

 この度、私は幸いにも志望の石巻専修大学に指定校推薦で合格できました。私が3年生になる直前まで専門学校への進学を考えていたのですが、学びたいことは何なのかいろいろな方に相談しているうちに大学進学を目指そうと決意したので、このことを担任に話した際とても驚かれました。私が大学進学にとても大変だったのは自己推薦書です。これは今までの高校生活で頑張ったことや大学のために行ってきたことや志望理由などを書くものなのですが400文字が大変な自分に1600文字はとても苦労し、私は高校3年間を自分のしたいことをしてきて、大学を目指したのもその時1,2ヶ月前だったので、書く内容が一生懸命に取り組んだ部活動と資格試験しかありませんでした。高校卒業後の進路にかかわらず、高校生活で1つか2つ何かを一生懸命やってみてください。それは部活でも勉強でもなんでも良いです。思い出にもなりますし、経験になり、どこかで役に立ちます。普通のことですが大学に行くなら欠席はあまりないようにした方がいいです。もしどんなに成績が良くても出席日数で指定校をもらえないことだってあります。進路はすぐに決めないでオープンキャンパスにたくさん行ったり友人と話をすることで変わってきます。

石巻専修大学

理工学部 生物科学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
松島中学校出身

意思や考えをはっきりさせれば
伝わりやすくなるはずです
大学で生物を深く学び
将来は仕事にしたいです

 私が大学を選ぶ際、一番に考えていたことは自分の興味のあるものを学べるかどうかです。私は幼い頃から生物に興味がありそれを仕事にしたいと考えているからです。大学進学を志望するきっかけになったのも同じ理由で大学で様々な知識を身に付け将来の幅を広げようと考え大学を選びました。それから、候補を絞り、その中から「自分の学力と合っているのか」「学びたいことは学べるのか」「入試方法は何があるのか」など先生方と相談をしながら慎重に考え、石巻専修大学を指定校推薦で志望することを決めました。
 指定校推薦を志望するにあたり私は勉強に力を入れました。授業はもちろん休み時間なども工夫して勉強しました。特に新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が多かったので家庭での勉強に力を入れました。得意な数学などは隙がないように力を伸ばし、苦手な英語は基礎から徹底してやり苦手意識をなくすように取り組みました。

面接は練習を重ね落ち着いて
臨めば緊張がほぐれます

 私が入試の準備をする時に大切だと感じたのは自分の考えをはっきりさせておくことです。選考方法は志望理由書などの書類審査と面接でした。自分の考えがまとまっていないと志望理由書をうまく書けないし面接も全く話せません。自分の気持ちを伝えるのが苦手でも、自分の考えがはっきりしていれば自然と自分の気持ちを伝えることができると思います。また、面接の時に緊張しないようにするのも大切だと思います。そのためには何度も練習したり、深く呼吸することを意識するとあまり緊張せずに面接することができます。

石巻専修大学

理工学部 生物科学科海洋生物コース

令和3年3月フレックスコース卒業
岩切中学校出身

好きな教科や興味のある事を
見つけて勉強に取り組みましょう
化学・生物を深く学ぶには
理想の環境だと思いました

 私は高校2年生の時に初めて石巻専修大学を目指そうと思いました。理由は、高校2年生の時に化学・生物という教科に出会いそこから化学・生物に興味を持ったからです。授業中も先生の話をよく聞き、メモを取ったり、自ら進んで勉強したりするなど、どんどん化学と生物が好きになりました。そしてこれからもこの2教科を学びたいと思い見つけたのが、石巻専修大学理工学部生物科学科海洋生物コースでした。石巻専修大学は海に近いということで実際に沖に出て海の生物を間近で観察することができたり、泊まりがけの実習など、普段の授業では体験できないような事もあり、様々な環境で学ぶ事が出来るという素晴らしい点があるので私は石巻専修大学を目指すことにしました。
 高校1年生の時から定期テストなどでは平均点以上をキープし続けていましたが、私は中学生の頃はあまり勉強が好きではありませんでした。定期テストなどでは平気で赤点を取ったり、平均点以下が普通のような人でした。しかもそのテストは高校でいう化学のような範囲でした。ですが高校生の今、自ら化学の勉強をしテストでも満点を取るなど、昔の自分とは思えないほど変化していると思います。

自分の力で指定校推薦枠を
取れたことは誇りになります

 これから大学受験という後輩や入学してくる後輩達には、勉強から逃げずに真剣に取り組んでいってほしいし、何か一つ好きな教科があると勉強も楽しく出来ると思うし、好きな教科が無くても自分が好きな事を学んでいけばいいと思います。
 高校3年間しっかりと勉強し、自分の力で指定校推薦を取れたことは本当に嬉しく思います。指定校推薦は高校と大学側の信頼があって成り立っているということなので、大学に行ってもしっかりと今まで通り努力し、精一杯頑張り、単位を落としたり自分の不注意により後輩に迷惑が掛からないようにしていきたいです。大学に合格できて本当に良かったです。

石巻専修大学

経営学部 経営学科

令和3年3月フレックスコース卒業
利府西中学校出身

仙台育英に入学して良かった!
内容の濃い高校生活が送れました
面接対策としてニュース等も
確認しておきましょう

 私が大学進学を目指した理由は、将来の選択肢を増やしたいと思ったからです。私は現在資格などを持っていないので、大学に進学して自分の選んだ学部、学科で専門的な知識を身に付け、自分の武器にしてから社会人として即戦力になりたいと思いました。
 私は指定校推薦で大学に合格しました。志望大学の入試は面接のみでした。入試に向けて取り組んだことは、もちろん面接練習も何度も繰り返しましたが、自分の頭の中に世の中の情報を詰め込むことが大切だなと感じました。実際に面接官の先生方からは、自分が思っていなかったこと、考えていなかったことを質問されることがあったので、本番で何を聞かれても答えられるようにしておくと良いと思います。
 私が仙台育英で過ごした3年間は、良い思い出の方が多いです。学校生活、部活動共に一日一日を充実した内容の濃い生活を送れました。仙台育英に入学して心から良かったなと思います。高校3年間で学んだことをこれからの人生にも活かしていきたいと思います。3年間ありがとうございました。

石巻専修大学

人間学部 人間文化学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
鳴瀬未来中学校出身

先生方の授業での一言は
テストでも大いに助けになりました
仙台育英の授業は楽しくて
分かりやすかったです

 私が指定校推薦の受験資格を得るために大切にしてきたことは、放課後の学習活動です。私は、3年間塾に通うことがなかったため、学校の授業で分からなかった所があったときは放課後に先生に質問をしに行ったり、友人と帰りながら相談したりしていました。このように、自分から学ぶ姿勢を意識したことで学力の向上と学習意欲の向上を果たしてきました。
 また、仙台育英の先生方は教育熱心でユーモアも兼ね備えているため、授業はとても楽しく、分かりやすいといった印象でした。そのため先生が話したことが強く印象に残ることがあり、テスト等では記憶の中の先生に助けられたことも多々ありました。このような充実した学習環境が、私の学習へのモチベーションに繋がっていきました。
 そして、私が意識してきたことの2つ目として、授業態度の改善が挙げられます。高校に無事入学できたことで気が緩んでしまい、1年次の1学期期末考査では散々な結果になってしまいました。その後から放課後学習に励むようになりましたが、気の緩みを改善するために普段の授業を真剣に取り組むように努めました。具体的には板書を写すことや授業中の発言、先生が話していることを箇条書きにして自分で分かるようにまとめるなどを行ってきました。

友人との勉強会は
楽しんで長時間取り組めました

 最後に、私が取り組んできたものとして、休日の過ごし方があります。休日は一日中自由に過ごすことができるので、授業で分からなかった箇所や復習しておきたい箇所を重点的に取り組むように心掛けてきました。その際に、板書や先生の発言をまとめたノートがとても役立ちました。友人とLINEを使って勉強会をしたこともあり、雑談を挟みながら行うことで、楽しく長時間の勉強ができるため、とてもオススメです。
 私は公立高校の入試に落ちてしまい仙台育英に進学したため、最初は指定校推薦のような入試制度があることすら気がつきませんでした。早期の段階で自分を見つめ直し、意識を変えることが指定校推薦を確実に勝ち取る鍵となります。みなさんの成功を心から願っています。

仙台大学

体育学部 体育学科

令和3年3月英進進学コース卒業
高崎中学校出身

部活で厳しい練習を乗り越え
真剣に取り組む力がつきました
スポーツで怪我をした人を
支える立場になりたいです

 私が仙台大学を目指した理由は、将来スポーツトレーナーとしてスポーツ界の選手達を支え、選手として引退するまで付き添っていく仕事をするためです。きっかけは、サッカーをしてきていろいろな光景を見てきたからです。怪我をして、苦しみに耐えながら生活している人を何人も見てきて、自分の手でそれを治していきたいという思いが芽生えたからです。
 私の場合、仙台大学の指定校推薦枠に入るために努力したことは、まず、大学の評定平均値に入ることです。学校で行っている期末テストがあり、それで取った点数と平常点の30点で評定が決まる中で私は一番苦手とする国語を特に頑張りました。テストの結果と評定はまずまずであったので、基準値に入ることができました。部活や学校生活では、先生や友達とのコミュニケーションを一番大事にしてきました。部活では、選手として3年間大きな大会に出ることはなかったけど、仲間とのコミュニケーションや喜び悲しみを分かち合い、苦しい練習を乗り越えてきました。そのおかげで何事にも取り組む力が付きました。

小論文は授業で何回も
書いて練習しました

 大学受験で私は、指定校推薦で小論文と面接を受けました。特に小論文を書くことが一番難しかったです。授業では、週に1回小論文があり、大学の過去問から書いて提出し、添削してもらいました。私は、小論文がすごく苦手でした。国語力があまりない私は、文章構成があまりにも酷くて何回も書き直しました。その結果、私が一番納得のいく小論文を書き上げることができ、受験で書くことができました。そして面接は、すごく緊張したけど先生達のご指導があったおかげでここまでこれました。
 私は指定校で受験しましたが、一般や総合型選抜などそれぞれ受ける人はたくさんいると思いますが、授業に対する意欲的な取り組みや期末テストの結果や評価が大学を受けるための第一歩になるので、それを大事にして下さい。そして、受験勉強は人それぞれだけど、誰にでも目標があると思うので夢に向かって頑張って下さい。

仙台大学

体育学部 体育学科

令和3年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身

勉強と部活の両立で身に付けた
スキルは必ず将来役立ちます
ルーティンを自分で作り
生活リズムを維持しました

 私が大学進学を希望した理由は、将来の目標にアスレティックトレーナーを掲げているからです。そこで、アスレティックトレーナーになるために必要な資格や知識を得られる大学に行きたいと思い仙台大学を志望し、指定校推薦で受験しました。
 私が指定校推薦校内審査や入試本番までに努力したことは3つあります。1つ目は、出席日数についてです。指定校推薦は考査の点数を取って評定を維持することはもちろん、学校も休まずに出席しなくてはいけないため、欠席や遅刻が多ければ推薦をもらえる基準値が足りず、推薦をもらうことができなくなってしまいます。そのため私はルーティンを作り生活リズムが崩れることがないよう努力しました。2つ目は、授業や考査の点数を含めた平常点についてです。当たり前のことですが、授業態度が悪ければ、平常点は低くなりしっかり授業を受けて考査で良い点数を取れば4や5を取れるはずなのに3や2を取ってしまい評定が低くなってしまいます。それで校内審査をするとなった時に、1年生の時にしっかり平常点を取っておけば良かったと後悔してしまうので、1年生のうちから3年生の時のための備えが大切だと思いました。

面接練習は色々な状況を
想定して行いました

 3つ目は、面接や小論文についてです。小論文は題が全く分からない中での対策になるので、何度も違うテーマで練習し、自分の意見を論じて相手を説得させられるような書き方を身に付けられるよう努力しました。面接では、将来の目標やその大学で学びたいことや未来像を明確にし、どのような状況でもはっきり受け答えできるよう先生方や友達に手伝ってもらい、練習しました。
 最後に、部活をやっている人は両立することは難しいと思いますが、そこで身に付けた力は絶対に進学先や就職先などに生かすことができると思うので、文武両道を目指してがんばってほしいと思います。
 高校い。

仙台大学

体育学部 健康福祉学科

令和3年3月フレックスコース卒業
岩切中学校出身

多くの大学を知り将来の目標に
近づける進路を見つけましょう
高い評定を維持することで
 進路の幅が広がります

 私が指定校推薦で受験し、合格するために心掛けたことがいくつかありました。
 1つ目は、定期テストです。指定校推薦で受験するためには、各学校から出される条件を満たさなければなりません。条件の内容は各学校でさまざまですが、評定はどの学校からも条件として出されます。評定を高く保つことで自分の受けられる学校の幅が広がります。そのために、私は普段の授業をまじめに受け、テスト前は自宅で勉強をしました。部活動と勉強の両立は大変でしたが、短い時間でも集中して勉強をして、テストでは高い点数を取ることができました。また、授業で分からないことがあれば、後回しにせず、先生や友人に聞いたりすることが大切だと思います。このように、1年生からの積み重ねは大切だと思います。

進路を考えるのが遅く
諦めた大学もありました

 2つ目は、進路について知ることです。私が進路のことを考え始めたのは2年生の後半でした。1年生の頃は、あと2年あるからといって全く進路のことを考えていませんでした。そのため、興味を持った大学があっても自分の学力が足りずあきらめてしまいました。1年生の頃から調べていれば、その大学に向けて勉強する時間があり、あきらめる必要がなかったと思います。また、進路を決めるには、将来の目標も必要です。何も考えずに専門学校や大学に進学しても、何に向かって努力してよいか分からなくなってしまい、無駄な時間を過ごすことになってしまうのではないかと思います。目標を決めることで、自分に合った進路先を見つけることができると思います。そして、多くの学校のオープンキャンパスなどに参加し、より多くの学校を知り、自分の将来の目標にあった進路先を見つけることができ、充実した時間を過ごせると思います。

仙台大学

体育学部 子ども運動教育学科

令和3年3月英進進学コース卒業
長町中学校出身

色々なことに積極的に参加すれば
将来に繋がるきっかけが生まれます
特別選抜クラスに所属し
勉学に集中できました

 将来の夢である保育士になるために、自分がやってきたことを生かしながら専門性を含め幅広く学びたいと思い、四年制大学への進学を目指しました。進学に当たっては日々の積み重ねが重要になると言われている学校推薦型選抜の指定校推薦に挑戦し、合格することができました。1年次から、英進進学コースの中にある特別選抜クラスに所属することで、よりよい環境で勉学に励むことができたと感じています。受験資格を得るためには普段の学力評価が大事になりますが、特に定期テストについては高得点が取れるようしっかり準備して臨みました。また、授業態度に十分気をつけていたほか、課題の提出も期限通りに対応しました。
 進路や志望大学を決めることは難しいことですが、私も志望大学を決めるまでとても悩みました。特に今は新型コロナウイルスの影響でオープンキャンパスに参加することができないケースが多いので、早い段階から資料などを取り寄せてそれぞれの学校の特色を理解し、自分がやってきたことを生かせる大学を選ぶべきだと感じています。また、自分の将来設計を立てて、将来の夢の実現のために何を学ぶべきなのか、何を学びたいのかを考えると志望大学が絞りやすいと思います。

部活動でのボランティアで
 将来の夢が見つかりました

 私はチアリーディング部に所属し、勉強と部活動の両立を図りました。部活動ではみんなで一つになって演技を作る協調性、人としての礼儀、コミュニケーション能力を高めることができたと感じています。部活動で得た経験は入試では面接にも役立ちましたし、今後、大学生活での学びにも生かされてくると思います。さらに、私が保育士を目指そうと思ったきっかけも部活動内で行ったボランティア活動でした。私の場合は部活動でしたが、高校生活で色々なことに積極的に参加することでたくさんの出会いに恵まれて将来に繋がったり、充実した高校生活を送ることができると感じます。高校時代は3年間しかなく、あっという間なので後悔のないように充実した高校生活を送ってください。そして自分に合った大学を見つけてください。

聖和学園短期大学

キャリア開発総合学科

令和3年3月 フレックスコース卒業
高崎中学校出身

進路が決まらないときは周囲の
アドバイスを大事にしましょう
ニュースに関心を持つことが
受験にもプラスになります

 私が大学受験を通じて重要だと感じたことはいくつかありましたが、日頃からニュースをチェックしておくことは手軽に出来ることでありながら大変重要なことです。いつも学校へ行く前にテレビで見ている人も当然いるとは思いますが、これからは自分が将来目指している進路に関係している内容に注目して見てみましょう。受験ではほぼ確実に面接があり、そこでは最近の気になっているニュースや世間で注目されているニュース等について聞かれることが多いようです。1年生でまだ進路が明確に決まっていないという人もいるかもしれませんが、そういった人は焦らずにしっかりと担任の先生や親と相談して決めましょう。仙台育英では年に何度か進路相談が実施されており、自分の興味のある学校の説明を聞くことができます。こういった機会を有効活用して自分が本当にやりたいことを見つけてください。

熱意を持って努力を続ければ
合格は夢ではありません

 最後にオススメするのは小論文です。特に指定校推薦を目指す人にオススメです。小論文は大きく話題になったニュースについて自分の意見を書くことが多いです。自分の考えていることを限られた時間の中でまとめ上げることは慣れていないと意外と難しいです。直近のニュースに対してはある程度の意見をまとめておきましょう。そうしておくことによって本番での文のまとめやすさが変わってきます。とはいえ結局は本番で何が題になるか分からないので、繰り返し小論文を書く、文章を書くことに慣れていくことが一番大切だと思っています。
 大学受験に不安だと思う気持ちはあると思いますが、自分がしっかりと努力をして、大学に入りたいという熱意があるならば合格することができます。ぜひ目標は高く持って頑張ってください。

仙台青葉学院短期大学

看護学科

令和3年3月特別進学コース卒業
増田中学校出身

3年間の成績の維持が
進路変更などの備えになります
ハイレベルな授業に
付いていくのが大変でした

 2020年は新型コロナウイルスが世界的に流行し、日本にも大きな打撃を与えました。私はもともと一般受験で大学進学するつもりでしたが、コロナウイルスは次の年の大学入試の時期にも猛威をふるうかもしれないということを不安に感じ、高校3年生の夏に県内の大学に指定校推薦で行くことを決めました。
 私は高校3年生で指定校推薦を決めたので志望する大学の推薦を取るために一年生から準備することはしてきませんでした。しかし、万が一のときに備えてある一定の大学に推薦で入学できるように3年間大切にして過ごしてきたものがあります。1つ目は平常点と定期考査です。平常点は授業態度や提出物、小テストなどで決まるので、どうでもいいと疎かにせずに1回1回真面目に取り組み、評定は4〜5を取れるようにしました。私のクラスは他のクラスよりも授業のレベルが高いのでそれについていくために高校1年生の冬から休日6時間、平日3時間を目標に勉強してきました。

一般入試でも英検の有無が
影響を及ぼす大学もあります

 2つ目は資格です。近年は英語を重要視する大学も多いです。推薦をもらうのに英検○級以上という条件がある大学も増えてきていたので高校2年生の冬に初めて英検を受けました。英検は2級以上だと好ましいということだったので、最初は準2級から挑戦し、最終的に2級を取得しました。私の進学する大学にはあまり重要ではなかったけれど、一般で受けるときにも資格の有無で有利不利が決まることがあるので英検は取っておいた方が良いと思います。3つ目はボランティア活動に積極的に参加したことです。私の場合は町内の清掃、除草作業に高校1年生から高校2年生のコロナウイルスが流行する時期になるまで参加しました。大学に送る調査書には評定や校内の過ごし方の他にも、ボランティア活動やサイエンス・コ・ラボなどの校内活動について書く欄もあるので、高校1年生からそういった活動をしていた方が後々有利になってくると思います。

仙台青葉学院短期大学

ビジネスキャリア学科

令和3年3月 英進進学コース卒業
中野中学校出身

面接対策は質問内容を想定し
複数の先生方にご指導いただきました
公務員になるためのスキルを
大学で身に付けたいです

 私は将来公務員になりたいと考えています。ビジネスキャリア学科ではさまざまな分野の科目を学ぶことができ、公務員に必要なコミュニケーション能力の向上に努めているので志望しました。私は推薦のため校内模試に向けて国語と英語の勉強を主に頑張りました。志望理由書では、なぜこの学科に入りたいのかを自分の環境や体験話を加えながら書きました。面接では質問されても困ることがないように、事前に色々な質問の内容を考えてたくさんの先生方と練習をしました! 口頭試問では何が出されるか分からなかったのであまり対策できませんでした。四字熟語や簡単な計算問題など対策しておくといいと思います。

仙台青葉学院短期大学

ビジネスキャリア学科

令和3年3月情報科学コース卒業
多賀城中学校出身

志望大のカリキュラム等を調べ
進学後のビジョンを描きましょう
社会に出たときに役立つ
スキルを身につけたいです

 高校では学ぶことができないビジネス分野を深く学ぶことができ、2年間でさまざまな資格を取得することができるので短期大学進学を目指しました。私は指定校推薦を受けるため、出席日数や部活動に力を入れてきました。出席日数は土曜授業や校外学習、家でのオンライン授業もしっかり受けることが大切です。そして私は3年間チアリーディング部に所属していました。私自身、大会やイベントで使用する曲作りに携わっていたことや大会優勝、甲子園やサッカーの応援活動の参加経験を、受験の際にアピールポイントにすることができました。その他にも、定期考査や校内模試、生活態度にも気を付けてきました。

短期大学では高校で得た
知識がとても重要です

 私が大学を決めるにあたって大切にしたことは2つあります。1つ目はカリキュラムです。仙台青葉学院短期のビジネスキャリア学科にはビジネスマナーなどの基礎知識から数多くのビジネス論を学ぶことができます。また、6つの推奨履修モデルを選択することにより、自分に合った授業を受けることができます。2つ目は教育目標です。教育目標を知ることにより将来像が見え、2年間の目標も立てることができます。高校生活で授業は3年間、パソコンを使用することが多く、プレゼンテーションやタイピングなどのビジネス分野で必要となる基礎知識を学ぶことができました。そして部活動では地域の方々や先輩と話すこともあり、話し方や態度にも心掛けていたため受験の時に強みとなりました。大学受験だけでなく、この3年間の授業や部活動の経験も推薦入試では大切になってくるので、高校生活の中で様々な活動にチャレンジしていくと良いと思います。最後に短期大学は2年間しかないため、高校生活で身に付けた知識がとても重要となってきます。そのため、3年間で学んだ基礎知識を忘れずに、資格取得などの際に活かしていきたいと思います。

仙台青葉学院短期大学

ビジネスキャリア学科

令和3年3月フレックスコース卒業
向洋中学校出身

何か一つ「頑張りました」と
胸を張れる3年間を送りましょう
販売業への就職を見据えて
進路を決定しました

 私には、販売関係の仕事に就きたいという夢があり、接客や販売について詳しく学びたいと感じ大学への進学を決めました。また、より確実に早期の入学を決めたいと思い、指定校推薦を選びました。
 指定校推薦の受験資格を得るために。欠席をしない、定期考査で点数を取る、日々の授業をしっかり取り組む、特にこの3つを大切に生活していました。推薦を受けるにあたって資格取得が重要だと思います。私は自分の希望する学科と関係があるサービス接遇検定を学校設定科目で受講し3級に合格しました。資格を一つでも持っていれば面接の時にもアピールができるので、興味ある資格にチャレンジするのもいいことだと思います。また、高校3年間で何か一つでも頑張った、と胸を張って言えるようなことがあれば好印象に映ると思います。

友人や先生方に恵まれた
楽しく有意義な3年間でした

 たくさんの大学がある中で一つに絞るのは時間が掛かると思います。私自身、高校2年生の頃は、はっきりとした夢もなく進路に悩んでいました。しかし、自分の興味のある分野を調べたり、先生に相談したりして選ぶことができました。
 高校3年間充実した生活を送ることができました。今年度はコロナウイルスで学校に登校できない時期もあり、とても残念でしたが、先生方にも恵まれた仙台育英で良かったと思える3年間でした。在校生の皆さんも楽しかったと思えるような3年間を過ごしてほしいです。これから大変だとは思いますけれど悔いのないように生活し、それぞれの道で頑張ってほしいです。応援しています。

仙台青葉学院短期大学

リハビリテーション学科理学療法学専攻

令和3年3月英進進学コース卒業
住吉台中学校出身

何事も諦めずに取り組むことの
大切さを受験を通して学びました
結果が出なくても諦めず
勉強を積み重ねました

 私は指定校推薦をいただき、面接試験を経て仙台青葉学院短期大学リハビリテーション学科に合格することができました。
 高校1年生の頃は、大学受験のことなど一切考えておらず、ただただ目の前のことにだけ集中する毎日でした。勉強をするということもテストの2週間前で、高校2年生になり少しずつ焦りを感じ、将来の夢について詳しく調べるようになりました。昔から医療に関することが好きだった私は、家族が病気になったことがきっかけで、毎日病院へ行くたびに理学療法士の方は患者の方の実際に接し、身体が回復していく姿を見て理学療法士という仕事に興味を持ち憧れを抱くようになりました。
 勉強が苦手な私は、高校3年生から図書館に通いテスト勉強をしていました。暗記教科が多く何度も繰り返し問題を解き、解けるまで諦めませんでした。しかし、テストを終え結果が返され点数も見た時は自分の実力不足を感じました。諦めず勉強したと思っていても、結果に残せていない自分が嫌になりました。それでも諦めず1年間取り組み、最後のテストでは成績を少しでも上げることができました。

面接官の先生のお陰で
緊張せず面接できました

 そして私はこの3年間、書道部に所属をしパフォーマンス部長としても頑張ってきました。3年次には第29回国際高校生選抜書展団体の部で、全国準優勝することができました。学年を重ねるごとに良い結果を残すことができ私にとって大きな成長だと思います。また、指定校推薦をいただくことができたのも書道を3年間し続け、それを指導してくださった顧問の先生のおかげだと思います。諦めず取り組むということは大切だということを改めて知ることができました。
 試験は面接が行われました。受験当日は、緊張しないようにと思っていてもやはり緊張しました。しかし、面接官の優しさ、面白さで一気に緊張がほどけました。最後には安心したのか笑顔で終えることができ、これまで支えてくださった家族、私をご指導してくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
 受験を通して、私が思ったことは部活動をしていてよかったということです。また、決して受験は一人で乗り越えることができないということです。沢山の人の協力、支えたあって乗り越えることができたのだと思います。この感謝を忘れず大学生活を頑張っていきたいと思います。後輩のみなさん、進路を決めるのに大変かと思います。応援してくださっている家族や仲間、先生方への感謝の気持ちを忘れず諦めず頑張ってください。

仙台青葉学院短期大学

言語聴覚学科

令和3年3月英進進学コース卒業
中野中学校出身

合格への強い意志を持ち続け
気を抜かず勉強することが大切です
言語聴覚士として
社会に貢献するのが目標です

 私は高大連携の一環で、東北文化学園大学に行ったときに、様々な分野で活躍することができる言語聴覚士を知り、言語聴覚士になることを目指しました。3年後すぐに働くことができ、支援を必要とする多くの方々のために活躍することができる仙台青葉学院短期大学に進学することを決めました。指定校推薦で進学することを目指していたので積極的に、日々の勉強・資格の取得やボランティア活動を行ってきました。校内模試で高得点を得ることができるように苦手な教科や分野を繰り返し復習したり、長い問題を何度も解いたりすることを中心に勉強しました。定期考査の対策として、配布された対策プリントを解くだけでなく、もう一度教科書の問を解いたり、ワークを繰り返し解くことをしていました。日々の勉強では、毎日の予習・復習はもちろんですが、応用問題にも少しずつ取り組み、実力を上げることに努力しました。

休校期間を勉強や息抜き等
工夫して活用しました

 長期休暇期間には、普段あまりできないことをやっていました。例えば、模試の解き直しだったり、たくさん本を読んだり、時間を有効活用して過ごしていました。勉強だけでなく息抜きで友達と遊んだり、中学の同級生に久しぶりに会うなど、友達との時間も作るようにしていました。指定校推薦で受けたからといっても必ず合格するわけではないので、「合格する」という意志を持ち続け、気を抜かず勉強に取り組むことが大切だと思います。また、この学校に入学して勉強をするという思いを志望大学の先生方に伝えることも大切だと思います。部活動と勉強の両立を継続するのは大変だと思います。しかし、頑張ればその頑張った分が結果として表れてくると思います。なので、自分が目標としている学校に進学できるように、諦めずにやることが大切だと思うので頑張ってください。

仙台青葉学院短期大学

観光ビジネス学科

令和3年3月技能開発コース卒業
石巻山下中学校出身

意志の強さで合格し夢への
一歩を踏み出しました
シャトルバスを利用しバスの
運転手が目標になりました

 私が仙台青葉学院短期大学観光ビジネス学科を目指した理由は、将来、観光バスの運転手になりたいと考えているため観光のことについて少しでも多く学びたいと考えたからです。そう考えたきっかけは、私は石巻に住んでいて毎日登下校はシャトルバスを利用しています。そこで毎日運転手さんが私たちを安全に送り届ける姿を見たり、乗る生徒たちを待っているときに何回も運転手さんたちとお話をしていく中で生徒たちを安全に送り届ける責任ややりがいなどの話を聞くうちに自分も将来観光バスの運転手になって、お客様を安全・安心に送り届けることをしたいと思うようになりました。その職業で必要なお客様とのコミュニケーションのための言語資格取得とグループワーク、フィールドにも積極的に取り組み、コミュニケーション能力を身に付けられると思ったからです。
 私が指定校推薦を目指すために努力したことは、高校3年の時に室長をしていて、元々人のお世話をするのが好きなので、号令をかけることや、進んで環境美化に努めてきました。勉強面では好きな数学を中心にすべての教科において授業態度に気を付け、課題にもしっかり取り組みました。また、やると決めたことは最後までやり遂げる責任感を持っているので観光バスの運転手になってからでも、その性格を生かしていきたいと思います。
 私にとって高校生活とは自分を変える場所であり、また、いろいろな人と出会える場所でした。

仙台赤門短期大学

看護学科

令和3年3月 フレックスコース卒業
利府西中学校出身

時間にゆとりのあるフレックスで
自分に合った受験対策ができました
放課後を活用して
苦手克服に励みました

指定校推薦の受験資格を得るために、日々の授業態度やテストの点数は1年生のときから気を付けていました。授業態度は、授業中に眠くならないために一つ一つの授業に興味を持って受けていました。テストは対策プリントが出るので、それを何回も解きました。フレックスコースは、放課後の時間を使って授業を受けることができます。学校設定科目は種類がたくさんあるので、自分の興味の持った授業を受けることができます。また、フレックスコースは授業が早く終わるので、放課後の時間を有意義に使えます。私は、授業を受けたり、苦手科目の勉強をしていました。自分の空いている時間に勉強ができるので、いいと思います。少しずつ努力していくことで、テストの点数も上がるし、評価も上がるので努力することはいいことだと思います。

受験小論文の受講により
しっかり対策できました

 私が受験した大学の試験内容は、小論文と個別面接でした。小論文は学校の設定科目で受験小論文を受講しました。受験小論文では、自分の進む学科以外の題や、新聞記事を読んでから意見を書きます。いろんな場面から意見を考えることができるので、良い対策ができたなと思いました。面接は、担任の先生と何回かやってから改善点を見つけアドバイスをいただきました。そのアドバイスをもとにして、他の先生とも面接を繰り返しました。本番では少し緊張しましたが、伝えたいことは全て言えたので良かったです。
 これから進学する人達は、今から自分のなりたい職業を確定していた方がいいと思います。そうすると大学を決めるのが少し楽になるのではないかなと思います。あと、大学の情報は多く調べておいた方がいいです。自分に合った大学を知るために必要になります。夢を叶えるために自分の努力を信じて頑張ってください!